JP2018084141A - エンジンのオイル通路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン本体上方から略気筒軸方向に油路連結部を覗いた際、シール部材の外側突出部の投影面積確保により、視認性を高めて、シール部材の組付け忘れを防止することができると共に、外側突出部の付け根部分に加わる疲労を低減して、シール部材の耐久性向上を図るエンジンのオイル通路構造を提供する。【解決手段】エンジン本体側油路の第1合せ面とカバー側油路21の第2合せ面22とを連結部23A,23B,23Cで連結し、何れかの合せ面に溝部を形成し、溝部が設けられた合せ面22に切欠き部を設け、溝部にはシール部材50を取付け、シール部材50外周部に切欠き部の外側端部より突出する外側突出部52を形成し、切欠き部が気筒列方向視において気筒軸Yに対して傾斜して形成されたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、エンジン本体と無端伝動帯カバーとを備え、エンジン本体内部の本体側油路と、無端伝動帯カバー内部のカバー側油路とを連通させたようなエンジンのオイル通路構造に関する。
従来、内部に複数の気筒を有するエンジン本体と、このエンジン本体の内部に形成された本体側油路と、上述のエンジン本体の気筒列方向一端側に取付けられる無端伝動帯カバーとしてのタイミングチェーンカバーの内部に形成されたカバー側油路とを備え、これら両油路を連通させたエンジンのオイル通路構造が既に知られている(特許文献1参照)。
このように、エンジン本体側とタイミングチェーンカバー側とに跨ってオイル通路としての油路を形成すると、エンジン本体側油路とカバー側油路との連結部(油路連結部)のシール性を確保することが課題となる。
そこで、上記特許文献1に開示された従来構造においては、本体側油路の端部周縁に形成した第1合せ面と、上述のカバー側油路の端部周縁に形成した第2合せ面とを連結する油路連結部を設け、上記第2合せ面にはシール部材用の溝部を形成すると共に、この溝部にシール部材としてのOリングを取付けたものが開示されている。
特開2009−174478号公報
上述のシール部材を設けることで、油路連結部のシール性を確保することができるが、エンジンの組立て時において該シール部材の組付け忘れが発生した場合には、油路連結部のシール性が低下し、特に、油圧制御式動弁機構(例えば、直列4気筒エンジンにおいて、軽負荷時に第1気筒、第4気筒を気筒休止させ、第2気筒、第3気筒のみでエンジンを駆動するような油圧制御式動弁機構)を備えたエンジンの場合、充分な油圧が確保できないと、動弁機構の応答遅れや作動不良を引起こし、燃費性能が悪化するという危惧があった。
そこで、図8の(a)(b)に比較例として示すように、カバー側油路81の端部周縁に形成された第2合せ面82にリング状の溝部83を凹設形成し、この溝部83にOリング等のシール部材84を取付けると共に、合せ面82の上部にはその外周面に連通すると共に、気筒軸方向に延びる切欠き部85を形成し、シール部材84に一体形成した突出部86を上述の切欠き部85から気筒軸方向上方に突出させ、さらに、突出部86の上端には、無端伝動帯カバーの上端とシリンダヘッドの上端との間のシール部材組付け確認用の開口部からの視認投影面積を拡大する目的で、拡幅部87を一体形成することが想定される。
しかしながら、図8に示すように構成した場合には、拡幅部87の重量が増加し、突出部86の付け根部分の耐久性が低下する。つまり、エンジン運転中においてエンジン振動により拡幅部87が振られ、突出部86の付け根部分に応力が集中することで、図8の(b)に示すように、当該突出部86の付け根部分が疲労し、該付け根部分が破損するという問題点が生ずる。
本発明は、上述の問題に鑑み、シール部材の視認性を高めると共に、シール部材の耐久性向上を図ることができるエンジンのオイル通路構造の提供を目的とする。
