JP2018155062A - 接着補助器具及び当該接着補助器具を備える接着補助システム - Google Patents
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Abstract
Description
大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部(110a)と、当該円錐台状胴部の上記大径側端部から上記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部(110b)と、円錐台状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部(110d)とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなるコネクター(110)と、
複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように円柱状頭部に同軸的に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変壁部(121、122、123)と、当該環状非可変壁部の環状フランジ部とは反対側の環状端部から環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部(126)とを上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなる環状壁部(120a)を設けてなる環状体(120)とを備える。
コネクターは、環状フランジ部に沿い円錐台状胴部の外周面の少なくとも一部から外方へ突出するように形成してなる回り止め部(116)を具備することを特徴とする。
上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料は、ナイロン6に耐光性黒色顔料を均一に含有してなることを特徴とする。
複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、円錐台状頭部の上記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする。
円錐台状頭部の上記延出端面には複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
上記複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、上記複数状の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて円錐台状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
環状体は、環状壁部の環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように環状壁部と一体に上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料で形成してなる複数の周側係合片部(120b)を備えており、
当該複数の周側係合片部は、環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置することを特徴とする。
環状壁部の環状非可変壁部は、
円柱状頭部に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変着座部(121)と、環状非可変着座部から環状フランジ部とは反対方向へ延出するように円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部(122)と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部(123)とを有してなり、
環状可変部は、環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出しており、
複数の周側係合片部は、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする。
上記複数の周側長手状係合片部は、それぞれ、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部から当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出するロッド部(124)と、当該ロッド部の延出端部に形成してなる球部(125)とでもって構成されていることを特徴とする。
円筒部(131)と、当該円筒部の軸方向一側端部と一体となる環状鍔部(132)とを有し、スペーサボルト(150)により螺合されるように円筒部及び環状鍔部の双方の中空部を雌ねじ孔部(130a)として形成してなるセパジョイント(130)を具備しており、
当該セパジョイントは、その円筒部にて、コネクターの中央部に貫通状に形成してなる軸孔部のうち小径軸孔部に円錐台状胴部側から円柱状頭部の上記延出端面中央に形成してなる環状受け板部まで同軸的に圧入されるとともに、上記鍔部にて、上記軸孔部の円錐台状胴部側部位に形成した大径軸孔部に嵌装されており、
複数の面側係合片部は、環状受け板部の外周側にて、円柱状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
環状体が木材或いは合成樹脂材料からなる型枠に当接された状態にて、当該型枠に形成してなる貫通状孔部(F1)を通して環状体及び環状受け板部を介しセパボルトの雌ねじ孔部に螺合される型締めボルト(140)を補助部品として有することを特徴とする。
コンクリート体(10)の表面に形成されるモルタル壁(M)のコンクリート体との接着を補助するためのものである。
大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部(110a)と、当該円錐台状胴部の上記大径側端部から上記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部(110b)と、円錐台状胴部及び円柱状頭部の境界部から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部(110c)と、円錐台状胴部及び環状フランジ部の少なくとも一方の一部から外方へ突出する回り止め部(116)と、円錐台状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部(110d)とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなるコネクター(110)と、
複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように円柱状頭部に同軸的に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変壁部(121、122、123)と、当該環状非可変壁部の環状フランジ部とは反対側の環状端部から環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部(126)とを上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなる環状壁部(120a)を設けてなる環状体(120)とを備えるコネクター型接着補助器具(200、300、300A)と、
中央孔部を形成してなる基板(210、310)と、当該基板にその両面の一方の面から突出するように前記中央孔部の周囲に分散して形成される複数の面側係合片部(220a、220b)と、
を有するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成される複数のディスク型接着補助器具(200、300、300A)とを備えており、
