JPH0858402A - 収穫機における燃料タンクの取付装置 - Google Patents
収穫機における燃料タンクの取付装置Info
- Publication number
- JPH0858402A JPH0858402A JP21792494A JP21792494A JPH0858402A JP H0858402 A JPH0858402 A JP H0858402A JP 21792494 A JP21792494 A JP 21792494A JP 21792494 A JP21792494 A JP 21792494A JP H0858402 A JPH0858402 A JP H0858402A
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- Japan
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- fuel tank
- tank
- grain
- harvester
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱穀機と穀粒タンクとの間の空間部で、燃料
タンクを穀粒タンクの底板に形成することにより、燃料
タンクの取り付けを簡単に行うと共に、機体の重量バラ
ンスを崩すことなく良好な収穫作業を行う。 【構成】 コンバイン等収穫機の走行機体1aに脱穀機
3と穀粒タンク7を前後方向に並設し、該穀粒タンク7
の下部に設けた底板50を漏斗状に形成し、その央部内
に穀粒を側方に向けて排出する横送ラセン51aを横設
し、脱穀機3側に対面する穀粒タンク7の底板50に燃
料タンク7を一体的に構成した。
タンクを穀粒タンクの底板に形成することにより、燃料
タンクの取り付けを簡単に行うと共に、機体の重量バラ
ンスを崩すことなく良好な収穫作業を行う。 【構成】 コンバイン等収穫機の走行機体1aに脱穀機
3と穀粒タンク7を前後方向に並設し、該穀粒タンク7
の下部に設けた底板50を漏斗状に形成し、その央部内
に穀粒を側方に向けて排出する横送ラセン51aを横設
し、脱穀機3側に対面する穀粒タンク7の底板50に燃
料タンク7を一体的に構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に脱穀機と穀
粒タンクを並設したコンバイン又はハーベスタ等の収穫
機における燃料タンクの取付装置に関する。
粒タンクを並設したコンバイン又はハーベスタ等の収穫
機における燃料タンクの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体上に脱穀機及び穀粒タン
クを並設したコンバイン等の収穫機は機体スペースが制
約されるため、例えば運転席下にエンジンを設置すると
共に、該エンジンに燃料を送給する燃料タンクを機体後
部の穀粒タンクの背後等に形成される狭小な部位に配設
している。また、上記燃料タンクの増量用として補助燃
料タンクを設ける場合にも、これを設置する場所がなく
補助燃料タンクを脱穀機の後部や機体底部のクローラ間
に設置する等の手段が採られている。
クを並設したコンバイン等の収穫機は機体スペースが制
約されるため、例えば運転席下にエンジンを設置すると
共に、該エンジンに燃料を送給する燃料タンクを機体後
部の穀粒タンクの背後等に形成される狭小な部位に配設
している。また、上記燃料タンクの増量用として補助燃
料タンクを設ける場合にも、これを設置する場所がなく
補助燃料タンクを脱穀機の後部や機体底部のクローラ間
に設置する等の手段が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記燃料タンク
の設置手段では燃料タンクの増量化を図りたい場合に、
該燃料タンクはスペース的に制約のある側方への拡大が
困難であることから、上方へ高くして容量の拡大が行わ
れるため給油口が高くなり、燃料の供給作業を行い難く
する欠点がある。また、補助燃料タンクを脱穀機の後部
やクローラ間に設けると、塵埃や泥土が付着し汚染され
る不具合やメンテナンス作業を行い難くすると共に、機
体の重量バランスを崩し収穫走行作業を不安定にする等
の問題がある。
の設置手段では燃料タンクの増量化を図りたい場合に、
該燃料タンクはスペース的に制約のある側方への拡大が
困難であることから、上方へ高くして容量の拡大が行わ
れるため給油口が高くなり、燃料の供給作業を行い難く
する欠点がある。また、補助燃料タンクを脱穀機の後部
