JP2018117613A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することが可能なコンバインが要望されている。【解決手段】コンバインに、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク9と、穀粒貯留タンク9に接続された縦搬送部13と、縦搬送部13の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部14と、を有し、穀粒貯留タンク9内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置12と、衛星から位置情報を受信するGPSアンテナ20と、が備えられている。GPSアンテナ20は、収納状態における横搬送部14よりも高い位置に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナが備えられたコンバインに関する。
従来より、例えば、特許文献1に記載の農作業車が既に知られている。特許文献1に記載の農作業車は、衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナ(文献では「GPS用アンテナ」)を備えており、衛星から受信した位置情報を用いて各種の制御を行なうようになっている。
特開2015−22662号公報
特許文献1に記載の農作業車では、衛星測位アンテナがキャビンの後壁の背後に位置している。しかし、キャビンの後壁は、通常、金属製であるところ、金属製の部材が衛星測位アンテナと同じ高さ位置に存在していると、衛星測位アンテナによる電波の受信に悪影響を及ぼすことが懸念される。
上記状況に鑑み、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することが可能なコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられていることにある。
本特徴構成によれば、金属製の横搬送部の影響を受けることなく、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することができる。
さらに、本発明において、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンを支持するキャビンフレームのうち最も高い位置に位置する部位よりも高い位置に設けられていると好適である。
キャビンフレームは、通常、金属製である。本特徴構成によれば、キャビンフレームの影響を受けることなく、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することができる。
さらに、本発明において、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナを、前記キャビンのルーフ部の最上端よりも上側に位置する高位置状態と、前記高位置状態よりも低い低位置状態とに変更する位置変更機構が備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナを高位置状態にすることにより、ルーフ部の影響を受けることなく、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することができる。また、衛星測位アンテナを低位置状態にすることにより、コンバインの運搬時や収納時に、衛星測位アンテナが邪魔になり難くなる。
さらに、本発明において、
前記低位置状態において、前記衛星測位アンテナは、前記ルーフ部の最上端よりも下側に位置すると好適である。
本特徴構成によれば、コンバインの運搬時や収納時に、衛星測位アンテナがより邪魔になり難くなる。
さらに、本発明において、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンの側部に上下揺動可能に支持され、
前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナを上下揺動させるだけで、高位置状態と低位置状態とに容易に変更することができる。
さらに、本発明において、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に、機体前後方向に延びる軸心周りで上下揺動可能に支持され、
前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを前記軸心周りで上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナがキャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に位置しているため、衛星測位アンテナがキャビン内からの機体前後方向の視界の邪魔にならない。
さらに、本発明において、
前記キャビンを支持するキャビンフレームに、前記キャビンのルーフ部を支持するルーフフレームが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、ブラケットを介して前記ルーフフレームに支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナをルーフフレームに直接支持させる場合よりも、衛星測位アンテナを所望の位置に配置し易くなる。また、衛星測位アンテナを、ルーフ部を支持するほど剛性の高いルーフフレームによって、しっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、
前記キャビンは、機体における機体左右方向の一方側に設けられ、
