JPH10202341A - 鋳造用金型における可動型での中子支持方法 - Google Patents
鋳造用金型における可動型での中子支持方法Info
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- JPH10202341A JPH10202341A JP864597A JP864597A JPH10202341A JP H10202341 A JPH10202341 A JP H10202341A JP 864597 A JP864597 A JP 864597A JP 864597 A JP864597 A JP 864597A JP H10202341 A JPH10202341 A JP H10202341A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】副支持材を用いず、かつ製品の精度を維持可能
な鋳造用金型における可動型での中子支持方法を提供す
る。 【解決手段】可動横型２に両可動横型２、３の移動方向
に移動可能な可動幅木ピン７を設け、可動幅木ピン７の
キャビティＣ側に中子１０を設ける。
な鋳造用金型における可動型での中子支持方法を提供す
る。 【解決手段】可動横型２に両可動横型２、３の移動方向
に移動可能な可動幅木ピン７を設け、可動幅木ピン７の
キャビティＣ側に中子１０を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鋳造用金型における
可動型での中子支持方法に関する。
可動型での中子支持方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋳造用金型を用いて中子鋳抜きを実施
し、なおかつその中子を可動型で支持せんとする場合、
従来は以下のような中子支持方法が採用されていた。す
なわち、第一の方法は、固定型に副支持材を用いて中子
を支持した後、可動型を閉じる方法である。また、第二
の方法は、可動型に中子を片持ち支持した後、その可動
型を閉じる方法である。
し、なおかつその中子を可動型で支持せんとする場合、
従来は以下のような中子支持方法が採用されていた。す
なわち、第一の方法は、固定型に副支持材を用いて中子
を支持した後、可動型を閉じる方法である。また、第二
の方法は、可動型に中子を片持ち支持した後、その可動
型を閉じる方法である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第一の方
法では、製品に副支持材を鋳ぐるむことができない場合
には、可動型の型閉じ後にその副支持材を取り除かなけ
ればならず、製品の形状によってはかかる作業が不可能
な場合もある。また、この方法において、製品に已むを
得ず副支持材を鋳ぐるむとしても、副支持材が製品の品
質を損なうおそれがあり、かかる品質劣化を防止するた
めには、面倒な前工程で製品の品質を損なうことのない
ような副支持材を成形しておかなければならず、しかも
その副支持材を繰り返し用いることができないため、コ
スト又は製品の品質上問題がある。
法では、製品に副支持材を鋳ぐるむことができない場合
には、可動型の型閉じ後にその副支持材を取り除かなけ
ればならず、製品の形状によってはかかる作業が不可能
な場合もある。また、この方法において、製品に已むを
得ず副支持材を鋳ぐるむとしても、副支持材が製品の品
質を損なうおそれがあり、かかる品質劣化を防止するた
めには、面倒な前工程で製品の品質を損なうことのない
ような副支持材を成形しておかなければならず、しかも
その副支持材を繰り返し用いることができないため、コ
スト又は製品の品質上問題がある。
【０００４】他方、上記第二の方法では、中子が片持ち
で支持されるため、製品の精度を維持しにくい。これ
は、中子が長尺のものである場合、また特に中子を水平
に支持しなければならない場合に顕著である。本発明
は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであって、副
支持材を用いず、かつ製品の精度を維持可能な鋳造用金
型における可動型での中子支持方法を提供することを解
決課題とする。
で支持されるため、製品の精度を維持しにくい。これ
は、中子が長尺のものである場合、また特に中子を水平
に支持しなければならない場合に顕著である。本発明
は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであって、副
支持材を用いず、かつ製品の精度を維持可能な鋳造用金
型における可動型での中子支持方法を提供することを解
決課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の鋳造用金型に
おける可動型での中子支持方法は、相対的に近づく方向
に移動することにより型閉じされるとともに相対的に離
