JP5889471B1 - 表面処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、バリ取り、切断端のエッジ仕上げ又は製品の表面を研磨する機械加工工具を、直線的に移動可能な表面処理装置を提供する。【解決手段】無端ローラチェーン41の、アタッチメント41aには機械加工工具35が取り付けられている。機械加工工具35の走行を案内するためのガイド43が設けられている。ガイド43は、無端ローラチェーン41が駆動スプロケット28と従動スプロケット29との間を走行したとき、無端ローラチェーン41に取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触する領域に設けられている。ガイド43は機械加工工具35が機械加工領域を直線的に移動できるように案内する。【選択図】図1

Description

本発明は、長尺状又は平板状ワークの切断端のバリ取り、切断端のエッジ仕上げ又は製品の表面を研磨するための表面処理装置に関するものである。
従来、帯状、又は板状の金属ワークピースを研磨、又はバリ取り用機械加工装置が、特許文献1に開示されている。
特許文献1の研磨又はバリ取り用機械加工装置には、回転駆動装置が設けられている。回転駆動装置は、ベルト及びベルトの外側に設けられた研磨ベルトを駆動する。ベルトと研磨ベルトとが回転駆動装置により機械加工領域を直線的に走行し、研磨ベルトでワークピースを機械加工するように構成されている。
機械加工されるワークピースが配置される領域において、ベルトの内側に適宜な間隔で設けられた複数の回転自在なローラを介して、ベルトは案内される。その回転自在なローラは、回転可能に設けられた金具に取り付けられている。金具には、ばね要素が設けられ、ばね力により、金具を押し、その金具に設けられたローラでベルトと研磨ベルトとを外側(機械加工領域側)に押している。研磨ベルトはワークピースに対して一定の力で押すように構成されている。また、研磨ベルトには、テンション装置を介して張力がかけられている。
特表2009−507664号公報
しかし、上記の発明では、下記に示すような問題が発生する。
ベルトは長時間運転すると、プーリーと接触する部分、つまりベルト内面が摩耗する。ベルトの内面が摩耗すると、ばね要素のばね力によりローラがベルトを押すような構成にしているので、ベルトと研磨ベルト(機械加工工具)とがばね要素で押され、研磨ベルトの機械加工位置が移動する。つまり、研磨ベルトの高さ方向の位置が変わる。そのような状態になると、ばね要素の組み込み長さが変わり、研磨ベルトでワークピースを押す力が変わる。そのため、機械加工(表面処理)の品質が安定しなくなる、という問題がある。
幅の広いワークピースを加工するためには、駆動プーリーと、従動プーリーとの間が長くなるのでベルトは自重により垂れ易くなる。ベルトの内面が摩耗すると更にベルトが垂れ易くなる。駆動プーリー又は従動プーリーの近くの箇所よりも、離れた箇所のほうがベルトの垂れる量が大きくなる。そして、ベルトの外側に設けた研磨ベルトもベルトと同様に垂れる。すなわち、駆動プーリー又は従動プーリーの近くの機械加工位置と、駆動プーリー又は従動プーリーより離れた機械加工位置とでは、研磨ベルトとワークピースとの位置関係が異なる。つまり、幅の広いワークピースを加工する場合は、ベルトの自重又はベルトの磨耗により、機械加工領域を研磨ベルトが直線的に走行することができなくなり機械加工の品質が安定しなくなる、という問題がある。
プレス加工でパンチが摩耗しパンチとダイ間のクリアランスが大きくなると、大きなバリが生成される。すなわち、バリ根元厚さが厚く、かつ、バリ高さが高いバリが生成される。ワークピースの端部に生成された大きなバリが、研磨ベルトの側面に当たると研磨ベルトを傷つけることがある。ベルトの自重又はベルトの磨耗により研磨ベルトが垂れると、さらに、研磨ベルトの端面に大きなバリが当たり易くなり、研磨ベルトの端面に傷が付き易くなる。
装置の稼動中は研磨ベルトに常に張力がかかっているので、研磨ベルトの側面に小さな傷がつくと、その箇所に応力が集中し、その傷が更に進行する。そして、研磨ベルトが破損する。
幅の広いワークピースを加工するには周長の長い研磨ベルトが使用される。大きなバリにより研磨ベルトが傷ついたり、破損したりしたら、研磨ベルトの砥粒が摩耗していなくても周長の長い研磨ベルトを交換しなければならず経済的に負担になる、という問題がある。
また、研磨ベルトの外周面にブラシを設け、ワークピースの切断端のエッジ仕上げをしようとすると、研磨ベルトの移動方向に対して、直交する方向の角、又は斜めの方向の角については、研磨ベルトに設けたブラシ毛が直接、角に当たるのでエッジ仕上げをすることが可能である。しかし、研磨ベルトの進行方向に対して平行な方向の角は、その角に研磨ベルトに設けたブラシ毛が当たりにくいのでエッジ仕上げをすることが難しい、という問題がある。
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決することを課題とする。具体的には、幅の広いワークピースを加工する場合であっても、バリ取り、切断端のエッジ仕上げ又は製品の表面を研磨する機械加工工具が、直線的に移動可能な表面処理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、機械加工工具が破損したときの交換が安価にできる表面処理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、機械加工工具の移動方向に対して、直交する方向のワークの角及び平行な方向のワークの角のエッジ仕上げをすることが可能な表面処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、長尺状又は平板状のワークの切断端のバリ取り、前記ワークの切断端のエッジ仕上げは前記ワークの表面の研磨をするための表面処理装置であって、前記表面処理装置は、機械加工ユニットを備え、前記機械加工ユニットは、前記ワークを機械加工する移動体と、前記移動体を回転駆動する回転駆動装置とを有し、前記移動体は、前記ワークの機械加工領域を直線的に移動可能に構成され、前記移動体、及び前記回転駆動装置は全体として、前記移動体の移動方向に対して交差する方向に揺動自在に、又は交差する方向に往復動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、長尺状又は平板状のワークの切断端のバリ取り、前記ワークの切断端のエッジ仕上げ、又は前記ワークの表面の研磨をするための表