JP7330070B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

本発明は、リアグリップ部を備えた釣竿に関する。
リールシートよりも竿尻側にリアグリップ部を備えた釣竿が知られている。リアグリップ部は、ブラックとは別体の構成である。リアグリップ部は、ブランクの外周面に装着される。例えば、釣り人が右手で釣竿を把持する場合、魚が掛かったときに、釣り人は、右手の腕をリアグリップ部に当てることができる。釣り人は、右手の手の平と右手の腕で、釣竿を支えることができる。しかしながら、リアグリップ部がブランクとは別体の構成であると、釣竿から手に伝わる感度が低下する。
これに対して、本出願人は、下記特許文献1のように、ブランクにリアグリップ部が一体的に形成された構成について既に提案している。このようにリアグリップ部がブランクに一体的に形成されていると、釣竿から手に伝わる感度が向上する。
キャスト時には、釣り人は、左手でリアグリップ部を把持してダブルハンドキャストすることができる。釣竿を軽量化するためには、リアグリップ部の長さを短くすることが望ましい。リアグリップ部の長さが短くなると、左手でリアグリップ部を把持しにくくなる。
特許第6494568号公報
本発明は、リアグリップ部の高感度化と軽量化と把持しやすさを課題とする。
本発明に係る釣竿は、ブランクを備えている。ブランクの下側にリールを装着することができる。ブランクは、リールよりも竿尻側に、主部とリアグリップ部とを有している。リアグリップ部は、主部の竿尻側に連続している。ブランクの竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。
この構成によれば、ブランクの下側にリールが取り付けられる。リールは、例えばスピニングリールである。スピニングリールは釣竿の下側に位置する。例えば釣竿を右手で把持する場合、左手でリアグリップ部を把持してダブルハンドキャストすることができる。左手の親指は、リアグリップ部の上部に当接する。左手の人差し指から小指のうち少なくとも一本の指は、リアグリップ部の下部に当接する。左手の人差し指から小指のうち二本から四本の指がリアグリップ部の下部に当接することが好ましい。左手の人差し指から小指の全ての指がリアグリップ部の下部に当接することが更に好ましい。あるいは、左手の人差し指から薬指までの三本の指がリアグリップ部の下部に当接することが更に好ましい。ブランクの竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。リアグリップ部の下部はリアグリップ部の上部よりも竿尻側に延びている。そのため、左手でリアグリップ部を把持する際、リアグリップ部の下部に多くの指を当接させることができる。リアグリップ部の長さを短くしても、グリップ力を確保することができる。
また、本発明に係る釣竿は、ブランクを備えている。ブランクの上側にリールを装着することができる。ブランクは、リールよりも竿尻側に、主部とリアグリップ部とを有している。リアグリップ部は、主部の竿尻側に連続している。ブランクの竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。
この構成によれば、ブランクの上側にリールが取り付けられる。リールは、例えば両軸受けリールである。両軸受けリールは釣竿の上側に位置する。上述したリールが下側に取り付けられる釣竿の場合と同様に、左手でリアグリップ部を把持する際、リアグリップ部の下部に多くの指を当接させることができる。リアグリップ部の長さを短くしても、グリップ力を確保することができる。
好ましくは、釣竿は、尻栓を備えている。尻栓は、ブランクの竿尻側の端部に装着されている。尻栓の竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。この構成によれば、釣竿をロッドホルダや竿袋にスムーズに入れることができる。また、尻栓の竿尻側の端面によって、釣竿の周方向の向きを容易に把握することができる。
好ましくは、尻栓は、尻栓の竿尻側の端面の周縁部の少なくとも下部に、竿尻側に突出するガード壁を有している。ガード壁の突出量は、下側に向けて徐々に増加している。この構成によれば、この構成によれば、ガード壁によってブランクの竿尻側の端面の下部を効果的に保護できると共に尻栓の下部も保護できる。
好ましくは、ガード壁の幅は、下側に向けて徐々に広くなっている。この構成によれば、ガード壁によってブランクの竿尻側の端面の下部を効果的に保護できると共に尻栓の下部も保護できる。
