JP6848562B2 - 通信装置、電子時計、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、電子時計、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信装置、電子時計、通信方法、及びプログラムに関する。
近距離無線通信により、スマートフォン、フィーチャー・フォン等の携帯電話に接続し、自動的に時刻を修正する機能を持った電子時計が知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話と腕時計型端末をBluetooth(登録商標)で接続し、腕時計型端末の時計を携帯電話の時計を基準にして時刻合わせをする時刻修正システム、携帯電話装置及び腕時計型携帯電話端末が開示されている。また、最近では、Bluetooth(登録商標)に代えて、さらに低消費電力のBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を用いて自動時刻修正する電子時計も出現している。これらの電子時計は、飛行機で海外の目的地に着いたらすぐに現地時刻が表示されるようにするために、自動時刻修正の頻度を上げる傾向にある。
特開2009−1118403号公報
特許文献1に開示されているような腕時計型端末は、タイムゾーンが変更されたとき、速やかに時刻が変更されるように、1日に数回携帯電話に自動的に接続し、時刻修正を行っている。一方、タイムゾーンの変更が頻繁に無いユーザにとっては、時計の精度は月差±15秒程度であるため、1日に数回も自動時刻修正を実行する必要はなく、不要な自動時刻修正のために無駄に多くの電力を消費している。
この発明の目的は、ユーザに適した時刻に速やかに修正するとともに、消費電力を抑制することが可能な通信装置、電子時計、通信方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信装置は、
外部装置から外部時刻を受信する通信部と、
時刻を計時する計時部と、
ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、
前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くし、
前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る通信装置は、
外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、
時刻を計時する計時部と、
ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、
前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させ、
前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする。
本発明に従うと、ユーザに適した時刻に速やかに修正するとともに、消費電力を抑制する。
第1実施形態に係る電子時計の構成例を示す図である。 第1実施形態に係る電子時計の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電子時計の制御部が実行するリセット処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子時計の制御部が実行する手動時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子時計の制御部が実行するカウント処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子時計の制御部が実行する自動時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子時計の制御部が実行する時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子時計の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る都市・時差記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 第2実施形態に係る電子時計の制御部が実行する時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る電子時計の制御部が実行するタイム接続処理の制御手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る電子時計の制御部が実行する頻度変更処理の制御手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る電子時計の制御部が実行する自動時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る電子時計の機能構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る電子時計の制御部が実行する電池電圧検出処理の制御手順を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る電子時計の制御部が実行する自動時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る電子時計の機能構成を示すブロック図である。 第6実施形態に係る電子時計の制御部が実行するスリープ制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 第7実施形態に係る電子時計の機能構成を示すブロック図である。 第7実施形態に係る電子時計の制御部が実行する頻度変更処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例に係る電子時計の制御部が実行する時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子時計1(通信装置)の外観図である。電子時計1は、上面が風防ガラスで構成されたケース10と、ケース10の側面に配置されたりゅうず21及び押しボタンスイッチ22〜25とを備える。また、ケース10の内部には、風防ガラス越しから視認可能に、文字盤31と各指針(時針32、分針33、秒針34)と日車35が設けられている。文字盤31は、時刻を表す標識や目盛が設けられている。文字盤31上で各指針(時針32、分針33、秒針34)が回転して、第一の地域における現在の時刻、即ち、第一の地域の現地時刻(ローカルタイム)を表示する。日車35は、現在の日付を表示する。なお、以下の説明では、指針(時針32、分針33、秒針34)が示す時刻をホームタイムとも表記する。
また、文字盤31の9時方向には、小時計40が設けられている。小時計40は、文字盤41と、各指針(時針42、分針43)とを備える。文字盤41上で各指針(時針42、分針43)が回転して、ホームタイムとは異なる時刻(例えば、第二の地域における現地時刻)を表示することができる。なお、以下の説明では、小時計40の指針(時針42、分針43)が示す時刻をデュアルタイムとも表記する。
りゅうず21及び押しボタンスイッチ22〜25は、それぞれユーザからの入力操作を受け付ける。りゅうず21は、ケース10から2段階の引き出しが可能であり、2段階引き出された状態で回転操作することにより、ホームタイムの時刻や協定世界時(UTC: Coordinated Universal Time)との時差を手動で修正することができる。押しボタンスイッチ22〜25は、修正モードの変更、夏時間の切り替え、ホームタイムとデュアルタイムの入れ替え、外部装置との接続等の際に操作される。
続いて、電子時計1のハード構成について説明する。図2に示すように、電子時計1は、プロセッサ101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スイッチ104と、計時回路105と、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)106と、無線通信モジュール107と、モータドライバ108と、モータ109と、輪列機構110と、針・日車111と、を備える。
プロセッサ101は、各種の制御プログラムを実行して電子時計1全体を統括制御する。ROM102には、プロセッサ101が実行する制御プログラムや制御プログラムを実行する上で予め必要な各種のデータが格納される。RAM103には制御プログラム実行中に作成されたり変更されたりする各種のデータが格納され、プロセッサ101が作業するためのワークスペースとして機能する。
スイッチ104は、ユーザからの入力操作を受け付けて、入力操作に応じた電気信号をプロセッサ101に出力する。スイッチ104には、上述したりゅうず21や押しボタンスイッチ22〜25が含まれている。
計時回路105は水晶発振器や分周回路等を備え、分周回路から取得した信号の回数を計数することで現在の日時を計数し、計数した結果をプロセッサ101に出力する。
UART106は、プロセッサ101が扱うパラレル信号と無線通信モジュール107が扱うシリアル信号とを相互変換する。無線通信モジュール107はBLEモジュールやアンテナを備え、スマートフォン等の外部の通信装置とデータ通信する。後述する自動時刻修正処理は、無線通信モジュール107を介して行われる。
モータドライバ108は、プロセッサ101からの指示に基づき、モータ109に駆動パルス信号を出力する。モータ109はステッピングモータであり、モータドライバ108から入力された駆動パルスに従って、輪列機構110を駆動させる。なお、モータ109をステッピングモータ以外のモータで構成してもよい。
