JP2020018189A - 釣竿用リールシート及び釣竿並びに釣竿用リールシートの移動フード - Google Patents

釣竿用リールシート及び釣竿並びに釣竿用リールシートの移動フード Download PDF

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Abstract

【課題】釣竿を把持する手の疲労を軽減する釣竿用リールシートの提供。【解決手段】前側に筒状の移動フード12を備え、移動フード12は、リール脚の前端部を覆うためのフード部を有する筒状のリールシート2であって、移動フード12は、外周面の全周のうちフード部とは反対側の部分に、指を前側から引っ掛けるためのトリガー33を有しており、トリガー33の前面は、幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であり、トリガー33の後面は、凹部を有する形状であり、トリガー33の突出長さは、指一本分の幅に相当する。【選択図】図10

Description

本発明は、釣竿にリールを固定するための釣竿用のリールシートと、該釣竿用リールシートを備えた釣竿と、釣竿用リールシートに用いられる移動フードに関する。
下記特許文献1のように、両軸リールが取り付けられるリールシートは、下面にトリガーを有している。釣り人は、例えば人差し指と中指との間にトリガーを位置させるようにして釣竿を把持する。しかしながら、釣りを長時間行うと、釣竿を把持する手が疲労しやすい。
特開2011−135815号公報
それゆえに本発明は、釣竿を把持する手の疲労を軽減することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る釣竿用リールシートは、前側に筒状の移動フードを備え、移動フードは、リール脚の前端部を覆うためのフード部を有する筒状のリールシートであって、移動フードは、外周面の全周のうちフード部とは反対側の部分に、指を前側から引っ掛けるためのトリガーを有していることを特徴とする。
このリールシートが装着された釣竿には例えば両軸リールを取り付けることができる。その釣竿を把持する際、例えば図11のように把持することができる。親指をリールの上側に位置させる。リールの上面の後部又はリールの後面には母指球を押し当てる。リールの前側の位置において人差し指と中指との間に釣竿を位置させて、人差し指をリールの前面に当接させ、中指を移動フードのトリガーの前面に当接させる。薬指と小指はリールシート本体の下面に当接させる。あるいは、グリップ体を備える場合には、そのグリップ体に薬指と小指を当接させる。薬指と小指のうち主として小指でリールシート本体やグリップ体を把持する。薬指と小指はトリガーから後側に離れて位置する。このような把持の仕方によって、母指球、人差し指、中指、及び小指の合計四点で釣竿を支持することができる。釣竿の上側の二箇所と下側の二箇所の合計四箇所で釣竿を支持することができるので、釣竿が安定しやすい。そのため、小さな力で釣竿を把持することができる。また、このように把持すると、手首が腕に対して一直線上となりやすく、手首が曲がりにくくなる。そのため、手首の負担が小さい。
図13のように把持することもできる。親指は同様にリールの上側に位置させて、リールの上面の後部やリールの後面に母指球を押し当てる。人差し指を移動フードのトリガーの前面に当接させ、中指と薬指と小指をリールシート本体やグリップ体の下面に当接させる。中指と薬指と小指のうち主として小指でリールシート本体やグリップ体を把持する。中指と薬指と小指は、トリガーから後側に離れて位置する。このような把持の仕方によって、母指球、人差し指、及び小指の合計三点で釣竿を支持することができる。合計三点で釣竿を支持することができるので、釣竿が安定しやすい。そのため、小さな力で釣竿を把持することができる。この場合も、手首の曲がりは小さく、手首の負担は小さい。
また、前側の移動フードがトリガーを有しているので、大型のリールの場合には、移動フードと共にトリガーは相対的に前側に位置し、小型のリールの場合には、移動フードと共にトリガーは相対的に後側に位置する。このようにリールのサイズに応じてトリガーの位置が前後に変化するので、リールのサイズが変わっても、上述のような四点支持や三点支持で釣竿を把持することができる。
