JP2002300640A - 情報通信方法、時刻情報提供装置及び時刻情報取得装置 - Google Patents

情報通信方法、時刻情報提供装置及び時刻情報取得装置

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JP2002300640A
JP2002300640A JP2001095836A JP2001095836A JP2002300640A JP 2002300640 A JP2002300640 A JP 2002300640A JP 2001095836 A JP2001095836 A JP 2001095836A JP 2001095836 A JP2001095836 A JP 2001095836A JP 2002300640 A JP2002300640 A JP 2002300640A
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Kunikazu Suzuki
邦一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に備えた時計機能が示す時刻を基準時刻
情報を自動的に取得して正確なものとする。 【解決手段】 携帯電話機１は、制御回路５を中心とし
て通信回路６及びＢＴ１１などを備えた構成である。制
御回路５内には時計機能５ａが備えられ、通信回路６か
ら外部の基地局などから基準時刻情報を取得して修正す
る。時刻情報取得装置としての車載時計３あるいはカー
ナビ装置４は、時計機能１５ａを備えた制御回路１６を
中心としてＢＴ１９が接続された構成（ＢＴ端末）とさ
れる。携帯電話機１は、ＢＴ１１の通信エリア内に問い
合わせを行ってＢＴ端末３，４を探索し、存在する場合
には、それらから基準時刻情報の要求があるときに送信
する。これにより、自動的に正確な時刻を取得して修正
することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己の通信エリア
内に存在する通信相手の装置との間で自発的もしくは問
い合わせに応じて通信を行なう近距離無線通信手段を備
えた装置の情報通信方法、時刻情報提供装置及び時刻情
報取得装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】例えば、車に設けられ
ている時計の時刻を修正する場合には、その時計に配設
されているスイッチ等を操作して正しい時刻を入力する
ことにより行う。しかし、このような時計の時刻修正の
操作は、わずらわしく、複数の時計を備えている場合に
は、特に個々に修正作業を行う必要があり、面倒であ
る。
【０００３】また、アメリカのように国土が広く経度が
広範囲にわたる国では、国内を移動する場合でも、東西
方向に州を渡って移動する際に地方の時間に修正する必
要があるし、夏時間や冬時間などを採用している場合に
は、さらに複雑な時間修正をしなければならない。
【０００４】このような場合には、各時計をその都度修
正することは非常に面倒であるばかりでなく、修正を忘
れてしまったりする場合などがあり、また、不慣れな者
にとっては修正に手間取ったり、間違えるなどの事態が
発生し、このことがひいては予定時刻に間に合わぬ結果
を招くなどの不具合を生ずる場合もある。
【０００５】また、タイマ設定などにより所定の時刻に
なると動作するようにした装置や、時刻情報をベースに
して情報のやりとりを行う場合などにおいても、時計の
指し示す時刻が常に正しく設定されていることが必須の
条件となるから、同様に不具合を招くことになる。
【０００６】また、近年では、デジタル機器が増えてき
ていることから、時計機能が組み込まれたものも多くな
っている。しかし、このことが、かえってどの時計が正
確な時刻を指示しているか分かり難くすることになる
が、使用者にとっては、その都度個々の時計機能につい
て基準となる正確な時刻となるように時刻修正をするこ
とは面倒なことである。
【０００７】上記不具合を解決すべく、特開２０００−
１１５８５４によれば、無線機器が地域番号情報から基
準時間とのオフセットを計算し、自動的に時刻を修正す
る手段を備えたものが開示されている。しかしながら、
このものにおいては、無線機器内の時計の修正はなされ
