JPH104769A - 収穫機の排出オーガ受け構造 - Google Patents

収穫機の排出オーガ受け構造

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JPH104769A
JPH104769A JP15581296A JP15581296A JPH104769A JP H104769 A JPH104769 A JP H104769A JP 15581296 A JP15581296 A JP 15581296A JP 15581296 A JP15581296 A JP 15581296A JP H104769 A JPH104769 A JP H104769A
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JP
Japan
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cabin
discharge
discharge auger
receiver
discharging auger
Prior art date
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Pending
Application number
JP15581296A
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English (en)
Inventor
Sadahiko Fukuda
禎彦 福田
Akihiro Nogami
明博 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication of JPH104769A publication Critical patent/JPH104769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出オーガ受けとキャビンとの位置関係を一
定化し、排出オーガの自動収納時の位置調整を容易にす
る。 【解決手段】 コンバイン10は、クローラ走行装置1
6に支持された機体12に、キャビン14にて覆われた
運転席13を備え、かつ穀粒タンク22内の穀粒を排出
すべく起伏・旋回自在に支持された排出筒24を有する
排出オーガ26を備えている。そして、前記排出オーガ
26を格納する時に、排出筒24の長手方向の中間部を
支持する排出オーガ受け28をキャビン14に取り付け
ることで、排出オーガ受け28とキャビン14との相対
位置関係を一定とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀桿の刈取・脱穀
を行う収穫機に関し、詳しくは走行装置に支持された機
体に運転席を覆うキャビンと排出オーガを備えた収穫機
の排出オーガ受け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインやハーベスタ等の収穫機にお
いては、一般に機体に装備された脱穀部にて脱穀した穀
粒を、一時的に貯蔵するための穀粒タンクが搭載されて
おり、また、この穀粒タンク内の穀粒を別輸送車に移送
するためのオーガ装置が備えられている。
【0003】このオーガ装置は、穀粒タンクの底部から
立設された縦ラセン筒と、該縦ラセン筒と共に旋回自在
な排出筒を有していて、穀粒排出時にはこの排出筒を所
定の上限位置に起立させてから所望の位置まで旋回を行
い、タンク内の穀粒を別輸送車に移送する。
【0004】ところで従来、前記排出筒は長い筒状の重
量物であるため、格納時等には安定に支持すべくその長
手方向の中間部を、例えば脱穀部側に設けられた排出オ
ーガ受けにて支持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転席の周囲
をキャビンにて覆うキャビン仕様のコンバインの場合、
前記排出オーガ受けを脱穀部側に取り付けると、特に排
出オーガの自動収納時には、機体に対するキャビンの組
み立てバラツキにより、排出オーガとキャビンとが当接
し干渉するおそれがあった。このため、排出オーガ受け
の脱穀部への取り付けを、長孔を介して行うことで調整
するようにしていたが、位置調整に要する工数は多大な
ものであった。
【0006】この発明は、斯かる課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、排出オーガ
受けとキャビンとの位置関係を一定化することで、自動
収納時のキャビンと排出オーガとの位置調整を容易にし
得る収穫機の排出オーガ受け構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、走行装置(16)に支持された機体(1
2)に、キャビン(14)にて覆われた運転席(13)
を備えると共に、穀粒タンク(22)から穀粒を排出す
べく起伏・旋回自在に支持された排出筒(24)を有す
る排出オーガ(26)を備えた収穫機(10)におい
て、前記排出オーガ(26)の収納時に前記排出筒(2
4)の長手方向の中間部を支持する排出オーガ受け(2
8)を前記キャビン(14)に取り付けた、ことを特徴
とする。
【0008】好ましくは、前記排出オーガ受け(28)
を前記キャビン(14)の左側後方角部位に取り付け
る。
【0009】(作用)以上の発明特定事項により、本発
明が適用される収穫機(10)は、走行装置(16)に
支持された機体(12)に、キャビン(14)にて覆わ
れた運転席(13)を備え、かつ穀粒タンク(22)内
の穀粒を排出すべく起伏・旋回自在に支持された排出筒
(24)を有する排出オーガ(26)を備えている。そ
して、前記排出オーガ(26)を収納する時に、前記排
出筒(24)の長手方向の中間部を支持する排出オーガ
受け(28)を前記キャビン(14)に取り付けること
で、排出オーガ受け(28)とキャビン(14)との相
対位置関係を一定とし、自動収納時のキャビン(14)
と排出オーガ(26)との調整を容易としている。
【0010】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって、本発明の構成をなんら
限定するものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。
【0012】図1および図2は、本発明が適用されたコ
ンバインの外観斜視図であり、同図1および図2におい
て、コンバイン10は機体12の上部に運転席13の周
囲を覆うキャビン14を有すると共に、前記機体12を
支持する左右一対のクローラ走行装置16,16と、機
体12の前方で穀稈を刈り取る昇降自在な刈取装置18
と、この刈取装置18により刈り取った穀稈を脱穀する
脱穀部20と、この脱穀部20によって脱穀された穀粒
を一時的に貯留する穀粒タンク22と、該穀粒タンク2
2に収容された穀粒をトラックやトレーラに搬出すべ
く、起伏・旋回自在に支持された排出オーガ26とを備
えている。
【0013】前記排出オーガ26は、穀粒タンク22の
底部から立設された縦ラセン筒25と、該縦ラセン筒2
5に対して起伏自在、かつ該縦ラセン筒25と共に旋回
自在に支持された排出筒24を有している。
【0014】本発明においては、前記排出オーガ26の
収納時に前記排出筒24の長手方向の中間部を支持する