輪列機構110は、複数の歯車の組み合わせによって構成される。輪列機構110は、モータ109の回転動作に応じて、針・日車111をそれぞれ所定の角度ずつ回転させる。なお、通常、モータ109、輪列機構110、針・日車111は、針の種類や日車毎に複数備えられている。
例えば、プロセッサ101が時針用のモータ109を2分に1回駆動させる毎に、時針用の輪列機構110により針・日車111の時針が1度回転する。また、プロセッサ101が分針用のモータ109を1秒に1回駆動させる毎に、分針用の輪列機構110により針・日車111の秒針が6度、分針が1/10度回転する。また、プロセッサ101がデュアルタイム用のモータ109を60秒に1回駆動させる毎に、デュアルタイム用の輪列機構110により小時計40の針・日車111の分針が6度、時針が1/2度回転する。
なお、ここでは電子時計1は針や日車が機械的に動くアナログ式の時計として説明したが、液晶や有機EL(Electro-Luminescence)等の表示デバイスで構成された表示画面に日時を表示するデジタル式の時計でも良い。例えば液晶画面を持つデジタル式の時計の場合は、モータドライバ108、モータ109、輪列機構110及び針・日車111の代わりに、液晶ドライバ及び液晶表示デバイスを備え、プロセッサ101は現在の時刻を液晶ドライバ経由で液晶表示デバイスに表示させる。
次に、電子時計1の機能構成について説明する。図2に示すように、電子時計1は、制御部210と、記憶部220と、計時部241と、出力部242と、操作受付部243と、通信部244と、を備える。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ101を備え、記憶部220に記憶されたプログラムを実行することにより、電子時計1の各部(自動時刻修正部211、手動時刻修正部212、頻度変更部213)の機能を実現する。これらの自動時刻修正部211、手動時刻修正部212、及び頻度変更部213は、単一のプロセッサ又は制御部210で機能を実現しても良いし、各々別個にプロセッサ又は制御部210が設けられて各機能が実現されても良い。
自動時刻修正部211としての制御部210は、計時部241により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する。本実施形態において、制御部210は、後述する自動時刻修正回数記憶部230に記憶された頻度で、通信部244を介してスマートフォン等の外部装置と通信して外部装置の時刻(外部時刻)を受信する。そして、制御部210は、記憶部220に記憶されているホームタイムの時刻と、通信部244により受信された外部時刻との差が所定範囲内(例えば±7.5分)である場合、記憶部220に記憶されているホームタイムの時刻を外部時刻に修正する。
手動時刻修正部212としての制御部210は、操作受付部243によりユーザからの時刻修正操作が受け付けられると、受け付けられた時刻修正操作に基づいて、計時部241により計時される時刻を修正する。本実施形態において、操作受付部243は、計時部241により計時される時刻をユーザにより指定された時刻に修正するための操作を時刻修正操作として受け付ける。そして、制御部210は、記憶部220に記憶されているホームタイムの時刻をユーザにより指定された時刻に修正する。
頻度変更部213としての制御部210は、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けた後、所定時間(例えば24時間)が経過するまで、時刻修正処理を実行する頻度を、時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする。本実施形態において、制御部210は、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けると、後述する自動時刻修正カウンタ229を24にセットし、1時間経過するたびに自動時刻修正カウンタ229から1を減算することにより、24時間を所定時間としてカウントする。また、制御部210は、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けた後、後述する自動時刻修正回数記憶部230に記憶された1日当たりの自動時刻修正回数に24をセットすることにより、1日当たり24回すなわち1時間間隔に時刻修正動作を実行する頻度を変更する。また、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0になると、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に4をセットすることにより、1日当たり4回すなわち6時間間隔に時刻修正動作を実行する頻度を変更する。
記憶部220は、ROM102やRAM103等を備える。RAM103は、ホームタイムの時差(ホームタイムと協定世界時(UTC)との時差)を記憶するHT(Home Time)時差記憶部221、ホームタイムの夏時間情報を記憶するHT_DST(Daylight Saving Time)記憶部222、ホームタイムの日付(年月日)及び時刻(時分秒)を記憶するHT日付時刻記憶部223、デュアルタイムの時差(デュアルタイムと協定世界時(UTC)との時差)を記憶するDT(Dual Time)時差記憶部224、デュアルタイムの夏時間情報を記憶するDT_DST記憶部225、デュアルタイムの日付(年月日)及び時刻(時分秒)を記憶するDT日付時刻記憶部226、ホームタイム及びデュアルタイムで共通に使用する1/256秒単位の秒未満の情報を記憶する1/256秒記憶部227、現在の電子時計1のモード(通常モード、時刻修正モード等)を記憶するモード記憶部228、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けてから所定時間をカウントする自動時刻修正カウンタ229、及び時刻修正処理を実行する1日当たりの自動時刻修正回数(頻度)を記憶する自動時刻修正回数記憶部230を備える。
HT時差記憶部221及びDT時差記憶部224に記憶される時差が取り得る値は、−12時間から+14時間までの範囲である。HT_DST記憶部222及びDT_DST記憶部225に記憶される夏時間情報が取り得る値は0(標準時)又は+1時間(夏時間)である。HT日付時刻記憶部223及びDT日付時刻記憶部226に記憶される値は年月日時分秒である。1/256秒記憶部227に記憶されている値は後述する計時部241と制御部210での計時処理により、1秒の1/256のタイミングで1ずつ加算されている。そして、1/256秒記憶部227に記憶されている値が255になったタイミングの1/256秒後には、1/256秒記憶部227に記憶される値は0になり、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの秒とDT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの秒とが各々1加算される。そして、ホームタイム及びデュアルタイムの秒が59秒になったタイミングの1秒後には、それぞれの秒は0になり、分の情報が1加算される。分以上の情報についても同様である。
計時部241は計時回路105を備え、現在の日時を計数し、計数した結果を制御部210に出力する。制御部210は計時部241から入力された計数結果に基づき、記憶部220のHT日付時刻記憶部223、DT日付時刻記憶部226及び1/256秒記憶部227に記憶されている情報を更新する計時処理を行う。なお、計時部241の機能は、制御部210により実現されても良い。
出力部242は時刻表示部を備える。時刻表示部は、モータドライバ108、モータ109、輪列機構110及び針・日車111を備え、現在時刻を表示する。電子時計1が液晶表示部を持つデジタル式の時計の場合は、時刻表示部は液晶ドライバ及び液晶表示デバイスを備える。
操作受付部243は、りゅうず21や押しボタンスイッチ22〜25を含むスイッチ104を備える。本実施形態において、操作受付部243は、ユーザから計時部241により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける。例えば、時刻修正操作は、「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」「ホームタイム夏時間切り替え」「ホームタイム時差修正」「ホームタイム日付時刻修正」等、ホームタイムの時刻をユーザにより指定された時刻に修正するための操作である。
通信部244は、無線通信モジュール107を備え、スマートフォン等の外部装置とデータ通信する。データ通信の内容としては、時刻修正のための「時差及び夏時間の情報」の送信要求及び受信、「日付時刻及び1/256秒の情報」の送信要求及び受信、また、リモート操作のためのコマンド受信等がある。
次に本実施形態に係る電子時計1のリセット処理について、図3を参照して説明する。リセット処理は、自動時刻修正カウンタ229及び自動時刻修正回数記憶部230に記憶される自動時刻修正回数の初期値を設定する処理であり、例えば電子時計1の電源がオンになると開始される。

本処理を開始すると、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする(ステップS101)。そして、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶されている自動時刻修正回数を4にセットし(ステップS102)、本処理を終了する。

