JP2018040010A - 架橋コポリマーを含む両親媒性ナノゲル材料を含む組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1つ又は2つ以上の架橋コポリマーを含む両親媒性ナノゲル材料を含む組成物であって、前記コポリマーが、約10〜約10,000の範囲の重合度を有する1つ又は2つ以上の親水性セグメントを含み、前記1つ又は2つ以上の親水性セグメントが、少なくとも一方の末端に線状シリコーンセグメントを含有し、前記線状シリコーンセグメントが、約1〜約200個のシロキシ単位を含み、前記両親媒性ナノゲル材料が、該線状シリコーンセグメントを介して、少なくとも1つの部分的に疎水性の基材を含む表面と会合する、組成物を提供する。
【選択図】図2
Description
本出願は、2012年5月25日に出願された、発明の名称が「POLYMERS AND NANOGEL MATERIALS AND METHODS FOR MAKING AND USING THE SAME」である、米国特許仮出願第61/651767号の優先権を主張するものであり、その開示内容は参照により本明細書に援用される。
本発明は、架橋されているが、巨視的にはゲル化しておらず、ポリマー性基材と会合することができる少なくとも一方の末端セグメントを有するブロックコポリマーに関する。このようなブロックコポリマーは、両親媒性又は親水性であり得る。ナノゲル材料も提供される。これらのブロックコポリマー及びナノゲル材料を、医療デバイスを含む種々の基材に組み込んで、湿潤性及び潤滑性を改善し、該基材のタンパク質及び/又は脂質取り込みを抑制することができる。
式[A]−B−[Q]の水溶性ブロックコポリマーを含み、式中、
[A]が、医療デバイスに対する親和性を有するセグメントであり、
Bが、任意選択的に置換された、1000g/モル以下の分子量を有する多価の連結基を含む連結基であり、
[Q]が、少なくとも1種類のエチレン性不飽和モノマーと多官能エチレン性不飽和モノマーとの共重合に由来する、半架橋した非ゲル化セグメントを含む、組成物を更に提供する。
[A]−B−[Q]
式中、[Q]は、フリーラジカル重合を制御可能な因子を含有してもよいし、含有しなくてもよい。[A]は、所与の基材又は医療デバイスに対する親和性を有する材料から選択される。[A]は、線状又は分岐状のシロキサン、4〜24個の炭素を有する疎水性アルキル基、プロトン供与性官能基、プロトン受容性官能基、イオン性官能基、ボロン酸官能基、刺激応答性官能基、これらの組み合わせなどを含む、ポリマー及びコポリマーのセグメントから選択されてよい。互いに近接した複数のAセグメントを有するブロックコポリマーの場合は、2つ以上の炭素を有する疎水性アルキル基が、好適である。一実施形態において、[A]は、ポリジメチルシロキサン(PDMS)−含有構造を含み、又は該構造からなり、又は該構造から本質的になり、少なくとも1種類の疎水性材料を含有する医療デバイスに対する親和性を有する。例えば、PDMSは、[A]内に含有されたPDMSと、コンタクトレンズ内に含有されたPDMSとの間の疎水性−疎水性相互作用を介して、シリコーンヒドロゲルコンタクトレンズと会合する。[A]の他の実施形態は、プロトン供与性官能基及びプロトン受容性官能基を含む、又は該官能基からなる、又は該官能基から本質的になる、構造を含む。このような一実施形態では、[A]は、アルコールなどの複数のプロトン供与性官能基を含み、又は該官能基からなり、又は該官能基から本質的になり、それ故、プロトンを受容する医療デバイス又は他の表面に対する親和性を有していてよい。反対に、[A]は、アミドなどの複数のプロトン受容性官能基を含み、又は該官能基からなり、又は該官能基から本質的になり、それ故、プロトンを供与する医療デバイス又は他の表面に対する親和性を有してもよい。更に他の実施形態において、[A]は、カルボキシレート、スルホネート、アンモニウム塩、又はホスホニウム塩などの、複数のイオン性官能基を含み、又は該官能基からなり、又は該官能基から本質的になり、それ故、セグメント[A]との会合において、所与のイオン基とは反対の電荷を帯びた医療デバイスに対して親和性を有してもよい。[A]の他の実施形態は、医療デバイス又は表面の他の相補的な官能基と共に、錯形成を受けることが可能な官能基を含む、又は該官能基からなる、又は該官能基から本質的になるものを含み、例えば、[A]は、複数のボロン酸官能基含み、又は該官能基からなり、又は該官能基から本質的になり、複数のヒドロキシル基を含有する医療デバイス又は表面と会合してよい。代替実施形態において、ヒドロキシル基は、[A]の中に含まれる場合があり、かつ複数のボロン酸官能基を含有する表面と会合されてもよい。一部の実施形態において、[A]は、刺激応答性であり、かつ、ポリマーの形態に組み込まれると、結果として生じるポリマーを、異なる溶液条件下で、水溶性又は水不溶性にする官能基から構成される。例えば、[A]は、32℃の水の中で相転移を経るポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)のような温度応答性ポリマー若しくはコポリマーを含んでもよく、又は該ポリマー若しくはコポリマーからなってもよく、又は該ポリマー若しくはコポリマーから本質的になってもよい。したがって、32℃未満の溶液温度で、前記PNIPAM[A]ブロックは、水溶性及び親水性であり、一方、より高い溶液温度(即ち、32℃よりも高い)では、前記PNIPAMポリマーは、水不溶性、疎水性であり、かつ少なくとも1つの疎水性物質を含む医療デバイス又は表面と会合できる。
式H2C=UVを有する少なくとも1種類の親水性モノマーと、
0.1を超える連鎖移動定数を有する式IIの少なくとも1種類のRAFT剤と、
(iv)架橋剤、H2C=UR’15と、を接触させることにより形成し得る。
R1、R6、X、Z、t、及びpは、以下に定義される。
式H2C=UVを有する少なくとも1種類の親水性モノマーと、
0.1超の連鎖移動定数を有する式IIaの少なくとも1種類のポリシロキサンRAFT剤と、
(iv)架橋剤、H2C=UR’15と、を接触させることにより形成し得る。
