JP2018050491A - 経路生成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】資材の補給に際してのユーザの負担を軽減することが可能な経路生成システムを提供する。
【解決手段】経路生成システムにおいて、経路生成部は、予め設定された作業領域内においてトラクタにより自律作業が行われる自律作業経路を生成可能である。資材必要量算出部は、自律作業経路においてトラクタにより使用される肥料の予定量を算出する。補給位置設定部は、作業領域外でユーザによって指定された位置に肥料の補給位置A1を設定する。肥料残量取得部(特定部)は、トラクタが使用可能な肥料の残量を取得する。離脱位置設定部は、前記予定量及び肥料の残量に基づいて、自律作業を中断する離脱位置C及び再開する復帰位置Dを設定する。経路生成部は、離脱位置Cから補給位置A1を経由して復帰位置Dに至る補給経路Qを生成可能である。
【選択図】図15

Description

本発明は、経路生成システムに関する。詳細には、作業車両が自律的に走行する経路を生成する経路生成システムに関する。
従来から、作業車両が自律的に走行する経路を生成する経路生成システムが知られている。特許文献1は、この種の経路生成システムによって自律的に走行される圃場作業機を開示する。この特許文献1の圃場作業機は、自機が自律的に走行する経路を算出する経路算出部と、当該経路算出部で算出された経路に基づいて自機の運転支援を行う運転支援ユニットと、を備えた構成となっている。
この特許文献1の圃場作業機においては、運転支援ユニットは、自機に搭載されている資材残量が閾値レベルを下回ると、そのことを報知するとともに自動走行を停止させる動作制御信号を自機の制御ユニットに出力する、としている。また、経路算出部は、必要資材の補給のために、自機を近くの畦まで自動走行するための非常走行経路を算出することが可能である、としている。
特開2015−112071号公報
しかし、上記特許文献1では、非常走行経路を具体的にどのように算出するのかについては開示がされていない。また、上記特許文献1の構成では、必要資材の補給のために圃場作業機を近くの畦まで自動的に移動できたとしても、その位置が資材の補給位置から離れていれば、ユーザは自ら圃場作業機を操向操作する等して自機を補給位置まで移動させなければならない。従って、資材の補給に際してのユーザの負担が依然として大きいという点で改善の余地があった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、資材の補給に際してのユーザの負担を軽減することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の経路生成システムが提供される。即ち、この経路生成システムは、経路生成部と、算出部と、補給位置設定部と、特定部と、中断開始位置設定部と、を備える。前記経路生成部は、予め設定された作業領域内において作業車両により自律作業が行われる自律作業経路を生成可能である。前記算出部は、前記自律作業経路において前記作業車両により使用される資材の予定量を算出する。前記補給位置設定部は、前記作業領域外で指定された位置に資材の補給位置を設定する。前記特定部は、前記作業車両が使用可能な資材の保有量を特定する。前記中断開始位置設定部は、前記予定量及び前記保有量に基づいて自律作業の中断位置及び再開位置を設定する。前記経路生成部は、前記中断位置から前記補給位置を経由して前記再開位置に至る補給経路を生成可能である。
これにより、作業車両を、自動的に自律作業を中断させて資材の補給位置に向かわせ、補給終了後は自動的に自律作業の再開位置に向かわせて自律作業を再開することができるので、容易に資材を補給することができる。よって、ユーザの負担を軽減することができる。
前記の経路生成システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記自律作業経路は、接続路を介して接続される複数の自律作業路から構成される。前記中断開始位置設定部は、前記中断位置及び前記再開位置を、前記接続路によって接続される互いに異なる自律作業路に設定する。
これにより、自律作業の中断後の再開を、再開位置から円滑に行うことができ、作業効率が向上する。
前記の経路生成システムにおいては、前記中断開始位置設定部は、前記補給経路の経路長が、前記再開位置から前記自律作業経路における自律作業の終了位置までの経路長よりも短くなるように前記中断位置及び前記再開位置を設定することが好ましい。
これにより、経路長が長過ぎる補給経路が生成されることを抑制することができ、効率よく資材を補給することができる。また、ユーザの心理的な負担も軽減される。
前記の経路生成システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記補給位置設定部は、前記経路生成部により前記補給経路が生成された後に、前記補給位置の変更を受付可能に構成される。前記補給経路の生成後に、前記補給位置の変更が前記補給位置設定部により受け付けられた場合、前記経路生成部は、前記中断位置から変更後の補給位置を経由して前記再開位置に至る新たな補給経路を生成可能である。
これにより、補給経路生成後に、ユーザが補給位置を所望の位置に変更することが可能となり、よりユーザの意図に合致した補給経路を生成することが可能となる。
前記の経路生成システムにおいては、前記算出部は、前記自律作業経路の経路長、前記自律作業経路における前記作業車両の移動速度、前記自律作業経路における単位時間当たりの資材の使用量、作業車両が作業を行う幅、及び前記自律作業経路における単位長さ当たりの資材の使用量のうち少なくとも何れかに基づいて、前記予定量を算出することが好ましい。
これにより、予め設定した自律作業経路の経路長等を利用して、自律作業において必要となる資材の予定量を算出するので、圃場面積のみに基づいて算出する場合よりも正確に予定量を算出することができる。
本発明の一実施形態に係る経路生成システムによって生成された経路に沿って自律的に走行されるロボットトラクタの全体的な構成を示す側面図。 ロボットトラクタの平面図。 ユーザにより操作され、ロボットトラクタと無線通信することが可能な無線通信端末を示す図。 ロボットトラクタ及び無線通信端末の主要な電気的構成を示すブロック図。 経路生成システムが生成する走行経路の例を示す模式図。 無線通信端末のディスプレイにおける入力選択画面の表示例を示す図。 無線通信端末のディスプレイにおける作業車両情報入力画面の表示例を示す図。 無線通信端末のディスプレイにおける圃場情報入力画面の表示例を示す図。 無線通信端末のディスプレイにおける作業情報入力画面の表示例を示す図。 無線通信端末のディスプレイにおける資材の補給位置を設定するための資材補給位置設定ウィンドウの表示例を示す図。 資材の補給経路を生成するときに経路生成部等で行われる処理を示すフローチャート。 図11の処理の続きを示すフローチャート。 ある走行経路において、設定された資材の補給位置と、算出された資材切れ発生位置と、の例を示す図。 図13に示した例において、置換対象接続路を決定して暫定補給経路を生成した例を示す図。 置換対象接続路を図14の場合から変更して暫定補給経路を生成した例を示す図。 図15の暫定補給経路を補給経路として決定した後、資材の補給位置が変更された場合に、これに伴って生成された暫定補給経路の例を示す図。 図16から更に資材の補給位置が変更された場合に、これに伴って生成された暫定補給経路の例を示す図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下では、図面の各図において同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略することがある。また、同一の符号に対応する部材等の名称が、簡略的に言い換えられたり、上位概念又は下位概念の名称で言い換えられたりすることがある。
