JP2020014987A - コンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法 - Google Patents

コンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテナの底面と側壁面とで構成される隅部や、複雑な繋ぎ部でも不純物を効率的、かつ十分に取り除くことができるコンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法を提供することを目的とする。【解決手段】先端に部材を把持する把持機構110を備えたロボットアーム100が、清掃部材510を把持して不純物を壁面の隅部に拭き寄せる工程と、ロボットアーム100が、吸引装置400を把持して清掃部材510によって隅部に寄せられた不純物を吸引する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法に関し、特にプリフォームを収容するコンテナを構成する壁面に付着した不純物を除去するコンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法に関する。
従来、ペットボトルなどの中空容器は、次の2工程で形成されている。まず、第1工程のプリフォーム成形工程では、合成樹脂を溶融させ射出成形によって、試験管状のプリフォームと呼ばれるペットボトル容器の中間体を成形する。
次に、第2工程の延伸ブロー成形工程では、プリフォーム成形工程で成形されたプリフォームを加熱し、金型の中でエアーを吹き込んで膨らませて、ペットボトル容器の形状に成形する。
プリフォーム成形工程と延伸ブロー成形工程とは、全体の工程を連続した工程として行なわれる場合も有るが、プリフォーム成形工程と延伸ブロー成形工程とを独立した工程で行ない、プリフォーム成形工程で成形されたプリフォームは、延伸ブロー成形工程に遷移するまでに、大きなコンテナなどに箱詰めされて移送や一時保管が行なわれる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2015−48102号公報
ところが、プリフォームが箱詰めされるコンテナにゴミやホコリなどの不純物が付着している場合、不純物がプリフォーム内に入り込み、延伸ブロー成形工程でペットボトル内に混入、さらにはペットボトルを使用した製品内に不純物が混入してしまうという問題があった。
このようなコンテナに付着した不純物を取り除くには、作業員が手作業で大きなコンテナの拭き掃除作業を行なって不純物の除去作業を行なっている。しかし、大きなコンテナの外周面や内周面を清掃する作業は非常に重労働であり、人件費がかさむ問題があった。
また、コンテナは底面と側壁面とで構成される隅部や、複雑な繋ぎ部が複数あり、大きなコンテナの隅部や複雑な繋ぎ部などまでキレイに不純物を完全に除去することは非常に困難であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、コンテナの底面と側壁面とで構成される隅部や、複雑な繋ぎ部でも不純物を効率的、かつ十分に取り除くことができるコンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、プリフォームを収容するコンテナを構成する壁面に付着した不純物を除去するコンテナ清掃システムにおいて、先端に部品を把持する把持機構を備えたロボットアームと、前記ロボットアームに把持され、不純物を前記壁面の隅部に拭き寄せて清掃するための清掃部材と、前記ロボットアームに把持され、前記清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引するための吸引手段とを備えることを特徴とするコンテナ清掃システムが提供される。
これにより、先端に部材を把持する把持機構を備えたロボットアームが、清掃部材を把持して不純物を壁面の隅部に拭き寄せる工程と、ロボットアームが、吸引手段を把持して清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引する。
また本発明では、プリフォームを収容するコンテナを構成する壁面に付着した不純物を除去するコンテナの清掃方法において、先端に部材を把持する把持機構を備えたロボットアームが、清掃部材を把持して前記不純物を前記壁面の隅部に拭き寄せる工程と、前記ロボットアームが、吸引手段を把持して前記清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引する工程とを備えることを特徴とするコンテナの清掃方法が提供される。
これにより、先端に部材を把持する把持機構を備えたロボットアームが、清掃部材を把持して不純物を壁面の隅部に拭き寄せる工程と、ロボットアームが、吸引手段を把持して清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引する。
また本発明では、向かい合う側壁面同士が交互に内側に折りたたまれる折り畳み機構と、前記折り畳まれた側壁面を覆って、底面と留め具で連結固定される上蓋を有するプリフォームを収容するコンテナに付着した不純物を除去する折り畳み式コンテナの清掃方法において、留め具解除機構が、前記留め具を解除する工程と、ロボットアームに把持された清掃部材が、前記上蓋の外側面に付着した不純物を前記上蓋外側の角部に拭き寄せる工程と、上蓋取外し機構が、前記上蓋を取り外す工程と、前記ロボットアームに把持された前記清掃部材が、1つの折り畳まれた側壁面の外側面に付着した不純物を前記壁面外側の角部に拭き寄せる工程と、側壁支持クランプが、前記清掃部材によって不純物が取り除かれた前記1つの折り畳まれた側壁面を起立させる工程と、前記清掃部材が、前記起立した側壁面の内側面に付着した不純物を前記壁面内側の隅部に拭き寄せる工程と、前記ロボットアームに把持された吸引手段が、前記隅部に拭き寄せられた不純物を吸引する工程とを備えることを特徴とする折り畳み式コンテナの清掃方法が提供される。
これにより、留め具解除機構が、留め具を解除し、ロボットアームに把持された清掃部材が、上蓋の外側面に付着した不純物を上蓋外側の角部に拭き寄せ、上蓋取外し機構が、上蓋を取り外し、ロボットアームに把持された清掃部材が、1つの折り畳まれた側壁面の外側面に付着した不純物を壁面外側の角部に拭き寄せ、側壁支持クランプが、清掃部材によって不純物が取り除かれた1つの折り畳まれた側壁面を起立させ、清掃部材が、起立した側壁面の内側面に付着した不純物を壁面内側の隅部に拭き寄せ、ロボットアームに把持された吸引手段が、隅部に拭き寄せられた不純物を吸引する。
本発明のコンテナ清掃システム、コンテナ清掃方法、および折り畳み式コンテナの清掃方法によれば、把持機構を備えたロボットアーム先端に部品を把持し、不純物を壁面の隅部に拭き寄せて清掃するための清掃部材がロボットアームに把持され、清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引するための吸引手段がロボットアームに把持されるので、コンテナの底面と側壁面とで構成される隅部や、複雑な繋ぎ部でも不純物を効率的、かつ十分に取り除くことができる。
