JP2018531866A - 正圧支援される重力湾曲法およびこの方法に適した装置 - Google Patents

正圧支援される重力湾曲法およびこの方法に適した装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018531866A
JP2018531866A JP2018512269A JP2018512269A JP2018531866A JP 2018531866 A JP2018531866 A JP 2018531866A JP 2018512269 A JP2018512269 A JP 2018512269A JP 2018512269 A JP2018512269 A JP 2018512269A JP 2018531866 A JP2018531866 A JP 2018531866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
gravity
forming tool
positive pressure
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018512269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6501972B2 (ja
Inventor
ル ニィ ジャン−マリー
ル ニィ ジャン−マリー
バルドゥイン ミヒャエル
バルドゥイン ミヒャエル
シャル ギュンター
シャル ギュンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Glass France SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Glass France SAS filed Critical Saint Gobain Glass France SAS
Publication of JP2018531866A publication Critical patent/JP2018531866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6501972B2 publication Critical patent/JP6501972B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0252Re-forming glass sheets by bending by gravity by gravity only, e.g. sagging
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0355Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by blowing without suction directly on the glass sheet
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/0093Tools and machines specially adapted for re-forming shaped glass articles in general, e.g. chucks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0256Gravity bending accelerated by applying mechanical forces, e.g. inertia, weights or local forces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0258Gravity bending involving applying local or additional heating, cooling or insulating means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

本発明は、少なくとも1つのガラス板(I)を湾曲させる装置に関し、当該装置は、少なくとも1つのガラス板(I)をその上に配置するのに適した載置面(2)を備えた重力湾曲型(1)と、前記載置面(2)に向かい合って位置するように配置された上方の成形工具(3)であって、前記載置面(2)上に配置された前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の表面(O)上に正圧を形成するのに適した上方の成形工具(3)と、を少なくとも有しており、前記成形工具(3)は、前記重力湾曲型(1)の方向に開かれた中空室(5)を形成するカバー(8)を有しており、かつ前記カバー(8)の縁区分(4)に配置された、前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の前記表面(O)に接触するためのシールリップ(7)を備えており、前記成形工具(3)は、前記正圧を形成するために、前記中空室(5)内にガスを導入するための手段を備えている。

Description

本発明は、ガラス板のための、正圧支援される重力湾曲法、この方法に適した装置、ならびに重力湾曲法において正圧を形成するための上方の成形工具の使用に関する。
自動車用のガラスは通常、湾曲を有している。ガラス板を湾曲させる一般的な方法はいわゆる重力湾曲(gravity bendingまたはsag bendingとも言われる)である。この場合、初期状態では平らなガラス板を、湾曲型の載置面上に配置する。次いでこの板を、少なくともその軟化温度まで加熱し、これにより重力の影響下でこの板は載置面上に当接する。したがって載置面の形状により、ガラス板の形状に影響を与えることができる。重力湾曲により、最終的な湾曲に達することができる。このような方法は例えば、英国特許出願公告第813069号明細書(GB 813069 A)により公知である。しかしながら板形状が複雑な場合、しばしば複数の段階的な湾曲方法が用いられる。典型的には、第1の湾曲ステップで重力湾曲により予備湾曲を形成し、最終的な形状は第2の湾曲ステップでしばしば、相補的な湾曲型の間でプレス湾曲により形成される。このような複数の段階的な湾曲方法は例えば、欧州特許第1836136号明細書(EP 1 836 136 B1)、米国特許出願公開第2004107729号明細書(US 2004107729 A1)、欧州特許出願公開第0531152号明細書(EP 0531152 A2)、および欧州特許出願公開第1371616号明細書(EP 1371616 A1)により公知である。
従来の重力湾曲法の欠点としては、ガラス板を効果的に軟化させるための湾曲温度が高いことと、ガラス板が所望の形状となるまでにかかる湾曲時間が長いことが挙げられる。これら両方とも製造コストを引き上げる要因となる。
欧州特許出願公開第0706978号明細書(EP 0 706 978 A2)により、正圧により支援される重力湾曲法が開示されている。この場合、湾曲させたい板を、下方の重力湾曲型と上方の成形工具との間に配置する。上方の成形工具により、上方のガラス表面上に正圧が形成され、これにより重力湾曲型内での板の成形が加速される。上方の成形工具は、全面的な接触面または周囲におけるフレーム状の接触面を有していてよい。成形工具は、ガラス板に直接接触することができ(「hard seal」)、またはガラス板の僅かに上方に位置することができる(「soft seal」)。
国際公開第2014/166793号(WO 2014/166793 A1)には、ガラス湾曲における金属ファブリックおよび金属フェルトの使用が開示されている。この場合、湾曲工具は、耐熱性の分離材料としてのファブリックまたはフェルトで被覆される。
米国特許第5328496号明細書(US 5 328 496 A)にも、ガラス板用の湾曲およびプレロードプロセスにおける工具のための被覆材としての、金属含有性の、特に特殊鋼含有性のファブリックが開示されている。
米国特許出願公開第2013/0340479号明細書(US 2013/0340479 A1)には、ガラス板の持ち上げおよび湾曲のための工具が開示されていて、この工具のフレーム状の接触面には、ガラス、金属、またはセラミックから成る耐火性の繊維が詰められている。
本発明の根底を成す課題は、さらに改善された重力湾曲法およびそのために適した装置を提供することである。特に、より高い効率で重力湾曲の支援のために正圧が形成されるのが望ましい。
本発明の課題は、本発明によれば、少なくとも1つのガラス板を湾曲させる装置であって、
少なくとも1つのガラス板をその上に配置するのに適した載置面を備えた重力湾曲型と、
前記載置面に向かい合って位置するように配置された上方の成形工具であって、前記載置面上に配置された前記少なくとも1つのガラス板の、前記載置面とは反対側の表面上に正圧を形成するのに適した上方の成形工具と、を少なくとも有し、