以上の処理により、制御部210は、初期状態において、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり4回に設定する。なお、初期状態における時刻修正処理を実行する頻度は、1日当たり4回に限られず、任意の回数を設定することができる。
次に本実施形態に係る電子時計1の手動時刻修正処理について、図4を参照して説明する。この処理は、操作受付部243がユーザから時刻修正操作を受け付けると開始される。
まず、制御部210は、操作受付部243が受け付けた時刻修正操作の操作内容を取得する(ステップS201)。次に、制御部210は、その取得した操作内容に応じて、HT日付時刻記憶部223に記憶されるホームタイムの時刻を修正する(ステップS202)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットする(ステップS203)。そして、制御部210は、自動時刻修正回数230に24をセットし(ステップS204)、処理を終了する。
以上の処理により、制御部210は、時刻修正操作を受け付けた後、所定時間(24時間)が経過するまでは、時刻修正処理を実行する1日当たりの回数を4回から24回に増加させる。なお、所定時間は24時間に限られず、任意の時間を設定することができる。また、所定時間内の時刻修正処理を実行する頻度は、1日当たり24回に限られず、初期状態での回数よりも大きい任意の回数を設定することができる。
次に本実施形態に係る電子時計1のカウント処理について図5を参照して説明する。制御部210は、自動時刻修正カウンタ229を用いて24時間をカウントするために、電子時計1の計時処理中に時キャリーが発生した時(毎時59分59秒の1秒後に時が繰り上がる時)に、このカウント処理を実行する。
まず、制御部210は、時キャリー(時の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS301)。時キャリーが発生した場合(ステップS301;Yes)、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0より大きいかを判定する(ステップS302)。自動時刻修正カウンタ229が0より大きい場合(ステップS302;Yes)、制御部210は自動時刻修正カウンタ229の値を1減算する(ステップS303)。
次に、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0か否かを判定する(ステップS304)。自動時刻修正カウンタ229が0の場合(ステップS304;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を4にセットする(ステップS305)。そして、制御部210は、ステップS301に戻って時キャリーが発生するまで待機する。
時キャリーが発生していない場合(ステップS301;No)、自動時刻修正カウンタ229が0以下の場合(ステップS302;No)、及び自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS304;No)、制御部210は、ステップS301に戻って時キャリーが発生するまで待機する。
以上の処理により、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229により1時間単位で、時刻修正操作を受け付けた後の経過時間をカウントする。また、制御部210は、時刻修正操作を受け付けた後、24時間が経過した場合、自動時刻修正回数を1日当たり4回に戻す。
次に本実施形態に係る電子時計1の自動時刻修正処理について、図6を参照して説明する。この処理は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数が示す頻度で外部装置と接続し、電子時計1のホームタイムの時刻を外部装置の持つ時刻(外部時刻)に自動的に合わせる処理である。
まず、制御部210は、分キャリー(毎分59秒の1秒後に発生する分の繰り上がり)が発生したか否かを判定する(ステップS401)。分キャリーが発生した場合(ステップS401;Yes)、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数nが4又は24のうちいずれであるか判定する(ステップS402)。分キャリーが発生していない場合(ステップS401;No)、制御部201は、分キャリーが発生するまで待機する。
自動時刻修正回数nが4のとき(ステップS402;n=4)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02、又は23:02であるか否かを判定する(ステップS403)。ホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02、又は23:02である場合(ステップS403;Yes)、制御部210は、時刻修正処理を実行する(ステップS405)。ホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02、又は23:02でないとき(ステップS403;No)、制御部210は、ステップS401に戻って分キャリーが発生するまで待機する。
自動時刻修正回数nが24のとき(ステップS402;n=24)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(分)が02であるか否かを判定する(ステップS404)。ホームタイムの時刻(分)が02である場合(ステップS404;Yes)、制御部210は、時刻修正処理を実行する(ステップS405)。ホームタイムの時刻(分)が02でないとき(ステップS404;No)、制御部210は、ステップS401に戻って分キャリーが発生するまで待機する。
次に、本実施形態に係る電子時計1の時刻修正処理について、図7を参照して説明する。最初に、制御部210は、通信部244を介して、外部装置との接続を確立するための接続処理を実行する(ステップS501)。
そして、制御部210は、外部装置に対し、時差及び夏時間(DST)の情報の送信を要求する(ステップS502)。外部装置はこの要求を受信すると、要求した電子時計1に対して、自機の持つ時計の時差及び夏時間(DST)の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部装置が送信した時差及び夏時間(DST)の情報を受信する(ステップS503)。
次に、制御部210は、通信部244を介して、外部装置に対し、日付時刻及び1/256秒の情報の送信を要求する(ステップS504)。外部装置はこの要求を受信すると、要求した電子時計1に対して、自機の持つ時計の日付時刻及び1/256秒の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部装置が送信した日付時刻及び1/256秒の情報を受信する(ステップS505)。
次に、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS506)。自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS506;No)、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻と受信した日付時刻との差の絶対値が7.5分以下か否かを判定する(ステップS507)。制御部210は、その絶対値が7.5分以下でない場合(ステップS507;No)、ステップS510に進む。
自動時刻修正カウンタ229が0である場合(ステップS506;Yes)、又はHT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻と受信した日付時刻との差の絶対値が7.5分以下である場合(ステップS507;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットし、受信した夏時間の情報をHT_DST記憶部222にセットし、受信した時差をHT時差記憶部221にセットする(ステップS508)。
次に、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻から、HT時差記憶部221に記憶されている時差とHT_DST記憶部222に記憶されている夏時間の情報を引いて算出した協定世界時(UTC)に、DT時差記憶部224に記憶されている時差とDT_DST記憶部225に記憶されている夏時間の情報を足して、デュアルタイムの日付時刻を求め、それをDT日付時刻記憶部226にセットする(ステップS509)。そして、制御部210は、外部装置との接続を切断するための切断処理を実行し(ステップS510)、図6のステップS401に戻る。
以上の処理により、制御部210は、時刻修正処理を実行する頻度が1日当たり4回に設定されている場合、6時間毎に外部装置と接続し、ホームタイムの時刻を外部装置から受信した外部時刻に修正する。また、制御部210は、時刻修正処理を実行する頻度が1日当たり24回に設定されている場合、1時間毎に外部装置と接続し、ホームタイムの時刻を外部装置から受信した外部時刻に修正する。なお、上記の例では、時刻修正処理を実行するタイミングは、1日当たり4回の場合、毎日の5:02、11:02、17:02、及び23:02のタイミングに設定され、1日当たり24回の場合、毎時02分のタイミングに設定されているが、任意のタイミングに設定可能である。ただし、毎時00分のタイミングでは電子時計1は時報の処理等で処理が多い状態になっていることが多いため、時刻修正処理のタイミングは毎時00分のタイミングは避けた方が好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る電子時計1の制御部210は、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、時刻修正処理を実行する頻度を、時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする。従って、ユーザにより手動で電子時計1の時刻が修正された後に、ユーザの移動によりタイムゾーンが変更された場合でも、ユーザに適した時刻に速やかに修正することができる。また、電子時計1の制御部210は、時刻修正操作を受け付けてから所定時間経過後には、もとの頻度に戻すため、時刻修正処理による消費電力の増加を抑制することができる。
