JP2018157341A - 無線通信方法、無線通信装置、電子時計、及びプログラム - Google Patents

無線通信方法、無線通信装置、電子時計、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的にデータ転送を行うことが可能な無線通信方法等を提供する。【解決手段】スマートフォン100は、電子時計と無線通信する通信部103と、CPU110と、を備える。CPU110は、通信部103を制御して、電子時計から、通信部103が電子時計との通信接続時に電子時計との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する。そして、CPU110は、自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、受信された設定値とに基づいて、電子時計との通信接続時に電子時計との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定する。【選択図】図2

Description

この発明は、無線通信方法、無線通信装置、電子時計、及びプログラムに関する。
従来より、無線通信装置間での通信を効率化するため、無線通信装置との通信を介して送信する単位当たりの最大通信サイズを取得し、その最大通信サイズに応じて通信期間を変更する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−175830号公報
特許文献1に開示されているような通信において、無線通信装置の仕様、例えば無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムによっては通信周期毎に送信可能なデータのサイズが最大通信サイズの半分以下といったように、最大通信サイズのデータを送れず、効率的なデータ転送を実施できない場合がある。
この発明の目的は、効率的にデータ転送を行うことが可能な無線通信方法、無線通信装置、電子時計、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線通信方法は、
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する受信ステップと、
自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定するサイズ決定ステップと、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る無線通信方法は、
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信する送信ステップと、
前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する送受信ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明に従うと、効率的にデータ転送を行うことができる。
実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 実施形態に係るスマートフォンの構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、接続間隔の決定方法の一例について説明するための図である。 実施形態に係る電子時計の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る無線通信システムのデータ転送処理動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム1の構成例を表す図である。図1に示す構成例において、無線通信システム1は、スマートフォン100と電子時計200とから構成される。スマートフォン100と電子時計200は、Bluetooth(登録商標) low energy(以下、BLEという。)に基づいて、互いに無線通信を行う。BLEとは、Bluetooth(登録商標)と呼ばれる近距離無線通信規格において、低消費電力を目的として策定された規格(モード)である。本実施形態において、スマートフォン100と電子時計200との接続が確立した後の無線通信時において、BLEに基づいて、スマートフォン100は、マスターとして動作し、電子時計200は、スレーブとして動作する。
次に、実施形態に係るスマートフォン100の構成について説明する。
まず、実施形態に係るスマートフォン100のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るスマートフォン100の構成を示すブロック図である。スマートフォン100は、マイクロコンピュータ101と、ROM(Read Only Memory)102と、通信部103と、アンテナ104と、電力供給部105と、表示部106と、表示ドライバ107と、操作受付部108と、振動子109とを備える。
マイクロコンピュータ101は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)110と、記憶部としてのRAM(Random Access Memory)111と、発振回路112と、分周回路113と、計時回路114とを備える。なお、RAM111、発振回路112、分周回路113、及び計時回路114は、マイクロコンピュータ101の内部に限られず、マイクロコンピュータ101の外部に設けられてもよい。また、ROM102と、通信部103と、アンテナ104と、電力供給部105と、表示ドライバ107と、振動子109は、マイクロコンピュータ101の外部に限られず、マイクロコンピュータ101の内部に設けられてもよい。
CPU110は、各種演算処理を行い、スマートフォン100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU110は、ROM102から制御プログラムを読み出し、RAM111にロードして時刻の表示や各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU110は、通信部103を制御し、電子時計200とデータ通信を行う。
RAM111は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性のメモリであり、CPU110に作業用のメモリ空間を提供して一時データを記憶すると共に、各種設定データを記憶する。
