JP2019142348A - 車両側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドメンバアウタパネルを縮小化することにより、車体の軽量化と歩留りの向上を図ることが可能な車両側部構造を提供する。【解決手段】車両側部構造10は、車幅方向外側にレールリインフォースメント82を有する閉断面構造のルーフサイドレール80と、レールリインフォースメント82に形成され、フロントサイドドア32の外周部に設けられたウエザストリップ42が当接する第一上部接触面82C1と、レールリインフォースメント82に形成され、ルーフパネル132が接合されるフランジ82Aと、ルーフサイドレール80においてフランジ82Aから第一上部接触面82C1の車両上方側までを覆うレールガーニッシュ16と、を備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、車両側部構造に関する。
特許文献1には、車体の側部を外方から覆うサイドメンバアウタパネルであるサイドパネルアウタを備える車両側部構造が開示されている。この車両側部構造におけるサイドメンバアウタパネルは、ルーフサイドレール部及びリヤパネル部が同一の材料で一体的に形成されている。
特願2011−195108号公報
ところで、上記の車両側部構造におけるサイドメンバアウタパネルは、車両側面視においてリヤパネル部の車両上方部分からルーフサイドレール部が車両前方に向けて延出する形状を有している。そのため、当該構造は、鋼板からサイドメンバアウタパネル用のブランク材を打ち抜く際にスクラップが多く出るため歩留りが悪い。また、細いルーフサイドレール部は、サイドメンバアウタパネルの搬送時や組立時の取り扱いに際し、損傷する可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、サイドメンバアウタパネルを縮小化することにより、車体の軽量化と歩留りの向上を図ることが可能な車両側部構造を提供することを目的とする。
請求項1の車両側部構造は、車幅方向外側にレールリインフォースメントを有する閉断面構造のルーフサイドレールと、前記レールリインフォースメントに形成され、サイドドアの外周部に設けられたウエザストリップが当接する第一の当接面と、前記レールリインフォースメントに形成され、ルーフパネルが接合されるフランジと、前記ルーフサイドレールにおいて前記フランジから前記第一の当接面の車両上方側までを覆うレールガーニッシュと、を備えている。
請求項1の車両側部構造では、閉断面を有するルーフサイドレールの車幅方向外側がレールリインフォースメントにより構成されている。このレールリインフォースメントは、サイドドアの外周部に設けられたウエザストリップが当接する第一の当接面を有している。また、ルーフサイドレールは、ルーフパネルが接合されるフランジから第一の当接面の車両上方側までがレールガーニッシュにより覆われている。すなわち、当該車両側部構造のレールリインフォースメントは、サイドドア側にある第一の当接面が露出しており、サイドメンバアウタパネル等によって覆われていない。したがって、レールリインフォースメントは、サイドドアの開放時に準外板として機能する。ここで、「準外板」とは、フロントサイドドア及びリヤサイドドアの開放時において車外に露出する外板を意味する。
また、ルーフサイドレールを覆うレールガーニッシュは、レールリインフォースメントとは別体の部材である。そのため、請求項1の車両側部構造によれば、車両側部がルーフサイドレール及び車両後方側部を覆うサイドメンバアウタパネルで構成される場合と比べて、車両側部を覆う部材の使用量が低減されて、車両の軽量化を図ることができる。また、車両後方側部からルーフサイドレールまでを覆うサイドメンバアウタパネルを廃し、車両後方部のみを覆うサイドメンバアウタパネルを設けることにより、鋼板からサイドメンバアウタパネル用のブランク材を打ち抜く際のスクラップを減少させて歩留りの向上を図ることができる。
請求項2の車両側部構造は、請求項1の構成に加えて、ピラーの車幅方向外側を構成し、かつ前記レールリインフォースメントに重ね合わされた状態で接合されるピラーリインフォースメントをさらに備え、前記ピラーリインフォースメントは、前記ウエザストリップが当接する第二の当接面を有している。
請求項2の車両側部構造では、ピラーリインフォースメントは、少なくともサイドドア側にある第二の当接面が露出しており、サイドメンバアウタパネル等に覆われていない。したがって、ピラーリインフォースメントは、サイドドアの開放時に準外板として機能する。そして、ピラーを覆うサイドメンバアウタパネルを廃することで、その分、ピラーリインフォースメントにより構成される閉断面の空洞部分の面積を拡大することができる。つまり、ピラーにおける断面耐力、剛性を向上させることができ、かつピラーを構成するピラーリインフォースメント等の板厚を薄くして車両の軽量化を図ることができる。
請求項3の車両側部構造は、請求項2の構成に加えて、前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に見切り部を有しており、前記ピラーリインフォースメントから前記レールリインフォースメントにかけて連続する面が形成されるように前記見切り部に充填材が充填されている。
請求項3の車両側部構造では、準外板となるレールリインフォースメント及びピラーリインフォースメントの見切り部に生じる段差を充填材で塞ぐことにより、見切り部における雨水等の浸入を抑制することができる。
請求項4の車両側部構造は、請求項2の構成に加えて、前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に見切り部を有しており、前記ピラーリインフォースメントから前記レールリインフォースメントにかけて連続する面が形成されるように前記見切り部に被覆部材が設けられている。
請求項4の車両側部構造では、準外板となるレールリインフォースメント及びピラーリインフォースメントの見切り部に生じる段差を被覆部材で覆うことにより、見切り部における雨水等の浸入を抑制することができる。
請求項5の車両側部構造は、請求項2〜4の何れか1項の構成に加えて、フロントピラーの前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に前方見切り部を有しており、前記前方見切り部はフロントフェンダから露出するように設けられている。
請求項5の車両側部構造では、フロントピラーのピラーリインフォースメントとレールリインフォースメントとの接続部に生じる前方見切り部がフロントフェンダに隠れていない。そのため、車体骨格にフロントフェンダを装着した後からでも前方見切り部にシール材を塗布することができる。
請求項6の車両側部構造は、請求項1〜5の何れか1項の構成に加えて、前記レールガーニッシュは、樹脂製である。
請求項6の車両側部構造によれば、ルーフサイドレール部分の軽量化を図ることができる。また、ルーフサイドレール部分のみ意匠性の高い形状や色に設定することができる。さらに、樹脂製のレールガーニッシュはクリップ等による脱着が可能であるため、容易に交換することができる。
