JP2019063745A - ガラス板の洗浄装置およびガラス板の製造方法 - Google Patents

ガラス板の洗浄装置およびガラス板の製造方法 Download PDF

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    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments

Abstract

【課題】洗浄液の無駄を少なくしつつ洗浄液を供給する配管の手間を可及的に低減する。【解決手段】ガラス板の洗浄装置1であって、洗浄液が貯留された筐体5と、筐体5の内部空間に面するように筐体5に固定された複数のスピンドルケース7と、スピンドルケース7の内部空間に面するようにスピンドルケース7に回転可能に保持されたスピンドル8と、スピンドル8の先端部に装着された洗浄部材9と、筐体5の内部空間の洗浄液4をスピンドルケース7の内部空間に供給するためにスピンドルケース7に設けられた第一供給路R1と、スピンドルケース7の内部空間の洗浄液4を洗浄部材9に供給するためにスピンドル8に設けられた第二供給路R2と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板の洗浄装置および洗浄工程を含むガラス板の製造方法に関する。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)は、高精細化が推進されている。これに伴い、FPD用の基板として用いられるガラス板には、FPDの製造工程で緻密な電気回路が形成される。従って、この種のガラス板には、塵や汚れが付いていない高い清浄性が要求されている。
そこで、ガラス板の製造工程では、元ガラス板を所定サイズに切断して複数枚のガラス板Gを得る切断工程の後等に、ガラス板を洗浄する洗浄工程が設けられるのが一般的である。
ガラス板を洗浄する方法としては、例えば特許文献1に開示されているように、スポンジ等からなる洗浄部を有する洗浄部材を回転させながらガラス板の主表面に接触させて洗浄する方法が挙げられる。なお、同文献では、ガラス板の両主表面を一対の洗浄部材で挟持した状態で洗浄している。
特開2017−14060号公報
特許文献1では、ガラス板に対してシャワーノズルで洗浄液を供給することを開示しているが、このように洗浄液を供給する場合、洗浄液が洗浄部材とガラス板との接触部分に効率良く供給されずに無駄になりやすい。従って、洗浄液の無駄を低減するという観点からは、洗浄部材に洗浄液を直接供給することが好ましい。
しかしながら、洗浄部材に洗浄液を直接供給するために、洗浄部材から離れた位置に配置されたタンクから各洗浄部材に個別に独立した配管を接続し、タンクに貯留された洗浄液を供給しようとすると、洗浄部材の数だけ配管の本数が増えて配管構造が複雑になってしまう。その結果、配管の手間がかかるという問題がある。
本発明は、洗浄液の無駄を少なくしつつ洗浄液を供給する配管の手間を可及的に低減することを課題とする。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、ガラス板の板厚方向に対向する一対の主表面の少なくとも一方を洗浄する洗浄装置において、内部空間に洗浄液が貯留された筐体と、筐体の内部空間に面するように筐体に固定された複数のスピンドルケースと、スピンドルケースの内部空間に面するようにスピンドルケースに回転可能に保持されたスピンドルと、筐体及びスピンドルケースの外側でスピンドルの先端部に装着されると共に、ガラス板の主表面に接触してガラス板の主表面を洗浄する洗浄部材と、筐体の内部空間の洗浄液をスピンドルケースの内部空間に供給するためにスピンドルケースに設けられた第一供給路と、スピンドルケースの内部空間の洗浄液を洗浄部材に供給するためにスピンドルに設けられた第二供給路と、を備えていることを特徴とする。このような構成によれば、筐体の内部空間の洗浄液は、まず、各スピンドルケースの第一供給路を通じて各スピンドルケースの内部空間に供給される。その後、各スピンドルケースの内部空間に供給された洗浄液は、各スピンドルの第二供給路を通じて各洗浄部材に供給される。従って、筐体の内部空間に貯留された洗浄液が、第一供給路と第二供給路を介して各洗浄部材に直接供給されるため、複雑な配管が必要ない。また、各洗浄部材に洗浄液が直接供給されるため、洗浄液の無駄も少なくなる。
