JP2018154958A - 織機のための、特に円形織機のためのヘドル - Google Patents

織機のための、特に円形織機のためのヘドル Download PDF

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Abstract

【課題】2つの端アイレットの間の所望の位置に糸アイを正確に位置付けることができ、糸アイによる経糸の損傷が防止でき、且つ経済的に生産できるヘドル及びその製法を提供する。【解決手段】端セクション15において互いに直接隣接する2つのシャフト部品13によって形成されるヘドルシャフト12と、シャフト部品13の間に糸アイ11を形成するために、2つの別個の経糸案内体20とを含み、夫々の経糸案内体20の夫々の端面にリセス25が、シャフト部品13には1つの経糸案内体20に対して1つのシャフト突起22が形成され、シャフト突起22が経糸案内体20の関連するリセス25内に係合することにより、経糸案内体がシャフト部品13の間に固定されるヘドル10である。【選択図】図1

Description

本発明は、円形織機における使用に特に好適な、織機のためのヘドルに関する。更に、このヘドルはストリップ形状の経糸の使用のために配置される。
様々な用途のためのヘドルの、複数の様々な周知の形状及び実施形態が存在する。例えば特許文献1には、例えばマットレス支持体の生産のためのワイヤを処理するためのヘドルが記載されている。ヘドルは、ヘドルフレーム内の両方の端上に保持されるヘドルシャフトを含む。ヘドルシャフトは、少なくとも2つの端セクションにおいて互いに密接に当接する2つのシャフト部品を含む。ヘドルシャフトの中央領域において糸アイを形成するために、ヘドルシャフトの伸長方向に交差して延在する円筒形のピンが、2つのシャフト部品の間に挿入される。経糸を案内するための糸アイが、これらの2つのピンの間に形成される。
特許文献2には、ストリップ形状の経糸を処理するための周知のヘドルが記載されている。ここではヘドルシャフトは、糸アイを形成するための切り抜きを有するストリップで作られる。ストリップ形状の経糸を案内するために、糸アイの範囲を定める案内面は様々な方策によって丸みを付けられ、例えば湾曲した糸案内面を有する要素の使用によって、又はヘドルシャフトの打ち抜かれたラッチを糸アイに隣接して折り返すことによって丸みを付けられる。
特許文献3には、ジャカード機で使用するためのジャガードヘドルが開示されている。この場合、ヘドル体又はヘドルシャフトは円形材料で作られる。円形材料は、ヘドルメール(heddle mail)のための開口部を有する平坦なセクションを有し、前記開口部は2つの脚部によって範囲を定められ、従って2つの脚部は離間されたシャフト部品を表す。ヘドルメールは2つのシャフト部品の間に接着されてもよい。シャフト部品上にリブが設けられてもよく、前記リブは、メールを良好かつ確実に保持するためにヘドルメール上の溝内に係合する。
特許文献4では、2つの平行に延在するストリップ形状のシャフト部品のヘドルシャフトを有するヘドルが示されており、この場合、ヘドルシャフトの伸長方向において延在する2つの離間された円筒形のピンが、ヘドルシャフトの中央領域において糸アイの範囲を定めるために設けられてもよい。これらのピンのそれぞれは経糸案内体を表す。円筒形の経糸案内体はストリップ形状のシャフト部品に、例えば接着、溶接、リベット締め、又ははんだ付けされてもよい。類似したヘドルが特開2001−303383号公報からも周知である。
独国特許出願公開第2351795(A1)号明細書 欧州特許第1795635(B1)号明細書 欧州特許出願公開第2166138(A1)号明細書 欧州特許第1795636(B1)号明細書
ヘドルシャフトの伸長方向に沿って延在する2つの別個のシャフト部品から作られるヘドルを考慮すると、経糸を杼口位置に応じた所望の位置に保持するために、2つの端アイレットの間の所望の位置に糸アイが正確に位置付けられることが確実になされなければならない。更に、糸アイは経糸が損傷されないことを確実にするものでなければならない。ストリップ形状の経糸を考慮すると、製織動作中の経糸ストリップのプリーツ形成が防止されなければならないという追加の見地が存在する。従って、これらの要求を満たし、同時に経済的な手法で生産されることが可能なヘドルを提供することが本発明の目的と考えられ得る。
この目的は、請求項1に記載の特徴を示すヘドルによって達成される。ヘドルの生産方法が請求項16によって開示される。
本発明によるヘドルは、ストリップ形状の経糸、又は経糸ストリップの製織に特に好適である。そのような経糸ストリップは、例えば配向ポリプロピレンなどのプラスチック材料からなることが多い。そのような手法で配向されたポリプロピレンは、その長手方向すなわちそれが配向された方向において、高い引き裂き強さを示す。しかし配向により、ストリップの伸長方向と交差する引き裂き強さは減少する。従ってそのようなストリップを製織することによって、両方向において耐引き裂き性のある織物が、例えば耐引き裂き性を備えた袋を生産するために実現され得る。
本発明によるヘドルは、ストリップの形状を特に有する2つの別個のシャフト部品からなるヘドルシャフトを有する。2つのシャフト部品は別個の要素として提供され、少なくとも1つの経糸案内体によって間接的に相互に接続されてヘドルが生産される。少なくとも一部の区間、例えばヘドルの糸アイの領域において、ヘドルシャフトの伸長方向に交差し、かつ経糸方向に交差する横方向に、互いにある距離を置いて、これらの2つのシャフト部品は延在する。ヘドルシャフトの伸長方向で見ると、前記ヘドルシャフトは、ヘドルをヘドル取り付けレール、又はヘドルシャフトの別の保持配置に固定するために、2つの端セクションにおいてそれぞれ1つの端アイレットを有する。
