JP3218586B2 - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP3218586B2 JP03164894A JP3164894A JP3218586B2 JP 3218586 B2 JP3218586 B2 JP 3218586B2 JP 03164894 A JP03164894 A JP 03164894A JP 3164894 A JP3164894 A JP 3164894A JP 3218586 B2 JP3218586 B2 JP 3218586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドコアを備えた
金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、樹脂によって成型品を成型す
る金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材
に対して開閉自在の可動側金型部材とを備えているが、
これら金型部材の開閉方向に対してアンダーカット部を
有する成型品は、そのアンダーカット部を各金型部材の
開閉方向に対して異なる方向へ移動するスライドコアに
よって形成するものである。このようなスライドコアを
備えた金型装置の一例を図を参照して説明する。図
中、1は固定側金型部材、2は可動側金型部材、3は可
動側金型部材2に摺動自在に支持されたスライドコア
で、固定側金型部材1と可動側金型部材2は図示上下方
向に移動し、スライドコア3は固定側金型部材1と可動
側金型部材2の開閉方向と直交する方向に移動する。そ
して、型締時に、各金型部材1、2とスライドコア3の
間に成型品Aのキャビティ4を形成する。また、前記ス
ライドコア3の駆動手段として固定側金型部材1に図示
下方に向かってキャビティ4から離れるように傾斜した
アンギュラーピン5が固定され、このアンギュラーピン
5がスライドコア3に形成された傾斜孔6に摺動自在に
挿通されている。これにより、固定側金型部材1と可動
側金型部材2との開閉に連動してこの可動側金型部材2
に対してスライドコア3が移動する。なお、スライドコ
ア3は成型品Aのアンダーカット部となる例えば筒部A
1を形成する。また、固定側金型部材1にはスライドコ
ア3を押さえるロッキングブロック7が固定されてい
る。
【0003】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成型に際して、まず、各金型部材1、2及び
スライドコア3を型締し、これら固定側金型部材1と可
動側金型部材2及びスライドコア3との間にキャビティ
4を形成する。この状態でキャビティ4に溶融樹脂を流
し込む。そして、このキャビティ4内に充填された樹脂
が固化した後、固定側金型部材1と可動側金型部材2と
を型開する。この型開に伴い、まず、固定側金型部材1
が成型品Aから離れ、これとともに、図10に鎖線で示す
ように、固定側金型部材1に固定されたアンギュラーピ
ン5により駆動されて、スライドコア3が成型品Aの筒
部A1から離れる。そして、スライドコア3が筒部A1
から抜けた後、図示しない突き出し機構により、成型品
Aが可動側金型部材2から離れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、成型品Aの
アンダーカット部の形状として、前記筒部A1のように
環状の外周壁と内周壁を有する比較的複雑な形状では、
筒部A1とスライドコア3との接触面積が広くなること
から、型開時において筒部A1からスライドコア3を抜
く際の離型性が悪くなる。このため、筒部A1がスライ
ドコア3から離れずスライドコア3の型開方向に筒部A
1が引っ張られて成型品Aに亀裂などの破損が生じやす
いという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、アンダーカット部とスライドコアとの離
型性を良好として成型品の破損を防止する金型装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材に
対して開閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部
材にその開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持
されたスライドコアとを備え、前記各金型部材とスライ
ドコアとの間に成型品のキャビティを形成し、前記固定
側金型部材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダ
ーカットを成す成型品のアンダーカット部を前記スライ
ドコアによって形成する金型装置において、前記アンダ
ーカット部を相互に隣接する第1、第2のスライドコア
で形成し、この第1、第2のスライドコアの少なくとも
型開時における駆動手段をそれぞれ前記キャビティから
離れるように傾斜させたアンギュラーピンと、この各ア
ンギュラーピンと係合するように前記第1、第2のスラ