特に、トリガーの前面は、幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であり、トリガーの後面は、凹部を有する形状であることが好ましい。上述のように、トリガーの前面には例えば中指を当接させる。中指をトリガーの前面に当接させる場合、中指の例えば第一関節をトリガーの前面に押し付けるようにする。その際、トリガーの前面が幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であると、中指の感触は柔らかいものとなり、中指が痛くなりにくい。一方、薬指は中指から後方に離れて位置するので、トリガーの後面に薬指が接触しにくい。従って、トリガーの後面が凹部を有する形状であっても、薬指は痛くならない。そして、トリガーの後面が凹部を有する形状であることにより、トリガーを軽量化でき、移動フードを軽量化できる。
また、トリガーの前面は、幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であり、トリガーの後面は、横断面視において、後側への膨出量が前面の前側への膨出量よりも小さい形状であることも好ましい。トリガーの後面をこのような形状とすることによっても、トリガーを軽量化できる。尚、横断面とは、トリガーをその幅方向に沿って切断したときの断面である。
また、トリガーの突出長さは、指一本分の幅に相当することが好ましい。上述したような四点支持の把持の仕方において、薬指を伸ばしたり曲げたりすることで、薬指で両軸リールのハンドルを回転させることができる。つまり、片手のみで釣竿を操作しながら両軸リールを回転させるができる。そのように薬指で両軸リールのハンドルを回転させる操作を行う場合、トリガーの突出長さが指一本分の幅に相当する長さであると、トリガーに薬指が干渉しにくく、薬指をスムーズに屈伸させることができる。また、上述の三点支持の把持の仕方においても同様であって、中指を屈伸させることで両軸リールのハンドルを回転させることができる。その場合も、トリガーに中指が干渉しにくく、中指をスムーズに屈伸させることができる。
また、トリガーの前面の先端側領域は、移動フードの径方向に対して前側に10度以下の傾斜角度で傾斜しており、且つ、リールを取り付けた状態において、トリガーの前面の先端側領域は、移動フードの径方向に沿うか又は移動フードの径方向に対して前側に傾斜した状態となることが好ましい。リールを取り付けると、移動フードのフード部はリール脚を乗り上げていき、移動フードは、ガタ分だけ傾くことになる。その傾きは、移動フードの全周のうちフード部が位置する領域においてその前部が移動フードの中心線に近づき、後部が移動フードの中心線から離れるという傾きである。リールを取り付ける前の基準状態においてトリガーの前面の先端側領域が移動フードの径方向に沿っていると、リールを取り付けた状態では、トリガーの前面の先端側領域は、移動フードの径方向に対して後側に傾斜した状態となる。一方、トリガーの前面の先端側領域が、移動フードの径方向に対して前側に10度以下の傾斜角度で傾斜しており、且つ、リールを取り付けた状態において、トリガーの前面の先端側領域が、移動フードの径方向に沿っているか又は移動フードの径方向に対して前側に傾斜していると、トリガーに当接させている指が滑りにくく安定しやすく、上述のような四点支持や三点支持の状態が安定し、手の負担が軽減される。また、リールを取り付ける前の基準状態においてトリガーの前面の先端側領域の傾斜角度が10度以下であるため、リールを取り付けた状態において、トリガーの前面の先端側領域が前側に傾斜している状態でもその傾斜角度は僅かである。そのため、トリガーの前面に指を自然な状態で当接させることができる。
また、本発明に係る釣竿は、上記リールシートを備えたものである。
また、本発明に係る釣竿用リールシートの移動フードは、リール脚の前端部を覆うためのフード部を有する筒状の移動フードであって、外周面の全周のうちフード部とは反対側の部分に、指を前側から引っ掛けるためのトリガーを有していることを特徴とする。
以上のように、前側の移動フードが、フード部とは反対側の部分に、トリガーを有しているので、釣竿を把持する手の疲労を軽減することができる。
本発明の第一の実施形態における移動フードを前側から見た斜視図。 同移動フードを後側から見た斜視図。 同移動フードを後側から見た斜視図。 同移動フードを左側から見た側面図。 同移動フードを前側から中心線の方向に見た正面図。 同移動フードを後側から中心線の方向に見た背面図。 同移動フードを下側から見た底面図。 図7のD−D断面図。 (a)〜(c)はそれぞれ図6のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図。 同移動フードを備えた釣竿用リールシートが装着された釣竿に、両軸リールが取り付られけた状態を左側から見た側面図。 図10の釣竿を把持した状態の一例を示す側面図。 図10の釣竿のトリガーを示す図9(b)に対応した断面図。 図10の釣竿を把持した状態の一例を示す側面図。 本発明の第二の実施形態における移動フードを前側から見た斜視図。 同移動フードを後側から見た斜視図。 