JP2000145157A - モルタル接着補助具 - Google Patents
モルタル接着補助具Info
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Abstract
しながら、優れた接着強度が得られるようにするモルタ
ル接着補助具を提供する。 【解決手段】 外壁20又はコンクリート30の床面に
塗布するモルタルの接着補助具であって、前記外壁20
または床面に固定するための平板状の基盤部1とモルタ
ルに没入係合する多数の係止部2とが樹脂で一体成形さ
れてなるモルタル接着補助具である。
Description
に関し、さらに詳しくは、特に既設建造物の外壁や床面
のモルタル補修において、モルタル塗布前の剥落防止処
理作業を簡単にしながら、優れた接着強度が得られるよ
うにするモルタル接着補助具に関する。
面をセメントモルタルや樹脂モルタルなど(以下単にモ
ルタルと総称する)で補修する工法として、工事期間を
短縮する目的から外壁や床面を撤去することなく、モル
タルを直接塗布する工事方法がある。しかし、単にモル
タルを直接塗布するだけでは十分な接着強度が得られな
いため、モルタルを塗布する前に予め剥落防止処理を施
すようにしている。
或いは床面をプライマー処理した後、その上に中塗り用
樹脂と共に合成樹脂製ネットを被覆し、その合成樹脂製
ネットをアンカーピンにより一定間隔で固定するように
しており、その合成樹脂製ネットの上にモルタルを塗布
することにより剥落を防止するようにしていた。しか
し、この剥落防止処理では、合成樹脂製ネットを全面に
わたり弛みのない緊張状態に固定することが重要であ
り、アンカーピンとアンカーピンとの間のネットに弛み
があるような不完全な固定であると、そのネットの弛み
によりモルタルの接着強度が不十分になり、固化後のモ
ルタルが剥落するなどの問題があった。
全面に弛みのないように完全緊張状態に固定する作業は
非常に難しく、熟練を要する作業であり、そのためネッ
ト固定作業には相当の作業時間を要することを余儀なく
されていた。
した従来の問題を解消し、モルタル塗布前の剥落防止処
理作業を簡単にしながら、優れた接着強度が得られるよ
うにするモルタル接着補助具を提供することにある。
助具は、外壁または床面に塗布するモルタルの接着補助
具であって、前記外壁または床面に固定するための平板
状の基盤部と前記モルタルに没入係合する多数の係止部
とが樹脂で一体成形されてなることを特徴とするもので
ある。
係止部は基盤部と共に樹脂から一体成形されるため、そ
の係止部は高い剛性を有し、塗布時の未硬化のモルタル
の内部に奥深くに没入して、硬化後に高いアンカー効果
を発揮し、大きなモルタル接着強度を得ることができ
る。
着補助具では、一定間隔で複数の個所で固定すると、隣
接する固定個所間の僅かな寸法のズレによって合成樹脂
製ネットに弛みを生じ、それがモルタル接着強度を不完
全にする原因になっていたが、本発明のモルタル接着補
助具では、それ自体が独立にアンカー効果を発揮するた
め、相互間に固定位置に寸法ズレがあっても他の接着補
助具のアンカー作用に影響を与えない。したがって、モ
ルタル塗布前の剥落防止処理作業として行うモルタル接
着補助具の固定作業は、特に熟練を要することなく簡単
にすることができる。
モルタル接着補助具の一例を示す。図において、モルタ
ル接着補助具5は、繊維で強化された強化樹脂からなる
円板状の基盤部1と、その片側表面に列状に突設する多
数のループ状の係止部2とから構成されている。基盤部
1が強化樹脂からなるのに対して、係止部2は補強繊維
やフィラーで補強されない非強化樹脂からなり、この基
盤部1と係止部2とが射出成形により一体成形されてい