面処理装置であって、前記表面処理装置は、機械加工ユニットを備え、前記機械加工ユニットは、前記ワークを機械加工する移動体と、前記移動体を前記ワークの機械加工領域と非機械加工領域との間で循環移動させる回転駆動装置とを有し、前記移動体は、前記機械加工領域を直線的に移動可能に構成されると共に、前記移動体は、前記機械加工領域を移動することにより自転可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記移動体は機械加工工具であり、前記機械加工工具はチェーンに取り付けられ、前記回転駆動装置は前記チェーンを回転駆動可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記機械加工工具又は前記チェーンの移動を案内するガイドを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記チェーンはアタッチメントを有し、前記機械加工工具は前記アタッチメントに交換可能又は着脱自在に取り付けられるように構成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記機械加工ユニットは、前記ワークが通過する上方及び下方に配置し、かつ、各前記機械加工工具又は各前記移動体が前記ワークの上面及び下面のバリ取り、エッジ仕上げ、又は研磨を可能に構成されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具及び前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具は、前記チェーンの長手方向に所定間隔を有し前記チェーンに取り付けられ、前記機械加工工具の進行方向から見て、機械加工領域にある前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具と、機械加工領域にある前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具とが対面するように配置されると共に、前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具と、前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具とが、機械加工領域にあるとき、互いの前記機械加工工具は、千鳥配列された状態を保って同じ方向に移動するように構成されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記機械加工ユニット又は/及び前記ワークを送るためのピンチロールが昇降自在に構成されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、バリ、又は粉塵を集塵する集塵機又は/及び前記ワークを搬送する搬送装置が設けられていることを特徴とする。
請求項1及び3の発明によれば、ワークを表面処理する移動体は機械加工領域を移動しながら揺動又は往復動する。そのため、ワーク供給方向に対して直交する角やワークの供給方向に対して平行な角に直接、移動体が当たるので、ワーク供給方向に対して直交する角及び平行な角のエッジ仕上げ又はバリ取りをすることができる。
請求項2及び3の発明によれば、移動体は、機械加工領域を自転しながら移動する。そのため、移動体をブラシ状のもの、又は短冊状の研磨布にすると、ワーク供給方向に対して直交する角やワークの供給方向に対して平行な角に直接ブラシ毛又は研磨布が当たるので、ワーク供給方向に対して直交する角及び平行な角のエッジ仕上げ又はバリ取りをすることができる。
請求項の発明によれば、機械加工工具又はチェーンは、案内するガイドに沿って移動する。たとえ、幅の広いワークを加工する場合であっても、又はチェーンの摩耗によるチェーンの伸びがあっても、機械加工工具又はチェーンは、機械加工領域を垂れることなく直線的に移動することができる。そのため、機械加工工具がワークに対して常に同じ位置(高さ)で接触するので、バリ取り、エッジ仕上げ又は研磨の品質が安定する。
請求項の発明によれば、チェーンのアタッチメントに機械加工工具が交換可能に取り付けられるので、機械加工工具が破損しても、破損した機械加工工具のみを取り替えれば良いのでコスト削減に寄与できる。
請求項の発明によれば、機械加工ユニットは、ワークが通過する上方及び下方に配置し、かつ、機械加工工具がワークの上面及び下面を加工するように構成される。そのため、ワークの表裏をバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をすることができる。
請求項の発明によれば、ワークの上面を加工する機械加工工具と、ワークの下面を加工する機械加工工具とが対面して配置されている。そのため、機械加工工具の両側に配置されたピンチロールの間隔を狭くできるので、より長さの短いワークのバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をすることができる。また、薄いワークの表面処理をするとき、ワークの上面を加工する機械加工工具と、ワークの下面を加工する機械加工工具とが互いに接触しないので、機械加工工具同士が接触することによる磨耗がない。
請求項の発明によれば、機械加工工具は、昇降可能に構成されている。そのため、機械加工工具をワークの板厚に対応した位置に昇降できるので、ワークの板厚が変わってもバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をすることができる。また、ピンチロール装置は、昇降可能に構成されている。そのため、ピンチロールをワークの板厚に対応した位置に昇降できるので、ワークの板厚が変わってもピンチロールでワークを挟み送ることができる。
請求項9の発明によれば、集塵機を設けたのでバリ又は粉塵により作業環境が悪化するのを防げる。搬送装置を設けたのでワークを自動で搬入・搬出できるので、ワークのバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨を効率よく行うことができる。
実施例を示した表面処理装置の正面図である。 実施例を示した表面処理装置の側面図である。 実施例を示した表面処理装置の平面図である。 実施例のピンチロール昇降機構を示した平面図である。 実施例の機械加工ユニットを示した平面図である。 実施例を示した表面処理装置の断面図である。 実施例の機械加工工具を示した図である。 実施例の機械加工工具を示した図である。 実施例の機械加工ユニット昇降機構及びピンチロール昇降機構を示した図である。 実施例の機械加工工具を示した図である。 実施例の機械加工工具を示した図である。 実施例の機械加工工具を示した図である。 実施例の垂直軸周りに自転する機械加工工具を示した図である。 実施例の水平軸周りに自転する機械加工工具を示した図である。 実施例の機械加工ユニットを示した図である。