前記成形工具は、前記重力湾曲型の方向に開かれた中空室を形成するカバーを有しており、かつ前記カバーの縁区分に配置された、前記少なくとも1つのガラス板の、前記載置面とは反対側の前記表面に接触するためのシールリップを備えており、前記成形工具は、前記正圧を形成するために、前記中空室内にガスを導入するための手段を備えている、装置により解決される。
本発明の課題はさらに、少なくとも1つのガラス板を湾曲させる方法であって、以下の方法ステップ、すなわち
(a)少なくとも1つのガラス板を、重力湾曲型の載置面上に配置するステップと、
(b)前記ガラス板を、少なくともその軟化温度まで加熱するステップと、
(c)前記少なくとも1つのガラス板の、前記載置面とは反対側の表面上に、上方の成形工具によって正圧を形成するステップであって、前記成形工具は、前記重力湾曲型の方向に開かれた中空室を形成するカバーを有しており、かつ前記カバーの縁区分に配置された、前記少なくとも1つのガラス板の、前記載置面とは反対側の前記表面に接触するシールリップを備えており、前記中空室内にガスを導入することにより前記正圧を形成するステップと、
(d)前記ガラス板を冷却するステップと、を少なくとも有する方法により解決される。
上記装置と上記方法を、以下に一緒に説明する。この場合、説明と好適な構成とは装置および方法に同様に関わる。
本発明による装置によって行われる湾曲法は、正圧支援される重力湾曲と称することができる。従来の重力湾曲法の場合のように、重力は軟化されたガラス板に作用し、その結果、ガラス板は湾曲型に当て付けられる。しかしながらこの過程は、ガラス板に正圧を負荷することにより支援される。これにより、一方では変形は加速され、ガラス板の所望の形状により早く到達する。他方では、より低い温度で既に十分な変形を得ることができる。従って、製造コストを下げ、サイクル時間を短縮することができる。
本発明による、少なくとも1つのガラス板を湾曲させる装置は、少なくとも1つの下方の重力湾曲型と、上方の成形工具とを有している。湾曲させたいガラス板を、重力湾曲型上に降ろし、重力湾曲型と上方の成形工具との間に配置する。
本発明によれば、成形工具をシールリップによってガラス板に接触させる。本発明によるシールリップによって成形工具とガラス板との間に一貫した接続を形成することができ、これにより、より高い正圧を形成することができる。これによりガラス湾曲法のより高い効果が得られる。さらにシールリップにより、ガラスにおける損傷の危険は、金属の接触面を介してガラスに接触する成形工具によるものよりも減じられる。これは本発明の大きな利点である。
本発明は、少なくとも1つのガラス板を湾曲させる配列も含み、この配列は、本発明による装置と、重力湾曲型の載置面上に配置されたガラス板とを含む。
重力湾曲型は、載置面を有しており、この載置面は、少なくとも1つのガラス板をその上に配置するのに適している。載置面は、湾曲されるガラス板の形状を規定する。ガラス板を、少なくともその軟化温度まで加熱すると、ガラス板は重力の影響下で載置面に当接し、これにより所望の形状となる。重力湾曲型はいわゆる下方の型で、その上に板を降ろすことができるので、載置面は、ガラス板の地面に面した下方の表面に接触する。通常、ガラス板の縁領域は、載置面から突出して周方向に延在している。
本発明は、重力湾曲型の特定の形式に制限されない。載置面は好適には凹状に形成されている。凹状の形状とはこの場合、ガラス板の角隅および縁部が、載置面と規定通りに接触した状態で、湾曲型から離れる方向に湾曲している形状を意味する。
載置面は例えば全面的に形成されていてもよく、全面的にガラス板に接触されてよい。しかしながら好適な構成では、重力湾曲型はフレーム状の載置面を有している。フレーム状の載置面だけがガラス板に直接接触し、板の大部分は工具に直接には接触していない。これにより特に高い光学的品質を有した板を形成することができる。このような工具は、リング(湾曲リング)またはフレーム(フレーム型)とも呼ぶことができる。本発明の意味で「フレーム状の載置面」の概念は、全面的な型に対して本発明による工具を限定するためだけに用いられている。載置面は完全なフレームを形成する必要はなく、中断されていてもよい。載置面は、完全なフレームまたは中断されているフレームの形状で形成されている。
フレーム状の載置面の幅は好適には0.1cm〜20cmであって、特に好適には0.1cm〜5cm、例えば0.3cmである。
ガラス板の、重力湾曲型とは反対側の表面は、本発明によれば正圧により負荷される。ガラス板の、重力湾曲型とは反対側の表面は上方の表面とも呼ぶことができ、重力湾曲型に面した表面は下方の表面とも呼ぶことができる。正圧とは、本発明の意味では、周囲の圧力よりも高い圧力を意味する。軟化されたガラス板は正圧により、湾曲型内へといわば押され、これにより重力作用を支援している。
上方の成形工具は、湾曲プロセス中、重力湾曲型の載置面に向かい合って配置されており、したがってガラス板を重力湾曲型と成形工具との間に配置することができる。上方の成形工具は、載置面上に配置されたガラス板の、載置面とは反対側の表面上に正圧を形成するのに適している。成形工具は、全面的な接触面を有する型としてではなく、中空型として形成されている。成形工具は、例えば金属薄板から製造されたカバーを有している。カバーは、中空室を形成するように成形されている。中空室は閉鎖された中空室ではなく、重力湾曲型に面した大面積の開口を有している。この工具を鐘形またはフード状と称することもできる。
成形工具には少なくとも1つのシールリップが備えられている。シールリップは、湾曲させたいガラス板の上方の表面に接触するために用いられる。シールリップは、カバーの周方向に延在する縁区分に配置されていて、特に、縁区分の、中空室に面した表面上に配置されている。成形工具の中空室は、本発明によれば重力湾曲工具へと、かつガラス板に向かって開放されており、ガラス板によってシールリップを介していわば閉鎖される。これにより中空室内においてガラス板の上方の表面上に正圧を効果的に形成することができる。縁区分とは、カバーの、縁に配属された領域を称し、シールリップは通常、カバーの側縁に対して間隔を有している。
シールリップは、ガラス板の縁領域でガラス板を取り囲むようにガラス板に接触しているので、上方の表面の大部分に本発明による正圧を形成することができる。シールリップとガラス板の表面との接触領域は好適には、ガラス板の側縁に対して最大20cmの間隔を有しており、特に好適には最大10cmの間隔を有している。正圧は好適には、表面の少なくとも80%に形成され、この場合、表面の正圧によって負荷されない領域は縁領域に配置されていて、シールリップに取り囲まれた領域の外側にある。上方の成形工具により形成された圧力は表面上に均一に分配されている。
正圧は、ガラス板の表面のできるだけ大きな割合に形成されるべきである。正圧は少なくとも、重力湾曲型の載置面上に載置されるガラス板の領域上に形成されるべきであり、フレーム状の載置面の場合には、そのフレーム状の載置面によって取り囲まれた領域上に形成されるべきである。
シールリップは好適には中断されずに環状に形成されている。しかしながらシールリップは基本的に中断部を有していてもよい。この場合、中断部は、中空室内の正圧の減少が早すぎないように寸法設定されるべきである。カバーの周方向に延在する縁区分に沿って相応に曲げられる唯1つのシールリップが設けられてもよい。しかしながら複数のシールリップから成っていてもよい。
さらに、本発明による装置は、重力湾曲型と成形工具とを互いに相対的に移動させる手段を有している。これにより、重力湾曲型と成形工具とは、ガラス板を重力湾曲型上に載置した後、成形工具をガラス板に接触させるように互いに接近させられる。この接近は、重力湾曲型の移動、成形工具の移動、またはその両方の移動により行うことができる。好適な構成では、成形工具が移動させられてガラス板上に降ろされ、重力湾曲型は垂直移動を行わない。
本発明による装置はさらに、ガラス板を軟化温度まで加熱する手段を有している。典型的には、重力湾曲型と上方の成形工具とは加熱可能な湾曲炉内に、または加熱可能な湾曲室内に配置されている。加熱のためにガラス板を別個の室内に、たとえばトンネル炉内に通すこともできる。
成形工具の中空室内にガスを導入することにより正圧が形成される。このために成形工具は、中空室内にガスを導入するための手段を備えていて、これにより正圧が形成される。このために好適には、外部周辺から中空室内に通じる管(流入管)がカバー内に挿入されている。管を介して中空室内にガスを導入する。ガスは好適な態様では、安価に形成することができるので、空気、特に圧縮空気である。しかしながら原則的には、例えば二酸化炭素または窒素のような別のガスを使用することもできる。空気は、任意の形式で管を通して中空室内に、例えばベンチュリノズルまたはベンチレータによって圧送することができる。
流入ガスは好適には、通常は高温で行われる湾曲プロセスの際にガラス板を冷やさないように、加熱される。ガスの温度は好適には、ガラス板の温度にほぼ相当する。
中空室内には好適には、管出口に向かい合って位置するようにそらせ板が配置されており、これにより流入ガスはそらせ板に当接する。これにより、流入ガスがガラス板に直接当接することが阻止され、中空室全体に、もしくはシールリップによって画定された表面領域上に、均一な正圧を形成することができる。