る。
ループの内径と同一径からなる多数の凹溝3が多数の係
止部2の列方向と交差するように形成されている。ま
た、基盤部1の中央部には、アンカーピン等の固定金具
を挿入するための挿入孔4が貫通している。
クリート建造物の外壁或いはコンクリート床面を表面層
を撤去することなくモルタルを塗布して補修するとき、
その剥落防止用前処理のための手段として、図2〜5に
示すように使用される。
リート建造物の外壁をモルタル補修する場合について示
している。外壁20は、コンクリート基部21にモルタ
ル外層22が塗布された構造になっている。先ず図2
(A)に示すように、モルタル外層22の外表面にモル
タル接着補助具5の基盤部1の裏面側を当接させ、中央
部の挿入孔4にアンカーピン23を差し込むと共に、矢
印のように金槌などで打ち込む。
あり、一般にピン本体が筒状であって頭部にフランジ部
23aを有し、先端部23bを尖った形状にし、かつ先
端部23bの内側に軸方向に移動可能な芯部23cが挿
入されている。このアンカーピン23をそのフランジ部
23aがモルタル接着補助具5の基盤部1の上面に当接
するまで打ち込んだのち、さらに筒状ピン本体の内側に
棒状の治具を挿入して内部の芯部23cだけを打ち込む
と、図2(B)に示すように、先端部23bがコンクリ
ート21内で二股状に割れることにより、表面側に浮き
上がらないようにロックされ、モルタル接着補助具5は
外壁20の表面に堅固に固定される。
れた外壁20の表面に未硬化のモルタル24を塗布する
と、そのモルタル24の内部にモルタル接着補助具5の
係止部2が深く没入するため、モルタル24は係止部2
を包み込んだ状態のまま固化することにより高い接着強
度を生じ、外壁20の表面に堅固に保持される。
度は、他の接着補助具5とは無関係に独自なものである
ため、他のモルタル接着補助具5の接着強度に影響を与
えることがない。したがって、各モルタル接着補助具5
の固定作業は位置ズレなどを気にすることなく行うこと
ができ、そのため特に熟練を要することなく簡単に行う
ことができる。
補助具5のように、基盤部1が強化樹脂であり、係止部
2が非強化樹脂から成形されている場合は、基盤部1は
強度および弾性率(剛性)が増大し、また係止部2は靱
性の大きい粘り強い特性を有するようになるので、モル
タル接着強度と共に支持強度を一層向上し、モルタルの
剥落防止を一層堅固なものにすることができる。
用して、既設コンクリート建造物の外壁をモルタル補修
する場合の他の例を示す。このモルタル補修施工では、
外壁20のモルタル外層22にモルタル接着補助具5を
固定するとき、その固定個所に基盤1の厚み相当の深さ
を有する凹部25を加工し、この凹部25にモルタル接
着補助具5を嵌め込んだ状態にして、上記図2と同じモ
ルタル接着補助具5の固定とモルタル塗布を行うように
したものである。このモルタル補修施工によると、外壁
20からのモルタル接着補助具5の突出高さを低くする
ので、新しいモルタル24の塗布厚さを薄くすることが
できる効果がある。
接着補助具を使用して、既設のコンクリート床面をモル
タル補修する場合の例を示す。コンクリート30の床面
に未硬化のモルタルを塗布する前に、図4(A)に示す
ように、その床面に外壁の場合と同様にモルタル接着補
助具5の基盤部1を当接させ、中央部の挿入孔4にアン
カーピン23を差し込み打ち込んだ後、さらにアンカー
ピン23内部の芯部23cを打ち込むと、図4(B)の
ように、コンクリート30内でアンカーピン23の先端
部23bが二股に割れてロック状態になり、モルタル接
着補助具5がコンクリート30の床面に堅固に固定され
る。
モルタル34を塗布すると、モルタルの内部に深く接着