発振回路112は、振動子109を発振さることにより所定の周波数信号(クロック信号)を生成して出力する。この発振回路112として、例えば、水晶発振器が用いられる。
分周回路113は、発振回路112から入力された周波数信号を、計時回路114やCPU110が利用する周波数の信号に分周して出力する。この出力信号の周波数は、CPU110による設定に基づいて変更されても良い。
計時回路114は、分周回路113から入力された所定の計時信号の入力回数を計数して初期値に加算することで現在の時刻を計時する。計時回路114は、RAM111に記憶させる値を変化させるソフトウェアにより構成されても良いし、或いは、専用のカウンタ回路により構成されても良い。計時回路114が計時する時刻は、所定のタイミングからの累積時間、UTC(Coordinated Universal Time、協定世界時)、又は予め設定された地方時などのうち何れであっても良い。また、この計時回路114が計時する時刻は、必ずしも年月日時分秒の形式で保持される必要がない。また、計時回路114が計時する時刻は、Wi−Fi(登録商標)等の外部から得られる時刻によって修正可能である。
これら発振回路112、分周回路113及び計時回路114により計時部が構成される。
ROM102は、マスクROMや書き換え可能な不揮発性メモリなどであり、制御プログラムや初期設定データが記憶されている。制御プログラムの中には、データ転送サイズを決定するための各種処理の制御や、スマートフォン100のオペレ−ティグシステム(OS:Operating System)に係るプログラム115が含まれる。
通信部103は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路、メモリ回路で構成される。通信部103は、アンテナ104を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU110へ送る。また、通信部103は、CPU110から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ104を介して外部へ送信する。
電力供給部105は、バッテリを備え、スマートフォン100の動作に係る電力を各部にその動作電圧で供給する。電力供給部105のバッテリとしては、本実施形態では、リチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。
これらマイクロコンピュータ101、ROM102、通信部103、アンテナ104、電力供給部105、及び振動子109により無線通信装置10が構成される。
表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイなどの表示画面を備える。表示ドライバ107は、表示画面の種別に応じた駆動信号をCPU110からの制御信号に基づいて表示部106に出力して、表示画面上への表示を行う。
操作受付部108は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号を入力信号としてCPU110に出力する。例えば、操作受付部108としてタッチセンサが表示部106の表示画面に重ねて設けられ、表示画面とともにタッチパネルを構成してもよい。この場合、タッチセンサは、当該タッチセンサへのユーザの接触動作に係る接触位置や接触態様を検出し、検出された接触位置や接触態様に応じた操作信号をCPU110に出力する。
次に、実施形態に係るスマートフォン100のCPU110の機能構成について説明する。
CPU110は、接続制御部121、MTUサイズ受信制御部122、データ転送サイズ決定部123、接続パラメータ制御部124及びデータ転送部125として機能する。これら接続制御部121、MTUサイズ受信制御部122、データ転送サイズ決定部123、接続パラメータ制御部124及びデータ転送部125の機能は、単一のCPU110により実現されても良いし、各々別個のCPU110により実現されても良い。また、それらの機能は、通信部103のCPU等、マイクロコンピュータ101以外のプロセッサにより実現されても良い。
接続制御部121としてのCPU110は、通信部103を制御して、電子時計200との接続を制御する。例えば、CPU110は、通信部103を制御して、電子時計200から、アドバタイズパケットを受信するためのスキャンを実行する。そして、CPU110は、通信部103から、電子時計200からのアドバタイズパケットを受信した旨の通知を受け付けると、電子時計200への接続要求の送信を通信部103に指示する。以上の処理により、スマートフォン100と電子時計200との接続が確立する。また、CPU110は、電子時計200との接続が確立した後、例えば、電子時計200からのデータの受信が終了したとき、または電子時計200との通信を終了する指示を操作受付部108を介してユーザから受け付けたとき、電子時計200への切断要求の送信を通信部103に指示する。
MTUサイズ受信制御部122としてのCPU110は、電子時計200との通信接続後、通信部103を制御して、電子時計200から、通信部103が電子時計200との通信接続時に電子時計200との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズ(MTU(Maximum Transmission Unit)サイズ)を示すパラメータに設定される設定値を受信する。具体的には、CPU110は、通信部103を制御して、電子時計200から送信された、電子時計200のMTUサイズを示すパラメータ(ATT_MTU)に設定される設定値を含む通知を受信する。