以下、図面に基づき、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係わる長尺状又は平板状のワークの切断端のバリ取り、ワークの切断端のエッジ仕上げ又は、ワークの表面の研磨をするための表面処理装置の例として、機械加工工具35は台座36と、ブラシ毛37とで構成されたブラシを使用して、ワークWのバリ取り又はエッジ仕上げを行う方法について説明する。
図1〜図3に示すように、表面処理装置は本体フレーム21と、ワークWを載せて搬入するワーク搬入コンベア111と、機械加工ユニット6と、機械加工ユニット6を揺動自在に構成された揺動機構8と、ワークWを挟んで送るピンチロール装置10と、機械加工ユニット昇降機構9と、ワークWを搬出するワーク搬出コンベア126とを備える。
ワークWの上面のバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をするために、ワークWが通過する上方には機械加工ユニット6と、揺動機構8とを設けるとともに、機械加工ユニット6、揺動機構8及びピンチロール装置10を昇降自在に構成された機械加工ユニット昇降機構9を設けてある。
また、ワークWの下面のバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をするために、ワークWが通過する下方には機械加工ユニット6と、揺動機構8とを設けるとともに、機械加工ユニット6及び揺動機構8を昇降自在に構成された機械加工ユニット昇降機構9を設けてある。
ワークWの片面、例えば上面だけバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨をする場合は、ワークWの上方にだけに機械加工ユニット6と、揺動機構8と、機械加工ユニット昇降機構9と、ピンチロール装置10とを設けてもよい。また、ワークWの上面だけ研磨をする場合は、ワークWの上方にだけに機械加工ユニット6と、機械加工ユニット昇降機構9と、ピンチロール装置10とを設けてもよい。
本体フレーム21は直方体の形状をした直方体フレーム22と、その直方体フレーム22の内側に取り付けられる矩形の形状をした矩形フレーム23とを有している。
図5〜図8に示すように、機械加工ユニット6は、主に、機械加工フレーム27と、回転駆動装置7と、機械加工工具35とを備えている。回転駆動装置7は主に、減速機25と、サーボモータ26と、駆動スプロケット28と、従動スプロケット29と、無端ローラチェーン41と、ガイド43と、ガイド44と、ガイドブラケット45と、ガイドブラケット46とで構成される。
機械加工フレーム27の一方には、減速機25が取り付けられている。そして、減速機25の出力軸は水平軸回りに回転するように配置されている。減速機25の出力軸には駆動スプロケット28が固定されている。減速機25にはサーボモータ26が取り付けられている。また、機械加工フレーム27の他方には、ブラケット30が無端ローラチェーン41を張れるように移動可能に設けられる。従動スプロケット29が、水平軸回りに回転可能に、ブラケット30が有する軸30aに固定されている。
減速機25の出力軸に固定された駆動スプロケット28と、従動スプロケット29との間には、無端ローラチェーン41が掛け渡されている。
本実施例では、図7及び図8に示すように、無端ローラチェーン41は、アタッチメント41aを有するサイドローラ付チェーンが使用されている。そのアタッチメント41aには、機械加工工具35が交換可能に又は着脱自在に取り付けられている。サイドローラ付チェーンはチェーンの両側に回転自在なサイドローラ42を有している。サーボモータ26を回転駆動すると無端ローラチェーン41のアタッチメント41aに取り付けられた機械加工工具35は循環移動する。
機械加工工具35は、回転駆動装置7によってワークWの機械加工領域を移動可能に構成されている。図3に示すように、機械加工工具35は、ワークWの供給方向Xに対して斜めに又は直交(Y方向)して移動するように構成されている。そして、機械加工工具35は、ワークWに接触してワークの切断端のバリ取り、ワークの切断端のエッジ仕上げ又は、ワークの表面の研磨の加工が可能に構成されている。また、機械加工工具35は、ワークWの機械加工面に対して略平行に移動するように構成される。機械加工領域とは機械加工工具35が、ワークWと接触して機械加工する領域のことをいう。
ワークWのバリ取り又はエッジ仕上げをする場合に使用する機械加工工具35は、図7に示すように、台座36とブラシ毛37とで構成される。台座36は無端ローラチェーン41のアタッチメント41aに交換可能に又は着脱自在に取り付けられている。台座36のブラシ毛取付け面36aには、ブラシ毛37が配列されている。
ブラシ毛37は砥粒入り合成繊維が使用される。また、ブラシ毛37は合成繊維ではなく金属製のワイヤを使用してもよい。
機械加工工具35は市販品の研磨工具や工業用ブラシを台座36に取り付けたものでもよい。例えば、カップ型ブラシを台座36にネジを用いて交換可能に又は着脱自在に取り付けてもよい。また、ブラシを台座36にはめ込み、ブラシと台座36とに取り付けたマグネットの吸引力で着脱自在に固定するようにしてもよい。
駆動スプロケット28と従動スプロケット29との取付けピッチが狭い場合には、ガイドが無くても無端ローラチェーン41に取り付けた機械加工工具35は、ワークWの機械加工領域を略直線的に移動することができる。取付けピッチが広い場合には、無端ローラチェーン41は自重で垂れるので、機械加工領域を直線的に移動することができない。しかし、ガイドを設けると、機械加工工具35は、ガイドによって案内されるので取付けピッチが広くてもワークWの機械加工領域を直線的に移動することができる。
無端ローラチェーン41の走行を案内するために又は機械加工工具35を直線的に移動するために、ガイド43と、ガイド44とが設けられている。無端ローラチェーン41が駆動スプロケット28と、従動スプロケット29との間を走行したときに、無端ローラチェーン41に取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触する領域、つまり機械加工領域にガイド43は設けられている。ガイド43は無端ローラチェーン41が垂れないように及び/又はワークWを加工するときの反力により浮き上がらないように無端ローラチェーン41のサイドローラ42を上下で抱え込むようにして案内する。