上記の構成において、スピンドルケースが、樹脂製の滑り軸受を介してスピンドルを回転可能に保持していることが好ましい。金属製の転がり軸受では潤滑油やグリスが用いられるが、樹脂製の滑り軸受の場合には潤滑油やグリスを用いなくてもスピンドルの回転性能を維持することができる。従って、潤滑油やグリスが滲み出してガラス板が汚染されるのを防止することができる。また、樹脂製の滑り軸受の場合、滑り軸受に摩耗が生じても、摩耗によって生じる摩耗粉は樹脂に由来する比較的柔らかいものである。従って、摩耗粉がガラス板に付着しても、ガラス板に傷が付きにくいという利点もある。
上記の構成において、滑り軸受の軸受面とスピンドルの外周面との間に、洗浄液の層が形成されていることが好ましい。このようにすれば、洗浄液の層が潤滑材のような役割を果たすため、滑り軸受やスピンドルの摩耗を低減することができる。
上記の構成において、ガラス板の主表面の傾斜に倣って筐体が傾斜しており、筐体の傾斜により低位に位置するスピンドルに設けられた第二供給路が、筐体の傾斜により高位に位置するスピンドルに設けられた第二供給路よりも断面積の小さい部分を有することが好ましい。このようにすれば、相対的に洗浄液の圧力が高くなる低位に位置するスピンドルに設けられた第二供給路からは洗浄液が出にくくなり、相対的に洗浄液の圧力が低くなる高位に位置するスピンドルに設けられた第二供給路からは洗浄液が出やすくなる。従って、高低差に伴って洗浄液に圧力差が生じても、各スピンドルの第二供給路から各洗浄部材に供給される洗浄液の量をほぼ均一にし、洗浄ムラを低減することが可能となる。
上記の構成において、スピンドルが、スピンドルの先端部に、洗浄部材のガラス板に対する基準位置を調整するためのスペーサを備えていることが好ましい。このようにすれば、スペーサの厚みを変えることで洗浄部材の基準位置を調整できるので、ガラス板の厚みや洗浄部材の厚みが変わっても、ガラス板に対する洗浄部材の当接状態を一定にすることができる。
上記の構成において、洗浄液を筐体の内部空間に圧送するために、筐体に第三供給路を設けることが好ましい。このようにすれば、第三供給路を通じて圧送される洗浄液によって、筐体の内部空間の洗浄液の圧力が高められるため、スピンドルケースの第一供給路やスピンドルの第二供給路を通じて洗浄液を円滑に供給することができる。また、第三供給路を通じて筐体の内部空間に洗浄液が順次供給されるため、筐体の体積を小さくしても洗浄中に洗浄液が筐体の内部空間からなくなることはない。従って、筐体を小さくして洗浄装置全体の省スペース化を図ることができる。
上記の構成において、筐体及びスピンドルケースの外側でスピンドルの先端部とは反対側の基端部に回転駆動力が付与されるように構成されていることが好ましい。このようにすれば、筐体及びスピンドルケースの外側でスピンドルに回転駆動力が付与されるため、筐体の内部空間の洗浄液が回転駆動機構と直接接触することがなく、洗浄液が汚染されるのを防止することができる。また、回転駆動力が付与されるスピンドルの基端部は、ガラス板側に位置する先端部とは反対側に位置するので、回転駆動機構からの発塵物がガラス板に付着しにくいという利点もある。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、ガラス板の板厚方向に対向する一対の主表面の少なくとも一方を洗浄する洗浄工程を備えたガラス板の製造方法において、内部空間に洗浄液が貯留された筐体と、筐体の内部空間に面するように筐体に固定された複数のスピンドルケースと、スピンドルケースの内部空間に面するようにスピンドルケースに回転可能に保持されたスピンドルと、筐体及びスピンドルケースの外側でスピンドルの先端部に装着されると共に、ガラス板の主表面に接触してガラス板の主表面を洗浄する洗浄部材と、を備えた洗浄装置を設け、洗浄工程において、筐体の内部空間の洗浄液をスピンドルケースの内部空間に供給した後、スピンドルを介してスピンドルケースの内部空間の洗浄液を洗浄部材に供給することを特徴とする。このような構成によれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受することができる。