るが、時刻を修正する必要のある他の機器については別
途に時刻修正作業を行う必要があり、やはり、面倒とな
る不具合がある。
【０００８】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、複数の時計が存在する場合に、すべて
の時計について自動的に時刻の修正を行うことができる
ようにした時計時刻修正方法及びそのプログラムを提供
することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明によれ
ば、近距離無線通信手段により自己の通信エリア内に存
在する通信相手の装置との間で自発的もしくは問い合わ
せに応じて通信を行なうことができる機能を備えた装置
間での情報通信方法で、基準時刻情報を有する時刻情報
提供装置と基準時刻情報を必要とする時刻情報取得装置
との間で前記近距離無線通信手段による通信を行なう場
合には、その通信処理において、時刻情報提供装置が有
している基準時刻情報を時刻情報取得装置に取得させ
る。
【００１０】これにより、基準時刻情報を有していない
時刻情報取得装置においても、この近距離無線通信手段
を利用することにより、通信エリア内に存在する時刻情
報提供装置から基準時刻情報を自動的に得ることができ
るので、時計機能を備えた時刻情報取得装置において
は、その時計機能の指示時刻を正確な時刻に修正するこ
とができ、また、時計機能を持たない時刻情報取得装置
においても、正確な時刻情報を得て、記録や表示などを
行うことができるようになる。
【００１１】請求項２の発明によれば、自己の通信エリ
ア内に存在する基準時刻情報を必要とする時刻情報取得
装置との間で自発的もしくは問い合わせに応じて近距離
無線通信手段により通信を行う場合に、時計手段が有す
る基準時刻情報をその時刻情報取得装置に対して提供す
るので、基準時刻情報を有していない時刻情報取得装置
においては、基準時刻情報を自動的に取得することがで
きるようになるので、独自に基準時刻情報を取得した
り、使用者による時計機能の修正作業が不要となる。こ
れにより、対応する時刻情報取得装置をすべて統一した
基準時刻情報に合わせた時刻に設定することができるよ
うになり、どの装置においても統一された正確な時刻を
指示することができるようになる。
【００１２】請求項３の発明によれば、上記請求項２の
発明において、外部通信手段により、基準時刻情報を供
給している基地局と通信を行って基準時刻情報を取得
し、時計手段により、その外部通信手段により取得した
基準時刻情報に基づいて基準時刻情報を更新設定するの
で、時計手段においては、常に正確な基準時刻情報を指
示することができ、時刻情報取得装置に対して、常に正
確な基準時刻情報を提供することができるようになる。
【００１３】請求項４の発明によれば、上記請求項３の
発明において、外部通信手段により取得する基準時刻情
報は、その基地局が所在する場所あるいは時期によって
異なる時刻の基準時刻情報として設定されたものである
から、例えば、地域により時差があったり、夏時間や冬
時間などの季節時間を採用している場合でも、その地域
が採用している現在時刻に対応した基準時刻情報を取得
して時計手段に取り込み、他の時刻情報取得装置に提供
することができるので、使用者が設定したり修正などの
作業をする必要がないことから、うっかり時刻を修正し
忘れるなどによる時刻認識誤りなどが引き起こすトラブ
ル発生を防止することができるようになる。
【００１４】請求項５の発明によれば、通信制御手段
は、自己の通信エリア内に存在する基準時刻情報を有す
る時刻情報提供装置との間で自発的もしくは問い合わせ
に応じて近距離無線通信手段により通信を行う場合に、
その時刻情報提供装置が有している基準時刻情報を取得
するように制御するので、基準時刻情報を外部から自動
的に取得することができるようになるので、独自に基準
時刻情報を取得したり、使用者による時計機能の修正作
業が不要となる。これにより、対応する時刻情報取得装
置をすべて統一した基準時刻情報に合わせた時刻に設定
することができるようになり、どの装置においても統一
された正確な時刻を指示することができるようになる。
【００１５】請求項６の発明によれば、上記請求項５の
発明において、時計機能を有する構成の場合に、通信制
御手段により、時計機能が指示する時刻情報を取得した
