JP2016005987A - ガラス板の搬送装置及びその搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス板が薄板化されても、ガラス板を複数本の搬送ベルト上で円滑に位置決めする。
【解決手段】並列に配列された複数本の搬送ベルト1上にガラス板Gを載置した状態で搬送し、その搬送経路上に配置された押圧ローラ2によってガラス板Gを搬送方向と直交する幅方向に移動させて位置決めするガラス板の搬送装置であって、位置決め時に、搬送ベルト1により下方から支持されたガラス板Gの一部を回転ブラシ16で下方から補助的に支持し、ガラス板Gの幅方向の移動抵抗を低減する補助支持部を備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、ガラス板の端面加工などに先立って、搬送経路上でガラス板の位置決めを行う搬送技術の改良に関する。
周知のように、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板などの各種ガラス板は、間隔を置いて並列に配列された複数本の搬送ベルト上に載置され、高速で搬送される場合がある(例えば特許文献1〜2を参照)。
そして、搬送経路上では、搬送方向と直交するガラス板の幅方向両辺に対して研削などの端面加工が施される。この場合、加工精度を確保するために、端面加工に先立って、ガラス板を搬送ベルト上で正確に位置決めする必要がある。この位置決め時には、搬送ベルト上でガラス板を搬送方向と直交する方向へ移動させ、搬送ベルトに対するガラス板の位置や向きを調整するのが通例である。
特開2007−51029号公報 特開2006−247768号公報
ところで、近年では、ガラス板の薄板化が推進されており、これに伴って、ガラス板は変形を来たし易くなっているのが実情である。
しかしながら、図11に示すように、このように薄板化されたガラス板Gを複数本の搬送ベルト1上で支持すると、ガラス板Gのうち搬送ベルト1で支持していない部分が下方に撓んでしまう場合がある。そして、この状態のまま、搬送ベルト上でガラス板を位置決めしようとすると、ガラス板の撓みがガラス板の幅方向移動に対して大きな抵抗となり、ガラス板の位置決めを円滑に行うことができないという問題が生じる。
本発明は、上記実情に鑑み、ガラス板が薄板化されても、複数本の搬送ベルト上で円滑に位置決めすることを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、並列に配列された複数本の搬送ベルト上にガラス板を載置した状態で搬送し、その搬送経路上に配置された位置決め手段によってガラス板を搬送方向と直交する幅方向に移動させて位置決めするガラス板の搬送装置において、位置決め時に、前記搬送ベルトにより支持されたガラス板の一部を弾性体で補助的に支持し、ガラス板の前記幅方向の移動抵抗を低減する補助支持部を備えていることに特徴づけられる。
このような構成によれば、補助支持部の弾性体による補助的な支持により、ガラス板の幅方向の移動抵抗が低減する。このため、仮にガラス板が薄板化された場合であっても、位置決め手段によってガラス板を幅方向に円滑に移動させることができ、位置決め作業を容易に行うことが可能となる。
上記の構成において、前記補助支持部が、前記弾性体として複数の線状部材からなるブラシ状部を有し、前記ブラシ状部の弾性を利用してガラス板を支持する構成であってもよい。
このようにすれば、簡単な構成で、位置決め時のガラス板の幅方向の移動抵抗を低減することが可能となる。
上記の構成において、前記ブラシ状部が、前記幅方向の回転軸を有し、ガラス板の搬送に伴って回転可能に構成されていることが好ましい。
このようにすれば、ブラシ状部の回転によって、ガラス板を補助的に支持する支持面が順次更新されるため、ガラス板にガラス粉などのパーティクルが付着したり、パーティクルによる擦り傷が生じるのを防止することができる。
上記の構成において、前記ブラシ状部の下方部が、自動洗浄されていることが好ましい。
このようにすれば、ブラシ状部の回転に伴って、ブラシ状部の全周が自動洗浄されることから、ガラス板へのパーティクルの付着などをより確実に防止することができる。
ここで、ブラシ状部の下方部を自動洗浄する方法としては、例えば、ブラシ状部の下方部を洗浄液が貯溜された洗浄液槽内に浸漬する方法であってもよいが、この場合、洗浄液の循環態様によっては、槽底部に洗浄により除去したパーティクルが堆積し、洗浄力の低下を招くおそれがある。このため、ブラシ状部の下方部を自動洗浄する方法としては、例えば、ノズル等の洗浄液噴射部からブラシ状部の下方部に洗浄液を直接噴射する構成を採用することがより好ましい。このようにすれば、洗浄液により除去したパーティクルが、洗浄に用いる洗浄液に混入するという事態を回避することができるので、洗浄力を高めることができる。