上記の構成において、洗浄液を筐体の内部空間に圧送して供給することが好ましい。
以上のような本発明によれば、洗浄液の無駄を少なくしつつ洗浄液を供給する配管の手間を可及的に低減することができる。
第一実施形態に係るガラス板の洗浄装置を示す断面図である。 図1のガラス板の洗浄装置を示す平面図である。 図1のガラス板の洗浄装置におけるスピンドルケースの先端部側を拡大して示す断面図である。 図1のガラス板の洗浄装置におけるスピンドルケースの基端部側を拡大して示す断面図である。 第二実施形態に係るガラス板の洗浄装置を示す断面図である。 第三実施形態に係るガラス板の洗浄装置を示す断面図である。
以下、本実施形態に係るガラス板の洗浄装置及びガラス板の製造方法について、図面を参照しながら説明する。なお、図中のXYZは直交座標系である。X方向及びY方向は水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。X方向及びZ方向を含むXZ平面は、ガラス板の搬送方向と直交する平面である。
(第一実施形態)
図1に示すように、第一実施形態に係るガラス板の洗浄装置1は、ガラス板Gをローラコンベアやベルトコンベア等の搬送機構(不図示)によって水平姿勢で搬送しながら、ガラス板Gの板厚方向に対向する一対の主表面Ga,Gbを同時に洗浄するものである。
洗浄装置1は、ガラス板Gの上方側の主表面Gaを洗浄する第一洗浄機構2と、ガラス板Gの下方側の主表面Gbを洗浄する第二洗浄機構3とを備えている。第一洗浄機構2の構成と第二洗浄機構3の構成とはほぼ同じであるため、以下では、第一洗浄機構2の構成を中心に説明し、第二洗浄機構3の構成の詳しい説明は省略する。
第一洗浄機構2は、内部空間に洗浄液4が貯留された筐体5と、ガラス板Gの主表面Gaを洗浄する複数の洗浄ユニット6とを備えている。洗浄液4としては、例えば水を使用することができる。あるいは、洗浄液4として、洗剤等が添加された水を使用してもよい。
複数の洗浄ユニット6は、ガラス板Gの搬送方向(図2のY方向)と直交するガラス板Gの幅方向(X方向)に沿って列状に配列されている。各洗浄ユニット6は、筐体5の内部空間に面するように筐体5に固定されたスピンドルケース7と、スピンドルケース7の内部空間に面するようにスピンドルケース7に回転可能に保持されたスピンドル8と、筐体5及びスピンドルケース7の外側でスピンドル8の先端部に装着された洗浄部材9とを備えている。ここで、スピンドルケース7及びスピンドル8の「先端部」はガラス板G側の端部を意味し、これらの「基端部」はガラス板G側の先端部とは反対側の端部を意味する。
スピンドルケース7の先端部には、筒状の滑り軸受(ブッシング)10が圧入固定されており、スピンドルケース7の基端部には、筒状の滑り軸受(ブッシング)11が圧入固定されている。スピンドル8の外周面は、滑り軸受10,11の軸受面(内周面)によって回転可能に保持されている。滑り軸受10,11は、例えば金属製等であってもよいが、本実施形態では樹脂製(例えばエンジニアリングプラスチック製)である。
洗浄部材9は、スピンドル8に対して着脱可能である。洗浄部材9は、ガラス板Gの主表面Gaに接触してガラス板Gの主表面Gaを洗浄する洗浄部9aと、洗浄部9aが取り付けられた支持部9bとを備えている。洗浄部9aは、洗浄中にガラス板Gの主表面Gaを一定圧力で押圧するようになっている。洗浄部9aの種類は、例えばブラシ等であってもよいが、本実施形態ではスポンジである。洗浄部9aの形状は特に限定されるものではないが、本実施形態ではディスク状である。
スピンドルケース7には、筐体5の内部空間とスピンドルケース7の内部空間とを連通する第一供給路R1が設けられており、筐体5の内部空間の洗浄液4が、矢印aのように第一供給路R1を通じてスピンドルケース7の内部空間に供給されるようになっている。
スピンドル8には、スピンドルケース7の内部空間と洗浄部材9とを連通する第二供給路R2が設けられており、スピンドルケース7の内部空間の洗浄液4が、矢印bのように第二供給路R2を通じて洗浄部材9に供給されるようになっている。
