JP4006570B2 - シリンダブロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダブロックの主オイル通路からエンジンの各部位へ潤滑オイルを供給する循環経路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にV型エンジンは、例えば、特開平5−280371号公報の第4図に示すように、V字形状のシリンダブロックの左右一対の一次側、二次側シリンダバンクに載置された一次側、二次側シリンダヘッドで構成されている。
一次側シリンダヘッドには、両側に一次側吸気、排気用カムシャフトが配設され、一次側吸気、排気用カムシャフトには、カムスプロケットが各々固定されている。また、一次側吸気、排気用カムシャフトの間の、ほぼ下方に一次側アイドラスプロケットとカムチェ−ンスプロケットを備えた一次側アイドラシャフトが配設されている。ここで、一次側吸気用カムスプロケットと、一次側排気用カムスプロケットと、一次側カムチェーンスプロケットとに一次側カムチェーンが巻き掛けられている。
同様に、二次側シリンダヘッドには、両側に二次側吸気、排気用カムシャフトが配設され、二次側吸気用、排気用カムシャフトには、カムスプロケットが各々固定されている。更に、二次側吸気用カムシャフトには、二次側タイミングチェーンスプロケットが固定されている。二次側吸気用カムスプロケットと、二次側排気用カムスプロケットとに、二次側カムチェーンが巻き掛けられている。
【0003】
また、シリンダブロックには、一次側、二次側シリンダバンクの間に、中央側アイドラシャフトが配設され、中央側アイドラシャフトに中央側アイドラスプロケットが固定されている。
さらに、シリンダブロックのほぼ下方に、クランクシャフトが配設され、クランクスプロケットと、オイルポンプチェーンスプロケット及びクランクプーリが固定されている。オイルポンプチェーンは、オイルポンプのオイルポンプスプロケットとオイルポンプチェーンスプロケットとに巻き掛けられている。
また、ウォータポンプは、ウォータポンププーリを備えて二次側シリンダバンクに配設されている。
そして、タイミングチェーンは、二次側タイミングチェーンスプロケットと、クランクスプロケットと、中央側アイドラシャフトスプロケットと、一次側アイドラスプロケットとに巻き掛けられており、このタイミングチェーンを覆うようにチェーンカバーが設けられている。
【0004】
特開2000−199418号公報には、オイルポンプからオイルをオイル制御弁に導く内燃機関のオイル通路構造において、オイルポンプとオイル制御弁を結ぶ外付けのオイルパイプを設けて、オイルパイプを補機駆動用ベルトあるいはテンショナブラケットと、チェーンカバーとの間に配設した内燃機関のオイル通路構造が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの表面には、エンジン補機やエンジン補機を駆動させるベルト等が配設されており、このベルトラインの内側にシリンダブロック内のクランクシャフトの軸心方向に延在する主オイル通路が配設される。この主オイル通路と特開2000−199418号公報に開示されているようにチェーンカバーのシリンダヘッド部位に取り付けられたオイルコントロールバルブとを連通させる場合はオイルパイプを用いることとなるが、ベルトライン内に主オイル通路が形成され、この主オイル通路に連結されるオイルパイプがクランクシャフトの径方向でベルトラインの外側に配設されると共に、クランクシャフトの軸心方向でベルトラインの上側(外側)に重なるように配設されるため、オイルパイプがベルトラインを必然的に跨ぐことになる。そのため、ベルトの交換を行う時にオイルパイプとベルトが干渉してしまい、オイルパイプをオイルコントロールバルブ等から離脱させてベルトの交換を行う必要がある。よって、ベルトの交換を行う時、その都度オイルパイプをオイルコントロールバルブ等から着脱する必要があり、ベルトの交換作業が極めて煩雑になり作業効率が低下する。
【0006】
そこで、シリンダブロック内の主オイル通路の位置を、このベルトラインの外側に変更することが考えられるが、シリンダブロックの主オイル通路の位置を変更する場合、一般にシリンダブロックは、型を利用して製造するため、新規の設計及び製造に負担するコストが増大する。したがって、シリンダブロックの主オイル通路の位置を変更することは困難となる。
【0007】