R2〜R5は、H、C1〜4アルキル、C6〜10アリール、及びこれらの組み合わせから独立して選択され、一実施形態では、R2〜R5は、C1〜C4アルキル、及びこれらの組み合わせから独立して選択され、別の実施形態では、R2〜R5は、メチルであり、
Zは、水素、塩素、フッ素、任意選択的に置換されたアルキル、任意選択的に置換されたアリール、任意選択的に置換されたヘテロシクリル、任意選択的に置換されたアルキルチオ、任意選択的に置換されたアルコキシ、任意選択的に置換されたアルコキシカルボニル、任意選択的に置換されたアリールオキシカルボニル(−COOR”)、カルボキシ(−COOH)、任意選択的に置換されたアシルオキシ(−O2CR”)、任意選択的に置換されたカルバモイル(−CONR”2)、シアノ(−CN)、ジアルキル−若しくはジアリール−ホスホナート[−P(=O)(OR”)2]、ジアルキル−若しくはジアリール−ホスフィナート[−P(=O)(OR”)2]、及び任意の機構によって形成されたポリマー鎖からなる群から選択され、他の実施形態では、Zは、溶液のpHに感受性があり、RAFT剤の反応性を調節することを可能にする「切り替え可能な(switchable)」官能基を含んでもよい。一実施形態において、「切り替え可能な」Z−基を用いた場合は、Zは、次の非限定的な構造を有する。
R”は、任意選択的に置換されたC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、アリール、ヘテロシクリル、アルカリルからなる群から独立して選択され、該置換基は、エポキシ、ヒドロキシル、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルボキシ及びカルボキシレート、スルホン酸及びスルホネート、アルコキシ−若しくはアリールオキシ−カルボニル、イソシアネート、シアノ、シリル、ハロ、及びジアルキルアミノ、リン酸からなる群から独立して選択される。一実施形態において、R”は、メチル、ピロリドニル、−N−(CH3)2、−N(CH3)−COCH3(N−ビニルアセトアミド)、−CH2CH2−COOH、−CH2CH2CH2−COOH、−CH2CH2CH2CH2−COOH、−(CH3)2−CH2−SO3H、−(CH3)2−CH2−CO2H、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2−CH2CH2CH2−SO3 −、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2−CH2CH2−CO2 −、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。他の実施形態では、Vは、−N−(CH3)2から選択される。
式IIのポリシロキサンRAFT剤は、少なくとも1つの反応性シリコーンを直交型反応性化合物上の少なくとも1つの反応基と反応させることによって形成することができる。その後の又は同時に起こる反応では、反応性チオカルボニルチオ求核試薬は、直交型反応性化合物上の少なくとも1つの他の反応基と反応する。直交型反応性化合物は、異なる反応性又は反応機構を有する少なくとも2種類の反応基を含み、1種類の基での反応が、他の反応基のうちの少なくとも1つの反応を伴わずに進行して、完了するか、又はほぼ完了することができるようにされる。直交型反応性化合物は、構造:
RG1−R6−RG2を有し、
式中、R6は、上で定義される、フリーラジカル脱離基であり、RG1及びRG2は、酸ハロゲン化物及びアルキルハロゲン化物、活性化エステル及びアルキルハロゲン化物、アルキルハロゲン化物及び不飽和二重結合、並びにこれらの組み合わせなどがあるが、これらに限定されない、対の直交型反応基から独立して選択される。アルキルハロゲン化物の例には、C1〜20臭化物、C1〜20塩化物、及びC1〜20ヨウ化物、更に具体的には、臭化メチル、臭化エチル、塩化メチル、塩化エチル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化ベンジル、塩化ベンジル、又はヨウ化ベンジルが含まれる。
ポリシロキサン官能性RAFT剤又は会合性[A]CRP剤及び(必要な場合には)非シリコーン−官能性RAFT剤と、少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、及び架橋剤とを接触させることから生み出される、所与の重合における、各ζ主鎖の数平均分子量
酸化剤:カリウムペルオキシ二硫酸塩、過酸化水素、t−ブチルヒドロペルオキシド。
還元剤:鉄(II)、チタン(III)、チオ硫酸カリウム、硫酸水素カリウム。
本明細書に規定のブロックコポリマーは、溶媒沈殿及び/又は、これに続く溶媒抽出などの既知の手段により、又は、透析若しくは制限されるものではないが、タンジェント流濾過(TFF)などの関連する精製技術によって、精製することができる。
本明細書に開示されているブロックコポリマーは、ポリシロキサン、シリコーンヒドロゲル、従来のヒドロゲル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(terapthalate)、ポリテトラフルオロエチレン、ガラス、金属、及びその混合物及びそのコポリマーなどから形成されるポリマー物品など、種々の、疎水性、部分的に疎水性、親水性、又は両親媒性基材と、非共有結合で会合し得る。ブロックコポリマーの[A]ブロック内に含有される官能基と所与の基材の上又は内部で認められる官能基との間に十分な親和性がある場合、会合が起こる。処理されて本発明のブロックコポリマーと会合し得る基材の例としては、移植可能なデバイス、縫合糸、グラフト基材、涙点プラグ、カテーテル、ステント、創傷包帯、外科機器、眼科用デバイスなどに使用されるポリマー及び金属が挙げられる。
式中、b=0〜500であり、bが0以外のときに、bは、表示値と同等のモードを有する分配であると理解され、
少なくとも1つのR7は、一価反応基を含み、一部の実施形態では、1〜3個のR7が一価反応基を含む。