また、本実施形態において、操作受付部243は、計時部241により計時される時刻をユーザにより指定された時刻に修正するための操作を、時刻修正操作として受け付ける。そのため、計時部241により計時される時刻がユーザにより指定された時刻に修正された後に、ユーザの移動によりタイムゾーンが変更された場合でも、ユーザに適した時刻に速やかに修正することができる。
(第2実施形態)
上記の第1実施形態では、ユーザにより手動で電子時計1のホームタイムの時刻が修正された場合に、時刻修正処理を実行する頻度を所定時間増加させる例について説明した。第2実施形態では、ユーザにより手動で電子時計1のホームタイムの協定世界時(UTC)からの時差に対応する都市が修正された場合に、時刻修正処理を実行する頻度を変更する例について説明する。以下の説明において、第1実施形態と同様の構成には、同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る電子時計1の機能構成について説明する。図8に示すように、電子時計1において、記憶部220は、図2に示す第1実施形態の記憶部220の構成から、都市と時差との対応関係を記憶する都市・時差記憶部231をさらに備える。また、制御部210は、第1実施形態における自動時刻修正部211及び手動時刻修正部212に代えて、自動時刻修正部211a及び手動時刻修正部212aとして機能する。
図9に都市・時差記憶部231に格納されるデータの一例を示す。図9に示すように、都市・時差記憶部231は、都市を示す都市コードと、その都市における協定世界時(UTC)からの時差とを対応付けて記憶する。
自動時刻修正部211aとしての制御部210は、計時部241により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する。本実施形態において、制御部210は、後述する自動時刻修正回数記憶部230に記憶された頻度で、通信部244を介してスマートフォン等の外部装置と通信して外部装置の時刻(外部時刻)と、協定世界時(UTC)からの時差とを受信する。そして、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差と、通信部244により受信された時差とが一致する場合、記憶部220に記憶されているホームタイムの時刻を外部時刻に修正する。
手動時刻修正部212aとしての制御部210は、操作受付部243によりユーザから計時部241が計時する時刻に対応する都市を修正するための都市修正操作が受け付けられると、修正された都市に基づいて、HT時差記憶部221に記憶されているHT時差と、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻を修正する。本実施形態において、制御部210は、操作受付部243により受け付けられた都市を示す都市コードに対応する時差を都市・時差記憶部231を参照して特定し、HT時差記憶部221に記憶されている時差を特定された時差に修正する。
次に、本実施形態に係る電子時計1の時刻修正処理について、図10を参照して説明する。制御部210は、図7に示す第1実施形態に係る時刻修正処理のステップS501〜S506及びS508〜S510と同様の処理をステップS601〜S606及びS608〜S610において実行する。
また、ステップS607において、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶されているHT時差と受信した時差とが一致するか否かを判定する。制御部210は、HT時差と受信した時差とが一致すると判定した場合、ステップS608に進む。一方、制御部210は、HT時差と受信した時差とが一致しないと判定した場合、ステップS610に進む。
なお、以上の処理において、制御部210は、操作受付部243によりユーザから都市が受け付けられると、その受け付けられた都市に対応する都市コードを記憶部220に記憶してもよい。さらに、制御部210は、通信部244を介してスマートフォン等の外部装置と通信して外部装置の時刻(外部時刻)と、都市コードとを受信してもよい。この場合、ステップS607において、制御部210は、記憶部220に記憶された都市コードと受信した都市コードとが一致するか否かを判別し、一致する場合にステップS608に進み、一致しない場合にステップS610に進む。
以上説明したように、本実施形態に係る電子時計1の制御部210は、操作受付部243が電子時計1のホームタイムの協定世界時(UTC)からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、時刻修正処理を実行する頻度を、都市修正操作を受け付ける前よりも高くする。従って、ユーザにより手動で電子時計1のホームタイムの時差に対応する都市が修正された後に、ユーザの移動によりタイムゾーンが変更された場合でも、ユーザに適した時刻に速やかに修正することができる。また、電子時計1の制御部210は、都市修正操作を受け付けてから所定時間経過後には、もとの頻度に戻すため、時刻修正処理による消費電力の増加を抑制することができる。
(第3実施形態)
上記の第1実施形態では、操作受付部243が、計時部241により計時される時刻をユーザにより指定された時刻に修正するための操作を、時刻修正操作として受け付ける例について説明した。しかし、操作受付部243は、外部装置から外部時刻を受信して、計時部241により計時される時刻を当該受信された外部時刻に修正するための操作(タイム接続操作)を、時刻修正操作として受け付けてもよい。
本実施形態に係る電子時計1のタイム接続処理について、図11を参照して説明する。この処理は、操作受付部243がユーザからタイム接続操作を受け付けると開始される。
まず、制御部210は、操作受付部243がタイム接続操作を受け付けると、図7に示す時刻修正処理を実行する(ステップS701)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットする(ステップS702)。そして、制御部210は、自動時刻修正回数230に24をセットし(ステップS703)、処理を終了する。
以上の処理により、制御部210は、タイム接続操作を受け付けた後、所定時間(24時間)が経過するまでは、時刻修正処理を実行する1日当たりの回数を4回から24回に増加させる。従って、タイム接続処理が実行された後に、ユーザの移動によりタイムゾーンが変更された場合でも、ユーザに適した時刻に速やかに修正することができる。また、電子時計1の制御部210は、タイム接続操作を受け付けてから所定時間経過後には、もとの頻度に戻すため、時刻修正処理による消費電力の増加を抑制することができる。
(第4実施形態)
上記の第1実施形態〜第3実施形態において、時刻修正操作または都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、時刻修正処理を実行する頻度を高する例について説明した。本実施形態では、さらに、通信部244により受信された時差が、所定時間よりも長い所定期間変化しない場合、時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作または都市修正操作を受け付ける前より低くする例について説明する。
本実施形態に係る電子時計1の頻度変更処理について図12を参照して説明する。制御部210は、電子時計1の計時処理中に月キャリーが発生した時(毎月の月末日23時59分59秒の1秒後に月が繰り上がる時)に、この頻度変更処理を実行する。
まず、制御部210は、月キャリー(月の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS801)。月キャリーが発生した場合(ステップS801;Yes)、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0か否かを判定する(ステップS802)。月キャリーが発生していない場合(ステップS801;No)、又は自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS802;No)、制御部210は、ステップS801に戻る。
自動時刻修正カウンタ229が0である場合(ステップS802;Yes)、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が3ヶ月以上変更されていないか否かを判定する(ステップS803)。制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が3ヶ月以上変更されていない場合(ステップS803;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に1をセットし(ステップS804)、ステップS801に戻る。