複数のコネクター型接着補助器具は、それぞれ、円錐台状胴部にて、互いに対向して設置した木材或いは合成樹脂材料からなる両型枠の一方の型枠から分散状に他方の型枠に向けて延出する複数のスペーサボルト(150)に環状体の環状可変部にて他方の型枠に対向するように連結され、かつ環状壁部の環状非可変壁部に向けて環状可変部を変形させながら他方の型枠を押圧してなり、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、コンクリート体が両型枠の間に複数のスペーサボルト及び複数のコネクター型接着補助器具を介し打ち込まれる生コンクリートの硬化により形成された後、両型枠の除去後複数のコネクター型接着補助器具とは異なる位置にてコンクリート体の表面に分散状に配設され、かつ、上記中央孔部にて、ネジによりコンクリート体の表面に締着されており、
モルタル壁が、各複数のコネクター型及びディスク型の接着補助器具を介しコンクリート体の表面に所定の厚さにて生モルタルを塗布し硬化させることで、形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、コンクリート体が両型枠の間に複数のスペーサボルト及び複数のコネクター型接着補助器具を介し打ち込まれる生コンクリートの硬化により形成された後、両型枠の除去後複数のコネクター型接着補助器具とは異なる位置にてコンクリート体の表面に分散状に配設され、かつ、上記中央孔部にて、ネジによりコンクリート体の表面に締着されており、
モルタル壁が、各複数のコネクター型及びディスク型の接着補助器具を介しコンクリート体の表面に所定の厚さにて生モルタルを塗布し硬化させることで、形成されている。
上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料は、6ナイロンに耐光性黒色顔料を均一に含有してなることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、前記円錐台状頭部の前記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
円錐台状頭部の上記延出端面には複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、上記複数状の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて円錐台状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、
環状体は、環状壁部の環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように環状壁部と一体に上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料で形成してなる複数の周側係合片部(120b)を備えており、
当該複数の周側係合片部は、環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置することを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、
環状壁部の環状非可変壁部は、
円柱状頭部に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変着座部(121)と、環状非可変着座部から環状フランジ部とは反対方向へ延出するように円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部(122)と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部(123)とを有してなり、
環状可変部は、環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出しており、
複数の周側係合片部は、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、複数の周側長手状係合片部は、それぞれ、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部から当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出するロッド部(124)と、当該ロッド部の延出端部に形成してなる球部(125)とでもって構成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、
円筒部(131)と、当該円筒部の軸方向一側端部と一体となる環状鍔部(132)とを有し、スペーサボルト(150)により螺合されるように円筒部及び環状鍔部の双方の中空部を雌ねじ孔部(130a)として形成してなるセパジョイント(130)を具備しており、
当該セパジョイントは、その円筒部にて、コネクターの中央部に貫通状に形成してなる軸孔部のうち小径軸孔部に円錐台状胴部側から円柱状頭部の上記延出端面中央に形成してなる環状受け板部まで同軸的に圧入されるとともに、上記鍔部にて、上記軸孔部の円錐台状胴部側部位に形成した大径軸孔部に嵌装されており、
複数の面側係合片部は、上記環状受け板部の外周側にて、円柱状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、環状体が木材或いは合成樹脂材料からなる型枠に接合された状態にて、当該型枠に形成してなる貫通状孔部(F1)を通して環状体及び環状受け板部を介しセパボルトの雌ねじ孔部に螺合される型締めボルト(140)を補助部品として有することを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々にて、基板はその中央孔部の外周側にて複数条の開口部を分散状に形成してなり、
複数の面側係合片部は、複数条の開口部の各々ごとに、当該開口部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々にて、基板に上記一方の面から複数の面側係合片の内側にて上記中央孔部の周りに間隔をおいて形成される複数のフック(220a〜220d、330a〜330d)を具備してなり、
当該複数のフックは、それぞれ、基板の上記一方の面から立ち上がるように延出する立ち上がり部(221、331)と、当該立ち上がり部から基板の中心側へ折れ曲るように延出する折れ曲がり部(222、332)とでもって、構成されて、上記各立ち上がり部により環状板を包囲した状態にて上記各折れ曲がり部により基板の上記一方の面との間に挟持してなることを特徴とする。
環状板部(260a)と、当該環状板部のうちその内周縁部の外周から当該外周に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の内側糸状片部(260c)とを有するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成してなる環状部材(WS1)を複数備えており、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、基板の上記中央孔部にて、各ネジにより各環状部材の環状板部をその表面側から通してコンクリート体の表面に締着されていることを特徴とする。
環状板部(260a)と、当該環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部(260d)とを有するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成してなる環状部材(WS1)を複数備えており、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、基板の上記中央孔部にて、各ネジにより各環状部材の環状板部をその表面側から通してコンクリート体の表面に締着されていることを特徴とする。
