JP7156323B2 - 電子時計、時刻修正方法、及び、プログラム - Google Patents

電子時計、時刻修正方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本開示は、電子時計、時刻修正方法、及び、プログラムに関する。
近年、無線機器、例えばスマートフォンと無線で通信することができる電子時計が開発されている。無線機器と無線通信を行う電子時計のなかには、無線機器との通信接続を確立した際に、無線機器からより正確な時刻情報を取得し、当該時刻情報に基づいて自装置が保持する時刻情報を修正するものがある(例えば特許文献1)。
特開2018-100912号公報
電子時計の時刻情報が無線機器の時刻情報に基づいて修正される際、電子時計と無線機器との間で通信接続が確立するたびに、電子時計の時刻情報が修正されていては、電力が無駄に消費されてしまう可能性がある。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その主要な目的は、電力を無駄に消費することなく、適切に時刻を修正することができる電子時計を提供することにある。
上記目的を達成するため、本開示に係る第1の態様の電子時計は、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定動作、過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測動作、前記第1判定動作によって前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測動作により計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定動作、及び、前記第1判定動作及び前記第2判定動作のうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正動作、を実行する。
上記目的を達成するため、本開示に係る第2の態様の電子時計は、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定動作、前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウント動作、前記第1判定動作によって前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウント動作によりカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定動作、及び、前記第1判定動作及び前記第2判定動作のうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正動作、を実行する。
上記目的を達成するため、本開示に係る第1の態様の時刻修正方法は、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計が実行する時刻修正方法であって、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測ステップと、前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測ステップで計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定ステップと、前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、を含む。
上記目的を達成するため、本開示に係る第2の態様の時刻修正方法は、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計が実行する時刻修正方法であって、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウントステップと、前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウントステップでカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定ステップと、前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、を含む。
上記目的を達成するため、本開示に係る第1の態様のプログラムは、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計のコンピュータに、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測ステップと、前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測ステップにより計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定ステップと、前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、を実行させる。
上記目的を達成するため、本開示に係る第2の態様のプログラムは、無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計のコンピュータに、前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウントステップと、前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウントステップでカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定ステップと、前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、を実行させる。
本開示によれば、電力を無駄に消費することなく、適切に時刻を修正することができる。
第1~第3の実施形態による無線通信システムの構成例を示す模式図である。 (A)は、第1の実施形態による電子時計の構成を示すブロック図であり、(B)は、第1の実施形態による無線機器の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による電子時計のCPUが実行する時刻修正処理のフローチャートの一例である。 第1の実施形態の変形例による電子時計の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の変形例による電子時計のCPUが実行する時刻修正処理のフローチャートの一例である。 (A)は、第2の実施形態による電子時計の構成を示すブロック図であり、(B)は、第2の実施形態による無線機器の構成を示すブロック図である。 (A)は、第3の実施形態による電子時計の構成を示すブロック図であり、(B)は、第3の実施形態による無線機器の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態による無線機器のCPUが実行する時刻情報送信処理のフローチャートの一例である。
以下、本開示に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
[第1の実施形態]
