JP2018162276A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 剤形の最終重量に基づいて０．０５〜５重量％のグリセリンを含む３次元印刷された多孔性マトリックスを有する３次元印刷された急速分散性の剤形を製造するための３次元印刷方法に用られる印刷液中のグリセリンの使用方法であって、印刷液はグリセリン、水及び少なくとも１つの有機溶媒を含み、
   ３次元印刷方法は：
   ａ）グリセリン、水及び少なくとも１つの有機溶媒を含む十分量の印刷液を少なくとも一つの粉末の層の上に沈着させて、粉末の層の粒子を結合させる工程と；
   ｂ）粒子が結合した少なくとも一つの層中の水及び溶媒を減少させ、それにより０．０５〜５重量％のグリセリンを含む３次元印刷された３次元印刷された多孔性マトリックを形成する工程
   とを含む使用方法。
2. 印刷液が１〜１０重量％のグリセリンを含む、請求項１に記載のグリセリンの使用方法。
3. 印刷液が１〜２５重量％の有機溶媒を含み、有機溶媒がアルコールである、請求項２に記載のグリセリンの使用方法。
4. 印刷液が、さらに１〜２０％の水溶性、水性液体可溶性、部分的に水溶性、または部分的に水性液体可溶性の結合剤からなる群から選ばれる結合剤を含む、請求項３に記載のグリセリンの使用方法。
5. 印刷液が、さらに０．１〜４重量％の界面活性剤を含む、請求項３に記載のグリセリンの使用方法。
6. 粉末が、１〜３０重量％の崩壊剤を含む、請求項１に記載のグリセリンの使用方法。
7. 粉末が、薬物含有粉末を含む、請求項１に記載のグリセリンの使用方法。
8. ａ）およびｂ）を繰り返して、それにより、３次元印刷された急速分散性の剤形を製造する、請求項１に記載のグリセリンの使用方法。
9. ３次元印刷された多孔性マトリックスを有する３次元印刷された急速分散性の剤形を製造するための方法であって、
   ａ）グリセリン、水及び少なくとも１つの有機溶媒を含む印刷液を少なくとも一つの粉末の層の上に沈着させる工程；及び
   ｂ）少なくとも一つの層の中の水及び溶媒を減少させ、それにより０．０５〜５重量％のグリセリンを含む３次元印刷された３次元印刷された多孔性マトリックを形成する工程とを含む方法。
10. 剤形の多孔性マトリックスが圧縮されていない、請求項９に記載の方法。
11. ａ）およびｂ）を繰り返して、それにより、３次元印刷された急速分散性の剤形を製造する、請求項９に記載の方法。
12. 沈着させる工程が、少なくともひとつの粉末の層の粒子を結合させるために十分量の印刷液を含む、請求項９に記載の方法。
13. 印刷液が、１〜１０重量％のグリセリン、５５〜９５重量％の水又は水性緩衝液、及び１〜２５重量％のアルコールを含む、請求項１２に記載の方法。
14. 粉末が、５０〜８０重量％の薬物含有粉末を含む、請求項９に記載の方法。
15. 粉末が、さらに３〜３５重量％の崩壊剤及び０．５〜２０重量％の水溶性、水性液体可溶性、部分的に水溶性、または部分的に水性液体可溶性の結合剤からなる群から選ばれる結合剤を含む、請求項１４に記載の方法。
16. 剤形が、約１５ｍｌ以下の体積の水または唾液中に約１５秒以下で分散し、剤形の硬さが少なくとも１ｋｐである、請求項９に記載の方法。