HT時差記憶部221に記憶された時差が3ヶ月以内に変更された場合(ステップS803;No)、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が2ヶ月以上変更されていないか否かを判定する(ステップS805)。制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が2ヶ月以上変更されていない場合(ステップS805;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に2をセットし(ステップS806)、ステップS801に戻る。
HT時差記憶部221に記憶された時差が2ヶ月以内に変更された場合(ステップS805;No)、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が1ヶ月以上変更されていないか否かを判定する(ステップS807)。制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が1ヶ月以上変更されていない場合(ステップS807;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に3をセットし(ステップS808)、ステップS801に戻る。
HT時差記憶部221に記憶された時差が1ヶ月以内に変更された場合(ステップS807;No)、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に4をセットし(ステップS809)、ステップS801に戻る。
以上の処理により、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が最後に変更されてから1ヶ月経過する度に時刻修正処理を実行する回数を1回ずつ減少させ、頻度を低くする。そして、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が最後に変更されてから3ヶ月以上経過すると、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり1回に設定する。
次に本実施形態に係る電子時計1の自動時刻修正処理について、図13を参照して説明する。制御部210は、図6に示す自動時刻修正処理のステップS401〜S405と同様の処理をステップS901,S902,S906〜908において実行するとともに、以下のステップS903〜S905の処理をさらに実行する。
自動時刻修正回数nが1のとき(ステップS902;n=1)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が17:02であるか否かを判定する(ステップS903)。ホームタイムの時刻(時分)が17:02であるとき(ステップS903;Yes)、時刻修正処理を実行する(ステップS908)。ホームタイムの時刻(時分)が17:02でないとき(ステップS903;No)、制御部210は、ステップS901に戻って分キャリーが発生するまで待機する。
自動時刻修正回数nが2のとき(ステップS902;n=2)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が11:02又は23:02であるか否かを判定する(ステップS904)。ホームタイムの時刻(時分)が11:02又は23:02であるとき(ステップS904;Yes)、時刻修正処理を実行する(ステップS908)。ホームタイムの時刻(時分)が11:02又は23:02でないとき(ステップS904;No)、制御部210は、ステップS901に戻って分キャリーが発生するまで待機する。
自動時刻修正回数nが3のとき(ステップS902;n=3)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が0:02、8:02、又は16:02であるか否かを判定する(ステップS905)。ホームタイムの時刻(時分)が0:02、8:02、又は16:02であるとき(ステップS905;Yes)、時刻修正処理を実行する(ステップS908)。ホームタイムの時刻(時分)が0:02、8:02、又は16:02でないとき(ステップS905;No)、制御部210は、ステップS901に戻って分キャリーが発生するまで待機する。
以上説明したように、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶された時差が変更されてから経過した期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。これにより、時差が頻繁に変化しない、すなわちタイムゾーンの変更を伴う移動を頻繁にしないユーザにとっては、電子時計1が時刻修正処理を実行する頻度を低くすることにより、より電子時計1の消費電力を抑制することができる。
(第5実施形態)
第1実施形態〜第4実施形態に係る電子時計1において、さらに電子時計1に電力を供給する電池の電圧を検出し、検出された電圧が低いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くしてもよい。以下、第5実施形態に係る電子時計1の機能構成について説明する。図14に示すように、電子時計1において、制御部210は、第1実施形態における頻度変更部213に代えて、頻度変更部213bとして機能する。また、制御部210は、電池電圧検出部214としてさらに機能する。
電池電圧検出部214としての制御部210は、電子時計1に電力を供給する電池(図示せず)の電圧(電池電圧)を検出する。頻度変更部213bは、電池電圧検出部214により検出された電池電圧が低いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。本実施形態において、頻度変更部213bは、検出された電池電圧が閾値V1よりも低い場合(電池電圧がLowレベル2の場合)、時刻修正処理を実行しない、すなわち時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり0回に設定する。また、頻度変更部213bは、検出された電池電圧が閾値V1以上閾値V2(V1<V2)未満の場合(電池電圧がLowレベル1の場合)、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり1回に設定する。また、頻度変更部213bは、検出された電池電圧が閾値V2以上である場合(電池電圧がMiddleレベルまたはHighレベルの場合)、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり4回に設定する。
次に、本実施形態に係る電子時計1の電池電圧検出処理について図15を参照して説明する。制御部210は、例えば電子時計1の電源がオンされたことを契機として、この電池電圧検出処理を実行する。
まず、制御部210は、電子時計の電池電圧を検出する(ステップS1001)。そして、制御部210は、検出された電池電圧が閾値V1よりも小さいか否かを判定する(ステップS1002)。制御部210は、検出された電池電圧が閾値V1よりも小さい場合(ステップS1002;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を0にセットする(ステップS1003)。そして、制御部210は、ステップS1001に戻る。
検出された電池電圧が閾値V1以上である場合(ステップS1002;No)、制御部210は、検出された電池電圧が閾値V2よりも小さいか否かを判定する(ステップS1004)。制御部210は、検出された電池電圧が閾値V2よりも小さい場合(ステップS1004;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を1にセットする(ステップS1005)。そして、制御部210は、ステップS1001に戻る。
検出された電池電圧が閾値V2以上である場合(ステップS1004;No)、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0か否かを判定する(ステップS1006)。制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0である場合(ステップS1006;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を4にセットする(ステップS1007)。そして、制御部210は、ステップS1001に戻る。また、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS1006;No)、ステップS1001に戻る。
次に本実施形態に係る電子時計1の自動時刻修正処理について、図16を参照して説明する。制御部210は、図6に示す自動時刻修正処理のステップS401〜S405と同様の処理をステップS1101,S1102,S1104〜1106において実行するとともに、以下のステップS1103の処理をさらに実行する。
自動時刻修正回数nが0のとき(ステップS1102;n=0)、制御部210は、ステップS1101に戻る。
自動時刻修正回数nが1のとき(ステップS1102;n=1)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が17:02であるか否かを判定する(ステップS1103)。ホームタイムの時刻(時分)が17:02であるとき(ステップS1103;Yes)、時刻修正処理を実行する(ステップS1106)。ホームタイムの時刻(時分)が17:02でないとき(ステップS1103;No)、制御部210は、ステップS1101に戻る。