やクローラ間に設けると、塵埃や泥土が付着し汚染され
る不具合やメンテナンス作業を行い難くすると共に、機
体の重量バランスを崩し収穫走行作業を不安定にする等
の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するための本発明による収穫機における燃料タンクの取
付装置は、走行機体に脱穀機と穀粒タンクを並設し、該
穀粒タンクの下部に設けた底板を漏斗状に形成し、その
央部内に穀粒を側方に向けて排出する横送ラセンを横設
した収穫機において、脱穀機側に対面する穀粒タンクの
底板の外側面に燃料タンクを一体的に構成したことを特
徴としている。
するための本発明による収穫機における燃料タンクの取
付装置は、走行機体に脱穀機と穀粒タンクを並設し、該
穀粒タンクの下部に設けた底板を漏斗状に形成し、その
央部内に穀粒を側方に向けて排出する横送ラセンを横設
した収穫機において、脱穀機側に対面する穀粒タンクの
底板の外側面に燃料タンクを一体的に構成したことを特
徴としている。
【0005】また、燃料タンクを取着した穀粒タンクを
走行機体から立設された縦軸を中心に機体外側方に向け
て開動可能に枢支したことを特徴としている。
走行機体から立設された縦軸を中心に機体外側方に向け
て開動可能に枢支したことを特徴としている。
【0006】さらに、燃料タンクは前記底板の外側面に
沿う偏平な取付面となした平板と容器状に膨出形成した
湾曲板を接合して一体的に形成し、該平板を介し穀粒タ
ンクの底板に着脱可能に取着すると共に、主燃料タンク
と送油管を介して連通させることにより、増量用の補助
燃料タンクとして利用可能に構成している。
沿う偏平な取付面となした平板と容器状に膨出形成した
湾曲板を接合して一体的に形成し、該平板を介し穀粒タ
ンクの底板に着脱可能に取着すると共に、主燃料タンク
と送油管を介して連通させることにより、増量用の補助
燃料タンクとして利用可能に構成している。
【0007】
【作用】燃料タンク7を穀粒タンク5の底板50と脱穀
機3間に形成される空間部K内に設置することにより、
タンク重量を機体の重心部位に近づけることが可能で、
機体の重量バランスを良くし安定した収穫走行作業を行
わせることができる。また、該燃料タンク7を主燃料タ
ンク8に対し増量用の補助燃料タンクとして設置すると
き、周囲の構成部材に支障されたり大幅な改造を伴うこ
となく容易に行うことができる。また、燃料タンク7は
縦軸52を中心に穀粒タンク5と一体的に外側方に向け
て円滑に開動することができ、脱穀機3の側面を大きく
開放してメンテナンス作業を安全且つ容易に行うことが
できる。
機3間に形成される空間部K内に設置することにより、
タンク重量を機体の重心部位に近づけることが可能で、
機体の重量バランスを良くし安定した収穫走行作業を行
わせることができる。また、該燃料タンク7を主燃料タ
ンク8に対し増量用の補助燃料タンクとして設置すると
き、周囲の構成部材に支障されたり大幅な改造を伴うこ
となく容易に行うことができる。また、燃料タンク7は
縦軸52を中心に穀粒タンク5と一体的に外側方に向け
て円滑に開動することができ、脱穀機3の側面を大きく
開放してメンテナンス作業を安全且つ容易に行うことが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。1
は収穫機の一実施例として示すコンバインであり、クロ
ーラ式の走行装置2を有する機台(走行機体)1aの前
方に刈取部(不図示)を昇降可能に装架し、その後部左
右で脱穀機3並びにエンジンE上に形成される運転席4
を並設すると共に、該脱穀機3の側方で運転席4の後部
に穀粒タンク5を設置し、該穀粒タンク5に脱穀機3に
よって脱穀された穀粒を穀粒タンク5に揚送して収容さ
せる揚穀筒3aと、収容された穀粒を穀粒タンク5から
機外に搬出する排出オーガ6とを設け構成している。
は収穫機の一実施例として示すコンバインであり、クロ
ーラ式の走行装置2を有する機台(走行機体)1aの前
方に刈取部(不図示)を昇降可能に装架し、その後部左
右で脱穀機3並びにエンジンE上に形成される運転席4
を並設すると共に、該脱穀機3の側方で運転席4の後部
に穀粒タンク5を設置し、該穀粒タンク5に脱穀機3に
よって脱穀された穀粒を穀粒タンク5に揚送して収容さ
せる揚穀筒3aと、収容された穀粒を穀粒タンク5から
機外に搬出する排出オーガ6とを設け構成している。
【0009】上記排出オーガ6は穀粒タンク5の底部に