上述した課題を解決する本題記載の発明は、油路連結部においてシール部材用の溝部から合せ面周壁まで貫通した切欠き部を、気筒軸(つまり、シリンダボア軸)に対して傾斜して形成し、その切欠き部を、無端伝動帯カバーの上端とエンジン本体を構成するシリンダヘッドの上端との間のシール部材組付け確認用の開口部から視認可能位置に設け、上記切欠き部からシール部材の外側突出部を突出させたものである。
詳述すると、上述した課題を解決する本発明のエンジンのオイル通路構造(請求項1)は、複数の気筒を有するエンジン本体と、該エンジン本体の内部に形成された本体側油路と、上記エンジン本体の気筒列方向一端側面に取付けられる無端伝動帯カバーの内部に形成されたカバー側油路と、を備えたエンジンのオイル通路構造であって、上記本体側油路の上記無端伝動帯カバー側の開口端部の周縁に形成した第1合せ面と、上記カバー側油路の上記本体側油路側の開口端部の周縁に形成した第2合せ面とが連結された油路連結部と、上記第1合せ面または上記第2合せ面に形成された略環状の溝部と、上記溝部のエンジン上方側から上記油路の径方向外方に向けて延び、当該合せ面の外縁と連通する切欠き部と、を有し、上記溝部には、該溝部の形状に対応したシール部材が取付けられており、該シール部材の外周部には、上記切欠き部の形状に対応し、かつ、該切欠き部の外縁側端部よりも上方に突出する外側突出部が形成され、上記切欠き部は、気筒列方向視において気筒軸に対して傾斜して形成されたものである。
上述の無端伝動帯カバーは、タイミングチェーンカバーまたはタイミングベルトカバーの何れであってもよい。
上記構成によれば、溝部に形成した切欠き部(組付け確認用の切欠き部)を、気筒軸に対して傾斜して設けたので、エンジン上方から略気筒軸方向に油路連結部を覗いたときには、シール部材の外側突出部の投影面積を大きく確保することができ、当該外側突出部の視認性が高まり、エンジン組立て工程において、エンジンがベルトコンベア上を流れる間に、短時間内でシール部材取付けの有無を確認できる。
また、油路連結部の上方に部品が配置されていても、上述の切欠き部が傾斜していることで、部品間の空間からの組付け確認が容易となる。
加えて、シール部材の外側突出部を可及的小さく形成できるので、エンジン振動によって外側突出部が振られても、当該外側突出部の付け根部分に加わる疲労を低減できて、シール部材の耐久性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様(請求項2)においては、上記油路連結部は、気筒列方向視において無端伝動帯で囲まれた領域の外側に設けられたものであって、上記切欠き部は上記無端伝動帯カバーの外縁方向に指向して形成されたものである。
上述の無端伝動帯は、タイミングチェーンまたはタイミングベルト(コグベルト)で形成することができる。
上記構成によれば、切欠き部を無端伝動帯カバーの外縁方向に指向させたので、シール部材の外側突出部の先端が無端伝動帯側を向かないように成すことができ、エンジン上方から外側突出部を視認する時、無端伝動帯の影によって暗くなる領域と外側突出部とが重ならないようにできて、視認性を高めることができる。
また、エンジン運転中に起こる無端伝動帯のばたつきによって、当該無端伝動帯とシール部材の外側突出部とが接触することを防止できる。
この発明の一実施態様(請求項3)においては、上記油路連結部は、上記無端伝動帯で囲まれた領域の内側であって、該無端伝動帯が巻掛けられている吸気側カムシャフト駆動ホイールおよび排気側カムシャフト駆動ホイールよりも下方側に設けられたものであって、上記切欠き部は、気筒列方向視において上記吸気側カムスプロケットと上記排気側カムスプロケットとの間に形成された空間部に指向して形成されたものである。
上述のカムシャフト駆動ホイールは、無端伝動帯をタイミングチェーンに設定する場合には、スプロケットホイール(いわゆるスプロケット)とすることができ、また、無端伝動帯をタイミングベルトに設定する場合には、タイミングプーリとすることができる。
上記構成によれば、上述の切欠き部が、吸排気両側のカムシャフト駆動ホイール間の空間部に指向しているので、エンジン上方から切欠き部を目視した際の視認性を確保することができる。
この発明の一実施態様(請求項4)においては、上記溝部は上記第2合せ面側に設けられたものである。
