JP6360957B1 - コネクター型接着補助器具用金型装置 - Google Patents
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Abstract
Description
コネクター(110)及び環状体(120)を備えるコネクター型接着補助器具(100)のコネクターを成形するための金型を第1金型(P)として備えるとともに、環状体を成形するための金型を第2金型(Q)として備える。
コネクターは、大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる胴部(110a)と、当該胴部の上記大径側端部から同軸的に延出する頭部(110b)と、上記胴部及び上記頭部の両対向端部の少なくとも一方から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部(110c)と、上記頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部(110d)とでもって、所定の樹脂材料により一体的に形成されている。
成形面を固定側成形面として有してなる固定側本体(210、220、230、240)を備える固定型(200)と、
固定側本体の上記固定側成型面(PSa)に当接する成形面(PSb)を可動側成形面として有するように形成してなる可動側本体(310、320、330)を備える可動型(300)と、
可動側本体が上記可動側成形面にて固定側本体の上記固定側成形面に当接するに伴い可動側本体及び固定側本体の双方に亘りコネクターに対応する中空形状を有するようにキャビティ(C)を形成するキャビティ形成手段(280a、280b、340b、360a、360b、370a、370b、380、380b、380c、Sa、Sb)とを具備してなり、
固定型における固定側本体は、その上記固定側成形面側から形成してなる収容穴部(240a)内に収容してなる固定側入れ子(280a)と、当該固定側入れ子に形成してなる貫通穴部(283)に可動側本体側へ延出するように嵌装される固定側コアピンであってその延出端部にてその径方向に列状に形成してなる複数条の凹部(284a)を有するとともに、当該複数条の凹部にその内周面に沿い凹状にその幅方向には溝状となるように形成してなる複数の溝部(284b)を有する固定側コアピン(280b)とを有する固定側入れ子部材(280)を備えており、
可動型の可動側本体は、
可動側取り付け板部材(310、312)と、
互いに間隔をおいて配置される両スペーサ(320)を介し可動側取り付け板部材に対向するように積層される可動側型板であって上記可動側成形面を成形面として有する可動側型板(330)と、
当該可動側型板にその成形面側から固定側本体の上記収容穴部に対応するように形成してなる収容穴部(330a)内に収容される可動側入れ子(N)と、左右両側スライド(Sa、Sb)を有して、可動側入れ子に組み付けられるスライド部材(S)とを具備する可動側入れ子部材(340)と、
両スペーサ、可動側型板及び可動側取り付け板部材の間に形成してなる空所(W)内にて当該可動側取り付け板部材上に着座するように収容されて当該可動側取り付け板部材から可動側型板への方向或いはその逆方向へ変位可能となっている押し上げ板部材(380a)と、固定側コアピンに同軸的に対向するように可動側入れ子に形成してなる貫通穴部(344)内に向け押し上げ板部材から延出する筒状スリーブピン(380b)と、可動側取り付け板部材から筒状スリーブピンの内部を相対移動可能に通り可動側入れ子(N)の上記貫通穴部(344)内に向け延出するセンターピン(380c)とを備えるエジェクタ機構(380)とを備えており、
スライド部材における左右両側スライド(Sa、Sb)は、
可動側型板(330)の上記収容穴部(330a)内に可動側入れ子(N)の左右両側にて互いに対向して近づく方向或いは離れる方向に移動可能に収容される左右両側スライド部(350a、350b)と、
当該左右両側スライド部の互いに対向する左右両側対向部位(352)にそれぞれ形成してなる収容部(352b、352a)内に収容される左右両側スライドコア部(360a、360b)と、
当該左右両側スライドコア部を介し左右両側スライド部の上記左右両側対向部位(352)の上記各収容部内に収容される左右両側スライドロックプレート部(370a、370b)とを具備しており、
左右両側スライド部の上記左右両側対向部位は、その各収容部(352b、352a)の底壁部(352a)の対向端部にて、互いに対向するように切り欠き部(352c)を凹状に形成してなり、
左右両側スライドコア部(360a、360b)は、それぞれ、複数のロッド部(361a〜367a、361b〜367b)でもって構成されており、
左右両側スライドロックプレート部(370a、370b)の各裏面には各複数の長手状凹部(372)が左右方向には長手状に前後方向には間隔をおくように凹状に並んで形成されるとともに、当該左右両側スライドロックプレート部の各対向端部には各切り欠き部(371)が互いに対向するように左右両側スライド部(350a、350b)の上記左右両側対向部位(352)の前記各凹状切り欠き部(352b、352a)に対応して形成されており、
左右両側スライドコア部(360a、360b)の各上記複数のロッド部は、左右両側スライドロックプレート部の各複数の長手状凹部(372)内に収容されており、
キャビティ形成手段において、上記キャビティが、その中空部にて、可動側入れ子(N)の上記貫通穴部(344)の内周面部、並びに固定側コアピン(280b)、筒状スリーブピン(380b)及びセンターピン(380c)のうち可動側入れ子(N)の上記貫通穴部(344)の上記内周面部側の各端部により形成されており、
樹脂射出成型機から上記所定の樹脂材料を溶融樹脂として射出されるに伴い当該溶融樹脂を、固定側本体を通して上記キャビティ内にコネクターを成形するために流入させるようになっている。
固定型を第1固定型(200)とし、固定側本体を第1固定側本体(210、220、230、240)として、固定側本体(410、420)を第2固定側本体として備える第2固定型(400)と、