複数の環状部材の各々は、環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部(260d)をも一体的に有するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって形成されていることを特徴とする。
複数の環状部材の各々は、環状板の内周縁部から同軸的にその裏面側へ延出するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料により一体的に形成してなる環状ボス部(260b)を備えており、
複数の環状部材は、それぞれ、環状ボス部を基板の対応中央孔部内に同軸的に嵌装するようにして、環状板部にて、基板の対応中央孔部にその表面側から載置されており、
複数のディスク型接着補助器具の各々は、ネジをその頭部にて複数の環状部材のうちの対応環状部材の環状ボス部に着座させるようにして、ネジをその首下部にて上記対応環状部材の環状ボス部を通してコンクリート体の表面に締着することで、当該コンクリート体に組み付けられていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々において、基板は、上前記中央孔部の外周側にて複数の長手状開口部(213a〜213j、313a〜313k、313n)を分散して形成してなり、
複数の面側係合片部は、上記複数の長手状開口部に対応するように基板の上記一方の面に、それぞれ、湾曲状に形成されており、
複数の面側係合片部は、上記複数の長手状開口部のうちの各対応長手状開口部をその幅方向に跨ぐように湾曲状に形成されるとともに、当該各対応長手状開口部の長手方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々において、基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出するように形成してなる複数の周側係合片部(320)を具備することを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々において、複数の周側係合片部は、それぞれ、基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出する基部(321、323)と、当該基部の延出端部から折れ曲がるように延出する折れ曲がり部(322)とにより形成されていることを特徴とする。
(第1実施形態)
図1は、本発明が、接着補助システムとして、コンクリート構造体10に適用される実施形態を示す。コンクリート構造体10は、例えば、鉄筋コンクリート建造物において、複数のコンクリート壁でもって構成されている。
せん断強さ:23(℃)及び絶乾状態で76(MPa)
引張り強さ:23(℃)及び絶乾状態で87(MPa)
曲げ強さ:23(℃)及び絶乾状態で120(MPa)
曲げ弾性率:23(℃)及び絶乾状態で3.1(GPa)
また、上述のように黒色顔料を非強化ナイロン6に含有させた理由は、コネクター110及びタコ足環状体120の紫外線等による劣化を未然に防止するためである。このことは、コネクター110及びタコ足環状体120が紫外線等の光に対する良好な耐光性を有することを意味する。
(第2実施形態)
図31は、本発明に係る接着補助システムMSの第2実施形態の要部を示している。当該第2実施形態では、接着補助システムMSが上記第1実施形態にて述べた複数の接着補助器具100を備えるとともに、上記第1実施形態にて述べた複数の接着補助器具200に代えて、複数の接着補助器具300(図31では単一の接着補助器具300のみを示す。)を備えている。
る。
(第3実施形態)
図37は、本発明に係る接着補助システムMSの第3実施形態の要部を示している。当該第3実施形態では、接着補助システムMSが上記第1実施形態にて述べた複数の接着補助器具100を備えるとともに、上記第1実施形態にて述べた複数の接着補助器具200に代えて、複数の接着補助器具200A(図37では単一の接着補助器具200Aのみを示す。)を備えている。
(第4実施形態)
図47は、本発明に係る接着補助システムMSの第4実施形態の要部を示している。当該第4実施形態では、接着補助システムMSが上記第1実施形態にて述べた複数の接着補助器具100を備えるとともに、上記第2実施形態にて述べた複数の接着補助器具300に代えて、複数の接着補助器具300A(図47では単一の接着補助器具300Aのみを示す。)を備えている。
(1)本発明の実施にあたり、接着補助器具100の接着力は、スペーサボルトの単位面積当たりの使用個数にもよるが、一般には50kgf/個(490Pa/個)以上になるように設計することが好ましい。
(2)本発明の実施にあたり、接着補助器具100毎の係合片部110dの数は、特に限定されるものではないが、20〜100個にすることが好ましい。
(3)本発明の実施にあたり、接着補助器具100のコネクター110は、上記実施形態とは異なり、例えば、多角形状に形成してもよい。
(4)本発明の実施にあたり、接着補助器具200或いは300を基板210或いは310に組み付けるにあたり採用される座金WSは、上記第1或いは第2の実施形態とは異なり、必要に応じて、廃止するようにしてもよい。
(5)本発明の実施にあたり、複数の係合片部220は、上記第1実施形態にて述べた配列に限ることなく、基板210の表面に亘り分散して形成されていてもよく、また、係合片部220の数は、上記第1実施形態にて述べた数に限ることなく適宜変更して実施してもよい。
(6)本発明の実施にあたり、基板210の複数の外側開孔部213a〜213j及び基板310の複数の外側開孔部313a〜313k、313nは、廃止してもよい。
(7)本発明の実施にあたり、係合片部110d或いは220の形状は、半円状或いは円弧状であってもよい。また、係合片部120或いは220の形状は、一般的には、湾曲状であってもよい。
(8)本発明の実施にあたり、上記第2実施形態における各係合片部320は、基板310の外周部の端面部或いは表面部から放射状に延出する基部及び当該各基部の延出端部からL字状に折れ曲がる折れ曲がり部でもって構成するようにしてもよい。
(9)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた座金WSは、ネジSCをコンクリート壁10aに締着する際における基板210の中央穴部111の強度を補助することができればよい。従って、座金WSは、ステンレス鋼に限らず、鉄等の環状板であってもよく、また、環状樹脂板や環状バネ座金であってもよい。
(10)本発明の実施にあたり、上記第1或いは第2の実施形態にて述べた各接着補助器具200或いは300は、各接着補助器具100と入れ替えて配設するようにしてもよい。
(11)本発明の実施にあたり、上記第1或いは第2の実施形態にて述べた複数の接着補助器具200或いは300及び複数の接着補助器具100は、格子状に配設することに限らず、双方ともに、互いに異なる位置にて、分散してコンクリート壁10aの表面に配設されていてもよい。
(12)本発明の実施にあたり、上記第1或いは第2の実施形態にて述べたディスク型接着補助器具200或いは300において、複数の面側係合片部240或いは340は、上記第1或いは第2の実施形態にて述べた例に限定することなく、基板210或いは310の表面に亘り分散して配設するようにしてもよい。
(13)本発明の実施にあたり、接着補助器具200或いは300のフック230或いは240は、4個に限ることなく、複数個或いは複数対であってもよい。例えば、フック230或いは240は、2個、3個或いは5個を、基板210或いは310の表面にて中央孔部の外周に沿い等角度間隔にて設けるようにしてもよく、また、一対或いは三対を、基板210或いは310の表面にて中央孔部の外周に沿い等角度間隔にて設けるようにしてもよい。要するに、座金WSをその全面に亘り均一に基板210或いは310の表面上に挟持し得ればよい。