上記構成によれば、無端伝動帯カバーにおける第2合せ面側に溝部を設けたことで、予め該溝部にシール部材を取付けておくことができ、エンジン組立て中におけるシール部材の脱落防止と組立て作業性の向上を図ることができる。
因に、エンジン本体側の第1合せ面側に溝部を設けた場合には、先に、エンジン本体側の溝部に対してシール部材を組付けておくと、無端伝動帯組付け等の組立て工程中にシール部材が脱落する危惧がある。
この発明の一実施態様(請求項5)においては、上記シール部材は、環状に形成されたものであって、上記シール部材の内周部には径方向内側に突出する内側突出部を有し、該内側突出部は上記シール部材の周方向において上記外側突出部とオフセットして設けられたものである。
上記構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、エンジン運転中にオイルが流れることで上記シール部材の内周側から外周側に向けて圧力(内圧)が加わる。この時、内側突出部を介して入力された荷重により、シール部材における溝部と切欠き部との接続部分に発生する応力が異常に高まることを抑制できて、シール部材の耐久性低下を抑制することができる。
この発明によれば、エンジン本体上方から略気筒軸方向に油路連結部を覗いた際、シール部材の外側突出部の投影面積確保により、視認性を高めて、シール部材の組付け忘れを防止することができると共に、外側突出部の付け根部分に加わる疲労を低減して、シール部材の耐久性向上を図ることができる効果がある。
本発明のエンジンのオイル通路構造を無端伝動帯カバー内側から見た状態で示す説明図 図1のA−A線矢視断面図 エンジン上方から略気筒軸方向に図1のa部を覗いた状態で示す斜視図 エンジン上方から略気筒軸方向に図1のb部を覗いた状態で示す斜視図 エンジン上方から略気筒軸方向に図1のc部を覗いた状態で示す斜視図 (a)は図1のa部の拡大図、(b)は図1のb部の拡大図、(c)は図1のc部の拡大図 (a)はシール部材の実施形態を示す正面図、(b)はシール部材の他の実施形態を示す正面図 (a)は比較例の油路連結部およびシール部材の構造を示す正面図、(b)は比較例のシール部材の破損状態を示す説明図
この発明の実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図面はエンジンのオイル通路構造を示し、図1は当該オイル通路構造を無端伝動帯カバーの内側から見た状態で示す説明図、図2は図1のA−A線矢視断面図である。
エンジンは、シリンダブロックと図2に示すシリンダヘッド10とでエンジン本体11を構成し、シリンダブロックの下部にはオイルパンを取付け、シリンダヘッド10の上部にはシリンダヘッドカバーを取付けている。
上述のシリンダブロックの内部には複数のシリンダ(気筒)を形成し、また、上述のシリンダヘッド10の内部には複数の吸気ポートおよび排気ポートが形成されている。
さらに、図1、図2に示すように、エンジン本体11の気筒列方向Xの一端側面には無端伝動帯カバーとしてのタイミングチェーンカバー20が取付けられている。
図2に示すように、エンジン本体11を構成するシリンダヘッド10の内部には本体側油路12が形成されており、タイミングチェーンカバー20の内部には、上記本体側油路12に連結するカバー側油路21が形成されている。
また、同図に示すように、本体側油路12のタイミングチェーンカバー20側の開口端部の周縁には第1合せ面13が形成され、カバー側油路21の上記本体側油路12の開口端部の周縁には第2合せ面22が形成されている。これらの各合せ面13,22は、その内部の本体側油路12とカバー側油路21とが互いに一致するように当接されるものであって、これら両合せ面13,22の合せ部には、当該合せ面13,22を連結する油路連結部23が形成されている。
ところで、図1に示すように、シリンダ内を往復上下動するピストンには、コネクティングロッド(いわゆるコンロッド)を介してクランクシャフトが連結されており、このクランクシャフトの気筒列方向X一端側には、該クランクシャフトで駆動される一対の無端伝動帯駆動ホイールとしてのクランクスプロケット30,31が同軸上に設けられている。一対のクランクスプロケット30,31のうちの一方のクランクスプロケット30はタイミングチェーンカバー20寄りに設けられており、他方のクランクスプロケット31はエンジン本体11寄りに設けられている。