漏斗状に形成される底板50の内央部に横設された横送
ラセン51aを軸支する横送ラセン筒51と、該横送ラ
セン筒51に形成したメタル部51bに軸支される縦ラ
セン52aを内装する縦ラセン筒(縦軸)52と、該縦
ラセン筒52の上部で継送部53を介して屈折可能に継
送回転される搬出ラセン54aを内装する搬出ラセン筒
54から構成している。そして上記継送部53に設けた
昇降シリンダ55を作動させ搬出ラセン筒54を該継送
部53を支点に上昇回動した状態で、縦ラセン筒52を
その基部に設置した旋回駆動モータ56の駆動操作によ
り、横送ラセン筒51の端部に形成した接手部51cを
介して旋回させることにより、穀粒タンク5内の穀粒を
搬出ラセン筒54の排出口から所望位置に排出可能とす
るようにしている。
漏斗状に形成される底板50の内央部に横設された横送
ラセン51aを軸支する横送ラセン筒51と、該横送ラ
セン筒51に形成したメタル部51bに軸支される縦ラ
セン52aを内装する縦ラセン筒(縦軸)52と、該縦
ラセン筒52の上部で継送部53を介して屈折可能に継
送回転される搬出ラセン54aを内装する搬出ラセン筒
54から構成している。そして上記継送部53に設けた
昇降シリンダ55を作動させ搬出ラセン筒54を該継送
部53を支点に上昇回動した状態で、縦ラセン筒52を
その基部に設置した旋回駆動モータ56の駆動操作によ
り、横送ラセン筒51の端部に形成した接手部51cを
介して旋回させることにより、穀粒タンク5内の穀粒を
搬出ラセン筒54の排出口から所望位置に排出可能とす
るようにしている。
【0010】また上記縦ラセン筒52はその中途部を機
台1aから延設した支持環10で遊嵌支持すると共に、
その上下部で穀粒タンク5から延設した取付環57,5
7を嵌合させて、図2に示すように該穀粒タンク5を実
線の穀粒収納状態から縦ラセン筒52を中心に側方に開
動させ、点線のメンテナンス作業状態に切換可能に支持
するようにしている。これにより、穀粒タンク5の設置
側から行う脱穀機3の揚穀筒3a基部に設けた一番樋3
1、或いは二番樋32部分の保守点検並びに各ラセン体
の交換やこれらの伝動機構のメンテナンス等を行い易く
している。尚、揚穀筒3a上部の排出口と穀粒タンク5
の受入れ口とは切離可能に構成されており、穀粒タンク
5の開動及び復帰動作を支障なく行うようにしている。
台1aから延設した支持環10で遊嵌支持すると共に、
その上下部で穀粒タンク5から延設した取付環57,5
7を嵌合させて、図2に示すように該穀粒タンク5を実
線の穀粒収納状態から縦ラセン筒52を中心に側方に開
動させ、点線のメンテナンス作業状態に切換可能に支持
するようにしている。これにより、穀粒タンク5の設置
側から行う脱穀機3の揚穀筒3a基部に設けた一番樋3
1、或いは二番樋32部分の保守点検並びに各ラセン体
の交換やこれらの伝動機構のメンテナンス等を行い易く
している。尚、揚穀筒3a上部の排出口と穀粒タンク5
の受入れ口とは切離可能に構成されており、穀粒タンク
5の開動及び復帰動作を支障なく行うようにしている。
【0011】7はエンジンEに送給する燃料を収容する
燃料タンクであり、図6に示すように、前記穀粒タンク
5の底部に漏斗状に形成される底板50の脱穀機3側と
対面する外側面に取着され、機台1a上で穀粒タンク5
の後部に設置された主燃料タンク8に、可撓性を有する
送油管70とブリーザ管71を介して連結することによ
り、穀粒タンク5が既述点線状態に外側方に向けて開動
する際に、燃料タンク7の一体回動を支障なく行うよう
に接続構成している。即ち、上記燃料タンク7の上部に
連通させたブリーザ管71は、燃料タンク8の上部に取
着されその供給口81に連通するブリーザ管82の中途
部に連結している。また燃料タンク7の下部に連通する
送油管70は、エンジンEにタンク内の燃料を送給する
主燃料タンク8の下部に設置した送油管83の取付け基
部に連結し、その中途部を横送ラセン筒51基部のメタ
ル部51b外周を迂回させて配管している。
燃料タンクであり、図6に示すように、前記穀粒タンク
5の底部に漏斗状に形成される底板50の脱穀機3側と
対面する外側面に取着され、機台1a上で穀粒タンク5
の後部に設置された主燃料タンク8に、可撓性を有する
送油管70とブリーザ管71を介して連結することによ
り、穀粒タンク5が既述点線状態に外側方に向けて開動
する際に、燃料タンク7の一体回動を支障なく行うよう
に接続構成している。即ち、上記燃料タンク7の上部に