上記の構成において、前記補助支持部が、前記搬送ベルトの前記幅方向両側に設けられていることが好ましい。
このようにすれば、ガラス板の下方への撓みをより確実に抑え、位置決めをより一層円滑に行うことが可能となる。
上記課題を解決するために創案された本発明は、並列に配列された複数本の搬送ベルト上にガラス板を載置した状態で搬送し、その搬送経路上に配置された位置決め手段によってガラス板を搬送方向と直交する幅方向に移動させて位置決めするガラス板の搬送方法において、位置決め時に、前記搬送ベルトにより支持されたガラス板の一部を弾性体で補助的に支持し、ガラス板の前記幅方向の移動抵抗を低減することに特徴づけられる。
このような方法によれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受することができる。
以上のように本発明によれば、位置決め時に、搬送ベルトに支持されているガラス板の一部が弾性体で補助的に支持されることから、ガラス板の幅方向への移動抵抗が低減し、ガラス板が薄板化されても搬送ベルト上で円滑に位置決めすることができる。
本発明の第1実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。 第1実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す幅方向の縦断面図である。 第1実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す搬送方向の縦断面図である。 第1実施形態に係るガラス板の搬送装置の位置決め領域と加工領域を示す側面図である。 第1実施形態に係るガラス板の搬送装置の位置決め領域と加工領域を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。 第4実施形態に係るガラス板の搬送装置の回転ブラシを示す搬送方向の縦断面図である。 図9に示す回転ブラシの洗浄方法の変形例を示す搬送方向の縦断面図である。 従来技術の問題点を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。この搬送装置は、搬送方向(図中の矢印A方向。なお、他の図中の矢印Aも搬送方向を示す。)に平行な複数本の搬送ベルト1が、搬送方向と直交する幅方向(以下では単に幅方向という。)に間隔を置いて並列に配列された構成を備えている。
搬送ベルト1は、無端状のベルトで構成されており、サーボモータや回転軸を共通化するなどして、それぞれ同期駆動される。なお、搬送ベルト1の幅やピッチは、ガラス板Gの撓みに応じて適宜変更することができる。
ここで、搬送されるガラス板Gの板厚は、例えば0.3〜0.7mm、その大きさは、例えば1辺が1500mm以上とする。
搬送ベルト1の搬送経路上には、搬送ベルト1上に載置されたガラス板Gの位置決めを行う位置決め領域Z1が設けられている。この位置決め領域Z1には、ガラス板Gの搬送経路の両側方に、位置決め手段として機能する押圧ローラ2がそれぞれ配置されている。各押圧ローラ2は、図中の矢印B方向(幅方向)に進退移動可能となっており、搬送されてくるガラス板Gの幅方向に対向する両側辺に当接することで、ガラス板Gの位置決めを行う。
そして、この位置決め領域Z1には、更に、搬送ベルト1によって支持されたガラス板Gを補助的に支持する補助支持部3が設けられている。なお、図例では、補助支持部3が、隣接する搬送ベルト1の間、及び幅方向両端部の搬送ベルト1と押圧ローラ2の間に複数配列されている。
詳細には、図2に示すように、補助支持部3は、金属などからなるベース部材4と、このベース部4に一体化された樹脂などからなる支持ブロック5とを備えている。支持ブロック5の上面に形成された支持面6には、液体(例えば水)が噴出する液体噴出孔7が開口している。そして、支持面6上には、液体噴出孔7から噴出した液体によって液体層8が形成され、この液体層8によりガラス板Gの一部が浮上支持される。ここで、液体層8は、液体噴出孔7からの液体の供給により順次新たな液体に更新される。なお、図中において、9はベルトガイド、10はベルトフレームである。
図3に示すように、支持面6は、搬送方向の上流側に位置する第1テーパ面6aと、搬送方向の下流側に位置する第2テーパ面6bと、第1テーパ面6aと第2テーパ面6bの間に位置する水平面6cとからなる。第1テーパ面6aは、ガラス板Gの撓みが大きい場合に、ガラス板Gが支持面6と直接接触するのを防止するために設けられる。なお、支持面6は、第2テーパ面6bを省略して、第1テーパ面6aと水平面6cから構成してもよいし、これらのテーパ面6a、6bを省略して、水平面6cのみから構成してもよい。また、支持面6の水平面6cは、搬送ベルト1の上面よりも僅かに低く配置することが好ましい。
