JP2019527290A - 合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法 - Google Patents
合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019527290A JP2019527290A JP2018552773A JP2018552773A JP2019527290A JP 2019527290 A JP2019527290 A JP 2019527290A JP 2018552773 A JP2018552773 A JP 2018552773A JP 2018552773 A JP2018552773 A JP 2018552773A JP 2019527290 A JP2019527290 A JP 2019527290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atomization
- alloy metal
- oxygen
- metal powder
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/0027—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
- B22F2009/0848—Melting process before atomisation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
- B22F2009/086—Cooling after atomisation
- B22F2009/0876—Cooling after atomisation by gas
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
- B22F2009/088—Fluid nozzles, e.g. angle, distance
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2201/00—Treatment under specific atmosphere
- B22F2201/03—Oxygen
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2201/00—Treatment under specific atmosphere
- B22F2201/10—Inert gases
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2998/00—Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
- B22F2998/10—Processes characterised by the sequence of their steps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2999/00—Aspects linked to processes or compositions used in powder metallurgy
Abstract
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、合金金属液体が引き込まれる入口と霧化区域を備える霧化室を備える本体と、霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に高圧不活性ガスを提供し、前記合金金属が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システムと、前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送する酸素を含有した気体管路システムとを含んでいる。本出願は、合金金属粉末の製造方法を提供する。
Description
[技術分野]
本出願は、霧化装置に関するものであるが、これに限らず、特に合金金属粉末を製造するための霧化装置に関するものである。
[背景技術]
本出願は、霧化装置に関するものであるが、これに限らず、特に合金金属粉末を製造するための霧化装置に関するものである。
[背景技術]
現在、太陽エネルギーの分野で応用されている合金粉末の製造は、主に気体霧化粉末の製造装置によって製造され、気体霧化粉末の製造装置は主に各種の金属粉末を製造する。太陽エネルギーの分野で応用されている合金粉末の各金属成分の融点の差が非常に大きいので、例えば、銅インジウムガリウム合金では、インジウムの融点は156.6℃であり、ガリウムの融点は29.8℃であり、銅の融点は1083.4℃であるので、銅インジウムガリウム合金粉末の合金相中にインジウム-基合金相と銅ガリウム金属間に化合物が存在し、インジウム基合金の融点が比較的に低く、銅インジウムガリウム合金の固体-液体共存温度範囲が比較的大きいため(固体-液体共存温度範囲が250〜600℃に達した)、現在の気体霧化粉末の製造装置により製造された合金粉末には、厳重な結集と接着現象が存在し、合金粉末の粒子の表面には大量の小さな衛星ボールが接着されている。これは合金粉末の生産率を低下させるだけではなく、合金粉末の流動性を悪くして合金粉末の後続の使用に影響を与えることができ、例えば、目標材料に対してスプレーするとき、合金粉末の輸送によって粉末の輸送システムの目詰まりが頻繁に発生して、粉末の輸送が均一でない等の状況が発生し、同時に、最終生産製品の機能について影響を与えることができる。
[発明の概要]
[発明の概要]
下記内容は、本文の詳細叙述の主題の概要である。本概要は、請求の範囲の保護範囲を限定するためのものではない。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、霧化される過程で、銅インジウムガリウム合金金属粉末がその他の金属不純物が導入されていない前提で、粉末を製造する過程で粉末の表面が鈍化されるようにして、合金金属粉末の球状、衛星ボール粉末の数量及び粉末との間の接着現象を制御することができ、最終的に合金金属粉末の流動性を向上させることができる。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、霧化室を備える本体を含み、前記霧化室は、
合金金属液体が引き込まれる入口;
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含む。
合金金属液体が引き込まれる入口;
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含む。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路システムは、酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と流体連通する通気装置を含み、前記酸素を含有した気体管路は、前記通気装置により前記霧化区域に前記酸素を含有した気体を輸送する。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置との間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と流体連通されている。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路は、酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は、0.2MPaより小さくない。
オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力が0.2 MPaから0.9MPaの範囲内である。
オプションで、前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の水平方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と流体連通される接続管と、前記連結管と流体連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路システムは、高圧不活性ガス管路と気体ノズルとを含み、前記気体ノズルと前記高圧不活性ガス管路は流体連通され、前記気体ノズルは前記入口に向かって高圧不活性ガスを噴出するように配置されている。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと流体連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは、前記スプレープレートの水平方向に沿って間隔が均一に配置され、オプションで、前記気体ノズルは環状スリットである。
オプションで、前記入口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは、前記の入口を向けるように配置される。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路システムと前記高圧不活性ガス管路システムのそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置を備える。
オプションで、前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に連結される。
オプションで、前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は流体連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む。
オプションで、前記本体は真空溶解室をさらに含み、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱するように配置され、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の前記入口と流体連通される。
オプションで、前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は本体を含み、前記本体内には、上から下への順に真空溶解室と霧化室が備えられ、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱し、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の上部と連通され、前記液体出口は霧化の前に閉鎖密封状態であり、霧化が始める前に、前記の液体出口をオープンして、溶解された金属液が下部霧化キャビティ内の霧化点に輸送する。前記霧化室内には気体ノズルが備えられ、前記気体ノズルは高圧不活性ガス管路と接続され、前記気体ノズルは前記ガイドチューブの出口に向かって高圧不活性ガスを噴出し、前記霧化室内には酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と接続される通気装置が備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記通気装置により前記霧化室内に酸素を含有した気体を輸送する。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置の間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と流体連通される。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は0.2MPaより小さくない。
オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力が0.2MPaから0.9MPaの範囲内である。
オプションで、前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の周辺方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と流体連通される接続管と、前記連結管と流体連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記環状チューブは、環状の金属管である。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記高圧不活性ガス管路のそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられる。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと流体連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは前記スプレープレートの周辺方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記気体ノズルは、環状スリットである。