ガイド43は、コの字の形状をし、無端ローラチェーン41の両側のサイドローラ42をそれぞれ上下で支持して、機械加工工具35が直線的に走行できるように案内する。ガイド43はガイドブラケット45に取り付けられ、そのガイドブラケット45は機械加工フレーム27に固定されている。
ワークWを加工するときの反力が小さくサイドローラ42の上側を案内するガイドがなくても機械加工ができる場合は、無端ローラチェーン41のサイドローラ42の下側だけを支持可能なガイドを用いても良い。
無端ローラチェーン41が駆動スプロケット28と従動スプロケット29との間を走行したときに、無端ローラチェーン41に取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触しない領域にガイド44は、設けられている。ガイド44は無端ローラチェーン41が垂れないように無端ローラチェーン41のサイドローラ42を下から支えるようにして案内する。
機械加工工具35を直線的に移動するために、無端ローラチェーン41が有するサイドローラ42をガイド43とガイド44とで案内する構成にしたが、図10に示すように、機械加工工具35が有するサイドローラ42をガイド43とガイド44とで案内する構成にしてもよい。機械加工工具35は無端チェーン40に交換可能又は着脱自在に取り付ける。そして、機械加工工具35が直線的にガイドによって移動できるように、機械加工工具35の両側の面に、サイドローラ42をそれぞれ2個づつ、計4個設ける。そして、両側のサイドローラ42を案内するガイド43をガイドブラケット45に取り付ける。ガイドブラケット45は機械加工フレーム27に固定する。このように機械加工工具35に回転自在なサイドローラ42を設けると、機械加工工具35はガイド43により機械加工領域を直線的に移動することができる。
無端ローラチェーン41が駆動スプロケット28と従動スプロケット29との間を走行したときに、無端ローラチェーン41に取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触しない領域にガイド44は、設けられている。ガイド44は機械加工工具35が垂れないように機械加工工具35のサイドローラ42を下から支えるようにして案内する。
回転駆動装置7は減速機25の出力軸を水平軸回りに回転するように構成したが、減速機25の出力軸を垂直軸回りに回転するように構成してもよい。駆動スプロケット28を、垂直軸回りに回転するように配置された減速機の出力軸に固定し、従動スプロケット29を垂直軸回りに回転自在になるようにブラケット30に取り付ける。減速機25の出力軸に固定された駆動スプロケット28と、従動スプロケット29との間には、無端ローラチェーン41が掛け渡される。無端ローラチェーン41は、アタッチメント41aを有する。そのアタッチメント41aには、機械加工工具35を交換可能又は着脱自在に取り付ける。
そして、機械加工工具35には複数のサイドローラ42を設け、そのサイドローラ42を案内するガイドにより、機械加工工具35が往路と復路とを直線的に移動可能に構成する。減速機25の出力軸が一定方向に回転すると、機械加工工具35は往路と復路ともワークWを加工することが可能になるので作業効率が向上する。
ワークWの切断端のバリ取り又は表面を研磨する場合の機械加工工具35は、図8に示すように、台座36と、弾性体38と、研磨布39とで構成される。台座36の一方は、無端ローラチェーン41のアタッチメント41aに交換可能又は着脱自在に取り付けられるようにする。そして、台座36の他方には弾性体38を固定する。弾性体38には、ワークWを研磨する研磨布39が貼られている。そして、その研磨布39が破損したら貼り替えられるようにする。研磨布39はワークWが進入する方向の端を斜めにし、ワークWが進入しやすくしている。また、研磨布39の両端をクリップで挟みワンタッチで取り付けられるような構造にしても良い。このように貼り替え可能に、又は、取り替え可能にすると、ワークを研磨する機械加工工具35の研磨布39が大きなバリで破損しても、破損した研磨布39のみを取り替えればよいので経済的である。
また、プラズマ切断、レーザ切断したときに、ワークWの下部に付着したドロスを取り除くために、機械加工工具35は台座36にスクレーパ(図示省略)を交換可能に取り付けてもよい。
機械加工工具35の台座36の両面に、アタッチメント41aの形状をした凹状の溝を設け、台座36の溝をアタッチメント41aに挿入可能にしてもよい。そして、台座36にボールプランジャを内蔵し、台座36の溝をアタッチメント41aに挿入したとき、アタッチメント41aの取付け穴にボールプランジャのボールがはまり込んで台座36とアタッチメント41aとを交換可能又は着脱自在に保持するような構成にしてもよい。また、ボールプランジャの替わりに、マグネットをアタッチメント41aに吸着するように台座36に取り付け、台座36を着脱可能にしてもよい。
無端ローラチェーン41は、図11に示すように、アタッチメント付RS形チェーンを使用してもよい。また、無端ローラチェーン41は、図12に示すように、アタッチメント付Rローラバイピッチチェーンを使用してもよい。
機械加工工具35は、図13に示すように、台座36と、ラック47と、ピニオン48と、カップブラシ49と、台座ガイド50とで構成してもよい。ピニオン48は、端部に回転軸48aを有し、その回転軸48aは、台座36に垂直軸周りに回転可能に取り付けられる。ピニオン48の片方の端部にはカップブラシ49が交換可能又は着脱自在に取り付けられる。台座ガイド50は台座36が安定して移動できるように案内する。
カップブラシ49にはブラシ毛が円周状に配列されている。ラック47は、機械加工領域をピニオン48の歯車と噛み合うように機械加工フレーム27に取り付けられる。そのラック47は、無端ローラチェーン41のサイドローラ42をガイドするガイド43と略同じ長さを有する。
機械加工工具35が機械加工領域を移動するとき、ピニオン48は、ラック47と噛み合っているので、ラック・ピニオン機構によりピニオン48は自転しながら移動することができる。そして、カップブラシ49は自転しながら、回転駆動装置7によって直線的に移動する。