基準時刻情報に合わせるように時刻修正を行うので、常
に、正確な基準時刻に対応した時刻を指示することがで
きるようになる。
【００１６】請求項７の発明によれば、上記請求項６の
発明において、通信制御手段は、自己の通信エリア内に
時刻情報提供装置が進入して近距離無線通信手段による
通信を行う毎に、時刻修正の処理を行うので、時計手段
においては、常に基準時刻に対応した時刻を指示させる
ことができるようになる。
【００１７】請求項８の発明によれば、請求項６の発明
において、通信制御手段は、自己の通信エリア内に時刻
情報提供装置が進入して近距離無線通信手段による通信
を行う時点で、前回の時刻修正の処理を実施してからの
経過時間が所定時間を過ぎているときに、時刻修正の処
理を行うので、時刻の修正を必要とする程度の時間が経
過したときに自動的に時刻修正の処理を行うことができ
る。
【００１８】
【発明の実施の形態】（第１の実施形態）以下、本発明
の時刻情報提供装置として携帯電話機に適用した場合の
第１の実施形態について図１ないし図５を参照しながら
説明する。図２は、全体の使用形態の状況を示す構成図
で、携帯電話機１が外部から基準時刻情報を取り込むも
ので、この携帯電話機１を所持した使用者が自動車２に
乗車したときに、車内に備えられた時刻情報取得装置と
しての車載時計３及びカーナビゲーション装置４が携帯
電話機１が有する基準時刻情報を取得する場合を示して
いる。
【００１９】図１は、携帯電話機１及び車載時計３やカ
ーナビゲーション装置４などの時刻情報取得装置の電気
的構成を示すものである。なお、図１では、車載時計３
及びカーナビゲーション装置４の構成については、本発
明でいうところの時刻情報取得装置として機能する部分
のみを示しているが、各装置における他の一般的な構成
についても備えているものである。
【００２０】携帯電話機１は、マイクロコンピュータを
主体として構成された制御回路５を中心として構成され
ている。制御回路５は、通信制御手段としての機能を備
えると共に時計手段としての機能を備えている。これに
より、後述するようにして外部から基準時刻情報を取り
込み、内部の時計機能５ａの時刻情報を修正すると共
に、その時刻情報を出力可能としている。
【００２１】制御回路５には、電話機能を果たすための
構成として、通信回路６、音声切替部７、表示部８、メ
モリ９及びキーパッド１０が接続されると共に、近距離
無線通信手段としてのブルートゥースインターフェース
（以下、ＢＴと略称する）１１が接続されている。通信
回路６は、図２に示すように、アンテナ６ａを介して電
話通信網１２につながる基地局１３ａ〜１３ｄなどとの
間で所定の通信プロトコルにしたがって通信を行うもの
である。音声切替部７は、マイクロホン１４及びスピー
カ１５が接続されていて、外部からの音声信号をマイク
ロホン１４から入力すると共に、音声信号をスピーカ１
５に出力する。
【００２２】表示部８は、液晶などからなる周知構成の
表示部で、電話機能にかかわる各種の表示を行うと共
に、時計機能５ａが有している時刻情報の表示を行う。
メモリ９には、電話機能を実現するための動作プログラ
ムが記憶されると共に、電話番号や設定事項などの各種
のデータが記憶されている。キーパッド１０は、ダイヤ
ル機能及び各種入力操作を行うための多数のキーが設け
られたものである。ＢＴ１１は、ブルートゥースの通信
規格にしたがった通信処理を行うもので、アンテナ１１
ａにより、通信エリア内に存在する他のＢＴを備えたＢ
Ｔ端末との間でピコネットを形成する。
【００２３】時刻情報取得装置としての車載時計３及び
カーナビゲーション装置４においては、各機器の動作を
統括的に制御する通信制御手段としての制御回路１６を
中心として構成されている。制御回路１６は、マイクロ
コンピュータを主体として構成されるもので、内部には
時計機能１６ａが設けられており、設定された時刻情報
に基づいて時刻情報を表示したり出力可能としている。
この制御回路１６には、各種の情報を表示するための表
示部１７及び制御プログラム及び各種データなどを記憶
するメモリ１８が接続されると共に、前述同様に近距離
無線通信手段としてのＢＴ１９が接続され、ＢＴ端末と
しての機能も有している。
【００２４】次に本実施形態の作用について図３ないし
図５も参照して説明する。まず、携帯電話機１において