また、チェーンカバーは、チェーンカバーの外周縁部とシリンダブロックの外周縁部とを取付ボルトで固着して配設するために、特に中央部の剛性が低下してしまい、振動による異音や他部品との干渉による異音が発生するおそれがある。更に、チェーンカバーの上方には、フロントマウントが近接して配設される部位があり、その部位には、チェーンカバーの肉厚を厚くしたり、補強リブを形成することが困難となり、フロントマウントが配設されている部位は、他の部位より剛性が低下して、上記と同様の不具合が生じるおそれがある。
【0008】
更に、特開2000−199418号公報に開示された内燃機関のオイル通路構造は、オイルポンプから外付けで設けられたオイルパイプを、補機駆動用ベルトあるいはテンショナブラケットと、チェーンカバーとの間に配設することが開示されているが、補機駆動用ベルトあるいはテンショナブラケットと、チェーンカバーとの間の空間は非常に狭いため、他の部品との干渉を避けるために、オイルパイプに曲率半径の小さな曲げ部を形成したり、オイルパイプの断面形状を円形状から楕円形状に変更して形成している。しかし、前者においては、パイプの耐久性に係わる信頼性を損ねるおそれがあり、後者においては、この部位での使用が限定されるためオイルパイプの汎用性が無くなってしまう。よって、エンジンの各部位のメンテナンス性等を考慮しながら、潤滑オイルをエンジンの各部位へ供給するオイルパイプ等の配設手段には、まだ改善すべき課題が多く残っている。
【0009】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、補機駆動用ベルトラインの内側に配設されるシリンダブロックの主オイル通路内の潤滑オイルを、円滑にエンジンの各部位へ供給できるようにしたシリンダブロックを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、エンジンのチェーンカバーの表面に補機を駆動するベルトが配設され、前記ベルトのベルトラインの内側に、クランクシャフトの軸心方向に延在する主オイル通路を形成すると共にウォータポンプを配設したシリンダブロックにおいて、前記ウォータポンプのポンプケースに前記主オイル通路に連通するオイル通路部を前記ベルトラインを跨ぐように一体に形成すると共に前記ベルトラインの外側に位置する前記オイル通路部に複数のオイル連通部を形成して、前記オイル通路部を前記シリンダブロックと前記チェーンカバーとで挟持するように配設したことを特徴とする。
このように構成することにより、シリンダブロックの主オイル通路が、チェーンカバーの表面に配設される補機駆動用ベルトラインの内側に配設される場合、シリンダブロックの主オイル通路と連通するポンプケースのオイル通路部がこのベルトラインを跨ぐように配設され、またオイル通路部にはベルトラインの外側にエンジンの各部位へ潤滑オイルを供給する複数のオイル連通部が形成されると共に、オイル通路部はチェーンカバーとシリンダブロックとで挟持されて配設されるので、潤滑オイルを補機駆動用ベルトラインの内側に配設されたシリンダブロック内の主オイル通路からポンプケースに形成したオイル通路部を介して補機駆動用ベルトラインの外側に導くことができると共に、オイル通路部に設けられた複数のオイル連通部からエンジンの各部位へ潤滑オイルを供給することができる。
【0011】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、前記複数のオイル連通部の少なくとも1つは、ユニオンボルトと前記チェーンカバーとでオイルパイプを挟持した状態で、前記ユニオンボルトを介してオイルパイプと連通して、ユニオンボルト連結部を形成すると共に、前記ユニオンボルト連結部から突出した前記オイルパイプを前記ベルトラインの外側を沿うように配設したことを特徴とする。
このように構成することにより、オイル通路部は、補機駆動用ベルトラインの外側で、ユニオンボルトとチェーンカバーとでオイルパイプを挟持するように連結して、ユニオンボルト連結部を形成し、ユニオンボルト連結部から突出したオイルパイプは補機駆動用ベルトラインの外側を沿うように配設されるので、オイルパイプと補機駆動用ベルトラインとの干渉を防ぐことができる。そして、潤滑オイルは、オイル通路部からユニオンボルト連結部を介して、オイルパイプ内を通ってエンジンの各部位に供給される。
【0012】
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記複数のオイル連通部の少なくとも1つは、前記チェーンカバー内のオイル通路と連通して、オイル通路連結部を形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、オイル通路部は、補機駆動用ベルトラインの外側で、チェーンカバー内のオイル通路と連結して、オイル通路連結部を形成し配設するので、潤滑オイルは、オイル通路部からこのオイル通路連結部を介して、チェーンカバー内のオイル通路を通ってエンジンの各部位に供給される。