第1の実施形態による無線通信システム1は、図1に示すように、電子時計100と、無線機器300と、を備える。電子時計100は、基本機能として、現在時刻を表示する機能を備える。無線機器300は、例えば携帯電話機能を有するスマートフォンであり、携帯電話基地局から、または、当該基地局を介してインターネット上のタイムサーバから、正確な時刻情報(例えば日本標準時に対応する時刻情報)を取得することができる。
無線通信システム1において、電子時計100及び無線機器300は、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEという。)と呼ばれる近距離無線通信規格に基づいて、相互に無線通信を行う。電子時計100は、無線通信により、無線機器300が保持する正確な時刻情報を取得し、当該時刻情報に基づいて自装置が保持する時刻情報を修正(更新)する。例えば、電子時計100は、無線機器300との通信接続が確立したタイミングで、無線機器300の時刻情報に基づいて、自装置の時刻情報を修正する。
電子時計100は、常に、無線機器300との通信接続を確立し、また、その通信接続の維持を図る、常時接続モードに設定される場合がある。電子時計100を常時接続モードに設定して、電子時計100と無線機器300との間に、常に通信接続を確立しておくことにより、無線通信システム1は種々の有益な機能を実現することができる。
なお、電子時計100と無線機器300との間に通信接続が確立した直後、電子時計100及び無線機器300は、一定時間内でより多くの情報をやり取りするため、比較的短い時間間隔、例えば50ms間隔で通信を行う。無線通信の時間間隔は、コネクションインターバルと呼ばれることがある。常時接続モードでは、通信接続が確立し、相互に必要な情報をやり取りした後、コネクションインターバルはより長い間隔に設定され、電子時計100及び無線機器300は、例えば300ms間隔で通信を行う。コネクションインターバルが長いことによって、一定時間内に電子時計100と無線機器300との間でやり取りされる情報量は少なくなるが、消費電力を抑えることができる。
ところで、電子時計100が常時接続モードに設定されていても、例えば通信環境の悪化によって、電子時計100と無線機器300との間の通信接続が切断される場合がある。これをリンクロスと呼ぶこととする。リンクロスは、電子時計100と無線機器300との間の物理的な距離が大きくなった場合、無線通信に利用される電波が遮断または妨害された場合、などに生じうる。
電子時計100は、リンクロスが生じた場合、通信接続の確立を要求する信号(アドバタイジング信号)を発信し続け、無線機器300との通信接続の確立(リンクロスからの復帰)を図る。リンクロスの要因が取り除かれ、無線機器300が当該アドバタイジング信号を受信できるようになると、電子時計100と無線機器300との間には、再度、通信接続が確立される。
電子時計100が常時接続モードに設定される場合であって、リンクロスが頻発する場合、電子時計100と無線機器300との間の通信接続の確立及び切断が短時間に何回も繰り返される。この場合、通信接続が確立する(リンクロスから復帰する)たびに、電子時計100の時刻情報を修正していては、電力が浪費されてしまう。
このような理由から、電子時計100と無線機器300との間に通信接続が確立した際、適切な条件のもとにおいて、電子時計100の時刻情報を修正することが好ましい。以下、その適切な条件について、例を挙げて説明する。
例えば、西暦2020年1月1日午後1時00分に、電子時計100の時刻修正が行われたものとする。電子時計100が常時接続モードに設定されている場合において、西暦2020年1月1日午後2時00分にリンクロスが生じ、西暦2020年1月1日午後3時00分にリンクロスが解消して、電子時計100と無線機器300との間の通信接続が再び確立したとする。電子時計100の時刻情報が修正されてから、リンクロスが発生し、そして通信接続が再確立するまで、2時間しか経過していない。このような場合には、電子時計100の時刻情報は比較的正確である(例えば日本標準時に近い)と考えられるため、リンクロスから復帰して無線機器300との通信接続が確立しても、電子時計100の時刻情報を修正しない。
一方、電子時計100が常時接続モードに設定されている場合において、西暦2020年2月1日午後1時00分に電子時計100の時刻修正が行われ、西暦2020年2月1日午後2時00分にリンクロスが生じ、西暦2020年2月2日午後3時00分にリンクロスが解消して、電子時計100と無線機器300との間の通信接続が再び確立したとする。電子時計100の時刻情報が修正されてから、リンクロスが発生し、そして通信接続が再確立するまで、24時間以上経過している。このような場合には、電子時計100の時刻情報は正確ではない(例えば日本標準時と乖離している)可能性があるため、リンクロスから復帰して無線機器300との通信接続が確立した際に、無線機器300の時刻情報に基づいて、電子時計100の時刻情報を修正する。
このように、電子時計100と無線機器300との間の通信接続が確立した際、直近に電子時計100の時刻情報を修正してから経過する時間に応じて、電子時計100の時刻情報を修正するか否かを決定する。このような条件を設けることによって、電力の浪費を抑制しつつ、電子時計100の時刻修正を適切に行うことができる。このような特徴を持つ無線通信システム1の詳細について以下説明する。
まず、第1の実施形態による電子時計100のハードウェア構成について説明する。電子時計100は、図2(A)に示すように、ハードウェア構成として、マイクロコンピュータ101と、ROM(Read Only Memory)102と、アンテナ104を含む通信部103と、表示部106と、操作受付部107と、を備える。
マイクロコンピュータ101は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)110、記憶部としてのRAM(Random Access Memory)111、計時部112等を備える。なお、RAM111及び計時部112は、マイクロコンピュータ101の外部に設けられてもよい。また、ROM102及び通信部103(アンテナ104を含む)は、マイクロコンピュータ101の内部に設けられてもよい。
CPU110は、各種演算処理を行い、電子時計100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU110は、ROM102から制御プログラムを読み出し、RAM111にロードして各種機能に係る演算制御、表示などの各種動作処理を行う。制御プログラムにしたがって、CPU110は、例えば、通信部103を制御して、無線機器300との間に通信接続を確立し、無線機器300に情報を送信し、また、無線機器300から情報を受信する。さらに、CPU110は、例えば、計時部112が計数する時刻を修正する。
RAM111は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。RAM111は、一時データ、各種設定データ等を記憶する。
計時部112は、発振回路、分周回路、計時回路等を含み、現在時刻を計数する。なお、計時部112は、所定の時間(例えば1s)毎にRAM111に記憶させる値を変化させるソフトウェアにより構成されてもよいし、専用のハードウェアにより構成されてもよい。
ROM102は、マスクROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムには、計時部112が計数する時刻の修正の制御、無線機器300との無線通信を制御するための各種処理の制御などに係るプログラム113が含まれる。