イドコアにそれぞれ形成した傾斜孔とで構成し、その各
傾斜孔をそれぞれ異径に形成して前記第1スライドコア
に形成する傾斜孔と前記アンギュラーピンとの隙間よ
り、前記第2スライドコアに形成する傾斜孔と前記アン
ギュラーピンとの隙間を狭く形成することによって前記
第1スライドコアの型開開始動作を前記第2のスライド
コアの型開開始動作より遅らせて前記各スライドコアを
型開するように構成したものである。
【0007】本発明の請求項2記載の金型装置は、請求
記載の金型装置において、前記アンダーカット部の
外周部分を前記第1のスライドコアで形成し、この第1
のスライドコアに貫通孔を形成し、この貫通孔に前記ア
ンダーカット部の内側部分を形成する前記第2のスライ
ドコアを移動可能に設けたものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の金型装置では、型開時
において、第1、第2のスライドコアはそれぞれアンギ
ュラーピンにより駆動されるが、第1スライドコアに形
成する傾斜孔と前記アンギュラーピンとの隙間より、前
記第2スライドコアに形成する傾斜孔と前記アンギュラ
ーピンとの隙間を狭く形成することによって、先に第2
のスライドコアのアンギュラーピンが傾斜孔に接し、第
1のスライドコアのアンギュラーピンが傾斜孔に接する
まで、すなわち、隙間がなくなるまでの間、第1のスラ
イドコアが先行してアンダーカット部から離れ、この
後、第2のスライドコアを駆動するアンギュラーピンが
傾斜孔に接し、第2のスライドコアがアンダーカット部
から離れる。
【0009】本発明の請求項2記載の金型装置では、固
定側金型装置と可動側金型部材の開閉時に、第2のスラ
イドコアが第1のスライドコアに設けた貫通孔に沿って
安定的に移動し、かつ、第2のスライドコアが第1のス
ライドコアにコンパクトに組み付けられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の金型装置の第1実施例につい
て図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施例
の金型装置は、先に説明した図に示す従来の金型装置
とほぼ同様の構成を有しているので、対応する部分には
同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点を主に
説明する。本実施例では、成型品Aの側面に筒部A1が
突出し、この筒部A1が固定側金型部材1と可動側金型
部材2の開閉方向に対するアンダーカット部となる。そ
して、その筒部A1の外周部分を第1のスライドコア10
で形成し、筒部A1の内周部分を第2のスライドコア11
によって成型する。第1のスライドコア10は可動側金型
部材2に摺動自在に支持され、固定側金型部材1と可動
側金型部材2は開閉方向に対して図示左右方向に移動す
る。この第1のスライドコア10はその移動方向に沿って
前記第2のスライドコア11を摺動自在に案内する貫通孔
12が形成されている。そして、型締時に、固定側金型部
材1と可動側金型部材2及び第1、第2の各スライドコ
ア10、11との間に成型品Aのキャビティ4を形成する。
そして、前記第1のスライドコア10の駆動手段として固
定側金型部材1に図示下方に向かってキャビティ4から
離れるように傾斜したアンギュラーピン16が固定され、
このアンギュラーピン16を第1のスライドコア10に形成
された傾斜孔17に摺動自在に挿通している。これによ
り、第1のスライドコア10は各金型部材1、2の開閉と
連動して、第1のスライドコア10が図示左右に移動する
ようにしている。なお、アンギュラーピン16を挿通する
傾斜孔17は、前記貫通孔12からずれた位置に形成される
とともに、アンギュラーピン16より径が大きくなってお
り、型締時にアンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の
内周面との間の図示左側に隙間17aが生じるようになっ
ている。また、第1のスライドコア10の貫通孔12に支持
された第2のスライドコア11を第1のスライドコア10と
同様、アンギュラーピン40によって駆動する。第2のス
ライドコア11は、締結ボルト30によってスライド部材19
に連結され、このスライド部材19に前記アンギュラーピ
ン40を挿入する傾斜孔41を形成する。なお、アンギュラ
ーピン16を挿入する傾斜孔17はもう一方のアンギュラー
ピン40を挿入する傾斜孔41より径大に形成されている。
すなわち、第1のスライドコア11を駆動するアンギュラ
ーピン16の外周面と傾斜孔17の内周面との間に生じる隙
間17aより、第2のスライドコア11を駆動するアンギュ
ラーピン40の外周面と傾斜孔41の内周面との間に生じる
隙間41aのほうが狭くなる。また、型締時に、前記第1
及び第2の各スライドコア10、11を押さえるスライド部
材19がこれら各スライドコア10、11に隣接して配置され
ている。このスライド部材19は、前記第1のスライドコ
ア10と同じ高さに形成されるもので、スライドコア10と