【0013】
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した発明において、前記オイル通路連結部は、前記ユニオンボルト連結部よりも前記ベルトラインの外側に配設したことを特徴とする。
このように構成することにより、オイル通路連結部及びユニオンボルト連結部は補機駆動用ベルトラインの外側に配設されると共に、オイル通路連結部は、ユニオンボルト連結部よりも外側に配設されるので、特にV型エンジンの場合、ユニオンボルト連結部を二次側シリンダバンクに近接して、またオイル通路連結部を一次側シリンダバンクに近接して配設することができる。
【0014】
請求項5に記載した発明は、請求項2〜4のいずれかに記載した発明において、前記ユニオンボルトは、前記チェーンカバー、前記オイル通路部及び前記シリンダブロックとを共締めしたことを特徴する。
このように構成することにより、シリンダブロックのほぼ中央に配設されるユニオンボルト連結部のユニオンボルトで、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めするので、チェーンカバーを強固にシリンダブロックに固定でき、チェーンカバー全体の剛性が向上する。
【0015】
請求項6に記載した発明は、請求項2〜5のいずれかに記載した発明において、前記ユニオンボルト連結部は、前記シリンダブロックの外周端部に設けられたマウント取付ボスに取り囲まれた部位に配設されることを特徴とする。
このように構成することにより、チェーンカバーの上方にはフロントマウントが近接して配設される部位があり、この部位は、チェーンカバーの肉厚を厚くしたり、補強リブを形成できないため他の部位よりも剛性が低いが、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めしたユニオンボルト連結部を、フロントマウントが配設される中央の位置、すなわちシリンダブロック周縁部のマウント取付ボスに囲まれた中央の位置に配設するため、この部位の剛性を向上させることができる。
【0016】
請求項7に記載した発明は、請求項1〜6のいずれかに記載した発明において、前記チェーンカバーの前記オイル通路部と当接する部分を、他の部分に対して肉薄に形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、チェーンカバーとオイル通路部との当接する部分は、他のシリンダブロックに対向する部分に対して肉薄に形成されているため、オイル通路部の専有する有効面積が増大する。
【0017】
請求項8に記載した発明は、請求項2〜7のいずれかに記載した発明において、前記シリンダブロックはV字形状に形成され、このシリンダブロックの一方のシリンダバンクに前記ウォータポンプを配設し、前記ベルトラインの外側に位置する前記ユニオンボルト連結部よりも外側の位置に前記チェーンカバー内のオイル通路と連通するオイル通路連結部を形成し、前記ユニオンボルト連結部の前記オイルパイプを介して一方のシリンダバンクに前記主オイル通路のオイルを供給すると共に、前記オイル通路連絡部を介して他方のシリンダバンクに前記主オイル通路のオイルを供給することを特徴とする。
このように構成することにより、シリンダブロックをV字形状に形成して、二次側シリンダバンクにウォータポンプを配設し、補機駆動用ベルトラインの外側でユニオンボルト連結部より外側の位置にオイル通路連絡部を形成したので、ユニオンボルト連結部を二次側シリンダバンクに近接して、またオイル通路連結部を一次側シリンダバンクに近接して配設することができる。そして、主オイル通路の潤滑オイルは、ユニオンボルト連結部のオイルパイプを介して二次側シリンダバンクに供給され、またオイル通路連絡部を介して、一次側シリンダバンクに供給することができる。
【0018】
請求項9に記載した発明は、請求項2〜8のいずれかに記載した発明において、
前記シリンダブロックはV字形状に形成され、前記シリンダブロックのVバンクと前記シリンダブロックの端部にマウント取付ボスを設け、該マウント取付ボスに取り囲まれた部位に前記オイル通路部のユニオンボルト連結部が配設されることを特徴とする。
このように構成することにより、シリンダブロックをV字形状に形成して、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めしたユニオンボルト連結部を、シリンダブロックの外周端部のマウント取付ボスに囲まれた中央の位置に配設するため、この部位の剛性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態に係るシリンダブロックを図1〜図9に基いて詳細に説明する。