可動型を第1可動型(300)とし、可動側本体及びその可動側成形面を第1可動側本体(310、320、330)及び第1可動側成形面として、第2固定側本体の成型面(PSc)に当接する成形面(PSd)を第2可動側成形面として有するように形成してなる可動側本体(510、520、570、530、540)を第2可動側本体として備える第2可動型(500)と、
上記キャビティ(C)を第1キャビティとし、キャビティ形成手段を第1キャビティ形成手段として、第2可動側本体(510、520、570、530、540)がその第2可動側成形面にて第2固定側本体の成形面に当接するに伴い第2可動側本体及び第2固定側本体の双方に亘り環状体に対応する中空形状を有するように第2キャビティ(C1)を形成する第2キャビティ形成手段(450、450a、460、464、460c、550、560)とを備えて、
上記溶融樹脂が樹脂射出成型機から射出されるに伴い、当該溶融樹脂を、第2固定側本体を通して第2キャビティ内に環状体を成形するために流入させるようになっている。
コネクターの成形にあたり、第1金型においては、第1可動型及び第1固定型が閉じた状態にある。また、スライド部材は、左右両側スライドにて相互に閉じた状態にある。
このような状態においては、第1可動型及び第1固定型の間において、第1キャビティが、第1キャビティ形成手段により、可動側入れ子の貫通穴部の内周面部、並びに固定側コアピン、筒状スリーブピン及びセンターピンのうち可動側入れ子の貫通穴部の内周面部側の各端部により形成されている。
このような状態にて、所定の樹脂材料が樹脂射出機による射出のもと溶融樹脂として第1固定側本体を通して第1キャビティ内に充填されると、当該溶融樹脂は、第1金型の冷却のもと、第1キャビティ内にてコネクターとして成形される。
然る後、第1可動型を第1固定型から開くとともに、左右両側スライドを相互に開く。これに伴い、左右両側スライド部が、左右両側スライドコア部及び左右両側スライドロックプレート部と共に、相互に開く。このとき、第1キャビティ内で成形済みのコネクターは、可動側入れ子部材の可動側入れ子の貫通穴部内に保持されている。
ついで、第1エジェクタ機構において押し上げ板部材が可動側取り付け板から可動側型板への方向に変位してスリーブピンをセンターピンに沿い可動側型板側へ摺動させると、コネクターが、スリーブピンにより、可動側入れ子の貫通穴部の内部から押し出される。これにより、コネクターの第1金型による成形が完了する。
一方、環状体の成形にあたり、第2金型においては、第2可動型及び第2固定型が閉じた状態にある。このとき、第2可動型及び第2固定型の間において、第2キャビティが、第2キャビティ形成手段により、形成されている。
このような状態にて、所定の樹脂材料が樹脂射出機による射出のもと溶融樹脂として第2固定側本体を通して第2キャビティ内に充填されると、当該溶融樹脂は、第2金型の冷却のもと、第2キャビティ内にて環状体として成形される。
然る後、第2可動型を第2固定型から開いて、可動側外入れ子部材から環状体を取り出す。これにより、環状体の成形が第2金型による成形が完了する。
このようにコネクター及び環状体の成形が完了した後、環状体をその環状基壁部にてコネクターの頭部に圧入することで、コネクター型接着補助器具が製造され得る。
これにより、上述のような構成を有するコネクター及び環状体の2部品からなるコネクター型接着補助器具を良好に成形し得る金型装置が、コネクター用第1金型及び環状体用第2金型という別々の金型でもって、できる限り簡単な構成で提供され得る。
第1金型において、
第1固定側本体(210、220、230、240)は、その収容穴部(240a)内に固定側入れ子(280a)の左右両側にて支持する左右両側ロック部材本体(290a)と、当該左右両側ロック部材本体に上方から下方にかけて左右方向へ互いに離れる方向に傾斜するように嵌装されて延出する左右両側アンギュラーピン(290b)とを有する左右両側ブロック部材(290)を備えている。
左右両側スライド部(350a、350b)は、可動側型板(330)の上記収容穴部(330a)内に可動側入れ子(N)の左右両側にて互いに対向して近づく方向或いは離れる方向に移動可能に収容される左右両側スライド基部(351)と、当該左右両側スライド基部の各対向部の上面部から可動側入れ子(N)の上面に沿い互いに近づく方向へ上記左右両側対向部位(352)として延出する左右両側係合部であって上記左右両側対向部位の上記収容部に対応する収容部を左右両側スライドコア部を介し左右両側スライドロックプレート部を収容するように形成してなる左右両側係合部(352)とを備えてなる。
左右両側アンギュラーピン(290b)は、左右両側ロック部材本体(290a)から延出して左右両側スライド部(350a、350b)の左右両側スライド基部(351)に傾斜状にかつ相対移動可能に挿通されることで、第1可動型の前記第1固定型からの分離に伴い左右両側スライド(Sa、Sb)を、左右両側スライドコア部(360a、360b)及び左右両側スライドロックプレート部(370a、370b)と共に、それぞれ、互いに離れる方向に移動させ、一方、第1可動型の第1固定型への移動に伴い左右両側スライドを、左右両側スライドコア部及び左右両側スライドロックプレート部と共に、互いに近づく方向に移動させるようになっている。
然る後は、請求項1の発明と同様に、成形済みのコネクターが、エジュクタ機構によるスリーブピンにより可動側入れ子の貫通穴部の内部から押し出される。
このように左右両側ブロック部材を設けることで、左右両側スライド部を容易に互いに逆方向へ変位させつつ、請求項1に記載の発明の作用効果をより一層向上させ得る。
第2金型(Q)において、
第2固定型(400)における第2固定側本体(410、420)は、当該第2固定側本体の上記成形面を成形面として有する固定側型板(420)と、
当該固定側型板にその成形面側から形成してなる収容穴部(420a)内に収容される固定側外入れ子部材(450)と、
当該固定側外入れ子部材(450)に形成してなる貫通穴部(450a)内に収容される固定側内入れ子部材(460)とを備えている。
可動側取り付け板(510)と、
両スペーサ(320)を第1スペーサとして、第2スペーサ(520)を介し第2可動側取り付け板(510)に対向するように支持されて上記第2可動側成形面に相当する成形面を有する可動側型板部材(530、540)と、