一実施形態において、bが、ゼロであり、1つのR7が、一価反応基であり、少なくとも3つのR7が、1〜16個の炭素原子を有する一価アルキル基から選択され、他の一実施形態では、1〜6個の炭素原子を有する一価アルキル基から選択される。本実施形態のシリコーン成分の非限定な例としては、2−メチル−、2−ヒドロキシ−3−[3−[1,3,3,3−テトラメチル−1−[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキザニル]プロポキシ]プロピルエステル(「SiGMA」)、
2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルオキシプロピル−トリス(トリメチルシロキシ)シラン、
3−メタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン(「TRIS」)、
3−メタクリルオキシプロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、及び
3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジシロキサンが挙げられる。
(*D*A*D*G)a *D*D*E1;
E(*D*G*D*A)a *D*G*D*E1又は、
E(*D*A*D*G)a *D*A*D*E1
式XIV−XVI
式中、
Dは、炭素原子6〜30個を有するアルキルジラジカル、アルキルシクロアルキルジラジカル、シクロアルキルジラジカル、アリールジラジカル又はアルキルアリールジラジカルを示し、
Gは、炭素原子1〜40個を有するアルキルジラジカル、シクロアルキルジラジカル、アルキルシクロアルキルジラジカル、アリールジラジカル又はアルキルアリールジラジカルを示し、主鎖中にエーテル、チオ又はアミン結合を含有してもよい。
*は、ウレタン又はウレイド結合を意味し、
aは、少なくとも1であり、
Aは、次の式の二価重合ラジカルを意味する。
湿潤重量=皿とレンズの合計湿潤重量−秤量皿の重量
乾燥重量=皿とレンズの合計乾燥重量−秤量皿の重量
標準曲線は、調査中で、各レンズタイプについて設定された。標識コレステロール(NBD([7−ニトロベンζ−2−オキサ−1,3−ジアゾール−4−イル]、CH−NBD、Avanti,Alabaster,AL)で標識化されたコレステロール)は、35℃で、メタノール中の1mg/mLの脂質の原液中に可溶化された。アリコートは、0〜100micg/mLの濃度範囲内で、pH 7.4で、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)中で標準曲線を作成するように、本原液から得られた。
ACA2 5−アクリルアミドペンタン酸、
4−BBB 4−(ブロモメチル)ベンゾイルブロミド(Sigma−Aldrich)、
DMA N,N−ジメチルアクリルアミド、
Irgacure−819ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシド(Ciba Specialty Chemicals)、
KXカリウムO−エチルキサントゲン酸塩、
mPDMSモノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサン(800〜1000MW)、
NaHTTCナトリウムヘキシルトリチオカーボネート、
HBTTC S−へキシル−S’−ベンジル−トリチオカーボネート、
XG1996TTC S−ヘキシル−S’−4−(2−(n−ブチルポリジメチルシロキシジメチルシリル)エチル)ベンジルカルボノトリチオエート、
nBPDMS−H 3−(n−ブチルテトラメチルシロキシジメチルシリル)プロパノール、
MBA N,N’−メチレンビスアクリルアミド、
NVP N−ビニルピロリドン(Acros Chemical)、真空蒸留によって更に精製済、
NRPTHP調製物3で生成したポリシロキサン末端ブロックコポリマーの比較物、
PTHPWCL調製物3で生成した、架橋を有するポリシロキサン末端ブロックコポリマー、
HO−mPDMSモノ−(2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピル)−プロピルエーテル末端ポリジメチルシロキサン(400〜1000MW))、
SBX 3−(n−ブチルテトラメチルシロキシジメチルシリル)プロピル4−((エトキシカルボノチオイルチオ)メチル)安息香酸塩、
SiGMA 2−メチル−,2−ヒドロキシ−3−[3−[1,3,3,3−テトラメチル−1−[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキサニル]プロポキシ]プロピルエステル、
TRIS−VCトリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルビニルカルバメート、
V2D25米国特許5,260,000号のカラム4、33〜42行で記載されるシリコーン含有ビニルカーボネート
XG−1996 4−(2−(n−ブチルポリジメチルシロキシジメチルシリル)エチル)ベンジルクロリド、MW約1000、
XG1996HTTC S−ヘキシル−S’−4−(2−(n−ブチルポリジメチルシロキシシリル)エチル)ベンジルカルボノトリチオエート(調製物1)、及び
D3O 3,7−ジメチル−3−オクタノール。
XG−1996(以下の式XXに示す、m=10〜12の平均反復に相当する、約1000g/モルを中心とするMW分布)、(10g、10モル)を、1Lの丸底フラスコ内で、およそ250mLのアセトン中に溶解させた。ナトリウムヘキシルトリチオカーボネート(NaHTTC)を、100mLのアセトン中に溶解し、反応混合物に添加した。この反応混合物を一晩攪拌した。白色固体が鮮黄色溶液から沈殿した。アセトンを回転蒸発によって除去し、粗生成物を250mLの脱イオン水と250mLのヘキサンに分配した。ヘキサン相を分離し、水相をヘキサン(3×200mL)で抽出した。全ての有機層を合わせて、ブライン(250mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させた。ヘキサン中の粗生成物にシリカゲルプラグ上を通過させ、混濁を除去した。ヘキサンを回転蒸発によって除去し、透明な黄色油状の生成物S−ヘキシル−S’−4−(2−(n−ブチルポリジメチルシロキシシリル)エチル)ベンジルカルボノトリチオエート(XG1996HTTC)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ(ppm)0.00−0.05(m,60H),0.52(t,2H),0.83−0.91(m,8H),1.22−1.44(m,10H),1.63−1.73(m,2H),2.61(t,2H),3.34(t,2H),4.56(s,2H),7.14(d,2H),7.21(d,2H)。
