JP2019084894A - 車両用シート及びシートクッションエアバッグ - Google Patents

車両用シート及びシートクッションエアバッグ Download PDF

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Abstract

【課題】衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させることができる車両用シート及びシートクッションエアバッグを得る。【解決手段】車両用シート10は、シートクッション12の座部18内におけるシート前端部に配置され、作動することでガスを発生させるインフレータ34と、座部18内に配置されて内部にインフレータ34が収納され、インフレータ34からガスが供給されることでシート前後方向を長手方向として膨張する第1バッグ部36Aと、座部18内における第1バッグ部36Aのシート後方側に配置されて第1バッグ部36Aと連通されると共に、シート幅方向を長手方向として第1バッグ部36Aよりもシート幅方向の長さが長い第2バッグ部36Bとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート及びシートクッションエアバッグに関する。
特許文献1には、シートクッションの底部を構成するクッションパネルとシートパッドとの間にシートクッションエアバッグが収納された車両用シートが開示されている。また、特許文献1のシートクッションエアバッグは、平面視で略矩形状とされており、このシートクッションエアバッグの前部にインフレータが配置されている。同様に平面視で略矩形状のシートクッションエアバッグが設けられた構造として、下記特許文献2、3に記載された車両用シートなどがある。
特開2010−52535号公報 特開2007−126117号公報 特開2008−143306号公報
上記特許文献1〜3に開示された車両用シートでは、シートクッションエアバッグがシート上方側へ膨張することで、大腿部をシート上方側へ持ち上げて乗員のシート前方への移動を抑制している。ところで、昨今ではインストルメントパネルの薄型化(小型化)が望まれており、インストルメントパネルを薄型化することで、衝突時又は急制動時に乗員の下肢拘束性能が低下することが考えられる。このため、衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させた車両用シート及びシートクッションエアバッグが望まれている。
本発明は上記事実を考慮し、衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させることができる車両用シート及びシートクッションエアバッグを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、シートクッションの座部内におけるシート前端部に配置され、作動することでガスを発生させるインフレータと、前記座部内に配置されて内部に前記インフレータが収納され、前記インフレータからガスが供給されることでシート前後方向を長手方向として膨張する第1バッグ部と、前記座部内における前記第1バッグ部のシート後方側に配置されて前記第1バッグ部と連通されると共に、シート幅方向を長手方向として前記第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長い第2バッグ部とを有する。
請求項1に記載の発明では、シートクッションの座部内にインフレータ、第1バッグ部及び第2バッグ部が設けられており、インフレータからガスが供給されることで第1バッグ部が膨張する。また、第2バッグ部は、第1バッグ部のシート後方側に配置されて第1バッグ部と連通されているため、この第2バッグ部は、第1バッグ部を介してインフレータからガスが供給されることで膨張する。このように第1バッグ部及び第2バッグ部が膨張することでシートクッションをシート上方側へ膨出させて乗員のシート前方側への移動を抑制する。
ここで、第1バッグ部は、シート前後方向を長手方向として膨張するため、平面視で略矩形状のシートクッションエアバッグと比較して、大腿部とラップする領域が減少し、必要以上に乗員の大腿部が持ち上げられるのを抑制することができる。また、第2バッグ部は、シート幅方向を長手方向として第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長いため、シート前後方向から見て第2バッグ部の断面高さがシート幅方向の一端部から他端部まで略同じ高さとなる。これにより、シート前後方向から見た断面が楕円状となる一般的な構成と比較して、着座状態で大腿部よりもシート下方側に位置する乗員の骨盤をシート前方側から適切に押さえることができる。この結果、乗員の骨盤がシート前方側へ移動するのを抑制することができる。なお、ここでいう略同じ高さとは、厳密にシート幅方向端部とシート幅方向中央部とが同じ高さになっている構成に限定されない。すなわち、シート前後方向から見た断面形状が楕円状の構成と比較してシート幅方向端部とシート幅方向中央部との高さの差が小さい構成を含む。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1において、前記シートクッションは、シート前方側をシート幅方向に延在されたフロントフレームと、シート後方側をシート幅方向に延在されたリヤフレームとを含んで構成されており、前記フロントフレームと前記リヤフレームとの間には、シート幅方向に延在された係止部材が設けられており、前記第2バッグ部は、前記係止部材と乗員の臀部との間に配置されると共に、前記係止部材よりもシート後方側で膨張する。
