JPH0259141A - 鋳造装置 - Google Patents

鋳造装置

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JPH0259141A
JPH0259141A JP20927888A JP20927888A JPH0259141A JP H0259141 A JPH0259141 A JP H0259141A JP 20927888 A JP20927888 A JP 20927888A JP 20927888 A JP20927888 A JP 20927888A JP H0259141 A JPH0259141 A JP H0259141A
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Toshihiro Totsuka
戸塚 利宏
Koichi Sato
公一 佐藤
Fumio Sato
佐藤 文郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A2発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、外壁の内側に、その外壁と並列関係にある複
数の仕切り壁を備え、外壁および各仕切り壁に、同軸上
に存する透孔を成形された構造部材用素材の鋳造方法お
よびその方法の実施に用いられる鋳造装置に関する。
(2)従来の技術 従来、前記素材は、鋳造後外壁および各仕切り壁にドリ
ル加工を施して各透孔を形成することにより製造される
(3)発明が解決しようとする課題 しかしなから前記手法によると、透孔形成に当り、その
心出し作業が面倒である上、各透孔を同軸上に形成する
ことが難しく、したがって作業能率が悪いという問題が
ある。
本発明は前記問題を解決することのできる前記鋳造方法
および鋳造装置を提供することを目的とする。
B3発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明は、外壁の内側に、該外壁と並列関係にあるPi
数の仕切り壁を備え、前記外壁および各仕切り壁に、同
軸上に存する透孔を成形された構造部材用素材を鋳造す
るに当り、前記外壁およびそれと隣接する前記仕切り壁
間の空間ならびに相隣る前記両仕切り壁間の空間を成形
すべく、鋳型のキャビティ形成面に突設された各突出部
に存する貫通孔に共通1本の透孔成形用ピン状中子を嵌
合し、その後鋳込み作業を行うことを特徴とする。
また本発明は、外壁の内側に、該外壁と並列関係にある
複数の仕切り壁を備え、前記外壁および各仕切り壁に、
同軸上に存する透孔を成形された構造部材用素材を鋳造
する鋳造装置であって、前記外壁およびそれと隣接する
前記仕切り壁間の空間ならびに相隣る前記両仕切り壁間
の空間を成形すべく、鋳型のキャビティ形成面に複数の
突出部を設け、ベース部材に前記鋳型の外壁成形用ブロ
ックを、それが前記外壁を成形する外壁成形位置と、該
外壁から離間した離型位置との間を前記透孔の軸線方向
に往復動するように設け、前記外壁成形用ブロックに、
それを貫通する1本の透孔成形用ピン状中子を、それが
各突出部に同軸上に形成された貫通孔に嵌合される透孔
成形位置と、前記素材から離脱した離型位置との間を前
記外壁成形用ブロックの往復動方向と平行に往復動する
ように設け、前記透孔成形用ピン状中子に、それを往復
動させる往復動用作動シリンダのピストンロッドを連結
し、前記外壁成形用ブロックを前記ピストンロッドに対
して断続する断続機構を備え、該断続機構は、型閉じ工
程では前記外壁成形用ブロックを離型位置から外壁成形
位置へ移動させるための接続状態と、前記外壁成形用ブ
ロックの外壁成形位置への移動後前記透孔成形用ピン状
中子の離型位置から透孔成形位置への移動を許容する遮
断状態とを持ち、一方、型開き工程では前記透孔成形用
ピン状中子を透孔成形位置から離型位置へ移動させるた
めの遮断状態と、前記透孔成形用ピン状中子の離型位置
への移動後前記外壁成形用ブロックを外壁成形位置から
離型位置へ移動させるための接続状態とを持つことを特
徴とする。
(2)作 用 前記鋳造方法によれば、鋳造と同時に各透孔が同軸上に
存するように成形される。
前記鋳造装置によれば、1台の作動シリンダによって外
壁成形用ブロックおよび透孔成形用ピン状中子の往復動
が行われる。
また外壁成形用ブロックが外壁成形位置へ移動した後透
孔成形用ビン状中子が透孔成形位置へ移動するので、外
壁成形位置では外壁成形用ブロックの位置決めが確固と