通信部103は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路、メモリ回路で構成され、無線通信部とも呼ばれる。通信部103は、アンテナ104を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU110へ送る。また、通信部103は、CPU110から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ104を介して外部へ送信する。通信部103は、例えば、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行うBluetooth(登録商標)コントローラにより実現される。
表示部106は、主に、計時部112が計数する現在時刻を、アナログ方式、デジタル方式などにより、人間に認識可能な態様で表示する。表示部106は、現在時刻のほかにも、例えば無線機器300から受信した情報を表示してもよい。
操作受付部107は、例えば、センサ、ボタン、スイッチ等から構成され、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ101に出力する。例えば、操作受付部107は、表示部106と一体的に設けられるタッチセンサを含み、表示部106とともにタッチパネルディスプレイを構成してもよい。操作受付部107は、例えば、電子時計100を常時接続モードに設定する操作、または、常時接続モードから解除する操作を受け付ける。また、例えば、電子時計100の時刻情報を即時に修正する操作を受け付ける。
続いて、電子時計100のCPU110の機能構成について説明する。CPU110は、主に、時刻修正処理部121及び時間計測部122として機能する。時刻修正処理部121及び時間計測部122の機能は、マイクロコンピュータ101以外のプロセッサ、例えば通信部103に含まれるCPUによって実現されても良い。
時刻修正処理部121としてのCPU110は、まず、通信部103を制御して無線機器300との通信接続を確立したときに、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定動作を実行する。そして、計時部112が計数する時刻を修正すると判定した場合、無線機器300から時刻情報を取得し、当該取得した時刻情報に基づいて、計時部112が計数する時刻を修正する修正動作を実行する。
時間計測部122としてのCPU110は、過去において直近に時刻情報を修正してから経過する時間を計測する計測動作を実行する。例えば、時刻情報を修正したときに、RAM111の経過時間記憶領域に“0”を書き込み、1s経過するごとに、当該経過時間記憶領域に記憶される値に1を加算していくことによって、直近に時刻情報を修正してから経過する時間を計測する。
CPU110は、時刻修正処理部121として機能する際、時間計測部122において計測していた、直近に時刻情報を修正してからの経過時間を参照する。そして、当該経過時間に応じて、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する。
なお、時間計測部122は、時刻設定部に代替されていてもよい。時刻設定部としてのCPU110は、時刻情報を修正したときに、その時点において未来の時点に対応する時刻を設定する設定動作を実行する。例えば、時刻情報を修正したときから24時間後の時刻を設定する。時間計測部122が時刻設定部に代替される場合には、CPU110は、時刻修正処理部121として機能する際、計時部112が計数する現在時刻が、時刻設定部において設定した時刻に達しているか否かに基づいて、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する。
次に、第1の実施形態による無線機器300のハードウェア構成について説明する。無線機器300は、図2(B)に示すように、ハードウェア構成として、マイクロコンピュータ301と、ROM302と、アンテナ304を含む第1通信部(近距離無線通信部)303と、表示部306と、操作受付部307と、アンテナ309を含む第2通信部(キャリア通信部)308と、を備える。無線機器300は、例えば携帯電話機能を有するスマートフォンである。
マイクロコンピュータ301は、制御部としてのCPU310、記憶部としてのRAM311、計時部312等を備える。なお、RAM311及び計時部312は、マイクロコンピュータ301の外部に設けられてもよい。また、ROM302、第1通信部303、及び第2通信部308は、マイクロコンピュータ301の内部に設けられてもよい。
CPU310は、各種演算処理を行い、無線機器300の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU310は、ROM302から制御プログラムを読み出し、RAM311にロードして各種機能に係る演算制御、表示などの各種動作処理を行う。制御プログラムにしたがってCPU310は、例えば、第1通信部303を制御して、電子時計100との間に通信接続を確立し、電子時計100に情報を送信し、また、電子時計100から情報を受信する。さらに、CPU310は、例えば、第2通信部308を制御して、基地局と無線通信を行う。
RAM311は、SRAMやDRAM等の揮発性のメモリである。RAM311は、一時データ、各種設定データ等を記憶する。
計時部312は、発振回路、分周回路、計時回路等を含み、現在時刻を計数する。なお、計時部312は、所定の時間(例えば1s)毎にRAM311に記憶させる値を変化させるソフトウェアにより構成されてもよいし、専用のハードウェアにより構成されてもよい。
ROM302は、マスクROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムには、電子時計100との無線通信を制御するための各種処理の制御、基地局と無線通信を行うための各種処理の制御などに係るプログラム313が含まれる。
第1通信部(近距離無線通信部)303は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路、メモリ回路で構成される。第1通信部303は、アンテナ304を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU310へ送る。また、第1通信部303は、CPU310から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ304を介して外部へ送信する。第1通信部303は、例えば、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行うBluetooth(登録商標)コントローラにより実現される。
第2通信部(キャリア通信部)308も、第1通信部303と同様に、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路、メモリ回路で構成される。第2通信部308は、アンテナ309を介して、基地局と無線通信を行う。
表示部306は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示パネル、表示パネルの種別に応じた駆動信号をマイクロコンピュータ301からの制御信号に基づいて表示パネルに出力するドライバ等から構成される。表示部306は、例えば、電子時計100から受信した情報を表示する。
操作受付部307は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ301に出力する。例えば、操作受付部307としてのタッチセンサが表示部306の表示パネルに重ねて設けられ、表示パネルとともにタッチパネルを構成してもよい。