シリンダヘッド10には、吸気カムを介して吸気バルブを開閉駆動する吸気カムシャフトが設けられており、この吸気カムシャフトの気筒列方向X一端側には、吸気側カムシャフト駆動ホイールとしての吸気側カムスプロケット32が設けられている。
同様に、シリンダヘッド10には、排気カムを介して排気バルブを開閉駆動する排気カムシャフトが設けられており、この排気カムシャフトの気筒列方向X一端側には、排気側カムシャフト駆動ホイールとしての排気側カムスプロケット33が設けられている。
そして、上述のクランクスプロケット30と吸気側カムスプロケット32と排気側カムスプロケット33とに、第1無端伝動帯としての第1タイミングチェーン34を巻掛けて、これらの各要素30,32,33,34にて動弁用伝動機構35を構成している。
また、排気側カムスプロケット33とクランクスプロケット30との間における第1タイミングチェーン34の走行ライン外側には、支点部36を中心としてその自由端部が第1油圧テンショナ37で押圧調節されるレバー38を設けており、これら油圧テンショナ37および第1レバー38により第1タイミングチェーン34の弛みを防止するように構成している。
さらに、吸気側カムスプロケット32とクランクスプロケット30との間における第1タイミングチェーン34の走行ライン外側には、第1ガイド39を沿設しており、この第1ガイド39で第1タイミングチェーン34を案内すべく構成している。
加えて、吸気側カムスプロケット32と排気側カムスプロケット33との間における第1タイミングチェーン34の走行ライン外側には、第2ガイド40を設けており、この第2ガイド40で第1タイミングチェーン34を案内すべく構成している。
一方で、クランクスプロケット31の下方位置には、オイルポンプ駆動用のオイルポンプスプロケット41と、バランサスプロケット42とを設けると共に、これら各スプロケット31,41,42には、第2無端伝動帯としての第2タイミングチェーン43を巻掛けて、これらの各要素31,41,42,43にてオイルポンプ駆動用伝動機構44を構成している。
また、クランクスプロケット31とバランサスプロケット42との間における第2タイミングチェーン43の走行ライン外側には、支点部45を中心としてその自由端部が油圧テンショナ46で押圧調節される第2レバー47を設けており、これら第2油圧テンショナ46および第2レバー47により第2タイミングチェーン43の弛みを防止するように構成している。
さらに、クランクスプロケット31とオイルポンプスプロケット41との間における第2タイミングチェーン43の走行ライン外側には、第3ガイド48を沿設しており、この第3ガイド48で第2タイミングチェーン43を案内すべく構成している。
ここで、上述の各テンショナ37,46、レバー38,47、各ガイド39,40,48は、それぞれエンジン本体11側に設けられたものであり、また、上述のクランクスプロケット30,31は図1の反時計方向(矢印d方向)に駆動される。
さらに、図1、図3〜図5において、20aは吸気側において略上下方向に延びるタイミングチェーンカバー20のエンジン本体との合わせ面、20bは排気側において略上下方向に延びるタイミングチェーンカバー20のエンジン本体との合わせ面、20cはヘッドカバーとの合わせ面となるタイミングチェーンカバー20の上端面、20dはオイルパンとの合わせ面となるタイミングチェーンカバー20の下端面である。
ところで、上述の第1合せ面13と第2合せ面22とを連結する油路連結部23は、この実施形態では、図1に示すように、合計3つ設けられている。
すなわち、図1に示すように、気筒列方向X視において第1タイミングチェーン34で囲まれた領域の内側において、当該第1タイミングチェーン34が巻掛けられている吸気側カムスプロケット32および排気側カムスプロケット33よりも下方側に設けられた第1油路連結部23Aおよび第2油路連結部23Bと、気筒列方向X視において第1タイミングチェーン34で囲まれた領域の外側において、排気側カムスプロケット33よりも下方位置に設けられた第3油路連結部23Cと、の合計3つ設けられている。