同様、可動側金型部材2に摺動自在に支持されており、
固定側金型部材1と可動側金型部材2は開閉方向に対し
て図示左右方向に移動する。
【0011】また、固定側金型部材1には、型締時に前
記スライド部材19を介して前記各スライドコア10、11を
押さえるロッキングブロック25が固定され、スライド部
材19とロッキングブロック25には前記アンギュラーピン
16と同様に図示下方に向かってキャビティ4から離れる
ように傾斜した傾斜面19a、25aをそれぞれ形成してい
る。そして、両金型部材1、2の型締時に、ロッキング
ブロック25とスライド部材19の各傾斜面19a、25aを突
き合せて、これら傾斜面19a、25aの傾斜に沿ってスラ
イド部材19を型締方向となる図示右側に移動する。そし
て、ロッキングブロック25とスライド部材19及びそのス
ライド部材19と前記各スライドコア10、11が突き当た
り、これにより、成型品Aの成型圧力によって型締時に
おける各スライドコア10、11の移動を規制するようにし
ている。
【0012】つぎに、上記構成につき、その作用を説明
する。成形時には固定側金型部材1と可動側金型部材2
及び各スライドコア10、11を型締し、図1に示すよう
に、成型品Aのキャビティ4を形成する。そして、キャ
ビティ4に溶融樹脂を流し込み、そのキャビティ4内に
充填された樹脂が固化した後、固定側金型部材1と可動
側金型部材2とを型開する。この両金型部材1、2の型
開に伴って、第1、第2の各スライドコア10、11をそれ
ぞれアンギュラーピン16、40によって駆動し、かつ、第
1のスライドコア10を駆動するアンギュラーピン16と傾
斜孔17との隙間17aを他方のアンギュラーピン40と傾斜
孔41との隙間41aより狭くすることで、固定側金型部材
1と可動側金型部材2の開閉に伴って、先に第2のスラ
イドコア11のアンギュラーピン40が傾斜孔41に接し、第
1のスライドコア11のアンギュラーピン40が傾斜孔41に
接するまで、すなわち、隙間41aのなくなるまでの間、
第1のスライドコア11が先行して移動する。したがっ
て、図1に示す型締状態から、固定側金型部材1と可動
側金型部材2を型開すると、まず、第2のスライドコア
11を駆動するアンギュラーピン40が傾斜孔40aに接し、
固定側金型部材1と可動側金型部材2の型開に伴って移
動し、図2に示すように、第2のスライドコア11が筒部
A1から離れる。一方、第1のスライドコア10を駆動す
るアンギュラーピン16も各金型部材1、2の開閉に伴な
って前記アンギュラーピン16とともに移動するが、その
アンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の内周面との間
に図示左側 の隙間17aがなくなるまでの間は第1のスラ
イドコア10は停止したままである。この後、両金型部材
1、2の型開によって、アンギュラーピン16が第1のス
ライドコア10の傾斜孔17と接し、第1のスライドコア10
がアンギュラーピン16によって、型開方向に移動し、図
3に示すように第1のスライドコア10が筒部A1から離
れる。このように、筒部A1から第1のスライドコア10
が抜け出た後、図示しない突き出し機構によって、成型
品Aを可動側金型部材2から離型させる。
【0013】以上のように、前記実施例においては、固
定側金型部材1と可動側金型部材2の開閉方向に対して
アンダーカット部となる筒部A1の外周部分を第1のス
ライドコア10で形成し、一方、筒部A1の内周部分は第
2のスライドコア11で形成することによって、各スライ
ドコア10、11と筒部A1との接触面積を減少でき、か
つ、第1のスライドコア10に形成する傾斜孔17とこの傾
斜孔17に挿入するアンギュラーピン16との隙間17aよ
り、第2のスライドコア11に形成する傾斜孔41とこの傾
斜孔41に挿入するアンギュラーピン40との隙間41aを狭
くすることによって、筒部A1の外周部分を形成する第
1のスライドコア10の型開開始を筒部A1の内周部分を
形成する第2のスライドコア11より遅くすることがで
き、筒部A1からの各スライドコア10、11の離型性を高
めことができる。これにより、型開時に成型品Aの破損
を防止することができる。
【0014】また、本実施例では第2のスライドコア11
を第1のスライドコア10の貫通孔12に摺動自在に組み込
むことによって、各スライドコア11をコンパトに組み込
むことができるとともに、第2のスライドコア11を第1
のスライドコア10の貫通孔12に沿って安定的に移動する
ことができる。
【0015】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。また、第
1のスライドコアに設けた貫通孔に第2のスライドコア
を摺動自在に組み込んで各スライドコアを同軸的に配し
た例を示したが、第1及び第2のスライドコアを上下に
重ね合わせ、一方のスライドコアに案内レールを他方の
スライドコアに案内レールに嵌合する突状部を設けて相
互に摺動自在に配してもよい。また、アンダーカット部