本実施の形態に係るコンテナ清掃システム全体を示す上面図である。 コンテナの詳細を示す斜視図である。 コンテナ清掃システムに搬入された折り畳まれた状態のコンテナが、清掃を開始してから清掃を終了するまでの処理を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るロボットアーム装置の詳細を示すコンテナ清掃システムの左側面図である。 把持機構の詳細を示す正面図、上面図、底面図、および側面図である。 チャック部の詳細を示す正面図である。 コンテナ移動装置およびコンテナ組み立て装置の詳細を示す正面図である。 コンテナ組み立て装置が備える側壁面起立順判別センサーの機能を示す側面図である。 ロボットアーム装置が側壁面を起立させる様子を示す正面図である。 ロボットアーム装置が側壁面を折り畳む様子を示す正面図である。 把持機構が清掃部材を把持する様子を示す正面図である。 清掃部材の詳細を示す正面図、および側面図である。 清掃部材を把持した把持機構の詳細を示す正面図、上面図、底面図、および側面図である。 チャック部の詳細を示す正面図である。 把持機構が把持する清掃部材の清掃工程を示す図である。 吸引装置の詳細を示す右側面図である。 把持機構が吸引ノズルを把持する様子を示す正面図である。 把持機構が吸引ノズルを把持する様子の詳細を示す正面図、および吸引ノズルの側面図である。 コンテナの隅部に拭き寄せられた不純物を吸引ノズルで吸引する様子を示す右側面図である。 清掃部材交換部の詳細を示す上面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るコンテナ清掃システム全体を示す上面図である。
図1に示すように、コンテナ清掃システム1000は、ロボットアーム装置100、コンテナ移動装置200、コンテナ組み立て装置300、吸引装置400、清掃部材交換部500、および安全防塵カバー600を備えている。
コンテナ清掃システム1000が備える各装置は、図示しない制御部に接続され、各々の動作が制御部によって制御されており、ここでは図示しないコンテナ700に付着した不純物を取り除くための清掃処理を行なうためのシステムである。
ロボットアーム装置100は複数の可動部を備え、安全防塵カバー600によって囲まれた空間内で稼働し、あらかじめ入力されたプログラムによって、人の腕のように動作するロボットである。
ロボットアーム装置100の先端部には把持機構110が設けられ、清掃部材交換部500に設置される清掃部材510を把持し、コンテナ700の側壁面などを清掃することができる。また、ロボットアーム装置100の先端に備えられる把持機構110を利用して、折り畳み式コンテナ700の側壁面などを起立させることができる。
コンテナ移動装置200は、搬入口210より矢印方向に搬入された折り畳まれた状態のコンテナ700を、例えばベルトコンベア機構などを利用して任意の位置まで移動を可能とするためのものである。
またコンテナ移動装置200によって移動されるコンテナ700は、任意の位置で停止し、コンテナの清掃処理が施され、やがて搬出口220からコンテナ700が搬出され、プリフォームの箱詰め工程などの次の工程へコンテナ700が移送される。
コンテナ組み立て装置300は、コンテナ移動装置200によって任意の位置に移動されて停止した折り畳まれた状態のコンテナ700を、箱状に組み立てた状態を維持するために必要な機構を備えている。
吸引装置400は、コンテナ700に付着した不純物を吸引するための装置であって、吸引装置400の一部をロボットアーム装置100の先端に設けられた把持機構110で把持し、ロボットアーム装置100の動作によって、コンテナ700の側壁面などで形成される隅部に集められた不純物を吸引するためのものである。
清掃部材交換部500は、ロボットアーム装置100の先端部で把持される清掃部材510を複数保持することができ、ロボットアーム装置100の動作によりロボットアーム装置100の先端が清掃部材交換部500に近づいて、清掃部材510を把持または離脱して交換する。
清掃部材交換部500は、複数の清掃部材510をひとつのユニットとして交換できる交換ユニット520を複数保持し、作業員は交換ユニット520を単位として清掃部材510を新しいものに交換することができる。
交換ユニット520は、引き出し式に安全防塵カバー600の外側からコンテナ清掃システム1000内に差し込まれる。交換ユニット520を引き出し口は4カ所設けられ、任意の2方向に引き出し可能に設けられている。
例えば、図1の上方向に引き出される交換ユニット520をコンテナ700の外側を清掃するため、図1の左方向に引き出される交換ユニット520をコンテナ700の内側を清掃するための清掃部材510と設定し、コンテナ700の内側と外側とを清掃する清掃部材510を分けることができる。
これにより、不純物が付着しやすいコンテナ700外側と、コンテナ700の内側とを清掃する清掃部材510とが分けられるので、清掃部材510の交換頻度を内側、外側と分けることができる。
安全防塵カバー600は、コンテナ清掃システム1000外部から不純物が侵入してしまうことを防止するためのものであり、ロボットアーム装置100の可動範囲、コンテナ移動装置200、コンテナ組み立て装置300、吸引装置400、および清掃部材交換部500の外側に設けられる壁体である。
安全防塵カバー600にはコンテナ清掃システム1000内に入るための出入り口や、コンテナの搬出入の出入り口、清掃部材交換部500で効果ユニットを入れ替えるための交換口以外は、閉じられた状態であり、安全防塵カバー600で囲まれた空間は閉鎖的空間となる。
図2は、コンテナの詳細を示す斜視図である。
図2に示すようにコンテナ700は、矩形の底面710と、複数の側壁面720、730、740、750と、樹脂製のパレット760と、上蓋770と、を備えている。
底面710の端部には、側壁面720と側壁面740、側壁面730と側壁面750とが対向するように設けられ、底面710の端部との連結は蝶番などの図示しない金具で開閉自在または着脱自在に取付けられている。
底面710の一方向の側面には、コンテナ700の折り畳み時に、上蓋770を底面710に固定するための固定突起711を備えている。固定突起711は、底面710の側面から外側に突出するように設けられており、コンテナ700の内側方向に向かって押し込むことができる。
また側壁面720、730、740、750を垂直に起立させることで、底面710と側壁面720、730、740、750とで箱体が形成され、側壁面720、730、740、750が各々接する部位には、図示しない留め金具によって固定され、側壁面720、730、740、750が垂直状態を維持することができる。
またコンテナ700の折り畳み時には、対向する側壁面720と側壁面740、および側壁面730と側壁面750を互いに内側に重なるように折り畳まれる。このとき折り畳まれた側壁面720、730、740、750は、収容可能なように、各々の高さが底面710の幅よりも十分小さく設定されている。
上蓋770は、底面710と複数の側壁面720、730、740、750とで形成された箱体の上部に開口された開口部を覆うことができ、かつ着脱可能に設けられる。
上蓋770の一方向の側面には、留め具771が設けられている。
留め具771は例えばゴム製のバンドであって、コンテナ700を折り畳んだ状態で、上蓋770を上からかぶせ、留め具771を固定突起711に引っかけて固定する。これにより、上蓋770と底面710とが固定され、さらに上蓋770と底面710との間に折り畳まれた側壁面720、730、740、750が格納される。
パレット760は、フォークリフトなどのツメが差し込まれるように複数の孔が設けられており、必要に応じて任意の方向からフォークリフトなどのツメが挿入されて、コンテナ700をコンテナ清掃システム1000に搬入することができる。