は、制御回路５は、外部から基準時刻情報を取り込んで
時計機能５ａに基準時刻として設定している。この動作
について、図３のプログラムのフローチャートを参照し
て説明する。
【００２５】携帯電話機１の制御回路５は、内部に設け
られている時計機能５ａが正確な時刻を保持することが
できるように、一定時間が経過すると基準時刻情報の取
得の処理動作を行う。すなわち、前回の基準時刻情報取
得の処理動作を行ってからの経過時間をカウントして一
定時間が経過している場合には（ステップＳ１で「ＹＥ
Ｓ」と判断）、基地局１３ａ〜１３ｄのいずれか近くに
位置する基地局と通信を行って基準時刻情報を取得する
（ステップＳ２）。基地局１３ａ〜１３ｄは、それぞれ
その地域あるいは時期に対応した正確な時刻を基準時刻
情報として提供するようになっている。
【００２６】制御回路５は、得られた基準時刻情報を時
計機能５ａに取り込み、正確な時刻情報として修正する
（ステップＳ３）。なお、上述の処理動作を行うタイミ
ングは、一定時間が経過すると行うことに加えて、例え
ば電源が投入された時点で必ず行うようにすることがで
きる。
【００２７】次に、図４及び図５を参照して時刻情報の
提供について説明する。携帯電話機１において、制御回
路５は、ＢＴ１１によりブルートゥースプロトコルにし
たがって通信エリア内に問い合わせの処理を行い、自己
の通信エリア内にＢＴを有した装置であるＢＴ端末（こ
の実施形態では車載時計３あるいはカーナビゲーション
装置４が相当している）が存在するか否かを探索する
（ステップＰ１）。
【００２８】そして、問い合わせに対する応答があった
場合には、ＢＴ端末が存在することから「ＹＥＳ」と判
断しそのＢＴ端末と接続するようになる（ステップＰ
３）。この場合、ＢＴ端末が複数存在している場合に
は、１つのＢＴ端末毎に順次接続していく。制御回路５
は、接続したＢＴ端末である例えば車載時計３と通信を
行い、基準時刻情報の要求があるか否かを判断する（ス
テップＰ４）。車載時計３側からの要求がある場合には
基準時刻情報を送信し（ステップＰ５）、そうでない場
合にはステップＰ６にジャンプする。
【００２９】携帯電話機１の制御回路５は、未接続のＢ
Ｔ端末があるか否かを判断し、「ＹＥＳ」の場合には、
ステップＰ３に戻り、未接続のＢＴ端末としてのカーナ
ビゲーション装置４と接続する。制御回路５は、同様に
して基準時刻情報の要求を判断して必要に応じて送信
し、ステップＰ６で「ＮＯ」と判断すると、接続を解除
して（ステップＰ７）、プログラムを終了する。これに
より、携帯電話機１のＢＴ１１による通信エリア内に存
在するＢＴ端末３，４はすべて基準時刻情報が得られる
ようになる。
【００３０】一方、上述の携帯電話機１の動作に対し
て、ＢＴ端末すなわち車載時計３やカーナビゲーション
装置４側においては、制御回路１６は、図５に示すプロ
グラムのフローチャートにしたがって動作を実行する。
すなわち、制御回路１６は、まず携帯電話機１側から問
い合わせがあると、通常のブルートゥースプロトコルの
通信処理に加えて、その通信相手が基準時刻提供装置つ
まり基準時刻情報を有するＢＴ端末か否かを判断し（ス
テップＱ１）、「ＹＥＳ」の場合には、自己の時計機能
１６ａが前述したように基準時刻情報を必要とする状態
にあるか否かを判断する（ステップＱ２）。
【００３１】制御回路１６は、ステップＱ２において
「ＹＥＳ」の場合には、基準時刻情報の要求信号を送信
し（ステップＱ３）、これに応じて携帯電話機１側から
基準時刻情報が送信されると、これを取得して（ステッ
プＱ４）時計機能１６ａの時刻を修正してプログラムを
終了する（ステップＱ５）。
【００３２】このような本実施形態によれいば、上述の
ようにして携帯電話機１のＢＴ１１が通信可能な範囲に
存在するＢＴ端末すなわち車載時計３及びカーナビゲー
ション装置４の時計機能が自動的に基準時刻を取得する
ことができるようになるので、例えば、次の場合に非常
に有益な機能として働くことになる。
【００３３】すなわち、例えば、アメリカ合衆国などの
国土が東西に渡って広大な経度に及ぶ面積を占めている
国の横断を自動車２で移動する場合や、飛行機などを利
用して携帯電話機１を所有する人が東西に長距離移動し
て経度が大きく変化した場合などにおいては、その場所
や地域あるいは時期（夏時間あるいは冬時間など）によ