図1に示すように、V型エンジン1において、タイミングチェーン50は、シリンダブロック5のほぼ下方に位置するクランクシャフトスプロケット62と、一次側シリンダヘッド13のほぼ下方に位置する一次側アイドラスプロケット75と、一次側、二次側シリンダバンク7、8の間に位置する中央側アイドラスプロケット91と、二次側シリンダヘッド14の二次側吸気用カムシャフト81に固定された二次側タイミングチェーンスプロケット85とを巻き掛けて配設されている。ウォータポンプ2を備えたポンプケース3がタイミングチェーン50の内側で、二次側シリンダバンク8から中央側アイドラスプラケット91の下方にかけて配設されている。また、チェーンカバー6は、タイミングチェーン50等を覆うように配設されており、チェーンカバー6の表面には、クランクシャフト61に固着されたクランクプーリ51と、ウォータポンプ2を備えたウォータポンププーリ52と、二次側シリンダバンク8の外側に配設されたオルタネータ53を備えたオルタネータプーリ54とが配設されると共に、クランクプーリ51と、ウォータポンププーリ52と、オルタネータプーリ54とに補機駆動用ベルトが巻き掛けられ、ベルトライン4が形成されている。
【0020】
図2〜図4に示すように、ウォータポンプ2を備えたポンプケース3は、ウォータポンプ2を収納する円筒形状の収納部3aと、オイル通路部3bと、シリンダブロック5の端面5bに当接する取付フランジ3cとが一体で形成されている。オイル通路部3bは、シリンダブロック5とチェーンカバー6との当接面を除きほぼ円筒形状で形成される。そして、シリンダブロック5との当接面に穿設された穿設部3eと、上面の端部に穿設された穿設部3fと、また端部には止栓ネジ(図示しない)が固着されるネジ孔3gが形成され、シリンダブロック5内の主オイル通路5aと穿設部3eを介して連通するオイル通路3dが形成されている。取付フランジ3cは、収納部3aとオイル通路部3bの周囲からフランジ状脚部3jを突設して、取付フランジ3cの端部に取付ボルト30を挿通する複数の挿通孔3iを有している。
そして、このように構成されたポンプケース3は、オイル通路部3bのオイル通路3dを、シリンダブロック5内の主オイル通路5aと連通させ、シリンダブロック5の端面5bに当接して、取付ボルト30を取付フランジ3cの挿通孔3iに挿通してシリンダブロック5に固設される。更に、図1に示すように、ポンプケース3は、チェーンカバー6とシリンダブロック5との間の空間に配設されると共に、収納部3aは、ほぼ二次側シリンダバンク8に配設されて、またオイル通路部3bは、中央側アイドラスプロケット91の下方にほぼ水平に配設され、かつシリンダブロック5とチェーンカバー6に当接して挟持されるように配設されている。更に、オイル通路部3bは、中央側アイドラスプロケット91の下方の位置で、オイル通路部3bの長手方向のほぼ中央でチェーンカバー6の表面に配設されている補機駆動用ベルトライン4と交差するように配設されている。
【0021】
また、図5(図1も参照)に示すように、チェーンカバー6は、外周縁部に取付ボルト31が挿通される複数の挿通孔6fを設け、取付ボルト31を挿通孔6fに挿通して、ポンプケース3のオイル通路部3bをシリンダブロック5とで挟持するように、一次側、二次側シリンダバンク7、8のシリンダブロック5の外周縁部に設けられた複数のチェーンカバー取付け孔5dに固着されている。
オイル通路部3bには、シリンダブロック5とチェーンカバー6とで挟持された状態で、ユニオンボルト連結部6Aとオイル通路連結部6Bがクランクシャフト61の軸心方向で上下に重なるように形成される。そして、上側(チェーンカバー6から離間する側)に設けられるユニオンボルト連結部6Aは、チェーンカバー6のほぼ中央の表面から突出するように配設されて、ユニオンボルト連結部6Aから突出したオイルパイプ9が、チェーンカバー9の表面に配設されたベルトライン4の外側を沿うように、二次側シリンダバンク8の近傍でチェーンカバー6に取り付けられたオイルコントロールバルブ12と連通している。また、下側(チェーンカバー6に近接する側)に設けられるオイル通路連結部6Bと連通したチェーンカバー6内のオイル通路6eは、一次側シリンダバンク7の近傍でチェーンカバー6に取付けられたオイルコントロールバルブ11と連通している。
【0022】