請求項2に記載の発明では、シート幅方向に延在された係止部材と乗員の臀部との間に第2バッグ部が配置されており、この第2バッグ部は、係止部材よりもシート後方側で膨張する。これにより、第2バッグ部の膨張時には、係止部材に反力をとってシート後方側へ第2バッグ部を膨張させることができ、乗員のシート前方側への慣性移動を抑制することができる。また、この際に、係止部材によってシート前方側から第2バッグ部を支持することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1又は2において、前記第2バッグ部のシート後端部は、ストラップによって前記シートクッションの後部と連結されている。
請求項3に記載の発明では、衝突時又は急制動時にシート前方側へ移動する乗員の骨盤を第2バッグ部で押さえる際に、ストラップによって第2バッグ部がシート前方側へ移動するのを抑制することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートは、請求項3において、前記ストラップは、前記第2バッグ部のシート後端部における上面に連結されている。
請求項4に記載の発明では、第2バッグ部の上面にストラップが連結されている。これにより、第2バッグ部の膨張時に、ストラップによって第2バッグ部をシート上方側から押さえることができ、第2バッグ部がシート上方側へ膨張し過ぎるのを抑制することができる。
請求項5に記載の発明に係るシートクッションエアバッグは、シートクッションの座部内に配置されるシートクッションエアバッグであって、シート前後方向を長手方向として形成され、インフレータからガスが供給されることで膨張する第1バッグ部と、前記第1バッグ部のシート後方側に配置されて前記第1バッグ部と連通されると共に、シート幅方向を長手方向として前記第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長い第2バッグ部と、を有する。
請求項5に記載の発明では、第1バッグ部は、シート前後方向を長手方向として形成されているため、平面視で略矩形状のシートクッションエアバッグと比較して、大腿部とラップする領域が減少し、必要以上に乗員の大腿部が持ち上げられるのを抑制することができる。また、第2バッグ部は、シート幅方向を長手方向として第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長いため、シート前後方向から見て第2バッグ部の断面高さがシート幅方向の一端部から他端部まで略同じ高さとなる。これにより、着座状態で大腿部よりもシート下方側に位置する乗員の骨盤をシート前方側から適切に押さえることができ、骨盤がシート前方側へ移動するのを抑制することができる。
請求項6に記載の発明に係るシートクッションエアバッグは、請求項5において、前記第2バッグ部のシート後端部の上面には、一端部が前記シートクッションの後部に連結されたストラップの他端部と連結されている。
請求項6に記載の発明では、衝突時又は急制動時にシート前方側へ移動する乗員の骨盤を第2バッグ部で押さえる際に、ストラップによって第2バッグ部がシート前方側へ移動するのを抑制することができる。また、第2バッグ部の膨張時に、ストラップによって第2バッグ部をシート上方側から押さえることができ、第2バッグ部がシート上方側へ膨張し過ぎるのを抑制することができる。
以上説明したように、請求項1に係る車両用シートによれば、衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させることができる、という優れた効果を奏する。
請求項2に係る車両用シートによれば、乗員の骨盤がシート前方側へ移動するのを効果的に抑制することができる、という優れた効果を奏する。
請求項3に係る車両用シートによれば、第2バッグ部がシート前方側へ移動するのを抑制することができる、という優れた効果を奏する。
請求項4に係る車両用シートによれば、乗員の大腿部が必要以上に持ち上げられるのを抑制することができる、という優れた効果を奏する。
請求項5に係るシートクッションエアバッグによれば、衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させることができる、という優れた効果を奏する。
請求項6に係るシートクッションエアバッグによれば、第2バッグ部がシート前方側へ移動するのを抑制し、かつ、乗員の大腿部が必要以上に持ち上げられるのを抑制することができる、という優れた効果を奏する。