好ましくは、尻栓は、尻栓の竿尻側の端面にベース面を有している。ガード壁は、ベース面の周囲に位置している。主部の中心線に直交する直交面に対するベース面の傾斜角度は、直交面に対するガード壁の竿尻側の端面の傾斜角度よりも小さい。この構成によれば、ベース面に対してガード壁を容易に突出させることができ、ガード壁の突出量を下側に向けて容易に増加させることができる。
また、本発明に係る釣竿は、ブランクと尻栓とを備えている。ブランクの下側にリールを装着することができる。尻栓は、ブランクの竿尻側の端部に装着されている。ブランクは、リールよりも竿尻側に、主部とリアグリップ部とを有している。リアグリップ部は、主部の竿尻側に連続している。尻栓の竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。
この構成によれば、ブランクの下側にリールが取り付けられる。リールは、例えばスピニングリールである。スピニングリールは釣竿の下側に位置する。上述の釣竿と同様に、左手でリアグリップ部を把持する際、リアグリップ部の下部に多くの指を当接させることができる。また、尻栓の下部にも指を当接させることができる。例えば、リアグリップ部の下部に左手の人差し指から薬指までの三本の指を当接させ、尻栓の下部に小指を当接させることができる。そのため、リアグリップ部の長さを短くしても、グリップ力を確保することができる。
また、本発明に係る釣竿は、ブランクと尻栓とを備えている。ブランクの上側にリールを装着することができる。尻栓は、ブランクの竿尻側の端部に装着されている。ブランクは、リールよりも竿尻側に、主部とリアグリップ部とを有している。リアグリップ部は、主部の竿尻側に連続している。尻栓の竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜している。
この構成によれば、ブランクの上側にリールが取り付けられる。リールは、例えば両軸受けリールである。両軸受けリールは釣竿の上側に位置する。上述の釣竿と同様に、左手でリアグリップ部を把持する際、リアグリップ部の下部に多くの指を当接させることができる。また、尻栓の下部にも指を当接させることができる。例えば、リアグリップ部の下部に左手の人差し指から薬指までの三本の指を当接させ、尻栓の下部に小指を当接させることができる。そのため、リアグリップ部の長さを短くしても、グリップ力を確保することができる。
以上のように、リアグリップ部の感度を向上させることができ、リアグリップ部を軽量化することができ、しかも、リアグリップ部を容易に把持することができる。
本発明の一実施形態における釣竿の要部を示す斜視図。 同釣竿の要部を示す斜視図。 同釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の要部を示す平面図。 同釣竿を竿尻側から見た図。 同釣竿の要部の縦断面図。 図6の要部拡大図。 同釣竿の製造途中の状態を示す要部拡大縦断面図。 (a)は図3のA-A端面図、(b)は図3のB-B端面図。 (a)は図3のC-C端面図、(b)は図3のD-D端面図。 同釣竿の使用状態を示す要部正面図。 同釣竿の使用状態を示す要部背面図。 同釣竿の使用状態を示す要部背面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部の縦断面図。 同釣竿の製造途中の状態を示す要部拡大縦断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る釣竿について図1~図13を参酌しつつ説明する。釣竿の種類は任意であって、例えば、並継ぎ竿や振出竿、ワンピースロッド等である。図1~図3に示すように、本実施形態における釣竿は、竿本体とリールシート1を備えている。リールシート1は、スピニングリール90を取り付けるためのものである。竿本体にリールシート1が装着されている。本実施形態の釣竿は、スピニングリール90に適したものである。スピニングリール90は、リールシート1に取り付けるためのリール脚100を備えている。リール脚100は、第一脚部101及び第二脚部102を有している。リールシート1は、リール脚100が取り付けられるリール取付面13を有している。リール取付面13には、リール脚100の裏面が当接する。釣竿にスピニングリール90を取り付けた使用状態において、スピニングリール90は釣竿の下側に位置し、リール取付面13は、下側を向く。スピニングリール90の場合、下側がリール装着側であり、上側がリール装着側とは径方向反対側である。