続いて、無線機器300のCPU310の機能構成について説明する。CPU310は、主に、時刻情報送信部321として機能する。時刻情報送信部321の機能は、マイクロコンピュータ301以外のプロセッサ、例えば第1通信部303に含まれるCPUによって実現されても良い。
時刻情報送信部321としてのCPU310は、第1通信部303を制御して、電子時計100から時刻情報の伝達を要求する信号を受信したら、計時部312が保持する時刻情報、または、ROM302若しくはRAM311に記憶される時刻情報を、電子時計100に送信する。あるいは、第2通信部308を介して、基地局からより正確な時刻情報を取得して、当該時刻情報を電子時計100に送信する。
次に、第1の実施形態による電子時計100の動作について図3を参照して説明する。図3は、電子時計100のCPU110が実行する時刻修正処理の流れを示すフローチャートの一例である。CPU110は、無線機器300との通信接続が確立したことを契機として、本処理を開始する。
判定ステップS101,S102において、CPU110は、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する。具体的には、第1判定ステップS101において、CPU110は、通信接続の確立がいずれの接続種別に分類されるかを判別する。電子時計100が常時接続モードに設定されており、リンクロスからの復帰によって通信接続が確立した場合には、第1の接続種別に該当すると判定し、ステップS102に進む。
なお、通信接続が確立した際に、即時に電子時計100の時刻情報を修正することが好ましい場合、第2の接続種別に該当すると判定し、ステップS111に進む。また、通信接続が確立した際に、電子時計100の時刻情報を修正する必要がない場合、第3の接続種別に該当すると判定し、本処理を終了する。なお、第2及び第3の接続種別の詳細については後述する。
第2判定ステップS102において、CPU110は、過去において直近に時刻情報を修正してから一定時間以上(例えば24時間以上)経過しているか否かを判定する。直近に時刻情報を修正してからの経過時間が、一定時間以上である場合には(ステップS102;YES)、ステップS111に進む。直近に時刻情報を修正してからの経過時間が、一定時間未満である場合には(ステップS102;NO)、本処理を終了する。なお、直近に時刻情報を修正してから一定時間以上経過しているか否かの判定は、時間計測部122(図2(A)参照)によって計測された時間に基づいて行われてもよいし、時刻設定部によって設定された時刻に基づいて行われてもよい。
第1修正ステップ(取得ステップ)S111において、CPU110は、無線機器300から時刻情報を取得する。具体的には、通信部103を介して、無線機器300に時刻情報の伝達を要求する信号を送信する。無線機器300の時刻情報送信部321(図2(B)参照)としてのCPU310は、電子時計100から時刻情報の伝達を要求する信号を受信したら、自装置が保持する時刻情報を、電子時計100に送信する。CPU110は、無線機器300から送信される時刻情報を受信して、より正確な(例えば日本標準時により近い)時刻情報を取得する。
第2修正ステップS112において、CPU110は、無線機器300から取得した時刻情報に基づいて、計時部112が計数する時刻を修正する。加えて、ROM102、RAM111等に記憶または設定される時刻情報に関連した情報を修正する。以上により、本処理を終了する。
CPU110によるこのような動作により、無線機器300との通信接続が確立する(リンクロスから復帰する)たびに、時刻情報を修正しないようにすることができる。また、電子時計100及び無線機器300が消費する無線通信に係る電力、さらには電子時計100の計時部112の時刻修正に係る電力を抑制することができる。
なお、この通信接続の確立がリンクロスからの復帰なのか、リンクロスからの復帰ではないのか(例えば、電子時計100と無線機器300との初めて接続確立した場合など)をCPU110が判断して、通信接続の確立がリンクロスではない場合は、上記したような時刻修正処理フローを実行することなく、CPU110は電子時計100の時刻情報の修正を行う必要があると判定するような構成にしてもよい。
無線通信システム1において、電子時計100は、常に、常時接続モードに設定されているとは限らない。電子時計100と無線機器300との間の通信接続が切断していることが常態であることもあり得る。
このような場合でも、ユーザによって操作受付部107を介して、電子時計100の時刻情報を即時に修正する操作が行われる場合がある。この場合には、電子時計100は、無線機器300との通信接続を確立して、無線機器300からより正確な時刻情報を取得することが好ましい。このとき、ユーザによって電子時計100の時刻情報を即時に修正する操作が行われているため、時刻情報を修正するか否かの判定が行われるのは適切ではない。
ユーザによって電子時計100の時刻情報を即時に修正する操作が行われたために、通信接続を確立した場合、ステップS101において、CPU110は、第2の接続種別に該当すると判定する。そして、ステップS102を経ずに、ステップS111さらにはステップS112に進んで、計時部112が計数する時刻を修正する。CPU110によるこのような動作により、ユーザは所望のタイミングで電子時計100の時刻情報をより正確なものに修正することができる。
なお、電子時計100と無線機器300との間に通信接続が確立した場合であっても、電子時計100の時刻情報を修正する必要がない場合もあり得る。例えば、無線通信システム1は、電子時計100の操作によって無線機器300の動作をコントロールする遠隔操作機能を実現しうる。遠隔操作機能には、例えば、電子時計100の操作によって無線機器300から音を出させる機能がある。このような遠隔操作機能を実現するために通信接続を確立する場合、ステップS101において、CPU110は、第3の接続種別に該当すると判定する。そして、時刻情報を修正せずに、本処理を終了する。
CPU110によるこのような動作により、電力の浪費を抑制しつつ、電子時計100の時刻修正を適切に行うことができる。なお、通信接続の確立がいずれの接続種別に分類されるかは、適宜選択することができる。例えば、常時接続モードにおいて、リンクロスは、多くの場合、短時間のうちに解消すると考えられるため、リンクロスからの復帰による通信接続の確立を第3の接続種別に分類してもかまわない。
また、電子時計100は、一般に、スリープモードと呼ばれる、低消費電力で動作するモードを有する。例えば一定時間以上動き(加速度または角速度)が検出されないと、電子時計100はスリープモードに移行し、無線通信に係る機能を含む種々の機能を停止して、消費電力の低減を図る。スリープモードにおいて、電子時計100と無線機器300との間の通信接続は切断される。しかし、電子時計100が動きを検出すると、電子時計100はスリープモードから復帰して、無線機器300との通信接続を確立する。このようなスリープモードからの復帰による通信接続の確立は、例えば第1の接続種別に分類されることが好ましいが、第2又は第3の接続種別に分類されてもかまわない。
[第1の実施形態の変形例]