実施形態に係る車両用シートの平面図であり、シートクッションエアバッグが膨張した状態を示す図である。 図1の2−2線で切断した状態を示す断面図である。 図1の3−3線で切断した状態を示す断面図である。 実施形態に係る車両用シートをシート幅方向から見た図2に対応する断面図であり、シートクッションエアバッグが膨張する前の状態を示す図である。 比較例の車両用シートの平面図であり、シートクッションエアバッグが膨張した状態を示す図である。 図5の6−6線で切断した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るシートクッションエアバッグ36を備えた車両用シート10について説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FRはシート前方向を示し、矢印UPはシート上方向を示し、矢印OUTはシート幅方向外側を示している。以下、前後左右上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート左右方向(シート幅方向)の左右、シート上下方向の上下を示すものとする。また、本実施形態では一例とし、車両用シート10の前後方向、左右方向(幅方向)、及び上下方向は、車両用シート10が搭載された車両の前後左右上下の方向と一致している。
(車両用シート10の全体構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は、シートクッション12を備えており、車両用シート10に着座した乗員Pは、このシートクッション12によって臀部B及び大腿部Dが支持される。また、シートクッション12の後端部には、シートバック14の下端部が連結されており、このシートバック14によって乗員Pの背部が支持される。さらに、シートバック14の上端部にはヘッドレスト16が設けられている。
図4に示されるように、シートクッション12は、骨格部材であるシートクッションフレーム20と、シートクッションフレーム20に取り付けられたシートクッションスプリング28と、スラブウレタン層30とを含んで構成されている。
シートクッションフレーム20は、フロントフレーム22と、リヤフレーム24と、係止部材としての係止パイプ26とを含んで構成されている。また、図3に示されるように、シートクッションフレーム20は、シートクッション12のシート幅方向両側に設けられてシート前後方向に延在されたサイドフレーム21を含んで構成されている。図4に示されるように、フロントフレーム22は、シートクッション12のシート前方側に配置されてシート幅方向に延在されており、サイドフレーム21(図3参照)に架け渡されている。また、フロントフレーム22の上面には下方へ凹んだ凹部22Aが形成されており、この凹部22Aに後述するインフレータ34が収納されている。
リヤフレーム24は、シートクッション12のシート後方側に配置されてシート幅方向に延在されており、シート幅方向から見て上下反転した略U字状に形成されている。また、リヤフレーム24は、フロントフレーム22と同様にサイドフレーム21(図3参照)に架け渡されている。
係止パイプ26は、シート幅方向を軸方向とする略円筒状に形成されており、フロントフレーム22とリヤフレーム24との間に配置されてシート幅方向に延在されている。また、係止パイプ26は、フロントフレーム22及びリヤフレーム24と同様にサイドフレーム21(図3参照)に架け渡されている。
ここで、フロントフレーム22とリヤフレーム24との間にはシートクッションスプリング28が掛け渡されている。シートクッションスプリング28は、シート前後方向に延在された所謂Sバネであり、シート幅方向に間隔をあけて複数配置されている。そして、それぞれのシートクッションスプリング28の後端部がリヤフレーム24の上面24Aに固定されており、シートクッションスプリング28の前端部がフロントフレーム22に固定されている。さらに、シートクッションスプリング28は、係止パイプ26の上端部に接している。
シートクッションスプリング28の上部には、スラブウレタン層30が設けられている。スラブウレタン層30は、ウレタンフォームによって弾性変形可能に形成されており、シートクッションスプリング28に支持されている。また、スラブウレタン層30のシート上方側には後述するシートクッションエアバッグ36が配置されている。
シートクッションフレーム20の上方には、図示しないクッションパッドが設けられており、このクッションパッドは図示しないシート表皮によって外側から覆われている。なお、シートクッション12における乗員Pが着座する部位を座部18とし、この座部18の内部(座部材)にシートクッションエアバッグ装置32が設けられている。また、図中の符号31は、乗員拘束装置を構成するシートベルトの一部であり、乗員Pの腰部を拘束するラップベルトである。
(シートクッションエアバッグ装置)
図1に示されるように、本実施形態に係るシートクッションエアバッグ装置32は、インフレータ34と、シートクッションエアバッグ36と、ストラップ38とを含んで構成されている。
インフレータ34は、シートクッション12の座部18内におけるシート前端部に配置されており、フロントフレーム22の凹部22Aに収納されている(図4参照)。また、インフレータ34は、シート幅方向を軸方向とする略円柱状の所謂シリンダタイプのインフレータであり、このインフレータ34のシート幅方向一端部(右側端部)にはガス噴出部34Aが形成されている。そして、インフレータ34は、作動することでガス噴出部34Aからガスを発生させるように構成されている。