図3はエンジン上方から略気筒軸方向に図1のa部(第1油路連結部23A)を覗いた状態で示す斜視図、図4はエンジン上方から略気筒軸方向に図1のb部(第2油路連結部23B)を覗いた状態で示す斜視図、図5はエンジン上方から略気筒軸方向に図1のc部(第3油路連結部23C)を覗いた状態で示す斜視図、図6の(a)は図1のa部(第1油路連結部23A)の拡大図、図6の(b)は図1のb部(第2油路連結部23B)の拡大図、図6の(c)は図1のc部(第3油路連結部23C)の拡大図である。
図6の(a)(b)(c)に示すように、第1、第2、第3の各油路連結部23A,23B,23Cにおける第1合せ面13または第2合せ面22にはシール部材用の溝部24を設けている。この実施形態では、該溝部24は第2合せ面22側に凹設形成されている。この溝部24は後述するシール部材50を配置するための溝で、該溝部24は円環状に形成されている。
同図に示すように、上述の溝部24が凹設形成された合せ面、つまり、第2合せ面22には、溝部24のエンジン上方側からカバー側油路21の径方向外方に向けて延び、溝部24と第2合せ面22の外周面とを連通する線分状の切欠き部25が設けられている。
そして、上述の溝部24には、図6の(a)(b)(c)に示すように、当該溝部24の円環形状に対応した略リング状のシール部材50(いわゆるシールリング)が取付けられている。
ここで、タイミングチェーンカバー20に形成された第2合せ面22の溝部24にシール部材50を取付けることで、当該シール部材50の脱落リスクを回避したものである。すなわち、タイミングチェーンカバー20は、エンジン組付け工程の最終段階でエンジン本体11側に組付けられるのが一般的であり、このタイミングチェーンカバー20側にシール部材50を取付けることにより、その脱落リスクを回避すべく構成したものである。
図7の(a)に拡大図で示すように、上述のシール部材50は円環形状のシール部材本体51と、このシール部材本体51のエンジン上方側の外周部から上述の切欠き部25の形状に対応して該切欠き部25の外周面側端部よりも上方へ突出する外側突出部52と、シール部材本体51の内周部に形成されて、その径方向内側に突出する複数の内側突出部53と、を一体形成したものである。ここで、上述の内側突出部53は脱落防止用の突出部である。
図7の(a)に示す実施形態においては、上述の内側突出部53はシール部材50の周方向において外側突出部52とオフセットして設けられると共に、シール部材本体51の円周方向に均一にオイル流通時の圧力を分散させる目的で、当該シール部材本体51の内周部に120度の等間隔を隔てて合計3つ設けられている。
図7の(a)に示す構造に代えて、図7の(b)に示すように、上述の内側突出部53を、シール部材本体51の内周部に180度の等間隔を隔てて合計2つ設ける構造を採用してもよい。
しかも、図1、図6に示すように、上述の第2合せ面22に形成された切欠き部25は、気筒列方向X視において気筒軸Y(シリンダボア軸芯線のことで図1参照)に対して傾斜して形成されており、これにより、エンジン上方(詳しくは、シリンダヘッド10の気筒列方向X一端側上端10aと、タイミングチェーンカバー20の上端面20cとの間に形成されたシール部材組付け確認用の開口部Zの上方であり、この開口部Zを、図4、図5に図示の便宜上、太線で部分的に囲んで示す)から略気筒軸方向に第1、第2、第3の各油路連結部23A,23B,23Cを覗いた時に、シール部材50における外側突出部52の投影面積を大きく確保するよう構成したものである。
図1、図6の(a)、図6の(b)に示すように第1タイミングチェーン34で囲まれた領域内側の第1油路連結部23A、第2油路連結部23B側の切欠き部25は、気筒列方向X視において、吸気側カムスプロケット32と排気側カムスプロケット33との間に形成された空間部49に指向して形成されている。