なり、したがってベース部材と外壁成形用ブロックとの
間のガタが無くなることによって透孔成形用ピン状中子
が各突出部の貫通孔にスムーズに嵌合する。
さらに、鋳造中においては、透孔成形用ピン状中子が各
突出部に強固に保持されるので、溶湯の射出圧に伴うピ
ン状中子の曲がりが防止される。
さらにまた、鋳造後において透孔成形用ピン状中子を素
材より離脱させるときには、外壁成形用ブロックは位置
決め状態にあるので、そのビン状中子が、外壁成形用ブ
ロックにガイドされて、素材および各貫通孔からスムー
ズに離脱する。
(3)実施例 第1図は構造部材用素材1を示し、その素材1は、互に
平行な一対の第1、第2外壁21,2□と、両性壁21
.2□を連結する連結壁3と、両性壁21.2□の内側
に在ってそれらと並列関係を持つように連結壁3に所定
の間隔を以て突設された第1〜第3仕切り壁4.〜43
とを有する。
第1外壁2.および第1仕切り壁41間、第1および第
2仕切り壁41.4□間、第2および第3仕切り璧4□
、43間ならびに第3仕切り壁4゜および第2外壁22
間には、第1〜第4空間S〜s4がそれぞれ画成される
第1外壁21および各仕切り壁4.〜4.には、同軸上
に存するように透孔51〜54が成形されている。
さらに、第1外壁21に、その透孔5、を挟んで一側に
別の透孔6が、他側に外方へ開口する凹部7がそれぞれ
成形され、また第2外壁2zに、その外方へ開口する凹
部8が成形される。
第2〜第4図は前記素材1を鋳造する鋳造装置9を示し
、第2図は型開き状態に、また第3図は型閉じ状態にそ
れぞれ該当する。
鋳型としての金型10は、固定型11と、その固定型1
1に対して矢印a1方向に進退自在な可動型12とより
構成される。
固定型11のキャビティ形成面13に、素材lの第1〜
第4空間81〜S4を成形するための第1〜第4突出部
14.〜14.が突設される。
可動型12は、ベース部材を兼ねる型本体16と、各突
出部14.〜144の先端面と対向するように型本体1
6に突設されて連結壁3の成形に用いられる凸部15と
、凸部15の一側に配設された第1外壁成形用第1ブロ
ツク171と、凸部15の他側に配設された第2外壁成
形用第2ブロツク17□とより構成される。両ブロック
17゜11tは、型本体16との対向面側に可動型12
の進退方向a、と直交する矢印a2方向に延びる係合突
条1B、、1B□を有し、各係合突条1B、、18□は
、型本体16に前記と同方向a。
に延びるように形成された各係合溝191,192に係
合され、これにより各ブロック17..17□は型本体
16に対して矢印a2方向に摺動自在に構成される。
第1ブロツク171は、凸部15の一側面および固定型
11の第1突出部14側面との対向面に前記素材1の透
孔6および凹部7を成形する第1゜第2突起20..2
0.を、また固定型11との対向面に位置決め凸部21
.をそれぞれ有する。
固定型11には位置決め凸部211が嵌合する位置決め
凹部221が形成される。
第1ブロック17.は、その第1突起20.を凸部15
の一側面に当接させた外壁成形位置(第2図鎖線示、第
3図)と、第1突起20.を、凸部15の一側面、した
がって鋳造後においては素材1の第1外壁21から離間
させた離型位置(第2図実線示)との間を往復動ず・る
ことができる。
第2ブロツク17□は、固定型11の第4突出部14.
側面との対向面に前記素材1の凹部8を成形する突部2
3を、また固定型11との対向面に位置決め凸部21.
をそれぞれ存する。固定型11には位置決め凸部21□
が嵌合する位置決め凹部22gが形成される。
第2ブロツク17!は、凸部15の他側面に対向する面
24をその凸部15に当接させた外壁成形位置(第2図
鎖線示、第3図)と、前記面24を凸部15、したがっ
て鋳造後においては素材1の第2外壁2□から離間させ
た離型位置(第2図実線示)、との間を往復動すること
ができる。
第1ブロック17.に、その摺動方向a、と平行に延び
る貫通孔25が形成され、その貫通孔25にブシュ26
が嵌着される。
固定型11の第1〜第3突出部14.〜14゜に、金型
lOの閉じ状態にてブシュ26の孔部と同軸上に位置す
るように貫通孔271〜27.が形成される。それら貫
通孔27.〜27.の内周面は、第1突出部271の第
1プロンク17I側開ロ端より第3突出部14sの第4
突出部144側開口端に至るに従って先細りとなる仮想
テーバ面上に位置する。
ブシュ26に1本の透孔成形用ピン状中子28がそのブ
シュ26を貫通し得るように挿入され、そのピン状中子
28は、テーバ状先端部29を各貫通孔27.〜27.