以上説明したように、制御部210は、検出された電子時計1の電池電圧が低いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。これにより、電子時計1の電池電圧が低い場合に、より電子時計1の消費電力を抑制することができる。
(第6実施形態)
第1実施形態〜第5実施形態に係る電子時計1において、所定の動作を停止しているスリープ状態である期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くし、スリープ状態から解除するときに、時刻修正処理を実行してもよい。以下、第6実施形態に係る電子時計1の機能構成について説明する。図17に示すように、電子時計1において、制御部210は、第1実施形態における頻度変更部213に代えて、頻度変更部213cとして機能する。また、制御部210は、スリープ制御部215としてさらに機能する。
スリープ制御部215としての制御部210は、所定の動作を停止させるスリープ状態を制御する。本実施形態において、電子時計1は、例えば電子時計1の周囲の明るさを検知する明暗センサ(図示せず)を備え、制御部210は、明暗センサが検知する明るさが所定値以上か、すなわち電子時計1が使用されているか否かを判別する。そして、制御部210は、明暗センサが検知する明るさが所定値よりも小さい状態、すなわち電子時計1が使用されていない状態が所定時間(例えば1時間)続いた場合、秒針の動作を停止させるスリープ状態に移行する。また、制御部210は、スリープ状態が所定期間(例えば1週間)続いた場合、全ての指針の動作を停止させる完全スリープ状態に移行する。また、制御部210は、スリープ状態または完全スリープ状態において、明暗センサが検知する明るさが所定値以上である場合、すなわち電子時計1が使用されていると判別した場合、スリープ状態または完全スリープ状態を解除し、全ての指針を動作させる。
頻度変更部213cとしての制御部210は、スリープ状態である期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くし、スリープ状態から解除するときに、時刻修正処理を実行する。本実施形態において、制御部210は、スリープ状態に移行すると、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり1回に設定し、完全スリープ状態に移行すると、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり0回に設定する。また、制御部210は、スリープ状態または完全スリープ状態を解除すると、時刻修正処理を実行し、以降の時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり4回に設定する。
次に、本実施形態に係る電子時計1のスリープ制御処理について図18を参照して説明する。制御部210は、例えば電子時計1の電源がオンされたことを契機として、このスリープ制御処理を実行する。
まず、制御部210は、検知された電子時計1の周囲の明るさが所定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS1201)。検知された明るさが所定値よりも小さい場合(ステップS1201;Yes)、検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS1202)。そして、明るさが所定値以上である場合(ステップS1201;No)、または検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1時間以上継続していない場合(ステップS1202;No)、制御部210は、ステップS1201に戻る。
検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1時間以上継続している場合(ステップS1202;Yes)、制御部210は、スリープ状態に移行する(ステップS1203)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする(ステップS1204)。また、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に1をセットする(ステップS1205)。
また、制御部210は、検知された電子時計1の周囲の明るさが所定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS1206)。検知された明るさが所定値以上である場合(ステップS1206;No)、制御部210は、ステップS1211に進む。検知された明るさが所定値よりも小さい場合(ステップS1206;Yes)、検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1週間以上継続しているか否かを判定する(ステップS1207)。そして、検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1週間以上継続していない場合(ステップS1207;No)、制御部210は、ステップS1206に戻る。
検知された明るさが所定値よりも小さい状態が1週間以上継続している場合(ステップS1207;Yes)、制御部210は、完全スリープ状態に移行する(ステップS1208)。そして、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に0をセットする(ステップS1209)。
また、制御部210は、検知された電子時計1の周囲の明るさが所定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS1210)。検知された明るさが所定値以上である場合(ステップS1210;No)、制御部210は、ステップS1211に進む。検知された明るさが所定値よりも小さい場合(ステップS1210;Yes)、制御部210は待機する。
そして、制御部210は、スリープ状態又は完全スリープ状態を解除し(ステップS1211)、時刻修正処理を実行する(ステップS1212)。さらに、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数に4をセットし(ステップS1213)、ステップS1201に戻る。
以上の処理によりセットされた自動時刻修正回数に応じて、制御部210は、第5実施形態と同様に図16に示す自動時刻修正処理を実行することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電子時計1の制御部210は、所定の動作を停止させるスリープ状態である期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。従って、電子時計1が使用されていない間は、時刻修正処理を実行する頻度を低くし、より電子時計1の消費電力を抑制することができる。
(第7実施形態)
第1実施形態〜第6実施形態に係る電子時計1において、さらに、時刻修正処理を連続して失敗した期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くしてもよい。以下、第7実施形態に係る電子時計1の機能構成について説明する。図19に示すように、電子時計1において、制御部210は、第1実施形態における頻度変更部213に代えて、頻度変更部213dとして機能する。
頻度変更部213dとしての制御部210は、時刻修正処理を連続して失敗した期間に応じて、時刻修正処理を実行する頻度を変更する。制御部210は、例えば時刻修正処理において、外部装置が電子時計1から離れている場合や外部装置がスキャンしていない場合といった理由により、外部装置との接続に失敗した場合、時刻修正処理に失敗したと判別する。そして、制御部210は、時刻修正処理を連続して失敗した期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。
本実施形態に係る電子時計1の頻度変更処理について図20を参照して説明する。制御部210は、電子時計1の計時処理中に週キャリーが発生した時(毎週土曜の23時59分59秒の1秒後に土曜から日曜に週が繰り上がる時)に、この頻度変更処理を実行する。
まず、制御部210は、週キャリー(週の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS1301)。週キャリーが発生していない場合(ステップS1301;No)、制御部210は、待機する。週キャリーが発生した場合(ステップS1301;Yes)、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0か否かを判定する(ステップS1302)。自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS1302;No)、制御部210は、ステップS1301に戻る。
自動時刻修正カウンタ229が0である場合(ステップS1302;Yes)、制御部210は、3週間以上連続して時刻修正処理を失敗したか否かを判定する(ステップS1303)。制御部210は、3週間以上連続して時刻修正処理を失敗した場合(ステップS1303;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を1にセットする(ステップS1304)。そして、制御部210は、ステップS1301に戻る。
3週間以上連続して時刻修正処理を失敗していない場合(ステップS1303;No)、制御部210は、2週間以上連続して時刻修正処理を失敗したか否かを判定する(ステップS1305)。制御部210は、2週間以上連続して時刻修正処理を失敗した場合(ステップS1305;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を2にセットする(ステップS1306)。そして、制御部210は、ステップS1301に戻る。