具体的には、第1油路連結部23A側の切欠き部25は、気筒列方向X視において、気筒軸Yに対して空間部49方向に25度〜35度の範囲(この実施形態では28度)に傾斜している。これにより、図3に示すように、ヘッドカバー取付け以前のエンジン組立て工程において、エンジン上方から略気筒軸方向に第1油路連結部23Aを覗いた時、シール部材50の外側突出部52の投影面積拡大を図るよう構成している。
また、第2油路連結部23B側の切欠き部25は、気筒列方向X視において、気筒軸Yに対して空間部49方向に10度〜20度の範囲(この実施形態では15度)に傾斜している。これにより、図4に示すように、ヘッドカバー取付け以前のエンジン組立て工程において、エンジン上方から略気筒軸方向に第2油路連結部23Bを覗いた時、シール部材50の外側突出部52の投影面積拡大を図るよう構成している。
さらに、図1、図6の(c)に示すように、第1タイミングチェーン34で囲まれた領域の外側に設けられた第3油路連結部23C側の切欠き部25は、気筒列方向X視においてタイミングチェーンカバー20の外縁方向に指向して形成されている。
具体的には、第3油路連結部23C側の切欠き部25は、気筒列方向X視において、気筒軸Yに対して、タイミングチェーンカバー20の排気側外縁方向に25度〜35度の範囲(この実施形態では27.5度)に傾斜している。これにより、図5に示すように、ヘッドカバー取付け以前のエンジン組立て工程において、エンジン上方から略気筒軸方向に第3油路連結部23Cを覗いた時、シール部材50の外側突出部52の投影面積拡大を図るよう構成している。
さらに、図1、図3〜図5に示すように、上述の開口部Z上方から当該開口部Z下方を目視した際、全ての油路連結部23A,23B,23Cをエンジン本体幅方向にオフセットして配置し、これら油路連結部23A,23B,23Cと上記開口部Zとの間に、当該油路連結部23A,23B,23Cのエンジン上方側を遮るものを可及的配置しないように成して、全ての外側突出部52が視認可能となるように構成している。
このように、上記実施形態(請求項1)のエンジンのオイル通路構造は、複数の気筒を有するエンジン本体11と、該エンジン本体11の内部に形成された本体側油路12と、上記エンジン本体11の気筒列方向X一端側面に取付けられる無端伝動帯カバー(タイミングチェーンカバー20参照)の内部に形成されたカバー側油路21と、を備えたエンジンのオイル通路構造であって、上記本体側油路12の上記無端伝動帯カバー側の開口端部の周縁に形成した第1合せ面13と、上記カバー側油路21の上記本体側油路12の開口端部の周縁に形成した第2合せ面22とが連結された油路連結部23A,23B,23Cと、上記第1合せ面13または上記第2合せ面22に形成された略環状の溝部24と、上記溝部24のエンジン上方側から上記油路(カバー側油路21参照)の径方向外方に向けて延び、当該合せ面(第2合せ面22参照)の外縁と連通する切欠き部25と、を有し、上記溝部24には、該溝部24の形状に対応したシール部材50が取付けられており、該シール部材50の外周部には、上記切欠き部25の形状に対応し、かつ、該切欠き部25の外縁側端部よりも上方に突出する外側突出部52が形成され、上記切欠き部25は、気筒列方向X視において気筒軸Yに対して傾斜して形成されたものである(図1、図2、図6参照)。
上述の溝部24の上方側とは、溝部24を気筒列方向視した時に、該溝部24を当該溝部24の中心を通る水平線で上下に分割して上側に相当する部分、を意味する。
この構成によれば、溝部24に形成した切欠き部25(組付け確認用の切欠き部)を、気筒軸Yに対して傾斜して設けたので、エンジン上方から略気筒軸方向に油路連結部23A,23B,23Cを覗いたときには、シール部材50の外側突出部52の投影面積を大きく確保することができ、当該外側突出部52の視認性が高まり、シール部材50の組付け忘れを防止することができ、例えば、エンジン組立て工程において、エンジンがベルトコンベア上を流れる間に、短時間内でシール部材50取付けの有無が視認要求される場合に有効となる。
また、油路連結部23A,23B,23Cの上方に部品が配置されていても、上述の切欠き部25が傾斜していることで、部品間の空間からの組付け確認が容易となる。