連通させたブリーザ管71は、燃料タンク8の上部に取
着されその供給口81に連通するブリーザ管82の中途
部に連結している。また燃料タンク7の下部に連通する
送油管70は、エンジンEにタンク内の燃料を送給する
主燃料タンク8の下部に設置した送油管83の取付け基
部に連結し、その中途部を横送ラセン筒51基部のメタ
ル部51b外周を迂回させて配管している。
【0012】そして、燃料タンク7は底板50の外側面
に沿う偏平な平板72に椀型容器状に膨出形成した湾曲
板73の周囲を一体的に接合して形成すると共に、平板
72の4隅に穿設した取付孔74に取付ネジ75を挿通
し、底板50に突設した取付部50aに着脱可能に締着
して取り付けあり、該燃料タンク7は機台1a上で脱穀
機3の側壁3bと穀粒タンク5の低部に形成される空間
部(デッドスペース)K内に収まり、周囲の構成部材に
規制されることなくコンパクトに設置している。
に沿う偏平な平板72に椀型容器状に膨出形成した湾曲
板73の周囲を一体的に接合して形成すると共に、平板
72の4隅に穿設した取付孔74に取付ネジ75を挿通
し、底板50に突設した取付部50aに着脱可能に締着
して取り付けあり、該燃料タンク7は機台1a上で脱穀
機3の側壁3bと穀粒タンク5の低部に形成される空間
部(デッドスペース)K内に収まり、周囲の構成部材に
規制されることなくコンパクトに設置している。
【0013】上記構成よる燃料タンク7及び主燃料タン
ク8への給油は、前記給油口81のキャップ81aを外
しその開口内に燃料を供給することにより、燃料を燃料
タンク7の送油管70の取り付け基部に至るまでは燃料
タンク8側に供給し、以後は両燃料タンク7及び8内に
同量づつ供給されて満タンにすることができる。また両
燃料タンク7,8内に生ずる発生ガスはブリーザ管7
1,82を介し供給口81に取着したキャップ81aか
らタンク外に放出される。そして、燃料タンク7内の燃
料は送油管70を経て送油管83からエンジンEに送給
されると共に、燃料タンク8内の燃料は送油管83から
直接的にエンジンEに送給される。
ク8への給油は、前記給油口81のキャップ81aを外
しその開口内に燃料を供給することにより、燃料を燃料
タンク7の送油管70の取り付け基部に至るまでは燃料
タンク8側に供給し、以後は両燃料タンク7及び8内に
同量づつ供給されて満タンにすることができる。また両
燃料タンク7,8内に生ずる発生ガスはブリーザ管7
1,82を介し供給口81に取着したキャップ81aか
らタンク外に放出される。そして、燃料タンク7内の燃
料は送油管70を経て送油管83からエンジンEに送給
されると共に、燃料タンク8内の燃料は送油管83から
直接的にエンジンEに送給される。
【0014】このように、本発明実施例によれば穀粒タ
ンク5の底板50と脱穀機3間に形成される空間部Kを
燃料タンク7の設置部として有効的に利用可能にしたの
で、該燃料タンク7を主燃料タンク8に対し増量用の補
助タンクとして設置したい場合に、周囲の構成部材に支
障されたり大幅な改造を伴うことなく容易に設置するこ
とができる。また前記空間部Kに設置される燃料タンク
7は機体巾の中央部位に設置させることが可能なため、
燃料を収容したタンク重量を機体の重心部位にかけるこ
とができて、機体の重量バランスを崩すことなく安定的
に設置し得、良好な収穫走行作業を行うことができる。
ンク5の底板50と脱穀機3間に形成される空間部Kを
燃料タンク7の設置部として有効的に利用可能にしたの
で、該燃料タンク7を主燃料タンク8に対し増量用の補
助タンクとして設置したい場合に、周囲の構成部材に支
障されたり大幅な改造を伴うことなく容易に設置するこ
とができる。また前記空間部Kに設置される燃料タンク
7は機体巾の中央部位に設置させることが可能なため、
燃料を収容したタンク重量を機体の重心部位にかけるこ
とができて、機体の重量バランスを崩すことなく安定的
に設置し得、良好な収穫走行作業を行うことができる。
【0015】従って、上記燃料タンク7を主燃料タンク
とする場合も、また補助燃料タンクとする場合も、該燃
料タンク7を機体を大幅に改造することなく前記空間部
Kを有効に活用し簡単且つ容易に設置することができ
る。また、給油口81の供給部高さを、給油作業が行い
易い低位置のまま維持することができる利点を有する。
とする場合も、また補助燃料タンクとする場合も、該燃
料タンク7を機体を大幅に改造することなく前記空間部
Kを有効に活用し簡単且つ容易に設置することができ