請求項7の車両側部構造は、請求項1〜6の何れか1項の構成に加えて、前記ルーフサイドレールは、前記第一の当接面よりも車幅方向外側に張り出す張出部を有している。
請求項7の車両側部構造によれば、車両の側面衝突時において張出部が曲げモーメントの中立軸に対し、最も離れた位置となるため効率的に耐力を向上させることができる。
請求項8の車両側部構造は、請求項7の構成に加えて、前記レールガーニッシュの車両下方側の端部は、前記張出部及び前記第一の当接面に当接する弾性部材が設けられている。
請求項8の車両側部構造によれば、弾性部材が弾性力を受けつつ複数個所においてルーフサイドレールと当接することにより、レールガーニッシュの車両下方側の端部の位置のばらつきが抑制される。
本発明によれば、サイドメンバアウタパネルを縮小化することにより、車体の軽量化と歩留りの向上を図ることができる。
実施形態に係る車両側部構造であって、車両の左側面図である。 実施形態に係る車両側部構造であって、車両骨格に接合される前の各部材の分解図(左側面図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、フロントピラーリインフォースメントとレールリインフォースメントとの見切り部周囲の拡大図である。 実施形態に係る車両側部構造であって、フロントピラー周囲の断面図(図1のA−A線断面図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、センタピラー周囲の断面図(図1のB−B線断面図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、ルーフサイドレール周囲の断面図(図1のC−C線断面図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、ルーフサイドレール周囲の断面図(図1のD−D線断面図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、レールガーニッシュの車両下方側端部付近の拡大図(図6の拡大図)である。 実施形態に係る車両側部構造であって、見切り部の断面図(図2のE−E線断面図)である。 変形例に係る車両側部構造であって、見切り部の断面図(図2のE−E線断面図に相当する図)である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両側部構造10について、図を用いて説明する。なお、各図において、矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示している。また、車両の前部は、基本的に左右対称に構成されているので、着座乗員から見て車両左方側を図示して説明する。
(車両側部構造の基本構成)
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る車両側部構造10が適用された車両(車体)12には、車幅方向外側の下部において車両前後方向に沿ってロッカ90が延在している。このロッカ90の前端部からは、車両上方へ向かってフロントピラー50が延在している。また、ロッカ90の車両前後方向中央部からは、車両上方へ向かってセンタピラー60が延在している。さらに、ロッカ90の後端からは、車両上方へ向かってリヤピラー70が延在している。フロントピラー50の上端部、センタピラー60の上端部及びリヤピラー70の上端部には、車両前後方向に沿って延在するルーフサイドレール80がそれぞれ結合されている。ロッカ90、フロントピラー50、センタピラー60、リヤピラー70及びルーフサイドレール80は、金属製であって閉断面を有する車両骨格として形成されている。
ここで、ロッカ90、フロントピラー50、ルーフサイドレール80及びセンタピラー60によって、車幅方向からの側面視において略矩形状の開口を有するフロントサイドドア開口部22が形成されている。また、ロッカ90、センタピラー60、ルーフサイドレール80及びリヤピラー70によって、車幅方向からの側面視において略矩形状の開口を有するリヤサイドドア開口部24が形成されている。フロントサイドドア開口部22及びリヤサイドドア開口部24は、ドア開口部20の一例である。
また、各ドア開口部20にはサイドドア30が開閉可能に設けられている。具体的には、フロントサイドドア開口部22にはフロントサイドドア32が開閉可能に設けられ、リヤサイドドア開口部24にはリヤサイドドア34が開閉可能に設けられている。各ドア開口部20に対して、対応するサイドドア30が閉止されることで車内110側と車外112側(図4〜図7参照)とが仕切られる。なお、図4〜図7に示されるように、フロントサイドドア32にはゴム製のウエザストリップ42がフロントサイドドア32の外周部を囲むように設けられている。また、フロントサイドドア開口部22にはゴム製のドアオープニングトリム58がフロントサイドドア開口部22の内縁部に沿って設けられている。一方、図5に示されるように、リヤサイドドア34にはゴム製のウエザストリップ44がリヤサイドドア34の外周部を囲むように設けられている。また、リヤサイドドア開口部24にはゴム製のドアオープニングトリム78がリヤサイドドア開口部24の内縁部に沿って設けられている。
図2に示されるように、フロントピラー50では、車幅方向外側を構成するフロントピラーリインフォースメント52(以下、「フロントピラーRF52」とする)が、ルーフサイドレール80及びロッカ90の車幅方向外側の面に対してそれぞれ接合されている。詳しくは、フロントピラーRF52は、その車両上方部が、ルーフサイドレール80の車幅方向外側を構成するレールリインフォースメント82(以下、「レールRF82」とする)に対して溶接等により接合されている。また、フロントピラーRF52は、その車両下方部が、ロッカ90の車幅方向外側を構成するロッカリインフォースメント92(以下、「ロッカRF92」とする)に対して溶接等により接合されている。
また、本実施形態のセンタピラー60では、車幅方向外側を構成するセンタピラーリインフォースメント62(以下、「センタピラーRF62」とする)が、ルーフサイドレール80及びロッカ90の車幅方向外側の面に対してそれぞれ接合されている。詳しくは、センタピラーRF62は、その車両上方部が、ルーフサイドレール80の車幅方向外側を構成するレールRF82に対して溶接等により接合されている。また、センタピラーRF62は、その車両下方部が、ロッカ90の車幅方向外側を構成するロッカRF92に対して溶接等により接合されている。
さらに、本実施形態のリヤピラー70では、車幅方向外側を構成するリアピラーリインフォースメント72(以下、「リヤピラーRF72」とする)が、ルーフサイドレール80及びロッカ90の車幅方向外側の面に対してそれぞれ接合されている。詳しくは、リヤピラーRF72は、その車両上方部が、ルーフサイドレール80の車幅方向外側を構成するレールRF82に対して溶接等により接合されている。また、リヤピラーRF72は、その車両下方部が、ロッカ90の車幅方向外側を構成するロッカRF92に対して溶接等により接合されている。