補助具5の係止部2が没入するため、モルタル34の固
化後に高い接着強度が得られるようになる。
用して、既設のコンクリート床面をモルタル補修する場
合の他の例を示す。この補修施工例は、コンクリート3
0の床面にモルタル接着補助具5を固定する個所に基盤
1の厚み相当の深さの凹部35を加工し、この凹部35
にモルタル接着補助具5を嵌め込んだ状態にして、上述
した図4と同様のモルタル接着補助具5の固定とモルタ
ル34の塗布を行うようにしたものである。この補修施
工によれば、図3の場合と同様に、モルタル34の塗布
厚さを薄くすることができる効果がある。
工において、外壁または床面に対するモルタル接着補助
具の分布数(密度)としては、被施工面の状況に応じて
任意に設定すればよく、特に限定されるものではない
が、好ましくは1m2 当たり4個又はそれ以上にすると
よい。また、モルタル接着補助具の固定に使用するアン
カーピンとしては、上述した施工例に使用したものに限
定されるものでなく、モルタル接着補助具を外壁や床面
に固定できるものであれば何でもよく、例えば釘やネジ
であってもよい。特に、耐腐蝕性に優れたステンレス鋼
などからなるものがよい。
固定するとき、その被塗布面に予めプライマー処理を施
すようにしてもよい。また、モルタル接着補助具を固定
するとき、或いは固定作業を行う前に、モルタル接着補
助具を接着剤によって外壁や床面に接着させるようにし
てもよい。このときの接着剤の種類は特に限定されない
が、例えばエポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂などの
熱硬化性樹脂の接着剤が好ましい。
止部は樹脂材料により基盤部と一体成形された成形体で
あるので可撓性ではなく、十分な剛性を有している。そ
のためモルタル接着補助具の係止部は、未硬化のモルタ
ルを塗布するとき、その塗布圧によって簡単に変形する
ことはなく、塗布圧に抗してモルタル内部に深く侵入す
るようになる。また、未硬化のモルタルの方は、その流
動性により係止部のループの内側にも侵入し、全く空隙
がない状態になるように係止部を包み込んだ状態にな
る。したがって、モルタルの硬化後は、係止部はモルタ
ルに対して強いアンカー効果を発揮し、モルタル接着強
度を向上する。
(A),(B)に例示するようなループ状が好ましい形
状であるが、未硬化のモルタルの塗布圧に抗するだけの
剛性を有してモルタル内部に深く侵入し、また硬化後の
モルタルを支持するだけの破断強度を有する構成のもの
であれば特に限定されない。例えば、図7の(C),
(D),(E),(F)に示す実施形態のようにフック
状や、図7(G)に示す実施形態のようにロッド状であ
ってもよい。フック状については、図7(C)の係止部
2は円弧状フック、同(D)の係止部2はL形フック、
同(E)の係止部2はT形フック、同(F)の係止部2
はキノコ形または球状フックである。
を繊維による強化樹脂にする一方、係止部2を非強化樹
脂にすると、基盤部1は高い強度と剛性を備えると共
に、係止部2は強化樹脂からなるものよりも高い靱性を
有するようにすることができ、モルタルに対して一層高
い接着強度と支持強度とを発揮することができるように
なる。
構成されることは必要ではなく、図7(A)〜(G)に
例示するように非強化樹脂からなるものであってもよ
い。また、基盤部を強化樹脂とする場合であっても、必
ずしも繊維だけの補強に限定されるものではなく、無機
添加剤などのフィラーで強化したものでもよく、或いは
フィラーと繊維とを併用したものであってもよい。或い
は、図7(B)に示すように、基盤部1の中に芯金6を
挿入するようにしたものでもよい。
態のように、基盤部1には係止部2を設けた側の表面に