インフレータ34は、ECU(Electronic Control Unit)40と電気的に接続されている。また、ECU40は、車両の衝突を検知する図示しない衝突検知センサと電気的に接続されており、この衝突検知センサからの信号に基づいて衝突時又は急制動時にインフレータ34を作動させるように構成されている。なお、衝突検知センサとしては、例えば、車両の加速度を検出する加速度センサ等を利用することができる。また、衝突検知センサに限らず、車両の衝突を予知するプリクラッシュセンサ等の衝突予知センサからの信号に基づいてインフレータ34を作動させるように制御してもよい。
シートクッションエアバッグ36は、第1バッグ部36Aと第2バッグ部36Bとを含んで構成されており、平面視で略T字状に形成されている。具体的には、第1バッグ部36Aは、座部18内のシート前方側に配置されており、平面視でシート前後方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。また、第1バッグ部36Aは、シートクッション12におけるシート幅方向中央部に配置されており、乗員Pの左右の大腿部Dの間に位置している。
第1バッグ部36Aの前端部の内部には、インフレータ34が収納されている。ここで、インフレータ34から下方側へ図示しないスタッドボルトが突出されており、このスタッドボルトによってインフレータ34が第1バッグ部36Aと共にフロントフレーム22(図4参照)に締結されている。このため、第1バッグ部36Aは、インフレータ34からガスが供給されることで、シート前後方向を長手方向として膨張するように構成されている。
第2バッグ部36Bは、第1バッグ部36Aのシート後方側に配置されており、第1バッグ部36Aと連通されている。また、第2バッグ部36Bは、平面視でシート幅方向を長手方向とする略矩形状に形成されており、第2バッグ部36Bのシート幅方向中央部が第1バッグ部36Aと連通されている。
ここで、第2バッグ部36Bは、第1バッグ部36Aよりもシート幅方向の長さが長く形成されており、第2バッグ部36Bのシート幅方向の両端部は、第1バッグ部36Aよりもシート幅方向外側に位置している。
ここで、第2バッグ部36Bの後端部は、ストラップ38によってシートクッション12の後部と連結されている。具体的には、第2バッグ部36Bの上面にストラップ38が取り付けられており、このストラップ38は、シート前後方向を長手方向とする長尺の帯状に形成されている。また、本実施形態では一例として左右に一対のストラップ38が設けられている。
図4に示されるように、ストラップ38の前端部38Aは、第2バッグ部36Bの後端部の上面に縫製されており、ストラップ38の後端部38Bは、リヤフレーム24の上面24Aに取り付けられている。
ここで、図4の状態からインフレータ34が作動された場合、図2に示されるように、インフレータ34からシートクッションエアバッグ36の第1バッグ部36Aにガスが供給されて第1バッグ部36Aが膨張する。また、第1バッグ部36Aから第2バッグ部36Bへガスが流れて第1バッグ部36Aよりもシート後方側で第2バッグ部36Bが膨張する。
このとき、第2バッグ部36Bは、第1バッグ部36Aよりもシート上下方向に大きく膨張するように形成されている。また、第2バッグ部36Bは、係止パイプ26と乗員Pの臀部Bとの間に位置しており、係止パイプ26よりもシート後方側で膨張するように構成されている。なお、ここでいう「シート後方側で膨張する」とは、膨張状態の第2バッグ部36Bと係止パイプ26とが平面視で重ならない構成に限定されるものではなく、少なくとも第2バッグ部36Bの後端部が係止パイプ26よりもシート後方側で膨張する構成を含む概念である。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態のシートクッションエアバッグ36を備えた車両用シート10では、衝突時又は急制動時にECU40(図1参照)からの信号に基づいてインフレータ34が作動し、図2に示されるようにシートクッションエアバッグ36が膨張する。これにより、シートクッション12をシート上方側へ膨出させることができ、乗員Pのシート前方側への移動を抑制することができる。
ここで、図1に示されるように、本実施形態では、平面視で第1バッグ部36Aがシート前後方向を長手方向として膨張し、第2バッグ部36Bがシート幅方向を長手方向として膨張する。これにより、平面視で略矩形状のシートクッションエアバッグを備えた構成と比較して、衝突時又は急制動時に乗員の拘束性能を向上させることができる。この効果について、比較例の車両用シート100と比較して説明する。
図5及び図6に示されるように、比較例の車両用シート100は、シートクッションエアバッグ装置102を除いて本実施形態の車両用シート10と同様の構成とされている。すなわち、車両用シート100は、シートクッション12、シートバック14及びヘッドレスト16を含んで構成されている。そして、シートクッション12の座部18内にシートクッションエアバッグ装置102が設けられている。