本発明は、予め定められた圃場内で1台又は複数台の作業車両を走行させて、圃場内における農作業の全部又は一部を実行させるときに、作業車両を走行させる走行経路を生成する経路生成システムに関する。本実施形態では、作業車両としてトラクタを例に説明するが、作業車両としては、トラクタの他、田植機、コンバイン、土木・建設作業装置、除雪車等、乗用型作業機に加え、歩行型作業機も含まれる。本明細書において自律走行とは、トラクタが備える制御部(ECU)によりトラクタが備える走行に関する構成が制御されて予め定められた経路に沿ってトラクタが走行することを意味し、自律作業とは、トラクタが備える制御部によりトラクタが備える作業に関する構成が制御されて、予め定められた経路に沿ってトラクタが作業を行うことを意味する。これに対して、手動走行・手動作業とは、トラクタが備える各構成がユーザにより操作され、走行・作業が行われることを意味する。
以下の説明では、自律走行・自律作業されるトラクタを「無人(の)トラクタ」又は「ロボットトラクタ」と称することがあり、手動走行・手動作業されるトラクタを「有人(の)トラクタ」と称することがある。圃場内において農作業の一部が無人トラクタにより実行される場合、残りの農作業は有人トラクタにより実行される。単一の圃場における農作業を無人トラクタ及び有人トラクタで実行することを、農作業の協調作業、追従作業、随伴作業等と称することがある。本明細書において無人トラクタと有人トラクタの違いは、ユーザによる操作の有無であり、各構成は基本的に共通であるものとする。即ち、無人トラクタであってもユーザが搭乗(乗車)して操作することが可能であり(即ち、有人トラクタとして使用することができ)、あるいは有人トラクタであってもユーザが降車して自律走行・自律作業させることが可能である(即ち、無人トラクタとして使用することができる)。なお、農作業の協調作業としては、「単一の圃場における農作業を無人車両及び有人車両で実行すること」に加え、「隣接する圃場等の異なる圃場における農作業を同時期に無人車両及び有人車両が実行すること」が含まれていてもよい。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る経路生成システム99によって生成された経路に沿って自律的に走行されるロボットトラクタ1の全体的な構成を示す側面図である。図2は、ロボットトラクタ1の平面図である。図3は、ユーザにより操作され、ロボットトラクタ1と無線通信することが可能な無線通信端末46を示す図である。図4は、ロボットトラクタ1及び無線通信端末46の主要な電気的構成を示すブロック図である。図5は、経路生成システム99が生成する走行経路Pの例を示す模式図である。
本発明の実施の一形態に係る経路生成システム99は、図1に示すロボットトラクタ1を自律作業させるときに走行させる自律作業経路を生成するものである。本実施形態の経路生成システム99の各構成は、主として、ロボットトラクタ1と無線通信する無線通信端末46に備えられる。
初めに、ロボットトラクタ(以下、単に「トラクタ」と称する場合がある。)1について、主として図1及び図2を参照して説明する。
トラクタ1は、圃場領域内を自律走行する車体部としての走行機体2を備える。走行機体2には、例えば、耕耘機(管理機)、プラウ、施肥機、草刈機、播種機等の種々の作業機を選択して装着することができるが、本実施形態においては、作業機として施肥装置3が装着されている。走行機体2は、装着された作業機(施肥装置3)の高さ及び姿勢を変更可能に構成されている。
トラクタ1の構成について、図1及び図2を参照してより詳細に説明する。トラクタ1の走行機体2は、図1に示すように、その前部が左右1対の前輪7,7で支持され、その後部が左右1対の後輪8,8で支持されている。
走行機体2の前部にはボンネット9が配置されている。このボンネット9内にはトラクタ1の駆動源であるエンジン10や燃料タンク(不図示)等が収容されている。このエンジン10は、例えばディーゼルエンジンにより構成することができるが、これに限るものではなく、例えばガソリンエンジンにより構成してもよい。また、駆動源としてエンジン10に加えて、又は代えて電気モータを採用してもよい。
ボンネット9の後方には、ユーザが搭乗するためのキャビン11が配置されている。このキャビン11の内部には、ユーザが操向操作するためのステアリングハンドル12と、ユーザが着座可能な座席13と、各種の操作を行うための様々な操作装置と、が主として設けられている。ただし、作業車両は、キャビン11付きのものに限るものではなく、キャビン11を備えないものであってもよい。
上記の操作装置としては、図2に示すモニタ装置14、スロットルレバー15、主変速レバー27、複数の油圧操作レバー16、PTOスイッチ17、PTO変速レバー18、副変速レバー19、及び作業機昇降スイッチ28等を例として挙げることができる。これらの操作装置は、座席13の近傍、又はステアリングハンドル12の近傍に配置されている。
モニタ装置14は、トラクタ1の様々な情報を表示可能に構成されている。スロットルレバー15は、エンジン10の出力回転数を設定するための操作具である。主変速レバー27は、トラクタ1の走行速度を無段階で変更するための操作具である。油圧操作レバー16は、図略の油圧外部取出バルブを切換操作するための操作具である。PTOスイッチ17は、トランスミッション22の後端から突出した図略のPTO軸(動力伝達軸)への動力の伝達/遮断を切換操作するための操作具である。即ち、PTOスイッチ17がON状態であるときPTO軸に動力が伝達されてPTO軸が回転する一方、PTOスイッチ17がOFF状態であるときPTO軸への動力が遮断されて、PTO軸の回転が停止される。PTO変速レバー18は、PTO軸の回転速度の変速操作を行うための操作具である。副変速レバー19は、トランスミッション22内の走行副変速ギア機構の変速比を切り換えるための操作具である。作業機昇降スイッチ28は、走行機体2に装着された作業機(施肥装置3)の高さを所定範囲内で昇降操作するための操作具である。
図1に示すように、走行機体2の下部には、トラクタ1のシャーシ20が設けられている。当該シャーシ20は、機体フレーム21、トランスミッション22、フロントアクスル23、及びリアアクスル24等から構成されている。
機体フレーム21は、トラクタ1の前部における支持部材であって、直接、又は防振部材等を介してエンジン10を支持している。トランスミッション22は、エンジン10からの動力を変化させてフロントアクスル23及びリアアクスル24に伝達する。フロントアクスル23は、トランスミッション22から入力された動力を前輪7に伝達するように構成されている。リアアクスル24は、トランスミッション22から入力された動力を後輪8に伝達するように構成されている。
施肥装置3は、肥料(資材)を収容可能な肥料タンク29と、肥料タンク29から供給された肥料を繰り出す繰出部25と、土を鎮圧する回転可能な鎮圧輪26と、を備える。繰出部25及び鎮圧輪26は、走行機体2の幅方向に複数(本実施形態では、4つ)並べて配置されており、肥料タンク29に貯留された肥料は、複数の繰出部25に分配して供給される。本実施形態において、それぞれの繰出部25は回転可能な図略のロール状部材を備えており、このロール状部材の外周面には、粒状の肥料を収容可能な複数の小さな凹部が並べて形成されている。このロール状部材は、チェーン等により鎮圧輪26と連結されている。この構成で、施肥装置3を後述の作業高さに支持した状態でトラクタ1が前進すると、接地している鎮圧輪26が回転し、この動力がチェーン等により伝達されてロール状部材が駆動される。これにより、肥料タンク29内の肥料が繰出部25により繰り出されて圃場に撒かれ、施肥が行われる。
図4に示すように、トラクタ1は、走行機体2の動作(前進、後進、停止及び旋回等)、及び作業機(本実施形態では、施肥装置3)の動作(昇降、駆動及び停止等)を制御するための制御部4を備える。制御部4は、図示しないCPU、ROM、RAM、I/O等を備えて構成されており、CPUは、各種プログラム等をROMから読み出して実行することができる。制御部4には、トラクタ1が備える各構成(例えば、エンジン10等)を制御するためのコントローラ、及び、他の無線通信機器と無線通信可能な無線通信部40等がそれぞれ電気的に接続されている。