ケロシン中のナトリウム(Sigma Aldrich、バッチ番号13322HH)を少量ずつ20mLのメタノールに窒素下でゆっくり加えて、ナトリウムメトキシドを形成した。得られた溶液を、1−ヘキサンチオール(Sigma Aldrich、バッチ番号09818LE)を含むフラスコに複数のアリコートで加えた。二硫化炭素(Sigma Aldrich、バッチ番号04897JJ)を注射器により滴下添加した。溶液は直ちに黄色に変色した。溶液を15分間反応させた。次いで、臭化ベンジル(Sigma Aldrich、バッチ番号14714PD)を注射器により滴下添加した。沈殿物が直ちに形成された。反応を2時間進行させた。最終的にフラスコの底に黄色油が形成された。メタノールをロータリーエバポレーターで蒸発させ(roto-vapped off)、脱イオン水及びヘキサンを用いて生成物をナトリウム塩から分離した。水性層はおよそ50mLであり、50mLのヘキサンを用いて3回抽出した。ヘキサンを混合し、Na2SO4で脱水して、回転蒸発により乾燥するまで減少させた。1H NMR (300MHz、CDCl3):δ(ppm)0.875〜1.125(t、3H)、1.25〜1.63(m、6H)、1.63〜1.95(m、2H)、3.25〜3.63(t、2H)、4.63−4.8(s、2H)、7.25〜7.5(m、5H)。
目標
比較例:ポリDMA−ベースのポリシロキサン末端ポリマーNRPTHPの合成
調製物19〜21 XG1996TTCの存在下でのRAFT重合を介した、様々なMWの一連のPDMAベースの非反応性ポリシロキサン末端親水性ポリマーNRPTHPの合成
以下の表3に示した量の各成分と次の手順とを使用して、様々な分子量を有する、一連のDMA−含有NRPTHPを調製した。全ての調製物に対し、シリコーンセグメントの長さを、反復単位10〜12個にて一定に保った(即ち、全てのポリマーは、調製物5と同一ロットのXG1996HTTCから作製された)。300、600、及び1000などに、親水性ポリマーの分子量を変化させるために、3つのDMA:XG1996HTTC比率を標的とした。
3つのセノフィルコンレンズを包装から取り出し、調製物4a〜cにおいて生成された500ppmの非反応性ポリシロキサン末端親水性ポリマー(「NRPTHP」)を含有する包装用溶液を含有する、ガラス製のバイアル瓶に移した。レンズを、NRPTHP包装溶液中に再包装し、121℃で28分間オートクレーブし、滅菌後、少なくとも24時間、周囲温度で、NRPTHP包装溶液中に浸しておいた。レンズの静滴法での接触角が測定され、表5に報告する。
製品品質のセノフィルコンAレンズを包装から取り出し、30/70体積/体積のIPA/ホウ酸緩衝液の混合液中に5000ppmの濃度で、調製物2で生成した架橋を有するポリシロキサン末端ブロックコポリマー(「PTHPWCL」)を含有する包装溶液の入った、ガラス製のバイアル瓶へ移した。レンズを、PTHPWCL包装用溶液中に再包装し、少なくとも24時間、周囲温度で、該PTHPWCL包装用溶液中に浸しておいた。その後、処理済みのレンズを、新たな包装溶液に再包装し、続いて、30分間にわたって、124℃で殺菌した。
(1) 組成物であって、
以下の式
[A]−B−[Q]
の水溶性ブロックコポリマーを含み、
式中、[A]が、医療デバイスに対する親和性を有するセグメントであり、
Bが、任意選択的に置換された、1000g/モル以下の分子量を有する多価の連結基を含む連結基であり、
[Q]が、少なくとも1種類のエチレン性不飽和モノマーと多官能エチレン性不飽和モノマーとの共重合に由来する、半架橋した非ゲル化セグメントを含む、組成物。
(2) 前記ブロックコポリマーが、安定で、水溶性で、かつ架橋されているが、巨視的にはゲル化しておらず、
[Q]が、それぞれ約10〜約10,000の範囲の重合度を有する、複数の架橋したポリマー主鎖(crosslinked primary polymer chains)を含み、
[A]が、前記ブロックコポリマーの少なくとも一方の末端上における線状基材会合性セグメントを含み、前記基材会合性セグメントが、約1〜約1000個の反復単位を含み、前記ブロックコポリマーが、前記医療デバイスの表面と、該線状基材会合性セグメントを介して、会合している、実施態様1に記載の組成物。
(3) 前記基材会合性セグメントが、疎水性セグメント、親水性基材会合性セグメント、プロトン供与性セグメント、プロトン受容性セグメント、イオン性セグメント、錯形成性セグメント、及び刺激応答性セグメントからなる群から選択される、実施態様2に記載の組成物。
(4) 前記疎水性セグメントが、シロキシ基を含む、実施態様3に記載の組成物。
(5) 前記プロトン供与性セグメントが、1つ又は2つ以上のアルコールを含む、実施態様3に記載の組成物。
(7) 前記イオン性セグメントが、カルボキシラート、スルホネート、アンモニウム塩、及びホスホニウム塩のうちの1つ又は2つ以上を含む、実施態様3に記載の組成物。
(8) 前記錯形成性セグメントが、1つ又は2つ以上のボロン酸官能基及び/又はヒドロキシル官能基を含む、実施態様3に記載の組成物。
(9) 前記刺激応答性セグメントが、温度応答性ポリマー、pH応答性ポリマー、電解質応答性ポリマー、光応答性ポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリマーを含む、実施態様3に記載の組成物。
(10) 前記温度応答性ポリマーが、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)である、実施態様9に記載の組成物。