次に、ユニオンボルト連結部6Aを図5のA−A線に沿う断面を示す図6に基いて詳細に説明する。チェーンカバー6の表面には、表面に対して所定の角度θで傾斜した取付ボス6aが立設され、取付ボス6aのチェーンカバー6と対向する一方の端部にはオイル通路部3bの穿設部3fと連通するように開口部6bを有して、また他方の端部にはユニオンボルト取付孔6cが形成されて、ほぼ中空形状に形成されている。また、穿設部3fには、チェーンカバー6との位置決めのため中空の位置決めピン20が嵌合され、Oリング21装着用の溝部22が形成されている。
そして、取付ボス6aの他方の端部に形成したユニオンボルト取付孔6cに、オイルパイプ9を挟持するように、ほぼ中空のユニオンボルト10を螺着すると共に、位置決めピン20を取付ボス6aの開口部6bに挿入し、オイル通路部3bとチェーンカバー6との間のオイル漏れを防ぐために、穿設部3fの溝部22にOリング21を装着して、オイル通路部3bは、チェーンカバー6とシリンダブロック5とに挟持されて連結され、ユニオンボルト連結部6Aを形成している。
また、ユニオンボルト連結部6Aのチェーンカバー6の厚さTは、その他のシリンダブロック5と対向している部分の厚さtよりも、薄く形成されている。
【0023】
オイル通路連結部6Bは、図5のB−B線に沿う断面を示す図7のように、オイル通路部3bの穿設部3fと連通する開口部6bから分岐して、開口部6bと連通するチェーンカバー6内にオイル通路6eが形成され、オイル通路連結部6Bを形成している。そして、チェーンカバー6内のオイル通路6eは一次側シリンダバンク7の近傍のオイルコントロールバルブ11と連通する。
また、図5に示すように、オイル通路連結部6Bは、ユニオンボルト連結部6Aよりも外側に配設されて、オイル通路連結部6Bは、一次側シリンダバンク7の近傍でチェーンカバー6に取付けられたオイルコントロールバルブ11に最も近接して配設されると共に、ユニオンボルト連結部6Aは、二次側シリンダバンク8の近傍でチェーンカバー6に取付けられたオイルコントロールバルブ12に最も近接して配設される。
【0024】
ユニオンボルト連結部の変形例を図8に基いて説明する。
図8に示すように、軸部を延設してユニオンボルト15を形成すると共に、オイル通路部3bにはユニオンボルト挿通孔3hを形成し、シリンダブロック5にはユニオンボルト取付孔5cが形成されている。そして、ユニオンボルト15を、チェーンカバー6の取付ボス6aに挿通して、ユニオンボルト15とチェーンカバー6とでオイルパイプ9を挟持し、更に、オイル通路部3bのユニオンボルト挿通孔3hに挿通して、チェーンカバー6、オイル通路部3b及びシリンダブロック5とを一体に共締めするように、シリンダブロック5のユニオンボルト取付孔5cに固着する。
【0025】
次に、シリンダブロック5内の主オイル通路5aからポンプケース3のオイル通路部3bを介して、V型エンジン1の各部位に供給される潤滑オイルの流れを説明する。
図1及び図4に示すように、まず、潤滑オイルは、オイルポンプ63から圧送されてシリンダブロック5の主オイル通路5aに供給される。その後、ポンプケース3のオイル通路部3bのオイル通路3dへ流入して、オイル通路3dへ流入した潤滑オイルの一方の流れは、ユニオンボルト連結部6Aを介して、オイルパイプ9を通過し、二次側シリンダバンク8の近傍でチェーンカバー6に取付けられたオイルコントロールバルブ12へ供給される。また、オイル通路3dへ流入した潤滑オイルの他方の流れは、オイル通路連結部6Bを介して、チェーンカバー6内のオイル通路6eを通過し、一次側シリンダバンク7の近傍でチェーンカバー6に取付けられたオイルコントロールバルブ11へ供給される。
【0026】
V型エンジンに供給される潤滑オイルの流れを図4に示すオイル通路に基いて詳細に説明する。
まず、一次側カムシャフトの潤滑用オイル通路を説明する。シリンダブロック5の主オイル通路5aと連通するオイル通路部3bに形成したオイル通路部(図示しない)は、一次側カムシャフト潤滑用ブロック側オイル通路100と連通して、またカムシャフト潤滑用ブロック側オイル通路100は、一次側チェーンオイルリザーブ室101と一次側カムシャフト用ヘッド側オイル通路102と連通している。また一次側カムシャフト用ヘッド側オイル通路102は、一次側チェーン側オイル通路103と連通して、一次側カムシャフト潤滑用オイル通路104から分岐した一次側カムシャフト用ヘッド側ハウジングオイル通路105と連通している。また一次側カムシャフト潤滑用オイル通路104は、一次側吸気用、排気用カムシャフト(図示しない)に連通して、潤滑オイルを供給する。
【0027】