って設定されている標準時刻つまり基準時刻が移動前と
移動後では異なる場合がある。
【００３４】このような場合でも、携帯電話機１が自動
的にその地域における基準時刻情報を取得し、取得した
基準時刻情報を他のＢＴ端末である車載時計３やカーナ
ビゲーション装置４に自動的に送信して時計機能を修正
するようになるので、使用者がうっかり忘れることによ
る不具合の発生を防止し、常に正確な時刻情報をすべて
の機器から提供することができるようになる。
【００３５】（第２の実施形態）図６は、本発明の第２
の実施形態を示すもので、第１の実施形態と異なるとこ
ろは、携帯電話機１を自動車２などの移動体に持ち込ん
で使用するのではなく、自宅などの固定的な場所におい
て上述した基準時刻情報の授受を行う場合を取り扱うと
ころである。これは、例えば、自宅のような移動しない
場所においても、時計機能を有した様々な装置が混在す
る場合に、それらの各時計機能を個々に正確な時刻とな
るように修正作業をする必要をなくしたものである。
【００３６】すなわち、図６に示す使用環境は、携帯電
話機１を持ち込む部屋内に、時刻情報取得装置としての
パソコン２０、ビデオデッキ２１あるいはデジタルカメ
ラ２２などが存在している。これらの各装置２０〜２２
は、それぞれＢＴ２３，２４，２５を備えた構成で、内
部の制御回路には第１の実施形態と同様の基準時刻情報
取得プログラムが記憶されている。そして、必要に応じ
て、携帯電話機１のＢＴ１１との間でＢＴ２３，２４あ
るいは２５により通信を行い、携帯電話機１内に有して
いる基準時刻情報を取得し、内部の時計機能を正確な時
刻となるように修正するようになっている。
【００３７】これにより、時計機能を有する複数の機器
の時刻をすべて基準時刻情報に基づいて正確な時刻に修
正することができ、しかも、使用者にとっては煩わしい
操作をすることなく、それらの修正作業を自動的に行う
ことができるようになり、使い勝手を向上させることが
できる。
【００３８】（他の実施形態）本発明は、上記実施形態
にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡
張できる。時刻情報取得装置としては、上記したもの以
外に、時計機能を有していないものであっても良い。例
えば、時刻情報を必要とするタイミングで時刻情報提供
装置が通信エリア内に存在していれば、そのときの通信
により基準時刻情報を取得して記憶させたり、表示ある
いはタイムスタンプとしてデータに添付して記憶するな
どの用途に用いることができ、この場合に、その場所や
季節に応じた正確な時刻情報として取得することができ
るようになる。
【００３９】上記各実施形態においては、携帯電話機１
側から時刻情報取得装置側に呼び掛けをおこなって時刻
情報を提供するようにした場合について説明したが、こ
れに限らず、時刻情報取得装置側から問い合わせを行っ
て時刻情報提供装置とリンクすることもできる。これに
より、時刻情報取得装置側が必要とする場合のみ通信を
行って基準時刻情報を取得することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態を示す電気的構成図
【図２】携帯電話機を自動車に持ち込んだ場合の状態説
明図
【図３】携帯電話機の基準時刻情報取得プログラムのフ
ローチャート
【図４】携帯電話機の基準時刻情報提供プログラムのフ
ローチャート
【図５】時刻情報取得装置の時刻情報取得プログラムの
フローチャート
【図６】本発明の第２の実施形態を示す図２相当図
【符号の説明】
１は携帯電話機（時刻情報提供装置）、３は車載時計
（時刻情報取得装置）、４はカーナビゲーション装置
（時刻情報取得装置）、５は制御回路（通信制御手
段）、５ａは時計機能（時計手段）、６は通信回路、１
１はＢＴ（ブルートゥースインターフェース，近距離無
線通信手段）、１２は電話通信網、１３ａ〜１３ｄは基
地局、１６は制御回路（通信制御手段）、１６ａは時計
機能、２０はパソコン（時刻情報取得装置）、２１はビ
デオデッキ（時刻情報取得装置）、２２はデジタルカメ