同移動フードを左側から見た側面図。 同移動フードを前側から中心線の方向に見た正面図。 同移動フードを後側から中心線の方向に見た背面図。 同移動フードを下側から見た底面図。 図19のH−H断面図。 (a)〜(c)はそれぞれ図18のE−E断面図、F−F断面図、G−G断面図。 同移動フードを備えた釣竿用リールシートが装着された釣竿に、両軸リールが取り付られけた状態を左側から見た側面図。 同移動フードを備えた釣竿用リールシートが装着された釣竿に、スピニングリールが取り付られけた状態を左側から見た側面図。 図23の釣竿を把持した状態の一例を示す側面図。 本発明の他の実施形態におけるリールシートを装着した釣竿の使用状態を左側から見た側面図。 本発明の他の実施形態におけるリールシートを装着した釣竿の使用状態を左側から見た側面図。 本発明の他の実施形態におけるリールシートを装着した釣竿の使用状態を左側から見た側面図。 同リールシートの分解図。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態に係る移動フード、それ備えた釣竿用リールシート、及び釣竿について図1〜13を参酌しつつ説明する。本実施形態におけるリールシート2は、釣竿にリールを固定するためのものであって、釣竿の竿本体1(ブランク)に装着されて使用される。該リールシート2は、いわゆるパイプシートと称されるものであって、全体として筒状のものであり、竿本体1に外装されて所定位置に接着固定される。リールは、スピニングリールであってもよいし、両軸リール3であってもよい。リールは、前後方向に延びるリール脚(図8参照)を備えている。リールは、リール脚をリールシート2に固定することにより、釣竿に固定される。
図10に、一例として、釣竿のリールシート2に両軸リール3を取り付けた状態を示している。両軸リール3は、通常、リールシート2の上側に取り付けられる。尚、竿先側を前側と、竿尻側を後側と称する。竿本体1やリールシート2、移動フード12の中心線12aの方向(軸線方向)は前後方向である。図10に前側を矢印X1で示し、後側を矢印X2で示している。図4にも同様に示している。また、前後方向と直交する方向を左右方向とする。両軸リール3のハンドル6の回転軸線の方向は左右方向となる。スピニングリールのハンドル6の回転軸線の方向も同様に左右方向となる。
リールシート2は、筒状である。リールシート2は、釣竿の竿本体1の外側に取り付けられる。リールシート2は、筒状のリールシート本体10と、二点鎖線で示すナット11と、移動フード12と、グリップ体13とを備えている。グリップ体13は、リールシート本体10の直ぐ後側に位置している。グリップ体13は筒状であり、リールシート本体10の後部及び竿本体1の外側に装着されている。グリップ体13は各種のグリップ素材から構成されている。グリップ素材としては、例えばコルクや、発泡EVA等の発泡樹脂等がある。図10等において、グリップ体13には多数のドットを付して示している。移動フード12はリール脚の前側に位置する。即ち、リールシート2は、フロントロック構造のものである。
リールシート本体10は、竿本体11の外側に直接又は筒状のスペーサ(図示省略)を介して接着固定される。リールシート本体10は、図示しないリール脚取付部と、固定フード部21と、雄ネジ部22とを有している。リール脚取付部は、リール脚の取付面(裏面)を対峙させる部分であり、リールシート本体10の全周のうちの所定部分に形成されている。リール脚取付部の後端部に固定フード部21が形成されている。固定フード部21はリールシート本体10に一体に形成されている。尚、リールシート本体10は、合成樹脂から射出成形により形成される。固定フード部21は、図示しないリール脚の後端部を覆ってそれを保持する。固定フード部21は前側に開口している。リール脚の後端部は固定フード部21に前側から挿入される。
リールシート本体10の前部外周面に雄ネジ部22が形成されている。雄ネジ部22にナット11が螺合する。ナット11の後側に移動フード12が位置する。移動フード12はリールシート本体10に対して前後方向に移動可能であるが回転不能である。移動フード12はリール脚の前端部5a(図8参照)を覆ってそれを保持する。移動フード12とリールシート本体10の固定フード部21とよってリール脚を前後に狭持する。これによりリールがリールシート2に固定される。
移動フード12の詳細について説明する。図1〜図9に本実施形態に係る移動フード12を単体の状態で示している。移動フード12の向きは任意であるが、便宜上、図10のように両軸リール3を取り付けるときの状態に合わせて図示している。移動フード12は、筒状であって、リールシート本体10の外側に被せられる。移動フード12は両端が開口している。