れる方向に移動することにより型開きされる一対の可動
型と、型閉じ状態で両該可動型とともに内部にキャビテ
ィを形成する固定型とを有する鋳造用金型における両該
可動型に中子を支持する方法であって、両前記可動型の
少なくとも一方に両該可動型の移動方向に移動可能な可
動幅木ピンを設け、該可動幅木ピンの前記キャビティ側
に前記中子を設けることを特徴とする。
おける可動型での中子支持方法は、相対的に近づく方向
に移動することにより型閉じされるとともに相対的に離
れる方向に移動することにより型開きされる一対の可動
型と、型閉じ状態で両該可動型とともに内部にキャビテ
ィを形成する固定型とを有する鋳造用金型における両該
可動型に中子を支持する方法であって、両前記可動型の
少なくとも一方に両該可動型の移動方向に移動可能な可
動幅木ピンを設け、該可動幅木ピンの前記キャビティ側
に前記中子を設けることを特徴とする。
【０００６】この中子支持方法では、一対の可動型の少
なくとも一方に設けた可動幅木ピンが両可動型の移動方
向に移動可能であり、この可動幅木ピンのキャビティ側
に中子を設けているため、両可動型を相対的に近づく方
向に移動することにより型閉じすれば、キャビティ内に
おいて両可動型で中子が支持されることとなる。したが
って、この中子支持方法で中子を支持して鋳造すれば、
従来のような副支持材を用いないため、可動型の型閉じ
後にその副支持材を取り除く必要もない。このため、製
品の形状によるかかる作業を省略することができ、コス
トの低減を実現できる。また、従来の方法では鋳造でき
ない製品を鋳造できることにもなる。
なくとも一方に設けた可動幅木ピンが両可動型の移動方
向に移動可能であり、この可動幅木ピンのキャビティ側
に中子を設けているため、両可動型を相対的に近づく方
向に移動することにより型閉じすれば、キャビティ内に
おいて両可動型で中子が支持されることとなる。したが
って、この中子支持方法で中子を支持して鋳造すれば、
従来のような副支持材を用いないため、可動型の型閉じ
後にその副支持材を取り除く必要もない。このため、製
品の形状によるかかる作業を省略することができ、コス
トの低減を実現できる。また、従来の方法では鋳造でき
ない製品を鋳造できることにもなる。
【０００７】さらに、この中子支持方法では、製品に副
支持材を鋳ぐるまないので、製品の品質を維持しやす
い。また、副支持材を成形する手間も省略できるととも
に、可動幅木ピン等の鋳造用金型を繰り返し用いること
ができるため、この面でもコストの低減を実現できる。
また、この中子支持方法では、一方の可動型に可動幅木
ピンを設け、他方の可動型に可動幅木ピンを設けない場
合には、中子を可動幅木ピンのキャビティ側と他方の可
動型のキャビティ側とで両持ち支持する。また、両方の
可動型に可動幅木ピンを設ける場合には、中子を両可動
幅木ピンのキャビティ側で両持ち支持する。このため、
中子が長尺のものである場合、また特に中子を水平に支
持しなければならない場合であっても、製品の精度を維
持できる。
支持材を鋳ぐるまないので、製品の品質を維持しやす
い。また、副支持材を成形する手間も省略できるととも
に、可動幅木ピン等の鋳造用金型を繰り返し用いること
ができるため、この面でもコストの低減を実現できる。
また、この中子支持方法では、一方の可動型に可動幅木
ピンを設け、他方の可動型に可動幅木ピンを設けない場
合には、中子を可動幅木ピンのキャビティ側と他方の可
動型のキャビティ側とで両持ち支持する。また、両方の
可動型に可動幅木ピンを設ける場合には、中子を両可動
幅木ピンのキャビティ側で両持ち支持する。このため、
中子が長尺のものである場合、また特に中子を水平に支
持しなければならない場合であっても、製品の精度を維
持できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、請求項１の発明を具体化し
た実施形態を図面を参照しつつ説明する。実施形態の中
子支持方法を採用した鋳造用金型は、図１及び図２に示
すように、下面に注入孔１ａをもつ固定下型１と、この
固定下型１上をそれぞれ水平方向に移動可能に設けられ
た一対の可動横型２、３と、固定下型１に対して上下動
可能に設けられた可動上型４とを有しており、これらに
よって内部にキャビティＣが形成されている。ここで、
固定下型１が請求項１に係る固定型であり、可動横型
２、３が請求項１に係る可動型である。そして、請求項
１に係る中子１０はかかる可動横型２、３に支持され
る。実施形態に係る中子１０は、棒状の芯金１０ａに砂
１０ｂを被覆することにより得た略円柱状かつ長尺のも
のである。但し、芯金１０ａの両端には砂１０ｂが被覆
されておらず、各端部は中子１０の幅木部１０ｃ、１０
ｄとされている。
た実施形態を図面を参照しつつ説明する。実施形態の中
子支持方法を採用した鋳造用金型は、図１及び図２に示
すように、下面に注入孔１ａをもつ固定下型１と、この