端アイレットは、一方又は両方のシャフト部品のそれぞれに各端セクションにおいて接続された端アイレット部品上に設けられてもよい。あるいは、端アイレットはシャフト部品によって直接形成されてもよい。本明細書中の本発明の一実施形態では、少なくとも端セクションにおいて2つのシャフト部品は相互に接続されてもよく、好ましくは互いに直接当接する。間接的な接続のために、2つのシャフト部品の間に延在する好適な接続体を接続部位において使用することが可能である。従って2つのシャフト部品は、少なくとも1つの接続位置において互いに間接的に又は直接的に、接着及び/若しくは溶接によって、あるいは別のボンディング接続によって、並びに/又は、例えばリベット接続によって機械的にポジティブに及び/若しくは非ポジティブに接続されてもよい。伸長方向において測定すると、端セクションは数センチメートルの、例えば最大でも3〜5cmの長さを有し得る。2つのシャフト部品はヘドルシャフトの伸長方向において、少なくとも一方の端セクションから他方の端セクションまで、好ましくはヘドルシャフトの一方の自由端からそれぞれの他方の自由端まで延在する。
糸アイの範囲を定めるために、少なくとも1つの経糸案内体が2つのシャフト部品の間に置かれて2つのシャフト部品に接続される。糸アイは経糸方向のまわりの周方向において完全に閉じられ、経糸を案内するために配置される。一実施形態では、糸アイは少なくとも1つの経糸案内体によって全ての側において範囲を定められる。別の実施形態では、糸アイは、上側及び1つの対向する下側においてそれぞれ1つの経糸案内体によって範囲を定められ、この場合、横方向ではシャフト部品によって糸アイは直接範囲を定められる。少なくとも1つの経糸案内体は1つ以上の部品からなってもよい。一部品の経糸案内体が使用される場合、これは伸長方向において互いに対向する両方の案内面を有し、この場合、経糸は前記案内面に当接し、糸アイを通して案内され得る。好ましい実施形態では2つの経糸案内体が2つのシャフト部品の間に置かれ、この場合、各経糸案内体が糸アイの2つの案内面のうちの一方を有し、経糸案内体は直接的には相互に接続されない。
糸アイの開口部の面が、端アイレットの開口部と平行に向けられた面にほぼ直角に延在する場合、特に低摩耗性の経糸案内機能が提供される。言い換えれば、糸アイの開口部は経糸方向とヘドルシャフトの伸長方向とを通して延在する1つの面内に位置し、端アイレットは、経糸方向と横方向とを通して延在する面内に開口部を有する。
糸アイの単純かつ正確な位置決めのために、各シャフト部品は、スタンピング及び/又はベンディング及び/又はエンボシングによって形成される少なくとも1つのシャフト突起を有し、この場合、シャフト突起は一方のシャフト部品からそれぞれの他方のシャフト部品に向けて突出する。スタンピングという用語は、特に打ち抜き及び/又は切り抜きによって、シャフト部品の材料を特定の点において貫通してそれにより分離する任意の選択肢を意味すると理解される。各シャフト突起に対して、少なくとも1つの経糸案内体は関連するリセスを有し、この中に前記シャフト突起が係合する。従ってシャフト突起によって、シャフト部品上の経糸案内体の位置を予め規定する位置付け手段をもたらすことが可能になる。この結果として、ヘドルの機械生産は大幅に単純化される。ボンディング接続の代わりに又はそれに加えて、シャフト突起は、リセスとのポジティブ及び/又は非ポジティブ接続を、経糸案内体とそれぞれのシャフト部品との間で達成することも可能である。従ってボンディング接続に加えて又はその代わりに、2つのシャフト部品の少なくとも2つのシャフト突起の間で、少なくとも1つの経糸案内体のインターロック及び/又はスナップインが行われ得る。この場合、シャフト突起は例えば弾性的に変形し、達成される接続によって経糸案内体に対して押し付け力を作用させてもよい。2つのシャフト部品を接続要素を介して又は直接的に相互に接続することによって、押し付け力は対抗され得、その結果として経糸案内体はシャフト部品の間に保持される。
シャフト部品と少なくとも1つの経糸案内体との間のボンディング接続が提供される場合、この接続は接着及び/又は溶接及び/又はその他の熱接合プロセスによって作られてもよい。
ヘドルの生産において、経糸案内体が2つのシャフト部品の間の所望の位置に正確に挿入され得、従ってシャフト突起が関連するリセス内に係合される。続いて、好ましくは接着及び/又は溶接によるボンディング接続が、経糸案内体とそれぞれのシャフト部品との間に形成される。それぞれのシャフト突起が係合する経糸案内体上のこのリセスの領域内には、大きな領域がボンディング接続のために設けられる。そのようなボンディング接続の作製においては、例えば接着又は溶接のプロセス中に接合部位において凹凸又は隆起が形成される可能性がある。所望によってはこれらの凹凸は経糸案内体のリセスの領域内に形成され得るという事実の結果として、ヘドルの経糸案内セクションがそれらの形状に関して損なわれるという危険がなくなる。従って、少なくとも1つの経糸案内体がシャフト部品にボンディングされる可能性が提供され、この場合、経糸と接触するヘドルのセクション、すなわちシャフト部品の外面と糸アイの領域とは、ボンディング接続の提供によって損なわれることがないままとなる。そのようなヘドルは非常に単純な手法で生産され得、また機械製造され得る。経糸への応力の増加又は損傷をもたらし得る生産中の形状変化が回避される。
ヘドルシャフトの2つのシャフト部品は金属又は合金からなることが好ましい。少なくとも1つの経糸案内体は、シャフト部品と同じ材料からなってもよい。経糸案内体はまた、経糸を支持し得る経糸案内体の案内面と経糸との間の摩擦を最小にするためにコーティングを施されてもよい。少なくとも1つの経糸案内体はセラミック、硬質金属、又はプラスチック、特に強化プラスチックからなってもよく、例えば複合材料からなってもよい。
好ましくは2つのシャフト部品はストリップ形状であり、この場合、経糸方向において測定されるそれらの幅は、横方向における厚さより少なくとも5〜10倍大きい。
ヘドルの安定性を向上させるために、好ましくは少なくとも1つの経糸案内体は2つのシャフト部品にボンディングされ、特にそれぞれのシャフト部品のシャフト突起と経糸案内体のそれぞれの関連するリセスとの間のこのボンディング接続が提供される。経糸案内体上のリセス及びそれぞれのリセス内に係合するシャフト突起の数は様々であってもよい。従って、複数のシャフト突起が経糸案内体上の共用のリセスと関連付けられてもよい。ヘドルの好ましい実施形態では、各シャフト部品が各経糸案内体につき1つ又は2つのシャフト突起を有する。
