JP2000160836A - コネクター兼用モルタル接着補助具 - Google Patents
コネクター兼用モルタル接着補助具Info
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Abstract
産業廃棄物の問題をなくすと共に、モルタル剥落防止前
処理の作業時間を一層短縮化することを可能にするコネ
クター兼用モルタル接着補助具を提供する。 【解決手段】 躯体コンクリート20の表面に塗布され
るモルタル23の接着補助具10であって、コンクリー
ト型枠24内にセットされるスペーサボルト21に連結
するコネクター部1の躯体コンクリート表面側の端面
に、モルタルと係合する多数の係止部2を樹脂で一体成
形すると共に、係止部2と同一高さ以上であってコンク
リート型枠24の内面に当接するようにした支持突起4
を設けた。
Description
内のスペーサボルトと型枠締付用ボルトとを連結するコ
ネクターとして機能すると共に、硬化後の躯体コンクリ
ートの表面にモルタルを塗布するときの接着補助具とて
しも機能するコネクター兼用モルタル接着補助具に関す
る。
の間に複数本のスペーサボルトを介在させて一定間隔に
保持し、その一定間隔の型枠間にコンクリートを打設
し、コンクリートが硬化したのち型枠を取り外すことに
よって建造されるようになっている。また、型枠を外し
た後の躯体コンクリートの表面は、そのままでは外観が
悪いため、表面仕上げとしてモルタルを一定厚さに塗布
するようにしているのが一般的な工法である。しかし、
後から塗布したモルタルは、経時変化により躯体コンク
リートの表面から剥落することがある。そのため、従来
からこのようなモルタルの剥落事故を防止する対策が種
々提案されている。
止対策として、特願平10−212342号出願によ
り、コンクリート型枠内のスペーサボルトと型枠締付用
ボルトとの間を連結するコネクターの除去跡(いわゆる
コーン跡)を利用して、そのコーン跡に特殊な構造に設
計したモルタル接着補助具を埋め込むことにより、優れ
たモルタル剥落防止効果が得られる発明を提案した。こ
の発明を図8及び図9を使用して説明する。
体コンクリート表面にコーン跡ができる過程を示す。図
8(A)は、コンクリート型枠が組み付けられた状態を
示し、20は躯体コンクリート、21はスペーサボル
ト、24は型枠、25はコネクター、26は型枠締付用
ボルトであり、型枠締付用ボルト26はコネクター25
に一体に連結されている。
の型枠との前後2枚の間にコンクリート打設用の空間を
形成するように型枠に直交するように挿入され、その両
端部にコネクター25,25が螺合される。コネクター
25から延長する型枠締付用ボルト26に型枠24を貫
通させ、その型枠24の内面をコネクター25の外側端
面に当接させ、その外側に型枠締付用ボルト26を挟む
ように一対の横端太材27,27を配置し、さらにフォ
ームタイ28で抑え、型枠締付用ボルト26にナット2
9を螺合させて締め付けることにより組み付けが完成す
る。
リート20を打ち込み、それが硬化すると脱型する。一
連の脱型作業により、ナット29、フォームタイ28、
横端太材27、型枠24を撤去し、最後にコネクター2
5を抜去すると、そのコネクター24の除去跡に、図8
(B)に示すようなコーン跡22が形成される。ここで
変形や破損が生じたコネクター25は廃材として廃棄さ
れる。使用後も良好な形状が保持されているコネクター
は再使用されるが、数回が限度である。
は、図9に示されるようなモルタル接着補助具30で代
表されるものであって、埋栓部31と多数のループ状の
係止部32とが樹脂から一体成形されている。埋栓部3
1の底部にはスペーサボルト21の端部が嵌入する挿入
孔33が形成されている。
助具30を、埋栓部31の周囲に接着剤34を塗布した
後、上記のように躯体コンクリート20の表面に形成さ
れたコーン跡22の中に埋設し、図9(B)のように、
係止部32だけが表面に露出した状態にする。次いで、
図9(C)のように、その上からモルタル接着補助具3
0とコンクリート20との両表面に渡るようにモルタル
23を一定厚さに塗布するのである。
は、モルタルの剥落防止作用の点では、係止部32を埋
