JP2019014012A - ロック機構付きコンプライアンスユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】エア遮断時に原点位置にロックすることができるコンプライアンスユニットを提供する。【解決手段】コンプライアンスユニット1が、第1ボディ2及び第2ボディ3を原点位置に復帰させる復帰ピストン34と、該復帰ピストン34を原点位置にロックするロック機構6とを有し、該ロック機構6は、前記復帰ピストン34に係止するロック位置と該復帰ピストンに係止しない非ロック位置とに変位自在のロック部材46と、該ロック部材46を前記ロック位置に向けて押圧するロックばね47と、前記ロック部材46を前記非ロック位置に向けて押圧するロック解除ピストン48と、該ロック解除ピストン48に推力を発生させるロック解除圧力室49と、該ロック解除圧力室49にエアを供給するためのロック解除ポート50とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ワーク同士を結合する場合や、ワークを加工テーブル上の定位置にセットする場合などに、ワーク相互間の芯ずれや加工テーブルに対するワークの位置ずれ等を吸収するために使用されるコンプライアンスユニットに関するものである。
この種のコンプライアンスユニットとして、引用文献1−3に開示されているようなものが知られている。このコンプライアンスユニットは、相対的に変位可能な自由度を持って連結された第1ボディと第2ボディとを有していて、前記第1ボディをロボットハンドに取り付けると共に、第2ボディにワーク把持装置を取り付けて使用し、前記ワーク把持装置が把持するワークを、台上にセットされた他のワークの挿入孔内に挿入して結合する際に、前記ワークと挿入孔との間に芯ずれがあると、前記第2ボディの変位によってその芯ずれを吸収するものである。
前記コンプライアンスユニットは、前記第2ボディを原点位置に復帰させてその位置に拘束しておくための復帰機構を有している。この復帰機構は、前記ワーク把持装置でワークを把持して結合位置まで搬送する際に動作し、前記第2ボディを原点位置に拘束しておくことにより、該第2ボディの変位によるワークの位置ずれを防止して、位置ずれに伴う該ワークの破損を防止する。
ところが、前記復帰装置は、エアによって動作するものであるため、前記ワークをワーク把持装置で搬送している間に、該復帰機構に供給されていたエアが不測の原因によって遮断されると、該復帰装置が機能しなくなり、第2ボディが変位することによって前記ワークの位置ずれが発生するという問題があった。
特開2002−307366号公報 特開昭59−110593号公報 特開平9−103931号公報
本発明の技術的課題は、復帰機構の動作中にエアが遮断されても、第1ボディと第2ボディとをそのまま原点位置に拘束することができる、安全性に勝れたコンプライアンスユニットを提供することにある。
本発明のロック機構付きコンプライアンスユニットは、互いの軸線が一致する原点位置を中心にして一定の範囲を相対的に平行移動可能な第1ボディ及び第2ボディと、該第1ボディ及び第2ボディを前記原点位置に復帰させる復帰機構と、該復帰機構を前記原点位置にロックするロック機構とを有している。
前記復帰機構は、前記第1ボディに該第1ボディの中心軸線である第1軸線方向には変位自在であるが該第1軸線と直交する方向には該第1ボディと一体をなすように配設されたボールと、前記第2ボディに前記ボールの先端部分が嵌合するような配置で形成された円錐穴と、前記第1ボディの内部に前記第1軸線方向に進退動自在なるように配設され、先端が前記ボールの基端部に当接する復帰ピストンと、該復帰ピストンに前記ボールを前記円錐穴に押し付ける方向の推力を発生させる復帰ばね及び復帰圧力室と、該復帰圧力室にエアを供給するための復帰ポートとを有している。