当該可動側型板部材にその成形面側から第2固定側本体(410、420)の固定側型板(420)の上記収容穴部(420a)に対応するように形成してなる収容穴部(540a)内に収容される可動側外入れ子部材(550)と、
当該可動側外入れ子部材に第2固定側本体(410、420)の固定側型板(420)の上記収容穴部(420a)に対向するように形成してなる貫通穴部(450a)内に当該貫通穴部と同軸的に第2可動側型板部材に形成してなる貫通穴部(541)を通して前記固定側内入れ子部材(460)に当接するように挿通される可動側内入れ子部材(550)と、
エジェクタ機構、押し上げ板部材及び上記空所を、それぞれ、第1エジェクタ機構、第1押し上げ板部材及び第1空所として、第2スペーサ(520)を介し対向する可動側型板部材(530、540)及び可動側取り付け板(510)の間に形成される第2空所(W1)内に可動側取り付け板(510)側から可動側型板部材(530、540)側に向かう方向或いはその逆方向へ変位可能に可動側取り付け板上に着座する第2押し上げ板部材(570a)と、当該第2押し上げ板部材から上記第2空所及び第2可動側型板部材を通り延出して可動側外入れ子部材(550)に連結される内側押し上げピン(574)と、第2押し上げ板部材(570a)から上記第2空所及び可動側型板部材を通り第2固定側本体(410、420)の固定側型板(420)の上記成形面に当接可能に延出する外側押し上げピン(574)と備える第2エジェクタ機構(570)とを備えている。
可動側内入れ子部材は、その挿通先端部(560c)にて、固定側内入れ子部材の上記円柱部(460a)のうちの上記環状壁部(460c)の内周側端部に当接している。
このような状態においては、第2可動型及び第2固定型の間において、第2キャビティが、固定側外入れ子部材の貫通穴部内において、固定側外入れ子部材への固定側内入れ子部材の挿入先端部、固定側入れ子部材の環状壁部、可動側外入れ子部材及び可動側内入れ子部材により形成されている。
このような状態にて、所定の樹脂材料が樹脂射出機による射出のもと溶融樹脂として第2固定側本体を通して第2キャビティ内に充填されると、当該溶融樹脂は、第2金型の冷却のもと、第2キャビティ内にて環状体として成形される。
然る後、第2エジェクタ機構において、押し上げ板部材が可動側型板部材に向けて変位すると、外側押し上げピンが第2可動型を第2固定型から開くように変位させ、内側押し上げピンが可動側外側入れ子部材を可動側型板部材の収容穴部から押し出す。
これに伴い、可動側内側入れ子部材が、可動側外側入れ子部材の貫通穴部から第2固定側本体の固定側型板とは反対方向に脱出するとともに、成形済みの環状体が、可動側内側入れ子部材からの可動側外入れ子部材からの脱出に伴い、可動側内側入れ子部材から解離する。これにより、成形済みの環状体が、可動側外側入れ子部材状に保持される。その後、当該成形済みの環状体を取り出して上述のようにコネクターに圧入すれば、コネクター型接着補助器具が製造され得る。その結果、請求項1または2に記載の発明の作用効果がより一層具体的に向上され得る。
コネクター型接着補助器具において、
コネクターは、環状フランジ部に沿い上記胴部の外周面の少なくとも一部から外方へ突出するように形成してなる回り止め部(116)を具備しており、
第1金型において、
可動側入れ子(N)の上記貫通穴部(344)は、当該可動側入れ子から上方へ開口する大径穴部(344a)と、当該大径穴部から下方へ末すぼまり状に延出する末すぼまり状穴部(344b)とを有するように形成されており、
上記大径穴部と上記末すぼまり状穴部との境界部には、回り止め部に対応する開口部(346)が、その外部から可動側入れ子の上記貫通穴部(344)の内部に上記溶融樹脂を流入させるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、請求項5の記載によれば、請求項2に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置において、
コネクター型接着補助器具において、
上記所定の樹脂材料は、所定の耐光性顔料含有樹脂材料であり、
コネクター(110)の上記胴部(110a)及び上記頭部(110b)は、それぞれ、円錐台状胴部(110a)及び円柱状頭部(110b)であり、
当該円柱状頭部にはその上記延出端面から当該円柱状頭部の内部に向け凹状となるように複数条の凹部(113)が互いに並行に形成されており、
複数の面側係合片部(110d)は、上記円柱状頭部の上記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されて、その両端部にて、上記円柱状頭部の上記複数条の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて上記円柱状頭部の上記延出端面に形成されており、
環状体(120)の環状基壁部(121、122、123)は、上記圧入にて、環状フランジ部(110c)に着座するようになされており、
第1金型における第1可動型(300)の第1可動型本体(310、320、330)において、
スライド部材(S)の左右両側スライド部(350a、350b)の左右両側係合部(352)は、上記互いに対向する切り欠き部(352c)を、上記円柱状頭部(110b)に対応するように、互いに逆方向へ凹な半円状に形成してなるとともに、上記底壁部の内面にて、複数の長手状凹部を左右方向には横断面半円状となるように前後方向には間隔をおくように並んで形成してなり、
左右両側スライドコア部(360a、360b)の各複数のロッド部は、それぞれ、横断面長楕円状に形成されて、左右両側スライドロックプレート部(370a、370b)の上記複数の長手状凹部(372)と左右両側スライド部の左右両側係合部の各上記複数の長手状凹部との間に収容されるようになっており、
可動側入れ子(N)の上記貫通穴部(344)は、上記末すぼまり状穴部(344b)を、上記円錐台状胴部(110a)に対応するように、上記大径穴部(344a)から下方へ末すぼまり状に延出する円錐台状穴部(344b)として形成してなることを特徴とする。
これによれば、請求項2に記載の発明の作用効果がより一層具体的に達成され得る。
コネクター型接着補助器具の前記環状体(120)において、