図3は、コンテナ清掃システムに搬入された折り畳まれた状態のコンテナが、清掃を開始してから清掃を終了するまでの処理を示すフローチャートである。以下、図3に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS01〕コンテナ清掃システム1000は、上蓋770の外側を清掃する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の外側を清掃する清掃部材510を把持し、ロボットアーム装置100の動作により、コンテナ700の上蓋770の外側を清掃する。
〔ステップS02〕コンテナ清掃システム1000は、上蓋770を取り外す。具体的には、コンテナ組み立て装置300が、コンテナ700の上部に固定された上蓋770を支持しながら上昇させ、折り畳まれた状態の側壁面720、730、740、750から離脱させる。
〔ステップS03〕コンテナ清掃システム1000は、側壁面を清掃する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の外側を清掃する清掃部材510を把持した状態で、ロボットアーム装置100の動作により、折り畳まれた状態の側壁面720、730、740、750のうち、最上面に折り畳まれた側壁面を清掃する。
〔ステップS04〕コンテナ清掃システム1000は、側壁面を起立させる。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110により、折り畳まれた状態の側壁面720、730、740、750のうち、最上面に折り畳まれた側壁面を把持し、ロボットアーム装置100の動作により、側壁面を起立させる。
〔ステップS05〕コンテナ清掃システム1000は、すべての側壁面が起立した状態であるか否かを判断する。具体的には、ステップS04でロボットアーム装置100の動作により4枚すべての側壁面720、730、740、750が起立されたか否かをコンテナ清掃システム1000が判断する。
4枚すべての側壁面720、730、740、750が起立された状態であるときは、処理をステップS06に進め、4枚すべての側壁面720、730、740、750が起立された状態でないときは、処理をステップS03に進める。
〔ステップS06〕コンテナ清掃システム1000は、清掃部材510を交換する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の外側を清掃する清掃部材510を把持した状態で清掃部材交換部500まで移動し、コンテナ700の外側を清掃する清掃部材510を離脱させる。その後、ロボットアーム装置100が有する把持機構110が清掃部材交換部500で、新たにコンテナ700の内側を清掃する清掃部材510を把持する。
〔ステップS07〕コンテナ清掃システム1000は、上蓋770の内側を清掃する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の内側を清掃する清掃部材510を把持した状態で、ロボットアーム装置100の動作により、コンテナ700の上蓋770の内側を清掃する。
〔ステップS08〕コンテナ清掃システム1000は、側壁面720、730、740、750の内側を清掃する。具体的には、ステップS04〜ステップS05の工程により、すべての側壁面720、730、740、750が起立した状態で、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の内側を清掃する清掃部材510を把持した状態で、ロボットアーム装置100の動作により、側壁面720、730、740、750の内側を清掃する。
〔ステップS09〕コンテナ清掃システム1000は、底面710の内側を清掃する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の内側を清掃する清掃部材510を把持した状態で、ステップS04〜ステップS05の工程により、すべての側壁面720、730、740、750が起立したことで露出された底面710の内側を清掃する。
〔ステップS10〕コンテナ清掃システム1000は、吸引装置400で隅部の不純物を吸引清掃する。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110がコンテナ700の外側を清掃する清掃部材510を把持した状態で吸引装置400まで移動し、ロボットアーム装置100が有する把持機構110が吸引装置400の一部を把持しながら、コンテナ700内側の隅部、または上蓋770内側の隅部などに拭き寄せられた不純物を吸引する。
〔ステップS11〕コンテナ清掃システム1000は、側壁面720、730、740、750を折り畳む。具体的には、ロボットアーム装置100が有する把持機構110が1つの側壁面を把持し、コンテナ700の内側に向かって順番にすべての側壁面720、730、740、750を折り畳む。
〔ステップS12〕コンテナ清掃システム1000は、上蓋770の取付け固定を行なう。具体的には、ステップS02で上蓋770を支持しながら上昇させたコンテナ組み立て装置300が、上蓋770を下降させてステップS11で折り畳まれた状態の側壁面720、730、740、750の上面に重ねて取付ける。
なお、本実施の形態では、折りたたみ式のコンテナ700を例として挙げたが、折りたたみ式ではないコンテナ700、つまり側壁面が常に起立した箱体を維持した形状の場合、ステップS03の工程を、側壁面が起立した状態ですべての側壁面720、730、740、750の外側を清掃し、ステップS04〜ステップS05、およびステップS11を省略することができる。
図4は、本実施の形態に係るロボットアーム装置の詳細を示すコンテナ清掃システムの左側面図である。
図4に示すように、ロボットアーム装置100は、把持機構110、第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、第二可動部150、第二アーム部160、第三可動部170、第二旋回部180、および固定脚部190を備えている。
把持機構110は、ロボットアーム装置100の先端に備えられた、清掃部材510や吸引装置400の一部など様々な部材を把持することができる機構を備えたものである。詳細は後述する。
第一旋回部120は、把持機構110を旋回させるためのものであり、モーターなどの動作により、把持機構110を360度任意の向きに旋回させることができる。把持機構110は、第一旋回部120の動作により任意の向きで各部材を把持することができる。
第一可動部130は、把持機構110を垂直方向に首振り可動させるためのものであり、モーターなどの動作により、把持機構110を任意の角度に傾斜させることができる。把持機構110は、第一可動部130の動作により任意の角度で各部材を把持することができる。
第一アーム部140は、把持機構110、第一旋回部120、および第一可動部130を支持するためのものであり、一定の長さの鋼材で形成されている。
第二可動部150は、第一アーム部140を垂直方向に首振り可動させるためのものであり、モーターなどの動作により、第一アーム部140を任意の角度に傾斜させることができる。把持機構110は、第一可動部130および第二可動部150の動作により任意の角度で各部材を把持することができる。
第二アーム部160は、把持機構110、第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、および第二可動部150を支持するためのものであり、一定の長さの鋼材で形成されている。