(14)本発明の実施にあたり、環状体120の周側係合片部120bは、ロッド状に限ることなく、半ループ状等の湾曲状、糸状、フック状にて、環状壁部120aの一部、例えば、環状薄肉部123の内周部に沿い形成されていてもよい。
(15)また、本発明の実施にあたり、接着補助システムは、複数の接着穂補助器具200に依存することなく、複数の接着補助器具100のみをコンクリート壁10aに分散して埋設するようにしてもよい。例えば、図1において、接着補助器具100を、中央接着補助器具200に代えて、矩形状輪郭RLの中央部に配設するようにしてもよい。
(16)また、本発明の実施にあたり、図1において、4つの接着補助器具200を、4つの接着補助器具100に代えて、矩形状輪郭RLの各隅角部に配置し、接着補助器具100を、中央接着補助器具200に代えて、矩形状輪郭RLの中央部に配設するようにしてもよい。
(17)本発明の実施にあたり、接着補助器具200或いは300の基板は、上記実施形態とは異なり、例えば、三角形状や四角形状等の多角形状に形成してもよい。
(18)本発明の実施にあたり、回り止め部116は、上記第1実施形態とは異なり、複数、コネクター110の環状フランジ部の下面及び円錐台状胴部110aの外周に沿い間隔をおいて形成するようにしてもよい。なお、回り止め部116の形状は、上記第1実施形態にて述べた形状に限ることなく、適宜変更してもよい。また、回り止め部116が突出形状では凹形状に形成してもよい。例えば、環状フランジ部110cの下面から円錐台状胴部110aの外周面に沿い軸方向に凹形状に当該円錐台状胴部110aの小径側端部まで形成するようにしてもよく、或いは、円錐台状胴部110aの外周面の軸方向中間部位から当該円錐台状胴部110aの小径側端部まで形成するようにしてもよい。
10a…コンクリート壁、100…コネクター型接着補助器具、
200、300…ディスク型接着補助器具、110…コネクター、
110a…円錐台状胴部、110b…円柱台状頭部、110c…環状フランジ部、
116…回り止め部、110d、120b、230、320、340…係合片部、
130…セパジョイント、140…型締めボルト、150…スペーサボルト、
210、310…基板、211、311…中央孔部、260a…環状平板部、
260b…環状ボス部、260c…内側糸状片部、260d…外側糸状片部、
213a〜213j、313a〜313k、313n…開口部、
220、340…係合片部、
220a〜220d、330a〜330d9…フック、
221、331…立ち上がり部、222、332…折れ曲がり部、321…脚部、
322…腕部、323…脚部。
大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部(110a)と、当該円錐台状胴部の上記大径側端部から上記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部(110b)と、円錐台状胴部及び円柱状頭部の境界部から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部(110c)と、円柱状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部(110d)とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体に成形してなるコネクター(110)と、
複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように円柱状頭部に同軸的に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変壁部(121、122、123)と、当該環状非可変壁部の環状フランジ部とは反対側の環状端部から環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部(126)とを、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体に形成してなる環状壁部(120a)を設けてなる環状体(120)とを備える。
複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、円柱状頭部の上記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする。
円柱状頭部にはその上記延出端面から当該円柱状頭部の延出基端部に向け凹状となるように複数条の凹部(113)が互いに並行に形成されており、
上記複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、上記複数条の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて円柱状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
環状体は、環状壁部の環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように環状壁部と一体に上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料で形成してなる複数の周側係合片部(120b)を備えており、
当該複数の周側係合片部は、環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置するように形成されていることを特徴とする。
環状壁部にて、
環状非可変壁部は、円柱状頭部に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変着座部(121)と、当該環状非可変着座部から環状フランジ部とは反対方向へ延出するように円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部(122)と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部(123)とを有してなり、
環状可変部は、環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出するように形成されており、
複数の周側係合片部は、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする。
円筒部(131)と、当該円筒部の軸方向一側端部と一体となるように同軸的に形成してなる環状鍔部(132)とを備えるセパジョイント(130)を具備しており、
コネクターは、円錐台状胴部の底部に同軸的に形成してなる大径孔部(115b)と、円錐台状胴部の上記底部を除く部位及び円柱状頭部に亘り上記大径孔部よりも小さな内径にて同軸的に形成してなる小径孔部(115a)とでもって構成される軸孔部(115)を設けてなり、
セパジョイントは、その円筒部にて、コネクターの上記軸孔部のうちの上記小径軸孔部に上記大径孔部を介し同軸的に圧入されるとともに、上記環状鍔部にて、上記軸孔部の上記大径軸孔部に嵌装されており、
複数の面側係合片部は、円柱状頭部の上記延出端面にその上記小径孔部の外周側にて形成されていることを特徴とする。
このようにセパジョイントがコネクターの小径孔部に圧入された状態で、コンクリート体内にてスペーサボルトに螺合されることで、コネクターがセパジョイントを介しスペーサボルトに接続されると、コネクター型接着補助器具のスペーサボルトとの接続がしっかりとなされ、コネクター型接着補助器具のコンクリート体内での維持を強固にし得る。その結果、請求項1〜9のいずれか1つに記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