環状基壁部(121、122、123)は、上記圧入に伴い環状フランジ部(110c)の環状上面に着座する環状着座部(121)と、当該環状着座部(121)の内周側上端部から上方へ延出する環状厚肉部(122)と、当該環状厚肉部(122)の外周側上端部から同軸的に上方へ延出する環状薄肉部(123)とを備えており、
複数の周側係合片部(120b)は、それぞれ、上記環状厚肉部(122)の延出端内周部からその周方向には間隔をおいて軸心に向け斜め上方へ延出するロッド部(124)と、当該ロッド部の延出端部に支持される球部(125)とにより形成されており、
第2金型(Q)の第2固定側本体(410、420)において、
固定側内入れ子部材(460)の上記環状壁部(460c)の内周面部は、当該環状壁部の先端部から固定側内入れ子部材の上記円柱部(460a)の上記内周側端部の外周部位にかけて、固定側内入れ子部材の上記環状壁部の内部側へ凹な湾曲形状にて、傾斜するように形成されるとともに、複数の長手状凹部(466a)を、固定側内入れ子部材の上記環状壁部の延出基端部から延出先端部にかけて長手状となるように固定側内入れ子部材の上記環状壁部の周方向に間隔をおいて形成してなり、
可動側内入れ子部材(560)の上記挿通先端部(565)の外周面部には、複数の凹部(566a)が、固定側内入れ子部材(460)の上記複数の長手状凹部(466a)にその固定側内入れ子部材の上記環状壁部の上記延出基端部側にて形成してなる各横断面部分球状凹部(460c)とともに球を構成するように、形成されていることを特徴とする。
コネクター型接着補助器具において、
環状体の環状突起部(126)は、環状基壁部の上記環状薄肉部(123)の幅方向中間部位から環状フランジ部(110c)とは反対方向に環状可変部として突出してなり、
第2金型(Q)の第2固定側本体(410、420)において、
固定側内入れ子部材(460)の上記環状壁部(460c)は、その外周側部位を縦断面L字状に切り欠くことで環状切り欠き部(465)を形成してなり、
当該環状切り欠き部は、その環状底壁部をその幅方向中間部位から縦断面山形状に切り欠くことで、環状溝部(465a)を形成してなることを特徴とする。
コネクター型接着補助器具において、
環状体の環状突起部(126)は、環状基壁部の上記環状薄肉部(123)の外周部から環状フランジ部(110c)とは反対方向に縦断面楔状に突出してなり、
第2金型(Q)の第2固定側本体(410、420)において、
固定側内入れ子部材(460)の上記環状壁部(460c)は、その外周縁部を、縦断面楔状に切除することで、環状切除部(465c)を形成してなることを特徴とする。
第1固定型(200)において、
第1固定側本体(210、220、230、240)は、
マニホールド本体(250a)を有するマニホールド(250)と、
マニホールド本体内に設けられて樹脂射出成型機から上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料を溶融樹脂として射出されるランナー流路(250c)と、当該ランナー流路に形成してなる流出路部に接続されるランナーノズル(260)とを具備して、ランナー流路のマニホールド本体を介する加熱のもと、ランナー流路を流動してその流出路部から流出する上記溶融樹脂をランナーノズルに流動させるホットランナー(HR)とを備えて、
ランナーノズルからの上記溶融樹脂を上記第1キャビティ(C)内に流入させるようにしたことを特徴とする。
第1固定型(200)において、
第1固定側本体(210、220、230、240)は、
固定側取り付け板(210)と、
第2金型(Q)の固定側型板(420)を第2固定側型板(420)として、第1固定側本体(210、220、230、240)の上記固定側成形面に相当する成形面を有する第1固定側型板(240)と、
固定側取り付け板と第1固定側型板との間に積層されてマニホールド本体(250a)を有するマニホールド(250)を内蔵するように形成してなるマニホールド保持板部材(220、230)と、
マニホールド本体内に設けられて樹脂射出成型機から上記所定の耐光性顔料含有樹脂材料を溶融樹脂として射出されるランナー流路(250c)と、当該ランナー流路に形成してなる流出路部に接続されるように第1固定側型板内に設けられるランナーノズル(260)とを備えて、ランナー流路のマニホールド本体を介する加熱のもと、ランナー流路を流動してその流出路部から流出する上記溶融樹脂をランナーノズルに流動させるホットランナー(HR)とを備えて、
ランナーノズルからの上記溶融樹脂を上記第1キャビティ(C)内に流入するようにしたことを特徴とする。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明に係る金型装置の第1実施形態を示している。この金型装置は、コネクター用金型P(図1参照)及び環状体用金型Q(図2参照)により構成されており、当該金型装置は、樹脂射出成形機(図示しない)において射出される溶融樹脂に基づき、コネクター用金型P及び環状体用金型Qでもって、コネクター型接着補助器具100(図3参照)のコネクター110(後述する)及びタコ足環状体120(後述する)を成形するものである。
せん断強さ:23(℃)及び絶乾状態で76(MPa)
引張り強さ:23(℃)及び絶乾状態で87(MPa)
曲げ強さ:23(℃)及び絶乾状態で120(MPa)
曲げ弾性率:23(℃)及び絶乾状態で3.1(GPa)
また、上述のように黒色顔料を非強化ナイロン6に含有させた理由は、コネクター110及びタコ足環状体120の紫外線等による劣化を未然に防止するためである。このことは、コネクター110及びタコ足環状体120が紫外線等の光に対する良好な耐光性を有することを意味する。
1.コネクター用金型Pによるコネクター110の成形
現段階において、コネクター用金型Pは、図1及び図15にて示す状態にあるものとする。このような状態では、当該コネクター用金型Pは、その可動側型板330にて、パーティングラインPLを介し固定型200の固定側型板240に係合して、閉じている。また、エジェクタ機構380においては、押し上げ板部材380aが、その下側押し上げ板382でもって、空所W内において、固定板312上に位置している。
2.環状体用金型Qによる環状体120の成形