第三可動部170は、第二アーム部160を垂直方向に首振り可動させるためのものであり、モーターなどの動作により、第二アーム部160を任意の角度に傾斜させることができる。把持機構110は、第一可動部130、第二可動部150、および第三可動部170の動作により任意の角度で各部材を把持することができる。
第二旋回部180は、第二アーム部160を旋回させるためのものであり、モーターなどの動作により、第二アーム部160を360度任意の向きに旋回させることができる。把持機構110は、第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、第二可動部150、第二アーム部160、第三可動部170、第二旋回部180の動作により任意の向きで各部材を把持することができる。
固定脚部190は、ロボットアーム装置100全体を一定の高さに固定するためのものであり、地面から一定の高さで、および把持機構110、第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、第二可動部150、第二アーム部160、第三可動部170、第二旋回部180を支持する台である。
ロボットアーム装置100は、把持機構110、第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、第二可動部150、第二アーム部160、第三可動部170、および第二旋回部180が、制御部によって制御され所望の動作を行なう。またロボットアーム装置100は、安全防塵カバー600で囲まれた空間内で動作するように制御部によって制御されている。
図5は、把持機構の詳細を示す正面図、上面図、底面図、および側面図である。
図5に示すように、把持機構110は、清掃部材510を把持するための2つのチャック部111と、コンテナ700の側壁面などを把持するための2つのクランプ部115と、チャック部111およびクランプ部115が固定される本体部119と、を備えている。
チャック部111は、本体部119の長手方向両端部に一方向に向けて固定され、2つのチャック部111は、一定の距離があけられて設けられる。チャック部111の詳細は後述するが、チャック部111の動作によって清掃部材510を把持、または離脱させることができる。
クランプ部115は、本体部119の短手方向両端中央部に固定され、一対のクランプ部115は、一定の距離があけられて設けられる。
クランプ部115が有するクランプ体116は、例えば合成樹脂などで側面視がT字に形成されたものであり、屈曲した部分にコンテナ700の側壁面などが2つのクランプ体116の間に引っ掛けられて把持される。
またクランプ部115は、本体部119に対して垂直方向にクランプ体116を自在に伸縮させる例えばシリンダーのような伸縮機構117を備えており、必要に応じてクランプ体116の高さを自由に変更することができる。また2つの伸縮機構117は、独立して動作を行なうことが可能であり、一方のクランプ体116を延長させた状態で、他方のクランプ体116を収縮させることもできる。
本体部119は、チャック部111およびクランプ部115を固定するための矩形の板材であり、一面側にはチャック部111およびクランプ部115が突出して設けられ、他面側には第一旋回部120が接続されて固定される。
図6は、チャック部の詳細を示す正面図である。
図6に示すように、チャック部111は、一対のクランプ体112、水平伸縮機構113A、垂直伸縮機構113B、および取付感知部114を備えている。
クランプ体112は清掃部材510を把持するための側面視L字型の突起を有するものであり、一対のクランプ体112の突起は互いに内側に向いて設けられている。
清掃部材510を把持する際にクランプ体112は、水平方向に伸縮させる例えばシリンダーのような水平伸縮機構113Aの収縮動作によって互いに近づいて、クランプ体112の間に清掃部材510の一部を挟んで把持する。
また清掃部材510を離脱する際にクランプ体112は、水平伸縮機構113Aの延長動作によって互いに離れて、クランプ体112の間に挟まれていた清掃部材510がチャック部111より離脱される。
清掃部材510を把持する際に、垂直伸縮機構113Bを伸縮動作させることで、クランプ体112の位置を調節することができる。
取付感知部114は、一対のクランプ体112の間に突出して設けられており、一対のクランプ体112の間に清掃部材510の一部が挿入されたことを検知するためのものである。
一対のクランプ体112の間に清掃部材510の一部が挿入されると、取付感知部114は挿入方向に押し込まれる。これにより、一対のクランプ体112の間に清掃部材510の一部が挿入されたことを検知し、水平伸縮機構113Aが収縮動作を行い、清掃部材510の一部がチャック部111に把持される。
図7は、コンテナ移動装置およびコンテナ組み立て装置の詳細を示す正面図である。
図7に示すようにコンテナ移動装置200は、搬入口210より矢印方向に搬入された折り畳まれた状態のコンテナ700を、任意の位置まで移動を可能とするためのものである。
コンテナ移動装置200は、ベルト部230、モーター駆動部240、および一対のベルト部230およびモー駆動部240を支持するための支持体250を備えている。
ベルト部230は、移動するコンテナ巾の一対のベルトで設けられており、制御部によって制御されたモーター駆動部240に連結され、一定のスピードで移動または停止することができ、ベルト部230に載せられたコンテナ700を任意の位置まで移動させることができる。
コンテナ組み立て装置300は、コンテナ700の上蓋770を取り外すための上蓋取外し機構310、およびロボットアーム装置100によって起立された状態のコンテナ700の側壁面720、730、740、750を支持するための側壁面支持機構320を備えている。
コンテナ組み立て装置300が有する上蓋取外し機構310および側壁面支持機構320は、コンテナ移動装置200のライン上の任意の位置に設けられている。
上蓋取外し機構310は、一対のクランプ体311、伸縮機構312、上蓋支持体313、可動部314、および本体支持部315を備えている。
クランプ体311はコンテナ700の上蓋770を把持するための側面視L字型の突起を有するものであり、一対のクランプ体311の突起は互いに内側に向いておよそ上蓋770の巾をあけて上蓋支持体313に設けられている。
伸縮機構312は例えばシリンダーであって、一対のクランプ体311のそれぞれに設けられて、クランプ体311を互いの内側方向に伸縮させるためのものである。伸縮時には、クランプ体311の突起が上蓋770の底部にひっかかり、上蓋770を把持することができる。
上蓋支持体313は、クランプ体311および伸縮機構312が固定される枠体であって、上蓋支持体313の一端が可動部314に連結されている。また、通常は図7の正面図における約120度傾斜した待機位置で上蓋支持体313が待機される。
可動部314は、可動部314を中心に上蓋支持体313を回転運動させるためのものであり、モーターなどの動作により、上蓋支持体313を任意の角度に傾斜させることができる。
可動部314は、上蓋取外し機構310全体を支持する本体支持部315によって支持されるが、コンテナ移動装置200を移動する折り畳まれた状態のコンテナ700に固定された上蓋770が通過する高さに固定されている。
次に上蓋取外し機構310の動作を説明する。