スペーサボルト(150)がセパジョイントに同軸的に形成してなる雌ねじ孔部(130a)に対し上記環状鍔部側から当該雌ねじ孔部の軸方向中間部位まで螺合され、かつ環状体が木材或いは合成樹脂材料からなる型枠に当接された状態にて、当該型枠に形成してなる貫通状孔部(F1)を通してスペーサボルトに対向するようにセパジョイントの上記雌ねじ孔部に螺合される型締めボルト(140)を、補助部品として有することを特徴とする。
大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部(110a)と、当該円錐台状胴部の上記大径側端部から上記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部(110b)と、円錐台状胴部及び円柱状頭部の境界部から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部(110c)と、円錐台状胴部及び環状フランジ部の少なくとも一方の一部から外方へ突出する回り止め部(116)と、円柱状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部(110d)とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体に成形してなるコネクター(110)と、複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように円柱状頭部に同軸的に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変壁部(121、122、123)と、当該環状非可変壁部の環状フランジ部とは反対側の環状端部から環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部(126)とを、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体に形成してなる環状壁部(120a)を設けてなる環状体(120)とを備えるコネクター型接着補助器具(200、300、300A)と、
中央孔部を形成してなる基板(210、310)と、当該基板にその両面の一方の面から突出するように上記中央孔部の周囲に分散して形成される複数の面側係合片部(220a、220b)とを有するように、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体的に形成される複数のディスク型接着補助器具(200、300、300A)とを備えており、
複数のコネクター型接着補助器具は、それぞれ、円錐台状胴部にて、互いに対向して設置してなる木材或いは合成樹脂材料からなる両型枠の一方の型枠から分散状に他方の型枠に向けて延出する複数のスペーサボルト(150)に、環状体の環状可変部を他方の型枠に対向させるように、連結され、かつ、環状壁部の環状非可変壁部に向けて環状可変部を変形させるように他方の型枠を押圧してなり、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、コンクリート体が両型枠の間に複数のスペーサボルト及び複数のコネクター型接着補助器具を介し打ち込まれる生コンクリートの硬化により形成された後、両型枠を除去した上で、複数のコネクター型接着補助器具とは異なる位置にて、コンクリート体の表面に分散状に配設され、かつ、基板にて、上記中央孔部を通してネジをコンクリート体にその表面から締着することで、コンクリート体の表面に組み付けられており、
モルタル壁が、各複数のコネクター型及びディスク型の接着補助器具を介しコンクリート体の表面に所定の厚さにて生モルタルを塗布し硬化させることで、形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、コンクリート体が両型枠の間に複数のスペーサボルト及び複数のコネクター型接着補助器具を介し打ち込まれる生コンクリートの硬化により形成された後、両型枠を除去した上で、複数のコネクター型接着補助器具とは異なる位置にて、コンクリート体の表面に分散状に配設され、かつ、基板にて、中央孔部を通してネジをコンクリート体にその表面に締着することで、コンクリート体の表面に組み付けられており、
モルタル壁が、各複数のコネクター型及びディスク型の接着補助器具を介しコンクリート体の表面に所定の厚さにて生モルタルを塗布し硬化させることで、形成されている。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、円柱状頭部の上記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
円柱状頭部にはその上記延出端面から当該円柱状頭部の延出基端部に向け凹状となるように複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、上記複数状の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて円柱状頭部の上記延出端面に形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、
環状体は、環状壁部の環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように環状壁部と一体に上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって形成してなる複数の周側係合片部(120b)を備えており、
当該複数の周側係合片部は、環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置するように形成されていることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々にて、
環状壁部の環状非可変壁部は、円柱状頭部に圧入されて環状フランジ部に着座する環状非可変着座部(121)と、環状非可変着座部から環状フランジ部とは反対方向へ延出するように円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部(122)と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部(123)とを有してなり、
環状壁部の環状可変部は、環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出するように形成されており、
複数の周側係合片部は、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする。
複数のコネクター型接着補助器具の各々において、複数の周側長手状係合片部は、それぞれ、環状非可変厚肉部の環状非可変薄肉部との環状境界部から当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出するロッド部(124)と、当該ロッド部の延出端部に形成してなる球部(125)とでもって、構成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々にて、基板はその中央孔部の外周側にて複数条の開口部を分散状に形成してなり、
複数の面側係合片部は、複数条の開口部の各々ごとに、当該開口部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々にて、基板に上記一方の面から複数の面側係合片の内側にて上記中央孔部の周りに間隔をおいて形成される複数のフック(220a〜220d、330a〜330d)を設けてなり、
当該複数のフックは、それぞれ、基板の上記一方の面から立ち上がるように延出する立ち上がり部(221、331)と、当該立ち上がり部から基板の中心側へ折れ曲るように延出する折れ曲がり部(222、332)とでもって、構成されて、環状板を、上記各立ち上がり部により包囲した状態にて上記各折れ曲がり部により基板の上記一方の面との間に挟持してなることを特徴とする。
