JP4964156B2 - 給湯装置 - Google Patents
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Description
制御手段8は、貯湯温度センサ90で検出された温度から貯湯タンク20内に必要な量の湯が残っているか否かを判定する。具体的には、制御手段8は、時間帯に応じて貯湯温度センサ90のうちの1つを貯湯量判定用のセンサとして特定し、特定した貯湯温度センサ90で検出された温度と所定の第1判定温度(例えば45℃)とを比較する。そして、特定した貯湯温度センサ90で検出された温度が所定の第1判定温度を下回っている場合、すなわち貯湯タンク20内に必要な量の湯が残っていない場合には、制御手段8は、適切なタイミングでヒートポンプユニット1および沸き上げポンプ23を稼働させる。沸き上げポンプ23については、沸き上げ温度センサ97で検出される温度が所定の沸き上げ温度(例えば85℃)となるように回転数を調整する。これにより、貯湯タンク20内には、所定の沸き上げ温度の湯が上側から貯えられる。その後、制御手段8は、特定した貯湯温度センサ90で検出される温度が所定の第2判定温度(例えば50℃)となった時、すなわち貯湯タンク20内に必要な量の湯が貯えられた時に、ヒートポンプユニット1および沸き上げポンプ23を停止させて湯生成手段15による湯の生成(沸き上げ)を終了する。
給湯端末4A,4Bの給湯栓が開かれると、制御手段8は、端末温度センサ91,93で検出される温度が台所リモコン6aまたは風呂リモコン6bで設定された端末給湯温度となるように端末混合弁71,73を制御して、貯湯タンク20からの湯と水源からの水との混合比率を調整する。これにより、左世帯の給湯端末4Aには、貯湯タンク20からの湯が左世帯の操作端末6Aで設定された端末給湯温度に調節されて供給され、右世帯の給湯端末4Bには、貯湯タンク20からの湯が右世帯の操作端末6Bで設定された端末給湯温度に調節されて供給される。給湯栓が閉じられると、給湯端末4A,4Bへの給湯が終了する。
台所リモコン6aまたは風呂リモコン6bの風呂自動スイッチ63a,67aが押されると、制御手段8は、電磁弁75,76を開くとともに、風呂温度センサ92,94で検出される温度が風呂リモコン6bで設定された風呂給湯温度となるように風呂混合弁72,74を制御して、貯湯タンク20からの湯と水源からの水との混合比率を調整する。これにより、左世帯の浴槽5Aには、貯湯タンク20からの湯が左世帯の操作端末6Aで設定された風呂給湯温度に調節されて供給され、右世帯の浴槽5Bには、貯湯タンク20からの湯が右世帯の操作端末6Bで設定された風呂給湯温度に調節されて供給される。その後、制御手段8は、二次流通路51,53に設けられた図略の水位センサで検出される水位が所定の浴槽水位となった時に、電磁弁75,76を閉じて浴槽5A,5Bへの湯張りを終了する。
風呂リモコン6bの追い焚きスイッチ67bが押されると、制御手段8は、追い焚きポンプ25,27および風呂ポンプ52,54を稼働させる。その後、制御手段8は、追い焚き温度センサ95,96で検出される温度が風呂リモコン6bで設定された追い焚き温度となった時に、追い焚きポンプ25,27および風呂ポンプ52,54を停止させて追い焚きを終了する。
制御手段8は、双方の台所リモコン6aで休止期間が設定されていない場合、すなわち二世帯使用の場合には、前記の沸き上げ運転において、例えば電気料金の安い深夜時間帯では貯湯温度センサ90のうちの一番下の貯湯温度センサ90を貯湯量判定用のセンサとして特定する。しかし、いずれか一方の台所リモコン6aで休止期間が設定された場合、すなわち一世帯使用の場合には、制御手段8は、前記の沸き上げ運転において、同じ深夜時間帯でも貯湯温度センサ90のうちの例えば下から5番目の貯湯温度センサ90を貯湯量判定用のセンサとして特定する。すなわち、制御手段8は、台所リモコン6aから世帯の総数のうちの給湯すべき世帯数を取得し、給湯すべき世帯数が少なくなるにつれて貯湯温度センサ90のうちのより上側の貯湯温度センサ90を貯湯量判定用のセンサとして特定する。このような特定をすることで、制御手段8は、ヒートポンプユニット1および沸き上げポンプ23の停止のタイミングを早めて、貯湯タンク20に貯えられる湯の量を二世帯使用の場合よりも一世帯使用の場合の方が少なくなるようにする。換言すれば、制御手段8は、台所リモコン6aで選定された給湯すべき世帯数に応じて、選定された世帯数が少なくなるにつれて貯湯タンク20に貯えられる湯の量が少なくなるように、湯生成手段15を制御する。
1a 冷媒回路
1b 圧縮機
1c 高圧側熱交換器
1d 膨張手段
1e 低圧側熱交換器
15 湯生成手段
2 貯湯タンクユニット