固定下型１上をそれぞれ水平方向に移動可能に設けられ
た一対の可動横型２、３と、固定下型１に対して上下動
可能に設けられた可動上型４とを有しており、これらに
よって内部にキャビティＣが形成されている。ここで、
固定下型１が請求項１に係る固定型であり、可動横型
２、３が請求項１に係る可動型である。そして、請求項
１に係る中子１０はかかる可動横型２、３に支持され
る。実施形態に係る中子１０は、棒状の芯金１０ａに砂
１０ｂを被覆することにより得た略円柱状かつ長尺のも
のである。但し、芯金１０ａの両端には砂１０ｂが被覆
されておらず、各端部は中子１０の幅木部１０ｃ、１０
ｄとされている。
【０００９】一方の可動横型２には、内スプラインをも
つスライド穴２ａが両可動横型２、３の移動方向に貫設
されているとともに、スライド穴２ａの上方に後述する
固定中子９の一方の幅木部９ｃと係合可能な凹部２ｂが
凹設され、また外面に保持部材５によりロックキー６が
上下動可能に設けられている。可動横型２のスライド穴
２ａには外スプラインをもつ可動幅木ピン７が摺動可能
に挿入されている。この可動幅木ピン７には、キャビテ
ィＣ側端面に同方向に延在し、中子１０の一方の幅木部
１０ｃと係合可能な凹部７ａが凹設されているととも
に、上面に上下に延在してロックキー６の下端部と係合
可能なキー溝７ｂが凹設されている。
つスライド穴２ａが両可動横型２、３の移動方向に貫設
されているとともに、スライド穴２ａの上方に後述する
固定中子９の一方の幅木部９ｃと係合可能な凹部２ｂが
凹設され、また外面に保持部材５によりロックキー６が
上下動可能に設けられている。可動横型２のスライド穴
２ａには外スプラインをもつ可動幅木ピン７が摺動可能
に挿入されている。この可動幅木ピン７には、キャビテ
ィＣ側端面に同方向に延在し、中子１０の一方の幅木部
１０ｃと係合可能な凹部７ａが凹設されているととも
に、上面に上下に延在してロックキー６の下端部と係合
可能なキー溝７ｂが凹設されている。
【００１０】また、他方の可動横型３には、一方の可動
横型２のスライド穴２ａと対面して幅木固定部材８が固
定されており、この幅木固定部材８には可動幅木ピン７
の凹部７ａと対面し、小径部で中子１０の他方の幅木部
１０ｄと係合可能な同心二段の凹部８ａが凹設されてい
る。また、この可動横型３には可動横型２の凹部２ｂと
対面し、固定中子９の他方の幅木部９ｄと係合可能な凹
部３ａが凹設されている。
横型２のスライド穴２ａと対面して幅木固定部材８が固
定されており、この幅木固定部材８には可動幅木ピン７
の凹部７ａと対面し、小径部で中子１０の他方の幅木部
１０ｄと係合可能な同心二段の凹部８ａが凹設されてい
る。また、この可動横型３には可動横型２の凹部２ｂと
対面し、固定中子９の他方の幅木部９ｄと係合可能な凹
部３ａが凹設されている。
【００１１】さらに、可動上型４には固定穴４ａ、４ｂ
が上下に貫設され、各固定穴４ａ、４ｂに脚部９ａ、９
ｂが保持されることにより固定中子９が下方に保持され
ている。上記のように構成された鋳造用金型で製品を鋳
造する場合、まず、固定中子９を保持した可動上型４と
可動横型２、３とが開いた状態において、可動幅木ピン
７をキャビティＣ方向へややスライドさせる。これによ
り、中子１０の一方の幅木部１０ｄ等を幅木固定部材８
の凹部８ａに係合し、中子１０の他方の幅木部１０ｃを
可動幅木ピン７の凹部７ａに係合する。こうして、可動
横型２、３が閉じる以前に中子１０の支持が可能とな
る。
が上下に貫設され、各固定穴４ａ、４ｂに脚部９ａ、９
ｂが保持されることにより固定中子９が下方に保持され
ている。上記のように構成された鋳造用金型で製品を鋳
造する場合、まず、固定中子９を保持した可動上型４と
可動横型２、３とが開いた状態において、可動幅木ピン
７をキャビティＣ方向へややスライドさせる。これによ
り、中子１０の一方の幅木部１０ｄ等を幅木固定部材８
の凹部８ａに係合し、中子１０の他方の幅木部１０ｃを
可動幅木ピン７の凹部７ａに係合する。こうして、可動
横型２、３が閉じる以前に中子１０の支持が可能とな
る。
【００１２】この後、図１に示すように、可動上型４を
下方に所定位置まで移動させて可動上型４の型閉じを行
った後、図２に示すように、可動横型２、３を相対的に
近づく水平方向に移動させて可動横型２、３の型閉じを
行う。これにより、固定中子９の両幅木部９ｃ、９ｄが
可動横型２、３の凹部２ａ、３ａに係合される。このと
き、可動幅木ピン７は、芯金１０ａを介して可動横型３
に押されることにより、自動的に可動横型２のスライド
穴２ａ内をキャビティＣと反対の方向へスライドする。
こうして、この中子支持方法では、キャビティＣ内にお
いて両可動横型２、３で中子１０を水平に保持する。
下方に所定位置まで移動させて可動上型４の型閉じを行
った後、図２に示すように、可動横型２、３を相対的に