オプションで、前記ガイドチューブの出口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは前記ガイドチューブの出口を向けるように配置される。
オプションで、前記スプレープレートは環状のスプレープレートであり、前記キャビティは環状キャビティである。
オプションで、前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に接続される。
オプションで、前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は流体連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む。
オプションで、前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる。
本出願は、合金金属粉末の製造方法を提供し、前記方法は、
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体を霧化させるステップ;
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入して、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含む。
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体を霧化させるステップ;
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入して、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含む。
本出願において、当業者が理解されるべきことは、
「高圧不活性ガス」とは、高圧不活性ガス管路システムから提供されて合金金属液体に噴射するとき、合金金属液体を霧化することができる圧力を備える不活性ガス(例えば、窒素またはアルゴン)を指し;
「合金金属粉末の表面が鈍化される」というのは、合金金属粉末の表面が微量に酸化された後、合金金属粉末との間の接着を効果的に抑制することができ、衛星ボールの形成程度を減少させることができるということを示し;
「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」というのは、合金金属粉末の表面が鈍化され、また、合金金属粉末の酸化される程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度であり、合金金属粉末の総酸素含有量が比較的に低いレベルの合金金属粉末の表面が酸化されるようにして、これにより前記合金金属粉末を使用して目標材料を製造することができるようにして、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズに適合するようにすることを指す。
「高圧不活性ガス」とは、高圧不活性ガス管路システムから提供されて合金金属液体に噴射するとき、合金金属液体を霧化することができる圧力を備える不活性ガス(例えば、窒素またはアルゴン)を指し;
「合金金属粉末の表面が鈍化される」というのは、合金金属粉末の表面が微量に酸化された後、合金金属粉末との間の接着を効果的に抑制することができ、衛星ボールの形成程度を減少させることができるということを示し;
「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」というのは、合金金属粉末の表面が鈍化され、また、合金金属粉末の酸化される程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度であり、合金金属粉末の総酸素含有量が比較的に低いレベルの合金金属粉末の表面が酸化されるようにして、これにより前記合金金属粉末を使用して目標材料を製造することができるようにして、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズに適合するようにすることを指す。
「酸素を含有した低圧ガス」とは、酸素を含有した気体管路のうち、「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」ことを実現できる圧力を指す。
「環状チューブ」は、リング状を備える管路に限定されず、閉ループを形成し、接続管と流体連通して酸素を含有した気体を放出する他の形状の管路を含むことができる。
本出願の有益な効果は、以下の通りである。
本出願の有益な効果は、以下の通りである。
1、本出願の霧化室内には酸素を含有した気体管路と通気装置が備えられ、酸素を含有した気体管路は通気装置によって霧化室内に酸素を含有した気体を輸送して、酸素を含有した気体は合金金属溶液が霧化される過程で、合金金属粉末の表面を鈍化させ、霧化される過程で、合金金属溶液が霧化されて形成された液滴の大きさが異なっており、安定した霧化気流中で、異なるサイズの液滴または粒子は異なる速度を持って、粒子が小さいほど速度が速いので、小さな粒子は、速度が比較的に遅い比較的に大きな粒子と衝突されるので、前記表面が鈍化された合金金属粉末は、小さな粒子が接着されている現象を顕著的に減少させることができ、これにより、衛星ボールの形成を抑制することができ、粉末間の接着現象を減少させることができ、特に固体-液体ボール領域の範囲が比較的大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して効果が非常に顕著である。
2、本出願の酸素を含有した気体管路には気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられて、通気装置から噴射される酸素を含有した気体が霧化室内で酸素濃度が制御可能な酸化雰囲気を形成して、霧化室内の酸化性の強弱は前記噴射される酸素を含有した気体の酸素濃度、流量によって決定されるので、酸素を含有した気体が霧化室内の霧化区域に進入される流量を制御することにより合金金属溶液が霧化される過程で小さな液滴と小さな粒子の酸化の程度を制御することができ、したがって、これらの制御可能な酸化プロセスを利用して、合金金属粉末の表面に対して性質を改変させることと鈍化させることができ、粉末の酸素含有量が最終製品の使用機能に対して影響を与えない。
3、本出願の霧化室の排気口は排気処理装置と連通して、霧化された気体を排気口を経由して霧化室から流出させ、サイクロン分離器によってファインパウダーを分離した後、再び粉塵濾過装置を経由して大気に放出ようにする。
4、本出願の霧化室の底部には粉末収集タンクが着脱可能に接続されて、霧化室内で霧化されて形成された合金金属粉末を粉末収集タンク内に落とし、粉末収集タンクを解体することにより、霧化されて形成された合金粉末を得ることができる。
5、本出願中の酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、霧化室内に酸素を含有した低圧気体を導入することにより、低流量の精密な流量制御を効果的に実現することができる。
6、本出願中の酸素を含有した気体管路は、バッファキャビティによって通気装置と連通され、バッファキャビティは通気装置を安定した圧力の環境で酸素を含有した気体を噴射するようにすることができるので、酸素を含有した気体の精密な流量制御を実現することができる。
7、本出願中の通気装置は、水平方向に間隔が均一に配置される複数の金属管であり、金属管が霧化室内に輸送した酸素を含有した気体を均一に分布することができる。
8、本出願中の通気装置は環状金属管及び環状金属管に備えられる噴気孔を含んで、噴気孔が霧化室内に輸送する酸素を含有した気体を均一に分布することができる。
9、本出願中の高圧不活性ガス管路は環状スプレープレートによって気体ノズルと連通され、環状のスプレープレートは気体ノズルを安定圧力環境で、高圧不活性ガスを噴射するようにして、高圧不活性気体の精密な流量制御を実現することができる。
10、本出願中のガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられ、加熱保温カバーは霧化動作の開始前に、ガイドチューブを所定の温度まで加熱することにより、霧化し始めのステップでガイドチューブが、金属液がガイドチューブで凝固されることによる目詰まりになることを避けことができる。
本出願の他の特徴と長所は、後述する明細書で説明するものであり、そして明細書から、より明確になったり、本出願を実施しすることにより、よりよく理解されるだろう。本出願の目的とその他の長所は、明細書、請求の範囲及び図面で特に提起された構造から実現されて得ることができる。
[図面の簡単な説明]
[図面の簡単な説明]
図面は、本出願の技術方案をよりよく理解するために提供されたものであり、そして図面は、明細書の一部を構成し、本出願の実施例と一緒に本出願の技術方案を解釈するが、本出願の技術方案について限定しない。
図1は、本出願の霧化装置の一実施形態の断面図であり;
図2は、本出願の合金金属粉末を製造する方法のフローチャートであり;
図3は、本出願の霧化装置の他の一実施形態の断面図であり;
図4は、本出願の霧化装置の通気装置の構造を示す例示図であり;
図5は、本出願の通気装置の環状金属管の底部の構造を示す例示図である。
[発明を実施するための形態]
図2は、本出願の合金金属粉末を製造する方法のフローチャートであり;
図3は、本出願の霧化装置の他の一実施形態の断面図であり;
図4は、本出願の霧化装置の通気装置の構造を示す例示図であり;
図5は、本出願の通気装置の環状金属管の底部の構造を示す例示図である。
[発明を実施するための形態]
本出願の目的、技術方案と長所がより明確にするために、以下の図面と組み合わせて、本出願の実施例について詳細に説明する。ただし、お互いに衝突されていない状況では、本出願の実施例と実施例の特徴は、互いに任意に組み合わせることができる。
本出願の実施案には合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、霧化室を備える本体を含み、前記霧化室は、
合金金属液体が引き込まれる入口;
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含んでいる。
合金金属液体が引き込まれる入口;
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含んでいる。
本出願の実施案は合金金属粉末の製造方法を提供し、前記方法のフローチャートは、図2に示されたようである。前記の方法は、
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体が霧化されるようにするステップ;また
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入し、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含んでいる。
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体が霧化されるようにするステップ;また
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入し、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含んでいる。
具体的には、以下の実施例1と2を参照して、詳細に説明する。
実施例1
図1に示すように、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は本体1を含み、本体1は円柱型の塔本体と円錐の底部を備え、本体1内には上から下への順に真空溶解室2と霧化室3を備え、真空溶解室2は霧化室3の真上方に備えられ、真空溶解室2と霧化室3の間には1つのプレートによって隔離される。真空溶解室2内には、溶解装置5と加熱装置4が設けられ、本実施例では、溶解装置5は坩堝であり、加熱装置4は溶解装置5の外周を囲むように設置され、加熱装置4は溶解装置5に対して加熱することができ、溶化装置5内の温度を前記溶解装置5内の合金金属のすべてが合金金属液体に溶けるように加熱することができる。溶解装置5の底部には液体出口18が備えられ、溶解装置5は液体出口18によってガイドチューブ6の一端に連通され、液体出口18は溶解装置5内の合金金属液体をガイドチューブ6内にガイドすることができる。霧化開始前に、液体出口18は、機械密封装置(図示せず)によって閉鎖される。霧化するときに、前記機械密封装置は、必要に応じて液体出口18の閉鎖を制御して、合金金属液体がガイドチューブ6を経由して霧化点に到達するようにすることができる。