20 貯湯タンク
21 送水管
22 送湯管
23 沸き上げポンプ
3A、3B 給湯路
3a,3c 端末給湯路(第1給湯路)
3b,3d 風呂給湯路(第2給湯路)
4A,4B 給湯端末
5A,5B 浴槽
6A,6B 操作端末
6a 台所リモコン
6b 風呂リモコン
62,66 入力部
71,73 端末混合弁(第1混合弁)
72,74 風呂混合弁(第2混合弁)
8 制御手段
Claims (12)
- 複数世帯用の給湯装置であって、
下部に水が供給される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの下部から抜き出した水を加熱して湯とし、その湯を前記貯湯タンクの上部に戻す湯生成手段と、
前記貯湯タンク内に貯えられた湯を前記世帯のそれぞれに導くための複数の給湯路と、
前記給湯路のそれぞれに配設され、前記貯湯タンクからの湯を所定の給湯温度となるように水と混合する混合弁と、
前記世帯ごとに設けられ、対応する世帯における前記給湯温度を各々で独立して設定可能な操作端末と、
前記湯生成手段および前記混合弁を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記世帯の総数のうちの給湯すべき世帯数を取得し、給湯すべき世帯数が少なくなるにつれて前記貯湯タンクに貯えられる湯の量が少なくなるように前記湯生成手段を制御する、給湯装置。 - 前記貯湯タンクには、当該貯湯タンクの表面温度を検出する複数の温度センサが上下方向に並んで配設されており、
前記制御手段は、給湯すべき世帯数が少なくなるにつれて前記温度センサのうちのより上側の温度センサを特定し、特定した温度センサで検出される温度が所定温度となった時に、稼働させた前記湯生成手段を停止させる、請求項1に記載の給湯装置。 - 前記世帯の総数のうちで給湯すべき世帯数を選定可能な選定手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記選定手段で選定された世帯数に応じて前記湯生成手段を制御する、請求項1または2に記載の給湯装置。 - 前記選定手段は、前記操作端末とは別に設けられている、請求項3に記載の給湯装置。
- 前記選定手段は、前記操作端末のうちの1つに設けられている、請求項3に記載の給湯装置。
- 前記選定手段は、前記操作端末のそれぞれに設けられた、それぞれの世帯で給湯すべきか否かを選択可能な選択手段で構成されている、請求項3に記載の給湯装置。
- 前記選択手段は、給湯の不要な休止期間を設定可能な休止設定手段である、請求項6に記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、全ての世帯において前記休止期間が重複するように設定された場合は、いずれかの世帯の休止期間が終了するまで、またはいずれかの世帯で休止が解除されるまで前記湯生成手段による湯の生成を停止する、請求項7に記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、前記給湯路のうちで所定時間以上湯が流れない未使用の給湯路がある場合には、前記世帯の総数から未使用の給湯路の数を引いた数を給湯すべき世帯数として得る、請求項1または2に記載の給湯装置。
- 前記湯生成手段は、圧縮機、高圧側熱交換器、膨張手段、および低圧側熱交換器が順に接続された冷媒回路を有するヒートポンプユニットと、前記高圧側熱交換器と前記貯湯タンクの下部とを接続する送水管と、前記高圧側熱交換器と前記貯湯タンクの上部とを接続する送湯管と、前記送水管または前記送湯管に設けられたポンプと、を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の給湯装置。
- 前記ヒートポンプユニットは、冷媒として二酸化炭素が用いられたものである、請求項10に記載の給湯装置。
- 前記給湯路のそれぞれは、前記貯湯タンク内に貯えられた湯を給湯端末に供給する第1給湯路と、前記貯湯タンク内に貯えられた湯を浴槽に供給する第2給湯路とを含み、
前記混合弁は、前記第1給湯路のそれぞれに配設され、前記貯湯タンクからの湯を前記給湯端末用の所定の第1給湯温度となるように水と混合する第1混合弁と、前記第2給湯路のそれぞれに配設され、前記貯湯タンクからの湯を前記浴槽用の所定の第2給湯温度となるように水と混合する第2混合弁とで構成されており、
前記操作端末は、対応する世帯における前記第1給湯温度および前記第2給湯温度を各々で独立して設定可能なものである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の給湯装置。
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