尚、釣竿の中心線の方向を前後方向とし、竿先側を前側、竿尻側を後側とする。リール取付面13側を下側とし、リール取付面13とは径方向反対側を上側とする。図4は、釣竿を上側から見た平面図である。釣竿を上側から見たとき、前後方向と直交する方向を左右方向と称する。図中、左右方向を矢印Xで示し、前側を矢印Y1で示し、後側を矢印Y2で示し、上側を矢印Z1で示し、下側を矢印Z2で示す。
リールシート1は、筒状である。リールシート1は、パイプシートとも称される。リールシート1は、竿本体に装着される。リールシート1は、竿本体の所定位置に移動不能に固定される。リールシート1は、竿本体の外周面に直接あるいは筒状のスペーサを介して接着される。竿本体は、リールシート1を挿通する。
リールシート1は、リールシート本体10と、可動フード11と、ナット12とを備えている。リールシート本体10を竿本体が挿通している。リールシート本体10は、リール取付面13を有している。リールシート本体10は、固定フード14を有している。固定フード14は、リールシート本体10に一体的に形成されている。リールシート1にスピニングリール90を取り付けた状態において、リール脚100の第一脚部101は前側を向き、第二脚部102は後側を向く。固定フード14は、リール脚100の第一脚部101を保持する。可動フード11は、リールシート本体10に対して前後に移動可能である。可動フード11は、リール脚100の第二脚部102を保持する。ナット12は、リールシート本体10に螺合している。ナット12は、可動フード11を前後方向に移動させると共に所望の位置に固定する。尚、本実施形態では、ナット12がリールシート本体10の後側に位置しているが、ナット12がリールシート本体10の前側に位置していてもよい。
竿本体は、一又は複数のブランク(竿体)を備えている。本実施形態では、竿本体は、第一ブランク2と第二ブランク3を備えている。第一ブランク2は、第二ブランク3の前側に位置している。第一ブランク2と第二ブランク3は、互いに接合一体化されている。例えば、第一ブランク2と第二ブランク3はリールシート本体10の内側において互いに接合される。第一ブランク2と第二ブランク3は、例えば、所定長さの重ね合わせ部を形成するようにして接合される。尚、第一ブランク2と第二ブランク3は、互いに分離可能に接続されてもよい。
第二ブランク3は、プリプレグをマンドレルに巻回して加熱焼成することで中空状に形成されたものである。プリプレグの強化繊維としてはカーボン繊維やガラス繊維等が使用できる。第二ブランク3は、リールシート1から後側に延びている。第二ブランク3は、釣竿の後端部まで延びている。第二ブランク3は、主部20とリアグリップ部21を有している。主部20とリアグリップ部21は、第二ブランク3に一体的に形成されている。リールシート1の内側に主部20の前部が位置している。主部20は、リールシート1から後側に延びている。主部20は、円筒状である。主部20の中心線4が、第二ブランク3の中心線であり、釣竿の中心線である。主部20の中心線4に対して直交する面を直交面と称する。直交面の法線は、主部20の中心線4である。直交面は、前後方向に対して直交している。第二ブランク3を直交面で切断したときの断面を横断面と称し、その断面形状を横断面形状と称する。主部20の横断面形状は、円形状である。主部20は、径略一定のストレート形状であることが好ましい。
リアグリップ部21は、主部20の後側に連続している。リアグリップ部21は、釣竿を持つ手の腕が当てられたり、両手でキャストする場合にはリールシート1を持つ手とは反対側の手で把持されたりする。以下、釣竿を右手で持つ場合を例にして説明する。釣竿を右手で持つ場合、右手の腕がリアグリップ部21に当てられる。腕には肘を含む。両手でキャストする場合、即ち、ダブルハンドキャストをする場合には、右手でリールシート1を持ち、左手でリアグリップ部21を把持する。
リアグリップ部21は、第二ブランク3の後端部まで延びている。リアグリップ部21は、主部20よりも太い。リアグリップ部21は、主部20よりも径方向外側に膨出している。リアグリップ部21は、リールシート1に対して後側に離れている。本実施形態において、リアグリップ部21は、主部20よりも短い。リアグリップ部21の長さは、左手で把持できる程度の長さである。リアグリップ部21の長さは、一般的な大人の手の人差し指から小指までの四本の指のうち少なくとも三本以上の指に相当する長さであることが好ましい。