シートクッションエアバッグ装置102は、インフレータ104と、シートクッションエアバッグ106とを含んで構成されている。インフレータ104は、シートクッション12の座部18内におけるシート前端部に配置されており、フロントフレーム22の凹部22Aに収納されている。また、インフレータ104は、シート幅方向を軸方向とする略円柱状の所謂シリンダタイプのインフレータであり、このインフレータ104のシート幅方向一端部(右側端部)にはガス噴出部104Aが形成されている。そして、インフレータ104は、作動することでガス噴出部104Aからガスを発生させるように構成されている。ここで、比較例のシートクッションエアバッグ106は、本実施形態のシートクッションエアバッグ36よりも大きいため、インフレータ104は、本実施形態のインフレータ34よりも大きく、多くのガスを発生させるように構成されている。また、インフレータ104は、本実施形態と同様のECU40と電気的に接続されており、衝突検知センサからの信号に基づいて衝突時又は急制動時にインフレータ104を作動させるように構成されている。
シートクッションエアバッグ106は、平面視で略矩形状に形成されており、シートクッションエアバッグ106の前部は、本実施形態の第1バッグ部36Aよりも広幅に形成されている。このため、比較例のシートクッションエアバッグ106は、平面視で本実施形態のシートクッションエアバッグ36よりも大腿部Dとラップする領域が大きくなるように形成されている。また、シートクッションエアバッグ106にはストラップは連結されておらず、シートクッションエアバッグ106の後端部は座部18内をシート前方側へ移動できるように構成されている。
以上説明した比較例のシートクッションエアバッグ装置102を備えた車両用シート100では、衝突時又は急制動時にインフレータ104が作動してシートクッションエアバッグ106へガスが供給されると、シートクッションエアバッグ106が平面視で略矩形状に膨張する。
図6に示されるように、シートクッションエアバッグ106が膨張することで、シートクッション12がシート上方側へ膨出され、乗員Pの大腿部Dをシート上方側へ持ち上げる(図中矢印A1)。このため、乗員Pの骨盤は、重心Gに対して図中矢印A2で示されるように、シート左側から見て時計回りに回転しようとする。ここで、インストルメントパネルが薄型化(小型化)された車両においては、乗員の下肢をインストルメントパネルで拘束できないことが考えられる。この場合、乗員の骨盤が図中矢印A2の方向に回転してラップベルト31が骨盤の位置からずれる可能性がある。
また、比較例のシートクッションエアバッグ106では、ストラップが設けられていないため、シート前方側へ慣性移動する乗員Pの臀部Bに押されてシートクッションエアバッグ106の後端部がシート前方側へ移動することがある。このように、比較例のシートクッションエアバッグ装置102を備えた車両用シート100において、インストルメントパネルが薄型化されている場合、乗員Pのシート前方への慣性移動を効果的に抑制する観点で改善の余地がある。
以上説明した比較例に対して、本実施形態に係るシートクッションエアバッグ装置32を備えた車両用シート10では、図1に示されるように、第1バッグ部36Aがシート前後方向を長手方向として膨張するため、平面視で乗員Pの大腿部Dとラップする領域が減少し、必要以上に大腿部Dが持ち上げられるのを抑制することができる。すなわち、骨盤がシート左側から見て時計周りに回転するのを抑制することができる。
また、第2バッグ部36Bは、シート幅方向を長手方向として膨張するため、図3に示されるように、シート前後方向から見て第2バッグ部36Bの断面高さがシート幅方向の一端部から他端部まで略同じ高さとなる。これにより、着座状態で乗員Pの大腿部Dよりもシート下方側に位置する骨盤(坐骨PR、PL)をシート前方側から適切に押さえることができ、骨盤がシート前方側へ移動するのを抑制することができる。すなわち、図2に示されるように、シート前方側へ慣性移動する乗員Pの臀部Bに対して第2バッグ部36Bからシート後方側へ力が作用するため、乗員の骨盤が図中矢印A3の方向に回転してラップベルト31による拘束力を高めることができる。この結果、比較例の構造と比較して、衝突時又は急制動時に乗員Pの拘束性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、第2バッグ部36Bが係止パイプ26よりもシート後方側で膨張する。これにより、第2バッグ部36Bの膨張時には、係止パイプ26に反力をとってシート後方側へ第2バッグ部36Bを膨張させることができ、乗員Pのシート前方側への慣性移動を抑制することができる。また、この際に、係止パイプ26によってシート前方側から第2バッグ部36Bを支持することができる。
さらに、本実施形態では、第2バッグ部36Bの後端部の上面とシートクッション12の後部(リヤフレーム24)とがストラップ38によって前後に連結されている。これにより、衝突時又は急制動時にシート前方側へ移動する乗員Pの骨盤を第2バッグ部36Bで押さえる際に、ストラップ38によって第2バッグ部36Bがシート前方側へ移動するのを抑制することができる。