コンテナ移動装置200の任意の位置でコンテナ700が停止すると、コンテナ組み立て装置300がコンテナ700に備えられた留め具771および固定突起711によるロックを解除する。次に可動部314が動作することで、待機位置で待機していた上蓋支持体313が回転し、およそ上蓋支持体313が水平になる位置で停止する。
この状態で、伸縮機構312が動作し、クランプ体311によって上蓋770が把持される。上蓋取外し機構310が上蓋770を把持した状態で、再び可動部314が動作し、上蓋支持体313は待機位置まで戻る。このようにコンテナ移動装置200を移動するコンテナ700の上蓋770は、上蓋取外し機構310によって取り外される。
側壁面支持機構320は、一対の支持枠体321、4つの進行側支持体322、4つの伸縮機構323、4つの枠体側支持体324、および2つの留め具解除機構325を備えている。
支持枠体321は、例えば上枠、下枠、および2本の縦枠で構成される枠体であって、コンテナ移動装置200のベルト部230の移動方向を挟んで対面するように設置されるものである。
一対の支持枠体321における縦材の上部には、コンテナ移動装置200を移動するコンテナの側壁面720、730、740、750を支持するための例えば合成樹脂などで形成された板状の進行側支持体322がそれぞれ設けられる。
進行側支持体322は、ベルト部230を挟んで向かい合う方向に伸縮する例えばシリンダーのような伸縮機構323に固定されており、ロボットアーム装置100の動作によって起立される側壁面が傾斜するタイミングで、進行側支持体322がコンテナ移動装置200上に突出して側壁面を支持する。
枠体側支持体324は、支持枠体321のそれぞれの上枠に設けられる側壁面を支持するための例えば合成樹脂などで形成された板状の支持体である。
留め具解除機構325は、コンテナ700の上蓋770と底面710とを連結して固定する留め具771および固定突起711によるロックを解除するためのものであり、通常はベルト部230の一対のベルトの間、かつベルト部230より下部、かつコンテナ700の停止位置を挟んで進行方向側に対面するように格納されている。
留め具解除機構325は、垂直方向に伸縮する伸縮機構325Aを備えており、留め具771および固定突起711によるロックを解除する際に、留め具解除機構325の先端が留め具771の高さまで上昇し、留め具解除機構325が水平方向に移動し、固定突起711を水平方向に押し込む。これにより固定突起711により底面710と固定されていた留め具771が解除され、上蓋770と底面710とが分離される。
次にコンテナ700の側壁面がロボットアーム装置100の動作によって起立されることにより、側壁面支持機構320が側壁面を支持する動きを説明する。
なお、ここでは便宜上、コンテナ移動装置200に搬入されたコンテナ700の内、搬入口210の側壁面を側壁面720、搬出口がわの側壁面を740、他の側壁面を側壁面730、750として説明する。
まず、コンテナ移動装置200に搬入されたコンテナ700は、所望の位置で停止し、留め具解除機構325の動作によって、上蓋770と底面710とのロックが解除される。
次に上蓋取外し機構310の動作によって上蓋770が取り外され、待機位置まで移動する。このとき進行側支持体322は、伸縮機構323の動作により、コンテナ移動装置200の外側に格納されており、上蓋取外し機構310の動作を妨げることはない。
次にロボットアーム装置100の動作によって外側が清掃された側壁面720は、ロボットアーム装置100の動作によって起立される。このとき進行側支持体322が伸縮機構323の延長によってコンテナ移動装置200上に突出する。起立された側壁面720は自立できず外側に倒れ込むが、コンテナ移動装置200上に突出した進行側支持体322によって一定の傾斜を保ったまま支持される。
次にロボットアーム装置100の動作によって外側が清掃された側壁面740は、ロボットアーム装置100の動作によって起立される。このとき進行側支持体322が伸縮機構323の延長によってコンテナ移動装置200上に突出する。起立された側壁面740は自立できず外側に倒れ込むが、コンテナ移動装置200上に突出した進行側支持体322によって一定の傾斜を保ったまま支持される。
次にロボットアーム装置100の動作によって外側が清掃された側壁面730は、ロボットアーム装置100の動作によって起立される。このときコンテナ移動装置200を挟んで対面する方向には枠体側支持体324を備えた支持枠体321が設置されているので、側壁面730は一定の傾斜を保ったまま支持される。
次にロボットアーム装置100の動作によって外側が清掃された側壁面750は、ロボットアーム装置100の動作によって起立される。このときコンテナ移動装置200を挟んで対面する方向には枠体側支持体324を備えた支持枠体321が設置されているので、側壁面750は一定の傾斜を保ったまま支持される。
以上のように、折り畳まれた状態のコンテナ700は、ロボットアーム装置100の動作によって清掃、および起立されるが、側壁面支持機構320によって側壁面720、730、740、750は、一定の傾斜を保ったまま支持される。これにより、ロボットアーム装置100の動作によって側壁面720、730、740、750の内側を清掃することができる。
図8は、コンテナ組み立て装置が備える側壁面起立順判別センサーの機能を示す側面図である。
図8に示すように、コンテナ組み立て装置300は、側壁面を起立させる順番を判別するための側壁面起立順判別センサー330を備えている。
コンテナ700は、側壁面720、730、740、750が内側に折り畳まれる構造となっているが、構造上折り畳まれる側壁面は対向する側壁面、つまり側壁面720と側壁面740、および側壁面730と側壁面750が組となって折り畳まれる。
ところが組となって折り畳まれる側壁面であるが、どちらが先に折り畳まれるかによって、起立させる順番も自ずと変わってくる。側壁面起立順判別センサー330は、その起立させる順番を判別するために設けられたものである。
図8では、側壁面720よりも側壁面740のほうが先に折り畳まれた状態を示している。側壁面720、730、740、750は構造上、底面710の巾よりも十分短い高さで形成する必要がある。
側壁面起立順判別センサー330は、折り畳んだ状態の側壁面の上端部よりも外側に位置した場所かつ、先に折り畳んだ側壁面の高さよりも若干上に設置される。また側壁面起立順判別センサー330は例えば赤外線センサーであって、障害物の有無を判定することができる。
図8のように、側壁面740が先に折り畳まれ、折り畳まれた側壁面740の上に重なって側壁面720が折り畳まれた場合、側壁面起立順判別センサー331は、側壁面740の上に重なった側壁面720により、側壁面720の折り畳む高さが高くなり、側壁面起立順判別センサー331は側壁面720を障害物として判断する。
ところが、側壁面起立順判別センサー332では、側壁面720よりも先に側壁面740が折り畳まれているため、重なりが生じない。つまり側壁面起立順判別センサー332の位置では、側壁面740が障害物として判断されない。
逆に、側壁面720が先に折り畳まれ、折り畳まれた側壁面720の上に重なって側壁面740が折り畳まれた場合、側壁面起立順判別センサー331は、側壁面740よりも先に側壁面720が折り畳まれているため、重なりが生じない。つまり側壁面起立順判別センサー331の位置では、側壁面720が障害物として判断されない。