多数の凹溝3を設けて凹凸表面にすると、モルタル接着
強度を一層向上する効果がある。しかし、凹凸表面は必
ずしも必要ではなく、図6の実施形態のように、凹溝3
のない平滑面であってもよい。
態は特に限定されるものでなく、図1や図6の実施形態
のように並列多列にするほか、例えば図8の実施形態の
ように、放射状の配列にしてもよい。
す。このモルタル接着補助具5は、基盤部1が繊維及び
/又はフィラーの強化樹脂からなり、この基盤部1の表
面側に係止部2および凹溝3を一体成形するだけでな
く、裏面側にも係止部2および凹溝3を一体形成するよ
うにしたものである。もちろん、基盤部1としては、前
述した図7(A),(C)〜(G)のように非強化樹脂
から成形されていてもよく、また図6等の例のように凹
溝3を設けないようにしたものでもよい。
物の外壁や床面をモルタル補修するときに、前述した図
2〜5に例示したようにして前処理手段として使用すれ
ばよい。
接着補助具5をコンクリート床面をモルタル補修すると
きの使用例を示したものである。まず、図10(A)に
示すように、その床面にモルタル接着補助具5の基盤部
1のいずれか一方の係止部2を当接させ、中央部の挿入
孔4にアンカーピン23を差し込み打ち込んだ後、さら
にアンカーピン23内部の芯部23cを打ち込むと、図
10(B)のように、コンクリート30内でアンカーピ
ン23の先端部23bが二股に割れてロック状態にな
り、モルタル接着補助具5がコンクリート30の床面に
堅固に固定される。
厚さ半分までが埋没するように未硬化のモルタル34a
を塗布して硬化させる。次いで、モルタル34aが硬化
後に残り半分の基盤部1を埋設するように未硬化のモル
タル34bを塗布し硬化させる。このようなモルタル塗
布により、最初のモルタル34aは基盤部1の裏面側の
係止部2に対してアンカー効果を発揮し、また後のモル
タル34bは基盤部1の表面側の係止部2に対してアン
カー効果を発揮するので、両方のアンカー効果が総合し
てモルタル34a,34bをコンクリート30の床面に
堅固に保持させることができる。
ルタル補修のみならず、図2のように外壁に対するモル
タル補修にも使用することができる。また、図3や図5
のように、外壁や床面に凹部25,35を加工し、その
凹部25,35の中に埋設させるように使用してもよ
い。特に、図3,図5のように凹部25,35に埋設す
る場合は、その外壁や床面の状況によっては、モルタル
接着補助具5を固定するアンカーピンを省略することも
できる。
樹脂としては、射出成形が容易な熱可塑性樹脂が好まし
いが、必要により熱硬化性樹脂であってもよい。
ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、高
衝撃ポリスチレン(HIPS)、ABS樹脂、変性ポリ
フェニレンオキサイド(変性PPO)、ポリアミドエラ
ストマー(例えば、東レ(株)製“ペバックス”な
ど)、ポリエステルエラストマー(例えば、東レ・デュ
ポン(株)製“ハイトレル”など)などを例示すること
ができる。しかし、コンクリートはアルカリ性であるの
で、これらのうちでも耐アルカリ性に優れ、かつ耐熱性
に優れているPPS樹脂やナイロン樹脂が特に好まし
い。また、基盤部の強化樹脂に使用される補強繊維とし
ては、ガラス繊維、炭素繊維などの無機繊維が好まし
く、特に短繊維にしたものがよい。
りのモルタルに対する接着力が50kg/個以上になる
ように設計することが好ましい。このような特性を満足
させるため、係止部の寸法として、ループ形状の場合
は、ループ太さ(直径)を0.1〜3.0mm、ループ
径を2.0〜10.0mmにすることが好ましい。ま
た、フック形状の場合は、フックの太さ(直径)を0.