カップブラシ49は、機械加工領域を、自転しながら、ワークWの供給方向に対して直交して移動する。そのため、カップブラシ49のブラシ毛は、ワークWの供給方向に対して直交する角やワークWの供給方向に対して平行な角に直接、ブラシ毛が当たるので、ワークWの供給方向に対して直交する角及び平行な角のエッジ仕上げ又はバリ取りを高品質に加工することが可能になる。
また、機械加工工具35は、カップブラシ49の変わりに、ワークWの表面を研磨するための研磨材(図示省略)を設けるようにしてもよい。研磨材には、絡ませた繊維に砥材をまぶして固めた不織布研磨材で構成されたものや、基布になる織布の上に砥材を塗付し、接着剤で固定した研磨布紙で構成されたものを使用する。
また、機械加工工具35は、図14に示すように、台座36と、ラック47と、ピニオン48と、回転軸60と、ロールブラシ61とで構成してもよい。ピニオン48は、回転軸60の端部に固定されている。回転軸60は、台座36に水平軸回りに回転可能に取り付けられる。回転軸60の片方の端部には、ロールブラシ61が交換可能に又は着脱自在に取り付けられる。
ロールブラシ61には、短冊状の研磨布が円周状に配列されている。ラック47は、機械加工領域をピニオン48と噛み合うように機械加工フレーム27に取り付けられる。そのラック47は、無端ローラチェーン41のサイドローラ42をガイドするガイド43と略同じ長さを有する。
機械加工工具35が機械加工領域を移動するとき、ピニオン48は、ラック47と噛み合っている。そして、ラック・ピニオン機構によりピニオン48と回転軸60を介して接続されているロールブラシ61が自転しながら、回転駆動装置7によって直線的に機械加工領域を移動することができる。このとき、短冊状の研磨布が遠心力により、ワークWの供給方向に対して直交する角やワークWの供給方向に対して平行な角に直接、当たるので、ワークWの供給方向に対して直交する角及び平行な角のエッジ仕上げ又はバリ取りを高品質に加工することが可能になる。
図15(b)に示すように、ワークWの上面のバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨するために、ワークWが通過する上方に設けられた機械加工ユニット6が有する無端ローラチェーン41の長手方向には、アタッチメント41aが所定間隔をおいて配設される。そのアタッチメント41aには、機械加工工具35が交換可能又は着脱自在に取り付けられる。また、ワークWの下面のバリ取り、エッジ仕上げ又は研磨するために、ワークWが通過する下方に設けられた機械加工ユニット6が有する無端ローラチェーン41の長手方向にも、アタッチメント41aが所定間隔をおいて配設される。そのアタッチメント41aにも、機械加工工具35が交換可能又は着脱自在に取り付けられる。
図15(a)に示すように、機械加工工具35の進行方向から見て、機械加工領域にあるワークWの上面を加工する機械加工工具35と、機械加工領域にあるワークWの下面を加工する機械加工工具35とは対面するように配置される。つまり、機械加工工具35の進行方向から械加工領域にある機械加工工具35を見ると、ワークWの上面を加工する機械加工工具35と、ワークWの下面を加工する機械加工工具35とは鉛直線上にある。
ワークWが通過する上方の、機械加工ユニット6に設けられたサーボモータ26と、ワークWが通過する下方の、機械加工ユニット6に設けられたサーボモータ26とは、電気的に同期して回転駆動する。そして、ワークWが通過する上方の無端ローラチェーン41のアタッチメント41aに取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触する領域、つまり、機械加工領域にあるときの移動方向と、ワークWが通過する下方の無端ローラチェーン41のアタッチメント41aに取り付けられた機械加工工具35がワークWに接触する領域、つまり、機械加工領域にあるときの移動方向とは同じ方向である。
そして、ワークWが通過する上方及び下方の機械加工工具35が機械加工領域にあるとき、ワークWが通過する上方の互いに隣り合う機械加工工具35との間に、ワークWが通過する下方の機械加工工具35が入り込める位置になるように同期する。つまり、ワークWが通過する上方及び下方の機械加工工具35は、機械加工領域では、互いの機械加工工具35が千鳥配列された状態を保って移動する。
後述する搬入側の2列のピンチロール65とピンチロール66とでワークWを挟み、機械加工工具35でワークWの端部を機械加工をする。このとき、上下の機械加工工具35のブラシ毛37でワークWが挟まれた状態でワークWの表裏を機械加工するので、ワークWの板厚が薄くても、機械加工するときの力でワークWは大きく反ることはない。
図4〜図6に示すように、機械加工ユニット6を揺動する揺動機構8は、主に揺動モータ51と、揺動軸52と、揺動軸53と、軸受け54と、軸受け55と、円盤56と、連結棒57と、リンクボール58とで構成されている。
揺動モータ51は、昇降フレーム98の長手方向の中央部に揺動モータ51の出力軸を機械加工ユニット6側に向けて取り付けられている。その出力軸には、円盤56が取り付けられ、その円盤56の中心から偏心した位置にリンクボール58(球面軸受け)が取り付けられている。機械加工ユニット6の機械加工フレーム27にもリンクボール58が取り付けられ、二つのリンクボール58は連結棒57で互いに接続されている。
機械加工フレーム27の一端には揺動軸52と、他端には揺動軸53とが、機械加工ユニット6を水平軸回りに回転可能に、又はワークの加工面と平行な軸回りに取り付けられている。昇降フレーム98の両側には、揺動軸52と揺動軸53とを支持するように軸受け54と軸受け55とが取り付けられている。
揺動モータ51が回転駆動すると、円盤56が回転しリンクボール58と、連結棒57とで接続された機械加工ユニット6が揺動軸52及び揺動軸53を中心に揺動する。そして、揺動自在に構成された機械加工ユニット6の回転駆動装置7の無端ローラチェーン41に交換可能に又は着脱自在に取り付けられた機械加工工具35は、機械加工領域を揺動しながら移動することができる。機械加工工具35は、機械加工工具35の移動方向に対して略直交する方向に揺動自在に構成されている
機械加工ユニット6を揺動する揺動機構8の変わりに、機械加工ユニット6を往復動させる往復動機構(図示省略)について説明する。揺動軸52と軸受け54とをガイド(図示省略)に変え、そのガイドの移動側を機械加工フレーム27に取り付け、ガイドの固定側を昇降フレーム98に取り付ける。また、揺動軸53と軸受け55とをガイド(図示省略)に変え、そのガイドの移動側を機械加工フレーム27に取り付け、ガイドの固定側を昇降フレーム98に取り付ける。各ガイドは機械加工フレーム27が機械加工工具35の移動方向に対して直交する方向に移動可能に取り付ける。
