JP2007182742A - 鉄筋カゴ用組立体及び鉄筋カゴ用組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉄筋カゴ用組立体において、複数の本体を連設(組み立て)することにより、現場にて簡単に組むことができる。
また、固定具を設けることにより、主筋に対して確実に固定することができる。
さらに、鉄筋カゴ用組立方法により、鉄筋カゴ用組立体を使用することで、特別な技術や道具を必要とすることなく組み立てることができるものである。
【解決手段】 円弧状に形成した本体に、鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔を複数個設けてなることを特徴とする鉄筋カゴ用組立体。
【選択図】図1

Description

本発明は、場所打ち杭等に使用する鉄筋カゴを、主に現場にて組み立てるための鉄筋カゴ用組立体及び鉄筋カゴ用組立方法に関するものである。
従来の技術としては、場所打杭に使用する鉄筋籠のフープ筋を定着させる方法であって、場所打ち杭を打設する周囲の地盤上に、場所打杭と同心になるようにレールを円環状に敷設し、フープ筋を積載した定着装置を、レール上に設置し、場所打鉄筋籠を降下させるとともに、定着装置を場所打杭鉄筋籠の周囲を走行させることにより、場所打杭鉄筋籠の外周面にフープ筋をスパイラル状に定着することを特徴とするフープ筋の定着方法がある。(特許文献1参照)
特許第3684478号(特開平11−36288号)
上記従来技術においては、図4に示しているような保持具(42)を使用し、鉄筋籠のフープ筋を定着させている。
しかしながら、この保持具(42)を使用する方法は、別途定着装置が必要となり、必然的に初期投資を必要とし、かつ、現場に装置を持ち込まなければならず、多大な労力と費用を要するものである。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、その目的は鉄筋カゴ用組立体において、複数の本体を連設(組み立て)することにより、現場にて簡単に組むことができる。
また、固定具を設けることにより、主筋に対して確実に固定することができる。
さらに、鉄筋カゴ用組立方法により、鉄筋カゴ用組立体を使用することで、特別な技術や道具を必要とすることなく組み立てることができるものである。
本発明は、上記目的を達成するために、円弧状に形成した本体に、鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔を複数個設けてなる。
また、本体を平板とし、2種類以上設けてなる。
さらに、本体に2つ以上の挿入孔を設けてなる。
そして、挿入孔の側方に固定溝を設け、該固定溝に主筋を固定する固定具を設けてなる。
また、固定具が、ボルト・ワッシャー及び主筋の側面を押圧する押圧部から構成されてなる。
本体に、他の本体と連設するための連結孔を設けてなることを特徴とする。
鉄筋カゴ用組立体における本体に、連設する他の本体を端の挿入孔を合わせて重合させリング状に形成した後、各挿入孔に主筋を挿入し、鉄筋カゴを形成し、固定溝に押圧部を入れ、ボルト・ナットで締め付けて押圧部を圧縮させ主筋に各本体を固定してなることを特徴とする鉄筋カゴ用組立方法。
まず、鉄筋カゴ用組立体においては、
1)、円弧状に形成した本体に、鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔を複数個設けることにより、組み合わせて、所要の鉄筋カゴに組み付けることができる。
2)、本体を平板にて小型化できるため、加工が簡単であり、運送する場合においても各サイズごとに梱包したり、鉄筋カゴごとに梱包して発送でき、便利である。
3)、本体を2種類以上(各サイズ)設けることにより、鉄筋カゴの大きさに合わせて設定することができる。
4)、挿入孔を2つ以上設けることにより、鉄筋カゴの主筋のピッチに合わせて設定することができる。
5)、挿入孔の側方に固定溝を設け、該固定溝に主筋を固定する固定具を設けることにより、所要の位置に固定することができる
6)、固定具が、ボルト・ナット及び押圧部から構成されることにより、ボルトを締め付けるのみで、素人でも簡単に固定することができる。
7)、連結孔を設けることにより、各サイズの本体をボルト・ナットにて組み立てることができる。
つぎに、鉄筋カゴ用組立方法について述べる。
1)、鉄筋カゴ用組立体における本体に、連設する他の本体を端の挿入孔を合わせて重合させリング状に形成した後、各挿入孔に主筋を挿入し、鉄筋カゴを形成し、固定溝に押圧部を入れ、ボルトナットで締め付けて押圧部を圧縮させ主筋に各本体を固定することにより、簡単に、しかも確実に鉄筋カゴを組み立てることができる。
発明の実施するための最良の形態
以下に、鉄筋カゴ用組立体の実施例を述べる。
鉄筋カゴ用組立体1は、円弧状に打ち抜いた平板による本体2に、5つの鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔3を設けてある。(図1参照)
鉄筋カゴ用組立体21は、円弧状に打ち抜いた平板による本体22に、4つの鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔23を設けてある。(図2参照)
鉄筋カゴ用組立体31は、円弧状に打ち抜いた平板による本体32に、3つの鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔33を設けてある。(図3参照)