(12) 前記ナノゲルの前記親水性セグメントが、約50〜約5,000の範囲の重合度を有する、実施態様11に記載の組成物。
(13) 前記ナノゲルの前記親水性セグメントが、約100〜約1000の範囲の重合度を有する、実施態様11に記載の組成物。
(14) 前記ナノゲルの前記親水性セグメントが、約100〜約500の範囲の重合度を有する、実施態様11に記載の組成物。
(15) 前記ナノゲルの前記親水性セグメントが、約100〜約300の範囲の重合度を有する、実施態様11に記載の組成物。
(17) 重合度に基づく、前記親水性セグメントと前記線状シリコーンセグメントの重量比が、約1:1〜約200:1の範囲内にある、実施態様16に記載の組成物。
(18) 重合度に基づく、前記親水性セグメントと前記線状シリコーンセグメントの重量比が、約1:1〜約10:1の範囲内にある、実施態様17に記載の組成物。
(19) 前記親水性セグメントが、約0.01〜約1.5の範囲の、橋架剤の主鎖に対するモル比を有する、実施態様11に記載の組成物。
(20) 前記親水性セグメントが、約1.5未満の多分散指数(PDI)を有する前記両親媒性コポリマーの他の親水性セグメントに架橋される、実施態様11に記載の組成物。
(22) 前記シリコーンセグメントが、ポリジアルキルシロキサン、ポリジアリールシロキサン、及びこれらの混合物を含む、実施態様11に記載の組成物。
(23) 前記アルキルが、C1〜C4アルキルから選択される、実施態様22に記載の組成物。
(24) 前記ポリジアルキルシロキサンが、ポリジメチルシロキサン又はポリジエチルシロキサンを含む、実施態様22に記載の組成物。
(25) 前記親水性セグメントが、ビニルアミド、ビニルラクトン、ビニルイミド、ビニルラクタム、親水性(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるモノマーから形成される、実施態様11に記載の組成物。
(27) 少なくとも1つの部分的に疎水性の基材を含む前記表面が、前記表面が前記両親媒性ナノゲル材料で処理された後に約50°以下の接触角を備えるシリコーンヒドロゲルを含む、実施態様11に記載の組成物。
(28) 架橋されているが、巨視的にはゲル化していない、安定なブロックコポリマーを作製する方法であって、
(a)末端官能化されたポリジアルキルシロキサンを、不飽和モノマーの重合を制御可能な官能基と反応させて、ポリシロキサン官能性制御ラジカル重合(CRP)剤を形成することと、
(b)該ポリシロキサン官能性CRP剤を少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的に溶媒と接触させることと、
(c)該少なくとも1種類の親水性モノマーを、該ポリシロキサン官能性CRP剤の存在下で、重合させて、該ポリシロキサン官能性CRP剤上に親水性セグメントを形成し、該CRP化合物の活性部分が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつシリコーンセグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
(d)重合の際に、該親水性セグメントを架橋することと、を含む、方法。
(29) 前記CRP剤が、可逆的付加開裂移動(reversible addition fragment transfer)(RAFT)剤である、実施態様28に記載の方法。
(30) 前記CRP剤が、原子移動ラジカル重合(ATRP)剤である、実施態様28に記載の方法。
(32) 前記CRP剤が、ニトロキシド媒介リビングラジカル重合(NMP)剤である、実施態様28に記載の方法。
(33) 前記ブロックコポリマーが、
(a)少なくとも1つのヒンダード非求核性アミンの存在下で、ヒドロキシルアルキル末端ポリジアルキルシロキサンを4−(ブロモメチル)ベンゾイルブロミドと反応させ、続いて、チオカルボニルチオアニオンを反応させて、シリコーンセグメント及び前記シリコーンセグメントの一方の末端上におけるジチオ化合物を有するポリシロキサン官能性RAFT剤を形成することと、
(b)該ポリシロキサン官能性RAFT剤を少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的な溶媒と接触させることと、
(c)前記少なくとも1種類の親水性モノマーを、該ポリシロキサン官能性RAFT剤の存在下で、重合させて、該ポリシロキサン官能性RAFT剤上に親水性セグメントを形成し、該ジチオ化合物が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつ該シリコーンセグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
(d)重合の際に、架橋剤で該親水性セグメントを架橋することと、によって形成される、実施態様11に記載の組成物。
(34) 前記ブロックコポリマーが、
(a)白金触媒の存在下で、シラン末端ポリジアルキルシロキサンを1−(クロロメチル)−4−ビニルベンゼンと反応させ、続いて、チオカルボニルチオアニオンを反応させて、シリコーンセグメントと、前記シリコーンセグメントの一方の末端上のチオカルボニルチオ化合物と、を有する、ポリシロキサン官能性RAFT剤を形成することと、
(b)該ポリシロキサン官能性RAFT剤を少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的な溶媒と接触させることと、
(c)少なくとも1種類の親水性モノマーを、該ポリシロキサン官能性RAFT剤の存在下で、重合させて、該ポリシロキサン官能性RAFT剤上に親水性セグメントを形成し、該ジチオ化合物が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつ該シリコーンセグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
(d)重合の際に、該親水性セグメントを架橋することと、によって形成される、実施態様11に記載の組成物。