前記ルーフフレームに、機体左右方向に延びて前記ルーフフレームの前縁部を構成する前側フレームと、機体前後方向に延びて前記ルーフフレームのうち機体左右方向で機体内側の縁部を構成する内側フレームと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記ルーフフレームにおいて、前記前側フレームのうち機体左右方向で機体内側の端部と前記内側フレームの前端部との間の角部に支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体前後方向で刈取位置に近付くことになる。これにより、例えば、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業を行う場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
また、本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体左右中側の位置に近付くことになる。これにより、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
さらに、本発明において、
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、機体中央部に設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体左右方向で機体中央部に位置することになる。これにより、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
さらに、本発明において、
左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、左側の前記クローラ走行装置と右側の前記クローラ走行装置との間の中央位置に設けられていると好適である。
ここで、「中央位置」には、真の中央位置及び略中央位置も含んでいる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体左右方向で左側のクローラ走行装置と右側のクローラ走行装置との間の中央位置に位置することになる。これにより、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
さらに、本発明において、
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、刈幅の中央位置に設けられていると好適である。
ここで、「中央位置」には、真の中央位置及び略中央位置も含んでいる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体左右方向で刈幅の中央位置に位置することになる。これにより、刈幅の中央位置(すなわち、衛星測位アンテナの位置)に対して左側の刈幅と右側の刈幅とが同じになるため、例えば、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業を行う場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報に基づいて、刈幅の管理を行い易くなる。
さらに、本発明において、
左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体前後方向において、前記左右一対のクローラ走行装置の前端部と同じ位置に設けられていると好適である。
ここで、「同じ位置」には、全く同じ位置及び略同じ位置も含んでいる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体前後方向で刈取位置に近付くことになる。これにより、例えば、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業を行う場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
さらに、本発明において、
圃場の植立穀稈を引き起こす引起装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、平面視で前記引起装置と重複する状態で、前記引起装置の上方に設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、引き起こし不良が生じないように、引き起こし位置を適切に管理することができる。
さらに、本発明において、
圃場の植立穀稈を切断する刈刃が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記刈刃の真上又は略真上に設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、刈り残しが出来るだけ生じないように、刈取位置を適切に管理することができる。
普通型コンバインを示す左側面図である。 普通型コンバインを示す平面図である。 本コンバインにおける衛星測位システムを示す図である。 衛星測位装置の支持構造を示す正面図である。 別実施形態に係る普通型コンバインを示す平面図である。 別実施形態に係る自脱型コンバインを示す平面図である。 別実施形態に係る衛星測位装置の支持構造を示す斜視図である。 別実施形態に係る衛星測位装置であって、高位置状態の衛星測位装置を示す正面図である。 別実施形態に係る衛星測位装置であって、低位置状態の衛星測位装置を示す正面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、図1及び図2に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、図2に示す矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、本発明に係る「コンバイン」の一例として普通型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、左右一対のクローラ走行装置2と、が備えられている。機体の前方には、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。刈取部3には、植立穀稈を掻き込む掻込リール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ6と、が備えられている。刈取部3は、機体幅よりも幅広の刈幅を有している。