栓部31と樹脂で一体成形することにより、高い剛性を
有する係止部32が得られ、未硬化のモルタル内部に深
く侵入することができるため、硬化後に高いアンカー効
果を発揮し、モルタルの剥落防止については優れた効果
が得られる。
理作業の全般について検討した場合、上記一連の作業で
は、スペーサボルトから取り外した後のコネクターは1
〜数回の使用の後に廃材として廃棄しており、これが産
業廃棄物を出すという問題を生じている。また、剥落防
止用前処理作業の短縮により作業性を一層効率化する点
でも課題が残されていた。
数回の使用後に廃材となるコネクターの産業廃棄物の問
題を解消すると共に、モルタル剥落防止前処理の作業時
間を一層短縮化することを可能にするコネクター兼用モ
ルタル接着補助具を提供することにある。
モルタル接着補助具は、躯体コンクリートの表面に塗布
されるモルタルの接着補助具であって、コンクリート型
枠内にセットされるスペーサボルトに連結するコネクタ
ー部の前記躯体コンクリート表面側の端面に、前記モル
タルと係合する多数の係止部を樹脂で一体成形すると共
に、前記係止部と同一高さ以上であって前記コンクリー
ト型枠の内面に当接するようにした支持突起を設けたこ
とを特徴とするものである。
モルタル接着補助具と同様に、埋栓部に相当するコネク
ター部とモルタルに対する係止部とを樹脂で一体成形す
ることにより高い剛性の係止部が得られるため、未硬化
のモルタル内部に深く侵入し、高いアンカー効果を得る
ことができる。
具は、スペーサボルトと型枠締付用ボルトとを連結する
コネクターとして取り付けられた後、そのままモルタル
接着補助具として使用されるため、1〜数回の使用後に
コネクターを廃材としてしまう産業廃棄物問題がなくな
り、しかもコネクターの離脱作業やその後のモルタル接
着補助具の装着作業が不要になるため、モルタル剥落防
止のための前処理作業時間を著しく短縮することができ
る。
面側の端面には、係止部と共に該係止部と同一高さ以上
の支持突起が設けられ、この支持突起によりコンクリー
ト型枠の締付圧を支えるようにしているため、コネクタ
ーとして使用しても型枠の締付圧により係止部が変形損
傷することなく、モルタルに対するアンカー効果を維持
することができる。
本発明のコネクター兼用モルタル接着補助具の一例を示
す。
助具10において、コネクター部1は樹脂により円錐台
形状に形成され、その両端面のうち広い表面積側の端面
に、スペーサボルトに螺合させるためのネジ孔1sが設
けられ、また狭い表面積側の端面に、型枠締付ボルトを
螺合させるためのネジ孔1mが設けられている。これら
二つのネジ孔1sと1mは、仕切壁5を挟んで同軸に設
けられている。
く、両ネジ孔1s,1mが互いに連通していてもよい。
しかし、仕切壁5を設けておくと、スペーサボルトと型
枠締付ボルトのいずれか一方が他方のネジ孔まで侵入す
ることにより他方のボルトのネジ孔長を不足させたり、
またスペーサボルトに対するコネクター部1の固定位置
を設定し難くする問題を解消することができる。
ち型枠締付ボルト用のネジ孔1mが設けられた側の端面
には、多数のループ状の係止部2が列状に配列して突設
され、さらにこれら多数の係止部2の列方向と交差する
ように多数の凹溝3が形成されている。これらループ状
の係止部2や凹溝3はモルタルを塗布したときアンカー
効果を生ずる手段になる。
外周縁に沿って係止部2の全てを内側に取り囲むように
形成された支持突起4が環状の枠状に設けられている。
しかも、この支持突起4は係止部2と同一またはそれ以
上の高さを有するように形成されている。
ちスペーサボルト用のネジ孔1sが設けられた側の端部
には、その外周壁面に複数(図では4個)の凸部6が等
間隔に設けられている。この凸部6の数は1個でも差し
支えない。複数の場合には、バランスの観点から等間隔
に配置することが好ましいが、必ずしも等間隔である必
要ではない。
しては、コネクター部1に対して係止部2、支持突起
4、凸部6を射出成形法などにより樹脂で一体成形する
ようにする。しかし、これら付属部品のうち少なくとも
係止部2については、モルタルに対する高いアンカー効
果を発揮する剛性を付与するためコネクター部1と一体
成形にする必要があるが、他の支持突起4や凸部6につ