現段階において、環状体用金型Qは、図2にて示す状態にあるものとする。このような状態では、当該環状体用金型Qは、その可動型500の可動側型板540にて、パーティングラインPL1を介し固定型400の固定側型板420に当接して、閉じている。また、エジェクタ機構570においては、押し上げ板部材570aが、その下側押し上げ板572でもって、空所W1内において、可動側取り付け板510上に位置している。
3.成形環状体120の成形コネクター110への圧入
上述のように4個のコネクター100及び4個の環状体120を成形した後は、環状体120及びコネクター110の組み合わせごとに、環状体120が、その環状壁部120aにて環状着座部121からコネクター110の円柱状頭部110bに同軸的に圧入されることで、環状着座部121を環状フランジ部120cに着座させる。さらに、セパボルト130が、円筒部131にて、コネクター110の軸穴部115の小径穴部115a内にコネクター110の円錐台状胴部110a側にかけて同軸的に圧入により嵌装されるとともに、環状鍔部132にて、コネクター110の軸穴部115の大径穴部115b内に嵌装される。また、型締めボルト140が、円柱状頭部110bの外方から中空状受け板部114の中空部を通してセパジョイント130の雌ネジ穴部130aに螺合される。これにより、4個のコネクター型接着補助器具100が、上述のようなコネクター用金型P及び環状体用金型Qによる成形を経て良好に製造される。
固定側取り付け板210と固定側型板240との間に積層されてマニホールド本体250aを有するマニホールド250を内蔵するように形成してなるマニホールド保持板部材220と、
マニホールド本体250a内に設けられて樹脂射出成型機から溶融樹脂を射出されるランナー流路250cと、当該ランナー流路に形成してなる流出路部に接続されるように固定側型板240内に設けられるランナーノズル260とを備えて、
ランナー流路250cのマニホールド本体250aを介する加熱のもと、ランナー流路250cを流動してその流出路部から流出する上記溶融樹脂をランナーノズル260に流動させるホットランナーHRとを備える。
(第2実施形態)
図70は、本発明の第2実施形態の要部を示している。当該第2実施形態においては、上記第1実施形態の図69にて示す左側前固定側内入れ子部材460の環状切り欠き部465が、環状溝部465aに代えて、図70にて示すごとく、環状切除部465cを有しており、当該環状切除部465cは、左側前固定側内入れ子部材460の外周縁部を、縦断面楔状に切除して形成されている。
(1)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べたコネクター成形用金型Pにおいては、マニホールド保持板220、マニホールド250及びホットランナーHRに代えて、例えば、スプールブッシュを採用し、当該スプールブッシュを、固定側取り付け板210の中央部(ロケートリング213の中央部に対する対応部位)から固定側受け板230及び固定側型板240の中央部にかけて形成してなるスプールブッシュ用中央穴部内に、上記樹脂射出成形機の上記射出ノズルに対向するように、挿入するようにしてもよい。これにより、上記樹脂射出成形機の射出ノズルから射出される溶融樹脂が、上記スプールブッシュによりコールドランナー270の基端側流路部271を通り前後両側流路部272内に流入した後、左前後両側キャビティC内に流入する。
(2)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べたコネクター用金型Pにおいて、溶融樹脂がマニホールド250の導入ノズル250bから左側前キャビティCに流入する流動経路は、導入ノズル250b、ランナー流路250cの左側流路部251、左側ランナーノズル260及び左側コールドランナー270の前側流路部272でもって構成される。また、溶融樹脂がマニホールド250の導入ノズル250bから左側後キャビティCに流入する流動経路は、導入ノズル250b、ランナー流路250cの左側流路部251、左側ランナーノズル260及び左側コールドランナー270の後側流路部272でもって構成される。
(3)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた環状体用金型Qにおいて、溶融樹脂がスプールブッシュ431から左側前キャビティC1に流入する流動経路は、スプールブッシュ431、左側コールドランナー440の主流路部441及び左側前流路部442でもって構成される。また、溶融樹脂がスプールブッシュ431から左側後キャビティC1に流入する流動経路は、スプールブッシュ431、左側コールドランナー440の主流路部441及び左側後前流路部442でもって構成される。
(4)本発明の実施にあたり、環状フランジ部110cは、上記第1実施形態とは異なり、円錐台状胴部110a及び円柱状頭部110bの各対向端部の少なくとも一方から径方向に沿い外方へ環状に突出するように形成されていてもよい。
(5)本発明の実施にあたり、金型装置は、コネクター用金型P及び環状体用金型Qを、上記第1実施形態とは異なり、単一のコネクター型接着補助器具100を成形するように構成してもよい。
(6)また、本発明の実施にあたり、コールドランナー270は、その前後両側流路部272にて、上記第1実施形態とは異なり、互いに対向する固定側入れ子部材280及び可動側入れ子部材340の両対向部位の双方に亘り縦断面凹状に切り欠くことで形成するようにしてもよい。
P…コネクター用金型、PSa、PSb、PSc、PSd…パーティング面、
Q…環状体用金型、S…スライド部材、Sa、Sb…スライド、W、W1…空所、
100…コネクター型接着補助器具、110…コネクター、
110a…円錐台状胴部、110b…円柱状頭部、110c…環状フランジ部、
110d…面側係合片部、120…環状体、120a、460c…環状壁部、
120b…周側係合片部、121…環状着座部、122…環状厚肉部、
123…環状薄肉部、126…環状突起部、200、400…固定型、
210、410…固定側取り付け板、220…マニホールド保持板、
230…固定側受け板、240、420…固定側型板、
240a、330a、420a、540a…収容穴部、250…マニホールド、
250a…マニホールド本体、250c…ランナー流路、
260…ランナーノズル、280…固定側入れ子部材、280a…固定側入れ子、
280b…コアピン、283、344、450a、550a…貫通穴部、
290…ブロック部材、290a…ロック部材本体、