機体の前部における右側には、運転部7を覆うキャビン8が設けられている。キャビン8の後方には、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク9が設けられている。穀粒貯留タンク9の左隣りには、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置10が設けられている。刈取部3と脱穀装置10とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置10に向けて搬送するフィーダ11が設けられている。
穀粒貯留タンク9内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置12が設けられている。穀粒排出装置12は、金属製の部材によって構成されている。穀粒排出装置12には、穀粒貯留タンク9に接続された縦搬送部13と、縦搬送部13の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部14と、が備えられている。穀粒排出装置12は、上下方向に延びる旋回軸心Z1周りで旋回可能である。横搬送部14は、水平方向に延びる揺動軸心X1周りで上下揺動可能である。脱穀装置10の前部には、穀粒排出装置12が載置される受け台15が設けられている。穀粒排出装置12が受け台15に載置された状態で、穀粒排出装置12が収納状態になる。
運転部7には、運転者が着座する運転座席16が備えられている。キャビン8には、キャビン8を支持するキャビンフレーム17が備えられている。キャビンフレーム17には、キャビン8のルーフ部8Aを支持するルーフフレーム18が備えられている。
〔衛星測位装置〕
図3には、本コンバインにおける衛星測位システムを示している。本コンバインには、GPS(Global Positioning System)用の衛星S1からの位置情報に基づいて、本機の位置情報を出力する衛星測位装置19が備えられている。衛星測位装置19が出力した位置情報を、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合や、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業に利用することができる。
衛星測位装置19には、衛星S1から位置情報を受信するGPSアンテナ20(本発明に係る「衛星測位アンテナ」に相当)と、基地局S2との通信用アンテナ21と、GPSアンテナ20を内装するケース22と、が備えられている。衛星測位装置19は、GPSアンテナ20が受信した衛星S1からの位置情報を、通信用アンテナ21が基地局S2から受信した補正情報によって補正して、本機の位置情報を出力するようになっている。
図1及び図3に示すように、GPSアンテナ20は、ケース22の下端がルーフ部8Aの上端よりも上側に位置する状態で、収納状態における横搬送部14よりも高い位置に設けられている。すなわち、GPSアンテナ20は、キャビンフレーム17うち最も高い位置に位置する部位(ルーフフレーム18)よりも高い位置に設けられている。
図2に示すように、GPSアンテナ20は、機体左右方向において、機体中央部に設けられている。具体的には、GPSアンテナ20は、機体左右方向において、左側のクローラ走行装置2と右側のクローラ走行装置2との間の中央位置Cに設けられている。GPSアンテナ20は、機体前後方向において、左右一対のクローラ走行装置2の前端部と同じ位置に設けられている。具体的には、GPSアンテナ20は、機体前後方向において、左右一対のクローラ走行装置2の前端よりも若干前側の位置に設けられている。
図4に示すように、衛星測位装置19は、ブラケット23を介してルーフフレーム18に支持されている。ルーフフレーム18には、機体左右方向に延びてルーフフレーム18の前縁部を構成する前側フレーム18Aと、機体前後方向に延びてルーフフレーム18のうち機体左右方向で機体内側の縁部(左縁部)を構成する左側フレーム18B(本発明に係る「内側フレーム」に相当)と、が備えられている。ブラケット23には、機体左右方向に延びる横向き部23Aと、上下方向に延びる縦向き部23Bと、が備えられている。横向き部23A及び縦向き部23Bは、例えば、角パイプによって構成されている。横向き部23Aは、左側フレーム18Bから機体左右方向で機体内側(左方)に延び出ている。縦向き部23Bは、横向き部23Aから上方に延び出ている。
前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部には、略L字形状のプレート24が固定(例えば、溶接固定)されている。横向き部23Aの右端部は、プレート24の左側面に固定(例えば、溶接固定)されている。すなわち、衛星測位装置19は、ルーフフレーム18において、前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部に支持されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、衛星測位装置19がルーフフレーム18において、前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部に支持されている。しかし、これに代えて、衛星測位装置19がルーフフレーム18において、前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部以外の部分に支持されていてもよい。あるいは、衛星測位装置19がキャビンフレーム17のうちルーフフレーム18以外のフレームに支持されていてもよい。