上記のコントローラとして、トラクタ1は少なくとも、図略のエンジンコントローラ、車速コントローラ、操向コントローラ及び昇降コントローラを備える。それぞれのコントローラは、制御部4からの電気信号に応じて、トラクタ1の各構成を制御することができる。
エンジンコントローラは、エンジン10の回転数等を制御するものである。具体的には、エンジン10には、当該エンジン10の回転数を変更させる図略のアクチュエータを備えたガバナ装置41が設けられている。エンジンコントローラは、ガバナ装置41を制御することで、エンジン10の回転数を制御することができる。また、エンジン10には、エンジン10の燃焼室内に噴射(供給)するための燃料の噴射時期・噴射量を調整する燃料噴射装置52が付設されている。エンジンコントローラは、燃料噴射装置52を制御することで、例えばエンジン10への燃料の供給を停止させ、エンジン10の駆動を停止させることができる。
車速コントローラは、トラクタ1の車速を制御するものである。具体的には、トランスミッション22には、例えば可動斜板式の油圧式無段変速装置である変速装置42が設けられている。車速コントローラは、変速装置42の斜板の角度を図略のアクチュエータによって変更することで、トランスミッション22の変速比を変更し、所望の車速を実現することができる。
操向コントローラは、ステアリングハンドル12の回動角度を制御するものである。具体的には、ステアリングハンドル12の回転軸(ステアリングシャフト)の中途部には、操向アクチュエータ43が設けられている。この構成で、予め定められた経路をトラクタ1が(無人トラクタとして)走行する場合、制御部4は、当該経路に沿ってトラクタ1が走行するようにステアリングハンドル12の適切な回動角度を計算し、得られた回動角度となるように操向コントローラに制御信号を出力する。操向コントローラは、制御部4から入力された制御信号に基づいて操向アクチュエータ43を駆動し、ステアリングハンドル12の回動角度を制御する。
昇降コントローラは、作業機(施肥装置3)の昇降を制御するものである。具体的には、トラクタ1は、施肥装置3を走行機体2に連結している3点リンク機構の近傍に、油圧シリンダ等からなる昇降アクチュエータ44を備えている。この構成で、昇降コントローラは、制御部4から入力された制御信号に基づいて昇降アクチュエータ44を駆動して施肥装置3を適宜に昇降動作させることにより、所望の高さで施肥装置3により農作業(施肥作業)を行うことができる。この制御により、施肥装置3を、退避高さ(農作業を行わない高さ)及び作業高さ(農作業を行う高さ)等の所望の高さで支持することができる。
なお、上述した図略の複数のコントローラは、制御部4から入力される信号に基づいてエンジン10等の各部を制御していることから、制御部4が実質的に各部を制御していると把握することができる。
上述のような制御部4を備えるトラクタ1は、ユーザがキャビン11内に搭乗して各種操作をすることにより、当該制御部4によりトラクタ1の各部(走行機体2、施肥装置3等)を制御して、圃場内を走行しながら農作業を行うことができるように構成されている。加えて、本実施形態のトラクタ1は、ユーザがトラクタ1に搭乗しなくても、無線通信端末46により出力される所定の制御信号により自律走行及び自律作業させることが可能となっている。
具体的には、図4等に示すように、トラクタ1は、自律走行・自律作業を可能とするための各種の構成を備えている。例えば、トラクタ1は、測位システムに基づいて自ら(走行機体2)の位置情報を取得するために必要な測位用アンテナ6等を備えている。このような構成により、トラクタ1は、測位システムに基づいて自らの位置情報を取得して、圃場上を自律的に走行することが可能となっている。
次に、自律走行を可能とするためにトラクタ1が備える構成について、図4等を参照して詳細に説明する。具体的には、本実施形態のトラクタ1は、測位用アンテナ6、無線通信用アンテナ48、及び記憶部55等を備える。また、これらに加えて、トラクタ1には、走行機体2の姿勢(ロール角、ピッチ角、ヨー角)を特定することが可能な図略の慣性計測ユニット(IMU)が備えられている。
測位用アンテナ6は、例えば衛星測位システム(GNSS)等の測位システムを構成する測位衛星からの信号を受信するものである。図1に示すように、測位用アンテナ6は、トラクタ1のキャビン11が備えるルーフ5の上面に取り付けられている。測位用アンテナ6で受信された測位信号は、図4に示す位置情報算出部49に入力される。位置情報算出部49は、トラクタ1の走行機体2(厳密には測位用アンテナ6)の位置情報を、例えば緯度・経度情報として算出する。当該位置情報算出部49で算出された位置情報は、制御部4に入力されて、自律走行に利用される。
なお、本実施形態ではGNSS−RTK法を利用した高精度の衛星測位システムが用いられているが、これに限られるものではなく、高精度の位置座標が得られる限りにおいて他の測位システムを用いてもよい。例えば、相対測位方式(DGPS)、又は静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS)を使用することが考えられる。
無線通信用アンテナ48は、ユーザが操作する無線通信端末46からの信号を受信したり、無線通信端末46への信号を送信したりするものである。図1に示すように、無線通信用アンテナ48は、トラクタ1のキャビン11が備えるルーフ5の上面に取り付けられている。無線通信用アンテナ48で受信した無線通信端末46からの信号は、図4に示す無線通信部40で信号処理され、制御部4に入力される。また、制御部4から無線通信端末46に送信する信号は、無線通信部40で信号処理された後、無線通信用アンテナ48から送信されて無線通信端末46で受信される。
前方カメラ57はトラクタ1の前方を撮影するものである。後方カメラ56はトラクタ1の後方を撮影するものである。前方カメラ57及び後方カメラ56で撮影された動画データは、無線通信部40で信号処理された後、無線通信用アンテナ48から無線通信端末46に送信される。無線通信端末46は、受信した動画データに基づく動画をディスプレイ37に表示することができる。
車速センサ53は、トラクタ1の車速を検出するものであり、例えば前輪7,7の間の車軸に設けられる。
肥料残量センサ30は、肥料タンク29に貯留されている肥料の残量、言い換えれば、施肥装置3を用いて作業を行う際にトラクタ1が使用可能な肥料の量を検出することができる。この肥料残量センサ30は、例えば重量センサとして構成することができる。
車速センサ53及び肥料残量センサ30で得られた検出結果は、無線通信部40で信号処理された後、無線通信用アンテナ48から無線通信端末46に送信される。無線通信端末46は、受信した検出結果をディスプレイ37に表示することができる。また、無線通信端末46は、受信した検出結果を考慮に入れて、トラクタ1が走行する経路を生成することが可能である。
記憶部55は、トラクタを自律走行させる経路を記憶したり、自律走行中のトラクタ1(厳密には、測位用アンテナ6)の位置の推移(走行軌跡)を記憶したりするメモリである。その他にも、記憶部55は、トラクタ1を自律走行・自律作業させるために必要な様々な情報を記憶している。
無線通信端末46は、図3に示すように、タブレット型のパーソナルコンピュータとして構成される。ユーザは、例えばトラクタ1の外で、無線通信端末46のディスプレイ37に表示された情報(例えば、トラクタ1に取り付けられた各種センサからの情報)を参照して確認することができる。また、ユーザは、ディスプレイ37の近傍に配置されたハードウェアキー38、及びディスプレイ37を覆うように配置されたタッチパネル39等を操作して、トラクタ1の制御部4に、トラクタ1を制御するための制御信号を送信することができる。ここで、無線通信端末46が制御部4に出力する制御信号としては、自律走行・自律作業の経路に関する信号や自律走行・自律作業の開始信号、停止信号、終了信号、緊急停止信号、一時停止信号及び一時停止後の再開信号等が考えられるが、これに限定されない。