一次側オイルコントロールバルブのオイル通路を説明する。オイル通路連結部6Bと連通するチェーンカバー6内のオイル通路6eと連通する一次側オイルコントロールバルブ11は、一次側可変バルブ用進角側、一次側可変バルブ用遅角側チェーンカバーオイル通路106、107と連通して、また一次側可変バルブ用進角側、一次側可変バルブ用遅角側チェーンカバーオイル通路106、107は、接続具を介して一次側可変バルブ用進角側、一次側可変バルブ用遅角側オイルパイプ108、109に連通している。一次側可変バルブ用進角側、一次側可変バルブ用遅角側オイルパイプ108、109は接続具を介して一次側可変バルブ用進角側、一次側可変バルブ用遅角側ハウジングオイル通路110、111に連通して一次側油圧アクチュエータに連通する。
【0028】
次に、二次側カムシャフトの潤滑用オイル通路を説明する。シリンダブロック5の主オイル通路5aと連通するオイル通路部3bに形成したオイル通路部(図示しない)は、クランクシャフト(図示しない)と連通するクランクシャフト側オイル通路112と連通して、クランクシャフト側オイル通路112から分岐して二次側チェーンアジャスタ用オイル通路113及び二次側チェーン用アジャスタオイルリザーブ室114と連通している。また二次側チェーンアジャスタ用オイル通路113から分岐して二次側カムシャフト潤滑及びチェーン用オイル通路115を経由して二次側チェーン用アジャスタオイルリザーブ室116に連通している。そして他端を二次側チェーン用アジャスタオイルリザーブ室116に連通する二次側カムシャフト用ヘッドオイル通路117は、二次側吸気用、排気用カムシャフト(図示しない)に連通する二次側カムシャフト潤滑用オイル通路118と連通して、潤滑オイルを供給する。
【0029】
二次側オイルコントロールバルブのオイル通路を説明する。オイル通路部3bにユニオンボルト連結部6Aを介して連通するオイルパイプ9と連通する二次側オイルコントロールバルブ12は、シリンダヘッドに形成された二次側可変バルブ用進角側、二次側可変バルブ用遅角側オイル通路119、120を介して二次側油圧アクチュエータに連通する。
【0030】
次に、フロントマウント16の配設状態を図9(図5も参照)に基いて説明する。
シリンダブロック5には、フロントマウント16を装着するマウント取付ボス5eがVバンクと、一次側、二次側シリンダバンク7、8に近接した外周端部に各2個ずつ形成されている。また、フロントマウント16は、略長方形状に形成されて、取付ボルト32が挿通される複数の挿通孔16aを有している。そして、フロントマウント16を一次側シリンダバンク7と交差するようにチェーンカバー6の上方を覆うように配設して、取付ボルト32をフロントマウント16の挿通孔16aに挿通して、Vバンクと一次側シリンダバンク7の外周端部のマウント取付ボス5eに固着する。
また、フロントマウント16が配設されるほぼ中央部にユニオンボルト10、15を有したユニオンボルト連結部6Aが配設される。
このように構成することにより、チェーンカバーの上方にフロントマウントが配設され、チェーンカバーの剛性が低下する部位の近傍にユニオンボルト連結部が配設され、チェーンカバーが強固にシリンダブロックに固定されるために、チェーンカバーの剛性を向上させることができる。
【0031】
以上、ポンプケースのオイル通路部から分岐するオイル連通部を、一次側シリンダバンク及び二次側シリンダバンクの各オイルコントロールバルブと連通するオイル通路連結部とユニオンボルト連結部の2個の場合で説明したが、潤滑オイルを供給するエンジンの各部位の数によって、適宜数の連結部を設けることができる。
また、ウォータポンプがシリンダブロックに固設され、ユニオンボルトでチェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めする場合で説明したが、ウォータポンプが配設される場所によって、適宜共締めする部位を変更することができる。例えばユニオンボルトでチェーンカバー、オイル通路部及びシリンダヘッドとを共締めする場合も考えられる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、シリンダブロックの主オイル通路が、チェーンカバーの表面に配設される補機駆動用ベルトラインの内側に配設される場合、シリンダブロックの主オイル通路と連通するポンプケース内のオイル通路部は、ベルトラインと交差するように配設され、またオイル通路部にはベルトラインの外側にエンジンの各部位へ潤滑オイルを供給する複数のオイル連通部が形成されると共に、チェーンカバーとシリンダブロックとで挟持されるように配設することができる。