加えて、シール部材50の外側突出部52を、図8で示した比較例の構造に対して、可及的小さく形成できるので、エンジン振動によって外側突出部52が振られても、当該外側突出部52の付け根部分に加わる疲労を低減できて、シール部材50の耐久性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様(請求項2)においては、上記油路連結部(第3油路連結部23C参照)は、気筒列方向X視において無端伝動帯(第1タイミングチェーン34参照)で囲まれた領域の外側に設けられたものであって、上記切欠き部25は上記無端伝動帯カバー(タイミングチェーンカバー20参照)の外縁方向に指向して形成されたものである(図1、図6の(c)参照)。
この構成によれば、切欠き部25を無端伝動帯カバー(タイミングチェーンカバー20)の外縁方向に指向させたので、シール部材50の外側突出部52の先端が無端伝動帯ライン側(タイミングチェーン34の走行ライン側)を向かないように成すことができ、エンジン上方から外側突出部52を視認する時、無端伝動帯(タイミングチェーン34)の影によって暗くなる領域と外側突出部52とが重ならないようにできて、視認性を高めることができる。
また、エンジン運転中に起こる無端伝動帯(タイミングチェーン34)のばたつきによって、当該無端伝動帯(タイミングチェーン34)とシール部材50の外側突出部52とが接触することを防止できる。
この発明の一実施態様(請求項3)においては、上記油路連結部(第1油路連結部23A、第2油路連結部23B参照)は、上記無端伝動帯(第1タイミングチェーン34参照)で囲まれた領域の内側であって、該無端伝動帯(第1タイミングチェーン34)が巻掛けられている吸気側カムシャフト駆動ホイール(吸気側カムスプロケット32参照)および排気側カムシャフト駆動ホイール(排気側カムスプロケット33参照)よりも下方側に設けられたものであって、上記切欠き部25は、気筒列方向X視において上記吸気側カムスプロケット32と上記排気側カムスプロケット33との間に形成された空間部49に指向して形成されたものである(図1、図6の(a)、(b)参照)。
この構成によれば、上述の切欠き部25が、吸排気両側のカムシャフト駆動ホイール(カムスプロケット32,33)間の空間部49に指向しているので、エンジン上方から切欠き部25を目視した際の視認性、特に、シール部材50の外側突出部52の視認性を確保することができる。
この発明の一実施態様(請求項4)においては、上記溝部24は上記第2合せ面22側に設けられたものである(図2、図6参照)。
この構成によれば、無端伝動帯カバー(タイミングチェーンカバー20)側の第2合せ面22側に溝部24を設けたことで、予め該溝部24にシール部材50を取付けておくことができ、エンジン組立て中におけるシール部材50の脱落防止と組立て作業性の向上を図ることができる。
因に、エンジン本体側の第1合せ面側に溝部を設けた場合には、先にエンジン本体側の溝部に対してシール部材を組付けておくと、無端伝動帯組付け等の組立て工程中にシール部材が脱落する危惧があり、一方で、無端伝動帯組付け後にシール部材を取付けるとしても、該シール部材を溝部に圧入させて取付けないといけないので、作業性がよくない。このため、上記実施態様では、溝部24を無端伝動帯カバーにおける第2合せ面22側に設けるものである。
この発明の一実施態様(請求項5)においては、上記シール部材50は、環状に形成されたものであって、上記シール部材50の内周部には径方向内側に突出する内側突出部53を有し、該内側突出部53は上記シール部材50の周方向において上記外側突出部52とオフセットして設けられたものである(図6、図7参照)。
この構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、エンジン運転中にオイルが流れることで上記シール部材50の内周側から外周側に向けて圧力(内圧)が加わる。この時、内側突出部53を介して入力された荷重により、シール部材50における溝部24と切欠き部25との接続部分に発生する応力が異常に高まることを抑制できて、シール部材50の耐久性低下を抑制することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の無端伝動帯カバーは、実施例のタイミングチェーンカバー20に対応し、