筐体5には、筐体5の内部空間に外部から洗浄液4を供給するための第三供給路R3が設けられており、筐体5の外部に配置されたタンク(不図示)に貯留された洗浄液4が、矢印cのように第三供給路R3を通じて筐体5の内部空間にポンプ(不図示)等によって圧送されるようになっている。この洗浄液4の圧送により、筐体5の内部空間に供給された洗浄液4の圧力は高い状態に維持される。なお、本実施形態では、第三供給路R3が筐体5に一つだけ設けられているが、複数設けられていてもよい。
洗浄部材9には、第二供給路R2に連通する貫通孔R4が設けられおり、第二供給路R2によって供給された洗浄液4が、矢印dのように貫通孔R4を通じてガラス板Gに供給されるようになっている。貫通孔R4は、洗浄部材9が洗浄液4を透過可能な材質(例えば、多孔質体等)で形成される場合には省略してもよい。
以上のような構成によれば、供給路R1〜R3及び貫通孔R4により、洗浄液4が、筐体5の内部空間→スピンドルケース7の内部空間→洗浄部材9→ガラス板Gの順に供給される。従って、筐体5の内部空間に供給された洗浄液4が、第一供給路R1と第二供給路R2を介して各洗浄部材9に直接供給されるため、洗浄液供給用の複雑な配管が必要なく、また洗浄液4の無駄も少なくなる。
更に、スピンドルケース7及びスピンドル8の大部分は、筐体5の内部空間に貯留された洗浄液4中に浸漬された状態となるため、スピンドルケース7及びスピンドル8が洗浄液4によって冷却される効果が期待できる。従って、スピンドル8を回転させてガラス板Gを洗浄している間も、スピンドルケース7及びスピンドル8の熱膨張を低減し、スピンドルの回転動作を良好に維持することができると考えられる。
本実施形態では、第一供給路R1が第三供給路R3の筐体5側の開口部よりも低位に位置し、第二供給路R2が第一供給路R1よりも低位に位置している。これら供給部R1,R2,R3の高さ関係は特に限定されるものではなく、適宜調整することができる。
第一洗浄機構2は、各洗浄ユニット6のスピンドル8を回転駆動する回転駆動機構12を備えている。回転駆動機構12は、筐体5及びスピンドルケース7の外側でスピンドル8の基端部に回転駆動力を付与するようになっている。
詳細には、回転駆動機構12は、ギア機構13と、駆動部14とを備えている。ギア機構13は、各スピンドル8の基端部に取り付けられた複数のギア13aを備え、X方向に隣接するギア13a同士が噛み合っている。駆動部14は、モータ14aと、モータ14aに取り付けられたギア14bとを備え、ギア14bがギア機構13のX方向の一端側でギア13aと噛み合っている。従って、モータ14aの回転によりギア14bを回転させると、その動力がギア機構13に伝達され、各洗浄ユニット6のスピンドル8が回転するようになっている。
ギア13a,14bは、例えば金属製(例えばSUS製)であってもよいが、本実施形態では樹脂製(例えばエンジニアリングプラスチック製)である。なお、ギア13a,14bには、金属製のものと樹脂製のものを組み合わせて用いてもよい。
なお、X方向に隣接するギア13a同士が直接噛み合っているため、X方向に隣接するスピンドル8は、互いに反対向きに回転するようになっているが(図2を参照)、ギアを増やす等して互いに同じ向きに回転するようにしてもよい。また、動力伝達部は、ギア機構13に限定されるものではなく、例えばベルト等の他の手段であってもよい。更に、各スピンドル8に個別に駆動部を取り付けてもよい。
ここで、図1において、符号15は洗浄ユニット、符号16は洗浄部材、符号16aは洗浄部、符号16bは支持部であり、これらは第二洗浄機構3に関する構成である。洗浄装置1は、ガラス板Gの主表面Ga,Gbを一対の洗浄部材9,16で挟んで洗浄するようになっている。
図2に示すように、第一洗浄機構2は、複数の洗浄ユニット6がX方向に列状に配列された洗浄ユニット列L1,L2を、Y方向に間隔を置いて複数列(図示例は2列)有している。上流側の洗浄ユニット列L1に含まれる洗浄部材9と、下流側の洗浄ユニット列L2に含まれる洗浄部材9とは、X方向にオフセットされている。その結果、Y方向から見た場合に、上流側の洗浄ユニット列L1でX方向に隣接する洗浄部材9の間の隙間に、下流側の洗浄ユニット列L2の洗浄部材9がオーバーラップするように配置されている。これにより、ガラス板Gの全幅に亘って洗浄部材9が接触するため、ガラス板Gの洗浄ムラを防止することができる。