また、前記ロック機構は、前記復帰ピストンに係止するロック位置と該復帰ピストンに係止しない非ロック位置とに変位自在のロック部材と、該ロック部材を前記ロック位置に向けて押圧するロックばねと、前記ロック部材を前記非ロック位置に向けて押圧するロック解除ピストンと、該ロック解除ピストンに推力を発生させるロック解除圧力室と、該ロック解除圧力室にエアを供給するためのロック解除ポートとを有している。
本発明において、前記ロック部材は、前記復帰ピストンの基端部に形成された円柱状の係止部の端面に係止可能な位置に、前記第1軸線と直交する第3軸線に沿って変位自在なるように配設され、前記ロックばね及びロック解除ピストンは、前記第3軸線に沿って前記ロック部材の一側及び他側に配設されていることが望ましい。
この場合、前記ロック部材は、前記復帰ピストンの係止部が嵌合可能な円形の係止穴を有し、該係止穴の内部を前記第1軸線が通る位置に配設されており、前記係止穴が前記係止部に対して偏心した位置が前記ロック位置であり、前記係止穴が前記係止部と同軸をなす位置が前記非ロック位置であることが望ましい。
また、前記係止部は、前記復帰ピストンの本体部より小径をなし、前記係止穴の直径は、前記係止部の直径より大きいが前記本体部の直径よりは小さいことが望ましい。
更に、前記ロック解除ピストンには、手動操作用の操作杆が前記第3軸線に沿って延在するように連結され、前記第1ボディの側面には、前記第3軸線上の位置に凹部が形成され、該凹部の内部に前記操作杆の端部が、該凹部から外部に突出しないように配設されていても良い。
本発明によれば、復帰機構によって第1ボディと第2ボディとを原点位置に拘束している動作中に、前記復帰機構に対するエアの供給が遮断されても、ロック機構によって前記復帰機構を原点位置にロックすることにより、第1ボディと第2ボディとをそのまま原点位置に拘束することができ、安全性に勝れる。
本発明に係るコンプライアンスユニットの斜視図である。 図1の中央縦断面図であって、復帰機構及びロック機構の両方を給気状態にすることにより、復帰機構が原点位置を占め且つロック機構が非ロック位置を占めている状態の図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図2と同様位置での断面図であって、復帰機構を排気状態にすることにより、第2ボディが芯ずれ吸収のために変位した状態を示す図である。 図2と同様位置での断面図であって、復帰機構及びロック機構のエアが遮断されて排気状態になることにより、復帰機構がロック機構によって原点位置にロックされた状態示す図である。 図6のVII−VII線に沿った要部断面図である。 図6の要部拡大図である。 ロック部材の異種構造例を示す図8と同様位置での要部拡大断面図である。 コンプライアンスユニットの第1の使用例を示す正面図である。 コンプライアンスユニットの第2の使用例を示す断面図である。
図は本発明に係るコンプライアンスユニットの一実施形態を示すものである。図1−図4に示すように、該コンプライアンスユニット1は、第1ボディ2及び第2ボディ3と、該第1ボディ2及び第2ボディ3を第1軸線L1と直交する仮想平面に沿って相対的に平行移動させる平行移動機構4と、平行移動した前記第1ボディ2と第2ボディ3とを原点位置に復帰させると共に該原点位置に拘束する復帰機構5と、該復帰機構5を前記原点位置にロックするロック機構6とを有している。
前記第1軸線L1は前記第1ボディ2の中心軸線であり、第2軸線L2(図5参照)は前記第2ボディ3の中心軸線である。また、前記原点位置とは、図2に示すように、前記第1ボディ2の第1軸線L1と前記第2ボディ3の第2軸線L2とが一致する位置のことである。
前記第1ボディ2は、矩形のベース部10と、該ベース部10の中央から前記第1軸線L1に沿って立ち上がった小径円筒状のシリンダ部11とを有している。該シリンダ部11の先端は、前記第2ボディ3の内部に形成されたチャンバー12内に進入し、その先端面に、該シリンダ部11よりは大径で前記ベース部10よりは小径の円板形をした基板13が、螺子14によって前記第1ボディ2と同軸状に固定されている。該基板13の上面及び下面は、前記第1軸線L1に垂直であると共に互いに平行である平面に形成されている。