データ転送サイズ決定部123としてのCPU110は、スマートフォン100で動作しているOSに応じて設定された所定の閾値と、MTUサイズ受信制御部122により受信された設定値とに基づいて、電子時計200との通信接続時に電子時計200との間で送受信する単位当たりの通信サイズ(データ転送サイズ)を決定する。具体的には、CPU110は、まず、電子時計200に送信すべきデータをROM102等から読み出す。また、CPU110は、受信された設定値が、スマートフォン100で動作しているOSに応じて設定された所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。ここで、所定の閾値は、OSに応じて設定されたデータ転送サイズの最大値を示す。本実施形態において、例えば、スマートフォン100のOSが所定のOSである場合、所定の閾値として110Byteが予めROM102等に記憶されており、スマートフォン100のOSが所定のOSではない場合、所定の閾値として“設定なし”が予めROM102等に記憶されているとする。これは、スマートフォン100のOSが所定のOSではない場合、MTUサイズでのデータ転送が可能であるのに対し、スマートフォン100のOSが所定のOSである場合、OSの仕様により、MTUサイズよりも小さなサイズでしかデータ転送ができない場合があるためである。そして、CPU110は、受信された設定値が、所定の閾値よりも大きい場合、データ転送サイズを所定の閾値に決定する。また、CPU110は、受信された設定値が、所定の閾値以下である場合、データ転送サイズを受信された設定値に決定する。
例えば、CPU110は、スマートフォン100のOSが所定のOSであり、受信された設定値が120Byteである場合、受信された設定値120Byteが所定の閾値110Byteよりも大きいと判定し、電子時計200との間のデータ転送サイズを110Byteに決定する。また、スマートフォン100のOSが所定のOSであり、受信された設定値が100Byteである場合、受信された設定値100Byteが所定の閾値110Byte以下であると判定し、電子時計200との間のデータ転送サイズを100Byteに決定する。さらに、CPU110は、スマートフォン100のOSが所定のOSではなく、受信された設定値が120Byteである場合、電子時計200との間のデータ転送サイズを受信された設定値120Byteに決定する。その後、CPU110は、電子時計200に転送するデータ毎のCRC(Cyclic Redundancy Check)を計算する。
そして、CPU110は、電子時計200に送信すべきデータを、決定されたデータ転送サイズに基づいて分割する。例えば、CPU110は、電子時計200に送信すべきデータが256Byteであって、決定されたデータ転送サイズが110Byteである場合、送信すべきデータを、(a)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(b)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(c)ヘッダ4Byte、分割データ48Byte、及びCRC2Byte、のように3つの順次送信されるパケットにそれぞれ含まれる3つの分割データに分割する。
接続パラメータ制御部124としてのCPU110は、決定されたデータ転送サイズに応じて、電子時計200にデータを送信する時間間隔(接続間隔:Connection Interval)を決定する。具体的には、CPU110は、通信部103を制御して、電子時計200から現在の接続パラメータ(Connection Parameter)に設定される設定値を受信する。ここで、接続パラメータは、スマートフォン100と電子時計200との間での通信接続を管理するために規定されるパラメータであり、コネクションイベントを開始してから次のコネクションイベントを開始するまでの接続間隔の最大値及び最小値(Max Connection Interval, Min Connection Interval)、スレーブとして動作する電子時計200が連続してスキップできるコネクションイベントの数(Connection Latency)、スマートフォン100との接続が失われたと判定する際の、スマートフォン100との通信がない最大時間(Supervision Timeout)等のパラメータを含む。具体的には、CPU110は、通信部103を制御して、電子時計200から送信された、電子時計200の接続パラメータに設定される設定値を含む通知を受信する。そして、CPU110は、スマートフォン100のOSに応じて、接続パラメータを変更するか否かを判定する。例えば、スマートフォン100のOSが所定のOSではない場合、CPU110は、パラメータの変更はしないと判定する。また、スマートフォン100のOSが所定のOSである場合、CPU110は、決定されたデータ転送サイズに応じて、接続間隔を決定する。
図3を参照して、接続間隔の決定方法の一例について説明する。図3(a)及び(b)は、スマートフォン100から電子時計200に256Byteのデータを送信する例であって、(a)は1度に256Byteのデータを送信する場合、(b)はデータを分割して送信する場合における時間推移を示す図である。図3(a)において、スマートフォン100のOSが所定のOSではなく、決定されたデータ転送サイズ、すなわちMTUサイズが262Byteの場合、スマートフォン100は、ヘッダ4Byte、データ256Byte及びCRC2Byteの計262Byteのパケットのデータ送信、データ受信及びデータ書き込みにかかる時間を算出し、算出された時間に基づいて接続間隔Taを決定する。また、図3(b)において、スマートフォン100のOSが所定のOSであり、決定されたデータ転送サイズが110Byteである場合、送信すべき256Byteのデータは、(a)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(b)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(c)ヘッダ4Byte、分割データ48Byte、及びCRC2Byte、のパケットにそれぞれ含まれる3つの分割データに分割される。そして、CPU110は、(a)及び(b)のパケットのデータ送信及びデータ受信にかかる時間、並びに(c)のパケットのデータ送信、データ受信及びデータ書き込みにかかる時間を算出し、算出された時間に基づいて接続間隔Tbを決定する。
そして、CPU110は、通信部103を制御して、スマートフォン100のOSに応じて接続パラメータの変更の有無を表す変更要求を電子時計200に送信する。例えば、スマートフォン100のOSが所定のOSではない場合、CPU110は、接続パラメータの変更なしを表す変更要求を電子時計200に送信する。また、スマートフォン100のOSが所定のOSである場合、CPU110は、接続パラメータの変更有りを表し、決定された接続間隔の設定値を含む変更要求を電子時計200に送信する。