なお、無線通信端末46はタブレット型のパーソナルコンピュータに限るものではなく、これに代えて、例えばノート型のパーソナルコンピュータで構成することも可能である。あるいは、ロボットトラクタ1と有人トラクタとで協調作業を行う場合、有人側のトラクタに搭載されるモニタ装置14を無線通信端末とすることもできる。
このように構成されたトラクタ1は、無線通信端末46を用いるユーザの指示に基づいて、予め作成された圃場上の経路に沿って自律的に走行しつつ、施肥装置(作業機)3による施肥作業(農作業)を行うことができる。
具体的には、ユーザは、無線通信端末46を用いて各種設定を行うことにより、直線又は折れ線状の自律作業路(自律作業が行われる線状の経路)P1と、当該自律作業路P1の端同士を繋ぐ円弧状の接続路(旋回・折返し操作が行われる旋回路)P2と、を交互に繋いだ一連の経路としての走行経路Pを生成することが可能である。
この走行経路Pの例が図5に示されており、走行経路Pは、予め指定された作業開始位置Sと、作業終了位置Eと、を結ぶように生成される。図5に示すように、走行経路Pを作成するにあたっては、圃場(走行領域)に、施肥装置3による作業が行われない非作業領域である枕地及び非耕作地(サイドマージン)が設定され、この非作業領域を除いた部分が作業領域となる。上記の自律作業路P1,P1,・・・は、この作業領域内に並んで複数配置されるように生成される。また、複数の自律作業路P1の集合が、作業領域においてトラクタ1により自律作業が行われる自律作業経路P1Sに相当する。
上記の走行経路Pの情報を制御部4に入力(転送)して所定の操作をすることにより、当該制御部4によりトラクタ1を制御して、当該トラクタ1を走行経路Pに沿って自律的に走行させながら、自律作業路P1に沿って施肥装置3により農作業を行わせることが可能である。
以下では、主として図4を参照して、本発明の実施の一形態に係る経路生成システム99の主たる構成要素を備える無線通信端末46の構成について、より詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、本実施形態の無線通信端末46は、ディスプレイ37、ハードウェアキー38、及びタッチパネル39の他に、主要な構成として、表示制御部31、圃場形状取得部33、経路生成部35、作業車両情報設定部36、圃場情報設定部45、作業情報設定部47、肥料必要量算出部(算出部)51、肥料残量取得部(特定部)54、補給位置設定部58、離脱復帰位置設定部(中断開始位置設定部)59、及び記憶部32等を備えている。
表示制御部31は、ディスプレイ37に表示する表示用データを作成し、表示画面を適宜に切り換える制御を行うものである。表示制御部31は、図6に示す初期画面(メニュー画面)としての入力選択画面60を生成し、ディスプレイ37に表示することが可能である。また、表示制御部31は、入力選択画面60において所定の操作がされたとき、後述する各入力画面70,80,90(図7から図10までを参照)を生成し、ディスプレイ37の表示画面を70,80,90に切り換えることが可能である。
図4に示す圃場形状取得部33は、例えばトラクタ1を圃場の外周に沿って1回り周回させ、そのときの測位用アンテナ6の位置の推移を記録することで、圃場の形状を取得するものである。圃場形状取得部33で取得された圃場の形状は記憶部32に記憶される。ただし、圃場の形状を取得する方法はこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、圃場の角部の位置情報を記録して、記録した点同士を結ぶ線分が交わらないいわゆる閉路グラフにより特定した多角形を、圃場の形状として取得することとしてもよい。
経路生成部35は、トラクタ1に入力(転送)する経路を生成するものである。本実施形態の経路生成部35で生成される経路としては、トラクタ1を自律走行させる走行経路P、及び、トラクタ1に資材(本実施形態の場合は、肥料)を補給するときに当該トラクタ1を自動走行(自律走行)させる補給経路Qが挙げられる。経路生成部35は、後述する作業車両情報、圃場情報、及び作業情報が入力されるとともに、所定の操作がされた場合に、自動的に走行経路P及び補給経路Qを生成(算出)する。生成された走行経路P及び補給経路Qは、記憶部32に記憶される。
作業車両情報設定部36は、後述する作業車両情報入力画面70に入力された作業車両情報(走行機体2及び施肥装置3に関する情報)を受け付けるものである。作業車両情報設定部36により設定された作業車両情報は記憶部32に記憶される。
圃場情報設定部45は、後述する圃場情報入力画面80に入力された圃場情報(圃場に関する情報)を受け付けるものである。圃場情報設定部45により設定された圃場情報は記憶部32に記憶される。
作業情報設定部47は、作業情報入力画面90等に入力された作業情報(作業態様等に関する情報)を受け付けるものである。作業情報設定部47により設定された作業情報は記憶部32に記憶される。
肥料必要量算出部51は、自律作業経路P1Sにおいてトラクタ1により使用される肥料(資材)の予定量を算出する。肥料必要量算出部51は、経路生成部35で走行経路Pが生成されることに伴って得られる自律作業経路P1Sの経路長と、自律作業路P1における単位長さ当たりの肥料の使用量と、に基づいて、前記予定量(必要となる肥料の量)を算出する。
肥料残量取得部54は、肥料残量センサ30から受信した検出値に基づいて、施肥装置3における肥料の残量、言い換えれば、トラクタ1が使用可能な肥料の保有量を取得(特定)する。
補給位置設定部58は、ユーザが無線通信端末46のディスプレイ37に後述する資材補給位置設定ウィンドウ91を表示させて肥料の補給位置を指定したときに、この指定された補給位置の情報を受け付けるものである。
離脱復帰位置設定部59は、自律作業経路P1Sの途中で肥料切れが生じると判定された場合に、肥料切れが生じる位置を基準にして、トラクタ1が肥料の補給のために自律作業を中断して走行経路Pから離脱する離脱位置(中断位置)と、肥料補給後に走行経路Pに復帰して自律作業を再開する復帰位置(再開位置)と、を設定するものである。なお、離脱位置及び復帰位置等の詳細については後述する。
記憶部32は、不揮発性のメモリ(例えば、フラッシュROM)を含んで構成されており、作業車両情報設定部36で設定された作業車両情報、圃場情報設定部45で設定された圃場情報、及び、作業情報設定部47で設定された作業情報を記憶することができる。また、記憶部32は、生成された走行経路P及び補給経路Qの情報等を記憶することができる。
次に、作業車両情報、圃場情報、及び作業情報の設定を行い、走行経路P及び補給経路Qを生成するときに、ユーザが無線通信端末46を用いて行う操作について、無線通信端末46のディスプレイ37に表示される画面である図6から図10までを主に参照して詳細に説明する。図6は、入力選択画面60の表示例を示す図である。図7は、作業車両情報入力画面70の表示例を示す図である。図8は、圃場情報入力画面80の表示例を示す図である。図9は、作業情報入力画面90の表示例を示す図である。図10は、資材の補給位置を設定するための資材補給位置設定ウィンドウ91の表示例を示す図である。
ユーザが作業車両情報、圃場情報、及び作業情報の設定を開始する前の段階では、無線通信端末46のディスプレイ37には、図6に示すように、表示制御部31により作成された入力選択画面60が初期画面(メニュー画面)として表示されている。入力選択画面60には、作業車両情報入力操作部61と、圃場情報入力操作部62と、作業情報入力操作部63と、走行経路生成・転送操作部64と、農作業開始操作部65と、が主として表示されている。
これらの操作部は、何れもディスプレイ37に表示される仮想的なボタン(いわゆるアイコン)として構成される。また、以後の説明において「ボタン」とは、何れもディスプレイ37に表示される仮想的なボタンであり、当該ボタンの表示領域に対応するタッチパネル39の位置をユーザが指等で触れることによって操作できるものを意味する。
ユーザは、初めに、作業車両情報を設定するために、入力選択画面60の作業車両情報入力操作部61を操作する。これにより、表示画面が、図7に示す作業車両情報入力画面70に切り換えられる。