(2)上記実施形態では、GPSアンテナ20が機体左右方向において、機体中央部(具体的には、左側のクローラ走行装置2と右側のクローラ走行装置2との間の中央位置C)に設けられている。しかし、これに代えて、GPSアンテナ20が機体左右方向において、刈幅の中央位置に設けられていてもよい。あるいは、図5に示すように、GPSアンテナ20が機体左右方向において、左側のクローラ走行装置2と右側のクローラ走行装置2との間の中央位置で、かつ、刈幅の中央位置Cに設けられていてもよい。
(3)上記実施形態では、刈取部3が機体幅よりも幅広の刈幅を有している。しかし、これに代えて、刈取部3が機体幅と略同じ刈幅を有していてもよい。
(4)上記実施形態では、GPSアンテナ20が機体前後方向において、左右一対のクローラ走行装置2の前端よりも若干前側の位置に設けられている。しかし、これに代えて、GPSアンテナ20が機体前後方向において、左右一対のクローラ走行装置2の前端と同じ位置に設けられていてもよい。あるいは、GPSアンテナ20が機体前後方向において、左右一対のクローラ走行装置2の前端よりも後側の位置に設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、ブラケット23が角パイプによって構成されている。しかし、これに代えて、ブラケット23が丸パイプによって構成されていてもよい。あるいは、ブラケット23がプレートによって構成されていてもよい。
(6)上記実施形態では、ブラケット23がルーフフレーム18に溶接固定されている。しかし、これに代えて、ブラケット23がルーフフレーム18に着脱可能に取り付けられていてもよい。
(7)上記実施形態では、キャビン8が機体の前部における右側に設けられている。しかし、これに代えて、キャビン8が機体の前部における左側に設けられていてもよい。
(8)上記実施形態では、本発明に係る「コンバイン」が普通型コンバインであったが、同「コンバイン」が自脱型コンバインであってもよい。図6に示すように、刈取部3には、植立穀稈を引き起こす複数の引起装置25と、植立穀稈を切断する刈刃5と、が備えられている。GPSアンテナ20は、刈刃5の真上又は略真上に設けられている。
(9)上記別実施形態(8)では、GPSアンテナ20が刈刃5の真上又は略真上に設けられている。しかし、これに代えて、GPSアンテナ20が平面視で引起装置25と重複する状態で、引起装置25の上方に設けられていてもよい。
(10)図7から図9に示すように、GPSアンテナ20を、ルーフ部8Aの最上端よりも上側に位置する高位置状態と、高位置状態よりも低い低位置状態とに変更する位置変更機構26が備えられていてもよい。GPSアンテナ20は、キャビン8における機体左右方向の一方側の側部(左側部)に、機体前後方向に延びる軸心Y1周りで上下揺動可能に支持されている。位置変更機構26は、GPSアンテナ20を軸心Y1周りで上下揺動させることにより、高位置状態と低位置状態とに変更するように構成されている。
詳述すると、位置変更機構26には、取り付けブラケット27と、固定ブラケット28と、前後一対の支軸29と、が備えられている。衛星測位装置19は、取り付けブラケット27及び固定ブラケット28(何れも本発明に係る「ブラケット」に相当)を介して、ルーフフレーム18の左縁部(左側フレーム18B)に支持されている。
取り付けブラケット27には、衛星測位装置19が取り付けられている。取り付けブラケット27は、固定ブラケット28に前後一対の支軸29を介して軸心Y1周りで上下揺動可能に支持されている。取り付けブラケット27には、衛星測位装置19が載置固定される台座30と、台座30の前後両端部の夫々から軸心Y1側に向かって延びるアーム部31と、前側のアーム部31と後側のアーム部31とに亘って延びる固定部32と、が備えられている。
固定ブラケット28は、左側フレーム18Bに固定されている。固定ブラケット28には、底板部33と、底板部33の前後両端部の夫々から立ち上がる支持部34と、底板部33の下面から垂れ下がる下側被固定部35と、前側の支持部34と後側の支持部34とに亘って延びる上側被固定部36と、が備えられている。支持部34には、アーム部31が支軸29を介して軸心Y1周りで上下揺動可能に支持されている。
このような構成によれば、図8に示すように、取り付けブラケット27を軸心Y1周りで上側に揺動させて、GPSアンテナ20を高位置状態にした状態で、アーム部31を支持部34にボルト37によって固定し、かつ、固定部32を上側被固定部36にボルト38によって固定する。その際、固定部32が上側被固定部36に接触することにより、取り付けブラケット27がこれ以上右側に揺動することがない。こうして、GPSアンテナ20を高位置状態に位置固定することができる。
また、図9に示すように、支持部34に対するアーム部31のボルト固定と、上側被固定部36に対する固定部32のボルト固定とを解除した後、取り付けブラケット27を軸心Y1周りで下側に揺動させて、GPSアンテナ20を低位置状態にした状態で、固定部32を下側被固定部35にボルト38によって固定する。その際、固定部32が下側被固定部35に接触することにより、取り付けブラケット27がこれ以上右側に揺動することがない。こうして、GPSアンテナ20を低位置状態に位置固定することができる。
ここで、低位置状態において、GPSアンテナ20は、ルーフ部8Aの最上端よりも下側に位置している。本実施形態では、低位置状態において、GPSアンテナ20は、ルーフ部8Aの最下端よりも下側に位置している。
(11)上記別実施形態(10)では、低位置状態において、GPSアンテナ20がルーフ部8Aの最上端よりも下側に位置しているが、高位置状態よりも低ければ、低位置状態において、GPSアンテナ20がルーフ部8Aの最上端よりも上側に位置していてもよい。
(12)上記別実施形態(10)では、GPSアンテナ20がキャビン8の左側部に上下揺動可能に支持されているが、キャビン8の右側部に上下揺動可能に支持されていてもよいし、あるいは、キャビン8の前部又は後部に上下揺動可能に支持されていてもよい。また、GPSアンテナ20が機体前後方向に延びる軸心Y1周りで上下揺動可能であるが、機体左右方向に延びる軸心周りで上下揺動可能であってもよい。