移動フード12は、前端開口部の内周面に環状突条30を有している。該環状突条30は、ナット11の外周面の図示しない係合周溝に係合する。これにより、ナット11が回転しても移動フード12は回転せず、ナット11が回転しながら前後方向に移動することに伴って移動フード12はナット11と共に前後方向に移動する。移動フード12は、内周面の中間部に、係合突条31を有している。係合突条31は、前後方向に沿って一直線状に延びている。係合突条31の位置及び本数は任意であるが、本実施形態では、係合突条31は上下対向して一対設けられている。但し、係合突条31が左右方向に対向して一対設けられていてもよい。係合突条31は、リールシート本体10の外周面に形成された図示しないガイド溝と係合する。係合突条31がリールシート本体10のガイド溝に係合することにより、移動フード12は、リールシート2の中心線回りに回転することなく、ガイド溝に案内されながら前後方向に直線的に移動できる。
移動フード12は、後端開口部の開口縁部にフード部32を有している。フード部32は、移動フード12の後端開口部の開口縁部の全周のうちの一部が径方向外側に膨出した形状となっている。フード部32は後側に開口している。リール脚の前端部5aは相対的に後側からフード部32に入り込む。フード部32は、リール脚の前端部5aを径方向外側から覆ってそのリール脚の前端部5aを保持する。移動フード12のフード部32とリールシート本体10の固定フード部21がリール脚を前後に狭持する。
移動フード12は、外周面にトリガー33を有している。トリガー33は、移動フード12の外周面の全周のうち、フード部32とは上下反対側の部分に位置している。フード部32とトリガー33は、前後方向の位置が略同じである。例えば、フード部32が外周面の上側の部分に位置している状態では、トリガー33は、外周面の下側の部分に位置する。トリガー33とフード部32は、移動フード12を前側から見たとき、あるいは、移動フード12を後側から見たとき、180度対向した位置関係にある。尚、トリガー33の前後方向の位置は任意である。本実施形態では、トリガー33は、移動フード12の外周面の後端部近傍に位置しているが、移動フード12の外周面の前後方向の中間部や前端部近傍に位置していてもよい。
トリガー33は、移動フード12の外周面から略径方向外側に向けて突出している。図4及び図8のように、トリガー33の前後方向の寸法はトリガー33の厚さである。トリガー33の厚さは、基端部において大きく、先端部において小さい。トリガー33の厚さは、基端部から先端部に向けて徐々に小さくなっている。図5及び図6のように、トリガー33の左右方向の寸法はトリガー33の幅である。トリガー33の幅は、基端部において大きく、先端部において小さい。トリガー33の幅は、基端部から先端部に向けて徐々に小さくなっている。トリガー33を前側から見たとき、及びトリガー33を後側から見たとき、トリガー33の形状は、正面視又は背面視において、基端部を底辺とし先端部を頂点とする略三角形状であり、具体的には、頂角が鋭角である左右対称の二等辺三角形状である。
トリガー33の前面34に指が引っ掛けられる。指は、例えば人差し指や中指である。指は、トリガー33に左右方向に沿って掛け回される。右手の場合には、トリガー33に指が右側から左側に向けて掛け回され、左手の場合には、指が左側から右側に向けて掛け回される。トリガー33の突出長さは、一般的な成人の手の人差し指や中指の指一本分の幅に相当する長さである。
図9のように、トリガー33の前面34は、左右方向に沿って前側凸に湾曲している。トリガー33の前面34は、左右方向に沿って前側に膨出した湾曲面である。トリガー33の前面34の左右両側縁部は、トリガー33の後面35の近傍まで延びていることが好ましい。トリガー33の前面34の左右両側縁部は、少なくともトリガー33の前後方向の中央位置を越えて後側まで延びていることが好ましい。即ち、トリガー33の前面34の左右両側縁部は、トリガー33の後部まで延びていることが好ましい。
トリガー33の後面35は、後側にはほとんど膨出していない。トリガー33の後面35は、凹部36を有している。凹部36は、前側に向けて凹んでいる。凹部36の形状、大きさ、個数は、任意であるが、本実施形態では、凹部36は、トリガー33の後面35の中央部に一箇所形成されている。凹部36は、図6のように、トリガー33の形状に対応している。凹部36の幅は、トリガー33の基端側において広く、トリガー33の先端側において狭い。凹部36の幅は、トリガー33の基端側から先端側に向けて徐々に広くなっている。具体的には、凹部36は、トリガー33の正面視ないし背面視の形状に対応して略三角形状である。凹部36の深さは、トリガー33の厚さの略半分程度である。トリガー33の後面35が凹部36を有することにより、トリガー33の肉厚は略一定となる。