図2中の符号15が付された部品は、前記基板13を固定する位置を定める位置決めピンである。
前記第2ボディ3は、前記基板13の上面全体を覆う外殻板18と、前記基板13の外周端寄りの位置で該基板13の下面を部分的に覆う内殻板19と、前記基板13の側面外周を取り囲むように配置されて前記外殻板18と内殻板19とを相互に連結する中空のスペーサ20とを有している。そして、前記外殻板18及び内殻板19とスペーサ20とによって前記チャンバー12が区画され、このチャンバー12内に、前記シリンダ部11が前記内殻板19の円形の中央穴19bを通じて挿入されると共に、前記基板13が収容されている。前記外殻板18の下面及び前記内殻板19の上面は、前記基板13の上面及び下面と平行な平面に形成されている。
また、前記外殻板18、内殻板19、及びスペーサ20の外形形状は、円周の一部を前記第1ボディ2のベース部10の形状に合わせて切除したような形状をしている。しかし、前記外殻板18、内殻板19、及びスペーサ20の外形形状を円形にすることにより、前記第2ボディ3を円筒形に形成することもできる。
前記平行移動機構4は、前記チャンバー12内において、前記基板13の上面と外殻板18の下面との間、及び、前記基板13の下面と内殻板19の上面との間にそれぞれ転動自在に介設された複数の球体23と、該球体23を保持するリテーナ24とにより形成されている。前記球体23は、金属等の硬質素材で形成されたものである。また、前記リテーナ24は、前記基板13と前記外殻板18及び内殻板19との間にそれぞれ配設されていて、各リテーナ24に、複数の球体保持穴25が、2つの同心円の円周に沿って等間隔に位置するように形成され、各々の球体保持穴25の内部に前記球体23が、1つずつ回転自在なるように収容されている。前記リテーナ24の厚みは前記球体23の直径より小さい。
この構成により、前記球体23が、前記基板13と外殻板18及び内殻板19とに転がり接触することで、前記基板13と前記外殻板18及び内殻板19、即ち、前記第1ボディ2と第2ボディ3とが、前記原点位置を中心とする一定の範囲を相対的に平行移動することができる。図2は、前記第1ボディ2と第2ボディ3とが原点位置にある状態を示しており、図5は、前記第1ボディ2と第2ボディ3とが、図9及び図10に示すように部材間の芯ずれを吸収するために平行移動した状態を示している。
なお、図2中の符号26が付された部材は、前記基板13に取り付けられた規制ピンであって、前記基板13と外殻板18との間に配設されたリテーナ24の必要以上の動きを規制するためのものである。
前記復帰機構5は、前記基板13に形成された複数のボール保持穴31と、各ボール保持穴31内に前記第1軸線L1方向には変位自在であるが該第1軸線L1と直交する方向には前記基板13に係止するように一つずつ収容されたボール30と、前記第2ボディ3に固定された円板状のボール受け33に前記ボール30と同数形成された円錐穴32と、前記シリンダ部11の内部のシリンダ穴11a内に前記第1軸線L1方向に進退動自在なるように収容された復帰ピストン34と、該復帰ピストン34に前記ボール30を前記円錐穴32に押し付ける方向の推力を発生させる復帰ばね35及び復帰圧力室36と、該復帰圧力室36に通孔36aを通じてエアを供給する復帰ポート37とを有している。
前記円錐穴32は、前記基板13側に向けて穴径が次第に拡大するような形に形成されていて、1つの円錐穴32の内部に1つのボール30の先端部分が嵌合しており、前記復帰ピストン34の先端面は、全てのボール30の基端部に当接している。
図2中の符号33aが付された部材は、前記ボール受け33を前記第2ボディ3に固定する螺子である。
前記復帰機構5は、図2に示すように、前記復帰ピストン34によって前記ボール30が、前記円錐穴32の中心において穴面に均等に押し付けられているとき、前記第1ボディ2と第2ボディ3とが前記原点位置を占め、図5に示すように、前記第1ボディ2と第2ボディ3とが平行移動すると、前記ボール30が、前記円錐穴32の中心から偏心した位置に変位すると同時に、該円錐穴32の傾斜する穴面に押されて第1軸線L1方向にも変位し、復帰ばね35を圧縮することによって前記復帰ピストン34を後退させるように動作する。