本発明によるシールリップは好適には、フェルトまたはフリースから製造されている。特に好適には、フェルトまたはフリースの内部には、シールリップを重くするために帯材が配置されている。これによりシールリップを確実にガラス表面との接触状態に保持することができる。フェルトストリップまたはフリースストリップを、たとえば帯材の周りに巻き付けることができる。フェルトまたはフリースは好適には金属を含む、特に好適には特殊鋼を含む。フェルトまたはフリースは好適には金属含有性フェルトまたは金属フリースであり、特に好適には特殊鋼含有性フェルトまたは特殊鋼フリースである。この材料は一方では、工業的大量生産のために十分な安定性を有していて、他方ではガラス表面を損傷させないほど十分に柔らかい。フェルトまたはフリースの材料厚さは、好適には0.1mm〜10mm、特に好適には1mm〜5mmである。
帯材(おもり帯)は好適にはガラス繊維および/または金属繊維、特に好適にはガラス繊維・金属繊維混合物を含んでいる。帯材の厚さは、好適には1mm〜100mm、特に好適には5mm〜30mmである。
カバーは好適には、最大5mmの材料厚さを有しており、特に好適には2mm〜4mmの材料厚さを有している。このような僅かな材料厚さにより、成形工具の重量を僅かであるように維持することができる。カバーは好適には鋼または特殊鋼から成る。
シールリップが配置されているカバーの縁区分は、好適な構成では、成形工具の所定の配置で下方に向けられている。この縁区分は好適にはほぼ鉛直に配置されている。これにより、成形工具を好適にガラス板に接触させることができる。下方に向けられている縁区分はしばしばエプロンとも呼ばれる。カバーの側縁は、下方に向けられた縁区分の端部に配置することができ、下方に向けることができる。しかしながら、例えば、シールリップが配置されていない縁区分の端部が屈曲されて、側縁が下方を向いていないならば、機能は損なわれない。
本発明の好適な構成では、装置は、湾曲時にシールリップが、湾曲させたいガラス板の表面の上方に完全にガラス板の範囲内に配置されているように寸法設定され、構成されている。この場合、上方とは、本発明の意味では、ガラス板の平面へのシールリップの投影図が、ガラス板の面の内側に配置されることを意味している。シールリップは、湾曲させたいガラス板の側縁を越えて突出しない。カバーの縁区分もしくはカバーとシールリップとの接触領域はガラス板の上方に配置されている。したがって、成形工具を下降させることにより生じる、中空室をシールする力は、上方の表面に直接作用するので、良好なシールを、したがってより高い正圧を形成することができ、これにより湾曲法の効率は上がる。このような構成では、シールリップはカバーの縁区分を越えて突出する必要はなく、中空室から突出する必要はない。
本発明の別の好適な構成では、装置は、湾曲時に縁区分が、湾曲させたいガラス板を取り囲むように寸法設定され、構成されている。縁区分(「エプロン」)は、すなわちガラス板にいわばオーバーラップし、これによりガラス板は少なくとも平らな初期状態では、成形工具の中空室の内側に完全に配置されている。シールリップは、湾曲させたいガラス板の側縁を越えて外へ延在している。シールリップは、カバーの、ガラス板を取り囲む縁区分からガラス板の上方の表面へと延在している。シールリップはこの構成では、成形工具の中空室の内側に完全に配置されていて、縁区分を越えて突出しない。ガラス板が中空室内に嵌められており、シールリップが十分に長いならば、成形工具を、湾曲させたいガラス板のサイズに合わせる必要はなく、様々なサイズの様々なガラス板を同じ工具で処理することができるという利点がある。ガラス板の様々なサイズは、シールリップによっていわば補償される。
最後に述べた好適な構成の成形工具では、シールリップが中空室から外へ延在するようにシールリップを延長させることも勿論可能であり、これにより成形工具は、ガラス板を中空室の内側に配置することなくガラス板に接触させられる。両方の態様において、ガラス板平面上へのシールリップとカバーとの接触領域の投影図は、ガラス板を取り囲む。
ガラス板の上方の表面上の正圧は好適には、5mbar〜50mbarであり、特に好適には10mbar〜30mbarである。これにより湾曲に関して特に良好な結果が得られる。必要な圧力は湾曲温度にも依存しており、湾曲温度が高いほど、ガラス板は軟化され、必要な正圧は小さくなる。正圧は、周囲の圧力に対して正の差圧を意味する。
本発明の利点は、正圧支援により、従来の重力湾曲の場合よりも早期に所望の板形状に達することができることにある。これにより、工業的大量生産においてより短いサイクル時間を実現することができる。正圧は、好適な構成では、最大100秒の、好適には最大60秒の、特に好適には最大30秒の時間にわたって、ガラス板の上方の表面上に形成される。正圧が表面上に形成される時間は、例えば5秒〜30秒であってよい。
本発明の別の利点は、正圧支援により、従来の重力湾曲の場合よりも低い温度で湾曲させることができることにある。これにより湾曲室は比較的低い程度で加熱すればよいので、エネルギを削減できる。窓ガラスとして典型的なガラスであるソーダ石灰ガラスは、通常約630℃で湾曲させられる。本発明による正圧支援により、より低い温度で既に、例えば610℃で十分な速度で湾曲させることができる。したがって、ガラス板がソーダ石灰ガラスを含む、またはソーダ石灰ガラスから成る場合には、ガラス板が加熱される最大温度は、好適な態様では630℃未満であり、有利には620℃未満である。
しかしながら湾曲させたいガラス板は、ホウケイ酸ガラスまたは石英ガラスのような別の種類のガラスを含んでいてもよい。ガラス板の厚さは、通常、0.2mm〜10mm、好適には0.5mm〜5mmである。
本発明の別の利点は、正圧支援により、純粋な重力湾曲によるものよりも複雑な板形状を形成できることにある。従来の多段階式の湾曲プロセスでは通常、ガラス板の最終形状に達するまで、より多くの下方の湾曲型が使用され、例えば第1の下方の型は重力による予備湾曲のために、第2の下方の型はプレス湾曲のために使用されている。このために板は第1の型から持ち上げられ、第2の型の上に降ろされることもある。選択的には、互いに相対的に移動させることができる2つの異なる載置面を有する下方の湾曲型も公知であり、これにより2つの載置面のうちのどちらにガラス板を差位置するかを調節することができる。本発明による方法により既に、複雑な予備形状を形成することができるので、最終的な湾曲ステップの前に、下方の湾曲型を交換する必要はない場合も多い。したがって好適な態様では、所望の最終湾曲に到達するまでの全ての湾曲法の間に、本発明による重力湾曲型の他には別の下方の型は使用されない。本発明による正圧支援される重力湾曲に続いて、例えばプレス湾曲ステップのような別の湾曲ステップが行われてよい。しかしながらこの別のステップでは、ガラス板は重力湾曲型上に配置されたままである。これにより、湾曲炉内ではより少ない湾曲型が、またはより複雑でない湾曲型が使用され、すなわち全体としてより少ない材料が外部から湾曲炉内に装入されるという利点が得られる。これにより湾曲炉の冷却程度は比較的低く、この結果、加熱出力に関してエネルギが削減される。さらに比較的複雑でない型は、損傷に対する敏感度も低い。
方法ステップのシーケンスは、軟化温度を超過して初めて、正圧を発生させる措置がとられると解釈するものではない。むしろガラス板は、加熱中既に正圧によって負荷されてもよい。正圧は、確かに軟化温度に到達した後で初めてその効果を発揮できるが、しかしながら方法技術的な理由から、正圧を継続的に形成する方が容易な場合もある。
本発明による正圧支援される重力湾曲は、唯1つの湾曲ステップであってよい、または別の湾曲ステップの前後に行われる、複数段階から成る湾曲法の一部であってもよい。例えば、正圧支援された重力湾曲とガラス板の冷却との間に別の湾曲ステップが、例えば重力湾曲、プレス湾曲、吸引湾曲によって行われてよい。このためにガラス板を、本発明による重力湾曲型から別の湾曲型へと引き渡すことができる。
ガラス板の冷却は、本発明による重力湾曲型上で行われてよく、またはガラス板が引き渡される別の型の上で行われてもよい。冷却は、周囲温度で、または積極的な冷却により行われてよい。
本発明による重力湾曲型は可動に形成することができ、例えば台車上に置かれていてよい。したがって、重力湾曲型上にある湾曲させたいガラス板を、上方の成形工具の下方に搬送することができる。加熱のために重力湾曲型を炉に通すことができ、この場合、ガラス板は湾曲温度まで加熱される、または少なくとも予備加熱される。加熱と、正圧支援された湾曲とを、1つの湾曲炉の異なる室へと空間的に分離することにより、板を湾曲室で初めて加熱する場合よりも高いサイクル時間が達せられる。通常、湾曲温度は500℃〜700℃、好適には550℃〜650℃である。
複数の、例えば互いに重ねられた2つのガラス板も、本発明による装置および本発明による方法によって同時に湾曲させることができる。このことは、2つの個別の板が後に1つの複合ガラスへとラミネートされるべき場合に特に所望され、これによりその形状が互いに最適に適合される。これらのガラス板はこのために互いに面状に重ねられて配置され、一緒に同時に合同に湾曲される。ガラス板の間には、分離手段、例えば分離パウダ、またはファブリックが配置されるので、ガラス板を湾曲後に互いに分離させることができる。好適な態様では、この方法は、互いに重ねられた複数の、特に2つのガラス板で適用される。