(35) シリコーン含有コンタクトレンズと、架橋されているが、巨視的にはゲル化していない少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーを該レンズによる脂質取り込みを抑制するのに有効な量で含む溶液と、を前記ブロックコポリマーを前記シリコーン含有コンタクトレンズに会合させるのに好適な接触条件の下で接触させること、を含む、プロセスであって、該ブロックコポリマーが、前記ポリマーの骨格中に、約10〜約10,000の範囲の重合度を有する親水性セグメントと、前記ブロックコポリマーの少なくとも一方の末端における線状基材会合性セグメントと、を含み、前記基材会合性セグメントが、約1〜約200個の反復単位を含む、プロセス。
(37) 前記親水性セグメントが、約0.01〜約1.5の範囲の、橋架剤の主鎖に対するモル比を有する、実施態様35に記載のプロセス。
(38) 前記有効量が、少なくとも約10ppmである、実施態様35に記載のプロセス。
(39) 前記有効量が、約10ppm〜約10,000ppmの範囲である、実施態様35に記載のプロセス。
(40) 前記レンズによる前記脂質取り込みが、約10μg/レンズ以下である、実施態様35に記載のプロセス。
(b)前記反応混合物を硬化させて、コンタクトレンズを形成することと、を含む、プロセス。
(42) 前記反応混合物が、少なくとも1つの親水性成分を更に含む、実施態様41に記載のプロセス。
(43) 前記反応混合物が、約0.1〜約50重量%の前記ブロックコポリマーを含む、実施態様41に記載のプロセス。
(44) 前記反応混合物が、約1〜約20重量%の前記ブロックコポリマーを含む、実施態様43に記載のプロセス。
(45) 前記反応混合物が、約2〜約15重量%の前記ブロックコポリマーを含む、実施態様44に記載のプロセス。
架橋されているが、巨視的にはゲル化していない、少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーと、を含む、眼科用デバイスであって、該ブロックコポリマーが、前記ブロックコポリマーの骨格中に、約10〜約10,000の範囲の重合度を有する親水性セグメントと、前記ブロックポリマーの少なくとも一方の末端における線状基材会合性セグメントと、を含み、前記シリコーンセグメントが、約1〜約200個のシロキシ単位を含み、前記ブロックコポリマーが、該線状基材会合性セグメントを介して、少なくとも1つの疎水性部位を含む表面と会合され、該シリコーン含有ポリマーと比較して、前記眼科用デバイスの脂質取り込みを少なくとも約20%減少させる、眼科用デバイス。
(47) 前記脂質取り込みが、約12μg/レンズ未満である、実施態様46に記載の眼科用デバイス。
(48) 前記脂質取り込みが、約10μg/レンズ以下である、実施態様47に記載の眼科用デバイス。
(49) 前記親水性セグメントが、約0.01〜約1.5の範囲の、橋架剤の主鎖に対するモル比を有する、実施態様46に記載の眼科用デバイス。
(50) 前記少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーが、6〜60個のシロキシ反復単位を含む、実施態様46に記載の眼科用デバイス。
(52) 前記ブロックコポリマーの前記親水性セグメントが、約100〜約1000の範囲の重合度を有する、実施態様51に記載の眼科用デバイス。
(53) 親水性セグメント、及び、線状シリコーンを含む前記線状基材会合性セグメントが、前記ブロックコポリマー中に、重合度に基づき、約1:1〜約500:1の範囲の重量比で存在する、実施態様46に記載の眼科用デバイス。
(54) 重合度に基づく、親水性セグメントの前記線状シリコーンに対する重量比が、約1:1〜約200:1の範囲内にある、実施態様53に記載の眼科用デバイス。
(55) 前記少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーが、6〜60個のシロキシ反復単位を含む、実施態様46に記載の眼科用デバイス。
(57) 架橋されているが、巨視的にはゲル化していない、少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーを含む、眼科用溶液であって、該ブロックコポリマーが、前記ポリマーの骨格中に、約10〜約10,000の範囲の重合度を有する親水性セグメントと、前記ポリマーの少なくとも一方の末端における線状基材会合性セグメントと、を含み、前記線状基材会合性セグメントが、約1〜約200個のシロキシ単位を含み、前記ブロックコポリマーが、前記溶液と接触する眼科用デバイスの脂質取り込みを減少させるのに有効な量で存在し、前記眼科用溶液が、透明である、眼科用溶液。
(58) 前記親水性セグメントが、約0.01〜約1.5の範囲の、橋架剤の主鎖に対するモル比を有する、実施態様57に記載の眼科用溶液。
(59) 前記少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーが、6〜60個のシロキシ反復単位を含む、実施態様57に記載の眼科用溶液。
(60) 前記少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーが、6〜20個のシロキシ反復単位を含む、実施態様59に記載の眼科用溶液。
(62) 前記少なくとも1種類の安定なブロックコポリマーが、約0.01〜約0.5重量%の範囲の量で存在する、実施態様61に記載の眼科用溶液。
(63) 前記ブロックコポリマーの前記親水性セグメントが、約50〜約1,000の範囲の重合度を有する、実施態様57に記載の眼科用溶液。
(64) 前記ブロックコポリマーの前記親水性セグメントが、約100〜約500の範囲の重合度を有する、実施態様63に記載の眼科用溶液。
(65) 前記親水性セグメント及び線状シリコーンセグメントを含む前記線状基材会合性セグメントが、前記ブロックコポリマー中に、重合度に基づき、約1:1〜約500:1の範囲の重量比で存在する、実施態様57に記載の眼科用溶液。
(67) 前記眼科用デバイスが、少なくとも1つの疎水性成分を含む反応混合物から形成されたコンタクトレンズである、実施態様57に記載の眼科用溶液。