図1に示すように、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は本体1を含み、本体1は円柱型の塔本体と円錐の底部を備え、本体1内には上から下への順に真空溶解室2と霧化室3を備え、真空溶解室2は霧化室3の真上方に備えられ、真空溶解室2と霧化室3の間には1つのプレートによって隔離される。真空溶解室2内には、溶解装置5と加熱装置4が設けられ、本実施例では、溶解装置5は坩堝であり、加熱装置4は溶解装置5の外周を囲むように設置され、加熱装置4は溶解装置5に対して加熱することができ、溶化装置5内の温度を前記溶解装置5内の合金金属のすべてが合金金属液体に溶けるように加熱することができる。溶解装置5の底部には液体出口18が備えられ、溶解装置5は液体出口18によってガイドチューブ6の一端に連通され、液体出口18は溶解装置5内の合金金属液体をガイドチューブ6内にガイドすることができる。霧化開始前に、液体出口18は、機械密封装置(図示せず)によって閉鎖される。霧化するときに、前記機械密封装置は、必要に応じて液体出口18の閉鎖を制御して、合金金属液体がガイドチューブ6を経由して霧化点に到達するようにすることができる。
ガイドチューブ6は真空溶解室2と霧化室3の間を隔離するためのプレートを通過し、ガイドチューブ6の他端の出口7は、霧化室3の上部と連通され、これにより合金金属液体を霧化室3の上部に輸送して霧化することができる。ガイドチューブ6の外周には加熱保温カバーが備えられ、加熱保温カバーは、霧化開始段階で合金金属溶液がガイドチューブ6内で凝固されることによるガイドチューブが目詰まりになること避けできるように霧化動作が開始される前ガイドチューブ6を所定の温度まで加熱することができる。
霧化室3の上部には順番に接続されている高圧不活性ガス管路8、環状スプレープレート9及び気体ノズル10が備えられ、高圧不活性ガス管路8は霧化室3内に高圧不活性ガスを輸送することができ、環状スプレープレート9は霧化室3の上部に水平になるように固定され、環状スプレープレート9内には環状キャビティ11が備えられ、環状スプレープレート9の底部には複数の気体ノズル10が連通され、気体ノズル10が環状スプレープレート9の円周方向に沿って配置されるか、または環状スリットを前記気体ノズル10とする。霧化が開始されると、高圧不活性ガス管路8は、まず、高圧不活性ガスを環状スプレープレート9中の環状キャビティ11に輸送して緩衝し、環状キャビティ11内の高圧の不活性ガスは、再び気体ノズル10内に輸送され、気体ノズル10は継続的に安定的に高圧不活性ガスを噴射するようにする。前記環状スプレープレート9の中部は中空構造であり、すなわち、環状キャビティ11であり、ガイドチューブ6は、環状スプレープレート9を通過して、環状スプレープレート9の底部の気体ノズル10をガイドチューブ6の出口7の周囲を囲むように配置されるようにし、気体ノズル10はガイドチューブ6の出口7を向けるように設置されて、気体ノズル10から噴出される高圧不活性ガスがガイドチューブ6の出口7に噴射されるようにする。霧化が開始したとき、ガイドチューブ6内の合金金属溶液は出口7によって流出され、気体ノズル10は出口7から流出される合金金属溶液に対して高圧不活性ガスを噴射して、合金金属溶液を霧化させる。
本実施例では、霧化室3の上部には順番に連通される酸素を含有した気体管路12、バッファ13及び通気装置14を備え、酸素を含有した気体管路12は霧化室3内に酸素を含有した気体を輸送することができ、バッファ13は環状に形成され、バッファ13内には環状のバッファキャビティ15が備えられ、酸素を含有した気体管路12はバッファキャビティ15と連通しされ、バッファ13の底部には通気装置14が備えられ、通気装置14は垂直に設置される複数の金属管例えばステンレス鋼管であり、通気装置14はバッファ13の底部の円周方向に沿って間隔が均一に配置され、通気装置14の一端はバッファキャビティ15と連通され、通気装置14の他端は霧化室3の上部に垂直になるように固定される。霧化が始まるとき、酸素を含有した気体管路12は、まず、酸素を含有した気体をバッファ13中のバッファキャビティ15に輸送して緩衝し、バッファキャビティ15内の酸素を含有した気体は、再び通気装置14内に輸送することにより、通気装置14が霧化室3内に酸素を含有した気体を輸送するようにする。
酸素を含有した気体は、合金金属溶液が霧化される過程で、合金金属粉末の表面を鈍化させることができ、霧化される過程で合金金属溶液が霧化されて形成された液滴の大きさがそれぞれ異なり、安定した霧化気流中で、サイズが異なる液滴または粒子は異なる速度を有し、粒子が小さいほど速度が速いので、小さな粒子は、速度が比較に遅くまた大きさが比較的に大きい粒子と衝突することが発生するので、前記表面に対して鈍化した合金金属粉末は、小さな粒子の接着現象を顕著に減少させることができ、衛星ボールの形成を抑制することができ、特に固体-液体共存領域の範囲が比較的に大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して、効果が顕著である。
本実施例において、酸素を含有した気体管路12はバッファキャビティ15によって通気装置14と連通され、バッファキャビティ15は通気装置14を安定した圧力環境で、酸素を含有した気体を噴射するようにして、これにより、酸素を含有した気体の流量を精密に制御することができ;本発明中の通気装置14は霧化室3の円周方向に沿って間隔が均一に配置されるので、通気装置14が霧化室3内に輸送した酸素を含有した気体が均一に分布することができる。
本実施例では、酸素を含有した気体管路12は酸素を含有した低圧気体管路であり、ここで、酸素を含有した低圧ガス管路は、その内部の気体の圧力が0.2Mpa乃至0.9MPaである管路であり、酸素を含有した低圧気体管路は霧化室3内に酸素を含有した低圧気体を導入することができるので、酸素を含有した気体の低流量での高精度の流量制御を実現することができる。
本実施例では、酸素を含有した気体管路12と高圧不活性ガス管路8のそれぞれには気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられ、気体流量制御装置と圧力制御調節装置のそれぞれは酸素を含有した気体管路12と高圧不活性ガス管路8内の気体の流量と圧力を制御し、酸素を含有した気体管路12上の気体流量制御装置と圧力制御調節装置は、通気装置14から噴射された酸素を含有した気体を霧化し室3内で制御可能な酸化雰囲気を形成させることができる。霧化室3内の酸化の強弱は、前記噴射された酸素を含有した気体の酸素濃度と流量によって決定されるので、酸素を含有した気体が霧化室3内の霧化区域に進入される流量を制御することにより、合金金属溶液が霧化される過程で、小さな液滴と小さな粒子の酸化の程度を制御することができ、これにより、これらの制御可能な酸化プロセスを利用して、合金金属粉末の表面に対して性質を改変させることと鈍化させることができる。
本実施例では、霧化室3の底部には粉末収集タンク16が着脱可能に連結され、ここで、粉末収集タンク16はフランジによって霧化室3の底部と接続して、粉末収集タンク16は霧化室3内で霧化されて形成された合金金属粉末を収集することができ、粉末収集タンク16を解体することにより霧化された合金粉末を得ることができる。
本実施例では、霧化室3には排気口が備えられ、排気口と排気処理装置が連通され、排気処理装置は順番に接続されているサイクロンセパレータ17と粉塵濾過装置とを含み、排気処理装置は、霧化された気体を排気口を経由して霧化室3から排出されるようにして、サイクロン分離器17でファインパウダーを分離した後、粉塵濾過装置を経て濾過して、大気中に放出するようにする。
本出願の霧化準備過程では、各金属原料は溶解装置5で完全に溶解され、霧化前に、溶解装置5の底部の液体出口18は機械密封装置(例えば、プランジャー装置)によって閉鎖されるので、合金金属液体がガイドチューブ6によって霧化室3内に落ちず、霧化し始めるとき、外部から接続された機構により溶解装置5の底部の液体出口18の機械密封装置を持ち上げ、合金金属液体がガイドチューブ6によって霧化室3の上部に流れるようにして、すなわち、環状スプレープレート9中部の中空構造の中心位置に流れるようにする。同時に、高圧不活性ガス管路8と酸素を含有した気体管路12のスイッチをオンさせ、高圧不活性ガスの流量と圧力を所定値まで調整して、高圧の不活性ガスが環状スプレープレート9の底部の気体ノズル10を通過するとき、高速の気流が発生し、この速度は音速を超えているため、ガイドチューブ6から流出される合金金属液体と猛烈な相互作用をし、これにより、前記合金金属液体を小さな液滴に霧化させ、小さな液滴は気流の促進過程で強制的に迅速に冷却され、合金金属粉末を得ることができ、同時にバッファ13と通気装置14によりガイドされた酸素を含有した気体は霧化室の霧化区域に導入され、前記酸素を含有した気体に含有した酸素は、霧化区域を制御可能な酸化雰囲気に変化させ、小さな液滴は飛びながら冷却される過程で表面が微量に酸化されることによって、得た合金金属粉末の表面が鈍化され、これにより合金金属粉末との間の接着を抑制することができ、衛星ボールの形成を減少することができ、特に固体-液体共存領域の範囲が比較的大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して、効果が顕著である。
本出願は、酸素を含有した気体の圧力と流量を調節することにより、霧化室3内の酸素濃度を効果的に調節でき、合金金属粉末の表面の酸化の程度を制御することができるようになり、これにより合金金属粉末の表面を鈍化させ、合金金属粉末の酸化の程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度にすることができ、合金金属粉末の総酸素含有量がより低いレベルに置かれてようにして、例えば、前記装置及び方法によって製造された銅インジウムガリウム粉末の酸素含有量が5000ppmであり、好ましくは、酸素含有量が100〜1500ppmである。前記銅インジウムガリウム粉末に製造された銅インジウムガリウム目標材料について実験し、テストをした結果、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズを満足することができる。
実施例2
実施例2と実施例1の違いは、図3、図4及び図5に示すように、図1中の通気装置14を接続管19と環状金属管20を含んでいる通気装置に交換され、接続チューブ19は霧化室3の上部に垂直になるように固定され、接続管19の一端はバッファ13中のバッファキャビティ15と連通しされ、その他端は環状金属管20と連通され、環状金属管20の底部には噴気孔が備えられ、噴気孔は環状金属管20の円周方向に沿って間隔が均一に分布される。酸素を含有した気体は、酸素を含有した気体管路12、バッファキャビティ15、接続チューブ19を経由して、最終的に環状の金属管20に到達し、環状金属管20の噴気孔から噴出される。したがって、本実施例では、環状の金属管20上の噴気孔は、酸素を含有した気体が霧化区域で均一に輸送されて分布されることに有利である。
実施例2と実施例1の違いは、図3、図4及び図5に示すように、図1中の通気装置14を接続管19と環状金属管20を含んでいる通気装置に交換され、接続チューブ19は霧化室3の上部に垂直になるように固定され、接続管19の一端はバッファ13中のバッファキャビティ15と連通しされ、その他端は環状金属管20と連通され、環状金属管20の底部には噴気孔が備えられ、噴気孔は環状金属管20の円周方向に沿って間隔が均一に分布される。酸素を含有した気体は、酸素を含有した気体管路12、バッファキャビティ15、接続チューブ19を経由して、最終的に環状の金属管20に到達し、環状金属管20の噴気孔から噴出される。したがって、本実施例では、環状の金属管20上の噴気孔は、酸素を含有した気体が霧化区域で均一に輸送されて分布されることに有利である。
本開示内容は、本出願の実施例の原理の実例であり、本出願についてどのような形式上又は実質的に限定するものではなく、または本出願を具体的な実施案に限定するものではない。当業者にとって、本出願の実施例の技術方案の要素、方法、およびシステムなどは、前記の本出願の実施例、技術方案の例えば請求の範囲に定義された原理、精神および範囲を違反していない状況での変動、改変、変更、進化することができることは自明なものである。これらの変動、改変、変更、および進化した実施方案は、本出願の同等の実施例内に含まれ、これらの同等の実施例は、本出願の請求の範囲に限られた範囲内に含まれる。複数の異なる形式で、本出願の実施例を具体化することができますが、これらの詳細な記述には、本発明の一部の実施方案である。また、本出願の実施例は、前記各種の実施方案の一部または全部の任意の組み合わせを含み、これは、本出願の請求の範囲に限られた範囲内に含まれる。本出願又は任意の引用する特許、引用する特許出願又はその他の引用する資料の中の任意の場所で提示されたすべての特許、特許出願、および他の引用資料は引用する方法で、その全体を組み込む。