ヘドルの好ましい実施形態では、直接的には相互に接続されていない2つの別個の経糸案内体が存在する。経糸のための当接面として働く案内面が各経糸案内体上に設けられ、この場合、経糸は杼口位置に応じて一方の案内面又は他方の案内面のいずれかに当接する。経糸方向で見ると、案内面は湾曲してエッジ及びオフセットなしで構成されることが好ましい。横方向すなわち2つのシャフト部品の間では、案内面は、特に全ての点において平坦である。ヘドルシャフトの伸長方向において測定される糸アイの高さは、2つの案内面の間の最小距離に一致し、好ましくは最大でも1.5mmである。横方向における糸アイの幅は特に、ヘドルシャフトの伸長方向における糸アイの高さより大きく、好ましくは少なくとも2〜5倍大きい。
例示的一実施形態においては、シャフト突起は、伸長方向において延在するそれぞれのシャフト部品の2つのエッジからある距離を置かれる。シャフト突起とそれぞれのシャフト部品のエッジとの間に空間が存在してもよい。
一実施形態では、ギャップも切り抜きもなしにシャフト部品がシャフト突起に移行してもよい。この実施形態では、シャフト突起に隣接した開口部はシャフト部品内に存在しない。そのようなシャフト突起は、特にエンボシングによって作られ得る。シャフト部品上の開口部なしに少なくとも1つのシャフト突起を製造することにより、シャフト突起と経糸案内体との間にボンディング接続が作られる際に、糸アイから離れる方を向いたシャフト部品の外面上で他の突出する変形が形成されないことが確実になる。別の例示的実施形態では、シャフト突起は、シャフト部品からスリットによって分離されたラッチによって形成されてもよい。例えばスリットは、角ばった又は丸みのあるU形状を有し、シャフト部品に対して3つの側部においてラッチを露出(freilegen)させてもよい。接続を形成するためにこのラッチは非常に簡単にリセス内に曲げられ得る。
更に、少なくとも1つの経糸案内体は、横方向に延在する延長部を、特に、経糸のための案内面の延長として含むことが可能である。この延長部は、関連するシャフト部品におけるリセス又は切り抜きと係合する。横方向で見ると、経糸案内体上の案内面は、この延長部を介してシャフト部品のリセス内に延在され得る。この実施形態では、経糸案内体とそれぞれのシャフト部品との間に、ヘドルシャフトの伸長方向におけるギャップであってそのギャップ内に経糸がひっかかり損傷する可能性があるギャップは形成され得ない。好ましくは、延長部は回転対称ではない断面形状を有する。特に、前記延長部はシャフト部品上のリセス内で、全案内面に沿って3つの位置において当接し、好ましくは平面当接する。好ましくは、延長部はオフセットなしに案内面に移行するか、又は隣接するシャフト部品に実質的に沿った移行面が糸アイの内側に存在し、前記移行面は案内面と延長部とをギャップなしに接続する。
有利な実施形態を考慮すると、経糸案内体は、ヘドルシャフトの伸長方向において糸アイから離れるにつれて先細りになる。この場合、前記ヘドルシャフトは、少なくとも、湾曲した外側面又は伸長方向に対して傾斜した様態で延在する外側面であってそれぞれのシャフト部品と関連付けられる外側面を有する区間が設けられてもよい。一例示的実施形態では、この外側面は、伸長方向において異なる傾斜角を定める2つの面セクションを有する。特に、2つの面セクションは互いに直接隣接する。経糸案内体のこの実施形態により、2つのシャフト部品を、経糸案内体から開始してそれぞれの端アイレットに向けて傾斜した様態で案内することが可能になり、これにより2つのシャフト部品の間の当接が糸アイから最小の距離において可能になる。この結果として、伸長方向Eにおいて比較的短いヘドルを生産することも可能になる。2つのシャフト部品は、端セクション以外でも直接的に隣接及び/又は相互に接続されてもよく、これによりヘドルの安定性及び捩り剛性が増加する。
一実施形態では、少なくとも1つの経糸案内体は、それぞれのシャフト部品と関連付けられるその外側面内に、接着剤を分配するための流れ溝を有してもよい。少なくとも1つの流れ溝は経糸方向に延在することが好ましい。また、流れ溝が余分な接着剤を受け入れるようにしてもよい。
1つの有利な実施形態では、接着剤リザーバが経糸案内体上に設けられてもよく、この場合、シャフト突起と関連付けられるリセスが接着剤リザーバとして働いてもよい。この結果として、接着によるボンディング接続の形成は、単純化される。接着剤リザーバは特に、経糸案内体の後側上で終結する、接着剤のための充填開口部を有してもよい。経糸案内体の後側は、経糸の支持体によって提供される案内面から離れる方を向いている。
更に、接着剤リザーバが少なくとも1つの流れ溝と流体的に連通し、これによりその中の接着剤が流れ溝を通して均一に分配され得る場合、有利である。
上記の特徴を示すヘドルは、以下の手法で生産することができる。
最初に、2つのシャフト部品が提供され、これらは例えば板形状又は箔形状の開始材料から打ち抜かれるか又は切り抜かれる。この場合、端アイレットが各シャフト部品内の切り抜きとして既に設けられていてもよい。シャフト部品が打ち抜かれるか又は切り抜かれる際に、又は後続の処理ステップの間に、各シャフト部品上に少なくとも1つのシャフト突起が分離及び/又はベンディング及び/又はエンボシングによって形成される。例えば一例示的実施形態では、スタンピング、特に打ち抜きと、ベンディングとの組み合わせがシャフト突起の形成のために使用されてもよい。あるいはエンボシングによって、シャフト部品上の開口部なしにシャフト突起を作ることも可能である。2つのシャフト部品は、例えば接着及び/又は溶接などのボンディング接続によって、少なくとも2つの端セクションにおいて互いに隣接して密接に接触され相互に接続されてもよい。あるいはこの接続は、少なくとも1つの経糸案内体を取り付けた後で作られてもよい。