データ転送部125としてのCPU110は、通信部103を制御して、決定されたデータ転送サイズで分割されたデータを、決定された接続間隔で電子時計200に送信する。例えば、図3(b)に示すように、送信すべき256Byteのデータが、(a)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(b)ヘッダ4Byte、分割データ104Byte、及びCRC2Byte、(c)ヘッダ4Byte、分割データ48Byte、及びCRC2Byte、のパケットにそれぞれ含まれる3つの分割データに分割された場合、CPU110は、通信部103を制御して、各パケットを決定された接続間隔Tbで電子時計200に送信する。
次に、実施形態に係る電子時計200の構成について説明する。
まず、実施形態に係る電子時計200のハードウェア構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る電子時計200の構成を示すブロック図である。電子時計200は、マイクロコンピュータ201と、ROM202と、通信部203と、アンテナ204と、電力供給部205と、表示部206と、表示ドライバ207と、操作受付部208と、振動子209とを備える。
マイクロコンピュータ201は、CPU210と、記憶部としてのRAM211と、発振回路212と、分周回路213と、計時回路214などを備える。なお、RAM211、発振回路212、分周回路213、及び計時回路214は、マイクロコンピュータ201の内部に限られず、マイクロコンピュータ201の外部に設けられてもよい。また、ROM202と、表示ドライバ207と、電力供給部205と、振動子209と、通信部203と、アンテナ204とは、マイクロコンピュータ201の外部に限られず、マイクロコンピュータ201の内部に設けられてもよい。
CPU210は、各種演算処理を行い、電子時計200の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU210は、ROM202から制御プログラムを読み出し、RAM211にロードして時刻の表示や各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU210は、通信部203を制御してスマートフォン100とデータ通信を行う。
RAM211は、SRAMやDRAMなどの揮発性のメモリであり、CPU210に作業用のメモリ空間を提供して一時データを記憶すると共に、各種設定データを記憶する。
発振回路212は、振動子209を発振させて、所定の周波数信号(クロック信号)を生成して出力する。この発振回路212には、例えば、水晶発振器が用いられている。
分周回路213は、発振回路212から入力された周波数信号を計時回路214やCPU210が利用する周波数の信号に分周して出力する。この出力信号の周波数は、CPU210による設定に基づいて変更されても良い。
計時回路214は、分周回路213から入力された所定の計時信号の入力回数を計数して初期値に加算することで現在の時刻を計時する。計時回路214は、RAM211に記憶させる値を変化させるソフトウェアにより構成されても良いし、或いは、専用のカウンタ回路により構成されても良い。計時回路214が計時する時刻は、所定のタイミングからの累積時間、UTC、又は予め設定された都市の時刻(地方時)などのうち何れであっても良い。また、この計時回路214が計時する時刻は、必ずしも年月日時分秒の形式で保持される必要がない。また、計時回路214が計時する時刻は、後述するようにCPU210からの指示によって変更される。
これら発振回路212、分周回路213及び計時回路214により計時部が構成される。
ROM202は、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムの中には、スマートフォン100により決定されたデータ転送サイズのデータを送受信するための各種処理の制御に係るプログラム215を含む。
通信部203は、例えば無線周波数回路やベースバンド回路、メモリ回路で構成される。通信部203は、アンテナ204を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU210へ送る。また、通信部203は、CPU210から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ204を介して外部へ送信する。
電力供給部205は、例えば、バッテリ、及び電圧変換回路を備える。電力供給部205は、電子時計200内の各部の動作電圧で電力を供給する。電力供給部205のバッテリとしては、例えば、ボタン型乾電池等の一次電池や、リチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。
これらマイクロコンピュータ201、ROM202、通信部203、アンテナ204、電力供給部205、及び振動子209により無線通信装置20が構成される。
表示部206は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示画面を備え、ドットマトリクス方式及びセグメント方式の何れか又はこれらの組み合わせにより時刻や各種機能に係るデータを表示するデジタル表示動作を行う。表示ドライバ207は、表示画面の種別に応じた駆動信号をCPU210からの制御信号に基づいて表示部206に出力して、表示画面上に表示を行わせる。或いは、表示部206は、複数の指針をステッピングモータにより輪列機構を介して回転動作させることで表示を行うアナログ式の構成を有するものであっても良い。
操作受付部208は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号を入力信号としてCPU210に出力する。この操作受付部208は、例えば、押しボタンスイッチやりゅうずを含む。或いは、操作受付部208として、タッチセンサが、表示部206の表示画面に重ねて設けられ、表示画面とともにタッチパネルを構成してもよい。この場合、タッチセンサは、当該タッチセンサへのユーザの接触動作に係る接触位置や接触態様を検出し、検出された接触位置や接触態様に応じた操作信号をCPU210に出力する。
次に、実施形態に係る電子時計200のCPU210の機能構成について説明する。
