JP2008143306A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に展開した状態で配置されるエアバッグを有する車両用シートにおいて、シート内でのエアバッグの損傷を抑制することのできる車両用シートを提供する。
【解決手段】乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の支持プレート4と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバー20を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に自動車等の車両に搭載される車両用シートに関し、特に乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に展開した状態で配置されるエアバッグを有する車両用シートの改良に関する。
主に自動車等の車両にあっては、衝突等により大きな衝撃が加えられた場合に、シートに着座する搭乗者の体が沈み込んでシートベルトの下を潜り抜けるように前滑りしてしまう現象、いわゆるサブマリン現象が発生する可能性があることが知られている。そこで従来、このようなサブマリン現象の発生を抑制する車両用シートとして、搭乗者が着座するシートの座部内に設けられるエアバッグをガスの充填により膨張させることによって搭乗者の大腿部の裏面を車両後方に向けて押圧するようにしたシート等も提案されている(例えば特許文献1)。このシートにおいては、座部のクッション部を支持するように配設された板状の支持プレートが設けられており、エアバッグは膨張前においてこの支持プレート上に展開した状態で配設されている。
特開2002−079861号公報 特開2001−247010号公報
ところで、上述のようにエアバッグを支持プレート上に展開させて設けると、膨張していない状態のエアバッグの上方に位置するクッションにおける乗員の変位等によりエアバッグが座部内で変位し、この変位の際に他の部材とこすれることでエアバッグが損傷するおそれがある。これに対して、例えば特許文献2に記載のように、座部内においてエアバッグの前端および後端が固定された構成を採用した場合には、こうしたエアバッグの変位を抑制可能である。しかしながら、このような構成であってもエアバッグの膨張時にはその前後方向の長さが小さくなるため、この前後方向の収縮分を見込んでエアバッグを固定する必要があり、エアバッグを十分に拘束することができず、その変位抑制効果も限定されたものとなる。
なお、こうした課題は、着座した乗員の前滑りを抑制する構造を有する車両用シートに限らず、乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有する車両用シートであれば、概ね共通して発生することとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有する車両用シートにおいて、シート内でのエアバッグの損傷を抑制することのできる車両用シートを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、前記エアバッグの前記載置部材と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバーが設けられることをその要旨とする。
同構成によれば、エアバッグの下面が保護カバーによって覆われるため、エアバッグが載置部材と直接接触してこすれることを防止することができ、エアバッグを載置部材上に展開した状態で配設してもその損傷を抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記エアバッグは、前記保護カバーに内包されてなり、同保護カバーには、前記エアバッグの膨張に伴って同エアバッグから受ける力により破断するよう形成された脆弱部が設けられてなることをその要旨とする。
エアバッグを保護カバーにより内包するとエアバッグが保護カバー外部の部材と直接接触することがなくなるため、エアバッグの損傷をより効果的に防ぐことができるようになるが、一方でエアバッグの膨張展開がこのカバーにより阻害されるおそれがある。この点、上記構成のように保護カバーにエアバッグの膨張に伴って同エアバッグから受ける力により破断するよう形成された脆弱部を設けることで、エアバッグがこの脆弱部から適切に展開するようになる。
ここで、展開した状態のエアバッグを載置部材上に配設すると、エアバッグのサイズやその配設態様によってはエアバッグの一部が載置部材の外縁からはみ出る場合がある。そして、このようにエアバッグがはみ出ると、載置部材の端部においてエアバッグがこすれたり、載置部材の下方に位置する部材とエアバッグが接触したりしてエアバッグが損傷する可能性がある。そこで、このような問題を回避するために、展開したエアバッグのうち、載置部材の外縁からはみ出す部分を、請求項3に記載の構成のように車両上方に向けて折り返したり、請求項4に記載の構成のようにエアバッグの内側に向けて折り込んだりしている。なお、車両上方に向けて折り返す場合は、折り返しが容易に行うことができるためエアバッグの配設が簡易となり、エアバッグの内側に向けて折り込む場合は膨張時にこの折り込んだ部分が迅速に展開するようになる。