本発明はさらに、重力湾曲プロセスを支援するための、上方の成形工具の使用であって、前記成形工具は、重力湾曲型の方向に開かれた中空室を形成するカバーを有しており、かつ前記カバーの縁区分に配置されたシールリップを備えており、前記成形工具によって、前記中空室内にガスを導入することにより、湾曲させたいガラス板の、前記重力湾曲型とは反対側の表面上に正圧を形成する、上方の成形工具の使用を含む。このために前記シールリップを、ガラス板の表面に接触させる。
以下に、本発明を図面及び実施例につき詳しく説明する。図面は概略図であって、正確な縮尺ではない。図面は本発明を限定するものではない。
本発明による方法の実施中における本発明による装置を示す断面図である。 本発明による上方の成形工具の構成を示す断面図である。 図2の区分Zを拡大して示した図である。 本発明の方法の実施中における本発明による上方の成形工具の別の構成を示す断面図である。 本発明による方法の実施態様のフローチャートを示す図である。
図1には、ガラス板Iを湾曲するための本発明による方法の実施中における本発明による装置が示されている。初期状態では平らなガラス板Iが、重力湾曲型1のフレーム状の載置面2上に降ろされる(図1a)。重力湾曲において通常であるように、ガラス板Iを、少なくとも軟化温度に相当する湾曲温度まで加熱する。軟化されたガラス板Iは、重力の影響下で、載置面2に密着する(図1b)。
本発明によれば、重力湾曲は上方の成形工具3によって支援される。上方の成形工具3は、ガラス板Iの、載置面2とは反対側の、上方に向いた表面O上に正圧を形成する。上方の成形工具3は、鐘形のまたはフード状の工具であって、ガラス板Iに面している中空室5を有している。上方の成形工具3は、ガラス板Iの上方の表面Oに周方向に延在するシールリップ7を介して接触しているので、ガラス板Iは中空室5を閉鎖している。中空室5内に流入する圧縮空気により、表面O上に正圧が形成される。
ガラス板Iの変形は、重力の影響下で正圧により支援される。これにより、より低い湾曲温度およびより短時間で既に所望の形状が得られる。さらに、純粋に重力湾曲によるものよりも複雑な板形状を実現することができる。上方の成形工具がシールリップ7で接触することにより、中空室5の効果的な閉鎖が行われるので、有利には高い正圧を形成することができる。ガラス板Iが、成形工具の剛性的な金属カバーではなくて柔軟なシールリップ7によって接触することにより、ガラス板Iの損傷またはガラス板Iの光学的な品質の低下を回避できる。これは本発明の大きな利点である。
図2および図3には、図1の上方の成形工具3の詳しい図が示されている。この成形工具3はカバー8を有しており、このカバー8は、僅か3mmの厚さの鋼薄板から成っている。これにより成形工具3は僅かな重量しか有していない。カバー8は中空室5を形成していて、この中空室5は、ガラス板Iの方向で開かれている。カバー8の縁区分4はほぼ鉛直に延在している(いわゆる「エプロン」)。この縁区分には、すなわち中空室5に面した側に、シールリップ7が取り付けられている。
カバー8の鉛直の縁区分4とシールリップ7とは、図1に示したように、ガラス板Iの上方に完全にガラス板Iの範囲内に配置されている。したがって縁区分4は湾曲の際に表面Oに向けられている。上方の成形工具3により形成される押圧力は表面Oに直接作用するので、中空室5の効果的なシールが得られ、高い正圧を形成することができる。シールリップ7は中空室5から突出するように延在している。
周方向に延在するシールリップ7は、材料厚さ3mmの特殊鋼フリース9から製造されている。特殊鋼フリース9のストリップは、帯材10の周りに配置される。したがってこの帯材は、シールリップ7の内側に配置されていて、シールリップ7のおもりとして機能する。帯材は、ガラス繊維と金属繊維の混合物から成っていて、直径20mmのほぼ円形の横断面を有している。このようなシールリップ7は、中空室5の良好なシールを保証し、ガラス板Iの損傷を回避するのに十分フレキシブルであり、工業的に使用できる程度に十分安定的である。
カバー8には真ん中に流入管6が備えられており、この流入管6を介して圧縮空気が中空室5内へと流入することができ、これにより正圧が形成される。流入空気が表面Oに直接当接することを回避し、均一な正圧を表面O上に形成するために、中空室5にはそらせ板11が、流入管6の開口に向かい合って位置するように配置されていて、流入空気はこのそらせ板11に当接する。
図4には、本発明の方法の実施中における本発明による上方の成形工具3の別の構成が示されている。この場合も、カバー8は鉛直に延在する縁区分4を有している。しかしながら成形工具3はより大きく形成されているので、鉛直の縁区分4は、ガラス板Iを取り囲み、これによりガラス板Iは中空室5内に配置されている。シールリップ7は縁区分からガラス板Iの表面Oへと延在している。
この構成は、上方の成形工具3を所定の形式の板のために特別に製造する必要がないという利点を有している。その代わりにシールリップ7を適切に寸法設定した状態で、様々なサイズのガラス板Iも同じ成形工具3によって湾曲させることができる。これに対して、シールリップ7のシール効果は、図1の構成よりも幾分劣る。
図5は、本発明による方法の実施例をフローチャートで示している。

一連の試験において、様々な湾曲プロセスを互いに比較した。
1.正圧による負荷なしで行われる従来の重力湾曲
2.ガラス板の上方の表面に対して5mmの間隔を置いて保持された、シールリップを備えない上方の成形工具を使用して行われる重力湾曲(EP 0 706 978 A2参照、soft seal)
3.シールリップを備えた上方の成形工具を使用して行われる本発明による重力湾曲
板をそれぞれ温度Tまで加熱した。重力湾曲型により規定された最終湾曲に到達するために必要な時間tを測定した。さらに、おおよその湾曲速度vを規定した。
結果は表1にまとめられている。
Figure 2018531866
表からわかるように、本発明の方法により、より低い湾曲温度のもとで大幅に時間を削減することができる。空気流入に関する条件が同じ場合、本発明による工具によっては、シールリップを有していない従来工具によるものよりも著しく高い圧力を形成することができる。これは本発明の大きな利点である。
1 重力湾曲型
2 重力湾曲型1の載置面
3 上方の成形工具
4 成形工具3の縁区分
5 成形工具3の中空室
6 成形工具3の流入管
7 成形工具3のシールリップ
8 成形工具3のカバー
9 シールリップ7のフェルト/フリース
10 シールリップ7の帯材
11 成形工具3のそらせ板
I ガラス板
O 載置面2とは反対側の、ガラス板Iの上方の表面
Z 成形工具3の拡大区分

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのガラス板(I)を湾曲させる装置であって、
    少なくとも1つのガラス板(I)をその上に配置するのに適した載置面(2)を備えた重力湾曲型(1)と、
    前記載置面(2)に向かい合って位置するように配置された上方の成形工具(3)であって、前記載置面(2)上に配置された前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の表面(O)上に正圧を形成するのに適した上方の成形工具(3)と、を少なくとも有しており、
    前記成形工具(3)は、前記重力湾曲型(1)の方向に開かれた中空室(5)を形成するカバー(8)を有しており、かつ前記カバー(8)の縁区分(4)に配置された、前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の前記表面(O)に接触するためのシールリップ(7)を備えており、
    前記成形工具(3)は、前記正圧を形成するために、前記中空室(5)内にガスを導入するための手段を備えている、
    少なくとも1つのガラス板(I)を湾曲させる装置。
  2. 前記シールリップ(7)と前記表面(O)との接触領域は、前記ガラス板(I)の側縁に対して最大で20cmの間隔を有している、請求項1記載の装置。
  3. 前記シールリップ(7)は、内部に配置された帯材(10)を含むフェルトまたはフリース(9)から製造されている、請求項1または2記載の装置。
  4. 前記フェルトまたは前記フリース(9)は金属を含む、好適には特殊鋼を含む、請求項3記載の装置。
  5. 前記帯材(10)がガラス繊維および/または金属繊維を含み、好適にはガラス繊維・金属繊維混合物を含む、請求項3または4記載の装置。
  6. 前記縁区分(4)は下方に向けられていて、好適にはほぼ鉛直に配置されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記重力湾曲型(1)は、フレーム状で凹状の載置面(2)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記カバー(8)は最大5mmの材料厚さを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 少なくとも1つのガラス板(I)を湾曲させる方法であって、以下の方法ステップ、すなわち、