2週間以上連続して時刻修正処理を失敗していない場合(ステップS1305;No)、制御部210は、1週間以上連続して時刻修正処理を失敗したか否かを判定する(ステップS1307)。制御部210は、1週間以上連続して時刻修正処理を失敗した場合(ステップS1307;Yes)、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を3にセットする(ステップS1308)。そして、制御部210は、ステップS1301に戻る。
1週間以上連続して時刻修正処理を失敗していない場合(ステップS1307;No)、制御部210は、自動時刻修正回数記憶部230に記憶された自動時刻修正回数を4にセットし(ステップS1309)、ステップS1301に戻る。
以上の処理により、制御部210は、時刻修正処理を連続して失敗した期間が1週間毎に長くなる度に自動時刻修正回数を1回ずつ減少させる。そして、制御部210は時刻修正処理を連続して失敗した期間が3週間以上になると、時刻修正処理を実行する頻度を1日当たり1回に設定する。
以上の処理によりセットされた自動時刻修正回数に応じて、制御部210は、第4実施形態と同様に図13に示す自動時刻修正処理を実行することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電子時計1の制御部210は、時刻修正処理を連続して失敗した期間が長いほど、時刻修正処理を実行する頻度を低くする。従って、電子時計1が外部装置と接続できない間は、時刻修正処理を実行する頻度を低くし、より電子時計1の消費電力を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記の第1実施形態〜第7実施形態では、電子時計1が外部装置とBLEに基づく無線通信により外部時刻を受信する例について説明した。しかし、電子時計1と外部装置との通信方法はこれに限られない。例えば、電子時計1は、長波標準電波の送信所やGPS(Global Positioning System)衛星を外部装置として、そこから受信した長波標準電波またはGPS電波に基づいて、計時部241が計時する時刻を修正してもよい。
以下、第1実施形態における電子時計1が、BLEに基づく外部装置との無線通信の代わりに、長波標準電波またはGPS電波の受信により、時刻を修正する変形例について説明する。図21は、本変形例に係る電子時計1の制御部210が、図7に示す第1実施形態の時刻修正処理の代わりに実行する時刻修正処理のフローチャートである。
まず、制御部210は、通信部244を介して、長波標準電波またはGPS電波を受信する(ステップS1401)。なお、長波標準電波を受信する場合、HT時差(都市コード)に基づいて、長波標準電波の送信所が選択されてもよい。
そして、制御部210は、受信した長波標準電波またはGPS電波に基づいて、受信した地域の日付時刻及び1/256秒の情報を生成する(ステップS1402)。
次に、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS1403)。自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS1403;No)、HT日付時刻記憶部223に記憶されているHT日付時刻と生成した日付時刻との差の絶対値が7.5分以下か否かを判定する(ステップS1404)。制御部210は、その絶対値が7.5分以下でない場合(ステップS1404;No)、図6に示す自動時刻修正処理のステップS401に戻る。
自動時刻修正カウンタ229が0である場合(ステップS1403;Yes)、又はHT日付時刻記憶部223に記憶されているHT日付時刻と生成した日付時刻との差の絶対値が7.5分以下である場合(ステップS1404;Yes)、制御部210は生成した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、生成した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットする(ステップS1405)。なお、第1実施形態と異なり、本変形例では、夏時間の情報及び時差は修正されない。
次に、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻から、HT時差記憶部221に記憶されている時差とHT_DST記憶部222に記憶されている夏時間の情報を引いて算出した協定世界時(UTC)に、DT時差記憶部224に記憶されている時差とDT_DST記憶部225に記憶されている夏時間の情報を足して、デュアルタイムの日付時刻を求め、それをDT日付時刻記憶部226にセットする(ステップS1406)。そして、制御部210は、図6に示す自動時刻修正処理のステップS401に戻る。
以上の処理により、本変形例に係る電子時計1は、長波標準電波またはGPS電波に基づいて、計時部241が計時する時刻を修正することができる。また、本変形例に係る電子時計1は、第1実施形態と同様に、操作受付部243が時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、上記の時刻修正処理を実行する頻度を、時刻修正操作を受け付ける前よりも高くすることにより、手動で電子時計1の時刻が修正された後に、タイムゾーンが変更された場合でも、速やかに時刻を修正することができる。また、電子時計1の制御部210は、時刻修正操作を受け付けてから所定時間経過後には、もとの頻度に戻すため、時刻修正処理による消費電力の増加を抑制することができる。
なお、上記のフローチャートは、第1実施形態に係る電子時計1が、BLEに基づく外部装置との無線通信の代わりに、長波標準電波またはGPS電波の受信により、時刻を修正する場合のフローチャートであるが、第2実施形態〜第7実施形態に係る電子時計1においても同様に適用可能である。
また、以上の説明では、本発明の各種処理に係るプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM102を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記録媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
外部装置から外部時刻を受信する通信部と、
時刻を計時する計時部と、
ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、
前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くし、
前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記操作受付部は、前記計時部により計時される時刻を前記ユーザにより指定された時刻に修正するための操作を、前記時刻修正操作として受け付ける、
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記操作受付部は、前記外部装置から前記外部時刻を受信して、前記計時部により計時される時刻を当該受信された前記外部時刻に修正するための操作を、前記時刻修正操作として受け付ける、
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記4)
前記通信部は、前記外部装置からさらに協定世界時からの時差を受信し、
前記制御部は、前記通信部により受信された前記時差が変化してから経過した時間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記5)
外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、
時刻を計時する計時部と、
ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、
前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させ、
前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする通信装置。
(付記6)
前記制御部は、前記時差が前記通信部により受信された時点から経過した時間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
ことを特徴とする付記5に記載の通信装置。
(付記7)
前記制御部は、自装置に電力を供給する電池の電圧を検出し、検出された前記電圧が低いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記8)
前記制御部は、所定の動作を停止させるスリープ状態である期間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記9)
前記制御部は、前記時刻修正処理を連続して失敗した期間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記10)
付記1乃至9のいずれか1つに記載の通信装置と、
前記計時部が計時する時刻を表示する表示部と、
を備える電子時計。
(付記11)
外部装置から外部時刻を受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、を備える通信装置が実行する通信方法であって、