また上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、配置した状態の前記エアバッグの対向する両端部の変位を規制するとともに、前記エアバッグの膨張に伴って前記両端部の少なくとも一方をその規制状態から解放することをその要旨とする。
エアバッグは膨張に伴って所定の方向の長さが小さくなるため、エアバッグの膨張前の展開した状態においてこの所定方向における両端部を拘束するようになっていると、この所定方向の収縮に伴ってエアバッグが損傷するおそれがある。この点、同構成によれば、エアバッグの膨張に伴って、変位の規制された両端部の少なくとも一方が解放されるため、膨張時の収縮によってエアバッグが引っ張られて損傷することを抑制することができるようになる。したがって、展開した状態のエアバッグの対向する両端部を緊張して引っ張るように固定することができ、膨張前のエアバッグの移動を抑制することができるため、この移動に伴うエアバッグのこすれ等に起因するエアバッグの損傷を抑制することができるようになる。
このようなエアバッグの端部の変位の規制の一態様としては、例えば請求項6に記載のもののように、前記エアバッグが、展開した状態において四角形となるよう形成されてなるとともに、その車両前方側の端部と車両後方側の端部とが固定され、同エアバッグの膨張に伴って車両後方側の端部がその規制状態から解放される構成を採用することができる。
なお、このように膨張時にエアバッグの端部を解放するために、例えば請求項7に記載の構成を採用することができる。すなわち、請求項7に記載の発明によるように、請求項5又は6に記載の車両用シートにおいて、前記エアバッグの端部は、同エアバッグに接続された固定部材に形成された固定孔に留具が挿通されることにより変位が規制され、前記エアバッグの膨張に伴って前記固定孔に対する前記留具の挿通が解除されることにより解放されるといった構成を採用することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の車両用シートにおいて、前記留具は前記固定孔よりも大径に形成された頭部を有し、前記固定孔は前記エアバッグの膨張に伴って前記頭部よりも同固定孔の径を拡大させる補助スリットを有することをその要旨とする。
同構成によれば、エアバッグの膨張前の状態においては、エアバッグに接続された固定部材が固定孔に挿通される留具の頭部によって押さえられて固定されている。そして、エアバッグの膨張に伴って、スリットにより固定孔の径が留具の頭部よりも拡大される。そのため、固定部材が留具の頭部から抜けやすくなり、エアバッグの端部の解放を円滑に実行することができるようになる。
なお、このように固定孔の拡径を補助する補助スリットは、請求項9に記載のように、エアバッグの長さが小さくなる方向に沿って形成されることが望ましい。このように補助スリットを設けることで、エアバッグの長さの縮小に伴って発生する引っ張り応力を補助スリットに対し効果的に作用させることができるようになるため、この補助スリットを通じた固定孔の拡径もより円滑に行われるようになる。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の車両用シートにおいて、前記エアバッグの端部は一対の固定部材によって変位が規制され、同固定部材はそれぞれに形成された前記固定孔に対して共通の留具が挿通されることにより固定されるとともに、前記補助スリットは前記固定孔から互いに異なる方向に延設されていることをその要旨とする。
ところで、上述のように固定孔から補助スリットを延設すると、エアバッグの膨張前の展開した状態において、固定孔に挿通された留具の位置がこの固定孔から補助スリットへと変わることが許容されるおそれがある。この場合、エアバッグが変位してエアバッグの引っ張り態様が変化することがあるため、このようなエアバッグの変位が上述したようなエアバッグのこすれ等を誘発してしまうことがある。この点、上記構成によれば一方の固定部材の留具の位置が固定孔からその補助スリットに変わろうとしても、他方の固定部材の固定孔がこの位置の変化を妨げるため、エアバッグ膨張前におけるエアバッグの変位を抑制することができるようになる。
本発明の車両用シートは、乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に展開した状態で配置されるエアバッグを有する車両用シートにおいて、シート内でのエアバッグの損傷を抑制することができるようになる。