    (a)少なくとも1つのガラス板(I)を、重力湾曲型(1)の載置面(2)上に配置するステップと、
    (b)前記ガラス板(I)を、少なくともその軟化温度まで加熱するステップと、
    (c)前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の表面(O)上に、上方の成形工具(3)によって正圧を形成するステップであって、前記成形工具(3)は、前記重力湾曲型(1)の方向に開かれた中空室(5)を形成するカバー(8)を有しており、かつ前記カバー(8)の縁区分(4)に配置された、前記少なくとも1つのガラス板(I)の、前記載置面(2)とは反対側の前記表面(O)に接触するシールリップ(7)を備えており、前記中空室(5)内にガスを導入することにより前記正圧を形成するステップと、
    (d)前記ガラス板(I)を冷却するステップと、
    を少なくとも有する、少なくとも1つのガラス板(I)を湾曲させる方法。
  10. 前記シールリップ(7)は湾曲の際に、前記少なくとも1つのガラス板(I)の前記表面(O)の上方に完全に配置されている、請求項9記載の方法。
  11. 前記縁区分(4)は湾曲の際に前記少なくとも1つのガラス板(I)を取り囲み、前記シールリップ(7)は、前記ガラス板(I)の側縁を越えて延在している、請求項9または10記載の方法。
  12. 前記正圧は、5mbar〜50mbarであり、好適には10mbar〜30mbarである、請求項9から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 前記正圧を、最大60秒の時間内で、前記ガラス板(I)の前記表面(O)上に形成する、請求項9から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 前記ガラス板(I)はソーダ石灰ガラスを含み、前記ガラス板(I)を加熱する最大温度は630℃未満であり、好適には620℃未満である、請求項9から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 重力湾曲プロセスを支援するための、上方の成形工具(3)の使用であって、前記成形工具は、重力湾曲型(1)の方向に開かれた中空室(5)を形成するカバー(8)を有しており、かつ前記カバー(8)の縁区分(4)に配置されたシールリップ(7)を備えており、前記シールリップ(7)を、湾曲させたいガラス板(I)の表面(O)に接触させ、前記中空室(5)内にガスを導入することにより、前記成形工具(3)によって、前記ガラス板(I)の、前記重力湾曲型(1)とは反対側の表面(O)上に正圧を形成する、上方の成形工具(3)の使用。
JP2018512269A 2015-09-08 2016-08-26 正圧支援される重力湾曲法およびこの方法に適した装置 Active JP6501972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15184166 2015-09-08
EP15184166.5 2015-09-08
PCT/EP2016/070140 WO2017042037A1 (de) 2015-09-08 2016-08-26 Überdruckunterstütztes schwerkraftbiegeverfahren und hierfür geeignete vorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018531866A true JP2018531866A (ja) 2018-11-01
JP6501972B2 JP6501972B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=54105637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018512269A Active JP6501972B2 (ja) 2015-09-08 2016-08-26 正圧支援される重力湾曲法およびこの方法に適した装置

Country Status (15)

Country Link
US (1) US10577271B2 (ja)
EP (1) EP3347313B1 (ja)
JP (1) JP6501972B2 (ja)
KR (1) KR102051876B1 (ja)
CN (1) CN106795032B (ja)
BR (1) BR112017026188B1 (ja)
CA (1) CA2987518C (ja)
EA (1) EA034002B1 (ja)
ES (1) ES2727490T3 (ja)
MX (1) MX2018000760A (ja)
PE (1) PE20180789A1 (ja)
PL (1) PL3347313T3 (ja)
PT (1) PT3347313T (ja)
TR (1) TR201907844T4 (ja)
WO (1) WO2017042037A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2677509C1 (ru) * 2015-08-18 2019-01-17 Сэн-Гобэн Гласс Франс Устройство и способ моллирования стекла с использованием вентилятора
PE20180789A1 (es) 2015-09-08 2018-05-08 Saint Gobain Metodo de flexion por gravedad asistido por sobrepresion y dispositivo apropiado para el mismo
BR112017027456B1 (pt) 2015-11-25 2022-10-18 Saint-Gobain Glass France Método de curvatura por gravidade auxiliado por sobrepressão, dispositivo adequado para o mesmo e uso de uma ferramenta de moldagem superior
EP3408233B1 (de) 2016-01-28 2019-10-02 Saint-Gobain Glass France Überdruckunterstütztes glasbiegeverfahren und hierfür geeignete vorrichtung
DE202018006739U1 (de) 2017-02-20 2022-07-20 Corning Incorporated Geformte Glaslaminate
CN111278781B (zh) * 2017-10-18 2022-10-11 康宁股份有限公司 在共下垂期间控制玻璃之间的分离以减少玻璃之间的最终形状错配的方法
KR102457804B1 (ko) * 2018-08-28 2022-10-24 주식회사 엘지화학 유리의 곡면 성형 시스템
CN116710410A (zh) 2021-11-30 2023-09-05 法国圣戈班玻璃厂 用于加热,特别是用于弯曲玻璃质玻璃板的装置和方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130085B1 (ja) * 1967-06-19 1976-08-30
JPS63156027A (ja) * 1986-09-25 1988-06-29 サンーゴバン ビトラージュ ガラス板の湾曲成形方法およびその装置
JPH05147959A (ja) * 1991-05-30 1993-06-15 Saint Gobain Vitrage Internatl ガラス板の曲げ・強化用装置
JPH08183626A (ja) * 1994-10-14 1996-07-16 Ppg Ind Inc 熱軟化シート材を成形する方法と装置
JP2006521271A (ja) * 2003-03-26 2006-09-21 サン−ゴバン グラス フランス 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法
JP2014500222A (ja) * 2010-12-13 2014-01-09 サン−ゴバン グラス フランス 窓板を曲げる方法および装置
WO2014166793A1 (en) * 2013-04-09 2014-10-16 Fnv Bekaert Sa Heat resistant woven tape

Family Cites Families (121)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE552388A (ja) 1956-03-27
US3114571A (en) 1957-10-31 1963-12-17 Libbey Owens Ford Glass Co Vehicle windshields