環状板部(260a)と、当該環状板部の内周縁部から当該内周縁部に沿い間隔をおくように位置して環状板部の表面側へ延出する複数の内側糸状片部(260c)とを有するように、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体的に形成してなる環状部材(WS1)を、複数、備えており、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、基板の上記中央孔部にて、ネジを環状板部にその表面側から通してコンクリート体にその表面から締着することで、コンクリート体の表面に組み付けられていることを特徴とする。
環状板部(260a)と、当該環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部(260d)とを有するように、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、一体的に形成してなる環状部材(WS1)を、複数、備えており、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、基板の上記中央孔部にて、ネジを環状板部にその表面側から通してコンクリート体にその表面から締着することで、コンクリート体の表面に組み付けられていることを特徴とする。
複数の環状部材は、それぞれ、環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部(260d)をも一体的に有するように、上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって、形成されていることを特徴とする。
複数の環状部材は、それぞれ、環状板部の内周縁部から同軸的にその裏面側へ延出するように上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料により一体的に形成してなる環状ボス部(260b)を備えて、当該環状ボス部を基板の対応中央孔部内に同軸的に嵌装するようにして、環状板部にて、基板の対応中央孔部にその表面側から載置されており、
複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、ネジをその頭部にて複数の環状部材のうちの対応環状部材の環状ボス部に着座させるとともに、当該ネジをその首下部にて上記対応環状部材の環状ボス部を通してコンクリート体にその表面から締着することで、当該コンクリート体に組み付けられていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々にて、基板は、上記中央孔部の外周側にて複数の長手状開口部(213a〜213j、313a〜313k、313n)を分散して形成してなり、
複数の面側係合片部は、それぞれ、基板の上記一方の面にて、上記複数の長手状開口部のうちの各対応長手状開口部をその幅方向に跨ぐように湾曲状に形成されるとともに当該対応長手状開口部の長手方向には間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々において、基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出するように形成してなる複数の周側係合片部(320)を具備することを特徴とする。
複数のディスク型接着補助器具の各々において、複数の周側係合片部は、それぞれ、基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出する基部(321、323)と、当該基部の延出端部から折れ曲がるように延出する折れ曲がり部(322)とにより形成されていることを特徴とする。
10a…コンクリート壁、100…コネクター型接着補助器具、
200、300…ディスク型接着補助器具、110…コネクター、
110a…円錐台状胴部、110b…円柱状頭部、110c…環状フランジ部、
116…回り止め部、110d、120b、230、320、340…係合片部、
130…セパジョイント、140…型締めボルト、150…スペーサボルト、
210、310…基板、211、311…中央孔部、260a…環状平板部、
260b…環状ボス部、260c…内側糸状片部、260d…外側糸状片部、
213a〜213j、313a〜313k、313n…開口部、
220、340…係合片部、
220a〜220d、330a〜330d…フック、
221、331…立ち上がり部、222、332…折れ曲がり部、321…脚部、
322…腕部、323…脚部。
Claims (30)
- 大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部と、当該円錐台状胴部の前記大径側端部から前記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部と、前記円錐台状胴部及び前記円柱状頭部の境界部から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部と、前記円錐台状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなるコネクターと、
前記複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように前記円柱状頭部に同軸的に圧入されて前記環状フランジ部に着座する環状非可変壁部と、当該環状非可変壁部の前記環状フランジ部とは反対側の環状端部から前記環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部とを前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなる環状壁部)を設けてなる環状体とを備えるコネクター型接着補助器具。 - 前記コネクターは、前記環状フランジ部に沿い前記円錐台状胴部の外周面の少なくとも一部から外方へ突出するように形成してなる回り止め部を具備することを特徴とする請求項1に記載のコネクター型接着補助器具。
- 前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料は、ナイロン6に耐光性黒色顔料を均一に含有してなることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクター型接着補助器具。
- 前記複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、前記円錐台状頭部の前記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具。
- 前記円錐台状頭部の前記延出端面には複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
前記複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、前記複数状の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて前記円錐台状頭部の前記延出端面に形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のコネクター型接着補助器具。 - 前記環状体は、前記環状壁部の前記環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように前記環状壁部と一体に前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料で形成してなる複数の周側係合片部を備えており、
当該複数の周側係合片部は、前記環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具。 - 前記環状壁部の前記環状非可変壁部は、