図1及び図2に示されるように、レールガーニッシュ16は、ルーフサイドレール80を覆う外装部材である。このレールガーニッシュ16は、ルーフサイドレール80とは独立して成形された樹脂製のパネルである。
ロッカモール18は、ロッカ90を覆う外装部材である。このロッカモール18は、ロッカ90とは独立して成形された樹脂製のパネルである。
クォータパネル19は、リヤピラー70を含む車両後方の車幅方向外側部分を覆う部材である。詳しくは、クォータパネル19は、車両後方部を構成するリヤピラー70、ホイールハウスアウタパネル74、及び補強部材76等を覆い、かつ車両前後方向に延在する金属(鉄)製のサイドメンバアウタパネルである(図2参照)。
レールガーニッシュ16の車両前方側において、レールガーニッシュ16の下縁部分とフロントフェンダ14との境界部分は、ピラーガーニッシュ15により覆われている。このピラーガーニッシュ15は、レールガーニッシュ16及びフロントフェンダ14とは独立して成形された樹脂製のパネルである。
また、レールガーニッシュ16の車両後方側において、レールガーニッシュ16の下縁部分とクォータパネル19との境界部分は、クォータガーニッシュ17により覆われている。このクォータガーニッシュ17は、レールガーニッシュ16及びクォータパネル19とは独立して成形された樹脂製のパネルである。
ここで、フロントサイドドア開口部22は、フロントサイドドア32と対面する開口周縁部分が次のような状態を成している。すなわち、フロントサイドドア開口部22は、レールRF82、フロントピラーRF52、ロッカRF92及びセンタピラーRF62が露出しており、サイドメンバアウタパネルのような一枚のパネルでは覆われていない。そのため、フロントピラーRF52とレールRF82との接合部には見切り部26Aが存在し、フロントピラーRF52とロッカRF92との接合部には見切り部26Bが存在している。また、センタピラーRF62とレールRF82との接合部には見切り部26Cが存在し、センタピラーRF62とロッカRF92との接合部には見切り部26Dが存在している。
なお、フロントサイドドア開口部22に存在する見切り部26A、26B、26C、26Dのうち、ルーフサイドレール80側に存在する見切り部26A、26Cには、充填材であるシール材150が充填されている。これにより、フロントサイドドア開口部22には、段差のない連続した面であって、ウエザストリップ42が当接する接触面22Aが形成される。この接触面22Aは、フロントピラーRF52に設けられた前部接触面52Cと、レールRF82に設けられた上部接触面82CのうちセンタピラーRF62よりも車両前方側の第一上部接触面82C1と、を含んで構成されている。また、接触面22Aは、センタピラーRF62の車両前方側に設けられた第一中部接触面62Cと、ロッカRF92に設けられた下部接触面92AのうちセンタピラーRF62よりも車両前方側の第一下部接触面92A1と、を含んで構成されている。ここで、第一上部接触面82C1(上部接触面82C)は第一の当接面に相当し、前部接触面52C及び第一中部接触面62Cは第二の当接面に相当する。
また、図3に示されるように、フロントピラーRF52とレールRF82との見切り部26Aは、フロントフェンダ14が車体12に装着された場合にフロントフェンダ14に隠れることなく露出している。この見切り部26Aは、前方見切り部に相当する。
一方、図1及び図2に示されるように、リヤサイドドア開口部24は、リヤサイドドア34と対面する開口周縁部分が次のような状態を成している。すなわち、リヤサイドドア開口部24は、レールRF82、センタピラーRF62、ロッカRF92、リヤピラーRF72及びクォータパネル19の一部が露出しており、サイドメンバアウタパネルのような一枚のパネルでは覆われていない。そのため、センタピラーRF62とレールRF82との接合部には見切り部28Aが存在し、センタピラーRF62とロッカRF92との接合部には見切り部28Bが存在している。また、リヤピラーRF72とレールRF82との接合部には見切り部28Cが存在し、クォータパネル19とロッカRF92との接合部には見切り部28Dが存在している。さらに、クォータパネル19とレールRF82との接合部には見切り部28Eが存在している。
なお、リヤサイドドア開口部24に存在する見切り部28A、28B、28C、28D、28Eのうち、ルーフサイドレール80側に存在する見切り部28A、28C、28Eには、充填材であるシール材150が充填されている(図9参照)。これにより、リヤサイドドア開口部24には、段差のない連続した面であって、ウエザストリップ44が当接する接触面24Aが形成される。この接触面24Aは、センタピラーRF62の車両後方側に設けられた第二中部接触面62Dと、レールRF82に設けられた上部接触面82CのうちセンタピラーRF62よりも車両後方側の第二上部接触面82C2と、を含んで構成されている。また、接触面24Aは、リヤピラーRF72に設けられた上部後方接触面72Aと、クォータパネル19に設けられた後部接触面19Aと、を含んで構成されている。さらに、接触面24Aは、ロッカRF92に設けられた下部接触面92AのうちセンタピラーRF62よりも車両後方側の第二下部接触面92A2を含んで構成されている。ここで、第二上部接触面82C2(上部接触面82C)は第一の当接面に相当し、第二中部接触面62Dは第二の当接面に相当する。
(車両側部構造の断面構造)
次に本実施形態の車両側部構造10の断面構造について説明する。
(フロントピラー)
図4はフロントピラー50周囲の断面図(図1のA−A線断面図)である。図4に示されるように、フロントピラー50は、車幅方向外側のフロントピラーRF52と、車幅方向内側のフロントピラーインナパネル54と、から構成されている。フロントピラーRF52は平断面視において車両幅方向内側に開口したハット形状を成しており、車両前方側には車両前方に延出するフランジ52Aが形成され、車両後方側には車両後方に延出するフランジ52Bが形成されている。また、フロントピラーインナパネル54は平断面視において車両幅方向外側に開口したハット形状を成しており、車両前方側には車両前方に延出するフランジ54Aが形成され、車両後方側には車両後方に延出するフランジ54Bが形成されている。そして、フランジ52Aとフランジ54Aとがスポット溶接等により接合され、フランジ52Bとフランジ54Bとがスポット溶接等により接合されている。これにより、フロントピラーRF52とフロントピラーインナパネル54とは接合されると共に、閉断面56を有するフロントピラー50が形成される。
本実施形態のフロントピラーRF52は、フロントピラー50において車幅方向外側の最外面を構成している。すなわち、フロントピラーRF52は、フロントサイドドア32の開放時において車外112に露出する準外板として構成されている。