よって、潤滑オイルを補機駆動用ベルトラインの内側に配設されたシリンダブロック内の主オイル通路からポンプケース内のオイル通路部を介して、ベルトラインの外側に導くことができ、更にオイル通路部に設けられた複数のオイル連通部を介して、エンジンの各部位へ潤滑オイルを供給でき、潤滑することができる。
【0033】
請求項2に記載した発明によれば、ポンプケースのオイル通路部は、補機駆動用ベルトラインの外側で、ユニオンボルトとチェーンカバーとでオイルパイプを挟持するように連結して、ユニオンボルト連結部を形成し、ユニオンボルト連結部から突出したオイルパイプは補機駆動用ベルトラインの外側を沿うように配設される。そして、潤滑オイルは、オイル通路部のオイル通路からこのユニオンボルト連結部を介して、オイルパイプ内を通ってエンジンの各部位に供給され、エンジンの各部位を潤滑することができる。
したがって、オイルパイプと補機駆動用ベルトラインとが干渉しないので、補機駆動用ベルトを交換する時、オイルパイプをオイルコントロールバルブから着脱させる必要がなく、簡単にベルトの交換作業が実施でき、作業効率を向上させることができる。
【0034】
請求項3に記載した発明によれば、オイル通路部は、補機駆動用ベルトラインの外側でチェーンカバー内のオイル通路と連結して、オイル通路連結部を形成するので、潤滑オイルは、オイル通路部のオイル通路からこのオイル通路連結部を介して、チェーンカバー内のオイル通路を通ってエンジンの各部位に供給され、エンジンの各部位を潤滑することができる。
【0035】
請求項4に記載した発明によれば、ユニオンボルト連結部及びオイル通路連結部はエンジン補機駆動用ベルトラインの外側に配設されると共に、オイル通路連結部は、ユニオンボルト連結部よりも外側に配設されるので、特にV型エンジンの場合、ユニオンボルト連結部は二次側シリンダバンクに近接して、また、オイル通路連結部は一次側シリンダバンクに近接して配設することができる。
そのため、オイル通路連結部と一次側シリンダバンクとを最短距離で連通でき、チェーンカバー内に形成されるオイル通路の距離を最少にできるため、チェーンカバーの剛性を向上することができる。
【0036】
請求項5に記載した発明によれば、シリンダブロックのほぼ中央に配設されたユニオンボルト連結部のユニオンボルトで、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックとを共締めするので、チェーンカバー及びオイル通路部を強固にシリンダブロックに固定でき、チェーンカバーの剛性が向上すると共に、チェーンカバーの振動を防止できるので、振動による他部品の破損を防ぐことができる。またチェーンカバーとオイル通路部とのシール性も向上して、潤滑オイルのオイル漏れを防ぐことができる。
【0037】
請求項6に記載した発明によれば、チェーンカバーの上方にはフロントマウントが近接して配設される部位があり、チェーンカバーの肉厚を厚くしたり、補強リブを形成できないため、他の部位よりも剛性が低いが、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めしたユニオンボルト連結部は、フロントマウントが配設される中央の位置、すなわちシリンダブロック周縁部のマウント取付ボスに囲まれた中央の位置に配設されるため、この部位の剛性を向上させることができる。
【0038】
請求項7に記載した発明によれば、チェーンカバーとポンプケース内のオイル通路部分との当接する面は、他のシリンダブロックに対向する部分に対して肉薄に形成されているため、オイル通路部の専有する有効面積を増大させ、所定の潤滑オイルの流量を確保することができる。
【0039】
請求項8に記載した発明によれば、シリンダブロックをV字形状に形成して、二次側シリンダバンクにウォータポンプを配設し、補機駆動用ベルトラインの外側でユニオンボルト連結部より外側の位置にオイル通路連絡部を形成したので、ユニオンボルト連結部を二次側シリンダバンクに近接して、またオイル通路連結部を一次側シリンダバンクに近接して配設することができる。そして主オイル通路の潤滑オイルは、ユニオンボルト連結部のオイルパイプを介して二次側シリンダバンクに供給され、またオイル通路連絡部を介して一次側シリンダバンクに供給することができる。
【0040】
請求項9に記載した発明によれば、シリンダブロックをV字形状に形成して、チェーンカバー、オイル通路部及びシリンダブロックを共締めしたユニオンボルト連結部を、シリンダブロックの外周端部のマウント取付ボスに囲まれた中央の位置に配設するため、この部位の剛性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るシリンダブロックを備えたV型エンジンの正面図である。