図6及び図8のように、トリガー33は、全体として、前側に向けて傾斜して延びている。図8のような縦断面視において、トリガー33の前面34は、基端側領域34aと先端側領域34bという二つの部分に区画される。基端側領域34aと先端側領域34bは、互いに形状が異なっている。基端側領域34aと先端側領域34bの比率は種々であってよいが、本実施形態では、基端側領域34aと先端側領域34bがトリガー33の前面34を二分している。従って、基端側領域34aは、基端側の略半分の領域を占めており、先端側領域34bは、先端側の略半分の領域を占めている。縦断面視において、トリガー33の前面34の基端側領域34aは、後側凸に湾曲している。トリガー33の前面34の基端側領域34aは、後側に湾曲しつつ基端側から先端側に向けて延びている。縦断面視において、トリガー33の前面34の先端側領域34bは、移動フード12の径方向に対して前側に傾斜角度θで傾斜した直線である。
移動フード12のトリガー33の位置における径方向を図8に一点鎖線で示している。一点鎖線で示す移動フード12の径方向は、上下方向である。トリガー33の前面34の先端側領域34bは、先端側ほど前側に位置するように、上下方向に対して前側に傾斜角度θで傾斜している。傾斜角度θは、好ましくは10度以下であり、5度以下がより好ましい。また、傾斜角度θは、1度以上であることが好ましい。移動フード12は、リールシート本体10に前後方向に移動可能に装着されている。リールシート本体10の外周面と移動フード12の内周面との間には隙間が存在している。その隙間、ガタ分によって、リールシート2にリールを取り付けた状態では、移動フード12は僅かに傾いた状態となる。その傾きは、移動フード12の中心線12aの前側がトリガー33側となり、移動フード12の中心線12aの後側がフード部32側となる傾きである。例えば、フード部32が移動フード12の上側に位置し、トリガー33が移動フード12の下側に位置する場合、移動フード12の傾きは、移動フード12の中心線12aの前側が下側となり、移動フード12の中心線12aの後側が上側となる傾きである。
リールシート2にリールを取り付けることによって移動フード12が若干傾いた状態になった際に、トリガー33の前面34の先端側領域34bが少なくとも後側に傾斜していない状態にあることが好ましい。即ち、リールシート2にリールを取り付けた状態において、トリガー33の前面34の先端側領域34bは、上下方向に沿っているか、あるいは、上下方向に対して前側に若干傾斜しているか、何れかの状態となることが好ましい。リールシート2にリールを取り付けた状態においてトリガー33の前面34の先端側領域34bが上下方向に沿っている場合、トリガー33の前面34の先端側領域34bは、移動フード12の中心線12aに対して直交した姿勢となる。リールシート2にリールを取り付けた状態においてトリガー33の前面34の先端側領域34bが前側に若干傾斜している場合、その角度は数度以下が好ましく5度以下が好ましい。例えば、トリガー33の前面34の先端側領域34bの傾斜角度θが5度であって、リールを取り付けることによって移動フード12が2度傾く場合、リールを取り付けた状態におけるトリガー33の前面34の先端側領域34bは、5−2=3度、前側に傾斜していることになる。
移動フード12は一つの部材であることが好ましい。トリガー33は、移動フード12に一体的に形成されていることが好ましい。移動フード12は、合成樹脂から射出成形により形成されることが好ましい。
以上のようなリールシート2に例えば両軸リール3が装着される。図10に示すように、両軸リール3は、通常の使用状態において、リールシート2の上側に位置する。両軸リール3は右ハンドル仕様でも左ハンドル仕様でもよい。一例として、左ハンドル仕様のものを図示している。左ハンドル仕様の両軸リール3の場合、釣竿を右手で把持し、左手でハンドル6を回転させる。
右手で釣竿を把持する際、例えば図11のように把持することができる。図11において右手を二点鎖線で示している。この握り方は、例えば船釣りに適している。親指100を両軸リール3の上側に位置させる。親指100は、両軸リール3の上面に当接させてもよいし、両軸リール3の上面から若干浮かせるようにしてもよい。両軸リール3の上面の後部、あるいは、両軸リール3の後面には母指球101を押し当てる。母指球101が、釣竿を支持するための一つ目の支点となる。母指球101で両軸リール3を前方且つ斜め下方に押す。