この作業車両情報入力画面70では、走行機体2及び当該走行機体2に装着される作業機(施肥装置3)に関する作業車両情報を入力することができる。具体的には、作業車両情報入力画面70には、作業車両情報としての、トラクタ1の機種、測位用アンテナ6の走行機体2に対する取付位置、トラクタ1の横幅、施肥装置3の横幅(作業幅)、3点リンク機構の後端(ロアリンクの後端)から施肥装置3の後端までの距離、施肥装置3における単位長さ当たりの肥料繰出量(肥料使用量)、往路での作業時の車速、復路での作業時の車速、枕地(旋回時)での車速、往路での作業時のエンジン回転数、復路での作業時のエンジン回転数、枕地(旋回時)でのエンジン回転数等を指定する欄がそれぞれ配置されている。なお、図7に示す作業車両情報入力画面70では上記した欄の一部しか表示されていないが、図7の状態から画面を下方へスクロールする操作を行うことで、残りの欄を表示させることができる。
作業車両情報入力画面70の全ての項目について指定が行われ、図略の「車両設定確認」のボタンをユーザが操作すると、作業車両情報の内容が記憶部32に記憶され、作業車両情報の設定が完了する。
ユーザが作業車両情報を設定し終わって図6の入力選択画面60に戻り、圃場情報入力操作部62を操作すると、ディスプレイ37の表示画面が、図8に示す圃場情報入力画面80に切り換えられる。
圃場情報入力画面80では、走行機体2が走行する走行領域(圃場)に関する情報を入力することができる。具体的には、圃場情報入力画面80には、圃場の形状を図形で(グラフィカルに)示す平面表示部81が配置されている。また、圃場情報入力画面80において、「圃場の外周の位置・形状」の欄には、「記録開始」及び「やり直し」のボタンが配置されている。また、圃場情報入力画面80において、「作業開始位置」、「作業終了位置」、及び「作業方向」のそれぞれの欄には、「設定」及び「やり直し」のボタンが配置されている。
「圃場の外周の位置・形状」の「記録開始」ボタンを操作すると、無線通信端末46が圃場形状記録モードに切り換わる。この圃場形状記録モードにおいて、例えばトラクタ1を圃場の外周に沿って1回り周回させると、そのときの測位用アンテナ6の位置の推移が圃場形状取得部33で記録されて、当該圃場形状取得部33で圃場の形状が取得(算出)される。これにより、圃場の位置及び形状を指定することができる。このようにして算出(指定)された圃場の外周の位置及び形状は、平面表示部81にグラフィカルに表示される。また、「やり直し」ボタンを操作することで、圃場の外周の位置の記録(指定)を再び行うことができる。
「作業開始位置」の「設定」ボタンを操作すると、圃場情報入力画面80の平面表示部81に、上記のようにして取得した圃場の形状が地図データに重ね合わされて表示される。この状態で、ユーザが圃場の輪郭の近傍の任意の点を選択することで、選択した点の近傍の位置情報を作業開始位置として設定することができる。「作業終了位置」の設定についても、「作業開始位置」と同様の方法で行うことができる。
「作業方向」の「設定」ボタンを操作すると、圃場情報入力画面80の平面表示部81に、上記のようにして取得した圃場の形状、作業開始位置、及び作業終了位置が地図データと重ね合わされて表示される。この状態で、ユーザが、例えば圃場の輪郭上の任意の2点を選択することで、当該2点を結んだ直線の方向を作業方向として設定することができる。
圃場情報入力画面80の全ての項目についての設定が完了した場合、「登録」のボタンが表示される。ユーザが指定した内容を平面表示部81等により確認して当該「登録」ボタンを操作すると、設定された圃場情報の内容が記憶部32に記憶され、圃場情報の設定が完了する。
ユーザが圃場情報を設定し終わって図6の入力選択画面60に戻り、作業情報入力操作部63を操作すると、表示画面が図9に示す作業情報入力画面90に切り換わる。
作業情報入力画面90の「作業内容」の欄は、耕耘、整地、施肥、播種、薬剤散布、除草剤散布、及び、耕耘しながら施肥、等の作業のうち何れの作業を行うかを選択する欄である。当該欄でプルダウン操作を行うことにより、ユーザがトラクタ1に行わせたい自律作業を設定できるようになっている。
作業情報入力画面90の「複数台の協調作業の有無」の欄は、同一の圃場内において複数のトラクタ(例えば、ロボットトラクタ1及び有人トラクタの2台)を用いて作業を行うか否か(協調作業を行うか否か)を選択する欄である。当該欄でプルダウン操作を行うことにより、「協調作業有り」又は「協調作業無し」の何れかに設定できるようになっている。
作業情報入力画面90の「協調作業態様」の欄は、上記の「複数台の協調作業の有無」の欄で「協調作業有り」に設定した場合に限り、操作可能となる。当該欄は、複数のトラクタを異なる自律作業路P1を走行させて協調作業を行う(随伴)か、あるいは複数のトラクタを同一の自律作業路P1を走行させて協調作業を行う(追従)か、等を選択する欄である。当該欄でプルダウン操作を行うことにより、何れかの協調作業態様に設定できるようになっている。
作業情報入力画面90の「オーバーラップ幅」の欄は、隣接する自律作業路P1,P1において作業機(施肥装置3)が通過する幅を相互にオーバーラップさせる幅(オーバーラップ量)を設定する欄である。当該欄に数値を直接入力することで、オーバーラップ量を設定することができる。本実施形態では、オーバーラップ量はマイナスの値にも設定できるようになっており、この場合、隣接する自律作業路P1,P1において作業機(施肥装置3)が通過する幅の間に隙間が形成されることになる。
作業情報入力画面90の「スキップ数」の欄は、トラクタ1が走行する走行経路Pの任意の自律作業路P1と、当該任意の自律作業路P1の次にトラクタ1が走行する自律作業路P1と、の間に配置される自律作業路の数(何列飛ばしで作業を行うか)を選択する欄である。本実施形態では、当該欄でプルダウン操作を行うことにより、スキップ数を、「0」、「1」、又は「2」の何れかに設定できるようになっている。
作業情報入力画面90の「枕地幅」の欄は、トラクタ1が旋回して折返しを行う領域(即ち、枕地)の幅を設定する欄である。当該欄には、当初、ユーザがこれよりも前に設定した作業幅及びオーバーラップ幅等に基づいて算出された推奨の幅が表示されているが、プルダウン操作を行うことにより、例えば作業幅の整数倍の値を選択して枕地幅として設定できるようになっている。ただし、これに限るものではなく、ユーザが所望の幅の数値を枕地幅として直接入力することも可能である。
作業情報入力画面90の「非耕作地幅」の欄は、トラクタ1の自律作業路P1が並ぶ方向における走行領域の両端に配置される非作業領域(即ち、非耕作地)の幅を設定する欄である。当該欄には、当初、ユーザがこれよりも前に設定した作業幅及びオーバーラップ幅等に基づいて算出された推奨の幅が表示されているが、プルダウン操作を行うことにより、例えば作業幅の整数倍の値を非耕作地幅として設定できるようになっている。ただし、これに限るものではなく、ユーザが所望の幅の数値を直接入力することも可能である。
上記で設定した作業内容(本実施形態では、作業情報入力画面90の一番上の欄に入力された内容)に資材を消費する作業が含まれていた場合(具体的には、例えば作業内容が、「施肥」、「播種」、「薬剤散布」、「除草剤散布」、又は「耕耘しながら施肥」等の場合)に、ユーザが作業情報入力画面90の全ての欄を入力して図略の「確定」ボタンを操作すると、図10に示すように、作業情報入力画面90の上に重ねて資材補給位置設定ウィンドウ91が表示される。
資材補給位置設定ウィンドウ91には、例えば「資材の補給位置を指定して下さい。」というメッセージとともに、走行領域(圃場)の形状及び作業領域(自律作業路P1が並べて配置される領域)の形状を図形でグラフィカルに表す平面表示部92が表示されている。ユーザは、平面表示部92において、資材補給位置として指定する位置に指で触れて当該位置に適宜のマーク(補給位置マーク93)を表示させた状態で、資材補給位置設定ウィンドウ91の下部の「登録」ボタンを操作する。これにより、資材の補給位置の設定が補給位置設定部58により受け付けられる。なお、本実施形態では、資材補給位置は、走行領域内でありかつ作業領域外の領域にのみ設定することができる。