糸アイを形成するために、少なくとも1つの及び好ましくは2つの経糸案内体が2つのシャフト部品の間に配置され固定される。シャフト突起は、経糸案内体の位置を、及び/又はシャフト部品に対するその向きを予め規定するために配置される。この場合、各シャフト部品上に設けられた少なくとも1つのシャフト突起がそれぞれの関連するリセスと係合するような様態で、経糸案内体のリセスがシャフト部品の間に配置される。ボンディング接続を形成するために、シャフト部品の間に経糸案内体を取り付ける前又は後に、経糸案内体上の接着剤リザーバ内に接着剤を注入することが可能であり、前記接着剤リザーバは例えばリセスによって代表される。
本発明の有利な実施形態は従属項及び明細書の記載から推定され得る。明細書の記載は本発明の本質的な特徴に限定されている。図面は補助的な参照のために使用されるべきである。本発明について添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
本発明によるヘドルの第1の例示的実施形態の斜視図である。 糸アイの範囲を定めるための、図1と同様の第1の例示的実施形態の経糸案内体の経糸方向における概略図である。 図2の経糸案内体の斜視図である。 経糸案内体の代替の実施形態の斜視図である。 経糸案内体の別の代替の実施形態オプションの斜視図である。 図5と同様の経糸案内体の修正された実施形態の斜視図である。 糸アイの領域内の断面による、ヘドルの第2の例示的実施形態の概略部分図である。 糸アイの領域内の断面による、本発明によるヘドルの第3の例示的実施形態の概略部分図である。 本発明によるヘドルの第4の例示的実施形態の概略部分図である。
図1〜図3は、ヘドル10の第1の例示的実施形態10aを示す。ヘドル10は、製織プロセスの間に経糸を案内するために配置される。この場合、経糸はヘドル10の糸アイ11を通り抜ける。ヘドル10の糸アイ11を通して案内された経糸を所望の杼口位置に導くために縦方向に移動する、製織機の図示されていない製織シャフト内に、ヘドル10は配置される。ここで説明するヘドル10は、特に、原則として工業用織物において使用されるストリップ形状の経糸を製織するために配置される。特に、例えば配向ポリプロピレンのプラスチックストリップを処理して織物を生産することが意図されている。プラスチックストリップは、その生産のために使用されるプロセスによっては、横方向におけるよりも大きな引き裂き強さをその伸長方向において示す場合がある。従って経糸には、損傷を避けるために、経糸方向Kに交差する横方向において過剰に応力をかけてはならない。生産される織物においては、経糸に作用する力は緯糸によって吸収され、従って全体的に耐引き裂き性のある織物が形成される。本発明によるヘドル10は、ホース状織物を生産する円形織機における使用に特に好適である。
全ての例示的実施形態において、ヘドル10は、2つの別個の例えばストリップ形状のシャフト部品13で作られたヘドルシャフト12を有する。伸長方向Eで見ると、シャフト部品13は、ヘドルシャフト12の2つの自由端14の間で全体的に延在する。自由端14はそれぞれヘドルシャフト12の端セクション15にあり、この中には、製織シャフトのヘドル取り付けレールにヘドル10を固定するための端アイレット16が設けられる。ヘドル10の第1の例示的実施形態10aによって示されるように、端アイレット16は閉リングとして、すなわちO形状の端アイレット16として構成されてもよい。あるいは端アイレット16は、伸長方向Eにおいて延在する長手方向側部上で部分的に開いていてもよく、この結果としてC形状又はJ形状の端アイレットが実現される。
2つのストリップ形状をしたシャフト部品13は、平面的な様態で互いに直接的に対向して置かれ、平面的な様態で又は端セクション15内のいくつかの点において接続される。この接続は材料ボンディングによって、例えば接着及び/又は溶接によって達成されることが好ましい。図1に示すヘドル10の例示的実施形態10aを考慮すると、2つのシャフト部品13は端セクション15以外では相互に接続されず、実施例におけるように、伸長方向Eに交差し、かつ経糸方向Kに交差する横方向Qにおいて、互いにある距離を置いて配置される。横方向Qと伸長方向Eとは、糸アイ11の通過開口部が位置する平面を規定する。経糸方向Kは、伸長方向E及び横方向Qに対して直角に向いている。杼口位置によっては、経糸が糸アイ11を斜めに通り抜けることがもちろん可能であり得る。経糸方向Kという用語は、糸アイ11によって規定される開口面に対して直角に延在する方向として規定される。
本明細書中に記載されるヘドル10の好ましい実施形態では、端アイレット16は、2つのストリップ形状をしたシャフト部品13内の切り抜きによって直接形成される。これらは例えば開始材料で、シャフト部品13が打ち抜かれるか又は切り抜かれる際に作られてもよい。この例によれば、シャフト部品13は金属又は合金からなる。あるいは、シャフト部品13はプラスチック及び/又は複合材料からなってもよい。
糸アイ11を形成するために、2つのシャフト部品13の間に、横方向Qにおいて2つのシャフト部品13を互いに接続する少なくとも1つの経糸案内体20が存在する。本明細書中に記載される例示的実施形態では、ヘドル10は、伸長方向Eにおいて互いにある距離を置いて配置される2つの経糸案内体20を含み、前記経糸案内体20は互いに別個に構成され、直接的には相互に接続されない。2つの経糸案内体20のそれぞれは、他方の経糸案内体20に面した側面上に、ヘドル10を通して案内される経糸のための当接面として働く案内面21を有する。案内面21は経糸方向Kにおいて凸状に湾曲している。案内面21は、2つのシャフト部品13の間の横方向Qにおいて完全にまっすぐである。
ここに示す例示的実施形態では、2つの経糸案内体20は、糸アイ11の範囲を定めることに関して同一の働きをする。ヘドル10は、経糸方向Kと伸長方向Eとによって規定される長手方向面に対して対称である。