前記公開された内容は、説明性を持っているので徹底性を持っているのではない。当業者にとって、本明細書では、多くの変化と選択可能な方法を暗示する。これらのすべての選択可能な方法と変化は、本請求の範囲の範囲内に含まれ、ここで用語「含む」とは「含むが、これに限定しない」という意味である。ここで、本出願の選択可能な実施案の物語を完成した。当業者は、前記の実施方案の他の等価変換を認識することができ、これらの等価変換は、本文の請求の範囲に含まれる。
[産業上の利用可能性]
[産業上の利用可能性]
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法を提供し、前記装置及び方法を介して霧化過程で合金金属の小さな粒子の接着を減少させることができ、合金金属粉末の球状、衛星ボール粉末の数量及び粉末との間の接着現象を制御することができ、最終的に合金金属粉末の流動性を向上させることができ、より効果的に流動性の優れた合金金属粉末を得ることができる。
[技術分野]
本出願は、霧化装置に関するものであるが、これに限らず、特に合金金属粉末を製造するための霧化装置に関するものである。
[背景技術]
本出願は、霧化装置に関するものであるが、これに限らず、特に合金金属粉末を製造するための霧化装置に関するものである。
[背景技術]
現在、太陽エネルギーの分野で応用されている合金粉末の製造は、主に気体霧化粉末の製造装置によって製造され、気体霧化粉末の製造装置は主に各種の金属粉末を製造する。太陽エネルギーの分野で応用されている合金粉末の各金属成分の融点の差が非常に大きいので、例えば、銅インジウムガリウム合金では、インジウムの融点は156.6℃であり、ガリウムの融点は29.8℃であり、銅の融点は1083.4℃であるので、銅インジウムガリウム合金粉末の合金相中にインジウム-基合金相と銅ガリウム金属間に化合物が存在し、インジウム基合金の融点が比較的に低く、銅インジウムガリウム合金の固体-液体共存温度範囲が比較的大きいため(固体-液体共存温度範囲が250〜600℃に達した)、現在の気体霧化粉末の製造装置により製造された合金粉末には、厳重な結集と接着現象が存在し、合金粉末の粒子の表面には大量の小さな衛星ボールが接着されている。これは合金粉末の生産率を低下させるだけではなく、合金粉末の流動性を悪くして合金粉末の後続の使用に影響を与えることができ、例えば、目標材料に対してスプレーするとき、合金粉末の輸送によって粉末の輸送システムの目詰まりが頻繁に発生して、粉末の輸送が均一でない等の状況が発生し、同時に、最終生産製品の機能について影響を与えることができる。
[発明の概要]
[発明の概要]
下記内容は、本文の詳細叙述の主題の概要である。本概要は、請求の範囲の保護範囲を限定するためのものではない。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、霧化される過程で、銅インジウムガリウム合金金属粉末がその他の金属不純物が導入されていない前提で、粉末を製造する過程で粉末の表面が鈍化されるようにして、合金金属粉末の球状、衛星ボール粉末の数量及び粉末との間の接着現象を制御することができ、最終的に合金金属粉末の流動性を向上させることができる。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、
合金金属液体が引き込まれる入口と霧化区域を備える霧化室を備える本体、
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送する酸素を含有した気体管路システム;を含む。
合金金属液体が引き込まれる入口と霧化区域を備える霧化室を備える本体、
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送する酸素を含有した気体管路システム;を含む。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路システムは、酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と連通する通気装置を含み、前記酸素を含有した気体管路は、前記通気装置により前記霧化区域に前記酸素を含有した気体を輸送する。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置との間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と連通されている。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路は、酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は、0.2MPaより小さくない。
オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力が0.2 MPaから0.9MPaの範囲内である。
オプションで、前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の水平方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と連通される接続管と、前記連結管と連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路システムは、高圧不活性ガス管路と気体ノズルとを含み、前記気体ノズルと前記高圧不活性ガス管路は連通され、前記気体ノズルは前記入口に向かって高圧不活性ガスを噴出するように配置されている。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは、前記スプレープレートの水平方向に沿って間隔が均一に配置され、オプションで、前記気体ノズルは環状スリットである。
オプションで、前記入口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは、前記の入口を向けるように配置される。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路システムと前記高圧不活性ガス管路システムのそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置を備える。
オプションで、前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に連結される。
オプションで、前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む。
オプションで、前記本体は真空溶解室をさらに含み、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱するように配置され、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の前記入口と連通される。
オプションで、前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる。
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は本体を含み、前記本体内には、上から下への順に真空溶解室と霧化室が備えられ、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱し、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の上部と連通され、前記液体出口は霧化の前に閉鎖密封状態であり、霧化が始める前に、前記の液体出口をオープンして、溶解された金属液が下部霧化キャビティ内の霧化点に輸送する。前記霧化室内には気体ノズルが備えられ、前記気体ノズルは高圧不活性ガス管路と接続され、前記気体ノズルは前記ガイドチューブの出口に向かって高圧不活性ガスを噴出し、前記霧化室内には酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と接続される通気装置が備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記通気装置により前記霧化室内に酸素を含有した気体を輸送する。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置の間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と連通される。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は0.2MPaより小さくない。
オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力が0.2MPaから0.9MPaの範囲内である。
オプションで、前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の周辺方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と連通される接続管と、前記連結管と連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記環状チューブは、環状の金属管である。
オプションで、前記酸素を含有した気体管路と前記高圧不活性ガス管路のそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられる。
オプションで、前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは前記スプレープレートの周辺方向に沿って間隔が均一に配置される。
オプションで、前記気体ノズルは、環状スリットである。
オプションで、前記ガイドチューブの出口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは前記ガイドチューブの出口を向けるように配置される。
オプションで、前記スプレープレートは環状のスプレープレートであり、前記キャビティは環状キャビティである。
オプションで、前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に接続される。
オプションで、前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む。
オプションで、前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる。
本出願は、合金金属粉末の製造方法を提供し、前記方法は、
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体を霧化させるステップ;
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入して、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含む。
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体を霧化させるステップ;
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入して、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含む。
本出願において、当業者が理解されるべきことは、
「高圧不活性ガス」とは、高圧不活性ガス管路システムから提供されて合金金属液体に噴射するとき、合金金属液体を霧化することができる圧力を備える不活性ガス(例えば、窒素またはアルゴン)を指し;
「合金金属粉末の表面が鈍化される」というのは、合金金属粉末の表面が微量に酸化された後、合金金属粉末との間の接着を効果的に抑制することができ、衛星ボールの形成程度を減少させることができるということを示し;
「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」というのは、合金金属粉末の表面が鈍化され、また、合金金属粉末の酸化される程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度であり、合金金属粉末の総酸素含有量が比較的に低いレベルの合金金属粉末の表面が酸化されるようにして、これにより前記合金金属粉末を使用して目標材料を製造することができるようにして、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズに適合するようにすることを指す。
「高圧不活性ガス」とは、高圧不活性ガス管路システムから提供されて合金金属液体に噴射するとき、合金金属液体を霧化することができる圧力を備える不活性ガス(例えば、窒素またはアルゴン)を指し;
「合金金属粉末の表面が鈍化される」というのは、合金金属粉末の表面が微量に酸化された後、合金金属粉末との間の接着を効果的に抑制することができ、衛星ボールの形成程度を減少させることができるということを示し;