リアグリップ部21の横断面形状は、非円形状である。リアグリップ部21の径方向外側への膨出量は、後側に向けて徐々に増加している。リアグリップ部21は、主部20の後側に連続し、後側に向けて徐々に拡大する拡大部と、拡大部の後側に連続していてリアグリップ部21の後端部まで延び、後側に向けて拡大せずに一定の形状を維持するストレート部とを有している。ストレート部に後述の尻栓6が装着される。リアグリップ部21は、ストレート部を有していることが好ましいが、ストレート部が省略されていてもよい。
図9(b)及び図10に、リアグリップ部21の横断面形状を示している。図9(b)及び図10において、主部20の外周面を二点鎖線で示していると共に、主部20の中心線4と左右両角部31との間の距離R1を半径とする仮想円5を二点鎖線で示している。図9(a)は、主部20の横断面形状を示している。上述のように、主部20の横断面形状は円形状である。それに対して、リアグリップ部21の横断面形状は、円形状ではなく、左右対称の非円形状である。詳細には、リアグリップ部21の横断面形状は、逆三角形状である。第二ブランク3の横断面形状は、主部20からリアグリップ部21にかけて円形状から逆三角形状へと変化している。図10(b)のように、リアグリップ部21は、少なくとも後部において、上側への膨出量B1が下側への膨出量B2よりも大きい。
リアグリップ部21は、左右一対の角部31と、上方面30と、下方面とを有している。本実施形態では、リアグリップ部21は、左右一対の角部31を有しているが、リアグリップ部21が一つの角部31のみを有していてもよい。リアグリップ部21に左右一対の角部31が設けられることにより、リアグリップ部21の全周は、周方向に二つの部分に区分される。区分された上側の部分が上方面30であり、下側の部分が下方面である。下方面は、リアグリップ部21の全周のうち、上方面30を除く部分である。上方面30は、左右一対の角部31の間に位置し、リアグリップ部21の円周上の上側に位置する。下方面は、左右一対の角部31の間に位置し、リアグリップ部21の円周上の下側に位置する。尚、上方面30の周方向の曲率半径は、下方面の周方向の曲率半径と異なることが好ましい。上方面30の周方向の曲率半径は、下方面の周方向の曲率半径よりも大きいことが好ましい。
上方面30は、リアグリップ部21の上面である。上方面30の周方向の両端部にそれぞれ角部31が形成されている。上方面30には、釣竿を持つ手、即ち、右手の腕を当てることができる。図4のような平面視において、上方面30は、主部20の直径よりも幅が広い。上方面30は、後側に向けて徐々に幅広となっている。図3のように、上方面30は、後側に向けて徐々に上昇している。図9(b)及び図10のように、上方面30は、周方向に沿って径方向外側に湾曲した凸状の湾曲面である。上方面30の周方向の曲率半径は、主部20の中心線4を中心とし一対の角部31を通る仮想円5の半径よりも大きい。上方面30の周方向の曲率半径は大きく、上方面30は平面に近い湾曲面であり、近似平面である。上方面30の周方向の曲率半径は、仮想円5の半径よりも大きい。図10のように、上方面30は、リアグリップ部21の少なくとも後部において、主部20の頂上部20aよりも上側に位置している。
角部31は、周方向の曲率半径が局所的に小さくなった部分である。角部31の周方向の曲率半径は、リアグリップ部21の全周のうち、最も小さい。角部31は、前側から後側に向けて延びる筋状である。平面視において、角部31は、左右方向の端部に位置する。両角部31間の離間距離がリアグリップ部21の左右方向の寸法であり幅である。両角部31間の離間距離は、後側に向けて徐々に大きくなっている。リアグリップ部21の外周面は、左右の角部31によって上下に区画される。左右の角部31によって上下に区画されたリアグリップ部21の外周面の二つの部分のうち、上側の部分が上方面30である。リアグリップ部21は、一対の角部31からリアグリップ部21の最下部21aに向けて徐々に幅が狭くなる形状である。リアグリップ部21の横断面形状は、逆三角形状である。リアグリップ部21の最下部21aは、逆三角形の下側の頂点部である。リアグリップ部21の最下部21aは、横断面視において、主部20の中心線4からリアグリップ部21の最下部21aまで距離R2を有している。