以下同様に、
無端伝動帯は、第1タイミングチェーン34に対応し、
吸気側カムシャフト駆動ホイールは、吸気側カムスプロケット32に対応し、
排気側カムシャフト駆動ホイールは、排気側カムスプロケット33に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではない。
例えば、無端伝動帯は、タイミングチェーンに代えて、タイミングベルトを採用してもよく、カムシャフト駆動ホイールは、カムスプロケットに代えてタイミングプーリを採用してもよい。
以上説明したように、本発明は、内部に複数の気筒を有するエンジン本体と、該エンジン本体の内部に形成された本体側油路と、上記エンジン本体の気筒列方向一端側に取付けられる無端伝動帯カバーの内部に形成されたカバー側油路とを備えたエンジンのオイル通路構造について有用である。
11…エンジン本体
12…本体側油路
13…第1合せ面
20…タイミングチェーンカバー(無端伝動帯カバー)
21…カバー側油路
22…第2合せ面
23,23A,23B,23C…油路連結部
24…溝部
25…切欠き部
32…吸気側カムスプロケット(吸気側カムシャフト駆動ホイール)
33…排気側カムスプロケット(排気側カムシャフト駆動ホイール)
34…第1タイミングチェーン(無端伝動帯)
49…空間部
50…シール部材
52…外側突出部
53…内側突出部

Claims (5)

  1. 複数の気筒を有するエンジン本体と、
    該エンジン本体の内部に形成された本体側油路と、
    上記エンジン本体の気筒列方向一端側面に取付けられる無端伝動帯カバーの内部に形成されたカバー側油路と、を備えたエンジンのオイル通路構造であって、
    上記本体側油路の上記無端伝動帯カバー側の開口端部の周縁に形成した第1合せ面と、上記カバー側油路の上記本体側油路側の開口端部の周縁に形成した第2合せ面とが連結された油路連結部と、
    上記第1合せ面または上記第2合せ面に形成された略環状の溝部と、
    上記溝部のエンジン上方側から上記油路の径方向外方に向けて延び、当該合せ面の外縁と連通する切欠き部と、を有し、
    上記溝部には、該溝部の形状に対応したシール部材が取付けられており、
    該シール部材の外周部には、上記切欠き部の形状に対応し、かつ、該切欠き部の外縁側端部よりも上方に突出する外側突出部が形成され、
    上記切欠き部は、気筒列方向視において気筒軸に対して傾斜して形成されたことを特徴とする
    エンジンのオイル通路構造。
  2. 上記油路連結部は、気筒列方向視において無端伝動帯で囲まれた領域の外側に設けられたものであって、
    上記切欠き部は上記無端伝動帯カバーの外縁方向に指向して形成された
    請求項1に記載のエンジンのオイル通路構造。
  3. 上記油路連結部は、上記無端伝動帯で囲まれた領域の内側であって、該無端伝動帯が巻掛けられている吸気側カムシャフト駆動ホイールおよび排気側カムシャフト駆動ホイールよりも下方側に設けられたものであって、
    上記切欠き部は、気筒列方向視において上記吸気側カムスプロケットと上記排気側カムスプロケットとの間に形成された空間部に指向して形成された
    請求項1に記載のエンジンのオイル通路構造。
  4. 上記溝部は上記第2合せ面側に設けられた
    請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジンのオイル通路構造。
  5. 上記シール部材は、環状に形成されたものであって、
    上記シール部材の内周部には径方向内側に突出する内側突出部を有し、
    該内側突出部は上記シール部材の周方向において上記外側突出部とオフセットして設けられた
    請求項1〜4の何れか一項に記載のエンジンのオイル通路構造。
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