ユーザが作業情報を設定し終わって図6の入力選択画面60に戻り、走行経路生成・転送操作部64を選択した場合、自動的にトラクタ1の走行経路Pが生成され、この走行経路Pが記憶部32に記憶される。また、走行経路Pが生成されると、ディスプレイ37の表示画面に「パスシミュレーション」のボタンが選択可能に表示される。この「パスシミュレーション」のボタンを選択(操作)することにより、生成した走行経路Pを矢印や線等で表現した画像が表示される。なお、走行経路Pに沿ってトラクタのアイコンが移動するアニメーション表示が行われてもよい。
更に、ディスプレイ37の表示画面には、「データを転送する」のボタンと、「入力選択画面へ戻る」のボタンと、が選択可能に表示される。「データを転送する」を選択すると、走行経路Pの情報をトラクタ1の制御部4に転送するための指示を行うことができる。「入力選択画面へ戻る」のボタンを選択すると、表示画面が入力選択画面60に切り換わる。
このように、本実施形態の経路生成システム99では、無線通信端末46側で生成した走行経路Pの情報をトラクタ1の制御部4に送信することができる。制御部4は、無線通信端末46から受信した走行経路Pの情報を、当該制御部4に電気的に接続された記憶部55に記憶する。
次に、経路生成部35が補給経路Qを生成するときの具体的な処理について、図11及び図12を参照して説明する。なお、補給経路Qは、経路生成部35により走行経路Pが生成された後に、当該走行経路Pを考慮に入れて自動的に生成される。図11は、肥料の補給経路Qを生成するときに経路生成部35等で行われる処理を示すフローチャートである。図12は、図11の処理の続きを示すフローチャートである。
初めに、肥料必要量算出部51は、走行経路Pを生成するときに併せて設定又は算出された、自律作業経路P1Sの経路長(全ての自律作業路P1の経路長を加算したもの)の情報と、自律作業路P1での単位長さ当たりの肥料の使用量(繰出量)の情報と、を取得する。そして、上記を乗算することにより、自律作業経路P1Sにおいて必要となる肥料の予定量を算出する(ステップS101)。
続いて、肥料残量取得部54は、肥料タンク29の肥料の残量を、肥料残量センサ30の検出結果に基づいて取得する(ステップS102)。
続いて、経路生成部35は、肥料の補給がされないと仮定した場合に、トラクタ1を走行経路Pに沿って走行させて自律作業させている途中で肥料切れになるか否かを判断する(ステップS103)。この判断は、ステップS101で取得した肥料の予定量と、ステップS102で取得した肥料の残量と、を比較することで行うことができる。
ステップS103の判断の結果、自律作業の途中で肥料切れにならない場合(ステップS103、No)、途中で肥料の補給を行う必要がないため、補給経路Qを生成する必要もない。よって、処理が終了する。
一方、ステップS103の判断の結果、自律作業の途中で肥料切れになる場合(ステップS103、Yes)、途中で肥料の補給を行う必要があることを意味する。従って、経路生成部35は、肥料を補給する補給経路Qを生成するために、まず、自律作業経路P1S上で肥料切れとなる肥料切れ発生位置Bを計算により求める(ステップS104)。具体的には、経路生成部35は、ステップS102で得られた肥料の残量を、ステップS101で説明した単位長さ当たりの肥料の使用量で除算し、肥料が持続する距離(肥料持続距離)を求める。その後、距離をカウントしながら自律作業経路P1Sを上流端から辿り、距離のカウント値が肥料持続距離と等しくなった地点を、肥料切れ発生位置Bとして求める。図13には、ある走行経路Pにおいて、上記の方法により特定された肥料切れ発生位置Bの例を示している。
続いて、経路生成部35は、肥料切れ発生位置Bの所定数(本実施形態では、3つ)上流側の接続路P2を、補給経路で置き換える対象の接続路(以下、置換対象接続路と呼ぶことがある。)として決定する(ステップS105)。図13において接続路P2に付された丸付き数字は、資材切れ発生位置Bから見て何個上流側であるかを示している。従って、図13の例では、符号P2Rが付された接続路が置換対象接続路である。次に、経路生成部35は、置換対象接続路P2Rの始端の位置C1を暫定離脱位置(暫定中断位置)として設定し(ステップS106)、置換対象接続路P2Rの終端の位置D1を暫定復帰位置(暫定再開位置)として設定する(ステップS107)。図13には、設定された暫定離脱位置C1及び暫定復帰位置D1の例が示されている。
なお、図13に示すように、上記の暫定離脱位置C1は、置換対象接続路P2Rの始端に接続されている自律作業路P1の終端(下流側の端)の位置と言い換えることができる。また、暫定復帰位置D1は、置換対象接続路P2Rの接続路P2の終端に接続されている自律作業路P1の始端(上流側の端)の位置と言い換えることができる。
続いて、経路生成部35は、暫定補給経路Q1を計算により生成する(ステップS108)。具体的には、経路生成部35は、補給位置設定部58で設定された肥料の補給位置A1の情報を取得する。そして、経路生成部35は、非作業領域内で、肥料の補給位置A1を経由して暫定離脱位置C1と暫定復帰位置D1とを結ぶ最短の経路を計算により求め、これを暫定補給経路Q1とする。図14には、図13に示す位置に暫定離脱位置C1及び暫定復帰位置D1が設定された場合において、補給位置A1での補給を行うために生成された暫定補給経路Q1を示している。この暫定補給経路Q1は、始点である暫定離脱位置C1から枕地又は非耕作地の領域を通過しつつ肥料の補給位置A1に到達し、当該補給位置A1から枕地又は非耕作地の領域を通過しつつ終点である暫定復帰位置D1に至る経路群を計算した上で、最短の経路を選択することにより得ることができる。
続いて、経路生成部35は、暫定補給経路Q1の経路長が、走行経路Pのうちの暫定復帰位置D1から作業終了位置Eまでの経路長よりも短いか否かを判断する(ステップS109)。
ステップS109の判断の結果、暫定補給経路Q1の経路長が、走行経路Pのうちの暫定復帰位置D1から作業終了位置Eまでの経路長よりも短い場合(ステップS109、Yes)、経路生成部35は、暫定補給経路Q1を補給経路Qとする(ステップS110)。即ち、ステップS106及びステップS107で設定した暫定離脱位置C1及び暫定復帰位置D1が離脱位置(中断位置)C及び復帰位置(再開位置)Dとしてそれぞれ採用され、ステップS108で生成した暫定補給経路Q1が補給経路Qとして採用されることになる。その後、一連の処理を終了する。なお、得られた補給経路Qによって置換対象接続路P2Rが置き換えられることで、走行経路Pと補給経路Qとが接続され、トラクタ1の全体的な走行経路が完成する。
一方、ステップS109の判断の結果、暫定補給経路Q1の経路長が、走行経路Pのうちの暫定復帰位置D1から作業終了位置Eまでの経路長と同じかそれよりも長い場合(ステップS109、No)、補給経路Qとして採用するには暫定補給経路Q1の経路長が長過ぎ、バランスが良くない。そこで、経路生成部35は、置換対象接続路P2Rを更に1つ上流側の接続路P2に移動させて(ステップS111)、ステップS106に戻り、上記の処理を繰り返す。図15には、新しく設定された置換対象接続路P2R(暫定離脱位置C1及び暫定復帰位置D1)と、再生成された暫定補給経路Q1と、の例が示されている。
ステップS106からステップS109まで、及びステップS111の処理は、新たな暫定補給経路Q1の経路長が、走行経路Pのうちの暫定復帰位置D1から作業終了位置Eまでの経路長よりも短くなるまで、繰り返し行われる。この結果、図13の例では、図14の暫定補給経路Q1ではなく図15の暫定補給経路Q1が、補給経路Qとして採用されることになる。
こうして、経路生成部35は、経路長が極端に長すぎない補給経路Qを生成することができる。このようにして生成された補給経路Qの情報は、上述の「パスシミュレーション」のボタンが操作されたときに、走行経路Pの情報とともに、矢印や線等で表現した画像としてディスプレイ37の表示画面に表示される。