両軸リール3の前側の位置において人差し指102と中指103との間に釣竿を位置させる。人差し指102と中指103の間に釣竿を通すようにする。人差し指102は釣竿の上側に位置させる。人差し指102は、両軸リール3の前面に当接させる。釣竿の上側には両軸リール3が存在しているので、その両軸リール3に人差し指102を前側から引っ掛けるようにする。人差し指102が、釣竿を支持するための二つ目の支点となる。人差し指102で両軸リール3を後側即ち手前に引く。
中指103は釣竿の下側に位置させる。中指103は移動フード12のトリガー33に引っ掛ける。中指103は、釣竿を挟んで、人差し指102の略直下の位置あるいは若干後側に位置する。中指103とトリガー33との関係を図12に示している。中指103はトリガー33の前面34に当接する。中指103はトリガー33の後面35には当接せず、トリガー33の前面34のみに当接する。トリガー33の前面34への中指103の当接状態は種々であってよい。例えば、トリガー33の前面34に中指103の指頭の指腹のみを当接させるようにしてもよい。好ましくは、図12のように、中指103の第一関節をトリガー33の前面34の左右方向中央部に位置させ、第一関節の両側の指腹部分をトリガー33の前面34の左部と右部にそれぞれ密着させる。トリガー33の突出長さは中指103の幅に相当する長さであるため、中指103の全幅をトリガー33の前面34に押し当てることができる。また、中指103に対してトリガー33が下側にほとんど突出しない。中指103が、釣竿を支持するための三つ目の支点となる。中指103でトリガー33を手前に引く。
残る二つの指である薬指104と小指105は、グリップ体13の下面に当接させる。薬指104と小指105はトリガー33から後側に離れて位置する。薬指104と小指105のうち主として小指105でグリップ体13を把持することが好ましい。薬指104はグリップ体13に軽く添える程度でよい。小指105が、釣竿を支持するための四つ目の支点となる。小指105で釣竿を上側に押す。
このように釣竿を把持すると、母指球101、人差し指102、中指103、及び小指105で釣竿を四点支持することができる。両軸リール3の前部の上下二箇所と両軸リール3の後部の上下二箇所の合計四箇所の支持である。また、釣竿の上側の前後二箇所と下側の前後二箇所の合計四箇所の支持である。そのため釣竿を容易に安定させることができる。両軸リール3は釣竿の上側に位置するため、両軸リール3の重みで釣竿が左右に回転しやすい。ハンドル6を左手で回転させる場合も、ハンドル6の回転操作に伴って釣竿が左右にぶれやすい。しかしながら、このように四点で支持することによって釣竿の左右の回転やブレを容易に抑制することができる。また、小さな力で釣竿を把持することができ、釣り人の負担が小さい。また、図11のように、手の平が腕に対して真っ直ぐ前に伸びた状態で釣竿を把持することができ、手の平と腕とが一直線上となる。つまり、手首が曲がりにくくなる。換言すれば、手を真っ直ぐに伸ばした状態で、そのまま手を握って釣竿を把持するという感覚に近い。そのため、手首の負担が小さく、長時間楽に釣竿を持って釣りを行うことができる。しかも、手の平や腕に対して釣竿が同一線上に位置するので、釣竿と手との一体感が高まり、釣竿が手の延長となる。
また、図11に矢印で示しているように、薬指104を屈伸させることでハンドル6を薬指104で回転させることができる。例えばカワハギ釣りにおいては、釣竿を上下にシェイクさせながら、いわゆる「たたき釣り」という動作を行う場合がある。そのような場合には、釣竿を持っている片手、図11の場合は右手のみで釣竿を上下に小刻みに振動させる。その際に、糸ふけが出た場合等には、薬指104でハンドル6を回転させて糸ふけを取ることができる。つまり、片手のみで釣竿のアクションとハンドル6の回転操作を行うことができる。そのように薬指104でハンドル6を回転させる際、トリガー33に薬指104が干渉しないので、薬指104でハンドル6をスムーズに回転操作することができる。また、薬指104を屈伸させても、釣竿を四点で支持しているので、釣竿が安定しており、ハンドル6を容易に回転操作できる。
上述のような握り方は一例であって、握り方は釣り人が任意に決めることができる。図13のような握り方をすることもできる。図11の握り方と異なり、人差し指102をトリガー33に引っ掛ける。中指103、薬指104及び小指105は、グリップ体13を把持する。中指103でハンドル6を回転させることができる。この場合、母指球101と人差し指102と小指105の三点で釣竿を支持することができる。この三点支持の場合も釣竿を容易に安定させることができる。
尚、リールシート2に両軸リール3を取り付けた場合を例にして説明したが、スピニングリールを取り付けてもよい。スピニングリールの場合は、通常、釣竿の下側にスピニングリールが位置し、移動フード12のトリガー33は、釣竿の上側に位置する。
<第二の実施形態>