る。また、給油口81の供給部高さを、給油作業が行い
易い低位置のまま維持することができる利点を有する。
【0016】また上記構成した燃料タンク7は、排出オ
ーガ6の縦ラセン筒(縦軸)52を中心に、穀粒タンク
5と一体的に外側方に向けて開動させることができるの
で、大きく開放された穀粒タンク5の設置側から脱穀機
3側面の一番樋31、或いは二番樋32部分等のメンテ
ナンス作業を安全に能率よく行うことができる。このと
き、開動される燃料タンク7の送油管70は縦ラセン筒
52の下部で開動方向外側に迂回させて配管しているの
で、燃料タンク7の側方開動を支障なく円滑に行うこと
ができる。尚、穀粒タンク5は縦ラセン筒52を回動支
軸として利用したが、これに限ることなく機台1a特設
した縦軸としてもよい。
ーガ6の縦ラセン筒(縦軸)52を中心に、穀粒タンク
5と一体的に外側方に向けて開動させることができるの
で、大きく開放された穀粒タンク5の設置側から脱穀機
3側面の一番樋31、或いは二番樋32部分等のメンテ
ナンス作業を安全に能率よく行うことができる。このと
き、開動される燃料タンク7の送油管70は縦ラセン筒
52の下部で開動方向外側に迂回させて配管しているの
で、燃料タンク7の側方開動を支障なく円滑に行うこと
ができる。尚、穀粒タンク5は縦ラセン筒52を回動支
軸として利用したが、これに限ることなく機台1a特設
した縦軸としてもよい。
【0017】尚、実施例おける燃料タンク7は補助燃料
タンクとして後付けが可能となるように、穀粒タンク5
に対し着脱可能に構成するものを示したが、図7に示す
ように該燃料タンク7は、穀粒タンク5の底板50に椀
型の容器状に形成した湾曲板73を直接的に取り付け
て、穀粒タンク5に一体的となるように構成してもよ
い。さらに、上記燃料タンク7の容量を増大する場合に
は、図2の点線7aに示すように、タンク長さを空間部
Kにおいて穀粒タンク5の巾内で適宜延長させることに
より所望容量の燃料タンクを得ることができるものであ
る。
タンクとして後付けが可能となるように、穀粒タンク5
に対し着脱可能に構成するものを示したが、図7に示す
ように該燃料タンク7は、穀粒タンク5の底板50に椀
型の容器状に形成した湾曲板73を直接的に取り付け
て、穀粒タンク5に一体的となるように構成してもよ
い。さらに、上記燃料タンク7の容量を増大する場合に
は、図2の点線7aに示すように、タンク長さを空間部
Kにおいて穀粒タンク5の巾内で適宜延長させることに
より所望容量の燃料タンクを得ることができるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0019】請求項1により、脱穀機と穀粒タンクの底
板との間に形成される空間部を有効的に利用して燃料タ
ンクを設置するようにしたので、燃料タンクの設置構成
をコンパクトに纏めることができ機体の大型化を防止
し、燃料を収容したタンク重量を機体の重心部位に近づ
けことができ、機体の重量バランスを良くし安定した収
穫作業を行うことができる。
板との間に形成される空間部を有効的に利用して燃料タ
ンクを設置するようにしたので、燃料タンクの設置構成
をコンパクトに纏めることができ機体の大型化を防止
し、燃料を収容したタンク重量を機体の重心部位に近づ
けことができ、機体の重量バランスを良くし安定した収
穫作業を行うことができる。
【0020】請求項2により、穀粒タンクと燃料タンク
とを夫々個別に製作することができて簡単に組付け構成
し得ると共に、平板を介して燃料タンクの着脱を簡単に
行うことができ、この部のメンテナンス作業が容易にで
きる。また燃料タンクを穀粒タンクの底板形状に沿わせ
た状態で近接設置し、タンク容量を拡大することができ
る。
とを夫々個別に製作することができて簡単に組付け構成
し得ると共に、平板を介して燃料タンクの着脱を簡単に
行うことができ、この部のメンテナンス作業が容易にで
きる。また燃料タンクを穀粒タンクの底板形状に沿わせ
た状態で近接設置し、タンク容量を拡大することができ
る。
【0021】請求項3により、燃料タンクは穀粒タンク
と共に縦軸を中心に外側方へ一体的に開動するので、脱
穀機の側方を大きく開放することができて、脱穀機側面
の一番樋並びに二番樋等のメンテナンスを簡単且つ能率
よく行うことができる。
と共に縦軸を中心に外側方へ一体的に開動するので、脱
穀機の側方を大きく開放することができて、脱穀機側面
の一番樋並びに二番樋等のメンテナンスを簡単且つ能率
よく行うことができる。