電子時計100のCPU110は、機能構成として、図4に示すように、時刻修正処理部121及び時間計測部122に加え、接続カウント部123としての機能を有していてもよい。接続カウント部123としてのCPU110は、直近に時刻情報を修正してから、電子時計100と無線機器300との間に通信接続が確立した回数をカウントするカウント動作を実行する。例えば、時刻情報を修正したときに、RAM111の接続回数記憶領域に“0”を書き込み、それ以降に通信接続が確立したときに、当該接続回数記憶領域に記憶される値に1を加算していくことによって、通信接続が確立した回数をカウントする。
CPU110は、時刻修正処理部121として機能する際、接続カウント部123においてカウントされた、通信接続が確立した回数を参照する。そして、当該回数に応じて、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する。例えば、当該回数が100回以上である場合には、計時部112が計数する時刻を修正すると判定し、100回未満である場合には、計時部112が計数する時刻を修正しないと判定する。
図5は、電子時計100のCPU110が実行する時刻修正処理の、他の流れを示すフローチャートの一例である。CPU110は、無線機器300との通信接続が確立したことを契機として、本処理を開始する。
第1判定ステップS101において、CPU110は、通信接続の確立がいずれの接続種別に分類されるかを判別する。電子時計100が常時接続モードに設定されており、リンクロスからの復帰によって通信接続が確立した場合には、第1の接続種別に該当すると判定し、ステップS103に進む。
第3判定ステップS103において、CPU110は、過去において直近に時刻情報を修正してから通信接続が確立した回数が一定数以上であるか否かを判定する。通信接続が確立した回数が一定数以上である場合には(ステップS103;YES)、ステップS111さらにはステップS112に進んで、計時部112が計数する時刻を修正する。通信接続が確立した回数が一定数未満である場合には(ステップS103;NO)、本処理を終了する。
CPU110によるこのような動作により、無線機器300との通信接続が確立する(リンクロスから復帰する)たびに、時刻情報を修正しないようにすることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、電子時計100と無線機器300との間に通信接続が確立したことを契機として、電子時計100が、主体的に、時刻修正処理を実行していた。しかし、通信接続が確立した際に、無線機器300が電子時計100に時刻修正の要否を問い合わせる信号を送信し、当該信号を受信したことを契機として、電子時計100が、時刻修正処理を実行してもかまわない。以下、第2の実施形態として、通信接続が確立した際に、無線機器300aから電子時計100aに、時刻修正の要否を問い合わせる信号を送信する無線通信システム2について説明する。
第2の実施形態による無線通信システム2は、図1に示すように、電子時計100aと、無線機器300aと、を備える。第2の実施形態において、電子時計100aは、図6(A)に示すように、ハードウェア構成としては、第1の実施形態による電子時計100と同じである。また、無線機器300aも、図6(B)に示すように、ハードウェア構成としては、第1の実施形態による無線機器300と同じである。
第2の実施形態による電子時計100aのCPU110は、図6(A)に示すように、主に、時刻修正処理部121a及び時間計測部122として機能する。第2の実施形態によるCPU110は、時刻修正処理部121ではなく、時刻修正処理部121aとして機能する点で、第1の実施形態とは異なっている。
第1の実施形態による時刻修正処理部121としてのCPU110は、無線機器300との通信接続が確立したことを契機として、計時部112が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定動作を実行し、また、図3に示す時刻修正処理を開始した。一方、第2の実施形態による時刻修正処理部121aとしてのCPU110は、無線機器300aとの通信接続が確立した後に、無線機器300aからの、時刻修正の要否を問い合わせる問合せ信号を受信したことを契機として、判定動作を実行し、また、図3に示す時刻修正処理を開始する。
第2の実施形態による無線機器300aのCPU310は、図6(B)に示すように、主に、時刻情報送信部321及び修正要否問合せ部322として機能する。第2の実施形態によるCPU310は、時刻情報送信部321に加えて、さらに修正要否問合せ部322として機能する点で、第1の実施形態とは異なっている。
修正要否問合せ部322としてのCPU310は、第1通信部303を制御して、電子時計100aとの通信接続を確立した後に、電子時計100aに、時刻修正の要否を問い合わせる問合せ信号を送信する。当該問合せ信号を受信した電子時計100aは、その受信を契機として、判定動作を実行し、また、図3に示す時刻修正処理を開始する。
第2の実施形態による無線通信システム2においても、電力の浪費を抑制しつつ、電子時計100aの時刻修正を適切に行うことができる。なお、第2の実施形態による電子時計100aのCPU110も、機能構成として、第1の実施形態の変形例で説明した接続カウント部123(図4参照)を有していてもよい。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、電子時計100と無線機器300との間の通信接続が確立した際に、電子時計100が、主体的に、自装置の時刻情報を修正するか否かを判定していた。しかし、通信接続が確立した際に、無線機器300が、電子時計100が保持する時刻情報を修正するか否かを判定してもよい。以下、第3の実施形態として、通信接続が確立した際に、無線機器300bが、電子時計100bの時刻修正を行うか否かを判定する無線通信システム3について説明する。
第3の実施形態による無線通信システム3は、図1に示すように、電子時計100bと、無線機器300bと、を備える。第3の実施形態において、電子時計100bは、図7(A)に示すように、ハードウェア構成としては、第1の実施形態による電子時計100と同じである。また、無線機器300bも、図7(B)に示すように、ハードウェア構成としては、第1の実施形態による無線機器300と同じである。
電子時計100bのCPU110は、図7(A)に示すように、主に、時刻情報受信部124として機能する。時刻情報受信部124としてのCPU110は、通信部103を制御して、無線機器300bから送信される時刻情報を受信し、当該時刻情報に基づいて、計時部112が計数する時刻を修正する。
無線機器300bのCPU310は、図7(B)に示すように、主に、時刻情報送信処理部323及び時間計測部324として機能する。時刻情報送信処理部323としてのCPU310は、まず、第1通信部303を制御して、電子時計100bとの通信接続を確立したときに、電子時計100bが保持する時刻情報を修正するか否かを判定する判定動作を実行する。そして、電子時計100bが保持する時刻情報を修正すると判定した場合に、自装置が保持する時刻情報を電子時計100bに送信する送信動作を実行する。
時間計測部324としてのCPU310は、過去において直近に時刻情報を電子時計100bに送信してから経過する時間を計測する。例えば、時刻情報を電子時計100bに送信したときに、RAM311の経過時間記憶領域に“0”を書き込み、1s経過するごとに、当該経過時間記憶領域に記憶される値に1を加算していくことによって、直近に時刻情報を電子時計100bに送信してから経過する時間を計測する。