前記ボール30及び円錐穴32は、前記第1軸線L1及び第2軸線L2の回りにそれぞれ120度間隔で3個ずつ配設されているが、それらの数は2個であっても4個以上であっても良い。あるいは、1個のボール30及び円錐穴32を、前記第1軸線L1及び第2軸線上の位置にそれぞれ配設しても良い。
また、前記ボール30は、金属等の硬質素材からなるもので、その直径は前記基板13の厚さよりも大きい。
更に、前記復帰ピストン34は、円柱状をなすもので、ピストンパッキン38を介して前記シリンダ穴11a内に収容され、該復帰ピストン34の基端部には、短円柱状をした係止部34aが該復帰ピストン34の本体部34bから第1軸線L1に沿って突出するように形成されている。前記係止部34aの直径は前記本体部34bの直径より小さい。
前記復帰ばね35は、前記復帰ピストン34の内部に第1軸線L1に沿って形成されたばね室39の内底と、前記第1ボディ2の端面に前記シリンダ穴11aを塞ぐように取り付けられたカバー40との間に、圧縮された状態に介設され、前記復帰ピストン34を、前記ボール30を円錐穴32に押し付ける方向に常時押圧している。この復帰ばね35のばね力は、前記第2ボディ3に芯ずれ吸収時の負荷がかかっていない場合には、該第2ボディ3を原点位置に復帰させるが、前記第2ボディ3に芯ずれ吸収時の負荷がかかったときには、該第2ボディ3を変位可能とするような大きさである。
前記復帰圧力室36は、前記カバー40と前記復帰ピストン34の基端面との間に形成されており、該復帰圧力室36に通じる前記復帰ポート37は、前記第1ボディ2の側面に開口している。
そして、前記復帰ポート37から前記復帰圧力室36内にエアが供給されると、前記復帰ピストン34に、該エアによる推力と前記復帰ばね35による推力とが合算された大きな推力が作用するため、該復帰ピストン34は、前記ボール30を前記円錐穴32の穴面に強く押し付ける。このため、該ボール30は、図2に示すように、前記円錐穴32の中心に当接する原点位置に速やかに復帰してこの原点位置に拘束され、前記第2ボディ3に芯ずれ吸収時の負荷がかかっても、この原点位置を維持する。そのため、前記第2ボディ3も、前記原点位置に拘束されて変位することができなくなる。この拘束状態は、前記復帰圧力室36にエアが供給されている間継続される。
前記チャンバー12は、前記復帰圧力室36に対してはピストンパッキン38で遮断されているが、外気に対しては完全に遮断されておらず、前記第1ボディ2のベース部10の上端面と第2ボディ3の内殻板19の下端面との間の隙間等を通じて外気に連通している。そこで、前記チャンバー12内に外気中の塵埃が進入するのを防止するため、前記第1ボディ2には、パージ用ポート42が、通孔43を介して前記チャンバー12に連通するように形成され、該パージ用ポート42から前記チャンバー12内にエアを供給することにより、該チャンバー12内のエア圧力を外気より高圧にし、外気中の塵埃が前記隙間から該チャンバー12内に進入するのを防止するように構成されている。
前記ロック機構6は、前記復帰ピストン34に係止するロック位置(図6、図7参照)と該復帰ピストン34に係止しない非ロック位置(図4、図5参照)とに変位自在のロック部材46と、該ロック部材46を前記ロック位置に向けて押圧するロックばね47と、前記ロック部材46を前記非ロック位置に向けて押圧するロック解除ピストン48と、該ロック解除ピストン48に推力を発生させるロック解除圧力室49と、該ロック解除圧力室49にエアを供給するためのロック解除ポート50とを有している。
前記ロック部材46は、リング状をした部材であって、図8からも分かるように、中心に、前記復帰ピストン34の係止部34aが嵌合可能な大きさを有する円形の係止穴46aを有すると共に、外周部に、第1ボディ2側に突出するリング状の突縁46bを有し、上面には、前記係止穴46aの穴縁から前記突縁46bに至るまで延在する係止面46cを有し、該係止面46cは、前記第1軸線L1と直交する平面をなしている。