図4に示すように、CPU210は、接続制御部221、MTUサイズ送信制御部222、接続パラメータ制御部223及びデータ受信部224として機能する。これら接続制御部221、MTUサイズ送信制御部222、接続パラメータ制御部223及びデータ受信部224の機能は、単一のCPUにより実現されても良いし、各々別個のCPUにより実現されてもよい。また、それらの機能は、通信部203のCPU等、マイクロコンピュータ201以外のプロセッサにより実現されても良い。
接続制御部221としてのCPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100との接続を制御する。例えば、CPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100に電子時計200の存在を知らせるためのアドバタイズパケットの送信を実行する。また、CPU210は、通信部203から、スマートフォン100からの接続要求を受信して、接続が確立した旨の通知を受け付けると、アドバタイズパケットの送信を停止するよう、通信部203に指示する。
MTUサイズ送信制御部222としてのCPU210は、スマートフォン100との通信接続後、通信部203を制御して、MTUサイズを示すパラメータに設定される設定値をスマートフォン100に送信する。具体的には、CPU210は、通信部203を制御して、電子時計200のMTUサイズを示すパラメータ(ATT_MTU)に設定される設定値を含む通知を送信する。
接続パラメータ制御部223としてのCPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100に、現在の接続パラメータに設定される設定値を含む通知を送信する。そして、CPU210は、スマートフォン100から接続パラメータの変更要求を受信し、受信した変更要求に応じて、接続パラメータを設定する。例えば、CPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100から接続パラメータの変更無しを表す変更要求を受信した場合、スマートフォン100に送信した現在の接続パラメータに設定された設定値を維持する。また、CPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100から接続パラメータの変更有りを表し、変更すべき接続間隔の設定値を含む変更要求を受信した場合、スマートフォン100に送信した現在の接続間隔に設定された設定値を、受信した設定値に変更する。
データ受信部224としてのCPU210は、通信部203を制御して、設定された接続間隔でスマートフォン100から送信されたデータを受信し、ROM202等に書き込む。
図5は、実施形態における無線通信システム1のデータ転送処理動作の一例を示すシーケンス図である。図5に示す例では、スマートフォン100のCPU110と電子時計200のCPU210とが、通信接続後に実行する動作について説明する。
スマートフォン100のCPU110及び電子時計200のCPU220は、例えば、通信接続中における所定のタイミングにおいて、図5に示すデータ転送処理動作を開始する。
まず、電子時計200のCPU210は、通信部203を制御して、MTUサイズを示すパラメータに設定される設定値をスマートフォン100に送信する(ステップS10)。そして、スマートフォン100のCPU110は、通信部103を制御してMTUサイズを示すパラメータに設定される設定値を受信すると(ステップS11)、スマートフォン100のOSに応じてデータ転送サイズを決定する(ステップS12)。
そして、電子時計200のCPU210は、通信部203を制御して、スマートフォン100に、現在の接続パラメータに設定される設定値を送信する(ステップS13)。そして、スマートフォン100のCPU110は、通信部103を制御して、接続パラメータに設定される設定値を受信すると(ステップS14)、スマートフォン100のOSに応じて接続パラメータの変更の有無を決定し(ステップS15)、電子時計200に接続パラメータの変更の有無を表す変更要求を送信する(ステップS16)。
電子時計200は、スマートフォン100から接続パラメータの変更がある旨の変更要求を受信した場合(ステップS17)、電子時計200のCPU210からスマートフォン100のCPU110に対して接続パラメータ更新シーケンス(Connection Update)を実行し、接続パラメータを更新する(ステップS18)。また、スマートフォン100のCPU110も電子時計200と同期を取って接続パラメータ更新シーケンスを実行し、接続パラメータを更新する(ステップS19)。そして、スマートフォン100のCPU110は、決定されたデータ転送サイズに基づいて分割されたデータを設定された接続パラメータに含まれる接続間隔で電子時計200に送信する(ステップS20)。また、電子時計200のCPU210も、スマートフォン100からデータを受信する(ステップS21)。そして、スマートフォン100のCPU110及び電子時計200のCPU210は、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るスマートフォン100のCPU110は、電子時計200からMTUサイズを示すパラメータに設定される設定値を受信し、スマートフォン100で動作しているOSに応じて設定された所定の閾値と、受信されたMTUサイズの設定値とに基づいて、電子時計200とのデータ転送サイズを決定する。従って、CPU110は、自装置のOSに応じてデータ転送サイズを決定するため、スマートフォン100のOSに応じて電子時計200との間で効率的にデータ転送を行うことができる。
また、本実施形態に係るスマートフォン100のCPU110は、受信されたMTUサイズの設定値が、所定の閾値よりも大きい場合、データ転送サイズを所定の閾値に決定する。すなわち、CPU110は、MTUサイズの設定値が、OSに応じて設定されたデータ転送サイズの最大値である所定の閾値よりも大きい場合に、データ転送サイズをその所定の閾値に決定する。そのため、スマートフォン100のOSに応じて電子時計200との間で効率的にデータ転送を行うことができる。
また、本実施形態に係るスマートフォン100のCPU110は、電子時計200に送信すべきデータを、決定されたデータ転送サイズに基づいて分割し、通信部103を制御して、分割されたデータを送信する。すなわち、CPU110は、電子時計200に送信すべきデータを、スマートフォン100のOSに応じて決定されたデータ転送サイズに基づいて分割して送信するため、電子時計200との間で効率的にデータ転送を行うことができる。