図3及び図4に示すように、滑り軸受10の軸受面とスピンドル8の先端部の外周面との間、及び、滑り軸受11の軸受面とスピンドル8の基端部の外周面との間には、それぞれ液層C1,C2が形成されている。液層C1,C2は、スピンドルケース7の内部空間に供給された洗浄液4が液層C1,C2に対応する部分から滲み出すことによって形成される。従って、液層C1,C2は、洗浄液4に由来する潤滑機能を有するため、滑り軸受10,11やスピンドル8の摩耗を防止することができる。
液層C1,C2を形成する洗浄液4の滲み出しは、筐体5の内部空間の洗浄液4の圧力を高めることによって生じやすくなる。筐体5の内部空間の洗浄液4の圧力は、例えば、筐体5の内部空間への洗浄液4の単位時間当たりの供給量を変更することによって調整することができる。液層C1,C2を形成する洗浄液4は、滲み出しに伴って徐々に新しい洗浄液と入れ替わる。
次に、本実施形態に係るガラス板の製造方法を説明する。本製造方法は、上述したガラス板の洗浄装置1を用いた洗浄工程を含む。
詳細には、ガラス板の製造方法は、例えば、成形工程と、徐冷工程と、採板工程と、切断工程と、洗浄工程と、検査工程と、梱包工程とを備えている。なお、採板工程の後に熱処理工程を備えていてもよい。また、切断工程の後に端面加工工程を備えていてもよい。
成形工程では、オーバーフローダウンドロー法やフロート法等の公知の方法によって、溶融ガラスからガラスリボンを成形する。
徐冷工程では、成形されたガラスリボンの反り及び内部歪を低減するために、成形されたガラスリボンを徐冷する。
採板工程では、徐冷されたガラスリボンを所定の長さごとに切断し、複数枚の元ガラス板を得る。
熱処理工程では、例えば熱処理炉において、元ガラス板に対して熱処理を行う。
切断工程では、元ガラス板を所定サイズに切断し、一枚又は複数枚のガラス板Gを得る。元ガラス板の切断方法としては、例えば、切断予定線に沿って形成されたスクライブ線を曲げ応力によって進展させる曲げ応力割断、切断予定線の一部に形成された初期クラックをレーザー照射と急冷によって生じた熱応力で切断予定線に沿って進展させるレーザー割断、レーザー照射によって溶融しながら切断予定線に沿って切断するレーザー溶断等を利用することができる。ガラス板Gは矩形状であることが好ましい。ガラス板Gの一辺の大きさは1000mm〜3000mmであることが好ましく、板厚は0.05mm〜10mmであることが好ましく、0.2mm〜0.7mmであることがより好ましい。
端面加工工程では、ガラス板Gに対して端面の研削、研磨及びコーナーカットを含む端面加工を行う。
洗浄工程では、上述の洗浄装置1を用いて、ガラス板Gを水平姿勢で搬送しながら洗浄する。
検査工程では、洗浄されたガラス板Gに対して表面に傷、塵、汚れ等がないか、及び/又は、気泡、異物等の内部欠陥がないかを検査する。検査は、カメラ等の光学検査装置を用いて行う。
梱包工程では、検査の結果、所望の品質を満たすガラス板Gを梱包する。梱包は、所定のパレットに対して、複数枚のガラス板Gを平置きで積層したり、縦置きで積層したりすることによって行う。この場合、ガラス板Gの積層方向の相互間には、合紙や発泡樹脂等からなる保護シートを介在させることが好ましい。
(第二実施形態)
図5に示すように、第二実施形態に係るガラス板の洗浄装置1及びガラス板の製造方法が、第一実施形態に係るガラス板の洗浄装置1及びガラス板の製造方法と相違するところは、ガラス板Gを傾斜姿勢で搬送しながら洗浄する点である。以下では、第一実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第一実施形態と共通する構成は、同一符号を付して説明する。
第二実施形態に係るガラス板の洗浄装置1では、第一洗浄機構2において、ガラス板Gの主表面Gaの傾斜に倣って筐体5が傾斜している。筐体5の傾斜により、筐体5に設けられた各洗浄ユニット6には高低差が設けられている。ガラス板Gの主表面Gaの水平面に対する傾斜角度θは、例えば2〜10°であることが好ましい。