そして、前記ロック部材46は、前記復帰圧力室36の一部を構成する収容室51の内部に、前記係止穴46aの内部を前記第1軸線L1が通るような姿勢で配設され、前記第1軸線L1と直交する第3軸線L3に沿って前記ロック位置と非ロック位置とに変位可能である。また、前記ロック部材46は、前記カバー40の上面に形成された浅い窪み40aの中に、該窪み40aによって可動範囲を制限された状態に配設されており、該窪み40aの一端側と他端側とに変位した位置が前記ロック位置と非ロック位置とである。
前記ロック位置は、図6及び図7に示すように、前記係止穴46aが前記係止部34aに対して偏心した位置を占めることにより、前記係止面46cが前記係止部34aの端面34cに係止する位置であり、また、前記非ロック位置は、図4及び図5に示すように、前記係止穴46aが前記係止部34aと同軸をなすことにより、前記係止面46cが前記端面34cから離れて該端面34cに係止しない位置である。従って、前記係止穴46aの直径は、前記復帰ピストン34の係止部34aの直径より大きいが、本体部34bの直径よりは小さく形成されている。
前記ロックばね47及びロック解除ピストン48は、前記第3軸線L3に沿って前記ロック部材46の一側と他側とに配設されている。
このうち、前記ロックばね47は、円筒状をしたばねホルダ53の内部に収容されていて、該ばねホルダ53が、前記第1ボディ2及びカバー40に形成されたホルダ収容穴54内に、シール部材55を介して気密に収容されて固定されている。前記ロックばね47と前記ロック部材46との間には、プッシュロッド56が前記第3軸線L3に沿って延在するように介設され、該プッシュロッド56の基端部は、ばね座57を介して前記ロックばね47の先端に当接し、該プッシュロッド56の先端は、前記ロック部材46の側面に当接しており、これにより、前記プッシュロッド56を介して前記ロックばね47のばね力が、前記ロック部材46に、該ロック部材46を前記ロック位置に向けて常時押圧するように作用している。
一方、前記ロック解除ピストン48は、前記第1ボディ2に形成されたピストン室58内に、シール部材59を介して前記第3軸線L3方向に摺動自在なるように配設され、該ロック解除ピストン48と前記ピストン室58の端部を塞ぐ筒状のプラグ部材60との間に、前記ロック解除圧力室49が形成されている。また、前記ロック解除ピストン48には、前記第3軸線L3に沿って前記ロック部材46の方向に延在するピストンロッド61が連結され、該ピストンロッド61の先端は、前記ロック部材46の側面に当接している。更に、前記ロック解除ピストン48には、手動操作用の操作杆62が、前記第3軸線L3に沿って前記ピストンロッド61とは逆方向に延在するように連結され、該操作杆62の端部は、前記第1ボディ2の側面に前記プラグ部材60により形成された凹部63の内部に、該凹部63から外部に突出しないように配設されている。
前記ロック解除ポート50は、前記第1ボディ2の側面に形成され、該第1ボディ2に形成された通孔64を通じて前記ロック解除圧力室49に連通している。
前記ロック機構6は次のように動作する。即ち、図2及び図4に示すように、前記ロック解除ポート50から前記ロック解除圧力室49にエアが供給されると、該エアにより発生する推力によって前記ロック解除ピストン48及びピストンロッド61が前進するため、前記ロック部材46は、該ピストンロッド61に押されて前記非ロック位置まで変位する。このとき、前記ロックばね47は、前記プッシュロッド56に押されて圧縮される。
一方、図6及び図7に示すように、前記ロック解除ポート50が大気に開放されると、前記ロック解除ピストン48による推力は消滅するため、前記ロック部材46は、前記ロックばね47により、前記プッシュロッド56を介して前記ロック位置まで変位させられる。