「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」というのは、合金金属粉末の表面が鈍化され、また、合金金属粉末の酸化される程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度であり、合金金属粉末の総酸素含有量が比較的に低いレベルの合金金属粉末の表面が酸化されるようにして、これにより前記合金金属粉末を使用して目標材料を製造することができるようにして、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズに適合するようにすることを指す。
「酸素を含有した低圧ガス」とは、酸素を含有した気体管路のうち、「合金金属粉末の表面が微量に酸化される」ことを実現できる圧力を指す。
「環状チューブ」は、リング状を備える管路に限定されず、閉ループを形成し、接続管と連通して酸素を含有した気体を放出する他の形状の管路を含むことができる。
本出願の有益な効果は、以下の通りである。
本出願の有益な効果は、以下の通りである。
1、本出願の霧化室内には酸素を含有した気体管路と通気装置が備えられ、酸素を含有した気体管路は通気装置によって霧化室内に酸素を含有した気体を輸送して、酸素を含有した気体は合金金属溶液が霧化される過程で、合金金属粉末の表面を鈍化させ、霧化される過程で、合金金属溶液が霧化されて形成された液滴の大きさが異なっており、安定した霧化気流中で、異なるサイズの液滴または粒子は異なる速度を持って、粒子が小さいほど速度が速いので、小さな粒子は、速度が比較的に遅い比較的に大きな粒子と衝突されるので、前記表面が鈍化された合金金属粉末は、小さな粒子が接着されている現象を顕著的に減少させることができ、これにより、衛星ボールの形成を抑制することができ、粉末間の接着現象を減少させることができ、特に固体-液体ボール領域の範囲が比較的大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して効果が非常に顕著である。
2、本出願の酸素を含有した気体管路には気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられて、通気装置から噴射される酸素を含有した気体が霧化室内で酸素濃度が制御可能な酸化雰囲気を形成して、霧化室内の酸化性の強弱は前記噴射される酸素を含有した気体の酸素濃度、流量によって決定されるので、酸素を含有した気体が霧化室内の霧化区域に進入される流量を制御することにより合金金属溶液が霧化される過程で小さな液滴と小さな粒子の酸化の程度を制御することができ、したがって、これらの制御可能な酸化プロセスを利用して、合金金属粉末の表面に対して性質を改変させることと鈍化させることができ、粉末の酸素含有量が最終製品の使用機能に対して影響を与えない。
3、本出願の霧化室の排気口は排気処理装置と連通して、霧化された気体を排気口を経由して霧化室から流出させ、サイクロン分離器によってファインパウダーを分離した後、再び粉塵濾過装置を経由して大気に放出ようにする。
4、本出願の霧化室の底部には粉末収集タンクが着脱可能に接続されて、霧化室内で霧化されて形成された合金金属粉末を粉末収集タンク内に落とし、粉末収集タンクを解体することにより、霧化されて形成された合金粉末を得ることができる。
5、本出願中の酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、霧化室内に酸素を含有した低圧気体を導入することにより、低流量の精密な流量制御を効果的に実現することができる。
6、本出願中の酸素を含有した気体管路は、バッファキャビティによって通気装置と連通され、バッファキャビティは通気装置を安定した圧力の環境で酸素を含有した気体を噴射するようにすることができるので、酸素を含有した気体の精密な流量制御を実現することができる。
7、本出願中の通気装置は、水平方向に間隔が均一に配置される複数の金属管であり、金属管が霧化室内に輸送した酸素を含有した気体を均一に分布することができる。
8、本出願中の通気装置は環状金属管及び環状金属管に備えられる噴気孔を含んで、噴気孔が霧化室内に輸送する酸素を含有した気体を均一に分布することができる。
9、本出願中の高圧不活性ガス管路は環状スプレープレートによって気体ノズルと連通され、環状のスプレープレートは気体ノズルを安定圧力環境で、高圧不活性ガスを噴射するようにして、高圧不活性気体の精密な流量制御を実現することができる。
10、本出願中のガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられ、加熱保温カバーは霧化動作の開始前に、ガイドチューブを所定の温度まで加熱することにより、霧化し始めのステップでガイドチューブが、金属液がガイドチューブで凝固されることによる目詰まりになることを避けことができる。
本出願の他の特徴と長所は、後述する明細書で説明するものであり、そして明細書から、より明確になったり、本出願を実施しすることにより、よりよく理解されるだろう。本出願の目的とその他の長所は、明細書、請求の範囲及び図面で特に提起された構造から実現されて得ることができる。
[図面の簡単な説明]
[図面の簡単な説明]
図面は、本出願の技術方案をよりよく理解するために提供されたものであり、そして図面は、明細書の一部を構成し、本出願の実施例と一緒に本出願の技術方案を解釈するが、本出願の技術方案について限定しない。
図1は、本出願の霧化装置の一実施形態の断面図であり;
図2は、本出願の合金金属粉末を製造する方法のフローチャートであり;
図3は、本出願の霧化装置の他の一実施形態の断面図であり;
図4は、本出願の霧化装置の通気装置の構造を示す例示図であり;
図5は、本出願の通気装置の環状金属管の底部の構造を示す例示図である。
[発明を実施するための形態]
図2は、本出願の合金金属粉末を製造する方法のフローチャートであり;
図3は、本出願の霧化装置の他の一実施形態の断面図であり;
図4は、本出願の霧化装置の通気装置の構造を示す例示図であり;
図5は、本出願の通気装置の環状金属管の底部の構造を示す例示図である。
[発明を実施するための形態]
本出願の目的、技術方案と長所がより明確にするために、以下の図面と組み合わせて、本出願の実施例について詳細に説明する。ただし、お互いに衝突されていない状況では、本出願の実施例と実施例の特徴は、互いに任意に組み合わせることができる。
本出願の実施案には合金金属粉末を製造するための霧化装置を提供し、前記霧化装置は、
合金金属液体が引き込まれる入口と霧化室を備える本体、
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含んでいる。
合金金属液体が引き込まれる入口と霧化室を備える本体、
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含んでいる。
本出願の実施案は合金金属粉末の製造方法を提供し、前記方法のフローチャートは、図2に示されたようである。前記の方法は、
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体が霧化されるようにするステップ;また
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入し、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含んでいる。
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体が霧化されるようにするステップ;また
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入し、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含んでいる。
具体的には、以下の実施例1と2を参照して、詳細に説明する。
実施例1
図1に示すように、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は、霧化室3備える本体1と、高圧不活性ガス管路システムと、酸素を含有した気体管路システムとを含み、ここで、霧化室3は入口30と霧化区域31を備える。本体1は円柱型の塔本体と円錐の底部を備え、本体1内には上から下への順に真空溶解室2と霧化室3を備え、真空溶解室2は霧化室3の真上方に備えられ、真空溶解室2と霧化室3の間には1つのプレートによって隔離される。真空溶解室2内には、溶解装置5と加熱装置4が設けられ、本実施例では、溶解装置5は坩堝であり、加熱装置4は溶解装置5の外周を囲むように設置され、加熱装置4は溶解装置5に対して加熱することができ、溶化装置5内の温度を前記溶解装置5内の合金金属のすべてが合金金属液体に溶けるように加熱することができる。溶解装置5の底部には液体出口18が備えられ、溶解装置5は液体出口18によってガイドチューブ6の一端に連通され、液体出口18は溶解装置5内の合金金属液体をガイドチューブ6内にガイドすることができる。霧化開始前に、液体出口18は、機械密封装置(図示せず)によって閉鎖される。霧化するときに、前記機械密封装置は、必要に応じて液体出口18の閉鎖を制御して、合金金属液体がガイドチューブ6を経由して霧化点に到達するようにすることができる。
図1に示すように、合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は、霧化室3備える本体1と、高圧不活性ガス管路システムと、酸素を含有した気体管路システムとを含み、ここで、霧化室3は入口30と霧化区域31を備える。本体1は円柱型の塔本体と円錐の底部を備え、本体1内には上から下への順に真空溶解室2と霧化室3を備え、真空溶解室2は霧化室3の真上方に備えられ、真空溶解室2と霧化室3の間には1つのプレートによって隔離される。真空溶解室2内には、溶解装置5と加熱装置4が設けられ、本実施例では、溶解装置5は坩堝であり、加熱装置4は溶解装置5の外周を囲むように設置され、加熱装置4は溶解装置5に対して加熱することができ、溶化装置5内の温度を前記溶解装置5内の合金金属のすべてが合金金属液体に溶けるように加熱することができる。溶解装置5の底部には液体出口18が備えられ、溶解装置5は液体出口18によってガイドチューブ6の一端に連通され、液体出口18は溶解装置5内の合金金属液体をガイドチューブ6内にガイドすることができる。霧化開始前に、液体出口18は、機械密封装置(図示せず)によって閉鎖される。霧化するときに、前記機械密封装置は、必要に応じて液体出口18の閉鎖を制御して、合金金属液体がガイドチューブ6を経由して霧化点に到達するようにすることができる。
ガイドチューブ6は真空溶解室2と霧化室3の間を隔離するためのプレートを通過し、ガイドチューブ6の他端の出口7は、霧化室3の上部と連通され、これにより合金金属液体を霧化室3の上部に輸送して霧化することができる。ガイドチューブ6の外周には加熱保温カバーが備えられ、加熱保温カバーは、霧化開始段階で合金金属溶液がガイドチューブ6内で凝固されることによるガイドチューブが目詰まりになること避けできるように霧化動作が開始される前ガイドチューブ6を所定の温度まで加熱することができる。
霧化室3の上部には順番に接続されている高圧不活性ガス管路8、環状スプレープレート9及び気体ノズル10が備えられ、高圧不活性ガス管路8は霧化室3内に高圧不活性ガスを輸送することができ、環状スプレープレート9は霧化室3の霧化区域31に水平になるように固定され、環状スプレープレート9内には環状キャビティ11が備えられ、霧化室3にはスプレープレート9の中部を貫通する入口30を備え、環状スプレープレート9の底部には複数の気体ノズル10が連通され、気体ノズル10が環状スプレープレート9の円周方向に沿って配置されるか、または環状スリットを前記気体ノズル10とする。霧化が開始されると、高圧不活性ガス管路8は、まず、高圧不活性ガスを環状スプレープレート9中の環状キャビティ11に輸送して緩衝し、環状キャビティ11内の高圧の不活性ガスは、再び気体ノズル10内に輸送され、気体ノズル10は継続的に安定的に高圧不活性ガスを噴射するようにする。前記環状スプレープレート9の中部は中空構造であり、すなわち、環状キャビティ11であり、ガイドチューブ6は、環状スプレープレート9を通過して、環状スプレープレート9の底部の気体ノズル10をガイドチューブ6の出口7の周囲を囲むように配置されるようにし、気体ノズル10はガイドチューブ6の出口7を向けるように設置されて、気体ノズル10から噴出される高圧不活性ガスがガイドチューブ6の出口7に噴射されるようにする。霧化が開始したとき、ガイドチューブ6内の合金金属溶液は出口7によって流出され、気体ノズル10は出口7から流出される合金金属溶液に対して高圧不活性ガスを噴射して、合金金属溶液を霧化させる。