US3473909A (en) 1966-12-21 1969-10-21 Corning Glass Works Method of reshaping glass plates with fluid pressure
FR2085464B1 (ja) 1970-04-23 1974-08-09 Saint Gobain Pont A Mousson
FR2097019A1 (en) 1970-07-28 1972-03-03 Saint Gobain Pont A Mousson Float glass - lifted over the exit sill by upward aspiration
JPS5550897B2 (ja) 1973-02-22 1980-12-20
US4115090A (en) 1977-07-28 1978-09-19 Ppg Industries, Inc. Shaping glass sheets by gravity sagging on solid molds
US4233050A (en) * 1979-03-09 1980-11-11 Ppg Industries, Inc. Shaping glass sheets by gravity sag bending followed by blow forming
US4229199A (en) 1979-05-21 1980-10-21 Ppg Industries, Inc. Shaping glass sheets by drop forming with differential vacuum release
JPS5890604A (ja) 1981-11-25 1983-05-30 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 赤外線遮蔽積層体
JPS58209549A (ja) 1982-06-01 1983-12-06 株式会社豊田中央研究所 熱線しゃへい積層体
US4511386A (en) 1983-05-24 1985-04-16 Ppg Industries, Inc. Deformable vacuum holder used to shape glass sheets
JPS61121002A (ja) 1984-11-17 1986-06-09 Nissan Motor Co Ltd 遮光板
JPS61127628A (ja) 1984-11-26 1986-06-14 Nippon Sheet Glass Co Ltd ガラス用成形型
US4666492A (en) * 1985-12-11 1987-05-19 Ppg Industries, Inc. Method and apparatus for shaping glass sheets
DE3615225A1 (de) 1986-05-06 1987-11-12 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zum biegen eines glasscheibenpaares fuer die herstellung einer verbundglasscheibe
FR2601668A1 (fr) 1986-07-16 1988-01-22 Saint Gobain Vitrage Perfectionnement au bombage de plaques de verre
JPS6327443U (ja) 1986-08-08 1988-02-23
GB8624825D0 (en) 1986-10-16 1986-11-19 Glaverbel Vehicle windows
DE3930414C2 (de) 1989-09-12 2002-01-10 Saint Gobain Sekurit D Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer für die Direktverklebung mit dem Befestigungsflansch einer Fensteröffnung vorgesehenen Glasscheibe
US4877437A (en) 1988-04-29 1989-10-31 Glasstech International L.P. Vacuum platen for sharp bends
FI81331C (fi) 1988-11-24 1990-10-10 Tamglass Oy Vaermeoeverfoeringsfoerfarande i en boejningsugn foer glasskivor och en boejningsugn.
US4952227A (en) 1989-05-22 1990-08-28 Libbey-Owens-Ford Co. Apparatus for processing glass
RU2036861C1 (ru) 1989-05-22 1995-06-09 Либбей-Оуэнс-Форд Компани Устройство для обработки стеклянных листов
US5061568A (en) 1989-12-20 1991-10-29 Monsanto Company Solar screening assembly
AU656522B2 (en) 1990-05-22 1995-02-09 Glasstech Inc. Vacuum impulse forming of heated glass sheets
FR2662686B1 (fr) 1990-06-01 1992-08-21 Saint Gobain Vitrage Int Procede et dispositif de bombage de feuilles de verre.
DE4034600C1 (ja) 1990-10-31 1992-02-20 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
DE4104086C1 (ja) 1991-02-11 1992-02-20 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
US5318830A (en) 1991-05-29 1994-06-07 Central Glass Company, Limited Glass pane with reflectance reducing coating
FR2678261B1 (fr) 1991-06-27 1994-10-21 Saint Gobain Vitrage Int Procede et dispositif de bombage d'une feuille de verre.
JP3139788B2 (ja) 1991-09-04 2001-03-05 日本板硝子株式会社 板ガラスの曲げ成形装置及び曲げ成形方法
TW219953B (ja) 1991-09-30 1994-02-01 Ppg Industries Inc
FR2692252B1 (fr) 1992-06-10 1994-12-02 Saint Gobain Vitrage Int Procédé de traitement d'un vitrage et vitrage prêt à être monté par collage dans une baie.
US5443673A (en) 1992-06-12 1995-08-22 Donnelly Corporation Vehicular panel assembly and method for making same
EP0576075A1 (en) 1992-06-25 1993-12-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. X-ray examination apparatus and arrangement for remote-controlled position indication
DE4232554C1 (de) 1992-09-29 1994-01-05 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zur Herstellung einer mit einem angeformten Rahmen aus einem thermoplastischen Polymer versehenen Glasscheibe und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JPH06256030A (ja) 1993-03-02 1994-09-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板ガラスの曲げ成形方法
FR2707283B1 (fr) 1993-07-09 1995-09-22 Saint Gobain Vitrage Int Procédé et dispositif de formage de plaques de verre et application de ce procédé à l'obtention de vitrages de formes complexes.
