JP6785748B2 - コンバイン - Google Patents
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脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられ、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナを、前記キャビンのルーフ部の最上端よりも上側に位置する高位置状態と、前記高位置状態よりも低い低位置状態とに変更する位置変更機構が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に、機体前後方向に延びる軸心周りで上下揺動可能に支持され、
前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを前記軸心周りで上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されていることにある。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナを高位置状態にすることにより、ルーフ部の影響を受けることなく、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することができる。また、衛星測位アンテナを低位置状態にすることにより、コンバインの運搬時や収納時に、衛星測位アンテナが邪魔になり難くなる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナを上下揺動させるだけで、高位置状態と低位置状態とに容易に変更することができる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナがキャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に位置しているため、衛星測位アンテナがキャビン内からの機体前後方向の視界の邪魔にならない。
脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられ、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンを支持するキャビンフレームのうち最も高い位置に位置する部位よりも高い位置に設けられ、
前記キャビンフレームに、前記キャビンのルーフ部を支持するルーフフレームが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、ブラケットを介して前記ルーフフレームに支持され、
前記キャビンは、機体における機体左右方向の一方側に設けられ、
前記ルーフフレームに、機体左右方向に延びて前記ルーフフレームの前縁部を構成する前側フレームと、機体前後方向に延びて前記ルーフフレームのうち機体左右方向で機体内側の縁部を構成する内側フレームと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記ルーフフレームにおいて、前記前側フレームのうち機体左右方向で機体内側の端部と前記内側フレームの前端部との間の角部に支持されていることにある。
キャビンフレームは、通常、金属製である。本特徴構成によれば、キャビンフレームの影響を受けることなく、衛星測位アンテナが衛星からの位置情報を良好に受信することができる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナをルーフフレームに直接支持させる場合よりも、衛星測位アンテナを所望の位置に配置し易くなる。また、衛星測位アンテナを、ルーフ部を支持するほど剛性の高いルーフフレームによって、しっかりと支持することができる。
本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体前後方向で刈取位置に近付くことになる。これにより、例えば、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業を行う場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
また、本特徴構成によれば、衛星測位アンテナが機体左右中側の位置に近付くことになる。これにより、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合において、衛星測位アンテナが受信した位置情報の補正が少なくて済み、当該位置情報をデータとして扱い易くなる。
前記低位置状態において、前記衛星測位アンテナは、前記ルーフ部の最上端よりも下側に位置すると好適である。
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、機体中央部に設けられていると好適である。
左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、左側の前記クローラ走行装置と右側の前記クローラ走行装置との間の中央位置に設けられていると好適である。
ここで、「中央位置」には、真の中央位置及び略中央位置も含んでいる。
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、刈幅の中央位置に設けられていると好適である。
ここで、「中央位置」には、真の中央位置及び略中央位置も含んでいる。
左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体前後方向において、前記左右一対のクローラ走行装置の前端部と同じ位置に設けられていると好適である。
ここで、「同じ位置」には、全く同じ位置及び略同じ位置も含んでいる。
圃場の植立穀稈を引き起こす引起装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、平面視で前記引起装置と重複する状態で、前記引起装置の上方に設けられていると好適である。
圃場の植立穀稈を切断する刈刃が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記刈刃の真上又は略真上に設けられていると好適である。
図1及び図2には、本発明に係る「コンバイン」の一例として普通型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、左右一対のクローラ走行装置2と、が備えられている。機体の前方には、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。刈取部3には、植立穀稈を掻き込む掻込リール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ6と、が備えられている。刈取部3は、機体幅よりも幅広の刈幅を有している。
図3には、本コンバインにおける衛星測位システムを示している。本コンバインには、GPS(Global Positioning System)用の衛星S1からの位置情報に基づいて、本機の位置情報を出力する衛星測位装置19が備えられている。衛星測位装置19が出力した位置情報を、例えば、圃場を走行経路に沿って自動走行する場合や、穀粒の品質と刈取位置とを関連付けて圃場管理を行う精密農業に利用することができる。
(1)上記実施形態では、衛星測位装置19がルーフフレーム18において、前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部に支持されている。しかし、これに代えて、衛星測位装置19がルーフフレーム18において、前側フレーム18Aの左端部と左側フレーム18Bの前端部との間の角部以外の部分に支持されていてもよい。あるいは、衛星測位装置19がキャビンフレーム17のうちルーフフレーム18以外のフレームに支持されていてもよい。
5 刈刃
7 運転部
8 キャビン
8A ルーフ部
9 穀粒貯留タンク
12 穀粒排出装置
13 縦搬送部
14 横搬送部
17 キャビンフレーム
18 ルーフフレーム
18A 前側フレーム
18B 左側フレーム(内側フレーム)
20 GPSアンテナ(衛星測位アンテナ)
23 ブラケット
25 引起装置
26 位置変更機構
27 取り付けブラケット
28 固定ブラケット
C 中央位置(左側のクローラ走行装置と右側のクローラ走行装置との間の中央位置)
S1 衛星
Y1 軸心
Claims (9)
- 脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられ、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナを、前記キャビンのルーフ部の最上端よりも上側に位置する高位置状態と、前記高位置状態よりも低い低位置状態とに変更する位置変更機構が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンにおける機体左右方向の一方側の側部に、機体前後方向に延びる軸心周りで上下揺動可能に支持され、
前記位置変更機構は、前記衛星測位アンテナを前記軸心周りで上下揺動させることにより、前記高位置状態と前記低位置状態とに変更するように構成されているコンバイン。 - 脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンクに接続された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に上下揺動可能に連結された横搬送部と、を有し、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を外部に排出する金属製の穀粒排出装置と、
衛星から位置情報を受信する衛星測位アンテナと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、収納状態における前記横搬送部よりも高い位置に設けられ、
運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記キャビンを支持するキャビンフレームのうち最も高い位置に位置する部位よりも高い位置に設けられ、
前記キャビンフレームに、前記キャビンのルーフ部を支持するルーフフレームが備えられ、
前記衛星測位アンテナは、ブラケットを介して前記ルーフフレームに支持され、
前記キャビンは、機体における機体左右方向の一方側に設けられ、
前記ルーフフレームに、機体左右方向に延びて前記ルーフフレームの前縁部を構成する前側フレームと、機体前後方向に延びて前記ルーフフレームのうち機体左右方向で機体内側の縁部を構成する内側フレームと、が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記ルーフフレームにおいて、前記前側フレームのうち機体左右方向で機体内側の端部と前記内側フレームの前端部との間の角部に支持されているコンバイン。 - 前記低位置状態において、前記衛星測位アンテナは、前記ルーフ部の最上端よりも下側に位置する請求項1に記載のコンバイン。
- 前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、機体中央部に設けられている請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。
- 左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、左側の前記クローラ走行装置と右側の前記クローラ走行装置との間の中央位置に設けられている請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。 - 前記衛星測位アンテナは、機体左右方向において、刈幅の中央位置に設けられている請求項1から5の何れか一項に記載のコンバイン。
- 左右一対のクローラ走行装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、機体前後方向において、前記左右一対のクローラ走行装置の前端部と同じ位置に設けられている請求項1から6の何れか一項に記載のコンバイン。 - 圃場の植立穀稈を引き起こす引起装置が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、平面視で前記引起装置と重複する状態で、前記引起装置の上方に設けられている請求項1から6の何れか一項に記載のコンバイン。 - 圃場の植立穀稈を切断する刈刃が備えられ、
前記衛星測位アンテナは、前記刈刃の真上又は略真上に設けられている請求項1から6の何れか一項に記載のコンバイン。
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