図10のように、一対の角部31は、リアグリップ部21の少なくとも後部において、主部20の頂上部20aよりも上側に位置している。仮想円5は、主部20の外周面よりも大きい。横断面視において、仮想円5の直径は、主部20の外径よりも大きい。リアグリップ部21の後部において、仮想円5の直径は、主部20の外径の2倍以上である。また、図9(b)及び図10のように、横断面視において、一対の角部31は、リアグリップ部21の全周のうち、主部20の中心線4から径方向に最も離れている。横断面視において、主部20の中心線4から一対の角部31までの距離R1(半径)は、主部20の中心線4からリアグリップ部21の最下部21aまでの距離R2(半径)よりも大きい。主部20の中心線4から一対の角部31までの距離R1は、仮想円5の半径である。仮想円5の半径は、主部20の中心線4からリアグリップ部21の最下部21aまでの距離R2よりも大きい。リアグリップ部21の全長に亘って、一対の角部31は、リアグリップ部21の全周のうち、主部20の中心線4から径方向に最も離れている。
第二ブランク3の後端面3aは、直交面と平行であってもよいが、本実施形態では、直交面に対して傾斜している。第二ブランク3の後端面3aは、傾斜面である。第二ブランク3の後端面3aは、下側が上側よりも後側となるように傾斜している。直交面に対する傾斜角度を、以下、単に傾斜角度という。第二ブランク3の後端面3aの傾斜角度θ1は、例えば45度以下である。
<尻栓6>
釣竿は、釣竿の後端部に、尻栓6を備えている。尻栓6は、第二ブランク3の後端部に装着されている。尻栓6を後側から見たときの形状は、第二ブランク3の後端部の横断面形状に対応している。尻栓6は、図5のように、後側から見て、逆三角形状である。
尻栓6は、栓本体60とカバー61とを備えている。栓本体60は、第二ブランク3に装着され、カバー61は、栓本体60に装着される。栓本体60は、硬質の合成樹脂製や金属製であることが好ましい。カバー61は、栓本体60よりも軟質であることが好ましい。カバー61は、ゴム製であることが好ましい。
栓本体60は、筒状であることが好ましい。即ち、栓本体60は、中空状であることが好ましい。栓本体60の前端部は開口し、栓本体60の後端部は閉口していることが好ましい。栓本体60は、内筒部70と外筒部71とを有している。内筒部70は、第二ブランク3の後端部の内側に挿入される。内筒部70の横断面形状は、第二ブランク3の後端部の横断面形状に対応している。内筒部70の横断面形状は、逆三角形状である。内筒部70は、第二ブランク3の後端部の内周面を支持して、第二ブランク3の後端部の潰れ破損を防止する。内筒部70は、第二ブランク3の後端部の内周面を支持する支持部である。内筒部70は、第二ブランク3の内周面に接着される。内筒部70の前端面70aは、上側が下側よりも前側となるように傾斜している。つまり、内筒部70の前端面70aは、第二ブランク3の後端面3aと同様に傾斜している。内筒部70の前端面70aは、第二ブランク3の後端面3aと平行である。内筒部70の前端面70aの上部は、内筒部70の前端面70aの下部よりも前側に位置している。内筒部70の長さは、全周に亘って一定である。即ち、第二ブランク3の内側に挿入されている尻栓6の部分の長さは、全周に亘って一定である。
外筒部71は、内筒部70の後側に連続している。外筒部71は、第二ブランク3の後端部から後側に突出している。外筒部71の前端部の外周面には、鍔部72が形成されている。鍔部72は、径方向外側に突出している。鍔部72は、外筒部71の全周に亘って形成れていることが好ましい。鍔部72は、第二ブランク3の後端面3aに当接する。鍔部72が第二ブランク3の後端面3aに当接することにより、栓本体60はそれ以上第二ブランク3に挿入されない。鍔部72の前面が第二ブランク3の後端面3aに当接する。第二ブランク3の後端面3aが傾斜していることに対応して、鍔部72の前面も同様に傾斜している。第二ブランク3の後端面3aと鍔部72の前面は、面接触する。第二ブランク3の後端面3aと鍔部72の前面は、互いに平行である。鍔部72は、第二ブランク3の外周面よりも径方向外側に突出していることが好ましい。鍔部72が第二ブランク3の外周面よりも突出していることにより、第二ブランク3の後端面3aの損傷が効果的に防止される。栓本体60の外筒部71にカバー61が装着される。カバー61は、鍔部72よりも後側に位置する。外筒部71の後部の外周面は、外筒部71の前部の外周面に対して一段内側に位置する。外筒部71の後端部の外周面には、本体凸部73が形成されている。本体凸部73は、径方向外側に突出している。本体凸部73は、全周に亘って形成されていることが好ましい。本体凸部73にカバー61が係止される。