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づき説明する。なお、以下の説明では、車両の前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定し、シートの場合には、車両に装備された状態を基準に、車両の前記各方向と対応して前、後、上、下、左、右を規定している。第1実施形態におけるエアバッグ装置は、自動車等の車両に搭載される車両用シートに備えられるものであり、このエアバッグ装置によって同車両用シートに着座した乗員の前滑りの抑制が図られている。図1は、この車両用シートの側方から見た断面構造を示したものである。
同図1に示されるように、この車両用シート1は乗員Pの臀部から大腿部を支える座部2と、リクライニング可能に構成された背もたれ部3とを備えている。この座部2内には、その下方において、板状に形成された支持プレート4が設けられており、この支持プレート4の上方に乗員Pを直接支持するクッション5が設けられている。そして、この支持プレート4とクッション5との間の空間には、上述したエアバッグ装置10が配設されている。
このエアバッグ装置10は、板状の支持プレート4上に折りが解かれて展開した状態にて配置されたエアバッグ11を有している。また、このエアバッグ11内には、その膨張用のガスの発生源となるインフレータ12が設けられている。インフレータ12は、その内部に図示しないイグナイターとガス発生剤とを備えてエアバッグ11内に供給するガスを発生させるものであり、軸方向に長い円柱状に形成されて、車両の車幅方向が長手方向となるように上記支持プレート4が一部凹んで形成されたパン4a内に収容されている。また、インフレータ12からはその固定用のボルト13が延設されており、このボルト13がパン4aに挿通されてナットが挿通されることにより、インフレータ12と、エアバッグ11の車両前方側の部位とが支持プレート4に対し固定されている。
このようにエアバッグ11が支持プレート4上に展開した状態で配置されていると、例えば次のような問題がエアバッグ11に生じうる。すなわち、エアバッグ11の膨張前の状態において、シート1に着座した乗員Pがシート1上にて車両の前後方向に動くと、その動きがクッション5を介してエアバッグ11に伝わり、エアバッグ11が支持プレート4上において変位して支持プレート4等とこすれることがある。このようなエアバッグ11のこすれは、エアバッグ11の損傷の原因にもなりうるため好ましくない。そこで、エアバッグ11の周りには、これを内包するように保護カバー20が設けられている。
この保護カバー20は、例えばエアバッグ11と同様の不織布により形成されており、エアバッグ11の上方及び下方を覆うように、すなわち、エアバッグ11とクッション5との間とエアバッグ11と支持プレート4との間に位置するように設けられている。次に、この保護カバー20の具体的な構成について図2を併せ参照して説明する。この図2は、その内部にエアバッグ11を内包した保護カバー20の斜視状態を示している。
同図2に示されるように、保護カバー20は、エアバッグ11を内包した状態にて設けられており、その車幅方向における両端部には同保護カバー20の長手方向に沿って孔20aが所定間隔毎に形成されている。保護カバー20において、この孔20aが形成された部位は、エアバッグ11が膨張する際にこのエアバッグ11から受ける力により破断されるようにその強度が設定されており、脆弱部として機能する。したがって、エアバッグ11を保護カバー20によって覆うように構成しても、エアバッグ11の展開性の悪化を極力抑制することができ、保護カバー20によってクッション5や支持プレート4とのこすれ等に起因するエアバッグ11の損傷が抑制されている。
また、本実施形態におけるエアバッグ11はその配設態様においても図3にて示すような工夫が施されている。なお、この図3(a)は支持プレート4上にて展開して配置したエアバッグ11をその上方から見た状態を示しており、図3(b)は同じくこのエアバッグ11の斜視状態を示している。
すなわちこのエアバッグ11では、同図3(a),(b)に示されるように、エアバッグ11を支持プレート4上にて展開した際に、この支持プレート4の外縁4bからはみ出る部分がラインL1,L2,L3に沿って上方に向けて折り返されている。このように、エアバッグ11が配設されることで、エアバッグ11の一部が支持プレート4の外縁4bからはみだし、このはみだした部分が支持プレート4の外縁4bとこすれたり、支持プレート4の下方に位置する部材と接触したりすることが防止されるようになる。なお、本実施形態においては、上記のようにエアバッグ11を折り返した状態で、保護カバー20内にエアバッグ11を収納している。そして、保護カバー20は、支持プレート4の外縁4bからはみ出ない形状寸法に形成されている。
以上に示した本実施形態の車両用シート1は以下に示す効果を奏することができる。