CPU310は、時刻情報送信処理部323として機能する際、時間計測部324において計測していた、直近に時刻情報を電子時計100bに送信してからの経過時間を参照する。そして、当該経過時間に応じて、電子時計100bに、自装置が保持する時刻情報を送信するか否かを判定する。
なお、時間計測部324は、時刻設定部に代替されていてもよい。時刻設定部としてのCPU310は、時刻情報を電子時計100bに送信したときに、その時点において未来の時点に対応する時刻を設定する。例えば、時刻情報を送信したときから24時間後の時刻を設定する。時間計測部324が時刻設定部に代替される場合には、CPU310は、時刻情報送信処理部323として機能する際、計時部312が計数する現在時刻が、時刻設定部において設定した時刻に達しているか否かに基づいて、電子時計100bに、自装置が保持する時刻情報を送信するか否かを判定する。
次に、第3の実施形態による無線機器300bの動作について図8を参照して説明する。図8は、第3の実施形態による無線機器300bのCPU310が実行する時刻情報送信処理の流れを示すフローチャートの一例である。CPU310は、電子時計100bとの通信接続が確立したことを契機として、本処理を開始する。
ステップS301,S302において、CPU310は、電子時計100bの時刻修正を行うか否かを判定する。具体的には、ステップS301において、CPU310は、通信接続の確立がいずれの接続種別に分類されるかを判別する。例えば、電子時計100bが常時接続モードに設定されており、リンクロスからの復帰によって通信接続が確立した場合には、第1の接続種別に該当すると判定し、ステップS302に進む。また、例えば、ユーザによって電子時計100bの時刻情報を即時に修正する操作が行われたために、通信接続を確立した場合には、第2の接続種別に該当すると判定し、ステップS311に進む。さらに、電子時計100bの時刻情報を修正する必要がない場合には、第3の接続種別に該当すると判定し、本処理を終了する。
なお、ステップS301において、CPU310は、第1通信部303を制御して、通信接続の確立がいずれの接続種別に該当するかを問い合わせる信号を、電子時計100bに送信してもよい。そして、当該問合せ信号に対する電子時計100bからの応答に基づいて、通信接続の確立がいずれの接続種別に分類されるかを判別してもよい。
続いて、ステップS302において、CPU310は、過去において直近に時刻情報を電子時計100bに送信してから一定時間以上(例えば24時間以上)経過しているか否かを判定する。直近に時刻情報を送信してからの経過時間が、一定時間以上である場合には(ステップS302;YES)、ステップS311に進む。直近に時刻情報を送信してからの経過時間が、一定時間未満である場合には(ステップS302;NO)、本処理を終了する。なお、直近に時刻情報を送信してから一定時間以上経過しているか否かの判定は、直近に時刻情報を送信したときから計測し始めた時間に基づいて行われてもよいし、現在時刻が直近に時刻情報を送信した際に設定した時刻に達しているか否かに基づいて行われてもよい。
ステップS311において、CPU310は、電子時計100bに、自装置が保持する時刻情報を送信する。時刻情報は、計時部312が保持する時刻情報でもよいし、ROM302若しくはRAM311に記憶される時刻情報でもよい。または、第2通信部308を介して、基地局から取得した時刻情報であってもかまわない。
以上により、本処理を終了する。電子時計100bは、無線機器300bから取得した時刻情報に基づいて、自装置が保持する時刻情報を修正する。
第3の実施形態による無線通信システム3においても、電力の浪費を抑制しつつ、電子時計100bの時刻修正を適切に行うことができる。なお、第3の実施形態による無線機器300bのCPU310も、機能構成として、第1の実施形態の変形例で説明した接続カウント部123(図4参照)を有していてもよい。
[コネクションインターバルについて]
上述したように、電子時計100,100a,100bと無線機器300,300a,300bとの間に通信接続が確立した直後、コネクションインターバル(無線通信の時間間隔)は比較的短い間隔(例えば50ms間隔)に設定される。電子時計100,100a,100bの時刻情報を修正する際、時刻情報およびそれに関連する多くの情報を電子時計100,100a,100bと無線機器300,300a,300bとの間でやり取りする必要があるため、コネクションインターバルが短くなっている通信接続の確立直後に、電子時計100,100a,100bの時刻修正を行うことが好ましい。
常時接続モードでは、通信接続が確立して相互に必要な情報がやり取りされた後、消費電力を抑制するため、コネクションインターバルはより長い間隔(例えば300ms間隔)に設定される。このとき、電子時計100,100a,100bから無線機器300,300a,300bに、コネクションインターバルの伸張を要求する信号が送信される。
常時接続モードにおいてコネクションインターバルが長い間隔に設定されているときに、電子時計100,100a,100bの時刻修正を行う場合、電子時計100,100a,100bと無線機器300,300a,300bとの間でより細かいタイミングで情報をやり取りする必要があるため、コネクションインターバルはより短い間隔に設定される。このとき、電子時計100,100a,100bから無線機器300,300a,300bに、コネクションインターバルの短縮を要求する信号が送信される。
電子時計100,100a,100bからの、コネクションインターバルの伸張及び短縮を要求する信号を受信しても、種々の要因によって、無線機器300,300a,300bが当該要求を受け付けない場合がある。このような場合には、一定時間待機した後、電子時計100,100a,100bから無線機器300,300a,300bに当該信号を複数回再送する。そして、複数回再送してもなお、無線機器300,300a,300bが当該要求を受け付けない場合には、コネクションインターバルの変更を中止するか、または、通信接続を切断する。
コネクションインターバルを変更する際、電子時計100,100a,100b及び無線機器300,300a,300bは、例えば、以上のような通信を行う。
[その他の変形例]
以上説明した実施形態において、無線機器300,300a,300bは、携帯電話機能を有するスマートフォンを想定した。しかし、無線機器300,300a,300bは、スマートフォンに限られず、電子時計100,100a,100bと近距離無線通信を行えるデバイスであればどのようなものでもかまわない。例えば、近距離無線通信機能を備える、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型端末、ウェアラブル端末等の電子機器が、スマートフォンと代替できるデバイスとして想定できる。
また、上述の実施形態では、CPU110、310が制御動作を行う例を説明した。しかし、制御動作は、CPU110、310によるソフトウェア制御に限られるものではない。制御動作の一部又は全部が専用の論理回路などのハードウェア構成を用いてなされてもよい。
また、以上の説明では、プログラム113、313を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM102、302を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、等の可搬型記憶媒体を適用してもよい。また、本開示に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本開示に適用される。