フロントサイドドア32のドアインナパネル32Bには、フロントサイドドア32の外周部を囲むようにウエザストリップ42が設けられている。このウエザストリップ42は、フロントサイドドア開口部22に向けて膨出された中空断面の中空シール部42Aを有している。この中空シール部42Aは接触面22Aを構成する前部接触面52Cに弾性変形した状態で当接されている。フロントピラー50の車両後方側端部であるフランジ52B及びフランジ54Bにはドアオープニングトリム58が設けられている。このドアオープニングトリム58は車幅方向外側に膨出された中空断面の中空シール部58Aを有している。この中空シール部58Aは後述するドアインナパネル32Bに弾性変形した状態で当接されている。
フロントピラーRF52の車幅方向外側の面には、ドアヒンジ120を介してフロントサイドドア32が開閉可能に支持されている。フロントサイドドア32は、平断面視において金属製で略平板状のドアアウタパネル32Aと、金属製で略ハット形状のドアインナパネル32Bと、を有している。また、本実施形態のフロントサイドドア32では、サイドドアガラス36を摺動可能に支持する窓枠32Dがドアインナパネル32Bの車両上方側に接合されている(図6参照)。
なお、ドアアウタパネル32Aの車両前方側には、車両前後方向に延在する金属製のフロントフェンダ14が設けられている。ドアアウタパネル32A及びフロントフェンダ14により、車体12の車幅方向外側には連続する意匠面が形成されている。
ドアヒンジ120の一端は、ボルト124A及びナット124Bによってフロントサイドドア32のドアインナパネル32B及びヒンジリテーナ32Cに締結されている。また、ドアヒンジ120の他端は、ボルト122A及びナット122Bによってフロントピラー50のフロントピラーRF52に締結されている。以上のように、フロントサイドドア32は、ドアヒンジ120によりフロントピラー50に対して回動可能に支持されている。つまり、フロントサイドドア32は、フロントサイドドア開口部22を開放可能とされている。
(センタピラー)
図5はセンタピラー60周囲の断面図(図1のB−B線断面図)である。図5に示されるように、センタピラー60は、車幅方向外側に配置されたセンタピラーRF62と、車幅方向内側に配置されたセンタピラーインナパネル64と、から構成されている。センタピラーRF62は平断面視において車両幅方向内側に開口したハット形状を成しており、車両前方側には車両前方に延出するフランジ62Aが形成され、車両後方側には車両後方に延出するフランジ62Bが形成されている。また、センタピラーインナパネル64は平断面視において車両幅方向外側に開口したハット形状を成しており、車両前方側には車両前方に延出するフランジ64Aが形成され、車両後方側には車両後方に延出するフランジ64Bが形成されている。そして、フランジ62Aとフランジ64Aとがスポット溶接等により接合され、フランジ62Bとフランジ64Bとがスポット溶接等により接合されている。これにより、センタピラーRF62とセンタピラーインナパネル64とは接合されると共に、閉断面66を有するセンタピラー60が形成される。
本実施形態のセンタピラーRF62は、センタピラー60において車幅方向外側の最外面を構成している。すなわち、センタピラーRF62は、フロントサイドドア32及びリヤサイドドア34の開放時において車外112に露出する準外板として構成されている。
センタピラー60の車両前方側端部であるフランジ62A及びフランジ64Aにはフロントピラー50から連続するドアオープニングトリム58が設けられている。このドアオープニングトリム58の中空シール部58Aはドアインナパネル32Bに弾性変形した状態で当接されている。また、センタピラー60の車両後方側端部であるフランジ62B及びフランジ64Bにはドアオープニングトリム78が設けられている。このドアオープニングトリム78は車幅方向外側に膨出された中空断面の中空シール部78Aを有している。この中空シール部78Aは後述するドアインナパネル34Bに弾性変形した状態で当接されている。
センタピラーRF62の車幅方向外側の面には、ドアヒンジ(図示せず)を介してリヤサイドドア34が開閉可能に支持されている。ここで、リヤサイドドア34は、平断面視において金属製で略平板状のドアアウタパネル34Aと、金属製で略ハット形状のドアインナパネル34Bと、を有している。また、図示しないが、本実施形態のリヤサイドドア34では、サイドドアガラスを摺動可能に支持する窓枠がドアインナパネル34Bの車両上方側に接合されている。
センタピラー60の車幅方向外側では、フロントサイドドア32のドアアウタパネル32A及びリヤサイドドア34のドアアウタパネル34Aにより、連続する意匠面が形成されている。
また、リヤサイドドア34のドアインナパネル34Bには、リヤサイドドア34の外周部を囲むようにゴム製のウエザストリップ44が設けられている。このウエザストリップ44は、リヤサイドドア開口部24に向けて膨出された中空断面の中空シール部44Aを有している。この中空シール部44Aは接触面24Aを構成する第二中部接触面62Dに弾性変形した状態で当接されている。なお、センタピラーRF62において、接触面22Aを構成する第一中部接触面62Cにはウエザストリップ42の中空シール部42Aが弾性変形した状態で当接されている。
ここで、フロントサイドドア32の車両後方側には図示しないラッチ機構が設けられており、このラッチ機構がセンタピラー60に設けられた図示しないストライカと係合することで、フロントサイドドア32は閉状態となる。フロントサイドドア32が閉状態となることにより、ドアオープニングトリム58の中空シール部58Aがドアインナパネル32Bに当接する。また、ウエザストリップ42の中空シール部42Aが接触面22Aに当接する。これにより、フロントサイドドア32の閉状態においてフロントサイドドア開口部22とフロントサイドドア32との隙間が塞がれて、車内110の気密が保持される。
また、リヤサイドドア34の車両後方側には図示しないラッチ機構が設けられており、このラッチ機構がリヤピラー70に設けられた図示しないストライカと係合することで、リヤサイドドア34は閉状態となる。リヤサイドドア34が閉状態となることにより、ドアオープニングトリム78の中空シール部78Aがドアインナパネル34Bに当接する。また、ウエザストリップ44の中空シール部44Aが接触面24Aに当接する。これにより、リヤサイドドア34の閉状態においてリヤサイドドア開口部24とリヤサイドドア34との隙間が塞がれて、車内110の気密が保持される。
(ルーフサイドレール)