(1)乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の支持プレート4と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバー20を設けることとした。したがって、エアバッグ11の下面が保護カバー20によって覆われるため、エアバッグ11が支持プレート4と直接接触してこすれることを防止することができ、エアバッグ11を支持プレート4上に展開した状態で配設してもその損傷を抑制することができるようになる。
(2)エアバッグ11を、保護カバー20によって内包し、エアバッグ11の膨張に伴って同エアバッグ11から受ける力により破断するよう保護カバー20に孔20aを所定間隔毎に設けることとした。したがって、エアバッグ11が保護カバー20外部の部材と直接接触することがなくなるため、エアバッグ11の損傷をより効果的に防ぐことができるようになる。更に、エアバッグ11の膨張に伴って保護カバー20が破断されるため、エアバッグ11がこの破断した部位から適切に展開するようになる。
(3)展開したエアバッグ11のうち、支持プレート4の外縁4bからはみ出した部分を、車両上方に向けて折り返すこととした。したがって、エアバッグ11が支持プレート4の外縁4bからはみ出て支持プレート4の端部においてエアバッグ11がこすれたり、支持プレート4の下方に位置する部材とエアバッグ11とが接触したりしてエアバッグ11が損傷することを防止することができるようになる。更にこのような上側に折り返す構成にあっては、折り返しが容易に行うことができるためエアバッグ11の配設が簡易となる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。この第2実施形態においては、座部内に配置したエアバッグの対向する両端部の変位が規制されることにより、エアバッグの変位に伴うこすれが抑制されている。以下、このエアバッグを含む車両シートの構成について図4及び図5を併せ参照して説明する。なお、この図4は支持プレート4状に展開して配置されたエアバッグ11の斜視状態を示しており、図5は同じくエアバッグ11の側方から見た状態を示している。また、以下の説明において第1の実施形態と同様の部材には同じ符号を付している。
同図4に示されるように、エアバッグ11の車両後方側における端部11aには、固定部材であるストラップ21〜24が接続されている。より詳しくは図5に示されるように、エアバッグ11の端部11aの上面に対しては、ストラップ21,22が接続されており、一方端部11aの下面に対してはストラップ23,24が接続されている。これらの各ストラップ21〜24は、留具25により支持プレート4に対し固定されている。すなわち、エアバッグ11は、その車両前方側の端部がその内部に設けられたインフレータ12(図5参照)から延設されたボルト13によって支持プレート4に固定されて変位を抑制されており、一方車両後方側の端部がストラップ21〜24を介して変位を抑制されている。なお、このように車両の前後両端部において固定された状態において、展開された状態のエアバッグ11が前後方向において緊張した状態となることがエアバッグ11の変位を抑制する上では望ましい。
ところで、エアバッグ11は膨張すると図5において2点鎖線にて示すように、その車両上下方向における厚みが大きくなるため、車両前後方においては収縮、すなわちその前後方向の長さが小さくなろうとする。しかしながら、上述したようにエアバッグ11の前後両端部の変位は規制されていることから、この収縮の態様によってはエアバッグ11の固定部位に大きな応力が作用し、エアバッグ11の損傷の原因にもなり得る。特に、上述したように展開された状態のエアバッグ11が前後方向において緊張した状態にて固定されている場合においはこのような問題は一層顕著となる。一方、前後方向において撓んで弛緩した状態にてエアバッグ11の車両前後両端部を固定することとすると、このような問題は回避可能であるが、エアバッグ11の変位を抑制するという点においてはその効果は限定されたものとなってしまう。
そこで、本実施形態の車両用シート1にはエアバッグ11の膨張前における変位の抑制と膨張時における損傷の防止との両立を図るために、以下に示す工夫が施されており、この工夫について図6を併せ参照して説明する。図6(a)は、エアバッグ11の上面側に接続されるストラップ21を上方から見た状態を示しており、図6(b)は、エアバッグ11の下面側に接続されるストラップ23を下方から見た状態を示している。なお、特に図示しないがストラップ22にはストラップ21と同様の構成が、ストラップ24にはストラップ23と同様の構成がそれぞれ採用されている。
図6(a)に示されるように、ストラップ21には、その後端部に円形状の固定孔21aが形成されている。また同様に、図6(b)に示されるように、ストラップ23にも、その後端部に円形状の固定孔23aが形成されている。そして、これらの固定孔21a,23aに対して共通の留具25が挿通されている。この留具25はその軸部25aの端部に拡径された頭部25bを有しており、この頭部25bの径は固定孔21a,23aの径よりも大きくなっている。したがって、各ストラップ21〜24はこの留具25の頭部25bによって支持プレート4からの離間が規制されている。