なお、本開示は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。すなわち、上記実施形態で示した構成、制御手順等の具体的な細部は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本開示のいくつかの実施形態を説明したが、本開示の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、
時刻を計数する計時部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定動作、及び、
前記判定動作において前記計時部が計数する時刻を修正すると判定したときに、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正し、前記判定動作において前記計時部が計数する時刻を修正すると判定しないときには、前記計時部が計数する時刻を修正しない修正動作、
を実行する電子時計。
(付記2)
前記制御部は、前記修正動作において、
前記判定動作において前記計時部が計数する時刻を修正すると判定したときに、前記通信部を介して前記無線機器から時刻情報を取得し、該取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正する、
付記1に記載の電子時計。
(付記3)
前記制御部は、
前記修正動作において、前記通信部を介して前記無線機器に時刻情報の伝達を要求する信号を送信した後に、前記無線機器から時刻情報を受信する、
付記2に記載の電子時計。
(付記4)
前記制御部は、
過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測動作、をさらに実行し、
前記判定動作において、前記計測動作により計測される時間が一定時間以上である場合に、前記計時部が計数する時刻を修正すると判定する、
付記1から3のいずれか1つに記載の電子時計。
(付記5)
前記制御部は、
前記計時部が計数する時刻を修正したときに、第1の時刻を設定する設定動作、をさらに実行し、
前記判定動作において、前記計時部が計数する時刻が前記第1の時刻に達している場合に、前記計時部が計数する時刻を修正すると判定する、
付記1から4のいずれか1つに記載の電子時計。
(付記6)
前記制御部は、
前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウント動作、をさらに実行し、
前記判定動作において、前記カウント動作によりカウントされた回数が一定数以上である場合に、前記計時部が計数する時刻を修正すると判定する、
付記1から5のいずれか1つに記載の電子時計。
(付記7)
前記制御部は、前記判定動作において、リンクロスからの復帰により、前記無線機器との通信接続を確立したときに、前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを判定する、
付記1から6のいずれか1つに記載の電子時計。
(付記8)
ユーザによる操作を受け付ける操作受付部であって、前記計時部が計数する時刻を即時に修正する操作を受け付ける操作受付部、をさらに備え、
前記制御部は、
前記操作受付部を介して前記計時部が計数する時刻を即時に修正する操作を受け付けたときは、前記通信部を介して前記無線機器から時刻情報を取得し、該時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正する、
付記1から7のいずれか1つに記載の電子時計。
(付記9)
無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、
時刻を計数する計時部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立した後、該無線機器からの、時刻修正の要否を問い合わせる信号を受信したときに、前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定動作、及び、
前記判定動作において前記計時部が計数する時刻を修正すると判定したときに、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正し、前記判定動作において前記計時部が計数する時刻を修正すると判定しないときには、前記計時部が計数する時刻を修正しない修正動作、
を実行する電子時計。
(付記10)
電子時計と無線で通信する通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記電子時計との通信接続を確立したときに、前記電子時計に時刻情報を送信するか否かを判定する判定動作、及び、
前記判定動作において前記電子時計に時刻情報を送信すると判定したときに、前記通信部を介して前記電子時計に時刻情報を送信する送信動作、
を実行する無線機器。
(付記11)
相互に無線で通信することができる電子時計及び無線機器を含み、
前記電子時計と前記無線機器との間で通信接続が確立したときに、前記電子時計に保持される時刻情報を修正するか否かが判定され、前記電子時計に保持される時刻情報を修正すると判定された場合には、前記無線機器に保持される時刻情報に基づいて、前記電子時計に保持される時刻情報が修正される、無線通信システム。
(付記12)
無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計が実行する時刻修正方法であって、
前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記計時部が計数する時刻を修正すると判定したときに、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正し、前記判定ステップにおいて前記計時部が計数する時刻を修正すると判定しないときには、前記計時部が計数する時刻を修正しない修正ステップと、
を含む時刻修正方法。
(付記13)
無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計のコンピュータに、
前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記計時部が計数する時刻を修正すると判定したときに、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正し、前記判定ステップにおいて前記計時部が計数する時刻を修正すると判定しないときには、前記計時部が計数する時刻を修正しない修正ステップと、
を実行させるためのプログラム。
1~3…第1~第3の実施形態による無線通信システム、100,100a,100b…電子時計、101,301…マイクロコンピュータ、102,302…ROM、103…通信部、104,304,309…アンテナ、106,306…表示部、107,307…操作受付部、110,310…CPU、111,311…RAM、112,312…計時部、113,313…プログラム、121,121a…時刻修正処理部、122,324…時間計測部、123…接続カウント部、124…時刻情報受信部、300,300a,300b…無線機器、303…第1通信部、308…第2通信部、321…時刻情報送信部、322…修正要否問合せ部、323…時刻情報送信処理部

Claims (11)

  1. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、