図6はルーフサイドレール80の断面図(図1のC−C線断面図)である。図6に示されるように、ルーフサイドレール80は、車両上方側かつ車幅方向外側に配置されたレールRF82と、車両下方側かつ車幅方向内側に配置されたレールインナパネル84と、から構成されている。レールRF82は縦断面視において車幅方向内側かつ車両下方側に開口した深底のハット形状を成しており、車幅方向内側には車幅方向内側に延出するフランジ82Aが形成され、車両下方側には車両下方に延出するフランジ82Bが形成されている。また、レールインナパネル84は縦断面視において浅底のハット形状を成しており、車幅方向内側は車幅方向内側に延出するフランジ84Aが形成され、車両下方側には車両下方に延出するフランジ84Bが形成されている。そして、フランジ82Aとフランジ84Aとがスポット溶接等により接合され、フランジ82Bとフランジ84Bとがスポット溶接等により接合されている。これにより、レールRF82とレールインナパネル84とは接合されると共に、閉断面86を有するルーフサイドレール80が形成される。
なお、ルーフサイドレール80の車幅方向内側において、ルーフパネル132の車幅方向外側に形成されたフランジ132Aが、フランジ82A及びフランジ84Aと共にスポット溶接等により接合されている。
以上のように構成されるルーフサイドレール80においては、車幅方向外側に略車両上下方向に延び、かつウエザストリップ42の中空シール部42Aが当接する上部接触面82Cが設けられる。また、上部接触面82Cの車両上方側、かつフランジ82Bよりも車幅方向外側には、上部接触面82Cよりも車幅方向外側に張り出す張出部82Hが設けられる。この張出部82Hは、ハット形状のレールRF82において最も膨出した部分である。
また、ルーフサイドレール80においてセンタピラー60との接合部には上述のようにセンタピラーRF62の車両上方部がレールRF82に対して溶接等により接合されている。図7はセンタピラーRF62を含むルーフサイドレール80の断面図(図1のD−D線断面図)である。図7に示されるように、センタピラーRF62は、その車両上方側の端部がレールRF82に対応した形状を有している。そのため、センタピラーRF62はレールRF82の張出部82Hに対応する位置に張出部62Hを有している。
また、ルーフサイドレール80におけるセンタピラーRF62との接合部においては、第一上部接触面82C1に替えて第一中部接触面62Cがウエザストリップ42との当接部分となる。さらに、第二上部接触面82C2に替えて第二中部接触面62Dがウエザストリップ42との当接部分となる。
一方、図6及び図7に示されるように、ルーフサイドレール80の車両上方側には縦断面視において略C字状のレールガーニッシュ16が固定されている。このレールガーニッシュ16は車幅方向略中央において車両下方側に突出するクリップ16Aを備えている。また、レールガーニッシュ16は車幅方向内側において車両下方側に突出する固定部材144を備えている。一方、ルーフサイドレール80の上壁面80Aにおいてクリップ16Aと対応する位置には取付穴80Bが形成されている。また、フランジ132Aの上面であって、固定部材144と対応する位置には車両上方側が開放された箱型のクリップ134が設けられている。そして、クリップ16Aが取付穴80Bに嵌り、固定部材144の先端の拡幅部144Aがクリップ134に嵌ることにより、レールガーニッシュ16は固定される。
ここで、図6及び図8に示されるように、レールガーニッシュ16の車両下方側の端部16Bには弾性部材である端末部材140が設けられている。この端末部材140はゴム製であって、レールガーニッシュ16の裏面に両面テープ等により接着されている。また、端末部材140は車幅方向内側の端部に先端部140Aを備えている。さらに、端末部材140は、先端部140Aの車幅方向外側かつ車両上方側から車両上方に向けて形成された縦断面形状が舌片状とされたリップ部140Bを備えている。
レールガーニッシュ16のルーフサイドレール80への固定状態において、先端部140A及びリップ部140Bの状態は次のとおりである。すなわち、センタピラーRF62よりも車両前方側では、先端部140Aが第一上部接触面82C1に当接すると共に、リップ部140Bの先端部が張出部82Hの末端側(第一上部接触面82C1側)の面に弾性変形した状態で当接している。また、図7に示されるように、センタピラーRF62の車両前方部では、先端部140Aが第一中部接触面62Cに当接すると共に、リップ部140Bの先端部が張出部62Hの末端側(第一中部接触面62C側)の面に弾性変形した状態で当接している。また、図示しないが、センタピラーRF62の車両後方部では、先端部140Aが第二中部接触面62Dに当接すると共に、リップ部140Bの先端部が張出部62Hの末端側(第二中部接触面62D側)の面に弾性変形した状態で当接している。さらに、センタピラーRF62よりも車両後方側では、先端部140Aが第二上部接触面82C2に当接すると共に、リップ部140Bの先端部が張出部82Hの末端側(第二上部接触面82C2側)の面に弾性変形した状態で当接している。
図6及び図7に示されるように、レールガーニッシュ16のルーフサイドレール80への固定状態においては、車幅方向においてクリップ16Aと固定部材144との間に設けられた弾性樹脂製のスペーサ142がレールRF82の上面に接している。さらに、レールガーニッシュ16の車幅方向内側の端部16Cでは、固定部材144の車幅方向内側端部から延出する縦断面形状が舌片状とされたリップ部144Bがルーフパネル132に弾性変形した状態で当接している。
以上、レールガーニッシュ16の固定状態において、レールガーニッシュ16は端末部材140のリップ部140B、スペーサ142、及び固定部材144のリップ部144Bからレールガーニッシュ16をルーフサイドレール80から浮かす方向の押圧力を受ける。これにより、レールガーニッシュ16が固定された際のがたつきが抑制されている。
レールガーニッシュ16がルーフサイドレール80に固定されることにより、ルーフサイドレール80の張出部82H(又は張出部62H)からフランジ82Aまでの範囲がレールガーニッシュ16により覆われる。また、レールガーニッシュ16により、ルーフパネル132の固定部(フランジ132A)が遮蔽される。
ルーフサイドレール80の車両下方側端部であるフランジ82B及びフランジ84B(センタピラー60との接合部においてはセンタピラーRF62も含む)にはドアオープニングトリム58が設けられている。このドアオープニングトリム58は、フロントピラー50及びセンタピラー60から連続して形成されたものである。
上述のとおり、フロントピラー50には、ドアヒンジ120を介してフロントサイドドア32が開閉可能に支持されている。ここで、フロントサイドドア32は、サイドドアガラス36を摺動可能に支持する窓枠32Dを備えている。この窓枠32Dには、サイドドアガラス36の車両上下方向への昇降を案内するガラスラン46が設けられている。さらに、窓枠32Dには、フロントサイドドア32の外周部を囲むようにウエザストリップ42が設けられている。具体的に、このウエザストリップ42は、ドアインナパネル32Bから窓枠32Dにかけて連続して設けられている。
上述のように、ドアオープニングトリム58及びウエザストリップ42により、フロントサイドドア32の閉状態においてフロントサイドドア開口部22とフロントサイドドア32との隙間が塞がれて、車内110の気密が保持される。
(見切り部の構造)