前記円柱状頭部に圧入されて前記環状フランジ部に着座する環状非可変着座部と、前記環状非可変着座部から前記環状フランジ部とは反対方向へ延出するように前記円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から前記環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部とを有してなり、
前記環状可変部は、前記環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から前記環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出しており、
前記複数の周側係合片部は、前記環状非可変厚肉部の前記環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助具。 - 前記複数の周側長手状係合片部は、それぞれ、前記環状非可変厚肉部の前記環状非可変薄肉部との環状境界部から当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出するロッド部と、当該ロッド部の延出端部に形成してなる球部とでもって構成されていることを特徴とする請求項7に記載のコネクター型接着補助器具。
- 前記環状可変部は、その突出端部にて、横断面丸みを帯びるように形成されていることを特徴とする請求項7に記載のコネクター型接着補助器具。
- 円筒部と、当該円筒部の軸方向一側端部と一体となる環状鍔部とを有し、スペーサボルトにより螺合されるように前記円筒部及び前記環状鍔部の双方の中空部を雌ねじ孔部として形成してなるセパジョイントを具備しており、
当該セパジョイントは、その円筒部にて、前記コネクターの中央部に貫通状に形成してなる軸孔部のうち小径軸孔部に前記円錐台状胴部側から前記円柱状頭部の前記延出端面中央に形成してなる環状受け板部まで同軸的に圧入されるとともに、前記鍔部にて、前記軸孔部の前記円錐台状胴部側部位に形成した大径軸孔部に嵌装されており、
前記複数の面側係合片部は、前記環状受け板部の外周側にて、前記円柱状頭部の前記延出端面に形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具。 - 前記環状体が木材或いは合成樹脂材料からなる型枠に当接された状態にて、当該型枠に形成してなる貫通状孔部を通して前記環状体及び前記環状受け板部を介し前記セパボルトの雌ねじ孔部に螺合される型締めボルトを補助部品として有することを特徴とする請求項10に記載のコネクター型接着補助器具。
- コンクリート体の表面に形成されるモルタル壁の前記コンクリート体との接着を補助するための接着補助システムにおいて、
大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる円錐台状胴部と、当該円錐台状胴部の前記大径側端部から前記小径側端部とは反対方向へ同軸的に延出する円柱状頭部と、前記円錐台状胴部及び前記円柱状頭部の境界部から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部と、前記円錐台状胴部及び前記環状フランジ部の少なくとも一方の一部から外方へ突出する回り止め部と、前記円錐台状頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部とを、所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなるコネクターと、
前記複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように前記円柱状頭部に同軸的に圧入されて前記環状フランジ部に着座する環状非可変壁部と、当該環状非可変壁部の前記環状フランジ部とは反対側の環状端部から前記環状フランジ部から離れる方向に突出する環状可変部とを前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体に成形してなる環状壁部を設けてなる環状体とを備えるコネクター型接着補助器具と、
中央孔部を形成してなる基板と、当該基板にその両面の一方の面から突出するように前記中央孔部の周囲に分散して形成される複数の面側係合片部とを有するように前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成される複数のディスク型接着補助器具とを備えており、
前記複数のコネクター型接着補助器具は、それぞれ、前記円錐台状胴部にて、互いに対向して設置した木材或いは合成樹脂材料からなる両型枠の一方の型枠から分散状に他方の型枠に向けて延出する複数のスペーサボルトに前記環状体の前記環状可変部にて前記他方の型枠に対向するように連結され、かつ前記環状壁部の前記環状非可変壁部に向けて前記環状可変部を変形させながら前記他方の型枠を押圧してなり、
前記複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、前記コンクリート体が前記両型枠の間に前記複数のスペーサボルト及び前記複数のコネクター型接着補助器具を介し打ち込まれる生コンクリートの硬化により形成された後、前記両型枠の除去後前記複数のコネクター型接着補助器具とは異なる位置にて前記コンクリート体の表面に分散状に配設され、かつ、前記中央孔部にて、ネジにより前記コンクリート体の表面に締着されており、
前記モルタル壁が、前記各複数のコネクター型及びディスク型の接着補助器具を介し前記コンクリート体の表面に所定の厚さにて生モルタルを塗布し硬化させることで、形成されていることを特徴とする接着補助システム。 - 前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料は、6ナイロンに耐光性黒色顔料を均一に含有してなることを特徴とする請求項12に記載の接着補助システム。
- 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、前記複数の面側係合片部は、複数のロッド状湾曲片部からなり、当該複数のロッド状湾曲片部は、それぞれ、前記円錐台状頭部の前記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されていることを特徴とする請求項12または13に記載の接着補助システム。
- 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
前記円錐台状頭部の前記延出端面には複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
前記複数のロッド状湾曲片部は、その両端部にて、前記複数状の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて前記円錐台状頭部の前記延出端面に形成されていることを特徴とする請求項13または14に記載の接着補助システム。 - 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
前記環状体は、前記環状壁部の前記環状非可変壁部からその内方に向けて突出するように前記環状壁部と一体に前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料で形成してなる複数の周側係合片部を備えており、
当該複数の周側係合片部は、前記環状非可変壁部の内周方向に間隔をおいて位置することを特徴とする請求項12〜15のいずれか1つに記載の接着補助システム。 - 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
前記環状壁部の前記環状非可変壁部は、
前記円柱状頭部に圧入されて前記環状フランジ部に着座する環状非可変着座部と、前記環状非可変着座部から前記環状フランジ部とは反対方向へ延出するように前記円柱状頭部に圧入される環状非可変厚肉部と、当該環状非可変厚肉部の延出端部の外周部位から前記環状フランジ部とは反対方向に一体に延出する環状非可変薄肉部とを有してなり、