前記ロック機構6は、例えば、前記ロック解除ポート50にエアを供給することにより、前記ロック部材46を非ロック位置に変位させた状態にし、その状態で、前述したように、前記復帰ポート37を大気に開放することにより前記第1ボディ2と第2ボディ3とを平行移動させてワーク間の芯ずれを吸収する操作と、前記復帰ポート37にエアを供給することにより前記第2ボディ3を原点位置に復帰させて該原点位置に拘束する操作とを行うようにすることができる。
このとき、図2に示すように、前記復帰ポート37にエアを供給して前記第2ボディ3を原点位置に拘束している状態で、前記復帰ポート37に供給されていたエアが遮断されると、前記ロック解除ポート50に供給されていたエアも遮断されるため、前記ロック部材46は、図6に示すように、前記ロックばね47に押されて前記ロック位置まで変位し、前記復帰ピストン34の係止部34aの端面34cに係止することによって該復帰ピストン34即ち第2ボディ3を原点位置にロックする。
しかし、前記ロック機構6は、前記第2ボディ3が原点位置にあってワーク間の芯ずれ吸収操作が行われていない場合、つまり、該第2ボディ3に自由度を持たせる必要がない場合には、前記ロック解除ポート50を排気状態にすることにより、前記ロック部材46を前記ロック位置に変位させて前記復帰ピストン34に係止させ、前記第2ボディ3を原点位置にロックするように操作することもできる。このような操作により、前記復帰ポート37のエアが遮断された場合に、前記復帰ピストン34即ち第2ボディ3の原点位置へのロックをより確実に行うことができる。
なお、前記復帰ピストン34に形成された前記係止部34aは、該復帰ピストン34の本体部34bより小径に形成されているが、該本体部34bと同径であっても、該本体部34bより大径であっても構わない。
図9には、図8に示された第1タイプのロック部材46とは構成が異なる第2タイプのロック部材46Aが示されている。この第2タイプのロック部材46Aは、その上面の係止面46cが内周側の平坦部46c1と外周側の傾斜部46c2とを有している点で、前記第1タイプのロック部材46と相違している。前記平坦部46c1は、前記係止穴46aに隣接する部分であって、前記第1軸線L1と直交する平面であり、前記傾斜部46c2は、前記平坦部46c1から前記突縁46bに至るまでの部分であって、内周側から外周側に向けて次第に復帰ピストン34に近づく方向に傾斜する面である。
前記第1タイプのロック部材46の場合、該ロック部材46がロック位置に変位するためには、図8に示すように、該ロック部材46の厚みtを、復帰ピストン34の係止部34aの端面34cとカバー40の上面との間の間隔dより小さくする必要がある。このため、前記ロック部材46が前記復帰ピストン34に係止して復帰機構5を原点位置にロックした時、前記復帰ピストン34は、前記間隔dと厚みtとの差分だけ後退することができ、従って、第2ボディ3も前記差分だけ変位することができる。
これに対し、図9に示す第2タイプのロック部材46の場合は、前記傾斜部46c2をピストンの係止部34aの端面34cに当接させることにより、前記ピストンの動きをほぼ完全に制限することができるため、第2ボディ3の変位もほぼ完全に制限することができる。
図10には、前記コンプライアンスユニット1の第1の使用例が示されている。この第1の使用例は、組立ロボットによる製品の自動組み立て工程において、第1ワークW1と第2ワークW2とを相互に結合する例である。この場合、前記コンプライアンスユニット1の第1ボディ2に、前記組立ロボットのロボットハンド70が連結され、第2ボディ3にワーク把持装置71が取り付けられる。そして、格納部にあった前記第1ワークW1が前記ワーク把持装置71に把持され、第2ワークW2の位置まで搬送されたあと、該第2のワークに形成された挿入孔72内に挿入される。
前記第1ワークW1の搬送時に、図6に示すように、前記コンプライアンスユニット1の復帰ポート37は給気状態にされ、前記ロック解除ポート50は排気状態にされることにより、前記第2ボディ3は、前記ロック部材46が復帰ピストン34に係止することによって原点位置にロックされる。このため、前記第1ワークW1は、位置ずれ等を生じることなく安定的に搬送される。