【0022】請求項4により、脱穀機と穀粒タンクとの
間に形成される空間部内に設置した燃料タンクを、送油
管を介して主燃料タンクと連結することにより、燃料増
量用の燃料タンクを機体を大幅に改造することなく簡単
に構成することがでる。
間に形成される空間部内に設置した燃料タンクを、送油
管を介して主燃料タンクと連結することにより、燃料増
量用の燃料タンクを機体を大幅に改造することなく簡単
に構成することがでる。
【図1】本発明の実施例を備えたコンバインの要部を示
す側面図。
す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の要部を一部破断をして示す後面図。
【図4】燃料タンクの取り付け構成を示す平面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図4の後面図。
【図7】燃料タンクの別実施例を示す後面図。
1 収穫機(コンバイン) 1a 走行機体(機台) 2 走行装置 3 脱穀機 5 穀粒タンク 6 排出オーガ 7 燃料タンク 8 主燃料タンク 50 底板 51a 横送ラセン 52 縦軸(縦ラセン筒) 70 送油管 71 ブリーザ管 72 平板 73 湾曲板 75 取付ネジ
Claims (4)
- 【請求項1】 走行機体上で脱穀機の側方に穀粒タンク
を並設すると共に、該穀粒タンクの下部に漏斗状に形成
した底板を設け、その央部内に穀粒を側方に向けて排出
する横送ラセンを横設した収穫機において、脱穀機側に
対面する底板の外側面に燃料タンクを一体的に構成した
ことを特徴とする収穫機における燃料タンクの取付装
置。 - 【請求項2】 燃料タンクを底板の外側面に沿う偏平な
平板と容器状に膨出形成した湾曲板を一体的に接合して
形成し、該平板を介して穀粒タンクの底板に着脱可能に
取着した請求項1記載の収穫機における燃料タンクの取
付装置。 - 【請求項3】 燃料タンクを取着する穀粒タンクを走行
機体から立設した縦軸に枢支させ、該縦軸を中心に燃料
タンクを穀粒タンクと共に機体外側方に向けて一体的に
開動させる請求項1記載の収穫機における燃料タンクの
取付装置。 - 【請求項4】 燃料タンクを走行機体の適所に設置した
主燃料タンクと送油管を介して連通させることにより、
該主燃料タンクの増量用の燃料タンクに構成した請求項
1記載の収穫機における燃料タンクの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21792494A JPH0858402A (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 収穫機における燃料タンクの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21792494A JPH0858402A (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 収穫機における燃料タンクの取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858402A true JPH0858402A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16711869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21792494A Pending JPH0858402A (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 収穫機における燃料タンクの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858402A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177042A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
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-
1994
- 1994-08-20 JP JP21792494A patent/JPH0858402A/ja active Pending
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