ところが、側壁面起立順判別センサー332では、側壁面720の上に重なった側壁面740により、側壁面740の折り畳む高さが高くなり、側壁面起立順判別センサー332は側壁面740を障害物として判断する。側壁面730と側壁面750側も同じようにセンサーを設けることで、折り畳まれる順番を判別することができる。
このように、側壁面起立順判別センサー330を所定の位置に設けることで、側壁面の折り畳まれた順番を判別することができるので、その順番に従ってロボットアーム装置100の動作で側壁面を起立させることができる。
なお、コンテナ組み立て装置300は、固定突起711が設置された方向を判定する固定突起方向判定センサー340を備えることもできる。
折り畳まれた状態のコンテナ700は、コンテナ移動装置200の任意の位置でコンテナ700が停止すると、コンテナ組み立て装置300が有する留め具解除機構325が、コンテナ700に備えられた留め具771および固定突起711によるロックを解除する。
ところが、留め具解除機構325は、コンテナ移動装置200のベルト部230の移動方向を挟んで対面するように設置されるため、コンテナ700の固定突起711がベルト部230の移動方向に向けて搬入口210から搬入されるのではなく、ベルト部230の移動方向から90度回転した向きで搬入されると、留め具解除機構325は固定突起711を押し込むことができず、コンテナ700に備えられた留め具771および固定突起711によるロックを解除することができない。
このような状況を回避するために、搬入口210付近に固定突起711の有無を判定する固定突起方向判定センサー340を備えることもできる。
固定突起方向判定センサー340は、固定突起711が通過する高さで設置され、コンテナ700よりも突出した状態で搬入される固定突起711を監視する。固定突起711が検知された場合、そのままコンテナ移動装置200によりコンテナ700が進行しても、問題なく留め具解除機構325は留め具771および固定突起711によるロックを解除することができる。
逆に固定突起711が検知されない場合、つまりコンテナ700の搬入方向が90度ずれて搬入された場合は、固定突起方向判定センサー340は固定突起711を検知することができない。このような場合は、留め具解除機構325は留め具771および固定突起711によるロックを解除することができないため、接続された図示しない警告装置などを介して、音や光などで作業員に異常を知らせることができる。
図9は、ロボットアーム装置が側壁面を起立させる様子を示す正面図である。
図9に示すように、ロボットアーム装置100が備える把持機構110は、側壁面の起立時には、クランプ部115を伸縮させて側壁面を支持しながらロボットアーム装置100の動きによって起立させる。
具体的には、側壁面720を起立させる場合、折り畳まれた側壁面720付近まで把持機構110を移動させ、2つのクランプ部115を伸ばした状態で側壁面720の上端部にクランプ部115を引っ掛ける。側壁面720の上端部にクランプ部115を引っ掛けた状態で、ロボットアーム装置100を動かしながら側壁面720を起立させる。
また側壁面740を起立させる場合、折り畳まれた側壁面740付近まで把持機構110を移動させ、2つのクランプ部115を伸ばした状態で側壁面740の上端部にクランプ部115を引っ掛ける。側壁面720の上端部にクランプ部115を引っ掛けた状態で、ロボットアーム装置100を動かしながら側壁面740を起立させる。このような動作を繰り返して、残り2つの側壁面730および側壁面750も起立させればよい。
図10は、ロボットアーム装置が側壁面を折り畳む様子を示す正面図である。
図10に示すように、ロボットアーム装置100が備える把持機構110は、側壁面を折り畳む時には、クランプ部115を伸縮させて側壁面を支持しながらロボットアーム装置100の動きによって折り畳む。
具体的には、側壁面720を折り畳む場合、起立した状態の側壁面720付近まで把持機構110を移動させ、2つのクランプ部115を伸ばした状態で側壁面720の上端部を2つのクランプ部115で挟み込む。
次に、把持機構110を内側に移動させることで、外側のクランプ部115により側壁面720は内側に倒れ込む。そのまま倒れ込むと、内側のクランプ部115に引っかかり、内側のクランプ部115が側壁面720を支持したままロボットアーム装置100の動きによって折り畳む。
このように、側壁面720の上端部を2つのクランプ部115で挟み込み、側壁面720を外側のクランプ部115から内側のクランプ部115に受け渡すように折り畳むことで、側壁面720が勢いよく折り畳まれることがない。このため、勢いよく倒れたことにより生じる側壁面720の破損や、摩擦による金属片が生じて不純物になり得ることを防止することができる。
側壁面740を折り畳む場合、起立した状態の側壁面740付近まで把持機構110を移動させ、2つのクランプ部115を伸ばした状態で側壁面740の上端部を2つのクランプ部115で挟み込む。
次に、把持機構110を内側に移動させることで、外側のクランプ部115により側壁面740は内側に倒れ込む。そのまま倒れ込むと、内側のクランプ部115に引っかかり、内側のクランプ部115が側壁面740を支持したままロボットアーム装置100の動きによって折り畳む。このような動作を繰り返して、残り2つの側壁面730および側壁面750も折り畳めばよい。
図11は、把持機構が清掃部材を把持する様子を示す正面図である。
図11に示すように、把持機構110は、ロボットアーム装置100の動きによって清掃部材交換部500に設置され、把持機構110の動作によって交換ユニット520にセットされた清掃部材510を把持する。
図12は、清掃部材の詳細を示す正面図、および側面図である。
図12に示すように、清掃部材510は、把持部511、清掃面512、取替クロス513を備えている。
把持部511は、把持機構110が有するチャック部111が把持する部分であり、2つのクランプ体112で挟むことのできる形状の突起体である。把持部511の天頂部はチャック部111が有する取付感知部114と接触しやすいように平面に設けられている。
清掃面512は、コンテナ700が有する平面に接して、不純物を取り除くためのものである。清掃面512は、一面側が凸状に膨らみ、把持部511に連結されている。また他面側は長方形の平面で形成されており、コンテナ700が有する隅部に合致する角部を四隅に有している。
取替クロス513は、清掃面512を覆うように取付けられ、脱着自在に取付けられる。予備の取替クロス513を複数用意しておくことで、清掃面512に取付ける取替クロス513だけを新しい物に取替えることができる。
取替クロス513は、例えばナイロンやポリエステルなどで形成される合成繊維素材であって、マイクロファイバーと呼ばれるような繊維が用いられる。このマイクロファイバーなどを形成するナイロンやポリエステルなどは、他の素材との摩擦により静電気が発生しやすく、ホコリなどの不純物を効率よく吸着することができる。
図13は、清掃部材を把持した把持機構の詳細を示す正面図、上面図、底面図、および側面図である。
図13に示すように、把持機構110は、清掃部材510を把持するための2つのチャック部111と、コンテナ700の側壁面などを把持するための2つのクランプ部115と、チャック部111およびクランプ部115が固定される本体部119と、を備えており、清掃部材510が有する把持部511がチャック部111に把持される。
清掃部材510は2つのチャック部111にそれぞれ装着され、クランプ部115を間に挟んで、クランプ部115の対向する方向に清掃部材510の長手方向が向く方向で取付けられる。