前記環状可変部は、前記環状非可変薄肉部の延出端部の幅方向中間部位から前記環状フランジ部とは反対方向に突起状に突出しており、
前記複数の周側係合片部は、前記環状非可変厚肉部の前記環状非可変薄肉部との環状境界部からその周方向に亘り間隔をおくように当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出する複数の周側長手状係合片部であることを特徴とする請求項12〜16のいずれか1つに記載の接着補助システム。 - 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、前記複数の周側長手状係合片部は、それぞれ、前記環状非可変厚肉部の前記環状非可変薄肉部との環状境界部から当該環状非可変薄肉部の中央に向けて傾斜状に延出するロッド部と、当該ロッド部の延出端部に形成してなる球部とでもって構成されていることを特徴とする請求項17に記載の接着補助システム。
- 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、前記環状可変部は、その突出端部にて、横断面丸みを帯びるように形成されていることを特徴とする請求項17に記載の接着補助システム。
- 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、
円筒部と、当該円筒部の軸方向一側端部と一体となる環状鍔部とを有し、スペーサボルトにより螺合されるように前記円筒部及び前記環状鍔部の双方の中空部を雌ねじ孔部として形成してなるセパジョイントを具備しており、
当該セパジョイントは、その円筒部にて、前記コネクターの中央部に貫通状に形成してなる軸孔部のうち小径軸孔部に前記円錐台状胴部側から前記円柱状頭部の前記延出端面中央に形成してなる環状受け板部まで同軸的に圧入されるとともに、前記鍔部にて、前記軸孔部の前記円錐台状胴部側部位に形成した大径軸孔部に嵌装されており、
前記複数の面側係合片部は、前記環状受け板部の外周側にて、前記円柱状頭部の前記延出端面に形成されていることを特徴とする請求項12〜請求項19のいずれか1つに記載の接着補助システム。 - 前記複数のコネクター型接着補助器具の各々において、前記環状体が木材或いは合成樹脂材料からなる型枠に当接された状態にて、当該型枠に形成してなる貫通状孔部を通して前記環状体及び前記環状受け板部を介し前記セパボルトの雌ねじ孔部に螺合される型締めボルトを補助部品として有することを特徴とする請求項20に記載の接着補助システム。
- 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、前記基板はその中央孔部の外周側にて複数条の開口部を分散状に形成してなり、
前記複数の面側係合片部は、前記複数条の開口部の各々ごとに、当該開口部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項12に記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、前記基板に前記一方の面から前記複数の面側係合片部の内側にて前記中央孔部の周りに間隔をおいて形成される複数のフックを具備してなり、
当該複数のフックは、それぞれ、前記基板の前記一方の面から立ち上がるように延出する立ち上がり部と、当該立ち上がり部から前記基板の中心側へ折れ曲るように延出する折れ曲がり部とでもって、構成されて、前記各立ち上がり部により環状板を包囲した状態にて前記各折れ曲がり部により前記基板の前記一方の面との間に挟持してなることを特徴とする請求項12または13に記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、環状板部と、当該環状板部のうちその内周縁部の外周から当該外周に沿い間隔をおいて前記環状板部の表面側へ延出する複数の内側糸状片部とを有するように前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成してなる環状部材を複数備えており、
前記複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、前記基板の上記中央孔部にて、各ネジにより前記環状板部をその表面側から通して前記コンクリート体の表面に締着されていることを特徴とする請求項12に記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、
環状板部と、当該環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部とを有するように前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって一体的に形成してなる環状部材を複数備えており、
前記複数のディスク型接着補助器具は、それぞれ、前記基板の前記中央孔部にて、各ネジにより前記各環状部材の環状板部をその表面側から通して前記コンクリート体の表面に締着されていることを特徴とする請求項12に記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助具において、前記複数の環状部材の各々は、前記環状板部の外周縁部から当該外周縁部に沿い間隔をおいて前記環状板部の表面側へ延出する複数の外側糸状片部をも一体的に有するように前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料でもって形成されていることを特徴とする請求項25に記載の接着補助システム。
- 前記複数の環状部材の各々は、前記環状板の内周縁部から同軸的にその裏面側へ延出するように前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料により一体的に形成してなる環状ボス部を備えており、
前記複数の環状部材は、それぞれ、前記環状ボス部を前記基板の対応中央孔部内に同軸的に嵌装するようにして、前記環状板部にて、前記基板の対応中央孔部にその表面側から載置されており、
前記複数のディスク型接着補助器具の各々は、ネジをその頭部にて前記複数の環状部材のうちの対応環状部材の前記環状ボス部に着座させるようにして、ネジをその首下部にて前記対応環状部材の環状ボス部を通してコンクリート体の表面に締着することで、当該コンクリート体に組み付けられていることを特徴とする請求項25または26に記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、前記基板は、前記中央孔部の外周側にて複数の長手状開口部を分散して形成してなり、
前記複数の面側係合片部は、前記複数の長手状開口部に対応するように前記基板の前記一方の面に、それぞれ、湾曲状に形成されており、
前記複数の面側係合片部は、上記複数の長手状開口部のうちの各対応長手状開口部をその幅方向に跨ぐように湾曲状に形成されるとともに、当該各対応長手状開口部の長手方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項12〜27のいずれか1つに記載の接着補助システム。 - 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、前記基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出するように形成してなる複数の周側係合片部を具備することを特徴とする請求項12〜27のいずれか1つに記載の接着補助システム。
- 前記複数のディスク型接着補助器具の各々において、前記複数の周側係合片部は、それぞれ、前記基板の外周部からその周方向に亘り間隔をおいて放射状に延出する基部と、当該基部の延出端部から折れ曲がるように延出する折れ曲がり部とにより形成されていることを特徴とする請求項29に記載の接着補助システム。
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