ここで説明する例示的実施形態の変更では、1つのみの経糸案内体20が使用され、前記案内体が糸アイ11を画定し、リングの形態でこれを囲むことも可能である。糸アイ11の幅は、製織されるストリップ形状の経糸の幅に適合され、これにより、横方向Qにおいて測定される糸アイ11の幅は、ストリップ形状の経糸の幅と同じになるか又はそれよりも最小限にのみ大きくなる。例示的実施形態においては2つの別個の経糸案内体20が使用され、横方向Qにおいて糸アイは一方又は両方の経糸案内体20によってではなく2つのシャフト部品13によって範囲を定められるという事実の結果として、横方向Qにおけるヘドル10の寸法は非常に小さくなり得る。これは、生産される織物の経糸の密度がそれに対応して高くなるという利点を有する。
各シャフト部品13上に経糸案内体20のそれぞれのための少なくとも1つのシャフト突起22が存在する。ヘドル10の第1の例示的実施形態10aのシャフト突起22は、特に図2及び図3から判る。第1の例示的実施形態10aでは、各経糸案内体20のために各シャフト部品13上に正確に1つのシャフト突起22が存在する。シャフト突起22は、それぞれのシャフト部品13の材料で、変形によって作られる。第1の例示的実施形態10aでは、シャフト突起22はスタンピング及びベンディングによって形成される。経糸案内体20の所望の取り付け位置において、自由端23aを有するラッチ23が、例えば打ち抜かれるか又は切り抜かれることによって各シャフト部品13上で露出され、前記ラッチ23は続いてシャフト部品13の面から外に曲げられ、これによりシャフト突起22が形成される。ラッチ23はその自由端23a及び2つの対向する長手方向側部において、シャフト部品13の残りの材料から分離され、この結果として、言わばU形状のスリットがラッチ23の周りに形成される。固定端23bの反対側の自由端23aにおいて、ラッチ23はシャフト部品13に継ぎ目も接合部もなしに接続される。他のスリット形状も可能であることが理解される。図1において、2つの経糸案内体20を固定するためにシャフト部品13内に形成されるラッチ23が、それらの自由端23aを互いに向け合っていることがわかる。
図1では、シャフト突起22のうちの2つのみを見ることができる。観察者から離れる方を向いた側において、それぞれの他方のシャフト部品13上にシャフト突起22がやはり存在し、前記シャフト突起22は図面に示されていない。説明したように、ヘドル10はその長手方向中心面に対して対称である。
リセス25が各経糸案内体20上に設けられ、そのリセス25内には少なくとも1つの関連するシャフト突起22が係合してもよい。第1の例示的実施形態10では、各シャフト突起22は別個のリセス25と関連付けられる。あるいは、例えば図8による例示的実施形態における場合のように、経糸案内体20を固定するため又は位置付けるためにいくつかのシャフト突起22が各シャフト部品13上に設けられる場合に、いくつかのシャフト突起22が1つのリセス25内に係合することも可能である。
従ってヘドル10の第1の例示的実施形態10aの経糸案内体20は、横方向Qにおける対向する側上にそれぞれが配置された2つのリセス25を有する。各リセス25は、経糸案内体20の一方の側面26に向けて開かれている。経糸案内体20の各外側面26はシャフト部品13と関連付けられ、少なくとも部分的に前記シャフト部品に当接する。
リセス25の形状又は輪郭は、シャフト突起22の形状及び輪郭に応じて選択されてもよい。ヘドル10の第1の例示的実施形態10aでは、それぞれのリセス25はシャフト突起22の寸法と一致しない。この例によるリセス25の寸法は、1つ又は2つの空間的方向においてシャフト突起22の寸法より大きい。経糸方向Kにおいて測定されるリセス25の幅は、シャフト突起22の幅に一致し得る。シャフト突起22の幅は、経糸方向Kにおいて測定されるストリップ形状をしたシャフト部品13の幅より小さい。この第1の例示的実施形態10aでは、リセス25は平行六面体の概略輪郭を有する。
ヘドル10の第1の例示的実施形態10aでは、各経糸案内体20はその外側面上に、横方向Qにおいて延在する延長部27を有する。この延長部27は、例えば開口部を有さないリセスとして構成されたシャフト部品13上のリセス28内に係合する。リセス28は、ラッチ23を切り抜いてこれを内側に曲げることによって形成されてもよい。この場合、ラッチ23が露出される際に、ラッチ23の自由端23aに隣接してリセス28を拡大するために、リセス28に属する領域を打ち抜くか又は切り抜くことが可能である。延長部27の長さは最大でもシャフト部品13の厚さ(いずれも横方向Qにおいて測定される)に一致し、従って延長部27は、糸アイ11から離れる方を向いたヘドルシャフト12の外側12a上でシャフト部品13のリセス28から突出しない。この延長部27は、特に図2及び図3によって示されるように、シャフト部品13と面一になってもよい。
例示的実施形態を考慮すると、延長部27の幅及びリセス28の幅(どちらも経糸方向Kにおいて測定される)は互いに一致する。特に、この幅はシャフト突起22又はラッチ23の幅とも同一であってもよい。延長部27は、少なくとも1つの及びこの例によれば2つの、経糸方向Kにおける延長部27の対向する側上に設けられた、かつ好ましくはリセス28のそれぞれのエッジに当接する、特に平行な平坦面29を有する。このようにして経糸案内体20は、回転に対抗して固定され、方向が固定されてシャフト部品13上に配置される。
本明細書中に記載される実施形態のうちのいくつかでは、延長部27は、オフセット及びエッジなしに案内面21に移行する。従って延長部27は、案内面21に隣接して、経糸方向Kにおいて案内面21と一致して湾曲する。この結果として案内面21は、言わばオフセット及びエッジなしに延長部27によってリセス28内に延在する。代わりに全ての実施形態において、隣接するシャフト部品13に実質的に沿って延在する移行面27aが糸アイ11の内側に存在し、前記移行面27aは案内面21と延長部27とをギャップなしに接続する、ということが可能である(図5a)。移行面27aはギャップがないように構成される。両方の実施形態が、糸アイ11に面するシャフト部品13の内側30と案内面との間で伸長方向Eにおけるギャップが形成され得ないという利点を有する。経糸はそのようなギャップに引っかかる及び/又はそのようなギャップ内で損傷する可能性がある。