いては別途成形したものをコネクター部1に接着剤或い
は融着などにより接合するようにしてもよい。
2はモルタルに対するアンカー効果を発生する手段であ
る。支持突起4は、モルタル接着補助具10をコネクタ
ーとして使用するとき、コンクリート型枠の締付圧を受
け止める支持面として作用し、係止部2が型枠の締付圧
により押し潰されないように保護する。また、支持突起
4は、コネクター部1の端面の外周縁に沿って係止部2
を内側に取り囲むように環状の枠状に形成されることに
より、コンクリート打設時に未硬化のコンクリートが端
面に流入して係止部2を覆ってしまわないようにし、後
工程でモルタルを塗布するとき、そのアンカー効果が阻
害されないようにする。
ル接着補助具10のコネクター部1のネジ孔1mに螺合
させていた型枠締付用ボルトを離脱させるとき、モルタ
ル接着補助具10が供回りせず、円滑な離脱が行えるよ
うにするために設けられたものである。
本発明のコネクター兼用モルタル接着補助具をコンクリ
ート型枠のコネクターとして使用した後、躯体コンクリ
ート表面にモルタルを塗布する際のモルタル接着補助具
として使用する場合について工程順に示したものであ
る。
兼用モルタル接着補助具10が、コンクリート型枠の組
み立てにおいて、スペーサボルト21と型枠締付ボルト
26のコネクターとして使用されている状態を示す。一
般にスペーサボルト21の本数としては、コンクリート
の単位表面積当たり4本/m2 の割合が配置されてい
る。
ルタル接着補助具10を、そのコネクター部1のネジ孔
1sをスペーサボルト21の端部に螺合させ、反対側の
ネジ孔1mに型枠締付用ボルト26を螺合させて両ボル
ト21,26を連結状態にする。次いで、型枠締付用ボ
ルト26にコンクリート型枠24を通し、その型枠24
の外側に一対の横端太材27,27およびフォームタイ
28を重ね、最後に型枠締付用ボルト26の端部にナッ
ト29を螺合させて締め付ける。
付け固定すると、型枠24からコネクター部1の端面に
作用する締付圧は200kg/cm2 以上にもなる。し
かし、コネクター部1の端面には係止部2と同等以上の
高さをもつ支持突起4が設けられ、この支持突起4が型
枠24の締付圧を支えて係止部2を保護するため、係止
部2が押し潰されることはない。
状態から、前後の型枠内の打設用空間にコンクリートを
打設する。コンクリートが打設用空間に満杯状態に充填
されると、未硬化のコンクリートはコネクター部1の型
枠側端面まで満ちた状態になる。しかし、支持突起4が
多数の係止部2を取り囲むように環状の枠状に形成され
ているので、未硬化のコンクリートが環状の支持突起4
の内側まで流入して、係止部2を覆ってしまうことはな
い。したがって、係止部2のモルタルに対するアンカー
効果が阻害されることはない。
クリート20が形成されると、次に脱型作業を行う。脱
型作業はナット29、フォームタイ28、横端太材2
7、型枠24を順次撤去し、最後に型枠締付用ボルト2
6を回動させて離脱する。
接着補助具10は、スペーサボルト21と連結されてお
り、さらにコネクター部1が円錐台形状で、その埋設部
の外接円が露出側端面の外接円よりも大きくなっている
ため抜き出されることがなく、図2(B)に示すよう
に、スペーサボルト21に連結された状態で残置され
る。
26を回動させて離脱させるとき、コネクター部1の外
周に凸部6が形成されているので、モルタル接着補助具
10が供回りすることがなく、円滑に離脱させることが
できる。また、コネクター部は埋設部側の方が露出側端
面よりも外接円の直径が大きいため、躯体コンクリート
20から簡単には抜け出すことはない。
体コンクリート20の表面にモルタル23を塗布する。
モルタル塗布により図2(C)の状態になり、モルタル
23は係止部2のアンカー作用により係止されて脱落し
難くなる。このアンカー効果は、コネクター部1の端面
に係止部2と共に凹溝3を設けることにより一層強化す
ることができる。
ペーサボルト21と型枠締付用ボルト26とのコネクタ
ーとして使用され、コンクリートの硬化後は、これを取
り外すことなくそのままモルタル接着補助具として使用
されるので、従来のようにコネクターを1〜数回の使用
後に廃材とする産業廃棄物の問題がなくなる。また、コ