そして、この実施形態では、図4に示すように、位置決め領域Z1の下流側に隣接する加工領域Z2に、搬送ベルト1との間でガラス板Gを挟持して搬送する一対の補助ベルト11が平行に配列されている。更に、図5に示すように、搬送ベルト1と補助ベルト11とが重複するガラス板Gの搬送経路の両側方には、搬送ベルト1と補助ベルト11によって挟持されたガラス板Gの両側辺に対して研削加工やコーナーカット加工を施すための回転砥石等からなる研削ツール12がそれぞれ配備されている。
次に、以上のような構成を備えたガラス板の搬送装置の動作を説明する。
まず、図1に示すように、搬送ベルト1上にガラス板Gが水平姿勢で載置される。そして、搬送ベルト1の駆動に伴ってガラス板Gが矢印A方向に、例えば60〜180m/minの搬送速度で搬送される。この搬送経路上の位置決め領域Z1までガラス板Gが搬送されると、ガラス板Gを一時停止又は十分減速(例えば、搬送速度の1/10程度の速度)させると共に、ガラス板Gの幅方向両側方に設けられた押圧ローラ2がガラス板Gの両側辺に当接し、ガラス板Gの位置決めを行う。この位置決めの際、補助支持部3によってガラス板Gが補助的に支持される。
詳細には、図2及び図3に示すように、補助支持部3の支持面6に形成される液体層8によってガラス板Gの一部が浮上支持される。これにより、隣接する搬送ベルト1の間など、搬送ベルト1によって支持していない領域に生じるガラス板Gの撓みが規制され、ガラス板Gの幅方向の移動抵抗(摩擦抵抗)を低減することができる。したがって、押圧ローラ2によるガラス板Gの位置決めを円滑に行うことが可能となる。また、液体層8による保護効果により、ガラス板Gが支持面6に直接接触して擦れ傷が生じるという事態も効果的に抑制できる。
そして、このようにガラス板Gの位置決めが完了した後に、補助支持部3から供給される液体の供給を停止又は減少させ、ガラス板Gを下流側の加工領域Z2へと搬送する。すなわち、搬送ベルト1上でガラス板Gが移動し難い状態に戻すことで、ガラス板Gを短時間での加減速を可能とし、全体的な搬送速度の高速化を図っている。
加工領域Z2へ搬送されたガラス板Gは、搬送ベルト1と補助ベルト11によって挟持され、研削ツール12によって端面加工が施される。
なお、この実施形態では、搬送ベルト1と補助ベルト11でガラス板Gを挟持することで、位置決めされたガラス板Gの姿勢を維持するようにしているが、補助ベルト11を省略して、加工領域Z2において搬送ベルト1にガラス板Gを吸着保持するようにしてもよい。
また、液体層8を用いてガラス板Gを補助的に支持する場合を説明したが、液体を層状にすることなくガラス板Gに直接噴射し、その噴射圧で支持するようにしてもよい。この場合、液体に代えて気体(例えば、空気など)を噴射するようにしてもよい。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。この第2実施形態に係る搬送装置が、第1実施形態に係る搬送装置と相違するところは、幅方向両端部に位置する搬送ベルト1と、押圧ローラ2の間にのみ、補助支持部3を配置した点にある。すなわち、ガラス板Gが相対的に小さい場合(例えば、一辺の寸法が1500mm以下の場合)、搬送ベルト1の不存在領域におけるガラス板Gの撓みは小さくなるので、補助支持部3の配置個数を適宜減少させることができる。また、同様に、ガラス板Gの板厚が相対的に厚い場合(例えば、板厚が0.5mm以上の場合)にも、ガラス板Gの撓みが小さくなるので、補助支持部3の配置個数を減少させることができる。換言すれば、補助支持部3の配置態様は、ガラス板Gの大きさや板厚に応じて、適宜変更することができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明の第3実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。この第3実施形態に係る搬送装置が、第1〜2実施形態に係る搬送装置と相違するところは、ガラス板Gの位置決めを搬送しながら行う点にある。
詳細には、位置決め領域Z1に対応した搬送経路側方の一方側には、板バネ等の弾性体13により幅方向中央側に付勢された押圧ローラ2が、搬送方向に沿って複数配置されている。また、位置決め領域Z1に対応した搬送経路側方の他方側には、押圧ローラ2に対向するように搬送方向に長尺な基準ベルト14が配置されている。基準ベルト14は、ガラス板Gの搬送に支障を来たさないように、無端状のベルトで構成され、ガラス板Gの搬送速度と同速度で駆動回転、又は、ガラス板Gの移動に合わせて従動回転するようになっている。
そして、位置決め領域Z1では、ガラス板Gを減速することなく所定の搬送速度(例えば、4〜25m/min)のまま連続搬送すると共に、押圧ローラ2によりガラス板Gを順次基準ベルト14側に押圧し、位置決めを行う。