近づく水平方向に移動させて可動横型２、３の型閉じを
行う。これにより、固定中子９の両幅木部９ｃ、９ｄが
可動横型２、３の凹部２ａ、３ａに係合される。このと
き、可動幅木ピン７は、芯金１０ａを介して可動横型３
に押されることにより、自動的に可動横型２のスライド
穴２ａ内をキャビティＣと反対の方向へスライドする。
こうして、この中子支持方法では、キャビティＣ内にお
いて両可動横型２、３で中子１０を水平に保持する。
【００１３】可動横型２、３の型閉じが終了すれば、ロ
ックキー６が可動幅木ピン７のキー溝７ｂに係合する。
この状態で注入孔１ａからキャビティＣ内に溶湯を注入
し、鋳造を行う。この鋳造時、ロックキー６とキー溝７
ｂとの係合により、可動幅木ピン７がキャビティＣ側へ
スライドすることが防止される。また、この時、可動横
型２、３に支持される中子１０の砂１０ｂの部分の体積
は少なく、鋳造用金型の冷却効果は損なわれない。
ックキー６が可動幅木ピン７のキー溝７ｂに係合する。
この状態で注入孔１ａからキャビティＣ内に溶湯を注入
し、鋳造を行う。この鋳造時、ロックキー６とキー溝７
ｂとの係合により、可動幅木ピン７がキャビティＣ側へ
スライドすることが防止される。また、この時、可動横
型２、３に支持される中子１０の砂１０ｂの部分の体積
は少なく、鋳造用金型の冷却効果は損なわれない。
【００１４】そして、上記と逆の操作を行うことによ
り、型開きされ、製品が離型される。したがって、この
中子支持方法で中子１０を支持して鋳造すれば、従来の
ような副支持材を用いないため、可動横型２、３の型閉
じ後にその副支持材を取り除く必要もない。このため、
製品の形状によるかかる作業を省略することができ、コ
ストの低減を実現できる。また、従来の方法では鋳造で
きない製品を鋳造できることにもなる。
り、型開きされ、製品が離型される。したがって、この
中子支持方法で中子１０を支持して鋳造すれば、従来の
ような副支持材を用いないため、可動横型２、３の型閉
じ後にその副支持材を取り除く必要もない。このため、
製品の形状によるかかる作業を省略することができ、コ
ストの低減を実現できる。また、従来の方法では鋳造で
きない製品を鋳造できることにもなる。
【００１５】さらに、この中子支持方法では、製品に副
支持材を鋳ぐるまないので、製品の品質を維持しやす
い。また、副支持材を成形する手間も省略できるととも
に、可動幅木ピン７等の鋳造用金型を繰り返し用いるこ
とができるため、この面でもコストの低減を実現でき
る。また、この中子支持方法では、一方の可動横型２に
可動幅木ピン７を設けることにより、中子１０を可動幅
木ピン７のキャビティＣ側と他方の可動横型３のキャビ
ティＣ側とで両持ち支持している。このため、長尺であ
り、かつ水平に保持される中子１０であっても、製品の
精度を維持できる。
支持材を鋳ぐるまないので、製品の品質を維持しやす
い。また、副支持材を成形する手間も省略できるととも
に、可動幅木ピン７等の鋳造用金型を繰り返し用いるこ
とができるため、この面でもコストの低減を実現でき
る。また、この中子支持方法では、一方の可動横型２に
可動幅木ピン７を設けることにより、中子１０を可動幅
木ピン７のキャビティＣ側と他方の可動横型３のキャビ
ティＣ側とで両持ち支持している。このため、長尺であ
り、かつ水平に保持される中子１０であっても、製品の
精度を維持できる。
【００１６】なお、上記実施形態では比較的単純な形状
の略円柱状の中子１０を用いたが、複雑な形状の中子を
用いる場合にも請求項１の手段は採用し得る。また、上
記実施形態では一方の可動横型２にのみ可動幅木ピン７
を設けたが、両方の可動型にそれぞれ可動幅木ピンを設
けることもできる。この場合には、中子は両可動幅木ピ
ンのキャビティ側で両持ち支持される。
の略円柱状の中子１０を用いたが、複雑な形状の中子を
用いる場合にも請求項１の手段は採用し得る。また、上
記実施形態では一方の可動横型２にのみ可動幅木ピン７
を設けたが、両方の可動型にそれぞれ可動幅木ピンを設
けることもできる。この場合には、中子は両可動幅木ピ
ンのキャビティ側で両持ち支持される。
【００１７】さらに、上記実施形態では可動横型２、３
に１個の中子１０を支持するのみであるが、各対の可動
型に請求項１の手段を採用すれば、複数個の中子を用い
ることもできる。この場合、芯金等の採用により、各対
の可動型に支持される中子の砂の部分の体積を少なくす
ることができるため、鋳造用金型の冷却効果は損なわな
いようにすることができる。
に１個の中子１０を支持するのみであるが、各対の可動
型に請求項１の手段を採用すれば、複数個の中子を用い
ることもできる。この場合、芯金等の採用により、各対
の可動型に支持される中子の砂の部分の体積を少なくす
ることができるため、鋳造用金型の冷却効果は損なわな
いようにすることができる。
【００１８】また、中子の芯金の代わりに、中空部と外