ネクターの離脱作業とその次のモルタル接着補助具の装
着作業が不要になるため、モルタル剥落防止前処理用の
作業時間を著しく短縮することができる。
ネクター兼用モルタル接着補助具を示す。
て、型枠締付用ボルト26をコネクター部1から離脱す
る時、モルタル接着補助具10の供回り防止手段として
設けていた凸部6に代えて、凹部6’を設けるようにし
たものである。このような凹部6’であっても、同じ供
回り防止効果を奏することができる。凹部6’の数は、
凸部6の場合と同様に必ずしも複数である必要はなく、
1個だけであってよい。また、複数個にする場合、必ず
しもそれらを等間隔に配置する必要はない。図4は、本
発明のさらに他の実施形態からなるコネクター兼用モル
タル接着補助具を示す。
て、コネクター部1の横断面形状を非円形にすることに
より、凸部6及び/又は凹部6’を形成するようにした
ものである。この場合にも型枠締付用ボルト26をコネ
クター部1から離脱する時にモルタル接着補助具10の
供回りを防止することができる。非円形断面形状として
は、特に限定されるものではなく、三角形以上の多角
形、花形、星形など、いずれであってもよい。
具において、コネクター部の形状は、図1に示す円錐台
形状に代表されるように、躯体コンクリートに埋設され
る部分に、躯体コンクリート表面側の端面部分よりも大
きな外接円を有するような形状に形成にすることが好ま
しい。このような形状により、モルタル接着補助具を躯
体コンクリート内に確実に固定し、抜け出さないように
することができる。
内に深く侵入できる剛性を有し、かつ硬化後のモルタル
を支持するだけの破断強度を有するものであれば特に限
定されない。図1の実施形態の係止部2はループ形状で
あるが、例えば図5(A)〜(D)に示すようなフック
(鉤)状であってもよく、図5(E)に示すようなロッ
ド状であってもよい。フック状については、図5(A)
の係止部2は円弧状フック、同(B)の係止部2はL形
フック、同(C)の係止部2はT形フック、同(D)の
係止部2はキノコ形または球状フックである。
4の実施形態では、多数の係止部2が並列的に配置され
たものであるが、例えば図6の実施形態のように、放射
状に配置したものでもよい。また、図7(A),(B)
に示す実施形態のように、さらに支持突起4の内壁面に
係止部2を配置してもよい。
樹脂としては、射出成形が容易な熱可塑性樹脂が好まし
いが、必要により熱硬化性樹脂であってもよい。例えば
熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリフェニレンサル
ファイド(PPS)、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、高衝撃ポリスチレン(H
IPS)、ABS樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド
(変性PPO)、ポリアミドエラストマー(例えば、東
レ(株)製“ペバックス”など)、ポリエステルエラス
トマー(例えば、東レ・デュポン(株)製“ハイトレ
ル”など)などを例示することができる。しかし、コン
クリートはアルカリ性であるので、これらのうちでも耐
アルカリ性に優れ、かつ耐熱性に優れているPPS樹脂
やナイロン樹脂が特に好ましい。
素繊維などの短繊維状の補強繊維を混入させた繊維強化
樹脂を使用してもよい。繊維強化樹脂の場合は、モルタ
ルの接着力を一層向上させ、剥落防止性能をさらに向上
させることができる。
具は、1個当たりが有するモルタルに対する接着力が5
0kg/個以上になるように設計することが好ましい。
このような特性を満足させるため、係止部の寸法として
は、ループ形状の場合は、ループ太さ(直径)を0.1
〜3.0mm、ループ径を2.0〜10.0mmにする
ことが好ましい。また、フック形状の場合は、フックの
太さ(直径)を0.1〜5.0mmにすることが好まし
い。また、ロッド形状の場合は、ロッドの太さ(直径)
を0.1〜5.0mm、高さを2.0〜10.0mmに
することが好ましい。
設ける係止部の数としては、非強化樹脂製の場合には2
0〜50個、繊維強化樹脂製の場合には5〜30個にす
ることが好ましい。
用モルタル接着補助具によれば、モルタル接着補助具が