横方向Qで測定すると、経糸案内体20の幅は、伸長方向Eにおいて案内面21から減少する。従って経糸案内体20は、糸アイ11から端アイレット16に向かう方向で先細りになる。ヘドル10の第1の例示的実施形態10aでは、経糸案内体20の外側面26は伸長方向Eに対してある角度をなして傾斜している。この例によれば、外側面26は一様に均一な傾斜を示さず、第1の面セクション26aと第2の面セクション26bとを有する。2つの面セクション26a及び26bは互いに直接隣接する。第1の面セクション26aは、伸長方向Eを基準にした平行からの第1の傾斜角α1を定め、第2の面セクション26bは、これと異なる第2の傾斜角α2を定める。第2の傾斜角α2は傾斜角α1より大きい。第2の面セクション26bは、案内面21に対向する経糸案内体20の後側31に直接隣接する。第1の面セクション26aは第2の面セクション26bから案内面21まで延在する。面セクション26a、26bは、両方ともリセス25及び延長部27のそれぞれによって、離間された部分領域に分割され、この例によれば、延長部27は第1の面セクション26aの2つの部分領域の間に配置される。この例によれば、延長部27はリセス25に直接隣接する。
図2に示すように、経糸案内体20は、第1の面セクション26aに沿ってのみ、それぞれの関連するシャフト部品13に平面的な様態で当接することができ、一方、この例によれば、第2の面セクション26bとシャフト部品13との間に楔形状のギャップが存在する。
本明細書中に記載される好ましい例示的実施形態を参照すると、経糸案内体20はシャフト部品13にボンディングの様態で接続される。これを達成するために経糸案内体20は、それぞれの外側面26に開口する接着剤リザーバ35を含む。図1〜図3におけるようなヘドル10の第1の例示的実施形態10aでは、経糸案内体20がヘドルシャフト12に接続される前か、又は一時的接続及び位置付けがシャフト突起22及びリセス25によって形成された後のいずれかに、この接着剤リザーバ35は接着剤で満たされる。リセス25内部でのボンディング接続は、接着剤の量は近似的にのみ計量すればよいという利点を有する。余分な接着剤は、リセス25によって形成される接着剤リザーバ35内に留まる。糸アイ11の内側の形状、又はヘドルシャフト12の外側又は外面の領域内の形状からのずれが回避される。ヘドルシャフト12が経糸と接触するところではどこでも、形状からのそのようなずれ又は凹凸は、経糸に対する応力の増加、更には損傷をもたらし得る。これは本明細書中に記載されるヘドル10を用いて回避される。
図1のヘドル10の例示的実施形態10aでは、他の経糸案内体20を使用することも可能である。経糸案内体20の追加の例示的実施形態を図4及び図5に示す。図1〜図3に関連して説明したヘドル10の構成は、第1の例示的実施形態10aの構成に一致し得、従って第1の例示的実施形態10aに関する説明を参照されたい。修正された経糸案内体20の使用によるこの例示的実施形態からの具体的なずれについて以下に説明する。
図1〜図3に示す経糸案内体20において経糸方向Kで測定される延長部27は経糸案内体20の最大幅より小さいのに対して、図4及び図5の例示的実施形態では、延長部27の最大幅は経糸案内体20の最大幅に一致する。図4及び図5の実施形態における、延長部27に隣接する外側面26であってそれぞれのシャフト部品13との当接が意図される外側面26は、伸長方向Eに対して傾斜せず、伸長方向Eと経糸方向Kとによって規定される面内で延在する。図示された例示的実施形態の修正では、外側面26は第1の例示的実施形態におけるように傾斜してもよく、この場合、外側面26の傾斜は一定であってもよく、又は第1の例示的実施形態におけるように、異なる面セクションにおいて異なる大きさを有してもよい。
図4の例示的実施形態では、リセス25又は接着剤リザーバ35は円錐状セグメントの形状を有する。リセス25又は接着剤リザーバ35のサイズは、後側31から開始して外側面26に沿って延長部27に向けて減少する。図5に示す例示的実施形態では、リセス25又は接着剤リザーバ35は実質的に平行六面体の形状を有する。
全ての例示的実施形態において、接着剤リザーバ35は後側31上にオリフィス36を有する。後側31上のこのオリフィス36は、接着剤のための充填開口部37を表す。接着剤は、経糸案内体20が2つのシャフト部品13の間でシャフト突起22によって所定の位置に位置付けられる又は一時的に保持される際に、充填開口部37に充填されてもよい。この場合、シャフト突起22はリセス25内で経糸案内体20に材料ボンディングの様態で接続される。
経糸案内体20とシャフト部品13との間のボンディング接続をリセス25以外でも達成できるように、図4に示す例示的実施形態は外側面26内に1つ以上の流れ溝38を有する。例示的実施形態では、流れ溝38は経糸方向Kにおいて互いに平行に延在する。図4の例示的実施形態では、6つの流れ溝38が各外側面26内に設けられる。流れ溝38は任意の断面形状を有してもよく、半円又は円弧の形状の断面を有し得る。流れ溝38は接着剤リザーバ35で終結し、従ってそれらは接着剤リザーバ35と流体連通する。例示的実施形態では、各流れ溝38は、接着剤リザーバ35から外側面26のエッジまで外側面26を通じて延在する。流れ溝38は、経糸案内体20の外側面26のエッジに向かって閉じられるか、又はこのエッジからある距離を置いて終了することも可能であり、これにより流れ溝38を介して接着剤が出ることが防止される。
また、図5に示す経糸案内体20において、各外側面26内に少なくとも1つの流れ溝38が設けられてもよい。図1〜図3に示す例示的実施形態においても、外側面26の少なくとも第1の面セクション26aにおいて、少なくとも1つの流れ溝が存在し得る。
図4に示す例示的実施形態とは異なり、少なくとも1つの流れ溝38は、経糸方向Kとは異なる向きであってもよい。好ましくは各流れ溝は接着剤リザーバ35から一直線に延在し、この場合、湾曲した又は曲がった線も原則として考えられる。