【図2】図2は、ポンプケース単体を示す図である。
【図3】図3は、図2のa−aに沿う断面図である。
【図4】図4は、図1のシリンダブロック、ポンプケース及びオイルコンロールバルブを示す正面図である。
【図5】図5は、チェーンカバーがシリンダブロックに固設された状態を示す正面図である。
【図6】図6は、図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図7は、図5のB−B線に沿う断面図である。
【図8】図8は、ユニオンボルト連結部の変形例を示す図である。
【図9】図9は、チェーンカバーの上方にフロントマウントが固設された状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 V型エンジン
3 ポンプケース
3b オイル通路部
3d オイル通路
4 ベルトライン
5 シリンダブロック
5a 主オイル通路
5e マウント取付ボス
6 チェーンカバー
6A ユニオンボルト連結部
6B オイル通路連結部
9 オイルパイプ
10、15 ユニオンボルト
11、12 オイルコントロールバルブ
16 フロントマウント

Claims (9)

  1. エンジンのチェーンカバーの表面に補機を駆動するベルトが配設され、前記ベルトのベルトラインの内側に、クランクシャフトの軸心方向に延在する主オイル通路を形成すると共にウォータポンプを配設したシリンダブロックにおいて、
    前記ウォータポンプのポンプケースに前記主オイル通路に連通するオイル通路部を前記ベルトラインを跨ぐように一体に形成すると共に前記ベルトラインの外側に位置する前記オイル通路部に複数のオイル連通部を形成して、前記オイル通路部を前記シリンダブロックと前記チェーンカバーとで挟持するように配設したことを特徴とするシリンダブロック。
  2. 前記複数のオイル連通部の少なくとも1つは、ユニオンボルトと前記チェーンカバーとでオイルパイプを挟持した状態で、前記ユニオンボルトを介してオイルパイプと連通して、ユニオンボルト連結部を形成すると共に、前記ユニオンボルト連結部から突出した前記オイルパイプを前記ベルトラインの外側を沿うように配設したことを特徴とする請求項1に記載のシリンダブロック。
  3. 前記複数のオイル連通部の少なくとも1つは、前記チェーンカバー内のオイル通路と連通して、オイル通路連結部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のシリンダブロック。
  4. 前記オイル通路連結部は、前記ユニオンボルト連結部よりも前記ベルトラインの外側に配設したことを特徴とする請求項3に記載のシリンダブロック。
  5. 前記ユニオンボルトは、前記チェーンカバー、前記オイル通路部及び前記シリンダブロックとを共締めしたことを特徴する請求項2〜4のいずれかに記載のシリンダブロック。
  6. 前記ユニオンボルト連結部は、前記シリンダブロックの外周端部に設けられたマウント取付ボスに取り囲まれた部位に配設されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のシリンダブロック。
  7. 前記チェーンカバーの前記オイル通路部と当接する部分を、他の部分に対して肉薄に形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシリンダブロック。
  8. 前記シリンダブロックはV字形状に形成され、このシリンダブロックの一方のシリンダバンクに前記ウォータポンプを配設し、前記ベルトラインの外側に位置する前記ユニオンボルト連結部よりも外側の位置に前記チェーンカバー内のオイル通路と連通するオイル通路連結部を形成し、前記ユニオンボルト連結部の前記オイルパイプを介して一方のシリンダバンクに前記主オイル通路のオイルを供給すると共に、前記オイル通路連絡部を介して他方のシリンダバンクに前記主オイル通路のオイルを供給することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載のシリンダブロック。
  9. 前記シリンダブロックはV字形状に形成され、前記シリンダブロックのVバンクと前記シリンダブロックの端部にマウント取付ボスを設け、該マウント取付ボスに取り囲まれた部位に前記オイル通路部のユニオンボルト連結部が配設されることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載のシリンダブロック。
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