カバー61の形状は、第二ブランク3の後端部の横断面形状に対応している。カバー61は、図5のように、後側から見て、逆三角形状である。カバー61は、栓本体60の外筒部71のうち鍔部72よりも後側の部分を覆う。カバー61は、板状部80と、板状部80の周縁部から前側に延びるカバー筒部81とを有している。板状部80は、栓本体60の外筒部71の後端面を後側から覆う。カバー筒部81は、外筒部71の後部の外周面を径方向外側から覆う。カバー筒部81の内周面にはカバー凸部82が径方向内側に向けて突出している。カバー凸部82が本体凸部73に係止する。カバー凸部82が本体凸部73に係止することにより、栓本体60にカバー61が装着される。栓本体60の鍔部72は、カバー筒部81の外周面よりも径方向外側に突出していることが好ましい。板状部80の後面が、カバー61の後端面であり、尻栓6の後端面であり、釣竿の後端面である。板状部80の後面は、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜している。
図5のように、板状部80の後面の周縁部には、ガード壁83が形成されている。ガード壁83は、後側に突出している。ガード壁83は、板状部80の後面の周縁部のうち一部に形成されていてもよいし、全部に形成されていてもよい。ガード壁83は、板状部80の後面の周縁部のうち少なくとも下部に形成される。ガード壁83は、周方向に沿って延びている。ガード壁83は、周方向に沿って延びる突条である。本実施形態では、ガード壁83は、板状部80の後面の周縁部のうち、上部を除いた部分に形成されている。板状部80の後面は、逆三角形状である。ガード壁83は、逆三角形の上側の一辺の部分を除く残りの二辺の部分に形成されている。ガード壁83は、後側から見て、V字状あるいはU字状である。
ガード壁83の後側への突出量は、ガード壁83の全長に亘って一定であってもよいが、本実施形態では、ガード壁83の上部から下部に向けて徐々に突出量が大きくなっている。ガード壁83の最下部83aにおいてガード壁83の突出量は最大となっている。ガード壁83の幅は、一定であってもよいが、本実施形態では、ガード壁83の上部から下部に向けて徐々に広くなっている。ガード壁83の最下部83aにおいてガード壁83の幅は最大となっている。
板状部80の後面の周縁部にガード壁83が形成されることにより、板状部80の後面は、ガード壁83が形成された部分とガード壁83が形成されていない部分とに区画される。板状部80の後面のうちガード壁83が形成されていない部分は、ベース面84である。板状部80の後面は、ベース面84とガード壁83の後面によって構成されている。ベース面84の周囲にガード壁83が位置する。ベース面84は、各種の表示部を設けるための表示面として利用することができる。即ち、ベース面84に表示部が設けられていてもよい。表示部の構成は種々であってよい。例えば、表示部は、ベース面84に一体的に凹凸を形成することにより形成されていてもよい。表示部は、印刷により形成されていてもよい。ベース面84に取り付けられた別途の表示板等の表示部材が表示部であってもよい。ガード壁83は、ベース面84に対して後側に突出している。ベース面84は、ガード壁83に対して前側に奥まって位置している。ベース面84は、ガード壁83に対して前側に凹んでいる。ベース面84がガード壁83によって保護される。
図7及び図8のように、ガード壁83の後面83bは、直交面に対して傾斜している。ガード壁83の後面83bの傾斜角度θ2は、第二ブランク3の後端面3aの傾斜角度θ1と等しい。ベース面84は、ガード壁83の後面83bとは異なる傾斜角度で傾斜している。ベース面84の傾斜角度θ3は、ガード壁83の後面83bの傾斜角度θ2よりも小さい。この傾斜角度の相違により、ガード壁83がベース面84に対して相対的に後側に突出し、ガード壁83の突出量はガード壁83の最下部83aに向けて徐々に大きくなっている。ベース面84の傾斜角度θ3は、第二ブランク3の後端面3aの傾斜角度θ1よりも小さい。尚、板状部80のベース面84に対応する部分の肉厚は、ベース面84の最下部に向けて徐々に薄くなっている。
以上のように構成された釣竿には、図11のように、スピニングリール90が取り付けられる。スピニングリール90は、リールシート1のリール取付面13に取り付けられる。リール取付面13は、下側を向く。スピニングリール90は、釣竿の下側に位置する。例えば釣竿を右手で把持する場合、右手の腕を上方面30に当てて釣竿を支えることができる。上方面30の曲率半径が大きく、上方面30が平面に近い湾曲面となっているので、右手の腕を上方面30にしっかりと押し付けて釣竿を支持することができる。そのため、釣竿が安定し、釣竿の周方向の回転を抑制することができる。また、上方面30の左右両側にはそれぞれ角部31が設けられているので、上方面30に右手の腕を当てた状態において、釣竿が周方向に回転しにくい。更に、左右一対の角部31によって、上方面30の位置を容易に把握することができ、上方面30に右手の腕を容易に当てることができる。上方面30に右手の腕を正確に当てることができるので、釣竿の周方向の姿勢が安定する。