図9は見切り部28Aの周囲の断面図(図2のE−E線断面図)である。図9に示されるように、センタピラーRF62のレールRF82への接合部において、レールRF82はセンタピラーRF62の板厚分だけ車幅方向内側に凹んだ凹み部82Dを有している。そのため、センタピラーRF62の車幅方向外側の面と、レールRF82の車幅方向外側の面とは車幅方向において略同一の位置にある。
ここで見切り部28Aでは、凹み部82DにおいてセンタピラーRF62が接合されない箇所が段差部82Eとなる。段差部82Eを有する見切り部28Aはウエザストリップ44の中空シール部44Aが当接した際の隙間となる。このような隙間は雨水等の車内110への浸入経路となるため好ましくない。そこで、本実施形態では、段差部82Eに充填材としてのシール材150を充填することで、見切り部28AにセンタピラーRF62からレールRF82にかけて連続する面を形成した。これにより、センタピラーRF62の第二中部接触面62D、シール材150の表面、及びレールRF82の第二上部接触面82C2による平滑な接触面24Aが形成されるため、雨水等の車内110への浸入が抑制される。
以上、見切り部28Aの構造について説明したが、本実施形態では、見切り部26A、26Cにおいてもシール材150が充填されて平滑な接触面22Aが形成されている。また、見切り部28C、28Eにおいてもシール材150が充填されて平滑な接触面24Aが形成されている。
なお、本実施形態では段差部82Eにシール材150を充填したが、これに限らず、ろう材を充填材として充填してもよい。
(見切り部の変形例)
図10は本実施形態の変形例の見切り部28Aの周囲の断面図(図2のE−E線断面図に相当する図)である。図10に示されるように、本変形例では、センタピラーRF62のレールRF82への接合部のうち見切り部28Aよりも車両前方側では、レールRF82はセンタピラーRF62の板厚分だけ車幅方向内側に凹んだ第一の凹み部82Fを有している。そのため、見切り部28Aを除きセンタピラーRF62の車幅方向外側の面と、レールRF82の車幅方向外側の面とは車幅方向において略同一の位置にある。
また、センタピラーRF62のレールRF82への接合部のうち見切り部28Aでは、レールRF82はセンタピラーRF62の板厚以上に車幅方向内側に凹んだ第二の凹み部82Gを有している。一方、見切り部28Aでは、センタピラーRF62は車両前後方向の端部であって、第二の凹み部82Gの第一の凹み部82Fからの凹み分と同等の凹み量を有する後退部62Eを有している。
本変形例では、センタピラーRF62をレールRF82に接合することで、レールRF82の第二の凹み部82GにセンタピラーRF62の後退部62Eが重なる。これにより、見切り部28Aでは、第二の凹み部82GにおいてセンタピラーRF62が接合されない箇所が段差部82Kとなる。ここで、他の本実施形態では、この段差部82Kにシール材152を充填することで、見切り部28AにセンタピラーRF62の後退部62Eと連続する面である接着面62Gを形成した。
さらに本変形例では、接着面62Gに両面テープ154を介して被覆部材としてのゴムシート156を貼り付けた。これにより、見切り部28AにセンタピラーRF62からレールRF82にかけて連続する面を形成した。
上記の実施形態では、シール材150の充填後、乾燥によりヒケが生じると、接触面24Aとウエザストリップ44との間に隙間を生ずる場合がある。また、ろう材を使用する場合、ろう材の付与量が多いと研削を要する。これに対して本変形例によれば、ヒケを生じる可能性のあるシール材や研削を要するろう材に替えてゴムシート156を最外面とした。これにより、センタピラーRF62の第二中部接触面62D、ゴムシート156の表面、及びレールRF82の第二上部接触面82C2による平滑な接触面24Aが形成されるため、雨水等の車内110への浸入が抑制される。
なお、段差部82Kにおいては、シール材152の代わりにろう材を充填してもよい。
(まとめ)
本実施形態の車両側部構造10は、複数の構造に特徴がある。以下、構造上の特徴と当該特徴による効果について説明する。
本実施形態の車両側部構造10は、閉断面86を有するルーフサイドレール80の車幅方向外側がレールRF82により構成されている。ここで、フロントサイドドア開口部22側において、レールRF82は、フロントサイドドア32の外周部に設けられたウエザストリップ42が当接する第一上部接触面82C1と、ルーフパネル132が接合されるフランジ82Aと、を有している。また、リヤサイドドア開口部24側において、レールRF82は、リヤサイドドア34の外周部に設けられたウエザストリップ44が当接する第二上部接触面82C2と、ルーフパネル132が接合されるフランジ82Aと、を有している。そして、車両側部構造10は、ルーフサイドレール80の車両上方側をフランジ82Aから上部接触面82C(第一上部接触面82C1、第二上部接触面82C2)の車両上方側までを覆うレールガーニッシュ16を備えている。
すなわち、第1の特徴としては、レールRF82自体がウエザストリップ42、44が当接される上部接触面82Cを有すると共に、上部接触面82Cを避けてレールガーニッシュ16が装着される点が挙げられる。
第1の特徴によれば、レールRF82は、フロントサイドドア32側にある第一上部接触面82C1と、リヤサイドドア34側にある第二上部接触面82C2とが露出しており、サイドメンバアウタパネル等に覆われていない。したがって、本実施形態のレールRF82は、各サイドドア30の開放時に準外板として機能する。
また、ルーフサイドレール80を覆うレールガーニッシュ16は、準外板となるレールRF82とは別体の部材である。そのため、第1の特徴によれば、前述した特許文献1に記載された先行技術のように車両側部がルーフサイドレール及び車両後方部側を覆うサイドメンバアウタパネルで構成される場合と比べて、車両側部を覆う部材の使用量が低減されて、車両の軽量化を図ることができる。さらに、車両後方側部からルーフサイドレールまでを覆うサイドメンバアウタパネルを廃し、車両後方部のみを覆うサイドメンバアウタパネル(クォータパネル19)を設けることにより、鋼板からサイドメンバアウタパネル用のブランク材を打ち抜く際のスクラップを減少させて歩留りの向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両側部構造10は、ピラー(フロントピラー50、センタピラー60)の車幅方向外側を構成し、かつレールRF82に接続されるピラーリインフォースメント(フロントピラーRF52、センタピラーRF62)をさらに備えている。ここで第2の特徴としては、フロントピラーRF52はウエザストリップ42が当接する前部接触面52Cを有し、センタピラーRF62はウエザストリップ42が当接する第一中部接触面62Cと、ウエザストリップ44が当接する第二中部接触面62Dを有している点が挙げられる。