前記第1ワークW1が第2ワークW2の上まで搬送されると、前記復帰ポート37が排気状態にされると共に、前記ロック解除ポート50が給気状態にされる。これにより、図2に示すように、前記ロック部材46が非ロック位置に変位するため、前記復帰機構5の復帰ピストン34には復帰ばね35のばね力のみが作用する状態になり、その結果、前記コンプライアンスユニット1は自由度を有する状態、即ち、前記第2ボディ3は原点位置にあるが、第1ボディ2に対して変位可能な状態になり、この状態で前記第1ワークW1の挿入孔72への挿入が行われる。
このとき、前記第1ワークW1と挿入孔72との間に芯ずれがあると、図10に示すように、前記第1ワークW1の傾斜面73が挿入孔72の孔縁に接触することによって該第1ワークW1に矢印X方向の力が作用し、この力で前記第2ボディ3は図5に示すように変位するため、前記芯ずれが吸収され、前記第1ワークW1は前記挿入孔72内に挿入される。
前記第1ワークW1の挿入が終了し、前記ワーク把持装置71が該第1ワークW1を解放すると、前記復帰ポート37が再び給気状態にされることにより、コンプライアンスユニット1は、図2に示すように原点位置に復帰した状態になる。このとき、前記ロック解除ポート50を排気状態にすることにより、前記第2ボディ3を原点位置にロックすることもできる。そして、新たな第1ワークW1を把持して同様の動作を繰り返す。
ここで、前記第1ワークW1を搬送している間に、前記復帰機構5に供給されていたエアが不測の原因によって遮断された場合、前記復帰ピストン34に作用していたエアによる推力も消滅する。このため、公知のコンプライアンスユニットの場合は、前記第1ボディ2と第2ボディ3との拘束が解かれて自由度を有する状態になり、該第2ボディ3が変位することによって前記第1ワークW1の位置ずれが発生し、該第1ワークW1が周辺機器と接触するなどして破損するおそれがあった。
しかし、本発明のコンプライアンスユニット1においては、前記ロック部材46によって第2ボディ3が原点位置にロックされているため、その状態でエアが遮断されても、該第2ボディ3の変位による第1ワークW1の位置ずれが生じることはない。
図11には、前記コンプライアンスユニット1の第2の使用例が示されている。この第2の使用例は、溶接や塗装、切断等の加工を施すべきワークWを加工テーブル75上の定位置にセットする際に、コンプライアンスユニット1に取り付けた位置決めピン76を前記ワークWの位置決め孔77内に嵌合させることによって該ワークWの位置決めを行う例である。この場合、前記コンプライアンスユニット1の第1ボディ2は前記加工テーブル75側に取り付けられ、第2ボディ3に前記位置決めピン76が取り付けられる。
前記位置決めを行うとき、前記コンプライアンスユニット1の復帰ポート37は排気状態にされ、前記ロック解除ポート50は給気状態にされる。
この状態で前記ワークWが、搬送装置78により前記加工テーブル75の上方まで搬送され、前記位置決め孔77内に位置決めピン76が嵌合する状態にセットされるが、このとき、前記位置決め孔77と位置決めピン76との間に芯ずれがあると、前記位置決めピン76の傾斜面76aが位置決め孔77の孔縁に接触することによって該位置決めピン76に矢印X方向の力が作用するため、この力で前記第2ボディ3が図5に示すように変位し、前記芯ずれが吸収される。
続いて、前記復帰ポート37が給気状態にされることにより、前記第2ボディ3は、図2に示すように原点位置に復帰する。それに伴って前記ワークWも、前記位置決めピン76に引っ張られて定位置まで移動し、この定位置において、前記位置決めピン76により位置決めされた状態で所定の加工が施される。このとき、前記ロック解除ポート50を排気状態にすることにより、前記第2ボディ3は、ロック部材46によって原点位置にロックされる。