に嵌合させると共にテーパ状先端部29端面を第4突出
部144側面に当接させた透孔成形位置(第3図)と、
鋳造後テーパ状先端部29を前記素材1および各貫通孔
27゜〜27.から離脱した離型位置との間を往復動す
ることができる。
前記のようにテーバ状先端部29と各貫通孔271〜2
7.とをテーパ嵌合すると、ピン状中子28が、その透
孔成形位置でガタ付くことがなく、これにより透孔51
〜540縁のぼりの発生を抑制し、また溶湯の射出圧に
伴うテーバ状先端部29の曲がりを防止することができ
る。
また第4図に示すようにピン状中子28には次のように
冷却水回路30が設けられる。即ち、テーバ状先端部2
9を持つ中子本体31に、その略全長に亘って軸方向に
延びる段付盲孔32が形成され、その大径孔32aの一
端は中子本体31の端面に開口し、また小径孔32bの
底部はテーバ状先端部29の端部近傍に位置する。大径
孔32aに、通水孔33を有するプラグ34が嵌着され
、そのプラグ34の通水孔33に連通ずる管体35が小
径孔32bに遊挿されている。中子本体31の基端側に
、プラグ34の通水孔33に連通ずる入口孔36と、小
径孔32bに連通ずる出口孔37とが形成される。
これにより、入口孔36に冷却水を供給すると、その冷
却水は通水孔33、管体35および小径孔32bを経て
出口孔37から排出される。
このようにピン状中子28に冷却水回路30を設けると
、ピン状中子28の過熱を防止してその耐久性を向上さ
せることができ、またビン状中子28回りの溶湯の凝固
速度を速めて、溶湯全体の凝固速度を均一化し、ピン状
中子28回りに溶湯の凝固速度の遅れに起因した引は巣
が生じるといった鋳造欠陥の発生を防止して素材1の鋳
造品質を向上させることができる。
固定型11に、ピストンロッド3日先端をピン状中子2
8外周面に向けた作動シリンダ39が配設され、そのピ
ストンロッド38先端にストッパ40が取付けられる。
ストッパ40は、ピン状中子28が透孔成形位置にある
ときにのみ前進してピン状中子28の凹部41に係合し
、これによりピン状中子28が透孔成形位置に保持され
る。
第1ブロック17.近傍において、型本体16に支持ブ
ラケット42が突設され、その支持ブラケット42に往
復動用作動シリンダ43がピン状中子28と同軸上に位
置するように支持される。
作動シリンダ43のピストンロッド44先端はビン状中
子28基端にカップラ45を介して連結される。
第1ブロック17.に、ピン状中子28と平行に延びる
連結ロッド46が突設され、その連結ロッド46に、第
1ブロック17.およびピストンロッド44間を断続す
る断続機構47が設けられる。その断続機構47は、連
結ロッド46の先端に取付けられてカップラ45を遊挿
し得る開口48を備えた環状体49と、その環状体49
の作動シリンダ43側の端面に重合された開閉自在な一
対の係合体50..50□と、環状体49に取付けられ
てピストンロッド51先端を再係合体5050□の開閉
機構部に連結した開閉用作動シリンダ52とを備えてい
る。
上記構成において、開閉用作動シリンダ52の作動によ
りピストンロッド51が収縮して再係合体50.,50
□が開いている状態では、第1ブロンク17.はピスト
ンロッド44と遮断状態にある。一方、往復動用作動シ
リンダ43の作動によりピストンロッド44が収縮して
カップラ45の環状係合溝53が再係合体501.50
tに対向し、また開閉用作動シリンダ52の作動により
ピストンロッド51が伸長して再任合体5050□が閉
じると、それらの係合体50..502が係合溝53に
係合してピストンロッド44と第1ブロツク171とが
接続される。
第2ブロツク17□には図示しない往復動用作動シリン
ダのピストンロッド54が連結される。
次に、構造部材用素材1の鋳造作業について説明する。
第2図に示すように、鋳造作業開始前においては、金型
10は型開き状態にあり、可動型12が固定型11より
離間している。そして往復動用作動シリンダ43のピス
トンロッド44が収縮して第1ブロツク171およびピ
ン状中子28がそれぞれ離型位置にあって、そのテーパ
状先端部29が第1ブロツク171のブシュ26内に存
する。
さらにカップラ45が支持ブラケット42に衝合し、そ