    時刻を計数する計時部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定動作、
    過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測動作、
    前記第1判定動作によって前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測動作により計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定動作、及び、
    前記第1判定動作及び前記第2判定動作のうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正動作、
    を実行する電子時計。
  2. 前記制御部は、
    前記第1判定動作において前記通信接続の種別が前記第1の接続種別とは異なる第2の接続種別であると判定された場合には、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正し、前記第1判定動作において前記通信接続の種別が前記第1の接続種別及び前記第2の接続種別とは異なる第3の接続種別であると判定された場合には、前記計時部が計数する時刻を修正しない、
    請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記制御部は、
    前記計時部が計数する時刻を修正したときに、第1の時刻を設定する設定動作、をさらに実行し、
    前記第1判定動作において前記通信接続の種別が前記第1の接続種別であると判定された場合には、前記計時部が計数する時刻が前記第1の時刻に達していることを条件に、前記修正動作において前記計時部が計数する時刻を修正する、
    請求項1又は2に記載の電子時計。
  4. 前記通信部は、前記無線機器と常時通信接続が可能であり、
    前記制御部は、前記第1判定動作において、常時通信接続中におけるリンクロスからの復帰により前記無線機器との通信接続を確立したときに、前記通信接続の種別が前記第1の接続種別であると判定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電子時計。
  5. ユーザによる操作を受け付ける操作受付部であって、前記計時部が計数する時刻を即時に修正する操作を受け付ける操作受付部、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記操作受付部を介して前記計時部が計数する時刻を即時に修正する操作を受け付けたときは、前記第1判定動作において前記通信接続の種別が前記第2の接続種別であると判定し、前記通信部を介して前記無線機器から時刻情報を取得して、該時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正する、
    請求項2に記載の電子時計。
  6. 前記制御部は、
    前記第1判定動作において、前記無線機器との通信接続を確立したときに、当該通信接続の確立が前記無線機器に時刻修正以外の処理を実行させるための通信接続だった場合には、前記通信接続の種別が前記第3の接続種別であると判定する、
    請求項2又は5に記載の電子時計。
  7. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、
    時刻を計数する計時部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定動作、
    前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウント動作、
    前記第1判定動作によって前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウント動作によりカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定動作、及び、
    前記第1判定動作及び前記第2判定動作のうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正動作、
    を実行する電子時計。
  8. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計が実行する時刻修正方法であって、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、
    過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測ステップと、
    前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測ステップで計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、
    を含む時刻修正方法。
  9. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計が実行する時刻修正方法であって、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、
    前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウントステップと、
    前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウントステップでカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、
    を含む時刻修正方法。
  10. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計のコンピュータに、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、
    過去において直近に前記計時部が計数する時刻を修正してから経過する時間を計測する計測ステップと、
    前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記計測ステップにより計測される時間が一定時間以上であるか否か判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  11. 無線機器と無線で通信し、時刻情報を該無線機器から受信する通信部と、時刻を計数する計時部と、を備える電子時計のコンピュータに、
    前記通信部を介して前記無線機器との通信接続を確立したときに、該通信接続の種別を判定する第1判定ステップと、
    前記無線機器との通信接続が確立した回数をカウントするカウントステップと、
    前記第1判定ステップで前記通信接続の種別が第1の接続種別であると判定された場合に、前記カウントステップでカウントされた回数が一定数以上であるか否か判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップのうち少なくとも一方の判定結果に基づいて、前記無線機器から取得された時刻情報に基づいて前記計時部が計数する時刻を修正するか否かを決定する修正ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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