JP2008143306A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の支持プレート4と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバー20を設ける。
【選択図】図1
Description
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づき説明する。なお、以下の説明では、車両の前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定し、シートの場合には、車両に装備された状態を基準に、車両の前記各方向と対応して前、後、上、下、左、右を規定している。第1実施形態におけるエアバッグ装置は、自動車等の車両に搭載される車両用シートに備えられるものであり、このエアバッグ装置によって同車両用シートに着座した乗員の前滑りの抑制が図られている。図1は、この車両用シートの側方から見た断面構造を示したものである。
(1)乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の支持プレート4と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバー20を設けることとした。したがって、エアバッグ11の下面が保護カバー20によって覆われるため、エアバッグ11が支持プレート4と直接接触してこすれることを防止することができ、エアバッグ11を支持プレート4上に展開した状態で配設してもその損傷を抑制することができるようになる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。この第2実施形態においては、座部内に配置したエアバッグの対向する両端部の変位が規制されることにより、エアバッグの変位に伴うこすれが抑制されている。以下、このエアバッグを含む車両シートの構成について図4及び図5を併せ参照して説明する。なお、この図4は支持プレート4状に展開して配置されたエアバッグ11の斜視状態を示しており、図5は同じくエアバッグ11の側方から見た状態を示している。また、以下の説明において第1の実施形態と同様の部材には同じ符号を付している。
(4)乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の車両前方側の端部をボルト13によって支持プレート4に対し固定し、その後方側の端部11aに留具25により支持プレート4に固定されたストラップ21〜24を接続してその変位を抑制する。そして、エアバッグ11の膨張に伴ってストラップ21〜24の固定孔21a〜24aに対する留具25の挿通が解除されることにより、エアバッグ11が固定状態から解放されることとした。したがって、エアバッグ11の膨張に伴って、変位の規制された両端部の一方が解放されるため、膨張時の収縮によってエアバッグ11が引っ張られて損傷することを抑制することができるようになる。その結果、展開した状態のエアバッグ11の対向する両端部を緊張して引っ張るように固定することができ、膨張前のエアバッグ11の移動を抑制することができるため、この移動に伴うエアバッグ11のこすれ等に起因するエアバッグ11の損傷を抑制することができるようになる。
・第1の実施形態において、支持プレート4の外縁からはみだしたエアバッグ11の部分を上側に折り返すこととしたが、このような折りの方法は適宜変更可能である。例えば、図7に示されるように、エアバッグ11の支持プレート4の外縁からはみ出す部分を、エアバッグ11内側に向けて折り込む構成が採用可能である。この場合、膨張時にこの折り込んだ部分が迅速に展開させることができるようになる。
・また、図8に示されるように、エアバッグ11の車両後方側の端部11aに対しストラップ22が接続され、車両前方側の端部に対してストラップ24が接続される場合、ストラップ24の構成は以下のように変更可能である。すなわち、図9(b)に示されるように、ストラップ24においては固定孔24aから補助スリットを延設しなくてもよい。この場合、ストラップ24はエアバッグ11を後方に向けて引っ張らないため、エアバッグ11の膨張時にこのストラップ24による固定状態からエアバッグ11を解放する必要がないためである。また、この場合図9(a)に示されるようストラップ22に車両後方側に延設される補助スリット22bを形成しても、エアバッグ11の膨張前における車両前方側への変位はストラップ24の固定孔24aによって抑制可能である。
Claims (10)
- 乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、
前記エアバッグの前記載置部材と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバーが設けられる
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
前記エアバッグは、前記保護カバーに内包されてなり、
同保護カバーには、前記エアバッグの膨張に伴って同エアバッグから受ける力により破断するよう形成された脆弱部が設けられてなる
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
前記エアバッグのうち、前記載置部材の外縁からはみ出す部分は車両上方に向けて折り返されてなる
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
前記エアバッグのうち、前記載置部材の外縁からはみ出す部分は同エアバッグの内側に向けて折り込まれてなる
ことを特徴とする車両用シート。 - 乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、
配置した状態の前記エアバッグの対向する両端部の変位を規制するとともに、前記エアバッグの膨張に伴って前記両端部の少なくとも一方をその規制状態から解放する
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
前記エアバッグは、展開した状態において四角形となるよう形成されてなるとともに、その車両前方側の端部と車両後方側の端部とが固定され、同エアバッグの膨張に伴って車両後方側の端部がその規制状態から解放される
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項5又は6の車両用シートにおいて、
前記エアバッグの端部は、同エアバッグに接続された固定部材に形成された固定孔に留具が挿通されることにより変位が規制され、前記エアバッグの膨張に伴って前記固定孔に対する前記留具の挿通が解除されることにより解放される
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項7に記載の車両用シートにおいて、
前記留具は前記固定孔よりも大径に形成された頭部を有し、前記固定孔は前記エアバッグの膨張に伴って前記頭部よりも同固定孔の径を拡大させる補助スリットを有する
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項8に記載の車両用シートにおいて、
前記補助スリットは、前記エアバッグの膨張時において同エアバッグの長さが小さくなる方向に沿って形成されてなる
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項8又は9に記載の車両用シートにおいて、
前記エアバッグの端部は一対の固定部材によって変位が規制され、
同固定部材はそれぞれに形成された前記固定孔に対して共通の留具が挿通されることにより固定されるとともに、前記補助スリットは前記固定孔から互いに異なる方向に延設されている
ことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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- 2006-12-08 JP JP2006331719A patent/JP2008143306A/ja active Pending
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