また、図6(a)に示されるように、ストラップ21には、固定孔21aから車両前方側に向けて補助スリット21bが延設されている。一方図6(b)に示されるように、ストラップ23には、固定孔23aから車両後方側に向けてスリット23bが延設されている。このようにストラップ21,23に補助スリット21b,23bがそれぞれ形成されることで次のような作用効果を得ることができる。すなわち、エアバッグ11が膨張するとストラップ21,23が車両の前方上方に向けて引っ張られるため、固定孔21a,23aに対し留具25の頭部25bから引っ張り応力が作用する。この際、固定孔21a,23aからは補助スリット21b,23bが延設されていることから、この補助スリット21b,23bを通じて固定孔21a,23aの拡径が円滑に行われる。更に、補助スリット21b,23bは、固定孔21a,23aからエアバッグ11の収縮方向、すなわちその長さが小さくなる方向に沿って形成されていることから、エアバッグ11の長さの縮小に伴って発生する引っ張り応力を補助スリット21b,23bに対し効果的に作用させることができるようになる。そして、拡径した固定孔21a,23aが留具25の頭部25bよりも大きくなると、ストラップ21,23が留具25の頭部25bから抜けやすくなり、エアバッグ11の車両後方側の端部11aの固定状態からの解放が円滑に実行されるようになる。
また、ストラップ21における補助スリット21bは車両前方側へと延設されているのに対し、ストラップ23における補助スリット23bは車両後方側へと延設されている。したがって、エアバッグ11の膨張前の状態において、エアバッグ11に車両前方方向への力が作用して、ストラップ23が補助スリット23b内に留具25の軸部25aが位置するように変位しようとしても、このストラップ23の変位は他のストラップ21の固定孔21aの縁により規制されることとなる。したがって、エアバッグ11が変位してエアバッグ11の引っ張り態様が変化した結果生じるエアバッグ11のこすれを抑制することができるようになる。
以上に示した本実施形態の車両用シート1は以下に示す効果を奏することができる。
(4)乗員Pが着座する座部2内に設けられた支持プレート4上に展開した状態でエアバッグ11を配置し、このエアバッグ11の車両前方側の端部をボルト13によって支持プレート4に対し固定し、その後方側の端部11aに留具25により支持プレート4に固定されたストラップ21〜24を接続してその変位を抑制する。そして、エアバッグ11の膨張に伴ってストラップ21〜24の固定孔21a〜24aに対する留具25の挿通が解除されることにより、エアバッグ11が固定状態から解放されることとした。したがって、エアバッグ11の膨張に伴って、変位の規制された両端部の一方が解放されるため、膨張時の収縮によってエアバッグ11が引っ張られて損傷することを抑制することができるようになる。その結果、展開した状態のエアバッグ11の対向する両端部を緊張して引っ張るように固定することができ、膨張前のエアバッグ11の移動を抑制することができるため、この移動に伴うエアバッグ11のこすれ等に起因するエアバッグ11の損傷を抑制することができるようになる。
(5)留具25に固定孔21a〜24aよりも大径な頭部25bを形成し、エアバッグ11の膨張に伴って頭部25bよりも同固定孔21a〜24aの径を拡大させる補助スリット21b〜24bを固定孔21a〜24aから延設することとした。すなわち、エアバッグ11の膨張前の状態においては、エアバッグ11に接続されたストラップ21〜24が固定孔21a〜24aに挿通される留具25の頭部25bによって押さえられて固定されている。そして、エアバッグ11の膨張に伴って、補助スリット21b〜24bにより固定孔21a〜24aの径が留具25の頭部25bよりも拡大される。そのため、ストラップ21〜24が留具25の頭部25bから抜けやすくなり、エアバッグ11の端部の解放を円滑に実行することができるようになる。
(6)固定孔21a〜24aの拡径を補助する補助スリット21b〜24bを、膨張時におけるエアバッグ11の長さが小さくなる方向に沿って形成することとした。したがって、エアバッグ11の長さの縮小に伴って発生する引っ張り応力を補助スリット21b〜24bに対し効果的に作用させることができるようになるため、この補助スリット21b〜24bを通じた固定孔21a〜24aの拡径もより円滑に行われるようになる。
(7)エアバッグ11の端部11aの変位を一対のストラップ21,23(ストラップ22,24)によって規制し、ストラップ21,23のそれぞれに形成された固定孔21a,23aに対して共通の留具25が挿通することにより固定する。そして、補助スリット21b,23bは固定孔21a,23aから互いに異なる方向に延設することとした。したがって、一方のストラップ23に対する留具25の位置が固定孔23aからその補助スリット23bに変わろうとしても、他方のストラップ21の固定孔21aがこの位置の変化を妨げるため、エアバッグ11膨張前におけるエアバッグ11の変位を抑制することができるようになる。