1〜5.0mm、基盤部からの高さを2.0〜10.0
mmにすることが好ましい。また、ロッド形状の場合
は、ロッドの太さ(直径)を0.1〜5.0mm、基盤
部からの高さを2.0〜10.0mmにすることが好ま
しい。
係止部の数としては、基盤部が非強化樹脂製の場合には
20〜50個、強化樹脂製の場合には5〜30個にする
ことが好ましい。
ル接着補助具の場合は、基盤部1と係止部2とに異種材
料を使用して一体成形するようにしてある。このような
異種材料の組合せにより基盤部1と係止部2とを一体成
形する方法としては、従来から周知の2基の射出シリン
ダを装備した射出成形機を使用して操作する2色成形法
やサンドイッチ成形法を使用すれば容易に成形すること
ができる。また、図7(B)のように基盤部1に芯金6
を挿入したモルタル接着補助具は、周知のインサート成
形法によって成形することができる。
補助具によれば、モルタルに没入係合する多数の係止部
は基盤部と共に樹脂から一体成形されるため、その係止
部は高い剛性を有し、塗布時の未硬化のモルタルの内部
に奥深くに没入して、硬化後に高いアンカー効果を発揮
し、大きなモルタル接着強度を得ることができる。
着補助具では、一定間隔で複数の個所で固定すると、隣
接する固定個所間の僅かな寸法のズレによって合成樹脂
製ネットに弛みを生じ、それがモルタル接着強度を不完
全にする原因になっていたが、本発明のモルタル接着補
助具では、それ自体が独立にアンカー効果を発揮するた
め、相互間に固定位置に寸法ズレがあっても他の接着補
助具のアンカー作用に影響を与えない。したがって、モ
ルタル塗布前の剥落防止処理作業として行うモルタル接
着補助具の固定作業は、特に熟練を要することなく簡単
にすることができる。
(A)は(B)のX−X矢視断面図、(B)は平面図で
ある。
リート外壁のモルタル補修例を示し、(A)は施工前の
断面図、(B)は施工後の断面図である。
リート外壁の他のモルタル補修例を示す断面図である。
リート床面のモルタル補修例を示し、(A)は施工前の
断面図、(B)は施工後の断面図である。
リート床面の他のモルタル補修例を示す断面図である。
示し、(A)は(B)のY−Y矢視断面図、(B)は平
面図である。
接着補助具の実施形態を示す図1(A)に相当する縦断
面図である。
補助具の平面図である。
補助具の図1(A)に相当する縦断面図である。
を使用する場合のコンクリート床面のモルタル補修例を
示し、(A)は施工前の断面図、(B)は施工後の断面
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 外壁または床面に塗布するモルタルの接
着補助具であって、前記外壁または床面に固定するため
の平板状の基盤部と前記モルタルに没入係合する多数の
係止部とが樹脂で一体成形されてなるモルタル接着補助
具。 - 【請求項2】 前記基盤部の中央部に固定金具の挿入孔
を貫通するように設けた請求項1に記載のモルタル接着
補助具。 - 【請求項3】 前記係止部がループ状、フック状または
ロッド状の形状からなる請求項1または2に記載のモル
タル接着補助具。 - 【請求項4】 前記基盤部がフィラー及び/又は繊維で
強化された強化樹脂からなり、前記係止部が非強化樹脂
からなる請求項1,2または3に記載のモルタル接着補
助具。 - 【請求項5】 前記基盤部と係止部とが射出成形により
一体成形されてなる請求項1〜4のいずれかに記載のモ
ルタル接着補助具。 - 【請求項6】 前記基盤部と係止部とがサンドイッチ成
形又は2色成形により一体成形されてなる請求項1〜5
のいずれかに記載のモルタル接着補助具。 - 【請求項7】 前記基盤部に芯金が挿入されている請求
項1〜6のいずれかに記載のモルタル接着補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31641298A JP3998351B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | モルタル接着補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31641298A JP3998351B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | モルタル接着補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000145157A true JP2000145157A (ja) | 2000-05-26 |
JP3998351B2 JP3998351B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=18076792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31641298A Expired - Lifetime JP3998351B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | モルタル接着補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3998351B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015200093A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 株式会社大林組 | コンクリート構造物の構築方法 |
WO2017085955A1 (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-26 | 株式会社祥起 | モルタル用接着補助器具及び当該接着補助器具を備えるモルタル用接着補助システム |
JP6200112B1 (ja) * | 2017-03-21 | 2017-09-20 | 株式会社祥起 | 接着補助器具及び当該接着補助器具を備える接着補助システム |
JP2018025038A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | セメダイン株式会社 | 建築物の外壁改修工法 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP31641298A patent/JP3998351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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JPWO2017085955A1 (ja) * | 2015-11-17 | 2017-11-24 | 株式会社祥起 | モルタル用接着補助器具及び当該接着補助器具を備えるモルタル用接着補助システム |
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JP2018155062A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-04 | 株式会社祥起 | 接着補助器具及び当該接着補助器具を備える接着補助システム |
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---|---|
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