本実施例では、霧化室3の上部には順番に連通される酸素を含有した気体管路12、バッファ13及び通気装置14を備える。バッファ13は霧化区域31に設置される。酸素を含有した気体管路12は霧化室3内に酸素を含有した気体を輸送することができ、バッファ13は環状に形成され、バッファ13内には環状のバッファキャビティ15が備えられ、酸素を含有した気体管路12はバッファキャビティ15と連通しされ、バッファ13の底部には通気装置14が備えられ、通気装置14は垂直に設置される複数の金属管例えばステンレス鋼管であり、通気装置14はバッファ13の底部の円周方向に沿って間隔が均一に配置され、通気装置14の一端はバッファキャビティ15と連通され、通気装置14の他端は霧化室3の上部に垂直になるように固定される。霧化が始まるとき、酸素を含有した気体管路12は、まず、酸素を含有した気体をバッファ13中のバッファキャビティ15に輸送して緩衝し、バッファキャビティ15内の酸素を含有した気体は、再び通気装置14内に輸送することにより、通気装置14が霧化室3内に酸素を含有した気体を輸送するようにする。
酸素を含有した気体は、合金金属溶液が霧化される過程で、合金金属粉末の表面を鈍化させることができ、霧化される過程で合金金属溶液が霧化されて形成された液滴の大きさがそれぞれ異なり、安定した霧化気流中で、サイズが異なる液滴または粒子は異なる速度を有し、粒子が小さいほど速度が速いので、小さな粒子は、速度が比較に遅くまた大きさが比較的に大きい粒子と衝突することが発生するので、前記表面に対して鈍化した合金金属粉末は、小さな粒子の接着現象を顕著に減少させることができ、衛星ボールの形成を抑制することができ、特に固体-液体共存領域の範囲が比較的に大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して、効果が顕著である。
本実施例において、酸素を含有した気体管路12はバッファキャビティ15によって通気装置14と連通され、バッファキャビティ15は通気装置14を安定した圧力環境で、酸素を含有した気体を噴射するようにして、これにより、酸素を含有した気体の流量を精密に制御することができ;本発明中の通気装置14は霧化室3の円周方向に沿って間隔が均一に配置されるので、通気装置14が霧化室3内に輸送した酸素を含有した気体が均一に分布することができる。
本実施例では、酸素を含有した気体管路12は酸素を含有した低圧気体管路であり、ここで、酸素を含有した低圧ガス管路は、その内部の気体の圧力が0.2Mpa乃至0.9MPaである管路であり、酸素を含有した低圧気体管路は霧化室3内に酸素を含有した低圧気体を導入することができるので、酸素を含有した気体の低流量での高精度の流量制御を実現することができる。
本実施例では、酸素を含有した気体管路12と高圧不活性ガス管路8のそれぞれには気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられ、気体流量制御装置と圧力制御調節装置のそれぞれは酸素を含有した気体管路12と高圧不活性ガス管路8内の気体の流量と圧力を制御し、酸素を含有した気体管路12上の気体流量制御装置と圧力制御調節装置は、通気装置14から噴射された酸素を含有した気体を霧化し室3内で制御可能な酸化雰囲気を形成させることができる。霧化室3内の酸化の強弱は、前記噴射された酸素を含有した気体の酸素濃度と流量によって決定されるので、酸素を含有した気体が霧化室3内の霧化区域31に進入される流量を制御することにより、合金金属溶液が霧化される過程で、小さな液滴と小さな粒子の酸化の程度を制御することができ、これにより、これらの制御可能な酸化プロセスを利用して、合金金属粉末の表面に対して性質を改変させることと鈍化させることができる。
本実施例では、霧化室3の底部には粉末収集タンク16が着脱可能に連結され、ここで、粉末収集タンク16はフランジによって霧化室3の底部と接続して、粉末収集タンク16は霧化室3内で霧化されて形成された合金金属粉末を収集することができ、粉末収集タンク16を解体することにより霧化された合金粉末を得ることができる。
本実施例では、霧化室3には排気口が備えられ、排気口と排気処理装置が連通され、排気処理装置は順番に接続されているサイクロンセパレータ17と粉塵濾過装置とを含み、排気処理装置は、霧化された気体を排気口を経由して霧化室3から排出されるようにして、サイクロン分離器17でファインパウダーを分離した後、粉塵濾過装置を経て濾過して、大気中に放出するようにする。
本出願の霧化準備過程では、各金属原料は溶解装置5で完全に溶解され、霧化前に、溶解装置5の底部の液体出口18は機械密封装置(例えば、プランジャー装置)によって閉鎖されるので、合金金属液体がガイドチューブ6によって霧化室3内に落ちず、霧化し始めるとき、外部から接続された機構により溶解装置5の底部の液体出口18の機械密封装置を持ち上げ、合金金属液体がガイドチューブ6によって霧化室3の上部に流れるようにして、すなわち、環状スプレープレート9中部の中空構造の中心位置に流れるようにする。同時に、高圧不活性ガス管路8と酸素を含有した気体管路12のスイッチをオンさせ、高圧不活性ガスの流量と圧力を所定値まで調整して、高圧の不活性ガスが環状スプレープレート9の底部の気体ノズル10を通過するとき、高速の気流が発生し、この速度は音速を超えているため、ガイドチューブ6から流出される合金金属液体と猛烈な相互作用をし、これにより、前記合金金属液体を小さな液滴に霧化させ、小さな液滴は気流の促進過程で強制的に迅速に冷却され、合金金属粉末を得ることができ、同時にバッファ13と通気装置14によりガイドされた酸素を含有した気体は霧化室の霧化区域31に導入され、前記酸素を含有した気体に含有した酸素は、霧化区域31を制御可能な酸化雰囲気に変化させ、小さな液滴は飛びながら冷却される過程で表面が微量に酸化されることによって、得た合金金属粉末の表面が鈍化され、これにより合金金属粉末との間の接着を抑制することができ、衛星ボールの形成を減少することができ、特に固体-液体共存領域の範囲が比較的大きい銅インジウムガリウム等インジウム合金に対して、効果が顕著である。
本出願は、酸素を含有した気体の圧力と流量を調節することにより、霧化室3内の酸素濃度を効果的に調節でき、合金金属粉末の表面の酸化の程度を制御することができるようになり、これにより合金金属粉末の表面を鈍化させ、合金金属粉末の酸化の程度が合金金属粉末の球形形状を改変させない程度にすることができ、合金金属粉末の総酸素含有量がより低いレベルに置かれてようにして、例えば、前記装置及び方法によって製造された銅インジウムガリウム粉末の酸素含有量が5000ppmであり、酸素含有量が100〜1500ppmであることができる。前記銅インジウムガリウム粉末に製造された銅インジウムガリウム目標材料について実験し、テストをした結果、目標材料をスパッタリングして使用している企業のニーズを満足することができる。
実施例2
実施例2と実施例1の違いは、図3、図4及び図5に示すように、図1中の通気装置14を接続管19と環状金属管20を含んでいる通気装置に交換され、接続チューブ19は霧化室3の上部に垂直になるように固定され、接続管19の一端はバッファ13中のバッファキャビティ15と連通しされ、その他端は環状金属管20と連通され、環状金属管20の底部には噴気孔が備えられ、噴気孔は環状金属管20の円周方向に沿って間隔が均一に分布される。酸素を含有した気体は、酸素を含有した気体管路12、バッファキャビティ15、接続チューブ19を経由して、最終的に環状の金属管20に到達し、環状金属管20の噴気孔から噴出される。したがって、本実施例では、環状の金属管20上の噴気孔は、酸素を含有した気体が霧化区域31で均一に輸送されて分布されることに有利である。
実施例2と実施例1の違いは、図3、図4及び図5に示すように、図1中の通気装置14を接続管19と環状金属管20を含んでいる通気装置に交換され、接続チューブ19は霧化室3の上部に垂直になるように固定され、接続管19の一端はバッファ13中のバッファキャビティ15と連通しされ、その他端は環状金属管20と連通され、環状金属管20の底部には噴気孔が備えられ、噴気孔は環状金属管20の円周方向に沿って間隔が均一に分布される。酸素を含有した気体は、酸素を含有した気体管路12、バッファキャビティ15、接続チューブ19を経由して、最終的に環状の金属管20に到達し、環状金属管20の噴気孔から噴出される。したがって、本実施例では、環状の金属管20上の噴気孔は、酸素を含有した気体が霧化区域31で均一に輸送されて分布されることに有利である。
本開示内容は、本出願の実施例の原理の実例であり、本出願についてどのような形式上又は実質的に限定するものではなく、または本出願を具体的な実施案に限定するものではない。当業者にとって、本出願の実施例の技術方案の要素、方法、およびシステムなどは、前記の本出願の実施例、技術方案の例えば請求の範囲に定義された原理、精神および範囲を違反していない状況での変動、改変、変更、進化することができることは自明なものである。これらの変動、改変、変更、および進化した実施方案は、本出願の同等の実施例内に含まれ、これらの同等の実施例は、本出願の請求の範囲に限られた範囲内に含まれる。複数の異なる形式で、本出願の実施例を具体化することができますが、これらの詳細な記述には、本発明の一部の実施方案である。また、本出願の実施例は、前記各種の実施方案の一部または全部の任意の組み合わせを含み、これは、本出願の請求の範囲に限られた範囲内に含まれる。本出願又は任意の引用する特許、引用する特許出願又はその他の引用する資料の中の任意の場所で提示されたすべての特許、特許出願、および他の引用資料は引用する方法で、その全体を組み込む。
前記公開された内容は、説明性を持っているので徹底性を持っているのではない。当業者にとって、本明細書では、多くの変化と選択可能な方法を暗示する。これらのすべての選択可能な方法と変化は、本請求の範囲の範囲内に含まれ、ここで用語「含む」とは「含むが、これに限定しない」という意味である。ここで、本出願の選択可能な実施案の物語を完成した。当業者は、前記の実施方案の他の等価変換を認識することができ、これらの等価変換は、本文の請求の範囲に含まれる。
[産業上の利用可能性]
[産業上の利用可能性]
本出願は、合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法を提供し、前記装置及び方法を介して霧化過程で合金金属の小さな粒子の接着を減少させることができ、合金金属粉末の球状、衛星ボール粉末の数量及び粉末との間の接着現象を制御することができ、最終的に合金金属粉末の流動性を向上させることができ、より効果的に流動性の優れた合金金属粉末を得ることができる。
Claims (27)
- 合金金属粉末を製造するための霧化装置において、前記霧化装置は、霧化室を備える本体を含み、前記霧化室は、
合金金属液体が引き込まれる入口;
霧化室の霧化区域に引き込まれた前記合金金属液体に霧化媒体と動力である高圧不活性ガスを提供して、前記合金金属液体が霧化されるようにする高圧不活性ガス管路システム;及び
前記霧化区域に酸素を含有した気体を輸送して、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させる酸素を含有した気体管路システム;を含む
合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路システムは、酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と流体連通する通気装置を含み、前記酸素を含有した気体管路は、前記通気装置により前記霧化区域に前記酸素を含有した気体を輸送する
請求項1に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置との間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と流体連通されている
請求項2に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は0.2MPaより小さくなく、オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力が0.2Mpa乃至0.9MPaの範囲内である
請求項2又は3に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の周辺方向に沿って間隔が均一に配置される
請求項2〜4のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と流体連通される接続管と、前記連結管と流体連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される
請求項2〜5のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記高圧不活性ガス管路システムは、高圧不活性ガス管路と気体ノズルとを含み、前記気体ノズルと前記高圧不活性ガス管路は流体連通され、前記気体ノズルは前記入口に向かって高圧不活性ガスを噴出するように配置されている
請求項1〜6のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと流体連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは、前記スプレープレートの周辺方向に沿って間隔が均一に配置され、オプションで、前記気体ノズルは環状スリットである