なお、この実施形態では、隣接する搬送ベルト1の間に、複数列(図中では2列)の補助支持部3を配置している。また、位置決め領域Z1でガラス板Gを減速することなく、所定の搬送速度のまま連続搬送する場合には、補助支持部3から供給される液体の供給量は、位置決め完了後も一定としてもよい。これは、ガラス板Gの搬送が比較的低速で加減速することなく行われ、位置決め領域Z1通過後にガラス板Gが搬送ベルト1上で位置ズレを来たすリスクが小さいためである。そして、この場合には、液体の供給量を切り替える設備を簡略化することができる。
<第4実施形態>
図8は、本発明の第4実施形態に係るガラス板の搬送装置を示す平面図である。この第4実施形態に係る搬送装置が、第1〜3実施形態に係る搬送装置と相違する点は、補助支持部が、弾性体としての複数の線状部材15からなる回転ブラシ16で構成されているところにある。
詳細には、各回転ブラシ16は、搬送方向と直交する回転軸17によって軸支されており、ガラス板Gの搬送に伴って従動回転する。そして、これらの回転ブラシ16は、線状部材15の弾性を利用して、搬送ベルト1に支持されているガラス板Gを補助的に支持するようになっている。なお、回転ブラシ16は、その上端が搬送ベルト1の上面とおよそ同一水平面上となる高さに配置することが好ましい。
線状部材15は、ガラス板Gを補助支持した際に、ガラス板Gの重みで毛先が撓む程度の弾性を有しており、例えば樹脂製(例えば、ナイロン系樹脂)であって線径の細いもの(例えば、30μm以下、好ましくは20μm以下)が用いられる。
また、図9に示すように、各回転ブラシ16の下方部は、洗浄液18中に浸漬されており、回転ブラシ16の回転に伴って、線状部材15に付着したパーティクル等が洗浄液18によって洗浄されるようになっている。これにより、回転ブラシ16によって補助的に支持されるガラス板Gに、パーティクルに起因する汚れや擦れ傷が生じるのを防止することができる。
ここで、回転ブラシ16の洗浄は、回転ブラシ16を洗浄液に浸漬する代わりに、例えば図10に示すように、回転ブラシ16の下方部に、1又は複数の洗浄液噴射ノズル19(又はパイプに開けた小穴)から洗浄液18を直接噴射することによって行ってもよい。このようにすれば、洗浄液噴射ノズル19から清浄な洗浄液18を簡単に供給し続けることができるため、パーティクルを効率よく除去することができる。
なお、この実施形態では、補助支持部を回転ブラシで構成する場合を説明したが、回転する構成を備えていない平面状のブラシ状部材(例えば、人工芝など)であってもよい。また、ブラシ状部材以外にも、搬送ベルト1よりも摩擦抵抗の小さい低摩擦材であれば、補助支持部として適用することができる。
1 搬送ベルト
2 押圧ローラ
3 補助支持部
6 支持面
6a 第1テーパ面
6b 第2テーパ面
6c 水平面
7 液体噴出孔
8 液体層
11 補助ベルト
12 研削ツール
13 弾性体
14 基準ベルト
15 線状部材
16 回転ブラシ
18 洗浄液

Claims (6)

  1. 並列に配列された複数本の搬送ベルト上にガラス板を載置した状態で搬送し、その搬送経路上に配置された位置決め手段によってガラス板を搬送方向と直交する幅方向に移動させて位置決めするガラス板の搬送装置において、
    位置決め時に、前記搬送ベルトにより支持されたガラス板の一部を弾性体で補助的に支持し、ガラス板の前記幅方向の移動抵抗を低減する補助支持部を備えていることを特徴とするガラス板の搬送装置。
  2. 前記補助支持部は、複数の線状部材からなるブラシ状部を有し、前記ブラシ状部の弾性を利用してガラス板を支持することを特徴とする請求項1に記載のガラス板の搬送装置。
  3. 前記ブラシ状部が、前記幅方向の回転軸を有し、ガラス板の搬送に伴って回転可能であることを特徴とする請求項2に記載のガラス板の搬送装置。
  4. 前記ブラシ状部の下方部が、自動洗浄されることを特徴とする請求項3に記載のガラス板の搬送装置。
  5. 前記補助支持部が、前記搬送ベルトの前記幅方向両側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス板の搬送装置。
  6. 並列に配列された複数本の搬送ベルト上にガラス板を載置した状態で搬送し、その搬送経路上に配置された位置決め手段によってガラス板を搬送方向と直交する幅方向に移動させて位置決めするガラス板の搬送方法において、
    位置決め時に、前記搬送ベルトにより支持されたガラス板の一部を弾性体で補助的に支持し、ガラス板の前記幅方向の移動抵抗を低減することを特徴とするガラス板の搬送方法。
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