次に、第二の実施形態にかかる移動フード12、リールシート2及び釣竿について説明する。但し、第一の実施形態と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。図14〜図21に第二の実施形態における移動フード12を単体の状態で示している。第二の実施形態の移動フード12は、係合突条31を左右一対備えている。また、移動フード12は、図16及び図20のように、第一の実施形態の移動フード12よりもトリガー33が前側に位置している。トリガー33は、移動フード12の前後方向の略中央部に位置している。トリガー33の前面34の左右方向中央部(幅方向中央部)には、曲率半径が他の部分よりも小さい尾根部34cが縦方向に沿って延びている。この尾根部34cを指の第一関節に位置させることができる。トリガー33の後面35には上述のような凹部36は形成されていない。図21のように、トリガー33の後面35は、横断面視において、後側に僅かに膨出しているが、その膨出量あるいは膨出の程度は、トリガー33の前面34の膨出量や膨出の程度よりも小さい。トリガー33の後面35は、後側に若干膨出している程度である。トリガー33の後面35は、左右方向に沿って僅かに後側凸に湾曲しているが、その曲率半径は大きく平面に近い。
図22に釣竿に両軸リール3を取り付けた状態を示している。リールシート2と竿本体1との間には、装飾用の筒体7を備えることも好ましい。筒体7は例えば金属製とすることができる。尚、両軸リール3は右ハンドル仕様である。従って、左手で釣竿を把持することになる。このリールシート2はグリップ体13を備えていない。従って、上述したような四点支持の握り方の場合には、薬指104と小指105はリールシート本体10を把持することになる。
また、図23には、釣竿にスピニングリール4を取り付けた状態を示している。スピニングリール4は右ハンドル仕様であってもよいし左ハンドル仕様であってもよいが、図23には左ハンドル仕様のものを図示している。右手で釣竿を把持する。リールシート2は、図22に示した状態とは上下反対向きとなる。リールシート本体10のリール取付部20や移動フード12のフード部32、リールシート本体10の固定フード部21は下側に位置する。移動フード12のトリガー33は上側に位置し、上側に向けて突出した状態となる。リール脚はリールシート本体10のリール脚取付部20に下側から取り付けられる。リール脚の前端部5aは、リール脚の足首部5cから前側に延びていて、移動フード12のフード部32に保持される。リール脚の後端部5bは、リール脚の足首部5cから後側に延びていて、リールシート本体10の固定フード部21に保持される。
図24に握り方の一例を示している。親指100はリールシート2の上側に位置させる。親指100はリールシート本体10の上面に当接させてもよいし、リールシート本体10から浮かしてもよい。母指球101をリールシート本体10の後部から竿本体1にかけて当接させる。母指球101が一つ目の支点となる。
人差し指102をトリガー33に引っ掛ける。人差し指102が二つ目の支点となる。中指103と薬指104の間にリール脚の足首部5cを位置させる。中指103はリール脚の足首部5cの前側に位置させる。中指103をリール脚の足首部5cに前側から当接させてもよく、その場合、中指103が三つ目の支点となる。薬指104と小指105はリール脚の足首部5cの後側に位置させる。薬指104はリール脚の足首部5cから後側に離して位置させる。小指105が四つ目の支点となる。このように母指球101、人差し指102、中指103及び小指105の四点で釣竿を支持することができる。この握り方では、手首が曲がりにくく、自然な状態で釣竿を把持できる。
<その他の実施形態>
リールシート2の他のバリエーションの代表例をいくつか挙げる。図25のように、リールシート本体10が第二のトリガー40を有していてもよい。第二のトリガー40は、リールシート本体10の下面に一体的に形成されている。第二のトリガー40は、例えばリールシート本体10の下面の後部に位置している。リールシート本体10の第二のトリガー40は、移動フード12のトリガー33から後側に離れて位置する。リールシート本体10の第二のトリガー40は、移動フード12のトリガー33よりも突出長さが大きく、移動フード12のトリガー33よりも下側に延びている。このリールシート2には、主として両軸リール3が取り付けられる。リールシート2の後側の位置に筒状のグリップ体14が設けられる。グリップ体14は竿本体1に装着される。上述のように四点支持で把持した場合、小指105をリールシート本体10の第二のトリガー40に前側から当接させることができる。上述の三点支持の場合には、リールシート本体10の第二のトリガー40を薬指104と小指105の間に位置させることもできる。また、移動フード12に指を掛けない握り方にも容易に対応でき、例えば、リールシート本体10の第二のトリガー40を人差し指102と中指103で挟んだりすることができる。