低位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2は、高位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2よりも断面積の小さい部分を有している。本実施形態では、各第二供給路R2は、スピンドルケース7側の開口端から洗浄部材9側の開口端までほぼ一定の断面積を有しており、低位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2の断面積が、高位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2の断面積よりも小さくなっている。すなわち、図中の三つの第二供給路R2の断面積は、高位(図中の右側)から低位(図中の左側)に向かって大中小と変化している。このような構成によれば、筐体5の傾斜による高低差に伴って、筐体5の内部空間の洗浄液4に圧力差が生じても、各スピンドル8の第二供給路R2から各洗浄部材9に供給される洗浄液4の量をほぼ均一にし、洗浄ムラを低減することができる。
第二供給路R2の断面形状が円形である場合、第二供給路R2の直径は1〜9mmの間で変化させることが好ましい。
図5では、三つの洗浄部材9の貫通孔R4の断面積も高位から低位に向かって大中小と変化しているが、各貫通孔R4の断面積は同じであってもよい。
低位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2の一部にオリフィスを形成して、そのオリフィスを高位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2よりも断面積の小さい部分としてもよい。すなわち、低位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2は、高位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2よりも断面積の小さい部分を一部のみに有するものであってもよい。
各洗浄部材9に供給される洗浄液4の量を均一化するために、低位に位置するスピンドルケース7に設けられた第一供給路R1が、高位に位置するスピンドルケース7に設けられた第一供給路R1よりも断面積の小さい部分を有するようにしてもよい。同様の目的で、低位に位置する洗浄部材9の支持部9b(又は、洗浄部9a及び支持部9b)に設けられた貫通孔R4が、高位に位置する洗浄部材9の支持部9b(又は、洗浄部9a及び支持部9b)に設けられた貫通孔R4よりも断面積の小さい部分を有するようにしてもよい。更に、第二洗浄機構3において、各第二供給路及び各貫通孔の断面積は、図中では同じであるが、異なっていてもよい。
(第三実施形態)
図6に示すように、第三実施形態に係るガラス板の洗浄装置1及びガラス板の製造方法が、第一及び第二実施形態に係るガラス板の洗浄装置1及びガラス板の製造方法と相違するところは、第一洗浄機構2において、スピンドル8がその先端部に洗浄部材9の高さ(ガラス板Gに対する基準位置)を調整するためのスペーサ8aを備えている点である。以下では、第一及び第二実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第一及び第二実施形態と共通する構成は、同一符号を付して説明する。
第三実施形態では、筐体5が第二実施形態と同様に傾斜している場合を例示して説明するが、もちろん、筐体5は第一実施形態と同様に水平であってもよい。
第三実施形態に係るガラス板の洗浄装置1では、スペーサ8aが、スピンドル8の先端部に設けられたフランジ部8bに着脱可能に装着されている。洗浄部材9は、スペーサ8aを介してスピンドル8のフランジ部8bに着脱可能に装着されている。これにより、スペーサ8aの厚みに応じて洗浄部材9の高さが調整されるようになっている。すなわち、例えば、ガラス板Gが薄い場合は、相対的に厚いスペーサ8aを用いて洗浄部材9をガラス板G側に接近させ、ガラス板Gが厚い場合は、相対的に薄いスペーサ8aを用いて洗浄部材9をガラス板G側から離反させる。これにより、洗浄部材9とガラス板Gの当接状態をガラス板Gの厚みによらず一定にすることができる。あるいは、洗浄部材9が薄い場合は、相対的に厚いスペーサ8aを用いて洗浄部材9をガラス板G側に接近させ、洗浄部材9が厚い場合は、相対的に薄いスペーサ8aを用いて洗浄部材9をガラス板G側から離反させる。これにより、洗浄部材9とガラス板Gの当接状態を洗浄部材9の厚みによらず一定にすることができる。