本実施形態の車両側部構造10では、フロントピラーRF52において前部接触面52Cが露出し、センタピラーRF62において第一中部接触面62C及び第二中部接触面62Dが露出している。つまり、フロントピラー50及びセンタピラー60はサイドメンバアウタパネル等に覆われていない。したがって、第2の特徴によれば、フロントピラーRF52及びセンタピラーRF62は、各サイドドア30の開放時に準外板として機能する。
ここで、図5を用いて従来技術のセンタピラー160の断面構造との比較を行うと次のとおりである。例えば、図5の二点鎖線で示されるように、従来技術のセンタピラー160において、本実施形態のセンタピラーRF62と同位置にサイドメンバアウタパネルを設配する場合、センタピラーリインフォースメント162は、センタピラーRF62よりも車幅方向内側に配置されることになる。換言すると本実施形態では、ピラーを覆うサイドメンバアウタパネルを廃することで、その分、閉断面66の空洞部分の面積を拡大することができる。つまり、第2の特徴によれば、ピラーにおける断面耐力、剛性を向上させることができる。そして、閉断面66の空洞部分の面積拡大により剛性を確保できる分、ピラーを構成するピラーリインフォースメント等の板厚を薄くして車両の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態の車両側部構造10は、各ピラーリインフォースメントとレールRF82との接続部には車幅方向外側に見切り部を有している。具体的には図1に示されるように、フロントピラーRF52とレールRF82との接続部に見切り部26Aが設けられ、センタピラーRF62とレールRF82との接続部に見切り部26C及び見切り部28Aが設けられている。また、リヤピラーRF72とレールRF82との接続部に見切り部28Cが設けられている。なお、リヤピラーRF72とクォータパネル19との接合部には見切り部28Eが設けられている。
そして、フロントピラーRF52からレールRF82にかけては、充填材としてのシール材150が連続する接触面22Aが形成されるように見切り部26Aに充填されている。同様に、センタピラーRF62からレールRF82にかけては、シール材150が連続する接触面22Aが形成されるように見切り部26Cに充填され、また連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Aに充填されている。また、リヤピラーRF72からレールRF82にかけては、シール材150が連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Cに充填されている。さらに、リヤピラーRF72からクォータパネル19にかけては、シール材150が連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Eに充填されている。
このように、第3の特徴としては、ルーフサイドレール80側に存在する見切り部26A、26C及び見切り部28A、28C、28Eに充填材であるシール材150が充填されている点が挙げられる。
第3の特徴によれば、準外板となるレールリインフォースメントと、準外板となるピラーリインフォースメント又は外板であるクォータパネルとの見切り部に生じる段差を充填材で塞ぐことにより、見切り部における雨水等の浸入を抑制することができる。
特に従来、ドア開口部に見切り部が存在すると、主たるシール面としてサイドドア側にウエザストリップの接触面を設ける必要があった。この場合、サイドドアをプレスドアにすることでサイドドア側の見切りを無くすなど、ドアの構造を大幅に変更する必要があった。これに対して本実施形態は、基本構造を変えることなく、フレームドア、プレスドア等の何れの形態のドアにも対応させることができる。
なお、本実施形態ではドア開口部20の車両上方側にある見切り部26A、26C、28A、28C、28Eに対してシール材150を充填することで雨水等の浸入を抑制したが、この限りではない。例えば、ドア開口部20の車両下方側にある見切り部26B、26D、28B、28Dに対してシール材を充填することにより、路面から跳ね上げられた水等の浸入を抑制することができる。ただし、車両下方側の見切り部26B、26D、28B、28Dはサイドドア30に水が浸入した際の排出経路として機能させることも可能である。そのため、見切り部26B、26D、28B、28Dの一部に対してのみシール材を充填してもよい。
また、本実施形態の変形例の見切り部においては、フロントピラーRF52からレールRF82にかけては、連続する接触面22Aが形成されるように見切り部26Aに被覆部材としてのゴムシート156が設けられている。同様に、センタピラーRF62からレールRF82にかけては、連続する接触面22Aが形成されるように見切り部26Cにゴムシート156が設けられ、連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Aにゴムシート156が設けられている。また、リヤピラーRF72からレールRF82にかけては、連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Cにゴムシート156が設けられている。さらに、リヤピラーRF72からクォータパネル19にかけては、連続する接触面24Aが形成されるように見切り部28Eにゴムシート156が設けられている。
このように、第4の特徴としては、ルーフサイドレール80側に存在する見切り部26A、26C及び見切り部28A、28C、28Eに被覆部材であるゴムシート156が設けられている点が挙げられる。
第4の特徴によれば、準外板となるレールリインフォースメントと、準外板となるピラーリインフォースメント又は外板であるクォータパネルとの見切り部に生じる段差を被覆部材で覆うことにより、見切り部における雨水等の浸入を抑制することができる。また、第4の特徴を有する変形例においても第3の特徴の効果と同様に、基本構造を変えることなく、フレームドア、プレスドア等の何れの形態のドアにも対応させることができる。
さらに、見切り部に充填材を充填する場合と同様に、ドア開口部20の車両下方側にある見切り部26B、26D、28B、28Dに対して被覆部材を設けることにより、路面から跳ね上げられた水等の浸入を抑制することができる。
また、本実施形態の車両側部構造10は、フロントピラー50のフロントピラーRF52とレールRF82との接続部には車幅方向外側に前方見切り部としての見切り部26Aを有している。第5の特徴としては、図3に示されるように、見切り部26Aはフロントフェンダ14から露出するように設けられている点が挙げられる。
本実施形態の車両側部構造10では、フロントピラーRF52とレールRF82との接続部に生じる見切り部26Aがフロントフェンダ14に隠れていない。したがって、第5の特徴によれば、車体骨格としてのフロントピラー50及びルーフサイドレール80にフロントフェンダ14を装着した後からでも見切り部26Aにシール材を塗布することができる。
第6の特徴としては、本実施形態のレールガーニッシュ16は、樹脂製である点が挙げられる。