DE4334213A1 (de) 1993-10-07 1995-04-13 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Glasscheiben
DE4337559C1 (de) 1993-11-04 1995-03-23 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zum paarweisen Biegen von Glasscheiben
GB9407610D0 (en) 1994-04-15 1994-06-08 Pilkington Glass Ltd Bending and tempering glass sheets
FR2725194B1 (fr) 1994-10-04 1996-10-31 Saint Gobain Vitrage Procede et dispositif pour le bombage de feuilles de verre
DE19604397C1 (de) 1996-02-07 1997-07-31 Sekurit Saint Gobain Deutsch Vorrichtung zum Anextrudieren eines rahmenartigen Profilstrangs an eine Glasscheibe
JPH09309734A (ja) 1996-05-21 1997-12-02 Asahi Glass Co Ltd ガラス製品の成型方法及びその装置
US5938810A (en) * 1996-10-23 1999-08-17 Donnelly Corporation Apparatus for tempering and bending glass
US5833729A (en) 1996-12-16 1998-11-10 Ppg Industries, Inc. Method and apparatus for bending glass sheets
DE19719543C1 (de) 1997-05-09 1998-11-19 Ver Glaswerke Gmbh Low-E-Schichtsystem für Glasscheiben
US6076373A (en) 1997-06-16 2000-06-20 Ppg Industries Ohio, Inc. Apparatus and method for bending glass sheets
PL189225B1 (pl) 1997-07-24 2005-07-29 Saint Gobain Vitrage Szyba przednia pojazdu stanowiąca jednocześnie odbłyśnik
DE19848373C2 (de) 1998-10-21 2000-12-07 Sekurit Saint Gobain Deutsch Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Glasscheiben mit einer flächigen Biegeform
DE19852358C1 (de) 1998-11-13 2000-05-25 Ver Glaswerke Gmbh Thermisch hoch belastbares Low-E-Schichtsystem
WO2000033110A1 (fr) 1998-11-30 2000-06-08 Asahi Glass Company Ltd. Film antireflet pour fenetre de materiel de transport, verre a film antireflet, verre feuillete et leur procede de production
US6365284B1 (en) 1999-06-04 2002-04-02 Crown Operations International, Ltd. Flexible solar-control laminates
US6309755B1 (en) 1999-06-22 2001-10-30 Exatec, Llc. Process and panel for providing fixed glazing for an automotive vehicle
BE1012766A3 (fr) 1999-06-30 2001-03-06 Glaverbel Vitrage notamment pour toit de vehicule.
JP4087111B2 (ja) 1999-07-23 2008-05-21 日本板硝子株式会社 車両窓用ガラス板
FR2799005B1 (fr) 1999-09-23 2003-01-17 Saint Gobain Vitrage Vitrage muni d'un empilement de couches minces agissant sur le rayonnement solaire
FR2818272B1 (fr) 2000-12-15 2003-08-29 Saint Gobain Vitrage muni d'un empilement de couches minces pour la protection solaire et/ou l'isolation thermique
DE10105200A1 (de) 2001-02-06 2002-08-14 Saint Gobain Verfahren und Vorrichtung zum paarweisen Biegen von Glasscheiben
US6602371B2 (en) 2001-02-27 2003-08-05 Guardian Industries Corp. Method of making a curved vehicle windshield
US6543255B2 (en) 2001-06-19 2003-04-08 Glasstech, Inc. Press bending station and method for job switching
JP3572300B2 (ja) 2001-08-03 2004-09-29 三菱重工業株式会社 硬質膜を有する合成樹脂製航空機窓
FR2829723B1 (fr) 2001-09-14 2004-02-20 Saint Gobain Vitrage de securite fonctionnalise
ATE480505T1 (de) 2002-03-13 2010-09-15 Asahi Glass Co Ltd Verfahren zum biegeformen von glasplatten und vorrichtung
US7231787B2 (en) 2002-03-20 2007-06-19 Guardian Industries Corp. Apparatus and method for bending and/or tempering glass
US20030182969A1 (en) 2002-03-28 2003-10-02 Dunifon Thomas A. Glass handling and locating system
FI20021131A (fi) 2002-06-12 2003-12-13 Tamglass Ltd Oy Laite lasilevyjen taivuttamiseksi ja karkaisemiseksi
DE10314266B3 (de) 2003-03-29 2004-06-09 Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Glasscheiben
FR2855168B1 (fr) 2003-05-19 2007-03-30 Saint Gobain Bombage de vitrages par gravite sur une multiplicite de supports
JP5171036B2 (ja) 2003-07-11 2013-03-27 ピルキントン グループ リミテッド 太陽調節グレイジング
CN2641043Y (zh) 2003-07-29 2004-09-15 洛阳北方玻璃技术股份有限公司 弯钢化玻璃生产设备中的玻璃提升负压上模具
US20050238923A1 (en) 2004-04-27 2005-10-27 Thiel James P Hybrid coating stack
GB0423085D0 (en) 2004-10-18 2004-11-17 Pilkington Automotive Ltd Solar control glazing
FR2880343B1 (fr) 2004-12-31 2007-06-22 Saint Gobain Procede de bombage de feuilles de verre par aspiration
DE102005001513B3 (de) 2005-01-13 2006-06-01 Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Biegen von Glasscheiben
BE1016542A3 (fr) 2005-03-10 2007-01-09 Glaverbel Procede et dispositif de bombage de feuilles de verre.
JP5147034B2 (ja) 2005-03-17 2013-02-20 独立行政法人産業技術総合研究所 自動調熱色調調和遮光ガラス及び製造方法
DE102005039707B4 (de) 2005-08-23 2009-12-03 Saint-Gobain Glass Deutschland Gmbh Thermisch hoch belastbares Low-E-Schichtsystem für transparente Substrate, insbesondere für Glasscheiben
ITRM20060181A1 (it) 2006-03-31 2007-10-01 Pilkington Italia Spa Lastra di vetro rivestita
US20090117371A1 (en) 2006-04-07 2009-05-07 Interpane Entwicklungs-Und Beratungsgesellschaft Mbh & Co. Kg Weather-resistant layer system
KR101334945B1 (ko) 2006-11-02 2013-11-29 삼성디스플레이 주식회사 배향막 및 이를 갖는 액정 표시 장치
US7655313B2 (en) 2007-03-15 2010-02-02 Guardian Industries Corp. Low-E coated articles and methods of making same
US7975509B2 (en) 2007-06-27 2011-07-12 Pilkington North America, Inc. Glass bending process
EP2233444B1 (en) 2007-12-04 2013-02-20 Asahi Glass Company, Limited Glass pane bending and forming method, and glass pane bending and forming appratus
US8451541B2 (en) 2007-12-07 2013-05-28 Saint-Gobain Glass France Curved vehicle windshield made from laminated glass
DE102007059323A1 (de) 2007-12-07 2009-06-10 Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg Windschutzscheibe mit einem HUD-Sichtfeld
JP5359887B2 (ja) 2007-12-28 2013-12-04 旭硝子株式会社 ガラス板成形用加熱装置及びガラス板の曲げ成形方法
FR2927897B1 (fr) 2008-02-27 2011-04-01 Saint Gobain Vitrage antisolaire presentant un coefficient de transmission lumineuse ameliore.
GB2489554B (en) 2008-05-12 2012-12-12 Univ Arizona State Solar tracking apparatus with array of dish-shaped reflectors and ball lenses for concentrating sunlight onto photovoltaic generators
FR2931147B1 (fr) 2008-05-19 2010-11-19 Saint Gobain Vitrage muni d'un empilement de couches minces
DE102008030825A1 (de) 2008-06-30 2009-12-31 Schott Ag Vorrichtung zur Reflektion von Wärmestrahlung, ein Verfahren zu ihrer Herstellung sowie deren Verwendung
CA2748283A1 (en) 2008-12-22 2010-07-01 Vidrio Plano De Mexico, Sa De Cv Method and system for bending glass sheets with complex curvatures
EP2236534A1 (de) 2009-03-31 2010-10-06 Sika Technology AG Zweistufig aushärtende Zusammensetzung enthaltend ein oberflächendesaktiviertes Polyisocyanat
FR2945985B1 (fr) 2009-05-27 2011-05-20 Saint Gobain Vitrage a faible niveau de double image.