揺動モータ51を往復動モータ(図示省略)に変える。往復動モータが回転駆動すると、円盤56が回転しリンクボール58と、連結棒57とで接続された機械加工ユニット6が機械加工工具35の移動方向に対して略直交する方向に往復動する。そして、往復動自在に構成された機械加工ユニット6の回転駆動装置7の無端ローラチェーン41に交換可能に又は着脱自在に取り付けられた機械加工工具35は、機械加工領域を往復動しながら移動することができる。機械加工工具35は、機械加工工具35の移動方向に対して略直交する方向に往復動自在に構成されている
また、機械加工ユニット6の駆動スプロケット28と従動スプロケット29とをそれぞれプーリー(図示省略)に変え、無端状に連結された無端ローラチェーン41を無端状に連結された無端ベルト(図示省略)に変えて、回転駆動装置7で無端ベルトを回転するようにしても良い。その無端ベルトの外周面にはブラシ毛(図示省略)を取り付け、循環移動するブラシ毛すなわち移動体が機械加工領域を移動しワークの機械加工を可能に構成する。つまり、循環移動する移動体で、ワークの切断端のバリ取り、ワークの切断端のエッジ仕上げ又はワークの表面を研磨可能に構成する。
そして、機械加工ユニット6を揺動する揺動機構8を設けることで、移動体は移動体の循環移動する方向に対して略直交する方向に揺動自在になるように構成される。また、機械加工ユニット6を往復動する往復動機構を設けることで、移動体は移動体の循環移動する方向に対して略直交する方向に往復動自在になるように構成される。
図2〜図6、図9に示すように、ピンチロール装置10は、主に、機械加工ユニット6の両側に配設された複数列の上下一対のピンチロール65、ピンチロール66と、ピンチロール昇降フレーム68と、ピンチロール固定フレーム69と、ピンチロール昇降機構80と、ピンチロールを駆動するモータ67とで構成されている。上側のピンチロール65はピンチロール昇降フレーム68に軸受け70を介して回転自在に取り付けられている。ピンチロール65にはウレタンゴムがライニングされている。
ピンチロール65の端には2連のスプロケット71が固定され、隣り合うピンチロール65に固定された互いの2連のスプロケット71には、無端チェーン72が交互に掛け渡されている。上側のピンチロール65を駆動するモータ67がピンチロール昇降フレーム68に取り付けられている。そのモータ67近傍のピンチロール65の端には、スプロケット74が固定されている。モータ67の出力軸には、スプロケット75が固定されている。ピンチロール65の端に固定されたスプロケット74と、スプロケット75とには無端チェーン76が掛け渡されている。
上側のピンチロール65の直下には下側のピンチロール66が配置される。下側のピンチロール66は、図2に示すように、ピンチロール固定フレーム69に軸受け70を介して回転自在に取り付けられている。ピンチロール固定フレーム69は、矩形フレーム23に取り付けられている。下側のピンチロール66の上面は、後述するワークWを搬入するワーク搬入コンベア111の搬送面と略同じ高さにし、ワーク搬入コンベア111から搬送されたワークWを、ピンチロール装置10で送ることが可能になるように構成されている。ピンチロール66にはウレタンゴムがライニングされている。
下側のピンチロール66の端には、上側のピンチロール65と同様に2連のスプロケット71が固定され、隣り合うピンチロール66に固定された互いの2連のスプロケット71には、無端チェーン72が交互に掛け渡されている。下側のピンチロール66を駆動するモータ67がピンチロール固定フレーム69に取り付けられている。そのモータ67近傍のピンチロール66の端には、スプロケット74が固定されている。
モータ67の出力軸には、スプロケット75が固定されている。ピンチロール66の端に固定されたスプロケット74と、スプロケット75とには無端チェーン76が掛け渡されている。ピンチロール昇降フレーム68に取り付けられたモータ67を回転駆動すると、上側の全てのピンチロール65が回転する。また、ピンチロール固定フレーム69取り付けられたモータ67を回転駆動すると、下側の全てのピンチロール66が回転する。そしてワークWを上下のピンチロールで挟んで搬送することができる。
ピンチロール昇降機構80は、図1〜4と図9に示すように、主に、ガイド90と、ガイド91と、ジャッキ86と、ジャッキ87と、連結棒84と、連結棒85と、減速機81と、ピンチロール昇降モータ82とで構成される。各ジャッキは台形ネジと、ウォームギヤとで構成され、台形ネジにはナットが螺合される。そのナットを昇降物に取り付け、ジャッキの入力軸を回転すると台形ネジが回転し、ネジ機構によりナットを取り付けた昇降物が昇降する。
ピンチロール昇降フレーム68の両側には、ピンチロール昇降フレーム68の昇降を案内するガイド90と、ガイド91とが設けられている。各ガイドはガイドの固定側を矩形フレーム23に取り付け、移動側をピンチロール昇降フレーム68に取り付ける。そして、ピンチロール昇降フレーム68は昇降可能に構成される。
昇降フレーム98の長手方向の中央には、減速機81が取り付けられ、その減速機81には、駆動源のピンチロール昇降モータ82が取り付けられている。昇降フレーム98の両側にはジャッキ86とジャッキ87とが取り付けられている。減速機81の両側の出力軸とジャッキ86、ジャッキ87の入力軸とは、連結棒84、連結棒85とで連結されている。ジャッキ86と、ジャッキ87との台形ネジに螺合されたナット88及びナット89はピンチロール昇降フレーム68の両側にそれぞれ取り付けられている。
ピンチロール昇降モータ82を回転駆動すると、減速機81の両側の出力軸に連結された連結棒84と、連結棒85とが回転する。次にジャッキ86、ジャッキ87の入力軸が回転するとジャッキ86、ジャッキ87の台形ネジが回転し、ネジ機構によりナット88、ナット89を取り付けたピンチロール昇降フレーム68が昇降する。ピンチロール昇降機構80は、ピンチロール昇降フレーム68に回転自在に取り付けられた上側のピンチロール65と、下側のピンチロール66との隙間をワークWの厚さに対応するように調整することができる。
上側のモータ67と下側のモータ67とを回転駆動すると、機械加工ユニット6の両側に配設された複数列の上下一対のピンチロール65、ピンチロール66が回転する。そして、そのピンチロール65と、ピンチロール66とにワークWを挟み、ワークWを搬入側から搬出側に送ることができる。