請求項7に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記入口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは、前記の入口を向けるように配置される
請求項8に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路システムと前記高圧不活性ガス管路システムのそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置を備える
請求項1〜9のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に接続された
請求項1〜10のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は流体連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む
請求項1〜11のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記本体は真空溶解室をさらに含み、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱するように配置され、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の前記入口と流体連通される
請求項1〜12のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる
請求項13に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 合金金属粉末を製造するための霧化装置において、
前記霧化装置は本体を含み、前記本体内には、上から下への順に真空溶解室と霧化室が備えられ、前記真空溶解室内には溶解装置と加熱装置が備えられ、前記加熱装置は前記溶解装置に対して加熱し、前記溶解装置には液体出口が備えられ、前記液体出口はガイドチューブにより前記霧化室の上部と連通され、前記霧化室内には気体ノズルが備えられ、前記気体ノズルは高圧不活性ガス管路と接続され、前記気体ノズルは前記ガイドチューブの出口に向かって高圧不活性ガスを噴出し、前記霧化室内には酸素を含有した気体管路と前記酸素を含有した気体管路と接続される通気装置が備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記通気装置により前記霧化室内に酸素を含有した気体を輸送する
合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路と前記通気装置の間にはバッファが備えられ、前記バッファ内にはバッファキャビティが備えられ、前記酸素を含有した気体管路は前記バッファキャビティにより前記通気装置と流体連通される
請求項15に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路は酸素を含有した低圧気体管路であり、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は0.2MPaより小さくなく、オプションで、前記酸素を含有した低圧気体管路内の圧力は0.2Mpa乃至0.9MPaの範囲内である
請求項15又は16に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記通気装置は複数の金属管を含み、前記金属管は前記霧化室の上部に垂直になるように固定され、前記霧化室の周辺方向に沿って間隔が均一に配置される
請求項15〜17のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記通気装置は、前記酸素を含有した気体管路と流体連通される接続管と、前記連結管と流体連通される環状のチューブとを含み、前記環状チューブには噴気孔が備えられ、前記噴気孔は前記環状チューブの周囲方向に沿って間隔が均一に配置される
請求項15〜18のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記酸素を含有した気体管路と前記高圧不活性ガス管路のそれぞれには、気体流量制御装置と圧力制御調節装置が備えられる
請求項15〜19のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記高圧不活性ガス管路と前記気体ノズルとの間にはスプレープレートが備えられ、前記スプレープレート内には気体ノズルと流体連通されるキャビティが備えられ、前記気体ノズルは前記スプレープレートの周辺方向に沿って間隔が均一に配置される
請求項15〜20のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記気体ノズルは環状スリットである
請求項15〜21のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記ガイドチューブの出口は前記スプレープレートの中部を通過し、前記スプレープレート上の気体ノズルは前記ガイドチューブの出口を向けるように配置される
請求項21の記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記霧化室の底部には、粉末収集タンクが着脱可能に接続された
請求項15〜23のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記霧化室には排気口が備えられ、前記排気口と排気処理装置は流体連通され、前記排気処理装置は、順番に接続されているサイクロンセパレータと粉塵濾過装置とを含む
請求項15〜24のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 前記ガイドチューブの外周には、加熱保温カバーが備えられる
請求項15〜25のいずれか一項に記載の合金金属粉末を製造するための霧化装置。 - 合金金属粉末の製造方法において、
合金金属液体を霧化室に導入するステップ;
前記合金金属液体に高圧不活性ガスを噴射して、前記合金金属液体を霧化させるステップ;
酸素を含有した気体を前記霧化室の霧化区域に導入して、前記霧化区域が酸化雰囲気に変化するようにして、霧化された後得た合金金属粉末の表面を鈍化させるステップ;を含む
合金金属粉末の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201710660519.6A CN107377983A (zh) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | 一种制备合金金属粉末的雾化装置 |
CN201710660519.6 | 2017-08-04 | ||
PCT/CN2017/120070 WO2019024419A1 (zh) | 2017-08-04 | 2017-12-29 | 一种制备合金金属粉末的雾化装置和方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019527290A true JP2019527290A (ja) | 2019-09-26 |
Family
ID=60343993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018552773A Pending JP2019527290A (ja) | 2017-08-04 | 2017-12-29 | 合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210197265A1 (ja) |
EP (1) | EP3459658A4 (ja) |
JP (1) | JP2019527290A (ja) |
KR (1) | KR20190088003A (ja) |
CN (1) | CN107377983A (ja) |
BR (1) | BR112018014927A2 (ja) |
CA (1) | CA3010486A1 (ja) |
WO (1) | WO2019024419A1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107626929B (zh) * | 2017-08-04 | 2021-04-30 | 领凡新能源科技(北京)有限公司 | 一种制备合金粉末的方法 |
CN107377983A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-24 | 米亚索乐装备集成(福建)有限公司 | 一种制备合金金属粉末的雾化装置 |
CN108311706A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-07-24 | 海宁瑞兴材料科技有限公司 | 一种用于生产铜粉的雾化设备 |
CN110605399A (zh) * | 2018-06-15 | 2019-12-24 | 米亚索乐装备集成(福建)有限公司 | 一种铜铟镓合金粉末的制备方法 |
CN109093119A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-12-28 | 佛山峰合精密喷射成形科技有限公司 | 一种喷射成形和雾化制粉两用设备 |
CN110208150B (zh) * | 2019-05-28 | 2022-08-23 | 哈尔滨工程大学 | 一种高熔点材料雾化粒径分布及雾化率的测量方法及装置 |
EP3747574A1 (de) * | 2019-06-05 | 2020-12-09 | Hightech Metal ProzessentwicklungsgesellschaftmbH | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von materialpulver |
CN110216293B (zh) * | 2019-07-01 | 2022-03-15 | 铜陵国传电子材料科技有限公司 | 一种高密度金属注射成型铜粉的生产工艺 |
CN110756818A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-07 | 天钛隆(天津)金属材料有限公司 | 一种制备球形钛粉的雾化装备及方法 |
CN111069615B (zh) * | 2019-12-04 | 2022-11-18 | 中航迈特粉冶科技(徐州)有限公司 | 3d打印用球形高铬铜合金粉末及其制备方法 |
CN111424192B (zh) * | 2020-04-26 | 2021-10-15 | 江苏华企铝业科技股份有限公司 | 一种铝锶合金分次熔炼成型工艺 |
US11780012B1 (en) * | 2020-06-23 | 2023-10-10 | Iowa State University Research Foundation, Inc. | Powder satellite-reduction apparatus and method for gas atomization process |
CN112705718B (zh) * | 2020-12-23 | 2023-01-31 | 广东省钢铁研究所 | 一种合金雾化制粉及粉末处理方法 |
KR102410113B1 (ko) * | 2021-03-31 | 2022-06-22 | 박요설 | 고품위 적층제조용 금속분말 제조 장치 및 방법 |
CN115194166B (zh) * | 2021-04-09 | 2023-09-26 | 安泰科技股份有限公司 | 一种气体雾化制备合金粉末的方法及装置 |
CN113649581B (zh) * | 2021-07-29 | 2023-05-12 | 南方科技大学 | 一种雾化系统及固体粉末制备方法 |
CN113953519A (zh) * | 2021-09-29 | 2022-01-21 | 西安交通大学 | 一种热-磁-超声金属雾化制粉系统及方法 |
CN114042925A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-02-15 | 湖南天际智慧材料科技有限公司 | 一种雾化室预热装置 |
CN114734045B (zh) * | 2022-06-13 | 2022-09-06 | 成都大学 | 一种利用电弧制备合金粉末的装置 |
CN115338413A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-11-15 | 邹忠海 | 一种用于制备合金金属粉末的雾化装置 |