として筒部を例にして説明したが、筒部に限定されるも
のではない。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の金型装置によれ
ば、固定側金型部材と、この固定側金型部材に対して開
閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部材にその
開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持されたス
ライドコアとを備え、前記各金型部材とスライドコアと
の間に成型品のキャビティを形成し、前記固定側金型部
材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダーカット
を成す成型品のアンダーカット部を前記スライドコアに
よって形成する金型装置において、前記アンダーカット
部を相互に隣接する第1、第2のスライドコアで形成
し、この第1、第2のスライドコアの少なくとも型開時
における駆動手段をそれぞれ前記キャビティから離れる
ように傾斜させたアンギュラーピンと、この各アンギュ
ラーピンと係合するように前記第1、第2のスライドコ
アにそれぞれ形成した傾斜孔とで構成し、その各傾斜孔
をそれぞれ異径に形成して前記第1スライドコアに形成
する傾斜孔と前記アンギュラーピンとの隙間より、前記
第2スライドコアに形成する傾斜孔と前記アンギュラー
ピンとの隙間を狭く形成することによって前記第1スラ
イドコアの型開開始動作を前記第2のスライドコアの型
開開始動作より遅らせて前記各スライドコアを型開する
ように構成したことにより、アンダーカット部とスライ
ドコアとの離型性を良好として成型品の破損を防止する
ことができるとともに、第1、第2スライドコアをそれ
ぞれアンギュラーピンによって駆動することから、ばね
の力の設定が不要となり、各スライドコアを簡単かつ確
実に駆動することができる。
【0017】本発明の請求項2記載の金型装置によれ
ば、前記アンダーカット部の外周部分を前記第1のスラ
イドコアで形成し、この第1のスライドコアに貫通孔を
形成し、この貫通孔に前記アンダーカット部の内側部分
を形成する前記第2のスライドコアを移動可能に設けた
ことにより、第2のスライドコアと第1のスライドコア
とをコンパクトに組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す型締時の断面図であ
る。
【図2】同上型開途中の断面図である。
【図3】同上型開時の断面図である。
【図4】従来例の金型装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定側金型部材 2 可動側金型部材 4 キャビティ 10 第1のスライドコア 11 第2のスライドコア 16、40 アンギュラーピン(駆動手段) 17、41 傾斜孔 A 成型品 A1 筒部(アンダーカット部)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側金型部材と、この固定側金型部材
    に対して開閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型
    部材にその開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支
    持されたスライドコアとを備え、前記各金型部材とスラ
    イドコアとの間に成型品のキャビティを形成し、前記固
    定側金型部材と可動側金型部材の開閉方向に対してアン
    ダーカットを成す成型品のアンダーカット部を前記スラ
    イドコアによって形成する金型装置において、前記アン
    ダーカット部を相互に隣接する第1、第2のスライドコ
    アで形成し、この第1、第2のスライドコアの少なくと
    も型開時における駆動手段をそれぞれ前記キャビティか
    ら離れるように傾斜させたアンギュラーピンと、この各
    アンギュラーピンと係合するように前記第1、第2のス
    ライドコアにそれぞれ形成した傾斜孔とで構成し、その
    各傾斜孔をそれぞれ異径に形成して前記第1スライドコ
    アに形成する傾斜孔と前記アンギュラーピンとの隙間よ
    り、前記第2スライドコアに形成する傾斜孔と前記アン
    ギュラーピンとの隙間を狭く形成することによって前記
    第1スライドコアの型開開始動作を前記第2のスライド
    コアの型開開始動作より遅らせて前記各スライドコアを
    型開するように構成したことを特徴とする金型装置。
  2. 【請求項2】 前記アンダーカット部の外周部分を前記
    第1のスライドコアで形成し、この第1のスライドコア
    に貫通孔を形成し、この貫通孔に前記アンダーカット部
    の内側部分を形成する前記第2のスライドコアを移動可
    能に設けたことを特徴とする請求項記載の金型装置。
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