(68) 前記コンタクトレンズが、シリコーン水素(silicone hydrogen)を含む、実施態様58に記載の眼科用溶液。
(69) 前記コンタクトレンズが、コーティングされていない、実施態様68に記載の眼科用溶液。
(70) 架橋されているが、巨視的にはゲル化していない、安定なブロックコポリマーを作製する方法であって、
(a)式
[A]−CRP
を有する(i)マクロ制御ラジカル重合(CRP)剤を、(ii)少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的に溶媒と接触させることであって、
式中、[A]が、医療デバイスに対する親和性を有するポリマーセグメントであり、CRPが、不飽和モノマーの重合を制御可能な官能性の末端基(functional terminal moiety)である、接触させることと、
(b)該少なくとも1種類の親水性モノマーを、該[A]−CRP剤の存在下で重合させて、該[A]−CRP剤上に親水性セグメントを形成し、該マクロCRP剤の活性部分が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつ該[A]セグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
(c)重合の際又は重合の後に、該親水性セグメントを架橋することと、を含む、方法。
(a)基材会合性ポリマーフリーラジカル開始剤と、少なくとも1種類の親水性モノマー、生長及び連鎖移動の両方が可能なモノマー、及び任意選択的に溶媒と、を接触させることと、
(b)少なくとも1種類の親水性モノマーと生長及び連鎖移動の両方が可能なモノマーの重合を開始させて、該基材会合性ポリマーの少なくとも一方の末端に親水性セグメントを形成することと、
(c)モノマーの連鎖移動を介して、重合の際に、該親水性セグメントを架橋することと、を含む、方法。
(72) 前記コンタクトレンズが、前記接触工程に先立って、前処理されていない、実施態様35に記載のプロセス。
(73) 前記コンタクトレンズを、第2のポリマーを含む第2の溶液と、前記第2のポリマーを前記ブロックコポリマーと結合又は会合させるのに好適な条件下で、接触させることを更に含む、実施態様35に記載のプロセス。
(74) 前記第2のポリマーが、前記ブロックコポリマーと結合又は会合可能な基を含む線状、分岐状、又は架橋されたポリマーからなる群から選択される、実施態様73に記載のプロセス。
(75) 前記ブロックコポリマーが、前記親水性セグメント中にプロトン供与性基を含み、前記第2のポリマーが、プロトン受容性基を含む、実施態様74に記載のプロセス。
(77) 前記ブロックコポリマーが、前記親水性セグメント中にプロトン受容性基を含み、前記第2のポリマーが、プロトン供与性基を含む、実施態様74に記載のプロセス。
(78) 前記少なくとも1種類の第2のポリマーが、前記溶液中に、最大約50,000ppmの濃度で存在する、実施態様74に記載のプロセス。
(79) 前記少なくとも1種類の第2のポリマーが、前記溶液中に、約10〜5000ppmの濃度で存在する、実施態様74に記載のプロセス。
(80) 前記第2の接触工程が、pH約6〜約8で行われる、実施態様74に記載のプロセス。
式中、R1が、置換及び非置換C1〜24アルキルからなる群から選択され、
Aが、6〜1,000個の反復単位を有する線状のジアルキル又はジアリールポリシロキサン、並びにS、O、N、P、及びこれらの組み合わせから選択される原子によって任意選択的に置換され得る2〜25個の炭素原子を有するアルキレンからなる群から選択され、
R6が、フリーラジカル重合を開始するフリーラジカル脱離基であり、
Xが、−O−(CO)−、−(CO)O−、−NR8−(CO)−、−(CO)NR8−、−O−、C1〜12アルキレン、C1〜4アルキレン、又は直接結合から選択され、
Gが、少なくとも1種類の親水性モノマーの重合残基であり、
Dが、少なくとも1つの反応基R’15を含む重合残基であり、
Eが、他のポリマーセグメントζiと重合した橋架剤の残基であるR15を含む重合残基であり、
α、β、γが、G、D、及びEの(モル分率での)相対モル量であり、
Zは、水素、塩素、フッ素、任意選択的に置換されたアルキル、任意選択的に置換されたアリール、任意選択的に置換されたヘテロシクリル、任意選択的に置換されたアルキルチオ、任意選択的に置換されたアルコキシ、任意選択的に置換されたアルコキシカルボニル、任意選択的に置換されたアリールオキシカルボニル(−COOR”)、カルボキシ(−COOH)、任意選択的に置換されたアシルオキシ(−O2CR”)、任意選択的に置換されたカルバモイル(−CONR”2)、シアノ(−CN)、ジアルキル−又はジアリール−ホスホナート[−P(=O)(OR”)2](dialkyl- or diaryl-phosphonato [-P(=O)(OR''2])、ジアルキル−又はジアリール−ホスフィナート[−P(=O)(OR”)2](dialkyl- or diaryl-phosphinato [-P(=O)(OR''2])、及び任意の機構によって形成されたポリマー鎖からなる群から選択され、
ζiが、主鎖ζに架橋された他の主鎖であり、
tが、1又は1より大きい整数であり、pが、1又は1より大きい整数である、実施態様1に記載の組成物。