部とを細孔により連通可能なパイプを採用し、可動型に
そのパイプの中空部と連通する貫通穴を設ければ、鋳造
時に生じるガスを幅木部から型外へ抜くことができる。
この際、パイプ内を減圧すれば、さらなるガス抜き効果
を得ることができる。
部とを細孔により連通可能なパイプを採用し、可動型に
そのパイプの中空部と連通する貫通穴を設ければ、鋳造
時に生じるガスを幅木部から型外へ抜くことができる。
この際、パイプ内を減圧すれば、さらなるガス抜き効果
を得ることができる。
【図１】実施形態に係り、型開き状態の鋳造用金型の断
面図である。
面図である。
【図２】実施形態に係り、型閉じ状態の鋳造用金型の断
面図である。
面図である。
２、３…可動型（可動横型） Ｃ…キャビティ １…固定型（固定下型） １０…中子 ７…可動幅木ピン
Claims (1)
- 【請求項１】相対的に近づく方向に移動することにより
型閉じされるとともに相対的に離れる方向に移動するこ
とにより型開きされる一対の可動型と、型閉じ状態で両
該可動型とともに内部にキャビティを形成する固定型と
を有する鋳造用金型における両該可動型に中子を支持す
る方法であって、 両前記可動型の少なくとも一方に両該可動型の移動方向
に移動可能な可動幅木ピンを設け、該可動幅木ピンの前
記キャビティ側に前記中子を設けることを特徴とする鋳
造用金型における可動型での中子支持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP864597A JPH10202341A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 鋳造用金型における可動型での中子支持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP864597A JPH10202341A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 鋳造用金型における可動型での中子支持方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202341A true JPH10202341A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11698693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP864597A Pending JPH10202341A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 鋳造用金型における可動型での中子支持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202341A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6959830B1 (en) | 1999-11-26 | 2005-11-01 | Takeuchi Press Industries Co., Ltd. | Metal container with thread |
| JP2010082643A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 中子支持構造 |
| JP2013144303A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋳物製造装置及び鋳物製造方法 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP864597A patent/JPH10202341A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6959830B1 (en) | 1999-11-26 | 2005-11-01 | Takeuchi Press Industries Co., Ltd. | Metal container with thread |
| US7171840B2 (en) | 1999-11-26 | 2007-02-06 | Takeuchi Press Industries Co., Ltd. | Metal container with thread |
| JP2010082643A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 中子支持構造 |
| JP2013144303A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋳物製造装置及び鋳物製造方法 |
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