なお、清掃部材510の大きさは、クランプ部115が伸縮しても互いに干渉しない大きさでも植えられている。清掃部材510によってコンテナ700の各面が清掃されるときには、クランプ部115は収縮して把持機構の内側に格納される。
図14は、チャック部の詳細を示す正面図である。
図14に示すように、チャック部111は、一対のクランプ体112、水平伸縮機構113A、垂直伸縮機構113B、および取付感知部114を備えており、清掃部材510が有する把持部511が一対のクランプ体112に把持される。
清掃部材510は、ロボットアーム装置100の動きによって一対のクランプ体112の間に清掃部材510が有する把持部511が挿入され、取付感知部114が押し込まれる。
これにより、チャック部111に清掃部材510の把持部511が正常に装着されると、水平伸縮機構113Aの収縮動作によって一対のクランプ体112が互いに近づいて、クランプ体112の間で清掃部材510の把持部511を挟んで把持する。
また清掃部材510を離脱する際にクランプ体112は、水平伸縮機構113Aの延長動作によって互いに離れて、クランプ体112の間に挟まれていた清掃部材510の把持部511がチャック部111より離脱される。
図15は、把持機構が把持する清掃部材の清掃工程を示す図である。
図15に示すように、把持機構110は、2つの清掃部材510を把持している。
長方形の清掃面を有する2つの清掃部材510は、長手方向が平行になるように把持機構110によって把持されている。ここではコンテナ700が有するひとつの側壁面720を例にして説明する。
まず清掃部材510は、ロボットアーム装置100の動きによって側壁面720のひとつの隅部に異動される。このあと、ロボットアーム装置100は、清掃部材510を清掃部材510の長手方向に対して垂直な方向に動かしていく。
やがて側壁面720の端部に到達し、一定量だけ清掃部材510の長手方向に移動した後、清掃部材510が清掃してきた軌跡と若干重なるように、ふたたび長手方向に対して垂直な方向に動かしていく。これを繰り返すことで、図15の矢印のようにジグザグに清掃していく。
このように清掃部材510の長手方向に対して垂直な方向に清掃部材を動かしていくことで、側壁面720に付着した不純物は、清掃部材510に吸着されるか、または吸着しきれなかった不純物は側壁面720の端部に寄せられる。
この様な作業で側壁面720の端部、または他の側壁面とで形成される隅部に不純物が残ってしまうが、吸引装置400を利用してこの拭き寄せられた不純物を吸引するので、隅部に取り残された不純物もきれいに除去することができる。
図16は、吸引装置の詳細を示す右側面図である。
図16に示すように、吸引装置400は、吸引ノズル410、吸引ホース部420、接続部430、および支柱部440を備えている。
吸引ノズル410は、把持機構110によって把持され、ロボットアーム装置100の動きによってコンテナ700に形成された隅部に拭き寄せられた不純物を吸引するためのものである。
吸引ノズル410の一端には吸引ホース部420が取付けられており、ロボットアーム装置100の動きにあわせて吸引ホース部420が自在に動くことができる。
接続部430は、吸引ホース部420と、図示しない安全防塵カバー600の外側に設けられた集塵機などの吸引機構とを接続するためのものである。
吸引ノズル410および吸引ホース部420を介して吸引された不純物は、接続部430で接続されたコンテナ清掃システム1000外部に設けられた集塵機などの吸引機構によって集められる。
図17は、把持機構が吸引ノズルを把持する様子を示す正面図である。
図17に示すように、把持機構110は、ロボットアーム装置100の動きによって、2つの清掃部材510を把持した状態で吸引装置400が有する支柱部440に固定された吸引ノズル410を把持する。
図18は、把持機構が吸引ノズルを把持する様子の詳細を示す正面図、および吸引ノズルの側面図である。
図18に示すように、吸引ノズル410は、吸引ノズル410を把持機構110に把持させるための把持部411を備えている。
把持部411は、長方形の板状の部材であって、吸引ノズル410に沿って固定されている。また把持部411は、把持機構110が有する2つのクランプ体116によって十分把持可能な大きさを備えている。
吸引ノズル410は支柱部440に固定部441を介して着脱自在に固定されている。固定部441は、例えば吸引ノズル410を挟んで固定するクリップであり、吸引ノズル410を支柱部440から離れる方向に引っ張ると取外しが可能であり、吸引ノズル410を固定部441に合わせて支柱部440方向に押し込むと、固定部441によって支柱部440に吸引ノズル410が固定される。
把持機構110は、2つの清掃部材510の長手方向を水平に把持した状態で、吸引ノズル410に近づき、2つのクランプ体116を延ばした状態で、支柱部440に固定された吸引ノズル410の把持部411を、クランプ体116のT字に屈曲した部分と清掃部材510との間に挟み込むように挿入する。
その後、クランプ体116を収縮させることで、吸引ノズル410の長手方向は清掃部材510によって支持され、2つのクランプ体116によって引っ掛けられて収縮された把持部411と、清掃部材510とに吸引ノズル410が把持されて固定される。
このように、把持機構110は、清掃部材510とクランプ体116とによって吸引ノズル410を把持することができる。
図19は、コンテナの隅部に拭き寄せられた不純物を吸引ノズルで吸引する様子を示す右側面図である。
図19に示すように、把持機構110によって把持された吸引ノズル410を利用して、コンテナ700に形成された隅部に拭き寄せられた不純物を吸引することができる。
図19では、コンテナ700の側壁面と底面とで形成された隅部に拭き寄せられた不純物を吸引する様子を示しているが、ロボットアーム装置100の第一旋回部120、第一可動部130、第一アーム部140、第二可動部150、第二アーム部160、第三可動部170、第二旋回部180を動かすことで、コンテナ700の側壁面同士で形成される垂直方向の隅部や、上蓋770に形成された隅部なども吸引することができる。
また上記の他、コンテナ700を構成する各部材の連結部など、不純物が貯まりやすい場所や、清掃部材510だけでは除去できない部分に貯まった不純物を吸引することができる。
図20は、清掃部材交換部の詳細を示す上面図である。
図20に示すように、清掃部材交換部500は、清掃部材510と、清掃部材510を複数保持することができる交換ユニット520と、交換ユニット520を格納する交換ユニット格納部530と、を備えている。
交換ユニット520は、清掃部材固定箱521および取っ手522を備えている。清掃部材固定箱521には清掃部材510を2つ固定する固定部523が設けられ、清掃部材510が清掃部材固定箱521内の定位置に固定されるようになっている。
作業員は安全防塵カバー600の外で新しい清掃部材510と使用済みの清掃部材510とを交換し、交換ユニット520にセットする。
交換ユニット格納部530は、安全防塵カバー600の外部と連結された交換ユニット520を格納するためのものであり、交換ユニット520を交換ユニット格納部530に挿入することで、清掃部材510が安全防塵カバー600の内側に格納される。
交換ユニット格納部530に格納された交換ユニット520を取り出す場合は、交換ユニット520に備えられた取っ手522を作業員が掴んで引き出すことで、容易かつ安全に交換ユニット520を交換ユニット格納部530から取り出すことができる。