(13)上記別実施形態(10)では、位置変更機構26は、GPSアンテナ20を軸心Y1周りで上下揺動させることにより、高位置状態と低位置状態とに変更するように構成されているが、GPSアンテナ20を上下にスライド移動させることにより、高位置状態と低位置状態とに変更するように構成されていてもよい。
本発明は、キャビンが備えられたコンバインの他、キャビンが備えられていないコンバインにも利用可能である。
2 クローラ走行装置
5 刈刃
7 運転部
8 キャビン
8A ルーフ部
9 穀粒貯留タンク
12 穀粒排出装置
13 縦搬送部
14 横搬送部
17 キャビンフレーム
18 ルーフフレーム
18A 前側フレーム
18B 左側フレーム(内側フレーム)
20 GPSアンテナ(衛星測位アンテナ)
23 ブラケット
25 引起装置
26 位置変更機構
27 取り付けブラケット
28 固定ブラケット
C 中央位置(左側のクローラ走行装置と右側のクローラ走行装置との間の中央位置)
S1 衛星
Y1 軸心

Claims (14)

  1. 脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
    前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
    衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられているコンバイン。
  2. 運転部を覆うキャビンが備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、前記キャビンを支持するキャビンフレームのうち最も高い位置に位置する部位よりも高い位置に設けられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 運転部を覆うキャビンが備えられ、
    前記衛星測位アンテナを、前記キャビンのルーフ部の最上端よりも上側に位置する高位置状態と、前記高位置状態よりも低い低位置状態とに変更する位置変更機構が備えられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記低位置状態において、前記衛星測位アンテナは、前記ルーフ部の最上端よりも下側に位置する請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記衛星測位アンテナは、前記キャビンの側部に上下揺動可能に支持され、
    前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されている請求項3又は4に記載のコンバイン。
  6. 前記衛星測位アンテナは、前記キャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に、機体前後方向に延びる軸心周りで上下揺動可能に支持され、
    前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを前記軸心周りで上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 前記キャビンを支持するキャビンフレームに、前記キャビンのルーフ部を支持するルーフフレームが備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、ブラケットを介して前記ルーフフレームに支持されている請求項2から6の何れか一項に記載のコンバイン。
  8. 前記キャビンは、機体における機体左右方向の一方側に設けられ、
    前記ルーフフレームに、機体左右方向に延びて前記ルーフフレームの前縁部を構成する前側フレームと、機体前後方向に延びて前記ルーフフレームのうち機体左右方向で機体内側の縁部を構成する内側フレームと、が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、前記ルーフフレームにおいて、前記前側フレームのうち機体左右方向で機体内側の端部と前記内側フレームの前端部との間の角部に支持されている請求項7に記載のコンバイン。
  9. 前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、機体中央部に設けられている請求項1から8の何れか一項に記載のコンバイン。
  10. 左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、左側の前記クローラ走行装置と右側の前記クローラ走行装置との間の中央位置に設けられている請求項1から9の何れか一項に記載のコンバイン。
  11. 前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、刈幅の中央位置に設けられている請求項1から10の何れか一項に記載のコンバイン。
  12. 左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、機体前後方向において、前記左右一対のクローラ走行装置の前端部と同じ位置に設けられている請求項1から11の何れか一項に記載のコンバイン。
  13. 圃場の植立穀稈を引き起こす引起装置が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、平面視で前記引起装置と重複する状態で、前記引起装置の上方に設けられている請求項1から11の何れか一項に記載のコンバイン。
  14. 圃場の植立穀稈を切断する刈刃が備えられ、
    前記衛星測位アンテナは、前記刈刃の真上又は略真上に設けられている請求項1から11の何れか一項に記載のコンバイン。
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