加工が終了した前記ワークWは、前記搬送装置78によって加工テーブル75から取り出されるが、このとき、前記ロック解除ポート50を給気状態にすることによって前記ロック部材46を非ロック位置に変位させると共に、前記復帰ポート37を排気状態に切り換て前記第2ボディ3即ち位置決めピン76に自由度を持たせることにより、該位置決めピン76とワークとの間にコジリが発生するのを防止することができる。
また、前記ワークWの加工時に、前記復帰機構5に供給されていたエアが不測の原因によって遮断されても、前記第2ボディ3は原点位置にロックされているため、該第2ボディ3即ち位置決めピン76が変位してワークWが位置ずれする不都合は生じない。
1 コンプライアンスユニット
2 第1ボディ
3 第2ボディ
5 復帰機構
6 ロック機構
30 ボール
32 円錐穴
34 復帰ピストン
34a 係止部
34b 本体部
34c 端面
35 復帰ばね
36 復帰圧力室
37 復帰ポート
46,46A ロック部材
46a 係止穴
47 ロックばね
48 ロック解除ピストン
49 ロック解除圧力室
50 ロック解除ポート
62 操作杆
63 凹部
L1 第1軸線
L2 第2軸線
L3 第3軸線

Claims (5)

  1. 互いの軸線が一致する原点位置を中心にして一定の範囲を相対的に平行移動可能な第1ボディ及び第2ボディと、該第1ボディ及び第2ボディを前記原点位置に復帰させる復帰機構と、該復帰機構を前記原点位置にロックするロック機構とを有し、
    前記復帰機構は、前記第1ボディに該第1ボディの中心軸線である第1軸線方向には変位自在であるが該第1軸線と直交する方向には該第1ボディと一体をなすように配設されたボールと、前記第2ボディに前記ボールの先端部分が嵌合するような配置で形成された円錐穴と、前記第1ボディの内部に前記第1軸線方向に進退動自在なるように配設され、先端が前記ボールの基端部に当接する復帰ピストンと、該復帰ピストンに前記ボールを前記円錐穴に押し付ける方向の推力を発生させる復帰ばね及び復帰圧力室と、該復帰圧力室にエアを供給するための復帰ポートとを有し、
    前記ロック機構は、前記復帰ピストンに係止するロック位置と該復帰ピストンに係止しない非ロック位置とに変位自在のロック部材と、該ロック部材を前記ロック位置に向けて押圧するロックばねと、前記ロック部材を前記非ロック位置に向けて押圧するロック解除ピストンと、該ロック解除ピストンに推力を発生させるロック解除圧力室と、該ロック解除圧力室にエアを供給するためのロック解除ポートとを有する、
    ことを特徴とするロック機構付きコンプライアンスユニット。
  2. 前記ロック部材は、前記復帰ピストンの基端部に形成された円柱状の係止部の端面に係止可能な位置に、前記第1軸線と直交する第3軸線に沿って変位自在なるように配設され、前記ロックばね及びロック解除ピストンは、前記第3軸線に沿って前記ロック部材の一側及び他側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のコンプライアンスユニット。
  3. 前記ロック部材は、前記復帰ピストンの係止部が嵌合可能な円形の係止穴を有し、該係止穴の内部を前記第1軸線が通る位置に配設されており、前記係止穴が前記係止部に対して偏心した位置が前記ロック位置であり、前記係止穴が前記係止部と同軸をなす位置が前記非ロック位置であることを特徴とする請求項2に記載のコンプライアンスユニット。
  4. 前記係止部は、前記復帰ピストンの本体部より小径をなし、前記係止穴の直径は、前記係止部の直径より大きいが前記本体部の直径よりは小さいことを特徴とする請求項3に記載のコンプライアンスユニット。
  5. 前記ロック解除ピストンには、手動操作用の操作杆が前記第3軸線に沿って延在するように連結され、前記第1ボディの側面には、前記第3軸線上の位置に凹部が形成され、該凹部の内部に前記操作杆の端部が、該凹部から外部に突出しないように配設されていることを特徴とする請求項2−4の何れかに記載のコンプライアンスユニット。
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