交換ユニット格納部530は、交換ユニット格納部530に交換ユニット520が正しく格納されているか、または交換ユニット520に清掃部材510が正しくセットされているかを検知するための清掃部材検知センサー531が備えられている。
清掃部材検知センサー531は、例えば赤外線センサーであって、交換ユニット520が交換ユニット格納部530に格納されたときに、清掃部材510が存在する位置に設けられる。
この清掃部材検知センサー531が清掃部材510を検知できない場合は、ロボットアーム装置100の把持機構が清掃部材510を正しく把持することができないので、このような場合は、システムの動作を停止し、作業員に音や光で警告することもできる。
100 ロボットアーム装置
110 把持機構
111 チャック部
115 クランプ部
200 コンテナ移動装置
210 搬入口
220 搬出口
300 コンテナ組み立て装置
310 上蓋取外し機構
320 側壁面支持機構
325 留め具解除機構
330、331、332 側壁面起立順判別センサー
340 固定突起方向判定センサー
400 吸引装置
410 吸引ノズル
420 吸引ホース部
500 清掃部材交換部
510 清掃部材
520 交換ユニット
530 交換ユニット格納部
600 安全防塵カバー
700 コンテナ
710 底面
711 固定突起
720、730、740、750 側壁面
760 パレット
770 上蓋
771 留め具
1000 コンテナ清掃システム

Claims (17)

  1. プリフォームを収容するコンテナを構成する壁面に付着した不純物を除去するコンテナ清掃システムにおいて、
    先端に部材を把持する把持機構を備えたロボットアームと、
    前記ロボットアームに把持され、不純物を前記壁面の隅部に拭き寄せて清掃するための清掃部材と、
    前記ロボットアームに把持され、前記清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引するための吸引手段と、
    を備えることを特徴とするコンテナ清掃システム。
  2. 前記コンテナは、向かい合う側壁面同士が交互に内側に折りたたまれる折り畳み機構を有しており、
    前記ロボットアームの先端は、
    前記側壁面を支持しながら起立させる側壁支持クランプ、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテナ清掃装置。
  3. 前記起立させた側壁面を起立させた状態で支持するための起立側壁面支持機構、
    を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテナ清掃システム。
  4. 前記側壁面が折り畳まれた順番を検知するための折り畳み順検知手段、
    を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテナ清掃システム。
  5. 前記折り畳み順検知手段は、
    前記折り畳まれた側壁面上端部より外側位置に設けられた側壁面検知手段、
    を備え
    前記側壁面検知手段が検知した側壁面の有無により折り畳まれた順番を検知すること、
    を特徴とする請求項4記載のコンテナ清掃システム。
  6. 前記折り畳み機構を備えたコンテナは、
    折り畳まれた側壁面を覆って、底面と留め具で連結固定される上蓋を備え、
    前記留め具を解除する留め具解除機構と、
    前記上蓋に覆われた前記折り畳まれた側壁面から前記上蓋を取り外すための上蓋取外し機構と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテナ清掃システム。
  7. 前記留め具を有する面の搬入方向を検知する搬入方向検知手段、
    を備えることを特徴とする請求項6記載のコンテナ清掃システム。
  8. 前記側壁支持クランプは、
    対向する位置に設けられる少なくとも2つの支持クランプを備え、
    前記側壁面の折り畳み時に一方の支持クランプが前記側壁面を傾斜させ、
    他方の支持クランプが傾斜された前記側壁面を支持しながら、前記側壁面を折り畳まれること、
    を特徴とする請求項2記載のコンテナ清掃システム。
  9. 前記清掃部材は、
    平行した複数の清掃面を備え、
    前記清掃面の長手方向に対して垂直方向に移動しながら拭寄作業を行なうこと、
    を特徴とする請求項1記載のコンテナ清掃システム。
  10. 前記清掃面は、
    取外し交換可能な繊維体に覆われていること、
    を特徴とする請求項9記載のコンテナ清掃システム。
  11. 前記繊維素材は、
    前記不純物を静電気力で吸着する素材で設けられていること、
    を特徴とする請求項10記載のコンテナ清掃システム。
  12. 前記清掃部材を複数保持するストック機構を備えること、
    を特徴とする請求項1記載のコンテナ清掃システム。
  13. 前記ストック機構は、
    一組の前記清掃部材を一単位とする交換ユニットを複数備え、
    前記ロボットアームは、
    前記交換ユニットが在籍した位置で、前記清掃部材を把持すること、
    を特徴とする12記載のコンテナ清掃システム。
  14. 前記清掃部材は、
    前記壁面の外側を清掃するための外側壁面清掃部材と、
    前記壁面の内側を清掃するための内側壁面清掃部材と、
    が別々に設けられ、
    清掃する部位によって前記ロボットアームが任意の清掃部材を把持して作業を行なうこと、
    を特徴とする請求項1記載のコンテナ清掃システム。
  15. 不純物の侵入および作業員の進入を防ぐための安全防塵カバー、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテナ清掃システム。
  16. プリフォームを収容するコンテナを構成する壁面に付着した不純物を除去するコンテナの清掃方法において、
    先端に部材を把持する把持機構を備えたロボットアームが、清掃部材を把持して不純物を前記壁面の隅部に拭き寄せて清掃する工程と、
    前記ロボットアームが、吸引手段を把持して前記清掃部材によって隅部に寄せられた不純物を吸引する工程と、
    を備えることを特徴とするコンテナの清掃方法。
  17. 向かい合う側壁面同士が交互に内側に折りたたまれる折り畳み機構と、前記折り畳まれた側壁面を覆って、底面と留め具で連結固定される上蓋を有するプリフォームを収容するコンテナに付着した不純物を除去する折り畳み式コンテナの清掃方法において、
    留め具解除機構が、前記留め具を解除する工程と、
    ロボットアームに把持された清掃部材が、前記上蓋の外側面に付着した不純物を前記上蓋外側の角部に拭き寄せる工程と、
    上蓋取外し機構が、前記上蓋を取り外す工程と、
    前記ロボットアームに把持された前記清掃部材が、1つの折り畳まれた側壁面の外側面に付着した不純物を前記壁面外側の角部に拭き寄せる工程と、
    側壁支持クランプが、前記清掃部材によって不純物が取り除かれた前記1つの折り畳まれた側壁面を起立させる工程と、
    前記清掃部材が、前記起立した側壁面の内側面に付着した不純物を前記壁面内側の隅部に拭き寄せる工程と、
    前記ロボットアームに把持された吸引手段が、前記隅部に拭き寄せられた不純物を吸引する工程と、
    を備えることを特徴とする折り畳み式コンテナの清掃方法。
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