前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する時刻修正ステップと、
前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする頻度変更ステップと、
を備え、
前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする通信方法。
(付記12)
外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、を備える通信装置が実行する通信方法であって、
前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する時刻修正ステップと、
前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させる頻度変更ステップと、
を備え、
前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とする通信方法。
(付記13)
外部装置から外部時刻を受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、を備えるコンピュータを、
前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する時刻修正手段、
前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする頻度変更手段、
として機能させ、
前記時刻修正手段は、前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記14)
外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、を備えるコンピュータを、
前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する時刻修正手段、
前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させる頻度変更手段、
として機能させ、
前記時刻修正手段は、前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
ことを特徴とするプログラム。
1…電子時計、10…ケース、21…りゅうず、22〜25…押しボタンスイッチ、31,41…文字盤、32,42…時針、33,43…分針、34…秒針、35…日車、40…小時計、101…プロセッサ、102…ROM、103…RAM、104…スイッチ、105…計時回路、106…UART、107…無線通信モジュール、108…モータドライバ、109…モータ、110…輪列機構、111…針・日車、210…制御部、211,211a…自動時刻修正部、212,212a…手動時刻修正部、213,213b〜213d…頻度変更部、214…電池電圧検出部、215…スリープ制御部、220…記憶部、221…HT時差記憶部、222…HT_DST記憶部、223…HT日付時刻記憶部、224…DT時差記憶部、225…DT_DST記憶部、226…DT日付時刻記憶部、227…1/256秒記憶部、228…モード記憶部、229…自動時刻修正カウンタ、230…自動時刻修正回数記憶部、231…都市・時差記憶部、241…計時部、242…出力部、243…操作受付部、244…通信部

Claims (14)

  1. 外部装置から外部時刻を受信する通信部と、
    時刻を計時する計時部と、
    ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、
    前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くし、
    前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記操作受付部は、前記計時部により計時される時刻を前記ユーザにより指定された時刻に修正するための操作を、前記時刻修正操作として受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記操作受付部は、前記外部装置から前記外部時刻を受信して、前記計時部により計時される時刻を当該受信された前記外部時刻に修正するための操作を、前記時刻修正操作として受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記通信部は、前記外部装置からさらに協定世界時からの時差を受信し、
    前記制御部は、前記通信部により受信された前記時差が変化してから経過した時間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、
    時刻を計時する計時部と、
    ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、
    前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させ、
    前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とする通信装置。
  6. 前記制御部は、前記時差が前記通信部により受信された時点から経過した時間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記制御部は、自装置に電力を供給する電池の電圧を検出し、検出された前記電圧が低いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記制御部は、所定の動作を停止させるスリープ状態である期間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記制御部は、前記時刻修正処理を連続して失敗した期間が長いほど、前記時刻修正処理を実行する頻度を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置と、
    前記計時部が計時する時刻を表示する表示部と、
    を備える電子時計。
  11. 外部装置から外部時刻を受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、を備える通信装置が実行する通信方法であって、
    前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する時刻修正ステップと、
    前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする頻度変更ステップと、
    を備え、
    前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とする通信方法。
  12. 外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、を備える通信装置が実行する通信方法であって、
    前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する時刻修正ステップと、
    前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させる頻度変更ステップと、
    を備え、
    前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とする通信方法。
  13. 外部装置から外部時刻を受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部により計時される時刻を修正するための時刻修正操作を受け付ける操作受付部と、を備えるコンピュータを、
    前記通信部に前記外部時刻を受信させ、前記計時部により計時される時刻を前記受信された前記外部時刻に修正する時刻修正処理を実行する時刻修正手段、
    前記操作受付部が前記時刻修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記時刻修正操作を受け付ける前よりも高くする頻度変更手段、
    として機能させ、
    前記時刻修正手段は、前記時刻修正処理において、前記計時部により計時される時刻と、前記通信部により受信された前記外部時刻との差が所定範囲内である場合、前記計時部により計時される時刻を前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 外部装置から都市または協定世界時からの時差と、外部時刻とを受信する通信部と、時刻を計時する計時部と、ユーザから前記計時部が計時する時刻の前記協定世界時からの時差に対応する都市を修正するための都市修正操作を受け付ける操作受付部と、を備えるコンピュータを、
    前記計時部により計時される時刻を修正する時刻修正処理を実行する時刻修正手段、
    前記操作受付部が前記都市修正操作を受け付けた後、所定時間が経過するまで、前記時刻修正処理を実行する頻度を、前記都市修正操作を受け付ける前よりも増加させる頻度変更手段、
    として機能させ、
    前記時刻修正手段は、前記時刻修正処理において、前記通信部により受信された前記都市または時差と、修正された前記都市または当該都市における前記協定世界時からの時差とが一致する場合、前記計時部により計時される時刻を前記通信部により受信された前記外部時刻に修正する、
    ことを特徴とするプログラム。
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