また、本実施形態に係るスマートフォン100のCPU110は、決定された通信サイズに応じて、電子時計200との接続間隔を決定する。そのため、スマートフォン100のOSに応じて決定されたデータ転送サイズに適した接続間隔を決定することができ、電子時計200との間で効率的にデータ転送を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記の実施形態において、スマートフォン100が電子時計200にデータ転送する例を説明した。しかし、電子時計200がスマートフォン100にデータを転送してもよい。この場合、スマートフォン100のCPU110が決定したデータ転送サイズを、電子時計200に通知し、電子時計200がそのデータ転送サイズに基づいてデータを分割してスマートフォン100に送信してもよい。
また、上記の実施形態では、スマートフォン100及び電子時計200が、Bluetooth(登録商標)で通信する例を説明した。しかし、スマートフォン100及び電子時計200は、その他の通信方法、例えば、無線LAN(Local Area Network)やWi−Fi(登録商標)で通信しても良い。
また、上記の実施形態では、無線通信装置10,20を含む機器として、スマートフォン100及び電子時計200を例に挙げて説明したが、無線通信機能を備える携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)や、スマートウォッチ等のウェアラブル端末といった電子機器であってもよい。
また、上記の実施形態では、CPU110,210が、制御動作を行う例を説明した。しかし、制御動作は、CPUによるソフトウェア制御に限られるものではない。制御動作の一部又は全部が専用の論理回路などのハードウェア構成を用いてなされても良い。
また、上記の実施形態では、データのヘッダが4Byte、データのCRCが2Byteである例を説明した。しかし、データのヘッダ及びCRCの容量は、これら例示した容量に限られるものではない。データのヘッダ及びCRCの容量は、通信部103及び通信部203の仕様に応じて変更されても良い。
また、上記の実施形態では、電子時計200のCPU210からスマートフォン100のCPU110に対して接続パラメータ更新シーケンス(Connection Update)を実行する例を説明した。しかし、接続パラメータ更新シーケンス(Connection Update)の実行は、電子時計200のCPU210からスマートフォン100のCPU110に対してするものに限られるものではない。接続パラメータ更新シーケンス(Connection Update)の実行は、スマートフォン100のCPU110が接続パラメータの変更が必要であるか否かの判別を行い、必要に応じて、スマートフォン100のCPU110から電子時計200のCPU210に対して接続パラメータ更新シーケンス(Connection Update)を実行しても良い。
また、以上の説明では、本発明のデータ転送処理に係るプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM102,202を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記録媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する受信ステップと、
自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定するサイズ決定ステップと、
を備えることを特徴とする無線通信方法。
(付記2)
前記サイズ決定ステップにおいて、前記受信された設定値が、前記所定の閾値よりも大きい場合、前記通信サイズを前記所定の閾値に決定する、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信方法。
(付記3)
前記他の無線通信装置に送信すべきデータを、前記決定された通信サイズに基づいて分割し、前記通信部を制御して、前記分割されたデータを送信する送信ステップをさらに備える、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信方法。
(付記4)
前記決定された通信サイズに応じて、前記他の無線通信装置にデータを送信する時間間隔を決定する間隔決定ステップをさらに備える、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信方法。
(付記5)
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信する送信ステップと、
前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する送受信ステップと、
を備えることを特徴とする無線通信方法。
(付記6)
他の無線通信装置と無線通信する通信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信し、
自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記7)
他の無線通信装置と無線通信する通信部と、
制御部と、を備え、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信し、
前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記8)
付記7に記載の無線通信装置と、
現在時刻を計時する計時部と、
前記計時部により計時された現在時刻を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする電子時計。
(付記9)
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置のコンピュータを、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する受信手段、
自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定するサイズ決定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記10)