一対の角部31は、リアグリップ部21の後部において、主部20の頂上部20aよりも上側に位置している。そして、一対の角部31は、主部20の中心線4から径方向に最も離れた部分であって、横断面視においてリアグリップ部21の最下部21aよりも主部20の中心線4から径方向に離れている。そのため、第二ブランク3の主部20が比較的細くても、上方面30に右手の腕を容易に当てることができる。また、リアグリップ部21の周方向の回転を右手の腕で容易に抑制することができる。特に、リアグリップ部21の後部において、リアグリップ部21の上側への膨出量B1が下側への膨出量B2よりも大きい。そのため、第二ブランク3の主部20が比較的細くても、上方面30に右手の腕を容易に当てることができる。
ダブルハンドキャストをする際には、図12及び図13のように、リアグリップ部21を左手で把持する。図12及び図13のように、親指を上方面30に当接させる。図12のように、人差し指、中指、薬指及び小指の四本の指をリアグリップ部21の下部に当接させて軽く把持することができる。第二ブランク3と尻栓6の鍔部72との間に段差が生じているので、その段差の前側に小指を位置させることができる。段差が引っ掛かりとなって、小指の後側への滑りを防止することができる。リアグリップ部21の横断面形状が逆三角形状であるので、人差し指等の指の関節部分をリアグリップ部21の最下部21aに位置させることができる。そのため、人差し指等の指でリアグリップ部21の下部を左右から狭持することができる。また、図13のように、人差し指から薬指までの三本の指をリアグリップ部21の下部に当接させて軽く把持することもできる。この場合には、薬指を段差に当てることができる。
このように、左手でリアグリップ部21を把持する際、一対の角部31によって釣竿の周方向の向きを容易に把握することができる。また、親指を上方面30に当接させることができる。そのため、ダブルハンドキャスト時に、釣竿を所定の向きに容易に整えることができ、正確にキャストすることができる。また、一対の角部31によって左手がリアグリップ部21に対して周方向に位置ずれしにくい。そのため、小さな力でリアグリップ部21を把持してキャストすることができる。
第二ブランク3の後端面3aが、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜しており、リアグリップ部21の最下部21aが上方面30よりも後側に延びている。そのため、リアグリップ部21の長さが短くても、リアグリップ部21の最下部21aに多くの指を当てることができる。そして、リアグリップ部21を短くすることにより、リアグリップ部21を軽量化でき、釣竿を軽量化できる。
尻栓6のガード壁83の後面83bが、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜している。そのため、釣竿をロッドホルダや竿袋にスムーズに入れることができる。更に、尻栓6が逆三角形状であって、尻栓6が尻栓6の最下部に向けて細くなっている。即ち、尻栓6の最下部は後側且つ下側に向けて斜めに細く尖った形状となっている。そのため、釣竿の後端部をロッドホルダや竿袋にスムーズに挿入することができる。また、尻栓6のガード壁83の後面83bが傾斜していることにより、釣竿の周方向の向きを容易に把握することができる。
ガード壁83の突出量は、下側に向けて徐々に増加していてガード壁83の最下部83aにおいて最大となっているので、ガード壁83によって第二ブランク3の後端面3aの最下部を効果的に保護できる。また、ガード壁83によって尻栓6の最下部も効果的に保護できる。ガード壁83の幅は、下側に向けて徐々に広くなっていてガード壁83の最下部83aにおいて最大となっているので、ガード壁83によって第二ブランク3の後端面3aの最下部と尻栓6の最下部を効果的に保護できる。
ベース面84の傾斜角度θ3がガード壁83の後面83bの傾斜角度θ2よりも小さいので、肉厚を過度に増すことなく、ガード壁83の突出量を下側に向けて容易に大きくすることができる。尻栓6の内筒部70の前端面70aが、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜しているので、第二ブランク3を内筒部70で支持しつつ、内筒部70を軽量化することができる。