本実施形態では、スペーサ8aは、スピンドル8の第二供給路R2の洗浄部材9側の開口端部を形成する貫通孔R2aを有する。換言すれば、スペーサ8aの貫通孔R2aが、第二供給路R2の一部を形成する。
本実施形態では、低位に位置するスピンドル8の第二供給路R2のうちスペーサ8aの貫通孔R2aを除く部分と、高位に位置するスピンドル8に設けられえた第二供給路R2のうちスペーサ8aの貫通孔R2aを除く部分とは、断面積が同じである。一方、低位に位置するスピンドル8の第二供給路R2のうちスペーサ8aの貫通孔R2aの断面積は、高位に位置するスピンドル8に設けられた第二供給路R2のうちスペーサ8aの貫通孔R2aの断面積よりも小さい。すなわち、図中の三つのスペーサ8aの貫通孔R2aの断面積は、高位(図中の右側)から低位(図中の左側)に向かって大中小と変化している。従って、スペーサ8aの貫通孔R2aが、各スピンドル8の第二供給路R2から各洗浄部材9に供給される洗浄液4の量をほぼ均一にするためのオリフィスとして機能する。
ここで、第二洗浄機構3において、同様にスペーサ(不図示)を設け、洗浄部材16の高さ(ガラス板Gに対する基準位置)を調整可能としてもよい。この場合、第一洗浄装置2におけるスペーサ8aは省略してもよいし、併用してもよい。
また、本実施形態では、スペーサ8aの厚みを変更することによって洗浄部材9の高さを調整したが、スピンドル9の高さを変更することによって洗浄部材9の高さを調整してもよい。このスピンドル9の高さ変更は、例えばスピンドルケース7がスピンドル9の高さを変更可能な状態でスピンドル9を保持することで実現できる。スピンドル9の高さを変更することによって洗浄部材9の高さを調整する場合であっても、各洗浄部材9に供給される洗浄液4の量をほぼ均一にするためのオリフィスとして、スペーサ8aを用いてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、定位置に配置された洗浄部材に対してガラス板を移動させる場合を説明したが、洗浄部材とガラス板との間に相対的な移動があれば、いずれを移動させる態様であってもよい。すなわち、定位置に配置されたガラス板に対して、洗浄部材を移動させてもよいし、ガラス板と洗浄部材の両方を移動させてもよい。
上記の実施形態において、筐体に洗浄液を供給するための第三供給路を省略してもよい。換言すれば、筐体の内部空間の体積を大きくする等して、洗浄中に筐体の内部空間に外部から洗浄液を供給しない構成としてもよい。この場合、筐体の内部空間の洗浄液の圧力を高めるために、筐体の内部空間に外部から気体(例えば、空気)を供給したり、筐体の内部空間の体積の可変機構を設けたりしてもよい。
上記の実施形態において、ガラス板の板厚方向に対向する一対の洗浄部材のうち、少なくとも一方の洗浄部材を、基準位置と退避位置との間で、ガラス板の板厚方向に移動可能としてもよい。すなわち、ガラス板が所定位置まで搬送されたことをセンサ等によって検知し、その検知結果に基づいて、ガラス板の板厚方向に対向する一対の洗浄部材のうち、少なくとも一方の洗浄部材を退避位置から基準位置までガラス板の板厚方向に移動させることにより、一対の洗浄部材の対向間隔を狭めてガラス板の主表面に当接するようにしてもよい。
上記の実施形態において、第一洗浄機構と第二洗浄機構とが異なる構成を有していてもよい。例えば、ガラス板の上方側の主表面側で洗浄液を供給すれば、上方側の主表面に供給された洗浄液が、ガラス板の表面を伝ってガラス板の下方側の主表面にも供給される。従って、第二洗浄機構は、洗浄部材がガラス板に洗浄液を直接供給する構成(例えば、筐体、第一〜第三供給路、洗浄部材の貫通孔等)を備えていなくてもよい。
上記の実施形態において、ガラス板の主表面のうち、一方の主表面のみを洗浄するようにしてもよい。