他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置のコンピュータを、
前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信する送信手段、
前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する送受信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1…無線通信システム、10,20…無線通信装置、100…スマートフォン、101…マイクロコンピュータ、102…ROM、103…通信部、104…アンテナ、105…電力供給部、106…表示部、107…表示ドライバ、108…操作受付部、109…振動子、110…CPU、111…RAM、112…発振回路、113…分周回路、114…計時回路、115…プログラム、121…接続制御部、122…MTUサイズ受信制御部、123…データ転送サイズ決定部、124…接続パラメータ制御部、125…データ転送部、200…電子時計、201…マイクロコンピュータ、202…ROM、203…通信部、204…アンテナ、205…電力供給部、206…表示部、207…表示ドライバ、208…操作受付部、209…振動子、210…CPU、211…RAM、212…発振回路、213…分周回路、214…計時回路、215…プログラム、221…接続制御部、222…MTUサイズ送信制御部、223…接続パラメータ制御部、224…データ受信部

Claims (10)

  1. 他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する受信ステップと、
    自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定するサイズ決定ステップと、
    を備えることを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記サイズ決定ステップにおいて、前記受信された設定値が、前記所定の閾値よりも大きい場合、前記通信サイズを前記所定の閾値に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記他の無線通信装置に送信すべきデータを、前記決定された通信サイズに基づいて分割し、前記通信部を制御して、前記分割されたデータを送信する送信ステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信方法。
  4. 前記決定された通信サイズに応じて、前記他の無線通信装置にデータを送信する時間間隔を決定する間隔決定ステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  5. 他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信する送信ステップと、
    前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する送受信ステップと、
    を備えることを特徴とする無線通信方法。
  6. 他の無線通信装置と無線通信する通信部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信し、
    自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  7. 他の無線通信装置と無線通信する通信部と、
    制御部と、を備え、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信し、
    前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項7に記載の無線通信装置と、
    現在時刻を計時する計時部と、
    前記計時部により計時された現在時刻を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  9. 他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置のコンピュータを、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を受信する受信手段、
    自装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記受信された設定値とに基づいて、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズを決定するサイズ決定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 他の無線通信装置と無線通信する通信部を備える無線通信装置のコンピュータを、
    前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータに設定される設定値を送信する送信手段、
    前記他の無線通信装置で動作しているオペレーティングシステムに応じて設定された所定の閾値と、前記送信された設定値とに基づいて決定された、前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置との間で送受信する単位当たりの通信サイズで、前記通信部を制御して、前記他の無線通信装置との間でデータを送受信する送受信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2014175830A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Clarion Co Ltd 端末装置、通信システム、情報処理装置、及び通信プログラム

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半沢 智: "しくみを知り,ツールで実践 ネット・アクセス高速化テクニック", 日経NETWORK 第68号, JPN6020051189, 21 November 2015 (2015-11-21), JP, pages 25 - 26, ISSN: 0004548929 *

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