290b…アンギュラーピン、300、500…可動型、
310、510…可動側取り付け板、312…固定板、
320、520…スペーサ、330、540…可動側型板、
340…可動側入れ子部材、344a…大径穴部、344b…円錐台状穴部、
346…開孔部、351…スライド基部、352…係合部、
380、570…エジェクタ機構、380a、570a…押し上げ板部材、
380b…スリーブピン、380c…センターピン、
450…固定側外入れ子部材、450a…段付き貫通穴部、
460…固定側内入れ子部材、460a…円柱部、465…切り欠き部、
465a…環状溝部、465c…環状切除部、466a…長手状凹部、
550…可動側外入れ子部材、560…可動側内入れ子部材、
560c…可動側内入れ子部材の頭部、566a…凹部、574…押し上げピン。
Claims (10)
- コネクター及び環状体を備えるコネクター型接着補助器具の前記コネクターを成形するための金型を第1金型として備えるとともに、前記環状体を成形するための金型を第2金型として備えるコネクター型接着補助器具用金型装置であって、
前記コネクターは、大径側端部から小径側端部にかけて末すぼまり状に形成してなる胴部と、当該胴部の前記大径側端部から同軸的に延出する頭部と、前記胴部及び前記頭部の両対向端部の少なくとも一方から環状に外方へ径方向に沿い延出する環状フランジ部と、前記頭部の延出端面から分散状に突出する複数の面側係合片部とでもって、所定の樹脂材料により一体的に形成されており、
前記環状体は、前記複数の面側係合片部をその外周側から包囲するように前記頭部に同軸的に圧入される環状基壁部と、当該環状基壁部から前記環状フランジ部とは反対方向に同軸的に突出する環状突起部とを、前記所定の樹脂材料でもって一体的に形成してなる環状壁部を有してなり、
前記第1金型は、
成形面を固定側成形面として有してなる固定側本体を備える固定型と、
前記固定側本体の前記固定側成型面に当接する成形面を可動側成形面として有するように形成してなる可動側本体を備える可動型と、
前記可動側本体が前記可動側成形面にて前記固定側本体の前記固定側成形面に当接するに伴い前記可動側本体及び前記固定側本体の双方に亘り前記コネクターに対応する中空形状を有するようにキャビティを形成するキャビティ形成手段とを具備してなり、
前記固定型における前記固定側本体は、その前記固定側成形面側から形成してなる収容穴部内に収容してなる固定側入れ子と、当該固定側入れ子に形成してなる貫通穴部に前記可動側本体側へ延出するように嵌装される固定側コアピンであってその延出端部にてその径方向に列状に形成してなる複数条の凹部を有するとともに、当該複数条の凹部にその内周面に沿い凹状にその幅方向には溝状となるように形成してなる複数の溝部を有する固定側コアピンとを有する固定側入れ子部材を備えており、
前記可動型の前記可動側本体は、
可動側取り付け板部材と、
互いに間隔をおいて配置される両スペーサを介し前記可動側取り付け板部材に対向するように積層される可動側型板であって前記可動側成形面を成形面として有する可動側型板と、
当該可動側型板にその成形面側から前記固定側本体の前記収容穴部に対応するように形成してなる収容穴部内に収容される可動側入れ子と、左右両側スライドを有して、前記可動側入れ子に組み付けられるスライド部材とを具備する可動側入れ子部材と、
前記両スペーサ、前記可動側型板及び前記可動側取り付け板部材の間に形成してなる空所内にて当該可動側取り付け板部材上に着座するように収容されて当該可動側取り付け板部材から前記可動側型板への方向或いはその逆方向へ変位可能となっている押し上げ板部材と、前記固定側コアピンに同軸的に対向するように前記可動側入れ子に形成してなる貫通穴部内に向け前記押し上げ板部材から延出する筒状スリーブピンと、前記可動側取り付け板部材から前記筒状スリーブピンの内部を相対移動可能に通り前記可動側入れ子の前記貫通穴部内に向け延出するセンターピンとを備えるエジェクタ機構とを備えており、
前記スライド部材における前記左右両側スライドは、
前記可動側型板の前記収容穴部内に前記可動側入れ子の左右両側にて互いに対向して近づく方向或いは離れる方向に移動可能に収容される左右両側スライド部と、
当該左右両側スライド部の互いに対向する左右両側対向部位にそれぞれ形成してなる収容部内に収容される左右両側スライドコア部と、
当該左右両側スライドコア部を介し前記左右両側スライド部の前記左右両側対向部位の前記各収容部内に収容される左右両側スライドロックプレート部とを具備しており、
前記左右両側スライド部の前記左右両側対向部位は、その各収容部の底壁部の対向端部にて、互いに対向するように切り欠き部を凹状に形成してなり、
前記左右両側スライドコア部は、それぞれ、複数のロッド部でもって構成されており、
前記左右両側スライドロックプレート部の各裏面には各複数の長手状凹部が左右方向には長手状に前後方向には間隔をおくように凹状に並んで形成されるとともに、当該左右両側スライドロックプレート部の各対向端部には各切り欠き部が互いに対向するように前記左右両側スライド部の前記左右両側対向部位の前記各凹状切り欠き部に対応して形成されており、
前記左右両側スライドコア部の各前記複数のロッド部は、前記左右両側スライドロックプレート部の前記各複数の長手状凹部内に収容されており、
前記キャビティ形成手段において、前記キャビティが、その中空部にて、前記可動側入れ子の前記貫通穴部の内周面部、並びに前記固定側コアピン、前記筒状スリーブピン及び前記センターピンのうち前記可動側入れ子の前記貫通穴部の前記内周面部側の各端部により形成されており、
樹脂射出成型機から前記所定の樹脂材料を溶融樹脂として射出されるに伴い当該溶融樹脂を、前記固定側本体を通して前記キャビティ内に前記コネクターを成形するために流入させるようになっており、
前記第2金型は、
前記固定型を第1固定型とし、前記固定側本体を第1固定側本体として、固定側本体を第2固定側本体として備える第2固定型と、
前記可動型を第1可動型とし、前記可動側本体及びその可動側成形面を第1可動側本体及び第1可動側成形面として、前記第2固定側本体の成型面に当接する成形面を第2可動側成形面として有するように形成してなる可動側本体を第2可動側本体として備える第2可動型と、
