JP2018537826A5

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Publication number: JP2018537826A5
Application number: JP2018531086A
Authority: JP
Filing date: 2016-12-08
Publication date: 2019-12-05
Anticipated expiration: 2036-12-08

Claims

円筒状ソケットスリーブ（２）を備える電気プラグコネクタソケット（１）であって、ソケットスリーブ（２）に収容空間（２０）が形成され、収容空間（２０）内には、平行に延びる多数のコンタクトラメラ（３１）を有する円筒状ラメラケージ（３）が挿入されており、ラメラケージ（３）は、第１および第２の端部側の周方向の環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）を有し、コンタクトラメラ（３１）は、前記２つの環状ウェブ間に延びている電気プラグコネクタソケット（１）において、ラメラケージ（３）は、好ましくは、２つのカラーウェブ（３２ａ，３２ｂ）上に窓状凹部（３５）を有し、かつ、ソケットスリーブ（２）の内側面に複数の凸部（２５）が、スタンピング加工によって形成されており、前記凸部は、窓状凹部（３５）内へと達しており、好ましくは、ラメラケージ（３）とソケットスリーブ（２）の間に圧入結合部が形成されるようになされていることを特徴とする、電気プラグコネクタソケット。
２つ以上の窓状凹部または開口部（３５）が第１および第２の環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）上において、それぞれの環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）の縁部（３３ａ，３３ｂ）に配置されており、各凹部の端部は、それぞれの縁部（３３ａ，３３ｂ）に向けて開口しており、好ましくは、端部側歯状部分が形づくられまたは形成されている、請求項１に記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
それぞれ軸方向（Ａ）に見て長さＬを有する２つ以上の窓状凹部または開口部（３５）が、第１および第２の環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）に形成されており、それぞれソケットスリーブ（２）の内壁（２３）に形成され、かつ実質的に同一の長さＬ’を有する複数の凸部（２５）が前記凹部または開口部内に係合しており、これにより環状ウェブ（３２ａ）の軸方向の移動が防止されていることを特徴とする、請求項１または２に記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
軸方向（Ａ）を横切る方向に見て幅Ｂを有する窓状凹部（３５）が、第１および第２の環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）に設けられており、ソケットスリーブ（２）の内壁（２３）に設けられ、かつ同一またはほぼ同一の幅Ｂ’を有する複数の凸部（２５）が前記凹部に係合することにより、それぞれの環状ウェブの回転が防止されていることを特徴とする、請求項１〜３のうちのいずれか１つに記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
締結手段（２５）が、ソケットスリーブ（２）のケーシング内のスタンプ部分として、ソケットスリーブ（２）に形成されており、ソケットスリーブ（２）の外側アーモンド部（外殻部）（２４）（Aussenmandel，英語：outer almond）にくぼみ（２６）が形成されており、突出する凸部（２５）は、ソケットスリーブ（２）の内側面（２３）に形成されていることを特徴とする、請求項２〜４のいずれか１つに記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
締結手段（２５）は、２つの対向する長手方向側縁（２７）および２つの対向する横方向側縁（２８）を有する実質的に略立方体状の凸部の形状をなしていることを特徴とする、請求項２、４〜５のいずれか１つに記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
ラメラケージ（３）は、軸方向（Ａ）に見て中間の中央部分の直径が、環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）の直径より小さく、好ましくは、一方の環状ウェブ（３２ａ）が他方の環状ウェブ（３２ｂ）に対してねじられたことによって成形されることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１つに記載の電気プラグコネクタソケット（１）。
請求項１〜７のいずれか１つに記載の電気プラグコネクタソケット（１）の製造方法であって、以下の方法工程を備える、製造方法：
ａ．２つの端部側環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）と、前記２つの環状ウェブ間に延びる多数の平行なコンタクトラメラ（３１）とを有するコンタクトラメラグリッド（３）を作成する工程；
ｂ．コンタクトラメラグリッド（３）の２つの環状ウェブ（３２ａ，３２ｂ）において、端部側に開口する２つ以上の窓状開口部（３５）を形成し、かつ、コンタクトラメラグリッド（３）を円筒状ラメラケージ（３）に変形させる工程；
ｃ．収容空間（２０）を有するソケットスリーブ（２）を用意し、収容空間（２０）にラメラケージ（３）を挿入する工程；
ｄ．好ましくは第１の環状ウェブ（３２ａ）の凹部（３５）に対応するようにスタンピングすることによって、収容空間（２０）内に突出する凸部（２５）をソケットスリーブ（２）の内側面（２３）に設け、これにより対応する凸部（２５）を窓状開口部（３５）に係合させて、一方のカラーウェブ（３２ａ）を固定する工程；および
ｅ．好ましくは第２の環状ウェブ（３２ａ）の凹部（３５）に対応するようにスタンピングすることによって、収容空間（２０）内に突出する凸部（２５）をソケットスリーブ（２）の内側面（２３）に設け、これより、対応する凸部（２５）を第２の環状ウェブ（３２ａ）の窓状開口部（３５）に係合させて、前記環状ウェブを固定する工程。
工程ｄ）と工程ｅ）の間に、第１の環状ウェブ（３２ａ）に対して、第２の環状ウェブ（３２ｂ）のねじり、または回転を行うことを特徴とする、請求項８に記載の方法。