「パスシミュレーション」の表示が終わった後、ディスプレイ37の表示画面には、「データを転送する」のボタンと、「入力選択画面へ戻る」のボタンと、「肥料の補給位置を変更する」のボタンと、が選択可能に表示される。ただし、「肥料の補給位置を変更する」のボタンは、補給経路Qが生成された場合に限り、表示される。「データを転送する」を選択すると、補給経路Qの情報をトラクタ1の制御部4に転送するための指示を行うことができる。「入力選択画面へ戻る」を選択すると、表示画面が入力選択画面60に切り換わる。
「肥料の補給位置を変更する」を選択すると、前述の資材補給位置設定ウィンドウ91が再度ディスプレイ37の表示画面に表示される。ユーザが、平面表示部92に表示されている補給位置マーク93を、新たな資材補給位置(変更後の資材補給位置)として指定しようとする位置に例えばドラッグ操作により移動させて、資材補給位置設定ウィンドウ91の下部の「登録」ボタンを押すと、ユーザが平面表示部92上で指定した位置に資材の補給位置が設定(登録)される。この設定内容は、補給位置設定部58によって受け付けられる。
この場合、補給経路Qの再生成のための処理が行われる。この処理の詳細は説明しないが、実質的には、図12のステップS105以降の処理をやり直せば良い。図16には、変更後の補給位置A2と、この補給位置の変更に伴って生成された暫定補給経路Q2と、の例が示されている(この暫定補給経路Q2が、補給経路Qとして採用されている)。
走行経路Pの情報に加えて補給経路Qの情報も制御部4に入力(転送)して、無線通信端末46から制御部4に対して自律走行・自律作業の開始信号を送信することにより、当該制御部4によりトラクタ1を制御して、当該トラクタ1を走行経路Pに沿って自律的に走行させることができる。加えて、走行経路Pに沿って自律的に走行させている途中で、一時的に、トラクタ1を走行経路Pから逸脱させて、補給経路Qに沿って自動走行させて、補給経路Qの中途部にある肥料の補給位置A1(A2)で一時停止させ、肥料を補給することができる。これにより、途中で肥料切れが生じることなく、トラクタ1を作業開始位置から作業終了位置Eまで走行させて、自律作業経路に農作業を施すことが可能である。
また、本実施形態では、肥料切れ発生位置Bの3つ以上手前にある接続路P2の始端及び終端を、それぞれ離脱位置C及び復帰位置Dとして、補給経路Qを生成している。よって、肥料切れ発生位置Bに対して余裕をみて離脱位置C及び復帰位置Dが設定されるので、自律作業の途中で肥料切れが生じてしまうことを確実に防止することができる。
以下では、様々な状況において生成される補給経路Qについて、図14から図17までを主に参照して説明する。
図13から図16までに示した例においては、非耕作地の幅が、トラクタ1を180度方向転換(向きを反転)できるほどには広く取られていない。そこで、例えば、図14に示す暫定補給経路Q1は、トラクタ1を180度方向転換させる必要がないように生成されている。具体的には、暫定補給経路Q1の往路(補給位置A1に向かう経路)は、トラクタ1が、暫定離脱位置C1を出発した直後に切返しを行って、後進しながら補給位置A1に到着するように生成される。そして、暫定補給経路Q2の復路(補給位置A1から遠ざかる経路)においては、トラクタ1が、補給位置A1を前進しながら出発し、復帰位置Dに向かうようにしている。なお、図15及び図16に示す暫定補給経路Q1,Q2も同様である。この構成により、枕地幅や非耕作地幅が狭い場合でも、トラクタ1は、離脱位置Cから補給位置A1を経由して復帰位置Dに至ることが可能である。
ただし、トラクタ1が離脱位置Cから補給位置A1を経由して復帰位置Dに至る経路は、図15に示す補給経路Qとは逆に、前進しながら補給位置A1に到着し、その後、後進しながら補給位置A1を出発して切返しを行うように構成することもできる。また、トラクタ1が離脱位置Cから前進しながら補給位置A1に到着した後、進行方向を切り換えずに前進しながら補給位置A1を出発し、非作業領域(非耕作地及び枕地)上を周回するようにして復帰位置Dに至るものとしてもよい。あるいは、非作業領域(非耕作地及び枕地)上を遠回りすることに加えて又はこれに代えて、未作業地をダミー走行するものとしてもよい。
図14から図16までの例では、暫定離脱位置C1を基準として、トラクタ1の作業の進み方向(作業開始位置Sから作業終了位置Eに向かって自律作業路P1が並べられている方向)で見たときに補給位置A1(A2)が既作業側(既に農作業を施している側)に配置されている。この場合は、トラクタ1を、暫定補給経路Q1,Q2の往路では後進しながら補給位置A1(A2)に到着し、復路では前進しながら補給位置A1(A2)を出発するようにすることで、トラクタ1が暫定離脱位置C1から補給位置A1(A2)を経由して暫定復帰位置D1に至るようにすることができる。
図17には、補給位置が図16から再び変更されて新しい補給位置A3が指定されたために、暫定補給経路Q3が生成され、この暫定補給経路Q3が補給経路Qとして採用された例が示されている。この例では、暫定離脱位置C1を基準として、作業の進み方向で見たときに補給位置A3が未作業側(まだ農作業を施していない側)に配置されている。この場合は、トラクタ1を、暫定補給経路Q3の往路では前進しながら補給位置A3に到着し、復路では後進しながら補給位置A3を出発するようにすることで、トラクタ1が暫定離脱位置C1から補給位置A3を経由して暫定復帰位置D1に至るようにすることができる。詳細には、トラクタ1を暫定離脱位置C1から前進させながら補給位置A3に到着させ、進行方向を切り換えて後進させながら補給位置A3を出発させ、暫定復帰位置D1を少し通り過ぎた位置で切返しを行って前進しながら暫定復帰位置D1に至るようにする。
もっとも、図17のような場合には、作業領域のうち未作業地を通過するように補給経路Qを生成してもよく、この場合、補給経路Qの自由度を高めることができる。ただし、この場合でも、未作業地を通過する部分においては自律作業路P1となるべく平行となるように生成すると、未作業地の走行跡の処理が容易になる点で望ましい。
以上に説明したように、本実施形態の経路生成システム99は、経路生成部35と、肥料必要量算出部(算出部)51と、補給位置設定部58と、肥料残量取得部(特定部)54と、離脱復帰位置設定部(中断開始位置設定部)59と、を備える。経路生成部35は、予め設定された作業領域内においてトラクタ(作業車両)1により自律作業が行われる自律作業経路P1Sを生成可能である。肥料必要量算出部51は、自律作業経路P1Sにおいてトラクタ1により使用される肥料(資材)の予定量を算出する。補給位置設定部58は、作業領域外でユーザによって指定された位置に肥料の補給位置A1を設定する。肥料残量取得部54は、トラクタ1が使用可能な肥料の保有量を特定する。離脱復帰位置設定部59は、前記予定量及び前記保有量に基づいて、自律作業を中断して走行経路Pから離脱する離脱位置Cと、補給後に走行経路Pに復帰して作業を再開する復帰位置Dと、を設定する。経路生成部35は、離脱位置Cから補給位置A1を経由して復帰位置Dに至る補給経路Qを生成可能である。
これにより、トラクタ1を、肥料が無くなる前に自動的に自律作業を中断させて肥料の補給位置A1に向かわせ、補給終了後は自動的に適切な場所に向かわせて自律作業を再開することができるので、容易に肥料を補給することができる。よって、ユーザの負担を軽減することができる。
また、本実施形態の経路生成システム99においては、自律作業経路P1Sは、接続路P2を介して接続される複数の自律作業路P1から構成される。離脱復帰位置設定部59は、離脱位置C及び復帰位置Dを、接続路P2によって接続される互いに異なる自律作業路P1,P1に設定する。
これにより、自律作業の中断後の再開を、復帰位置Dから円滑に行うことができ、作業効率が向上する。とりわけ、離脱位置Cと復帰位置Dとが異なる自律作業路P1上に配置されているので、自律作業を中断した後に再開するときに、復帰位置Dへのトラクタ1の位置合わせのために切返し等を多用する必要がなく、円滑に作業の中断・再開を行える。
また、本実施形態の経路生成システム99においては、離脱位置Cは、接続路P2の始端に接続される自律作業路P1の終端に設定される。また、復帰位置Dは、当該接続路P2の終端に接続される自律作業路P1の始端に設定される。
これにより、自律作業経路P1Sに殆ど影響を与えることなく、補給作業を行うことができる。