のカップラ45の係合溝53に再係合体50、.50□
が係合して第1ブロック17.がピストンロッド44に
接続されている。即ち、断続機構47は接続状態にある
さらにまた、ストッパ40は後退してピン状中子28の
移動経路より逃げている。
一方、第2ブロツク17□も第1ブロツク171同様に
離型位置に在る。
鋳造作業に当っては、往復動用作動シリンダ43の作動
によりピストンロッド44が伸長し、これにより第1ブ
ロック17.およびピン状中子28が同時に可動型12
の凸部15に向って移動する。第2図鎖線示のように第
1ブロック17.0第1突起20.が凸部15に当接す
ると、第1ブロツク171は外壁成形位置に至り、同時
に往復動用作動シリンダ43が作動を停止する。
第2ブロツク17□は、その往復動用作動シリンダのピ
ストンロッド54の伸長により可動型12の凸部15に
向って移動し、第2図鎖線示のように第2ブロツク17
□が凸部15に当接すると、そのブロック17□は外壁
成形位置に至り、同時に往復動用作動シリンダが作動を
停止する。
第3図に示すように可動型12が固定型11に向って前
進し、第1.第2ブロック171,172の両位置決め
凸部21..21□が固定型11の両位置決め凹部22
..2Lにそれぞれ嵌合する。
開閉用作動シリンダ52の作動により再係合体50、.
50ヨが開いてカップラ45の係合溝53より離脱し、
第1ブロック17.およびピストンロッド44間が遮断
される。即ち、断続機構47は遮断状態となる。
往復動用作動シリンダ43の作動によりピストンロッド
44が伸長し、これによりピン状中子28がブシュ26
内を摺動してそのテーパ状先端部29が第1〜第3突出
部141〜143.の貫通孔271〜27.に嵌合し、
またテーパ状先端部29端面が第4突出部144の側面
に当接すると、ピン状中子2日が透孔成形位置に至り、
同時に往復動用作動シリンダ43が作動を停止する。ス
トッパ40が前進してピン状中子28の凹部41に係合
する。
以上により金型10が型閉じ状態となって、固定型11
、可動型12およびピン状中子28の協働で素材成形用
キャビティCが画成される。
前記のように第1ブロツク171が外壁成形位置へ移動
した後ピン状中子2日が透孔成形位置へ移動するので、
外壁成形位置では第1ブロツク171の位置決めが確固
となり、したがって型本体16と第1ブロック17.と
の間のガタが無くなることによってピン状中子2日が各
突出部工4〜14.の貫通孔27□〜27.にスムーズ
に嵌合する。
その後鋳込み作業を行うことによって、キャビティC内
には前記素材lが鋳造される。
この鋳造中においては、ピン状中子28が第1〜第3突
出部141〜143により強固に保持されるので、その
ピン状中子28の曲がりが防止される。
素材1の凝固後、ストッパ40がピン状中子28の凹部
41から離脱する。そして往復動用作動シリンダ43の
作動によりピストンロット44が収縮し、これによりピ
ン状中子2日のテーバ状先端部29が素材Iおよび貫通
孔271〜273より離脱し、ピン状中子28はその端
面をブシュ26内に位置させた離型位置に至り、同時に
往復動用作動シリンダ43が作動を停止する。この状態
下にてカップラ45の係合溝53が再係合体503,5
0□に対向するので、開閉用作動シリンダ52の作動に
より再係合体50.,502が閉してカップラ45の係
合溝53に係合し、第1ブロツク171およびピストン
ロッド44間が接続される。即ち、断続機構47は接続
状態となる。
可動型12が後退して固定型11より離間する。
素材1は可動型12に付着している。
往復動用作動シリンダ43の作動によりピストンロッド
44が収縮して第1ブロツク17+が離型位置に至り、
同時に作動シリンダ43が作動を停止する。同様に第2
ブロツク17□も離型位置へ復帰する。これにより素材
1の離型が行われる。
前記のように、鋳造後において、ピン状中子28を素材
1より離脱させるときには、第1プロ・ンク17.は位
置決め状態にあるので、ピン状中子28が第1ブロンク
171にガイドされて、素材lおよび各貫通孔27.〜
27.からスムーズに離脱する。
なお、前記実施例では、第1.第2ブロツク17 17
□を型本体16に支持させたが、それらブロック17.