また、図14のように、両軸受けリール91を取り付けることに適した釣竿であってもよい。この釣竿には両軸受けリール91を取り付けることができる。リール取付面13は上側を向いており、両軸受けリール91は、釣竿の上側に位置する。この場合、リール取付面13側を上側とし、リール取付面13とは径方向反対側を下側とする。リールシート1は、指を引っ掛けるためのトリガ15を備えている。トリガ15は、リール取付面13とは反対側に位置している。トリガ15は下側に突出している。両軸受けリール91の場合、上側がリール装着側であり、下側がリール装着側とは径方向反対側である。
リアグリップ部21の横断面形状は円形状であってもよい。リアグリップ部21の横断面形状が円形状であっても、図15及び図16のように、第二ブランク3の後端面3aが傾斜していることが好ましい。第二ブランク3の後端面3aが傾斜していると、リアグリップ部21の下部に多くの指を当接させることができる。そのため、リアグリップ部21の長さを短くすることができ、リアグリップ部21を軽量化できる。
尚、尻栓6の後端面が、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜した傾斜面である場合には、第二ブランク3の後端面3aが傾斜せずに主部20の中心線4に対して直交した直交面であってもよい。リアグリップ部21の長さを短くしても、尻栓6の下部に例えば薬指や小指を当接させることができ、短いリアグリップ部21を尻栓6の下部で補完できる。尻栓6の内筒部70の前端面70aは、上側よりも下側の方が後側となるように傾斜していてもよいし、主部20の中心線4に対して直交した直交面であってもよい。
1 リールシート
2 第一ブランク
3 第二ブランク
3a 後端面
4 主部の中心線
5 仮想円
6 尻栓
10 リールシート本体
11 可動フード
12 ナット
13 リール取付面
14 固定フード
15 トリガ
20 主部
20a 頂上部
21 リアグリップ部
21a 最下部
30 上方面
31 角部
60 栓本体
61 カバー
70 内筒部
70a 前端面
71 外筒部
72 鍔部
73 本体凸部
80 板状部
81 カバー筒部
82 カバー凸部
83 ガード壁
83a 最下部
83b 後面
84 ベース面
90 スピニングリール
91 両軸受けリール
100 リール脚
101 第一脚部
102 第二脚部
θ1 第二ブランクの後端面の傾斜角度
θ2 ガード壁の後面の傾斜角度
θ3 ベース面の傾斜角度

Claims (4)

  1. リールを下側に装着できるブランクと、前記ブランクの竿尻側の端部に装着される尻栓と、を備えた釣竿であって、
    前記ブランクは、前記リールよりも竿尻側に、主部と、前記主部の竿尻側に連続するリアグリップ部とを有し、
    前記ブランクの竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜し
    前記尻栓の竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜し、
    前記尻栓は、前記尻栓の竿尻側の端面の周縁部の少なくとも下部に、竿尻側に突出するガード壁を有し、前記ガード壁の突出量は、下側に向けて徐々に増加している、釣竿。
  2. リールを上側に装着できるブランクと、前記ブランクの竿尻側の端部に装着される尻栓と、を備えた釣竿であって、
    前記ブランクは、前記リールよりも竿尻側に、主部と、前記主部の竿尻側に連続するリアグリップ部とを有し、
    前記ブランクの竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜し
    前記尻栓の竿尻側の端面は、上側よりも下側の方が竿尻側となるように傾斜し、
    前記尻栓は、前記尻栓の竿尻側の端面の周縁部の少なくとも下部に、竿尻側に突出するガード壁を有し、前記ガード壁の突出量は、下側に向けて徐々に増加している、釣竿。
  3. 前記ガード壁の幅は、下側に向けて徐々に広くなっている、請求項1又は2記載の釣竿。
  4. 前記尻栓は、前記尻栓の竿尻側の端面にベース面を有し、前記ガード壁は、前記ベース面の周囲に位置し、前記主部の中心線に直交する直交面に対する前記ベース面の傾斜角度は、前記直交面に対する前記ガード壁の竿尻側の端面の傾斜角度よりも小さい、請求項1乃至3の何れか一項に記載の釣竿。
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