ラ（時刻情報取得装置）、２３〜２５はＢＴである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１Ａ ３１１ ３１１Ｐ ３２１Ｚ ３２１ Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｈ Ｆターム(参考） 2F002 AA05 AF00 BA02 BB00 FA16 GA01 GA06 GA18 5K027 AA11 CC08 HH26 HH27 HH29 5K048 AA05 BA01 BA11 DB01 DC01 EB11 FC01 5K067 BB04 DD27 DD30 EE03 EE10 EE16 EE35 FF05 FF23 5K101 KK11 LL12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自己の通信エリア内に存在する通信相手
    の装置との間で自発的もしくは問い合わせに応じて通信
    を行なう近距離無線通信手段を備えた装置の情報通信方
    法において、 基準時刻情報を有する時刻情報提供装置と基準時刻情報
    を必要とする時刻情報取得装置との間で前記近距離無線
    通信手段による通信を行なう場合に、前記時刻情報提供
    装置が有している前記基準時刻情報を前記時刻情報取得
    装置に取得させるように通信処理を行なうことを特徴と
    する情報通信方法。
  2. 【請求項２】 自己の通信エリア内に存在する通信相手
    の装置との間で自発的もしくは問い合わせに応じて通信
    を行なう近距離無線通信手段と、 基準時刻情報を有し時計機能を備えた時計手段と、 基準時刻情報を必要とする時刻情報取得装置との間で前
    記近距離無線通信手段により通信を行なう場合に、その
    時刻情報取得装置に対して前記時計手段が示している前
    記基準時刻情報を提供する通信制御手段とを備えたこと
    を特徴とする時刻情報提供装置。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載の時刻情報提供装置にお
    いて、 前記基準時刻情報を供給している基地局と通信を行って
    前記基準時刻情報を取得する外部通信手段を備え、 前記時計手段は、前記外部通信手段により取得した前記
    基準時刻情報に基づいて基準時刻情報を更新設定するこ
    とを特徴とする時刻情報提供装置。
  4. 【請求項４】 請求項３に記載の時刻情報提供装置にお
    いて、 前記外部通信手段は、前記基地局と通信を行うことによ
    りその基地局が所在する場所あるいは時期によって異な
    る時刻に設定されている基準時刻情報を取得することを
    特徴とする時刻情報提供装置。
  5. 【請求項５】 自己の通信エリア内に存在する通信相手
    の装置との間で自発的もしくは問い合わせに応じて通信
    を行なう近距離無線通信手段と、 基準時刻情報を有する時刻情報提供装置との間で前記近
    距離無線通信手段により通信を行なう場合に、その時刻
    情報提供装置が有している前記基準時刻情報を取得する
    通信制御手段とを備えたことを特徴とする時刻情報取得
    装置。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の時刻情報取得装置にお
    いて、 時計機能を設け、 前記通信制御手段は、前記基準時刻情報を取得すると前
    記時計機能により指示する時刻情報を前記基準時刻情報
    に合わせるように時刻修正を行うことを特徴とする時刻
    情報取得装置。
  7. 【請求項７】 請求項６に記載の時刻情報取得装置にお
    いて、 前記通信制御手段は、前記近距離無線通信手段により自
    己の通信エリア内に前記時刻情報提供装置が進入して前
    記通信を行う毎に、前記時刻修正の処理を行うことを特
    徴とする時刻情報取得装置。
  8. 【請求項８】 請求項６に記載の時刻情報取得装置にお
    いて、 前記通信制御手段は、前記近距離無線通信手段により自
    己の通信エリア内に前記時刻情報提供装置が進入して前
    記通信を行う時点で、前回の時刻修正の処理を実施して
    からの経過時間が所定時間を過ぎているときに、前記時
    刻修正の処理を行うことを特徴とする時刻情報取得装
    置。
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