前記キャビティを第1キャビティとし、前記キャビティ形成手段を第1キャビティ形成手段として、前記第2可動側本体がその第2可動側成形面にて前記第2固定側本体の成形面に当接するに伴い前記第2可動側本体及び前記第2固定側本体の双方に亘り前記環状体に対応する中空形状を有するように第2キャビティを形成する第2キャビティ形成手段とを備えて、
前記溶融樹脂が前記樹脂射出成型機から射出されるに伴い、当該溶融樹脂を、前記第2固定側本体を通して前記第2キャビティ内に前記環状体を成形するために流入させるようになっているコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記第1金型において、
前記第1固定側本体は、その収容穴部内に前記固定側入れ子の左右両側にて支持する左右両側ロック部材本体と当該左右両側ロック部材本体に上方から下方にかけて左右方向へ互いに離れる方向に傾斜するように嵌装されて延出する左右両側アンギュラーピンとを有する左右両側ブロック部材を備えており、
前記スライド部材における前記左右スライドにおいて、
前記左右両側スライド部は、前記可動側型板の前記収容穴部内に前記可動側入れ子の左右両側にて互いに対向して近づく方向或いは離れる方向に移動可能に収容される左右両側スライド基部と、当該左右両側スライド基部の各対向部の上面部から前記可動側入れ子の上面に沿い互いに近づく方向へ前記左右両側対向部位として延出する左右両側係合部であって前記左右両側対向部位の前記収容部に対応する収容部を前記左右両側スライドコア部を介し前記左右両側スライドロックプレート部を収容するように形成してなる左右両側係合部とを備えてなり、
前記左右両側ブロック部材において、前記左右両側アンギュラーピンは、前記左右両側ロック部材本体から延出して前記左右両側スライド部の前記左右両側スライド基部に傾斜状にかつ相対移動可能に挿通されることで、前記第1可動型の前記第1固定型からの分離に伴い前記左右両側スライドを、前記左右両側スライドコア部及び前記左右両側スライドロックプレート部と共に、それぞれ、互いに離れる方向に移動させ、一方、前記第1可動型の前記第1固定型への移動に伴い前記左右両側スライドを、前記左右両側スライドコア部及び前記左右両側スライドロックプレート部と共に、互いに近づく方向に移動させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記第2金型において、
前記第2固定型における前記第2固定側本体は、当該第2固定側本体の前記成形面を成形面として有する固定側型板と、
当該固定側型板にその成形面側から形成してなる収容穴部内に収容される固定側外入れ子部材と、
当該固定側外入れ子部材に形成してなる貫通穴部内に収容される固定側内入れ子部材とを備えており、
前記第2可動型における前記第2可動側本体は、
可動側取り付け板と、
前記両スペーサを第1スペーサとして、第2スペーサを介し前記可動側取り付け板に対向するように支持されて前記第2可動側成形面に相当する成形面を有する可動側型板部材と、
当該可動側型板部材にその成形面側から前記第2固定側本体の前記固定側型板の前記収容穴部に対応するように形成してなる収容穴部内に収容される可動側外入れ子部材と、
当該可動側外入れ子部材に前記第2固定側本体の前記固定側型板の前記収容穴部に対向するように形成してなる貫通穴部内に当該貫通穴部と同軸的に前記可動側型板部材に形成してなる貫通穴部を通して前記固定側内入れ子部材に当接するように挿通される可動側内入れ子部材と、
前記エジェクタ機構、前記押し上げ板部材及び空所を、それぞれ、第1エジェクタ機構、第1押し上げ板部材及び第1空所として、前記第2スペーサを介し対向する前記可動側型板部材及び前記可動側取り付け板の間に形成される第2空所内に前記可動側取り付け板側から前記可動側型板部材側に向かう方向或いはその逆方向へ変位可能に前記可動側取り付け板上に着座する第2押し上げ板部材と、当該第2押し上げ板部材から前記第2空所及び前記可動側型板部材を通り延出して前記可動側外入れ子部材に連結される内側押し上げピンと、前記第2押し上げ板部材から前記第2空所及び前記可動側型板部材を通り前記第2固定側本体の前記固定側型板の前記成形面に当接可能に延出する外側押し上げピンと備える第2エジェクタ機構とを備えており、
前記固定側内入れ子部材は、円柱部及び当該円柱部の外周部から前記可動側内入れ子部材に向けて延出する環状壁部を有しており、
前記可動側内入れ子部材は、その挿通先端部にて、前記固定側内入れ子部材の前記円柱部のうちの前記環状壁部の内周側端部に当接しており、
前記第2キャビティ形成手段において、前記第2キャビティの中空部は、前記固定側外入れ子部材の前記貫通穴部内において、当該貫通穴部への前記固定側内入れ子部材の挿入先端部、前記固定側入れ子部材の前記環状壁部、前記可動側外入れ子部材及び前記可動側内入れ子部材により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記コネクター型接着補助器具において、
前記コネクターは、前記環状フランジ部に沿い前記胴部の外周面の少なくとも一部から外方へ突出するように形成してなる回り止め部を具備しており、
前記第1金型において、
前記可動側入れ子の前記貫通穴部は、当該可動側入れ子から上方へ開口する大径穴部と、当該大径穴部から下方へ末すぼまり状に延出する末すぼまり状穴部とを有するように形成されており、
前記大径穴部と前記末すぼまり状穴部との境界部には、前記回り止め部に対応する開口部が、その外部から前記可動側入れ子の前記貫通穴部の内部に前記溶融樹脂を流入させるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記コネクター型接着補助器具において、
前記所定の樹脂材料は、所定の耐光性顔料含有樹脂材料であり、
前記コネクターの前記胴部及び前記頭部は、それぞれ、円錐台状胴部及び円柱状頭部であり、
当該円柱状頭部にはその前記延出端面から当該円柱状頭部の内部に向け凹状となるように複数条の凹部が互いに並行に形成されており、
前記複数の面側係合片部は、前記円柱状頭部の前記延出端面から外方へ凸な湾曲状に突出するように形成されて、その両端部にて、前記円柱状頭部の前記複数条の凹部の各々ごとに当該凹部を跨ぐようにその長手方向に間隔をおいて前記円柱状頭部の前記延出端面に形成されており、
前記環状体の前記環状基壁部は、前記圧入にて、前記環状フランジ部に着座するようになされており、