排出オーガ受けを前記キャビン14に取り付けたことを
特徴としている。
【0015】すなわち、本実施の形態において、図3〜
図5に示すように、前記キャビン14の左側後方角部位
に排出オーガ受け28が取り付けられていて、この排出
オーガ受け28は、キャビン14に取り付けられた取付
けブラケット30と、該取付けブラケット30の上面に
固定され、互いに対向配置された一対のオーガ受体3
2,32とを有している。
【0016】前記取付けブラケット30は、図6および
図7に示すように、ケース34とこのケース34に収容
され水平方向に配置された水平パイプ36と、この水平
パイプ36と一体的に固定された補強パイプ38とを有
し、更に水平パイプ36と補強パイプ38には夫々U字
形金具40が溶接固定されていて、該U字形金具40と
ケース34とがボルト42により固定されている。この
ようなブラケット30が、前記キャビン14の左側後方
角部位に取り付けられている。
【0017】また、前記オーガ受体32,32は、夫々
受け板32aと支持板32bとで略々T字状をなすよう
に形成されており、取り付け状態にて互いに対向する受
け板32a,32aは、上方が拡開するように傾斜配置
されていて、この拡開部に前記排出筒24が載置されて
支持される。そして、一方のオーガ受体32には、一端
にフック46aを有する固定バンド46がボルト48に
より取り付けられている。
【0018】更に、前記ケース34の側壁には、フック
受け44aを有するクランプ金具44が取り付けられ、
収納状態の排出筒24は前記固定バンド46により締結
されて保持される。
【0019】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0020】前記穀粒タンク22が籾で満タンになる
と、該穀粒タンク22に収容された穀粒を排出オーガ2
6にてトラックやトレーラに搬出すべく、格納状態の排
出オーガ26の排出筒24をまず上限位置まで起伏させ
てから、所定の旋回位置まで旋回させ、適当な高さ位置
まで下降させて停止する。次いで排出オーガ26内のラ
セン軸を駆動させて穀粒タンク22内の籾を搬出する。
【0021】籾の搬出作業が終ると、排出オーガ26を
自動収納するわけであるが、このために、前記排出筒2
4を上限位置まで上昇させ、次いで所定の収納位置まで
旋回させ、続いて所定位置まで下降させる制御を行う。
こうして、前記排出筒24は、対向するオーガ受体3
2,32の略々中央位置上方から垂直に下降され、傾斜
配置された左右の受け板32a,32aによって支持さ
れる。
【0022】この場合、排出オーガ受け28はキャビン
14の左側後方角部位に取り付けられており、排出オー
ガ受け28とキャビン14との相対位置関係は一定であ
るので、組立時に調整をしておけば機械毎のバラツキも
少なく、自動収納時に排出筒24がキャビン14に当接
することもなく、該排出筒24を排出オーガ受け28に
容易に収納することができる。なお、収納後は、固定バ
ンド46のフック46aをクランプ金具44のフック受
け44aに掛け止めて固定する。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、走
行装置に支持された機体に、キャビンにて覆われた運転
席を備えると共に、穀粒タンクから穀粒を排出すべく起
伏・旋回自在に支持された排出筒を有する排出オーガを
備えた収穫機において、前記排出オーガの格納時に前記
排出筒の長手方向の中間部を支持する排出オーガ受けを
前記キャビンに取り付けたことにより、排出オーガ受け
とキャビンとの位置関係が一定となるため、自動収納時
のキャビンと排出オーガとの調整を容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたコンバインの外観斜視図で
ある。
【図2】本発明が適用されたコンバインの外観斜視図で
ある。
【図3】コンバインの要部平面図である。
【図4】コンバインの部分正面図である。
【図5】コンバインの要部後面図である。
【図6】排出オーガ受けの拡大正面図である。
【図7】図6のVII方向矢視図である。
【符号の説明】
10 コンバイン 12 機体 14 キャビン 16 クローラ走行装置 20 脱穀部 22 穀粒タンク 24 排出筒 26 排出オーガ 28 排出オーガ受け 30 取付ブラケット 32 オーガ受体 32a 受け板 32b 支持板 34 ケース 46 固定バンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に支持された機体に、キャビン
    にて覆われた運転席を備えると共に、穀粒タンクから穀
    粒を排出すべく起伏・旋回自在に支持された排出筒を有
    する排出オーガを備えた収穫機において、 前記排出オーガの収納時に前記排出筒の長手方向の中間
    部を支持する排出オーガ受けを前記キャビンに取り付け
    た、 ことを特徴とする収穫機の排出オーガ受け構造。
  2. 【請求項2】 前記排出オーガ受けを前記キャビンの左
    側後方角部位に取り付けた、 ことを特徴とする請求項1記載の収穫機の排出オーガ受
    け構造。
JP15581296A 1996-06-17 1996-06-17 収穫機の排出オーガ受け構造 Pending JPH104769A (ja)

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JP15581296A JPH104769A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 収穫機の排出オーガ受け構造

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JPH104769A true JPH104769A (ja) 1998-01-13

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ID=15614018

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JP15581296A Pending JPH104769A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 収穫機の排出オーガ受け構造

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JP (1) JPH104769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103004359A (zh) * 2012-12-31 2013-04-03 江苏沃得农业机械有限公司 联合收割机卸粮装置
CN103053266A (zh) * 2012-11-30 2013-04-24 郑州中联收获机械有限公司 卸粮装置及使用该装置的小麦收获机

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CN103053266A (zh) * 2012-11-30 2013-04-24 郑州中联收获机械有限公司 卸粮装置及使用该装置的小麦收获机
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