なお、本実施形態はこれを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・第1の実施形態において、支持プレート4の外縁からはみだしたエアバッグ11の部分を上側に折り返すこととしたが、このような折りの方法は適宜変更可能である。例えば、図7に示されるように、エアバッグ11の支持プレート4の外縁からはみ出す部分を、エアバッグ11内側に向けて折り込む構成が採用可能である。この場合、膨張時にこの折り込んだ部分が迅速に展開させることができるようになる。
・第1の実施形態において保護カバー20にエアバッグ11の膨張に伴って作用する力によって破断可能な脆弱部を設けることとしたが、この構成は上述し孔20aを形成し強度を低下させるものの他、例えば次のような構成を採用可能である。すなわち、エアバッグ11の応力が作用する部位において保護カバーを構成する不織布同士を縫着し、上記応力によりこの縫着された部位が破断される構成等である。また、このような脆弱部が設けられる位置は適宜変更可能である。
・第1の実施形態においては保護カバー20によりエアバッグ11が内包されることとしたが、保護カバーはエアバッグ11の少なくとも下面を覆うように設けられていれば、支持プレート4等の載置部材との接触に起因するこすれを抑制することができる。また、この場合、保護カバーがエアバッグ11の膨張を規制することはないため、保護カバーに上述のような脆弱部を設ける必要はない。
・第2の実施形態において、補助スリット21b〜24bと固定孔21a〜24aとは互いに連通することとしたが、互いの境界における連通が一部遮断されている場合であっても、この遮断部位が上述した引っ張り応力により破断可能なものであればよい。
・第2の実施形態において、エアバッグ11はその前後方向において緊張した状態において前後方向両端が固定されることとしたが、エアバッグ11は展開された状態においてその両端が固定されるだけでも、その変位を抑制することは可能である。
・第2の実施形態において、エアバッグ11の車両前方側の端部をボルト13によって固定し、車両後方側の端部11aをストラップ21〜24を通じて固定することとしたが、これは例えば車両の前後両端部をストラップにより固定するといった構成に変更してもよい。
・第2の実施形態においてエアバッグ11のストラップ21〜24の支持プレート4に対する固定を解除する構成として補助スリット21b〜24bにより固定孔21a〜24aを拡径する構成を採用したがこれは次のような構成に適宜変更可能である。例えば、エアバッグ11とストラップ21〜24との連結部位の強度を低下させ、この部位がエアバッグ11の膨張に伴って判断するようにしてもよい。また、ストラップ21〜24を固定する留具25がエアバッグ11の膨張に伴って支持プレート4から抜けるように構成しても良い。
・ストラップ21〜24に形成される補助スリットの延設方向は、エアバッグ11の膨張時における収縮方向に沿っていなくともこの膨張時に作用する応力により各ストラップ21〜24の固定孔21a〜24aを拡径させうる場合は、適宜変更可能である。
・また、図8に示されるように、エアバッグ11の車両後方側の端部11aに対しストラップ22が接続され、車両前方側の端部に対してストラップ24が接続される場合、ストラップ24の構成は以下のように変更可能である。すなわち、図9(b)に示されるように、ストラップ24においては固定孔24aから補助スリットを延設しなくてもよい。この場合、ストラップ24はエアバッグ11を後方に向けて引っ張らないため、エアバッグ11の膨張時にこのストラップ24による固定状態からエアバッグ11を解放する必要がないためである。また、この場合図9(a)に示されるようストラップ22に車両後方側に延設される補助スリット22bを形成しても、エアバッグ11の膨張前における車両前方側への変位はストラップ24の固定孔24aによって抑制可能である。
・第2の実施形態においては、車両の前後方向においてエアバッグ11の両端部の変位を抑制することとしたが、エアバッグ11の車幅方向両端部における変位を抑制するようにしてもよい。
・第2の実施形態において示したエアバッグの対向する両端部の変位を抑制する構成は、エアバッグを内包する保護カバーに適用することによってもエアバッグの損傷を抑制することができる。
・第1実施形態及び第2実施形態において、エアバッグ11を板状の支持プレート4上に載置することとしたが、これを他のエアバッグ11を載置可能な部材上に展開させて配置するようにしてもよい。また、エアバッグは、着座した搭乗者の前滑りを抑制すること以外の目的で設けられるものであってもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、エアバッグは四角形状のものを展開した状態にて配置したが、このエアバッグの形状は例えば平面視円形状等に適宜変更可能であり、配置の態様も少なくともその大部分の折りの解除がされ広がって配置してればよい。