CN116372178B (zh) * | 2023-04-06 | 2023-10-03 | 扬州众力金属制造有限公司 | 一种发动机粉末冶金成型的制粉装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190502A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 急冷凝固金属粉末の製造方法 |
JPH01283304A (ja) * | 1989-03-15 | 1989-11-14 | Daido Steel Co Ltd | 金属粉末の製造方法 |
JPH03505896A (ja) * | 1988-06-06 | 1991-12-19 | オスピレイ.メタルス.リミテッド | 原子化装置及び製法 |
JPH04301009A (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶湯流出ノズル及び金属粉末の製造方法 |
JPH06322416A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 低酸素希土類合金アトマイズ粉末およびその製造方法 |
JP2010095433A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Sumitomo Chemical Co Ltd | シリコンの製造方法 |
JP2016211027A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 大同特殊鋼株式会社 | 金属粉末の製造方法及び製造装置 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9302387D0 (en) * | 1993-02-06 | 1993-03-24 | Osprey Metals Ltd | Production of powder |
CN2285176Y (zh) * | 1996-11-29 | 1998-07-01 | 中国科学院金属研究所 | 一种超声气体雾化制粉设备 |
US6444009B1 (en) * | 2001-04-12 | 2002-09-03 | Nanotek Instruments, Inc. | Method for producing environmentally stable reactive alloy powders |
TW577780B (en) * | 2001-07-26 | 2004-03-01 | Ind Des Poudres Spheriques | Device for producing spherical balls |
CN101362206B (zh) * | 2008-10-09 | 2011-03-23 | 陈新国 | 一种连续化高品质锡焊粉的制备方法 |
CN102248171A (zh) * | 2011-07-12 | 2011-11-23 | 中南大学 | 氧过饱和铁基合金粉末的气体雾化制备方法 |
CN203509031U (zh) * | 2013-08-06 | 2014-04-02 | 昆明理工大学 | 一种圆筒约束喷射沉积装置 |
CN103752822B (zh) * | 2014-02-20 | 2016-11-02 | 西华大学 | 一种复合粉体及其制备方法 |
CN204075228U (zh) * | 2014-10-15 | 2015-01-07 | 江西悦安超细金属有限公司 | 一种超音速气雾化制粉气体加热系统装置 |
CN104325147B (zh) * | 2014-11-25 | 2019-07-19 | 北京康普锡威科技有限公司 | 一种雾化制备球形钎焊粉末的原位钝化方法 |
CN104439259B (zh) * | 2014-11-25 | 2016-05-04 | 北京康普锡威科技有限公司 | 一种短流程球形钝化合金焊粉的制备方法 |
CN104550987B (zh) * | 2015-01-30 | 2017-01-25 | 福州大学 | 制备金属及合金粉末用的气雾化装置及其粉末制备方法 |
CN204818071U (zh) * | 2015-05-20 | 2015-12-02 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种制备增材制造用金属球形粉末的装置 |
CN105986145B (zh) * | 2015-06-23 | 2018-05-08 | 王昌祺 | 气喷气冷式超微钛合金雾化装置及其气喷气冷式喷盘 |
EP3368238A4 (en) * | 2015-10-29 | 2019-06-19 | AP&C Advanced Powders And Coatings Inc. | METHODS OF MANUFACTURING ATOMIZATION OF METALLIC POWDER |
CN106735278B (zh) * | 2016-12-30 | 2018-09-18 | 西安交通大学青岛研究院 | 一种TiAl粉的雾化制备装置 |
CN106622041B (zh) * | 2017-02-23 | 2022-08-12 | 湖南久泰冶金科技有限公司 | 一种用于金属雾化制粉的化合塔室 |
CN106903321A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-06-30 | 华南理工大学 | 一种气雾化整体式双喷嘴结构 |
CN106891015B (zh) * | 2017-03-31 | 2019-05-17 | 成都惠锋新材料科技股份有限公司 | 一种微晶、非晶态金属粉末制造装置及其制造方法 |
CN106735274B (zh) * | 2017-04-08 | 2019-01-22 | 长沙唯特增材制造技术有限公司 | 一种制备球形金属粉末的设备和工艺 |
CN207119804U (zh) * | 2017-08-04 | 2018-03-20 | 米亚索乐装备集成(福建)有限公司 | 一种制备合金金属粉末的雾化装置 |
CN107377983A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-24 | 米亚索乐装备集成(福建)有限公司 | 一种制备合金金属粉末的雾化装置 |
-
2017
- 2017-08-04 CN CN201710660519.6A patent/CN107377983A/zh active Pending
- 2017-12-29 JP JP2018552773A patent/JP2019527290A/ja active Pending
- 2017-12-29 EP EP17889523.1A patent/EP3459658A4/en not_active Withdrawn
- 2017-12-29 WO PCT/CN2017/120070 patent/WO2019024419A1/zh active Application Filing
- 2017-12-29 KR KR1020187028729A patent/KR20190088003A/ko not_active Application Discontinuation
- 2017-12-29 BR BR112018014927-6A patent/BR112018014927A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2017-12-29 CA CA3010486A patent/CA3010486A1/en not_active Abandoned
- 2017-12-29 US US16/087,933 patent/US20210197265A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190502A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 急冷凝固金属粉末の製造方法 |
JPH03505896A (ja) * | 1988-06-06 | 1991-12-19 | オスピレイ.メタルス.リミテッド | 原子化装置及び製法 |
JPH01283304A (ja) * | 1989-03-15 | 1989-11-14 | Daido Steel Co Ltd | 金属粉末の製造方法 |
JPH04301009A (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶湯流出ノズル及び金属粉末の製造方法 |
JPH06322416A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 低酸素希土類合金アトマイズ粉末およびその製造方法 |
JP2010095433A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Sumitomo Chemical Co Ltd | シリコンの製造方法 |
JP2016211027A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 大同特殊鋼株式会社 | 金属粉末の製造方法及び製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20190088003A (ko) | 2019-07-25 |
BR112018014927A2 (pt) | 2020-02-11 |
WO2019024419A1 (zh) | 2019-02-07 |
EP3459658A1 (en) | 2019-03-27 |
EP3459658A4 (en) | 2020-01-08 |
US20210197265A1 (en) | 2021-07-01 |
CA3010486A1 (en) | 2019-02-04 |
CN107377983A (zh) | 2017-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019527290A (ja) | 合金金属粉末を製造するための霧化装置及び方法 | |
CN108971505B (zh) | 一种金属粉末制备装置及制备方法 | |
US10835959B2 (en) | Atomizer for improved ultra-fine powder production | |
CN109622982B (zh) | 金属粉末的制备装置和制备方法 | |
CN106363187A (zh) | 一种3d打印用高温合金粉末的制备方法 | |
CN201186352Y (zh) | 组合式喷嘴及其合金粉末垂直气雾化装置 | |
EP3689512B1 (en) | Metal powder producing apparatus | |
CN110181069A (zh) | 采用气雾化法制备高氮钢粉末的方法 | |
CN110919014A (zh) | 一种3d打印用钛合金粉末的制备方法 | |
US11919089B2 (en) | Method and device for breaking up an electrically conductive liquid | |
CN106925786B (zh) | 基于均匀金属液滴喷射的多粒径均匀球形粉体批量制备装置与方法 | |
CN104985186A (zh) | 一种用于制备金属粉末的气体雾化喷嘴 | |
CN102335743B (zh) | 一种超声喷射成形方法 | |
CN105618773A (zh) | 一种用于制备3d打印金属粉末的气雾化装置 | |
JP2002508441A (ja) | ガスを用いた融体微粒化による微粉の製造方法及び装置 | |
CN103182513B (zh) | 惰性气体保护等离子体制备金属粉末的装置 | |
KR102546750B1 (ko) | 고융점 금속 또는 합금 분말의 미립화 제조 방법 | |
CN207119804U (zh) | 一种制备合金金属粉末的雾化装置 | |
CN116475407A (zh) | 低熔点金属或合金粉末雾化生产工艺 | |
KR20180046652A (ko) | 금속 분말 제조를 위한 원추형 수분사 아토마이저 가변 노즐 | |
JP2007083112A (ja) | 粉体製造装置および粉体製造方法 | |
CA3061799C (en) | Metal powder production apparatus | |
CN104550987A (zh) | 制备金属及合金粉末用的气雾化装置及其粉末制备方法 | |
CN103752838A (zh) | 一种利用多级雾化技术制备超细金属粉的装置及其使用方法 | |
CN110102770A (zh) | 一种功能复合气雾化喷嘴及设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181005 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190910 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200407 |