図1〜図4と図9に示すように、機械加工ユニット6、揺動機構8及びピンチロール昇降機構80を昇降する機械加工ユニット昇降機構9は、主に、ガイド105と、ガイド106と、ジャッキ101と、ジャッキ102と、連結棒99、連結棒100と、減速機96と、昇降モータ97とで構成される。各ジャッキは台形ネジとウォームギヤで構成され、台形ネジにはナットが螺合される。そのナットを昇降物に固定し、ジャッキの入力軸を回転するとジャッキの台形ネジが回転し、ネジ機構によりナットを取り付けた昇降物が昇降する。
昇降フレーム98の両側には、ガイド105と、ガイド106とが設けられている。各ガイドはガイドの固定側を矩形フレーム23に取り付け、移動側を昇降フレーム98に取り付ける。そして、昇降フレーム98は昇降可能に構成される。
矩形フレーム23の長手方向の中央には、減速機96が取り付けられ、その減速機96には、駆動源の昇降モータ97が取り付けられている。矩形フレーム23の両側には、ジャッキ101と、ジャッキ102とが取り付けられている。減速機96の両側の出力軸と、ジャッキ101、ジャッキ102の入力軸とは、連結棒99、連結棒100とで連結されている。ジャッキ101と、ジャッキ102との台形ネジに螺合されたナット103及びナット104は、昇降フレーム98に固定される。
昇降モータ97を回転駆動すると、減速機96の両側の出力軸に連結された連結棒99と連結棒100が回転する。次にジャッキ101、ジャッキ102の入力軸が回転するとジャッキ101、ジャッキ102の台形ネジが回転し、ネジ機構によりナット103、ナット104を取り付けた昇降フレーム98が昇降する。
昇降フレーム98には、機械加工ユニット6が揺動機構8により揺動自在に設けられている。そして、機械加工ユニット6には無端ローラチェーン41を移動することが可能な回転駆動装置7が設けられる。その無端ローラチェーン41のアタッチメント41aには交換可能又は着脱自在に機械加工工具35が取り付けられている。このように、機械加工工具35は機械加工ユニット昇降機構9の昇降モータ97を駆動することにより昇降自在に構成されている。
ピンチロール装置10の前方には、図2及び図3に示すように、ワーク搬入コンベア111が備えられている。ワーク搬入コンベア111はワークWを搬入する搬送装置である。また、ピンチロール装置10の後方には、ワーク搬出コンベア126が備えられている。ワーク搬出コンベア126はワークWを搬出する搬送装置である。ワーク搬入コンベア111は、主に、無端ベルト112と、駆動ローラ113と、従動ローラ114と、コンベアフレーム115と、モータ116とで構成される。
直方体フレーム22には、コンベアフレーム115が取り付けられ、そのコンベアフレーム115には、駆動ローラ113と、従動ローラ114とが回転自在に取り付けられている。駆動ローラ113と、従動ローラ114とには無端ベルト112が掛け渡されている。従動ローラ114は、無端ベルト112を張れるように前後に移動可能に、コンベアフレーム115に取り付けられている。
駆動ローラ113の端部には、スプロケット117が固定されている。直方体フレーム22には、モータ116が取り付けられている。モータ116の出力軸には、スプロケット118が固定されている。スプロケット117と、スプロケット118とには無端チェーン119が掛け渡されている。
図2及び図3に示すように、ワーク搬出コンベア126は、主に、無端ベルト127と、駆動ローラ128と、従動ローラ129と、コンベアフレーム130と、モータ131とで構成される。直方体フレーム22には、コンベアフレーム130が取り付けられ、そのコンベアフレーム130には、駆動ローラ128と、従動ローラ129とが回転自在に取り付けられている。駆動ローラ128と、従動ローラ129とには無端ベルト127が掛け渡されている。駆動ローラ128は、無端ベルト127を張れるように前後に移動可能にコンベアフレーム130に取り付けられている。
駆動ローラ128の端部には、スプロケット132が固定されている。直方体フレーム22には、モータ131が取り付けられている。モータ131の出力軸には、スプロケット133が固定されている。スプロケット132と、スプロケット133とには、無端チェーン134が掛け渡されている。
バリ又は粉塵が飛散しないように、ワークWが通過する上方の機械加工ユニット6と、揺動機構8と、機械加工ユニット昇降機構9と、ピンチロール装置10と、ピンチロール昇降機構80とをケーシング(図示省略)で囲ってある。また、ワークWが通過する下方の機械加工ユニット6と、揺動機構8と、機械加工ユニット昇降機構9とをケーシング(図示省略)で囲ってある。各ケーシングにはメンテ用の開閉可能な扉が設けてある。
各ケーシングには集塵機(図示省略)が接続されている。集塵機の吸引ダクトはケーシングの機械加工工具35が通過する近傍に接続され、バリ、又は粉塵を集塵するように設けられている。集塵機の戻しダクトはケーシングに接続されている。集塵機によりバリ又は粉塵が回収された後の空気を、戻しダクトによりケーシング内に戻し、機械加工工具35に付着したバリ又は粉塵を吹き飛ばすために利用される。
ワークWが通過する上方及び下方に機械加工ユニット6をそれぞれ配置した実施形態の動作について説明する。ワークWを機械加工する前に予め、ワークWの板厚に応じて、機械加工工具35がワークWに対し最適な量だけ接触するように、上方及び下方の昇降モータ97を回転駆動し昇降フレーム98を昇降させる。次に、ピンチロール65とピンチロール66とでワークWを挟んで送ることが可能な位置までピンチロール昇降モータ82を回転駆動し、ピンチロール65を昇降させる。
ワークWの幅が広い場合は、ワーク搬入コンベア111上に搬送方向に一列に並べて、ワークWの幅が狭い場合は、ワーク搬入コンベア111上の幅方向にも複数並べて搬入される。そして、ワークWはワーク搬入コンベア111上からピンチロール装置10に搬送される。ワークWは上側のピンチロール65と、下側のピンチロール66とに挟まれて保持されながら機械加工ユニット6側へ送られ、ワークWの上面及び下面を機械加工工具35がワークWと接触しながら移動することによってワークWの表裏は機械加工される。
機械加工工具35がブラシの場合には、ワークWの上面及び下面を機械加工工具35が揺動又は自転して、ワークWとブラシ毛37とが接触しながら移動することによってワークWのバリ取り又はエッジ仕上げが行われる。
また、機械加工工具35がワークWを研磨する研磨布39が貼られたものの場合には、ワークWの上面及び下面を機械加工工具35がワークWと接触しながら移動することによってワークWの表裏の研磨が行われる。