.17□を他の部材、例えば金型10と別体のベースプ
レートに支持させることもてきる。
本発明は、例えばエンジン用シリンダブロックにおいて
、それに一対のバランサシャフト取付用透孔を成形する
場合に適用される。この場合の鋳造条件は、溶湯ニアル
ミニウム合金(JIS  ADC12)、湯温:650
°C,溶湯射出速度:低速時0.2〜0.3 m/se
c 、高速時2.5〜4m/513CS溶湯射出圧カニ
800〜900kg/Cl11、凝固時間:25秒(そ
の後型開き)、鋳込重量:約30kgである。
C0発明の効果 第(1)項記載の発明によれば、前記透孔を有する素材
を能率良く鋳造することができる。
第(2)項記載の発明によれば、外壁成形用ブロックお
よびピン状中子の作動系を単純化して装置全体を小型に
構成することができる。その上、各突出部の貫通孔に対
するピン状中子の嵌合および素材からのピン状中子の離
脱をスムーズに行い、また鋳造中においてピン状中子を
強固に保持し、これによりピン状中子の耐久性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は素材の断面図
、第2図は型開き状態における鋳造装置の断面図、第3
図は型閉じ状態における鋳造装置の断面図、第4図はピ
ン状中子の断面図である。 s、xs、・・・第1〜第4空間、■・・・構造部材用
素材、2.・・・第1外壁、4I〜4.・・・第1〜第
3仕切り壁、51〜54・・・透孔、10・・・金型(
鋳型)、13・・・キャビティ形成面、14.〜144
・・・第1〜第4突出部、16・・・型本体(ベース部
材)、171・・・第1外壁成形用第1ブロツク、27
1〜27.・・・貫通孔、28・・・透孔成形用ピン状
中子、43・・・往復動用作動シリンダ、44・・・ピ
ストンロッド、47・・・断続機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外壁の内側に、該外壁と並列関係にある複数の仕
    切り壁を備え、前記外壁および各仕切り壁に、同軸上に
    存する透孔を成形された構造部材用素材を鋳造するに当
    り、前記外壁およびそれと隣接する前記仕切り壁間の空
    間ならびに相隣る前記両仕切り壁間の空間を成形すべく
    、鋳型のキャビティ形成面に突設された各突出部に存す
    る貫通孔に共通1本の透孔成形用ピン状中子を嵌合し、
    その後鋳込み作業を行うことを特徴とする鋳造方法。
  2. (2)外壁の内側に、該外壁と並列関係にある複数の仕
    切り壁を備え、前記外壁および各仕切り壁に、同軸上に
    存する透孔を成形された構造部材用素材を鋳造する鋳造
    装置であって、前記外壁およびそれと隣接する前記仕切
    り壁間の空間ならびに相隣る前記両仕切り壁間の空間を
    成形すべく、鋳型のキャビティ形成面に複数の突出部を
    設け、ベース部材に前記鋳型の外壁成形用ブロックを、
    それが前記外壁を成形する外壁成形位置と、該外壁から
    離間した離型位置との間を前記透孔の軸線方向に往復動
    するように設け、前記外壁成形用ブロックに、それを貫
    通する1本の透孔成形用ピン状中子を、それが各突出部
    に同軸上に形成された貫通孔に嵌合される透孔成形位置
    と、前記素材から離脱した離型位置との間を前記外壁成
    形用ブロックの往復動方向と平行に往復動するように設
    け、前記透孔成形用ピン状中子に、それを往復動させる
    往復動用作動シリンダのピストンロッドを連結し、前記
    外壁成形用ブロックを前記ピストンロッドに対して断続
    する断続機構を備え、該断続機構は、型閉じ工程では前
    記外壁成形用ブロックを離型位置から外壁成形位置へ移
    動させるための接続状態と、前記外壁成形用ブロックの
    外壁成形位置への移動後前記透孔成形用ピン状中子の離
    型位置から透孔成形位置への移動を許容する遮断状態と
    を持ち、一方、型開き工程では前記透孔成形用ピン状中
    子を透孔成形位置から雌型位置へ移動させるための遮断
    状態と、前記透孔成形用ピン状中子の離型位置への移動
    後前記外壁成形用ブロックを外壁成形位置から離型位置
    へ移動させるための接続状態とを持つことを特徴とする
    鋳造装置。
JP63209278A 1988-08-23 1988-08-23 鋳造装置 Expired - Lifetime JP2623310B2 (ja)

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