特に本実施形態では、図1及び図3に示されるように、ストラップ38の位置が乗員Pの骨盤の左右の坐骨PR、PLの位置に設けられている。すなわち、平面視でストラップ38と坐骨PR、PLとが重なるように配置されている。これにより、第2バッグ部36Bにおける坐骨PR、PLからの荷重が作用する部位をストラップ38で効果的にシート後方側へ引っ張ることができる。
さらにまた、本実施形態では、第2バッグ部36Bの上面にストラップ38の前端部38Aが連結されている。これにより、第2バッグ部36Bの膨張時に、ストラップ38によって第2バッグ部36Bをシート上方側から押さえることができ、第2バッグ部36Bがシート上方側へ膨張し過ぎるのを抑制することができる。この結果、第2バッグ部36Bのシート前方側への移動を抑制し、かつ、乗員Pの大腿部Dが必要以上に持ち上げられるのを抑制することができる。
さらにまた、本実施形態では、図1に示されるように、シートクッションエアバッグ36の全体形状を平面視で略T字状としたことにより、平面視で略矩形状である比較例のシートクッションエアバッグ106と比較して体積が減少する。これにより、インフレータ34を小型化することができ、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
以上、実施形態に係る車両用シート10について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施形態では、第1バッグ部36Aのシート幅方向の長さ(幅)と第2バッグ部36Bのシート前後方向の長さ(幅)とを略同じ長さとしているが、これに限定されない。第1バッグ部36Aのシート幅方向の長さを長くして、平面視で乗員Pの大腿部Dと重なるようにしてもよい。この場合、第2バッグ部36Bへのガス流路が拡張されるため、インフレータ34の作動時に第2バッグ部36Bへより迅速にガスを供給することができる。
また、本実施形態では、左右一対のストラップ38を設けたが、これに限定されない。例えば、1つのストラップで第2バッグ部36Bのシート幅方向中央部をシート後方側へ引っ張る構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、図2に示されるように、ストラップ38の前端部38Aを第2バッグ部36Bの後端部の上面に縫製したが、これに限定されない。例えば、ストラップ38の前端部38Aを第2バッグ部36Bの後端部のシート上下方向中央部に縫製してもよい。また、ストラップ38とは別のストラップを第2バッグ部36Bの後端部の下面に縫製し、このストラップとストラップ38とで第2バッグ部36Bを上下から挟んだ構成としてもよい。
10 車両用シート
12 シートクッション
18 座部
22 フロントフレーム
24 リヤフレーム(シートクッションの後部)
26 係止パイプ(係止部材)
34 インフレータ
36 シートクッションエアバッグ
36A 第1バッグ部
36B 第2バッグ部
38 ストラップ

Claims (6)

  1. シートクッションの座部内におけるシート前端部に配置され、作動することでガスを発生させるインフレータと、
    前記座部内に配置されて内部に前記インフレータが収納され、前記インフレータからガスが供給されることでシート前後方向を長手方向として膨張する第1バッグ部と、
    前記座部内における前記第1バッグ部のシート後方側に配置されて前記第1バッグ部と連通されると共に、シート幅方向を長手方向として前記第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長い第2バッグ部と、
    を有する車両用シート。
  2. 前記シートクッションは、シート前方側をシート幅方向に延在されたフロントフレームと、シート後方側をシート幅方向に延在されたリヤフレームとを含んで構成されており、
    前記フロントフレームと前記リヤフレームとの間には、シート幅方向に延在された係止部材が設けられており、
    前記第2バッグ部は、前記係止部材と乗員の臀部との間に配置されると共に、前記係止部材よりもシート後方側で膨張する請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記第2バッグ部のシート後端部は、ストラップによって前記シートクッションの後部と連結されている請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記ストラップは、前記第2バッグ部のシート後端部における上面に連結されている請求項3に記載の車両用シート。
  5. シートクッションの座部内に配置されるシートクッションエアバッグであって、
    シート前後方向を長手方向として形成され、インフレータからガスが供給されることで膨張する第1バッグ部と、
    前記第1バッグ部のシート後方側に配置されて前記第1バッグ部と連通されると共に、シート幅方向を長手方向として前記第1バッグ部よりもシート幅方向の長さが長い第2バッグ部と、
    を有するシートクッションエアバッグ。
  6. 前記第2バッグ部のシート後端部の上面には、一端部が前記シートクッションの後部に連結されたストラップの他端部と連結されている請求項5に記載のシートクッションエアバッグ。
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