図1〜図3に関連して説明したヘドル10の第1の例示的実施形態10aを考慮すると、シャフト部品13はシャフト突起22の領域内に切り抜き、スリット、又はリセスを有する。あるいは図6の第2の例示的実施形態10b、図7の第3の例示的実施形態10c、及び図8の第4の例示的実施形態10dの場合のように、シャフト突起22は変形によって作られ、その周囲に沿っていかなるギャップも有さず、残りのシャフト部品13に継ぎ目及び接合部なしに接続されてもよい。これらの3つの例示的実施形態を考慮すると、例示されているように、シャフト突起22はシャフト部品13内の瘤形状のエンボシングである。実施例にあるように、それぞれの経糸案内体20と関連付けられる側において、瘤様の又は球状セグメントのようなシャフト突起22がエンボシングによって形成され、同時に、ヘドルシャフト12の対向する外側12a上に凹所40が形成される。
図6に示す例示的実施形態では、経糸案内体20は管片41によって表される。管片41によって範囲を定められる円筒形の中空空間は、この例示的実施形態において両方のシャフト部品13のシャフト突起22と関連付けられるリセス25を表す。この例示的実施形態では、リセス25は接着剤リザーバ35としても働く。
経糸案内体20は、ヘドル10の第2の例示的実施形態10b及びヘドル10の第3の例示的実施形態10cでは円筒形状を有する。この場合、各経糸案内体20上の案内面21は円筒面の一部によって形成される。各経糸案内体20のリセス25(1つ又は複数)の形状及び構成は、原則として所望に応じて選択され得る。ヘドル10の第2の例示的実施形態10bでは、各経糸案内体20上に単一の円筒状のリセス25が設けられるのに対して、ヘドル10の第3の例示的実施形態10cにおける各経糸案内体20は、接着剤リザーバ35としても働き得るプリズム形状又はピラミッド形状のリセス25を各外側面26上に有する。
ヘドル10の第4の例示的実施形態10dを図8に概略的に示す。これまでの例示的実施形態とは異なり、ここでは各シャフト部品が、経糸案内体20につき2つ以上のシャフト突起22を有する。経糸案内体20内に存在するリセス25は、シャフト突起22の形状及びサイズに適合され、この結果として、シャフト突起22とそれぞれのリセス25との間にポジティブな接続が形成され得る。あるいは、それぞれのリセス25の壁と、関連するシャフト突起22との間に接着剤ギャップを設け、これによりリセス25が接着剤リザーバ35としても働き得るようにすることも加えて可能である。この例によれば、各シャフト突起22はリセス25と関連付けられる。
ヘドル10の第4の例示的実施形態10dにおけるように、経糸案内体20は、経糸方向Kにおいて湾曲して延在する案内面21を有する。この案内面は経糸案内体20の案内セクション42内に設けられる。案内セクション42は2つのシャフト部品13の間に延在する。糸アイ11は、2つの経糸案内体20の2つの案内セクション42の間に形成される。
各経糸案内体20は、案内セクション42から交差して延在する2つの脚部(Schenkel)43を有し、前記脚部43は経糸案内体20の側面26を有する。各脚部43はシャフト部品13と関連付けられ、前記シャフト部品13に当接する。従って経糸案内体20はU形状である。
本発明は、特にストリップ形状の経糸を製織するために設けられ設計されるヘドル10に関する。前記ヘドル10は、2つのシャフト部品13によって形成されるヘドルシャフト12を含む。前記シャフト部品13は、ヘドルシャフト12のそれぞれの端セクション15において互いに直接隣接して置かれ、相互に接続される。ヘドル10の端アイレット16も前記端セクション15内にある。両方のシャフト部品13の間に糸アイ11を形成するために、2つの別個の経糸案内体20がシャフト部品13の間に置かれる。ヘドルシャフト12に対する経糸案内体20の位置を決定するために、各シャフト部品13上に各経糸案内体20について少なくとも1つのシャフト突起22が、スタンピングとそれに続くベンディングとによって、又はエンボシングによって作られる。前記シャフト突起22は経糸案内体20の関連するリセス25内に係合し、シャフト突起22と経糸案内体20との間のボンディング接続が、好ましくはリセス25内で作られる。
10 ヘドル
10a ヘドルの第1の例示的実施形態
10b ヘドルの第2の例示的実施形態
10c ヘドルの第3の例示的実施形態
10d ヘドルの第4の例示的実施形態
11 糸アイ
12 ヘドルシャフト
12a ヘドルシャフトの外側
13 シャフト部品
14 ヘドルシャフトの自由端
15 端セクション
16 端アイレット
20 経糸案内体
21 案内面
22 シャフト突起
23 ラッチ
23a ラッチの自由端
23b ラッチの固定端
25 リセス
26 経糸案内体の外側面
27 延長部
27a 移行面
28 切り抜き
29 平坦面
30 シャフト部品の内側
31 経糸案内体の後側
35 接着剤リザーバ
36 オリフィス
37 充填開口部
38 流れ溝
40 凹所
41 管片
42 案内セクション
43 脚部

Claims (16)

  1. 織機のためのヘドル(10)であって、
    ヘドルシャフト(12)であって、その2つの端セクション(15)上にそれぞれ1つの端アイレット(16)を有し、かつ少なくとも部分において互いに離間して延在する2つの別個のシャフト部品(13)を有するヘドルシャフト(12)を備え、
    前記2つのシャフト部品(13)の間に配置されて経糸のための糸アイ(11)の範囲を定める一対の経糸案内体(20)を備え、
    各シャフト部品(13)には、スタンピング及び/又はベンディング及び/又はエンボシングによって1つの経糸案内体(20)について1つのシャフト突起(22)が形成され、
    前記各シャフト部品(13)上のシャフト突起(22)が前記経糸案内体(20)上のリセス(25)に係合することによって前記経糸案内体(20)の両端が前記ヘドルシャフト(12)上に位置付けられ、及び/又は固定されるとともに、
    前記経糸案内体(20)の両端が前記ヘドルシャフト(12)上に位置付けられ、及び/又は固定された状態においては、前記シャフト突起(22)は前記経糸案内体(20)のリセス(25)内に延在する
    ヘドル(10)。
  2. 前記2つのシャフト部品(13)はストリップ形状であることを特徴とする、