前記第1金型における前記第1可動型の前記第1可動型本体において、
前記スライド部材の前記左右両側スライド部の前記左右両側係合部は、前記互いに対向する切り欠き部を、前記円柱状頭部に対応するように、互いに逆方向へ凹な半円状に形成してなるとともに、前記底壁部の内面にて、複数の長手状凹部を左右方向には横断面半円状となるように前後方向には間隔をおくように並んで形成してなり、
前記左右両側スライドコア部の各前記複数のロッド部は、それぞれ、横断面長楕円状に形成されて、前記左右両側スライドロックプレート部の前記複数の長手状凹部と前記左右両側スライド部の前記左右両側係合部の各前記複数の長手状凹部との間に収容されるようになっており、
前記可動側入れ子の前記貫通穴部は、前記末すぼまり状穴部を、前記円錐台状胴部に対応するように、前記大径穴部から下方へ末すぼまり状に延出する円錐台状穴部として形成してなることを特徴とする請求項2に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記コネクター型接着補助器具の前記環状体において、
前記環状基壁部は、前記圧入に伴い前記環状フランジ部の環状上面に着座する環状着座部と、当該環状着座部の内周側上端部から上方へ延出する環状厚肉部と、当該環状厚肉部の外周側上端部から同軸的に上方へ延出する環状薄肉部とを備えており、
複数の周側係合片部は、それぞれ、前記環状厚肉部の延出端内周部からその周方向には間隔をおいて軸心に向け斜め上方へ延出するロッド部と、当該ロッド部の延出端部に支持される球部とにより形成されており、
前記第2金型の前記第2固定側本体において、
前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部の内周面部は、当該環状壁部の先端部から前記固定側内入れ子部材の前記円柱部の前記内周側端部の外周部位にかけて、前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部の内部側へ凹な湾曲形状にて、傾斜するように形成されるとともに、複数の長手状凹部を、前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部の延出基端部から延出先端部にかけて長手状となるように前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部の周方向に間隔をおいて形成してなり、
前記可動側内入れ子部材の前記挿通先端部の外周面部には、複数の凹部が、前記固定側入れ子部材の前記複数の長手状凹部にその前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部の前記延出基端部側にて形成してなる各横断面部分球状凹部とともに球を構成するように、形成されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記コネクター型接着補助器具において、
前記環状体の前記環状突起部は、前記環状基壁部の前記環状薄肉部の幅方向中間部位から前記環状フランジ部とは反対方向に環状可変部として突出してなり、
前記第2金型の前記第2固定側本体において、
前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部は、その外周側部位を縦断面L字状に切り欠くことで環状切り欠き部を形成してなり、
当該環状切り欠き部は、その環状底壁部をその幅方向中間部位から縦断面山形状に切り欠くことで、環状溝部を形成してなることを特徴とする請求項6に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記コネクター型接着補助器具において、
前記環状体の前記環状突起部は、前記環状基壁部の前記環状薄肉部の外周部から前記環状フランジ部とは反対方向に縦断面楔状に突出してなり、
前記第2金型の前記第2固定側本体において、
前記固定側内入れ子部材の前記環状壁部は、その外周縁部を、縦断面楔状に切除することで、環状切除部を形成してなることを特徴とする請求項6に記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記第1固定型において、
前記第1固定側本体は、
マニホールド本体を有するマニホールドと、
前記マニホールド本体内に設けられて樹脂射出成型機から前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料を溶融樹脂として射出されるランナー流路と、当該ランナー流路に形成してなる流出路部に接続されるランナーノズルとを具備して、前記ランナー流路の前記マニホールド本体を介する加熱のもと、前記ランナー流路を流動してその流出路部から流出する前記溶融樹脂を前記ランナーノズルに流動させるホットランナーとを備えて、
前記ランナーノズルからの前記溶融樹脂を前記第1キャビティ内に流入させるようにしたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。 - 前記第1固定型において、
前記第1固定側本体は、
固定側取り付け板と、
前記第2金型の前記固定側型板を第2固定側型板として、前記第1固定側本体の前記固定側成形面に相当する成形面を有する第1固定側型板と、
前記固定側取り付け板と前記第1固定側型板との間に積層されてマニホールド本体を有するマニホールドを内蔵するように形成してなるマニホールド保持板部材と、
前記マニホールド本体内に設けられて樹脂射出成型機から前記所定の耐光性顔料含有樹脂材料を溶融樹脂として射出されるランナー流路と、当該ランナー流路に形成してなる流出路部に接続されるように前記第1固定側型板内に設けられるランナーノズルとを備えて、前記ランナー流路の前記マニホールド本体を介する加熱のもと、前記ランナー流路を流動してその流出路部から流出する前記溶融樹脂を前記ランナーノズルに流動させるホットランナーとを備えて、
前記ランナーノズルからの前記溶融樹脂を前記第1キャビティ内に流入するようにしたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載のコネクター型接着補助器具用金型装置。
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