第6の特徴によれば、金属製のレールガーニッシュ16に比べて、ルーフサイドレール80部分の軽量化を図ることができる。また、ルーフサイドレール80部分のみ意匠性の高い形状や色に設定することができる。さらに、樹脂製のレールガーニッシュ16はクリップ等による脱着が可能であるため、容易に交換することができる。
第7の特徴としては、ルーフサイドレール80は、縦断面視において接触面22Aよりも車幅方向外側に張り出す張出部62H、82Hを有している点が挙げられる。具体的には、レールRF82は上部接触面82Cよりも車幅方向外側に張り出す張出部82Hを有し(図6参照)、センタピラーRF62は第一中部接触面62C又は第二中部接触面62Dよりも車幅方向外側に張り出す張出部62Hを有している(図7参照)。
図7に示されるように、第7の特徴によれば、車両12の側面衝突時において張出部62H、82Hが曲げモーメントの中立軸Mzに対し、最も離れた位置となるため効率的に耐力を向上させることができる。また、張出部82Hは、側面衝突の際、例えば、車幅方向外側からセンタピラー60を介して入力される荷重Fに対して最も近い位置にあるため、圧縮断面変形を抑制する効果を奏する。
第8の特徴としては、レールガーニッシュ16の車両下方側の端部16Bにおいて張出部62H、82H及び接触面22A、24Aと当接する端末部材140を設けている点が挙げられる。例えば、図6に示されるように、先端部140Aは第一上部接触面82C1に当接すると共に、リップ部140Bの先端部は張出部82Hの末端側の面に当接している。また例えば、図7に示されるように、先端部140Aは第一中部接触面62Cに当接すると共に、リップ部140Bの先端部は張出部62Hの末端側の面に当接している。
第8の特徴によれば、端末部材140が弾性力を受けつつ複数個所においてルーフサイドレール80と当接することにより、レールガーニッシュ16の端部16Bの位置のばらつきが抑制される。
補足すると、図8に示されるように、フロントサイドドア32の閉状態において、レールガーニッシュ16のガラスラン46との対向面は、ガラスラン46から延出するリップ部46Aから矢印X方向に押圧されている。一方、端末部材140ではリップ部140BがレールRF82(図8ではセンタピラーRF62)を押圧しており、レールガーニッシュ16では相対的に矢印Y方向の反力を受けている。このように、レールガーニッシュ16の端部16B付近は、対向する2つの力を受けることにより、端部16Bの位置のばらつきが抑制される。
また、本実施形態では、端末部材140の先端部140AがレールRF82(図8ではセンタピラーRF62)に当接している。そのため、例えばユーザが洗車の際、レールガーニッシュ16に手を置いたりして車幅方向外側から力の入力があった際においても、レールガーニッシュ16側では反力を発生させることができる。例えば、金属製のレールガーニッシュの場合、力の入力次第では、デントが発生する可能性があるが、第8の特徴によれば、弾性部材である端末部材140によりレールガーニッシュ16側で入力された荷重を吸収できるため、デントの発生が抑制される。
その他の特徴として、車両側部を広く覆うサイドメンバアウタパネルを廃し、車両側部をフロントフェンダ14、ピラーガーニッシュ15、レールガーニッシュ16、クォータガーニッシュ17、ロッカモール18及びクォータパネル19に分割した点がある。これにより、各部の意匠、すなわち形状や配色の自由度を増すことができる。また、各パネルの材質は、確保すべき強度や成形性に応じて自由に選択することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両側部構造
14 フロントフェンダ
16 レールガーニッシュ
26A 見切り部(前方見切り部)
26C 見切り部
28A 見切り部
28C 見切り部
30 サイドドア
32 フロントサイドドア
34 リヤサイドドア
42 ウエザストリップ
44 ウエザストリップ
50 フロントピラー(ピラー)
52 フロントピラーリインフォースメント
52C 前部接触面(第二の当接面)
60 センタピラー(ピラー)
62 センタピラーリインフォースメント
62C 第一中部接触面(第二の当接面)
62D 第二中部接触面(第二の当接面)
62H 張出部
80 ルーフサイドレール
82 レールリインフォースメント
82C 上部接触面(第一の当接面)
82C1 第一上部接触面(第一の当接面)
82C2 第二上部接触面(第一の当接面)
82H 張出部
132 ルーフパネル
132A フランジ
140 端末部材(弾性部材)
150 シール材(充填材)
156 ゴムシート(被覆部材)

Claims (8)

  1. 車幅方向外側にレールリインフォースメントを有する閉断面構造のルーフサイドレールと、
    前記レールリインフォースメントに形成され、サイドドアの外周部に設けられたウエザストリップが当接する第一の当接面と、
    前記レールリインフォースメントに形成され、ルーフパネルが接合されるフランジと、
    前記ルーフサイドレールにおいて前記フランジから前記第一の当接面の車両上方側までを覆うレールガーニッシュと、
    を備える車両側部構造。
  2. ピラーの車幅方向外側を構成し、かつ前記レールリインフォースメントに重ね合わされた状態で接合されるピラーリインフォースメントをさらに備え、
    前記ピラーリインフォースメントは、前記ウエザストリップが当接する第二の当接面を有する請求項1に記載の車両側部構造。
  3. 前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に見切り部を有しており、
    前記ピラーリインフォースメントから前記レールリインフォースメントにかけて連続する面が形成されるように前記見切り部に充填材が充填されている請求項2に記載の車両側部構造。
  4. 前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に見切り部を有しており、
    前記ピラーリインフォースメントから前記レールリインフォースメントにかけて連続する面が形成されるように前記見切り部に被覆部材が設けられている請求項2に記載の車両側部構造。
  5. フロントピラーの前記ピラーリインフォースメントと前記レールリインフォースメントとの接続部は車幅方向外側に前方見切り部を有しており、
    前記前方見切り部はフロントフェンダから露出するように設けられている請求項2〜4の何れか1項に記載の車両側部構造。
  6. 前記レールガーニッシュは、樹脂製である請求項1〜5の何れか1項に記載の車両側部構造。
  7. 前記ルーフサイドレールは、前記第一の当接面よりも車幅方向外側に張り出す張出部を有する請求項1〜6の何れか1項に記載の車両側部構造。
  8. 前記レールガーニッシュの車両下方側の端部は、前記張出部及び前記第一の当接面に当接する弾性部材が設けられている請求項7に記載の車両側部構造。
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