なお、各鉄筋カゴ用組立体1・21・31に、連結するための連結孔4…を設けるのも一考である。
上記鉄筋カゴ用組立体1の組み立ての例を下記に述べる。
鉄筋カゴ用組立体1の場合、6枚の鉄筋カゴ用組立体1を組み合わせた状態で、両端の挿入孔3を重合させて使用してなるものである。(図4・図5参照)
また、連結孔4を使用する場合も、同様に重合させて使用するものである。
なお、挿入孔3・23・33は、中心線Cへ配置してなるものである。
次に、他の実施例について述べる。
この鉄筋カゴ用組立体41は、円弧状に打ち抜いた平板による本体42に、5つの鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔43を設け、必要に応じて両側に連結孔44を設けるもので、中央の挿入孔43の側方に、後述する固定具を取り付ける四角形状の固定溝5を連設してなるものである。
固定具6は、上記固定溝5に取り付けるもので、ボルト6a・ワッシャー6b及び主筋の側面を押圧する円錐台形あるいは四角台形の中央に通孔6c1を穿設した合成樹脂あるいは硬質ゴムによる押圧部6cを設けてなるものである。
つぎに、鉄筋カゴ用組立方法について述べる。
鉄筋カゴ用組立体41を使用した鉄筋カゴ用組立方法について述べる。
まず、鉄筋カゴ用組立体41の本体42に、連結する他の本体42を両端の挿入孔43を合わせ重合(連結孔44も同様に)させた後、必要に応じて連結孔44にボルト・ナット(図示せず)を挿入し、固定し、リング状に形成した後、各挿入孔43…に主筋Sを挿入し、鉄筋カゴTを形成する。
なお、鉄筋カゴ用組立体41は必要個数作るもので、所要のピッチPにて組み付けるものである。(図9参照)
つづいて、各鉄筋カゴ用組立体41の固定溝5に固定具6の押圧部6cを入れ、ワッシャー6bとボルト6a及びナットNを締め付けて、押圧部6cを圧縮し、主筋Sに各本体42を固定し、鉄筋カゴTを組み立てることができるものである。(図10参照)
なお、必要に応じて主筋S…と本体42…を溶接にて点付けしてもよい。
上記鉄筋カゴ用組立方法における実施例は鉄筋カゴ用組立体41を使用したものであるが、鉄筋カゴ用組立体1・鉄筋カゴ用組立体21・鉄筋カゴ用組立体31については、固定具を取り付ける以外は、上記鉄筋カゴ用組立体41と同様な手順で行うものである。
上記各実施例において、本体の材質は鉄とするのが望ましい。
また、挿入孔の数やピッチは、組み立てる鉄筋カゴのサイズに合わせて決めればよい。
さらに、連結孔の位置や数も自由に選定すればよい。
さらにまた、固定具においても、同様な機能を有するものであれば、多少の形状変更のものでもよい。
本発明の第1実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の正面図。 本発明の第2実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の正面図。 本発明の第3実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の正面図。 本発明の第1実施例を示す鉄筋カゴ用組立体をリング状に組み立てた正面図。 本発明の第1実施例を示す鉄筋カゴ用組立体をリング状に組み立てた平面図。 本発明の第4実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の正面図。 本発明の第4実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の固定具の構成図。 本発明の第4実施例を示す鉄筋カゴ用組立体をリング状に組み立てた斜視図。 本発明の第4実施例を示す鉄筋カゴ用組立体を使用した鉄筋カゴ用組立方法を示す斜視図。 本発明の第4実施例を示す鉄筋カゴ用組立体の固定具の取付状態図。
符号の説明
1−−−鉄筋カゴ用組立体
2−−−本体
3−−−挿入孔
4−−−連結孔
5−−−固定溝
6−−−固定具
6a−−ボルト
6b−−ワッシャー
6c−−押圧部
S−−−主筋
T−−−鉄筋カゴ

Claims (7)

  1. 円弧状に形成した本体に、鉄筋カゴにおける主筋を挿入する挿入孔を複数個設けてなることを特徴とする鉄筋カゴ用組立体。
  2. 本体を平板とし、2種類以上設けてなることを特徴とする請求項1記載の鉄筋カゴ用組立体。
  3. 本体に2つ以上の挿入孔を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄筋カゴ用組立体。
  4. 挿入孔の側方に固定溝を設け、該固定溝に主筋を固定する固定具を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の鉄筋カゴ用組立体。
  5. 固定具が、ボルト・ワッシャー及び主筋の側面を押圧する押圧部から構成されてなることを特徴とする請求項4記載の鉄筋カゴ用組立体。
  6. 本体に、他の本体と連設するための連結孔を設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の鉄筋カゴ用組立体。
  7. 鉄筋カゴ用組立体における本体に、連設する他の本体を端の挿入孔を合わせて重合させリング状に形成した後、各挿入孔に主筋を挿入し、鉄筋カゴを形成し、固定溝に押圧部を入れ、ボルト・ナットで締め付けて押圧部を圧縮させ主筋に各本体を固定してなることを特徴とする鉄筋カゴ用組立方法。
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