1 洗浄装置
2 第一洗浄機構
3 第二洗浄機構
4 洗浄液
5 筐体
6 洗浄ユニット
7 スピンドルケース
8 スピンドル
8a スペーサ
9 洗浄部材
9a 洗浄部
9b 支持部
10 軸受
11 軸受
12 回転駆動機構
13 ギア機構
14 駆動部
C1,C2 液層
G ガラス板
Ga,Gb 主表面
R1 第一供給路
R2 第二供給路
R2a 貫通孔(スペーサ用)
R3 第三供給路
R4 貫通孔(洗浄部材用)

Claims (9)

  1. ガラス板の板厚方向に対向する一対の主表面の少なくとも一方を洗浄する洗浄装置において、
    内部空間に洗浄液が貯留された筐体と、
    前記筐体の内部空間に面するように前記筐体に固定された複数のスピンドルケースと、
    前記スピンドルケースの内部空間に面するように前記スピンドルケースに回転可能に保持されたスピンドルと、
    前記筐体及び前記スピンドルケースの外側で前記スピンドルの先端部に装着されると共に、前記ガラス板の主表面に接触して前記ガラス板の主表面を洗浄する洗浄部材と、
    前記筐体の内部空間の前記洗浄液を前記スピンドルケースの内部空間に供給するために前記スピンドルケースに設けられた第一供給路と、
    前記スピンドルケースの内部空間の前記洗浄液を前記洗浄部材に供給するために前記スピンドルに設けられた第二供給路と、を備えていることを特徴とするガラス板の洗浄装置。
  2. 前記スピンドルケースが、樹脂製の滑り軸受を介して前記スピンドルを回転可能に保持していることを特徴とする請求項1に記載のガラス板の洗浄装置。
  3. 前記滑り軸受の軸受面と前記スピンドルの外周面との間に、前記洗浄液の層が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス板の洗浄装置。
  4. 前記ガラス板の主表面の傾斜に倣って前記筐体が傾斜しており、前記筐体の傾斜により低位に位置する前記スピンドルに設けられた前記第二供給路が、前記筐体の傾斜により高位に位置する前記スピンドルに設けられた前記第二供給路よりも断面積の小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス板の洗浄装置。
  5. 前記スピンドルが、前記スピンドルの先端部に、前記洗浄部材の前記ガラス板に対する基準位置を調整するためのスペーサを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス板の洗浄装置。
  6. 前記洗浄液を前記筐体の内部空間に圧送するために、前記筐体に第三供給路を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス板の洗浄装置。
  7. 前記筐体及び前記スピンドルケースの外側で前記スピンドルの前記先端部とは反対側の基端部に回転駆動力が付与されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス板の洗浄装置。
  8. ガラス板の板厚方向に対向する一対の主表面の少なくとも一方を洗浄する洗浄工程を備えたガラス板の製造方法において、
    内部空間に洗浄液が貯留された筐体と、
    前記筐体の内部空間に面するように前記筐体に固定された複数のスピンドルケースと、
    前記スピンドルケースの内部空間に面するように前記スピンドルケースに回転可能に保持されたスピンドルと、
    前記筐体及び前記スピンドルケースの外側で前記スピンドルの先端部に装着されると共に、前記ガラス板の主表面に接触して前記ガラス板の主表面を洗浄する洗浄部材と、を備えた洗浄装置を設け、
    前記洗浄工程において、前記筐体の内部空間の前記洗浄液を前記スピンドルケースの内部空間に供給した後、前記スピンドルを介して前記スピンドルケースの内部空間の前記洗浄液を前記洗浄部材に供給することを特徴とするガラス板の製造方法。
  9. 前記洗浄液を前記筐体の内部空間に圧送して供給することを特徴とする請求項8に記載のガラス板の製造方法。
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