図26に示すリールシート2は、第一の実施形態のリールシート2と同様に、グリップ体13を備えている。グリップ体13の下面に突起50が形成されている。突起50は、例えば図25の第二のトリガー40よりも下方への突出長さが小さい。突起50は、移動フード12のトリガー33よりも突出長さが小さい。この突起50は、例えば、薬指104と小指105の間に位置させることができる。
図27及び図28に示すリールシート2は、下側に大きく膨出したパーミンググリップ部60を備えている。リールシート2は、リールシート本体10と、移動フード12と、移動フード12用のナット11と、保持用ナット61とを備えている。リールシート本体10は、リール脚取付部20と、固定フード部21と、移動フード12用の雄ネジ部22と、パーミンググリップ部60と、保持用雄ネジ部63とを備えている。保持用雄ネジ部63は固定フード部21よりも後側に位置している。その保持用雄ネジ部63に保持用ナット61が螺着している。
リールシート本体10は、互いに別体に形成された固定部材64と交換部材65とを備えている。固定部材64は、リールシート本体10の主要部を構成していて、全体として筒状である。固定部材64は竿本体1に固定される。固定部材64は、リール脚取付部62と固定フード部21とフード用の雄ネジ部22と保持用雄ネジ部63とを有している。交換部材65は、固定部材64に対して着脱可能である。交換部材65は、固定部材64に対して下側に向けて分離可能であり、下側から上側に向けて固定部材64に取り付けられる。交換部材65がパーミンググリップ部60を有している。保持用ナット61を緩めて後側に後退させた状態で交換部材65を固定部材64に着脱できる。保持用ナット61を回転させて前進させることにより、保持用ナット61が交換部材65を前側に押す。交換部材65は、固定部材64と保持用ナット61とによって前後に狭持されて固定される。
1 竿本体
2 リールシート
3 両軸リール
4 スピニングリール
5a リール脚の前端部
5b リール脚の後端部
5c リール脚の足首部
6 ハンドル
7 筒体
10 リールシート本体
11 ナット
12 移動フード
12a 中心線
13 グリップ体
14 グリップ体
20 リール脚取付部
21 固定フード部
22 雄ネジ部
30 環状突条
31 係合突条
32 フード部
33 トリガー
34 前面
34a 基端側領域
34b 先端側領域
34c 尾根部
35 後面
36 凹部
40 第二のトリガー
50 突起
60 パーミンググリップ部
61 保持用ナット
63 保持用雄ネジ部
64 固定部材
65 交換部材
100 親指
101 母指球
102 人差し指
103 中指
104 薬指
105 小指

Claims (7)

  1. 前側に筒状の移動フードを備え、移動フードは、リール脚の前端部を覆うためのフード部を有する筒状のリールシートであって、
    移動フードは、外周面の全周のうちフード部とは反対側の部分に、指を前側から引っ掛けるためのトリガーを有していることを特徴とする釣竿用リールシート。
  2. トリガーの前面は、幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であり、トリガーの後面は、凹部を有する形状である請求項1記載の釣竿用リールシート。
  3. トリガーの前面は、幅方向に沿って前側凸に湾曲した形状であり、トリガーの後面は、横断面視において、後側への膨出量が前面の前側への膨出量よりも小さい形状である請求項1記載の釣竿用リールシート。
  4. トリガーの突出長さは、指一本分の幅に相当する請求項1乃至3の何れかに記載の釣竿用リールシート。
  5. トリガーの前面の先端側領域は、移動フードの径方向に対して前側に10度以下の傾斜角度で傾斜しており、且つ、リールを取り付けた状態において、トリガーの前面の先端側領域は、移動フードの径方向に沿うか又は移動フードの径方向に対して前側に傾斜した状態となる請求項1乃至4の何れかに記載の釣竿用リールシート。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の釣竿用リールシートを備えた釣竿。
  7. リール脚の前端部を覆うためのフード部を有する筒状の移動フードであって、
    外周面の全周のうちフード部とは反対側の部分に、指を前側から引っ掛けるためのトリガーを有していることを特徴とする釣竿用リールシートの移動フード。
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