    請求項1に記載のヘドル(10)。
  3. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は前記2つのシャフト部品(13)に材料ボンディングの様態で接続されることを特徴とする、
    請求項1又は請求項2に記載のヘドル(10)。
  4. 前記経糸案内体(20)が前記糸アイ(11)を有すること、又は前記ヘドルシャフト(12)の伸長方向(E)に沿って離間された2つの前記経糸案内体(20)が、1つの上側及び1つの下側において前記糸アイ(11)の範囲を定めることを特徴とする、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  5. 前記シャフト突起(22)は前記シャフト部品(13)に、周方向におけるいかなるギャップもなしに接続されていることを特徴とする、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  6. 前記シャフト突起(22)は、スタンピングによって前記シャフト部品(13)から露出されたラッチ(23)によって形成されることを特徴とする、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  7. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は両方の側のそれぞれにおいて1つの延長部(27)を有し、前記延長部は、それぞれの関連する前記シャフト部品(13)上のリセス(28)内に係合することを特徴とする、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  8. 前記延長部(27)は、前記経糸の支持のために配置される案内面(21)にオフセットなしに移行することを特徴とする、又は、隣接する前記シャフト部品(13)に実質的に沿って前記糸アイ(11)内に延在する移行面(27a)が設けられ、前記移行面は前記案内面(21)と前記延長部(27)とをギャップなしに接続することを特徴とする、
    請求項7に記載のヘドル(10)。
  9. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は、前記ヘドルシャフト(12)の伸長方向(E)において前記糸アイ(11)から離れるにつれて先細りになることを特徴とする、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  10. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は、少なくとも部分において前記伸長方向(E)に対して傾斜した様態で延在する1つの外側面(26)を有することを特徴とする、
    請求項9に記載のヘドル(10)。
  11. 前記外側面(26)は、伸長方向(E)に対して異なる傾斜角(α1、α2)を形成する第1の面セクション(26a)と第2の面セクション(26b)とを有することを特徴とする、
    請求項10に記載のヘドル(10)。
  12. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は、前記それぞれのシャフト部品(13)と関連付けられるその外側面(26)内に、接着剤の分配のための少なくとも1つの流れ溝(38)を有することを特徴とする、
    請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  13. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)は、前記それぞれのシャフト部品(13)と関連付けられる外側面(26)に開口する接着剤リザーバ(35)を有することを特徴とする、
    請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のヘドル(10)。
  14. 前記少なくとも1つの経糸案内体(20)上の前記リセス(25)が前記接着剤リザーバ(35)として作用することを特徴とする、
    請求項13に記載のヘドル(10)。
  15. 前記接着剤リザーバ(35)は、前記経糸案内体(20)の後側(31)上の充填開口部(37)において終結し、前記後側(31)は、経糸の支持のために配置される案内面(21)から離れる方を向いていることを特徴とする、
    請求項14に記載のヘドル(10)。
  16. 織機のためのヘドル(10)を生産する方法であって、ここで前記ヘドル(10)は、ヘドルシャフト(12)であってその2つの端セクション(15)上にそれぞれ1つの端アイレット(16)を有し、かつ少なくとも部分において互いに離間して延在する2つのシャフト部品(13)を有するヘドルシャフト(12)を有し、かつここで前記ヘドル(10)は、前記2つのシャフト部品(13)の間に配置されて経糸のための糸アイ(11)の範囲を定める一対の経糸案内体(20)を有し、前記方法は、
    前記ヘドルシャフト(12)の前記シャフト部品(13)を提供するステップと、
    各シャフト部品(13)上に1つの経糸案内体(20)について1つのシャフト突起(22)をスタンピング及び/又はベンディング及び/又はエンボシングによって作り、前記ヘドルシャフト(12)の少なくとも前記2つの端セクション(15)において前記2つのシャフト部品(13)を接続するステップと、
    前記各シャフト部品(13)上のシャフト突起(22)を前記経糸案内体(20)上のリセス(25)に係合させることによって前記経糸案内体(20)の両端を前記ヘドルシャフト(12)上に位置付け、及び/又は固定するステップと
    を含み、
    前記経糸案内体(20)の両端が前記ヘドルシャフト(12)上に位置付けられ、及び/又は固定された状態においては、前記シャフト突起(22)が前記経糸案内体(20)のリセス(25)内に延在する
    方法。
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