コンクリート型枠組み立てに使用するスペーサボルトと
型枠締付用ボルトとのコネクターとしての機能を有する
構成になっているため、従来のようにコネクターを1〜
数回の使用後に廃材とする産業廃棄物の問題がなく、し
かも、最初にコネクターとして連結すれは、その後のコ
ネクター離脱作業およびその次のモルタル接着補助具の
装着作業が不要になるので、モルタル剥落防止の前処理
作業時間を著しく短縮し、作業性を向上することができ
る。
着補助具は、躯体コンクリート表面側の端面に支持突起
を形成し、その支持突起の高さを係止部と同一高さ以上
にして型枠の締付圧を支持するようにしているため、係
止部を型枠の締付圧から保護し、その係止部のアンカー
効果を良好に維持することができる。
示し、(A)は図(C)におけるZ−Z矢視断面図、
(B)は図(A)におけるX矢視図、(C)は図(A)
におけるY矢視図である。
用例を示す工程図で、(A)は型枠組み立て時の縦断面
図、(B)は図(A)から型枠を脱型した状態の縦断面
図、(C)は図(B)にモルタルを塗布したときの縦断
面図である。
モルタル接着補助具を示し、(A)は図(C)における
Z’−Z’矢視断面図、(B)は図(A)におけるX’
矢視図、(C)は図(A)におけるY’矢視図である。
兼用モルタル接着補助具を示し、(A)は図(C)にお
けるZ”−Z”矢視断面図、(B)は図(A)における
X”矢視図、(C)は図(A)におけるY”矢視図であ
る。
実施形態からなるコネクター兼用モルタル接着補助具の
要部を示す縦断面図である。
兼用モルタル接着補助具の露出側端面を示す平面図であ
る。
兼用モルタル接着補助具を例示し、(A)は平面図、
(B)は(A)におけるA−A矢視断面図である。
説明図であり、(A)は組み立て時の縦断面図、(B)
は脱型したときの縦断面図である。
示し、(A)はモルタル接着補助具の装着前を示す縦断
面図、(B)は同モルタル接着補助具の装着後の縦断面
図、(C)は更にモルタルを塗布した状態を示す縦断面
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 躯体コンクリートの表面に塗布されるモ
ルタルの接着補助具であって、コンクリート型枠内にセ
ットされるスペーサボルトに連結するコネクター部の前
記躯体コンクリート表面側の端面に、前記モルタルと係
合する多数の係止部を樹脂で一体成形すると共に、前記
係止部と同一高さ以上であって前記コンクリート型枠の
内面に当接するようにした支持突起を設けたコネクター
兼用モルタル接着補助具。 - 【請求項2】 前記支持突起を前記コネクター部端面の
外周縁に沿って前記係止部を内側に収納する枠状に形成
した請求項1に記載のコネクター兼用モルタル接着補助
具。 - 【請求項3】 前記コネクター部を前記躯体コンクリー
ト表面側端面の外接円よりも埋設部に大きな外接円を有
するような形状に形成した請求項1または2に記載のコ
ネクター兼用モルタル接着補助具。 - 【請求項4】 前記コネクター部の前記躯体コンクリー
トに対する埋設部に凸部及び/又は凹部を設けた請求項
1、2または3に記載のコネクター兼用モルタル接着補
助具。 - 【請求項5】 前記コネクター部の前記躯体コンクリー
トに対する埋設部の横断面形状を非円形にした請求項1
〜4のいずれかに記載のコネクター兼用モルタル接着補
助具。 - 【請求項6】 前記コネクター部と係止部と支持突起と
を射出成形法により樹脂で一体成形した請求項1〜5の
いずれかに記載のコネクター兼用モルタル接着補助具。 - 【請求項7】 前記係止部をループ状、フック状または
ロッド状に形成した請求項1〜6のいずれかに記載のコ
ネクター兼用モルタル接着補助具。 - 【請求項8】 前記コネクター部の両端部の一方に前記
スペーサボルトに螺合させるネジ孔を設け、他方に型枠
締付用ボルトを螺合させるネジ孔を設けた請求項1〜7
のいずれかに記載のコネクター兼用モルタル接着補助
具。 - 【請求項9】 前記樹脂がナイロンまたはポリフェニレ
ンサルファイドである請求項1〜8のいずれかに記載の
コネクター兼用モルタル接着補助具。
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