第1実施形態における車両用シートの断面構造をその座部内に設けられたエアバッグ装置とともに示す断面図。 同じく、エアバッグを内包する保護カバーの斜視状態を示す斜視図。 (a)は同じく、支持プレート上にエアバッグを展開して配置した状態を示す平面図、(b)は同じく支持プレートの外縁からはみ出す部分が折り返されたエアバッグを示す斜視図。 第2実施形態における車両用シートの支持プレート上に展開したエアバッグが配置され固定された状態を示す斜視図。 同じく、車両用シートの支持プレート上に展開したエアバッグが配置され固定された状態を側方から示す側面図。 (a)は同じく、エアバッグの端部の上面に接続されるストラップを上方から見た平面図、(b)は同じく、エアバッグの端部の下面に接続されるストラップを下方から見た平面図。 エアバッグの支持プレートの外縁からはみ出す部分の処理の方法の変形例を示す断面図。 車両用シートの支持プレート上に展開したエアバッグが配置され固定された状態の変形例を側方から示す側面図。 (a)は同じく、エアバッグの端部の上面に接続されるストラップの変形例を上方から見た平面図、(b)は同じく、エアバッグの端部の下面に接続されるストラップの変形例を下方から見た平面図。
符号の説明
1…車両用シート、2…座部、4…支持プレート、4b…外縁、11…エアバッグ、11a…端部、20…保護カバー、21〜24…ストラップ、21a〜24a…固定孔、21b〜24b…補助スリット、25…留具、25b…頭部。

Claims (10)

  1. 乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、
    前記エアバッグの前記載置部材と接触し得る下面を少なくとも覆う態様にて保護カバーが設けられる
    ことを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグは、前記保護カバーに内包されてなり、
    同保護カバーには、前記エアバッグの膨張に伴って同エアバッグから受ける力により破断するよう形成された脆弱部が設けられてなる
    ことを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグのうち、前記載置部材の外縁からはみ出す部分は車両上方に向けて折り返されてなる
    ことを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグのうち、前記載置部材の外縁からはみ出す部分は同エアバッグの内側に向けて折り込まれてなる
    ことを特徴とする車両用シート。
  5. 乗員が着座する座部内に設けられた載置部材上に少なくとも車両の前後方向に展開した状態で配置されるエアバッグを有してなる車両用シートにおいて、
    配置した状態の前記エアバッグの対向する両端部の変位を規制するとともに、前記エアバッグの膨張に伴って前記両端部の少なくとも一方をその規制状態から解放する
    ことを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグは、展開した状態において四角形となるよう形成されてなるとともに、その車両前方側の端部と車両後方側の端部とが固定され、同エアバッグの膨張に伴って車両後方側の端部がその規制状態から解放される
    ことを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項5又は6の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグの端部は、同エアバッグに接続された固定部材に形成された固定孔に留具が挿通されることにより変位が規制され、前記エアバッグの膨張に伴って前記固定孔に対する前記留具の挿通が解除されることにより解放される
    ことを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項7に記載の車両用シートにおいて、
    前記留具は前記固定孔よりも大径に形成された頭部を有し、前記固定孔は前記エアバッグの膨張に伴って前記頭部よりも同固定孔の径を拡大させる補助スリットを有する
    ことを特徴とする車両用シート。
  9. 請求項8に記載の車両用シートにおいて、
    前記補助スリットは、前記エアバッグの膨張時において同エアバッグの長さが小さくなる方向に沿って形成されてなる
    ことを特徴とする車両用シート。
  10. 請求項8又は9に記載の車両用シートにおいて、
    前記エアバッグの端部は一対の固定部材によって変位が規制され、
    同固定部材はそれぞれに形成された前記固定孔に対して共通の留具が挿通されることにより固定されるとともに、前記補助スリットは前記固定孔から互いに異なる方向に延設されている
    ことを特徴とする車両用シート。
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