ワークWの先端が搬出側の上側のピンチロール65と、下側のピンチロール66とに挟まれ、ワークWはワーク搬出コンベア126へ送られる。そして、ワーク搬出コンベア126により搬送されたワークWは作業者によって取り出される。
ワークWの長さが短い場合には、ワーク搬入コンベア111から搬入されたワークWは、搬入側の2列の上側のピンチロール65と、搬入側の2列の下側のピンチロール66とに挟まれて送られる。ワークWの先端が機械加工工具35によって機械加工される。次に、ワークWの先端は機械加工ユニット6に隣接する搬出側の上側のピンチロール65と、搬出側の下側のピンチロール66とに挟まれる。このとき、機械加工ユニット6に隣接する搬入側の上側のピンチロール65と搬入側の下側のピンチロール66とでワークWを挟んでいる。
次に、ワークWは、搬出側2列の上側のピンチロール65と、搬出側2列の下側のピンチロール66とに挟まれて送られる。ワークWの後端が機械加工工具35によって機械加工される。このように、短いワークWでも2箇所を上側のピンチロール65と、下側のピンチロール66とで挟み送るように構成されている。
上記実施形態では、長尺状又は平板状ワークの表面処理について説明したが、板材加工機で切断された板材の表面処理を行なうことも可能である。また、レーザ加工機で切断された板材の切断端のエッジ仕上げを行なうことも可能である。
以上、本発明の長尺状又は平板状ワークの切断端のバリ取り、切断端のエッジ仕上げ又は製品の表面を研磨するための表面処理装置について、好ましい実施例を示して説明したが、本発明は、上述した実施例にのみに限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の組合せの実施及び/又は種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、機械加工ユニット6をワークWの供給方向に複数並べて配置し、ワークWの搬送方向の上流側の機械加工ユニット6でバリ取りをし、下流側の機械加工ユニット6で研磨ができるような表面処理装置にしてもよい。また、一つの機械加工ユニット6に種類の異なる機械加工工具35を取り付けてもよい。
6 機械加工ユニット
7 回転駆動装置
8 揺動機構
9 機械加工ユニット昇降機構
10 ピンチロール装置
21 本体フレーム
35 機械加工工具
41 無端ローラチェーン
80 ピンチロール昇降機構
98 昇降フレーム
111 ワーク搬入コンベア
126 ワーク搬出コンベア
W ワーク

Claims (9)

  1. 長尺状又は平板状のワークの切断端のバリ取り、前記ワークの切断端のエッジ仕上げは前記ワークの表面の研磨をするための表面処理装置であって、
    前記表面処理装置は、機械加工ユニットを備え、
    前記機械加工ユニットは、
    前記ワークを機械加工する移動体と、
    前記移動体を回転駆動する回転駆動装置とを有し、
    前記移動体は、前記ワークの機械加工領域を直線的に移動可能に構成され、
    前記移動体、及び前記回転駆動装置は全体として、
    前記移動体の移動方向に対して交差する方向に揺動自在に、
    又は交差する方向に往復動自在に構成されていることを特徴とする表面処理装置。
  2. 長尺状又は平板状のワークの切断端のバリ取り、前記ワークの切断端のエッジ仕上げ、又は前記ワークの表面の研磨をするための表面処理装置であって、
    前記表面処理装置は、機械加工ユニットを備え、
    前記機械加工ユニットは、
    前記ワークを機械加工する移動体と、
    前記移動体を前記ワークの機械加工領域と非機械加工領域との間で循環移動させる回転駆動装置とを有し、
    前記移動体は、前記機械加工領域を直線的に移動可能に構成されると共に、
    前記移動体は、前記機械加工領域を移動することにより自転可能に構成されていることを特徴とする表面処理装置。
  3. 前記移動体は機械加工工具であり、
    前記機械加工工具はチェーンに取り付けられ、
    前記回転駆動装置は前記チェーンを回転駆動可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表面処理装置。
  4. 前記機械加工工具又は前記チェーンの移動を案内するガイドを有することを特徴とする請求項3に記載の表面処理装置。
  5. 前記チェーンはアタッチメントを有し、
    前記機械加工工具は前記アタッチメントに交換可能又は着脱自在に取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の表面処理装置。
  6. 前記機械加工ユニットは、前記ワークが通過する上方及び下方に配置し、かつ、各前記機械加工工具又は各前記移動体が前記ワークの上面及び下面のバリ取り、エッジ仕上げ、又は研磨を可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表面処理装置。
  7. 前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具及び前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具は、前記チェーンの長手方向に所定間隔を有し前記チェーンに取り付けられ、
    前記機械加工工具の進行方向から見て、機械加工領域にある前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具と、機械加工領域にある前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具とが対面するように配置されると共に、
    前記ワークの上面を加工する前記機械加工工具と、前記ワークの下面を加工する前記機械加工工具とが、機械加工領域にあるとき、互いの前記機械加工工具は、千鳥配列された状態を保って同じ方向に移動するように構成されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の表面処理装置。
  8. 前記機械加工ユニット又は/及び前記ワークを送るためのピンチロールが昇降自在に構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表面処理装置。
  9. バリ、又は粉塵を集塵する集塵機又は/及び前記ワークを搬送する搬送装置が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表面処理装置。
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