また、本実施形態の経路生成システム99においては、離脱復帰位置設定部59は、補給経路Qの経路長が、復帰位置Dから自律作業経路P1Sにおける作業終了位置(自律作業の終了位置)Eまでの経路長よりも短くなるように離脱位置C及び復帰位置Dを設定する。
これにより、経路長が長過ぎる補給経路Qが生成されることを抑制することができ、効率よく肥料を補給することができる。また、補給経路Qの経路長が長過ぎることによるユーザの心理的な負担も軽減される。
また、本実施形態の経路生成システム99においては、補給位置設定部58は、経路生成部35により補給経路Qが生成された後に、補給位置の変更を受付可能に構成される。補給経路Qの生成後に、補給位置A1について新しい補給位置A2への変更が補給位置設定部58により受け付けられた場合、経路生成部35は、図16に示すように、離脱位置Cから変更後の補給位置A2を経由して再開位置Dに至る新たな補給経路Qを生成可能である。
これにより、補給経路Qの生成後に、ユーザが補給位置A1を所望の補給位置A2に変更することが可能となるので、柔軟性が更に向上する。
また、本実施形態の経路生成システム99においては、肥料必要量算出部51は、自律作業経路P1Sの経路長と、P1における単位長さ当たりの肥料の使用量と、に基づいて、前記予定量(必要となる肥料の量)を算出する。
これにより、予め設定した自律作業経路P1Sの経路長等を利用するので、圃場面積のみに基づいて算出する場合よりも、必要となる肥料の予定量を正確に算出することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、施肥装置3は、走行機体2に取外し可能に装着されている。しかしながら、これに代えて、施肥装置3が走行機体2に取外し不能に固定されていても良い。また、施肥装置3が、走行機体2に装着された他の作業機に付加的に設けられるものであっても良い。
上記の実施形態では、資材は肥料であるものとしたが、これに限るものではなく、例えばこれに代えて、資材を、除草剤、薬剤、苗、又は種子等としてもよい。例えば、資材が除草剤の場合には除草剤散布装置を、薬剤の場合には薬剤散布装置を、苗の場合には苗移植装置を、種子の場合には播種装置を、上記の施肥装置3の代わりに作業機として用いることができる。
上記の実施形態では、肥料残量取得部54が、肥料残量センサ30から得られた検出値に基づいて、肥料の残量を取得している。しかしながら、肥料残量取得部54は、例えば、肥料タンク29に付されている目盛りを用いてユーザが目視で計測した肥料の残量を無線通信端末に入力することで肥料の残量を取得するように構成しても良い。
上記の実施形態では、経路生成部35は、肥料切れ発生位置Bの3つ上流側の接続路P2(置換対象接続路P2R)を基準に離脱位置・復帰位置を設定するものとしたが、これは肥料切れが生じることを確実に防ぐために余裕をみて補給経路Qを生成するためである。即ち、肥料切れ発生位置Bのいくつ上流側の接続路P2を基準に離脱位置・復帰位置を設定するかは、任意であり、適宜に定めることができる。
上記の実施形態では、肥料必要量算出部51は、自律作業経路P1Sの経路長と、自律作業路P1における単位長さ当たりの肥料の使用量と、に基づいて、前記予定量(必要となる肥料の量)を算出している。しかしながら、これ以外の要素も考慮に入れて前記予定量を算出するものとしてもよい。例えば、施肥装置3において、繰出部25を鎮圧輪26で駆動する代わりに、電動モータで駆動し、その繰出速度を制御可能に構成することができる。この場合、肥料必要量算出部51は、自律作業経路P1Sにおけるトラクタ1の移動速度と、繰出部25の単位時間当たりの繰出量(複数の繰出部25の合計値)と、を用いて、肥料の使用予定量を算出することができる。また、作業を行う幅を変更可能な作業機においては、その作業幅を考慮して使用予定量を算出することができる。
上記の実施形態では、トラクタ1は、走行経路Pのうちの接続路P2では施肥(資材の供給)を行わないものとしたが、これに限るものではなく、接続路P2においても施肥を行うものとしてもよい。その場合、肥料必要量算出部51は、自律作業路P1,P1,・・・及び接続路P2,P2,・・・の経路長を加算したものに基づいて、必要となる肥料の予定量を算出するものとすればよい。なお、この場合は、施肥を行っていないフィッシュテールターン時等の走行経路の長さを除いて算出することが望ましい。
上記の構成では、経路生成部35、肥料必要量算出部(算出部)51、肥料残量取得部54、補給位置設定部58、及び離脱復帰位置設定部59は、無線通信端末46に備えられ、肥料保有量センサ(特定部)54はトラクタ1に備えられるものしたが、これらの構成がトラクタ1及び無線通信端末46の何れに備えられるかについてはこれに限るものではない。また、これ以外の構成部分についても、トラクタ1及び無線通信端末46の何れに備えられていてもよい。
補給経路Qを生成する過程だけに上記の経路生成システム99を用いることとし、実際の走行は、例えばユーザが補給経路Qを無線通信端末46等によって参照しながらトラクタ1を操向操作することにより行うものとしてもよい。
1 トラクタ(作業車両)
35 経路生成部
51 肥料必要量算出部(算出部)
54 肥料保有量センサ(特定部)
58 補給位置設定部
59 離脱復帰位置設定部(中断開始位置設定部)
99 経路生成システム
A1,A2 (資材の)補給位置
B 肥料切れ発生位置
C 離脱位置(中断位置)
D 復帰位置(再開位置)
P1 自律作業路
P1S 自律作業経路
Q 補給経路

Claims (5)

  1. 予め設定された作業領域内において作業車両により自律作業が行われる自律作業経路を生成可能な経路生成部と、
    前記自律作業経路において前記作業車両により使用される資材の予定量を算出する算出部と、
    前記作業領域外で指定された位置に資材の補給位置を設定する補給位置設定部と、
    前記作業車両が使用可能な資材の保有量を特定する特定部と、
    前記予定量及び前記保有量に基づいて自律作業の中断位置及び再開位置を設定する中断開始位置設定部と、
    を備え、
    前記経路生成部は、前記中断位置から前記補給位置を経由して前記再開位置に至る補給経路を生成可能であることを特徴とする経路生成システム。
  2. 請求項1に記載の経路生成システムであって、
    前記自律作業経路は、接続路を介して接続される複数の自律作業路から構成され、
    前記中断開始位置設定部は、前記中断位置及び前記再開位置を、前記接続路によって接続される互いに異なる自律作業路に設定することを特徴とする経路生成システム。
  3. 請求項1又は2に記載の経路生成システムであって、
    前記中断開始位置設定部は、前記補給経路の経路長が、前記再開位置から前記自律作業経路における自律作業の終了位置までの経路長よりも短くなるように前記中断位置及び前記再開位置を設定することを特徴とする経路生成システム。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の経路生成システムであって、
    前記補給位置設定部は、前記経路生成部により前記補給経路が生成された後に、前記補給位置の変更を受付可能に構成され、
    前記補給経路の生成後に、前記補給位置の変更が前記補給位置設定部により受け付けられた場合、前記経路生成部は、前記中断位置から変更後の補給位置を経由して前記再開位置に至る新たな補給経路を生成可能であることを特徴とする経路生成システム。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の経路生成システムであって、
    前記算出部は、前記自律作業経路の経路長、前記自律作業経路における前記作業車両の移動速度、前記自律作業経路における単位時間当たりの資材の使用量、作業車両が作業を行う幅、及び前記自律作業経路における単位長さ当たりの資材の使用量のうち少なくとも何れかに基づいて、前記予定量を算出することを特徴とする経路生成システム。
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