CN101875536B (zh) 2009-12-31 2013-06-12 中航三鑫股份有限公司 镀膜玻璃及其制造方法
EP2524099B1 (en) 2010-01-16 2020-09-30 Cardinal CG Company High quality emission control coatings, emission control glazings
RU2613652C2 (ru) 2010-02-26 2017-03-21 Гардиан Индастриз Корп. Изделия, включающие противоконденсатные и/или низкоэмиссионные покрытия, и/или способы их изготовления
FR2960232B1 (fr) 2010-05-19 2015-01-02 Saint Gobain Forme de bombage alveolaire
FR2963343B1 (fr) 2010-07-28 2012-07-27 Saint Gobain Vitrage pourvu d'un revetement contre la condensation
RU2444478C1 (ru) 2010-08-31 2012-03-10 Федеральное государственное унитарное предприятие "Обнинское научно-производственное предприятие "Технология" Способ моллирования листового стекла
MX344209B (es) 2010-12-13 2016-12-08 Saint Gobain Panel doblado.
EP2463248A1 (de) 2010-12-13 2012-06-13 Saint-Gobain Glass France Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Scheiben
WO2012118612A1 (en) 2011-02-28 2012-09-07 Corning Incorporated Method of forming a 3d glass article from a 2d glass sheet
FR2973023B1 (fr) 2011-03-25 2019-08-02 Saint-Gobain Glass France Vitrage multiple isolant comprenant deux empilements bas emissifs
WO2012176813A1 (ja) 2011-06-20 2012-12-27 旭硝子株式会社 合わせガラスの製造方法、および合わせガラス
KR101676233B1 (ko) 2012-03-05 2016-11-14 쌩-고벵 글래스 프랑스 열 복사선을 반사하는 코팅을 갖는 시트
EP2639032B1 (de) 2012-03-13 2014-09-24 Saint-Gobain Glass France Verfahren zum Bekleben einer beschichteten laminierten Verbundscheibe
KR20140148397A (ko) 2012-03-29 2014-12-31 미츠보시벨트 가부시기가이샤 세라믹 컬러 페이스트 및 세라믹 컬러, 및 세라믹 컬러 부착 유리 및 그의 제법
US8962084B2 (en) 2012-05-31 2015-02-24 Corning Incorporated Methods of applying a layer of material to a non-planar glass sheet
WO2014127868A1 (de) 2013-02-20 2014-08-28 Saint-Gobain Glass France Scheibe mit wärmestrahlung reflektierender beschichtung
PT2958872T (pt) 2013-02-20 2017-06-07 Saint Gobain Placa de vidro com revestimento refletor de radiação térmica
KR101343631B1 (ko) 2013-02-26 2013-12-18 코리아 오토글라스 주식회사 유리시트 성형 장치 및 방법
RU2550611C1 (ru) 2014-03-05 2015-05-10 Закрытое акционерное общество "МАКРОМЕР" Установка для изгибания листового стекла
JP6362777B2 (ja) 2014-10-28 2018-07-25 サン−ゴバン グラス フランスSaint−Gobain Glass France ガラス曲げプロセス用の工具
CN106458684B (zh) 2014-10-28 2019-06-18 法国圣戈班玻璃厂 用于玻璃片材的弯曲工具
GB2538559B (en) 2015-05-22 2020-02-12 William Blythe Ltd Provision of inorganic powders with reduced hazard
RU2677509C1 (ru) 2015-08-18 2019-01-17 Сэн-Гобэн Гласс Франс Устройство и способ моллирования стекла с использованием вентилятора
PE20180789A1 (es) 2015-09-08 2018-05-08 Saint Gobain Metodo de flexion por gravedad asistido por sobrepresion y dispositivo apropiado para el mismo
BR112017027456B1 (pt) 2015-11-25 2022-10-18 Saint-Gobain Glass France Método de curvatura por gravidade auxiliado por sobrepressão, dispositivo adequado para o mesmo e uso de uma ferramenta de moldagem superior
EP3408233B1 (de) 2016-01-28 2019-10-02 Saint-Gobain Glass France Überdruckunterstütztes glasbiegeverfahren und hierfür geeignete vorrichtung

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130085B1 (ja) * 1967-06-19 1976-08-30
JPS63156027A (ja) * 1986-09-25 1988-06-29 サンーゴバン ビトラージュ ガラス板の湾曲成形方法およびその装置
JPH05147959A (ja) * 1991-05-30 1993-06-15 Saint Gobain Vitrage Internatl ガラス板の曲げ・強化用装置
US5328496A (en) * 1991-05-30 1994-07-12 Saint-Gobain Vitrage International Apparatus including mold having covering for annular bending/tempering molds
JPH08183626A (ja) * 1994-10-14 1996-07-16 Ppg Ind Inc 熱軟化シート材を成形する方法と装置
US5669952A (en) * 1994-10-14 1997-09-23 Ppg Industries, Inc. Pressure forming of glass sheets
JP2006521271A (ja) * 2003-03-26 2006-09-21 サン−ゴバン グラス フランス 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法
JP2014500222A (ja) * 2010-12-13 2014-01-09 サン−ゴバン グラス フランス 窓板を曲げる方法および装置
WO2014166793A1 (en) * 2013-04-09 2014-10-16 Fnv Bekaert Sa Heat resistant woven tape

Also Published As

Publication number Publication date
US10577271B2 (en) 2020-03-03
KR102051876B1 (ko) 2019-12-04
WO2017042037A1 (de) 2017-03-16
PL3347313T3 (pl) 2019-09-30
TR201907844T4 (tr) 2019-06-21
PT3347313T (pt) 2019-06-07
EA034002B1 (ru) 2019-12-18
CA2987518C (en) 2019-12-24
EP3347313A1 (de) 2018-07-18
EA201890112A1 (ru) 2018-08-31
US20180179099A1 (en) 2018-06-28
MX2018000760A (es) 2018-05-15
BR112017026188A2 (pt) 2018-08-14
BR112017026188B1 (pt) 2022-10-18
CA2987518A1 (en) 2017-03-16
PE20180789A1 (es) 2018-05-08
CN106795032B (zh) 2021-06-25
EP3347313B1 (de) 2019-04-03
KR20180036775A (ko) 2018-04-09
JP6501972B2 (ja) 2019-04-17
ES2727490T3 (es) 2019-10-16
CN106795032A (zh) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6501972B2 (ja) 正圧支援される重力湾曲法およびこの方法に適した装置
KR102066562B1 (ko) 양압-지지 글래스 굴곡 방법, 및 이 목적을 위하여 적합한 기기
JP6545372B2 (ja) 正圧アシスト式の重力曲げ法およびこの方法に適した装置
US9771297B2 (en) Method for cambering glass sheets by suction
KR101917969B1 (ko) 판유리 굽힘 도구
KR101911654B1 (ko) 유리 굽힘 공정용 도구
JP4806629B2 (ja) ガラスシートを曲げる方法および装置
US20190256398A1 (en) Suction support for glass

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6501972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250