(82) Gが、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−2−ピペリドン、N−ビニル−2−カプロラクタム、N−ビニル−3−メチル−2−カプロラクタム、N−ビニル−3−メチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4−メチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4−メチル−2−カプロラクタム、N−ビニル−3−エチル−2−ピロリドン、N−ビニル−4,5−ジメチル−2−ピロリドン、ビニルイミダゾール、N−N−ジメチルアクリルアミド、アクリルアミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、アクリロニトリル、N−イソプロピルアクリルアミド、ビニルアセタート、(メタ)アクリル酸、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−エチルオキサゾリン、N−(2−ヒドロキシプロピル)(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、3−(ジメチル(4−ビニルベンジル)アンモニオ)プロパン−1−スルホネート(DMVBAPS)、3−((3−アクリルアミドプロピル)ジメチルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート(AMPDAPS)、3−((3−メタクリルアミドプロピル)ジメチルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート(MAMPDAPS)、3−((3−(アクリロイルオキシ)プロピル)ジメチルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート(APDAPS)、メタクリロイルオキシ)プロピル)ジメチルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート(MAPDAPS)、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−N−メチルプロピオンアミド、N−ビニル−N−メチル−2−メチルプロピオンアミド、N−ビニル−2−メチルプロピオンアミド、N−ビニル−N,N’−ジメチル尿素など、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種類の親水性モノマーの残基である、実施態様81に記載の組成物。
(83) Gが、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、(メタ)アクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド、モノ−グリセロールメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、ビスヒドロキシエチルアクリルアミド、2,3−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミドなど、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種類の親水性モノマーの残基である、実施態様81に記載の組成物。
(84) Gが、メタクリル酸、アクリル酸、3−アクリルアミドプロピオン酸(ACA1)、4−アクリルアミドブタン酸、5−アクリルアミドペンタン酸(ACA2)、3−アクリルアミド−3−メチルブタン酸(AMBA)、N−ビニルオキシカルボニル−α−アラニン、N−ビニルオキシカルボニル−β−アラニン(VINAL)、2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−5−オン(VDMO)、ナトリウム−2−(アクリルアミド)−2−メチルプロパンスルホン酸塩(AMPS)、3−スルホプロピル(メタ)アクリル酸カリウム塩、3−スルホプロピル(メタ)アクリル酸ナトリウム塩、ビス3−スルホプロピルイタコン酸二ナトリウム、ビス3−スルホプロピルイタコン酸二カリウム、ビニルスルホン酸ナトリウム塩、ビニルスルホン酸塩、スチレンスルホン酸塩、スルホエチルメタクリレートを含む反応性スルホン酸塩、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1種類の荷電モノマーの残基を更に含む、実施態様82又は83に記載の組成物。
(85) G、D、及びEが、式
式中、Uは、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルからなる群から選択され、前記C1〜C4アルキルは、ヒドロキシル、アルコキシ、アリールオキシ(OR”)、カルボキシ、アシルオキシ、アロイルオキシ(O2CR”)、アルコキシ−カルボニル、アリールオキシ−カルボニル(CO2R”)、及びこれらの組み合わせで任意選択的に置換されてもよく、
Vは、水素、R”、CO2H、CO2R”、COR”、CN、CONH2、CONHR”、CONR”2、O2CR”、OR”、及びハロゲン、環式及び非環式N−ビニルアミド、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、
R”が、任意選択的に置換されたC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、アリール、ヘテロシクリル、アルカリルからなる群から独立して選択され、該置換基は、エポキシ、ヒドロキシル、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルボキシ及びカルボキシレート、スルホン酸及びスルホネート、アルコキシ−又はアリールオキシ−カルボニル、イソシアネート、シアノ、シリル、ハロ、並びにジアルキルアミノ、リン酸からなる群から独立して選択され、
R15は、2つのζ−鎖間の架橋を含む任意の炭素含有構造であり、かつR’15に由来し、
R’15が、他のζ−鎖と共有結合、イオン結合、又は水素結合を形成可能な少なくとも1つの基を含有する任意の炭素含有構造である、実施態様81に記載の組成物。
Aが、6〜200個の線状のジアルキル又はジアリールポリシロキサンからなる群から選択され、
R6が、任意選択的に置換されたアルキレン、任意選択的に置換された飽和、不飽和、又は芳香族炭素環若しくは複素環、任意選択的に置換されたアルキルチオ、任意選択的に置換されたアルコキシ、又は任意選択的に置換されたジアルキルアミノからなる群から選択される二価の基から選択され、
Uが、H、メチルからなる群から選択され、
R”が、メチル、ピロリドニル、−N−(CH3)2、−N(CH3)−COCH3(N−ビニルアセトアミド)、−CH2CH2−COOH、−CH2CH2CH2−COOH、−CH2CH2CH2CH2−COOH、−(CH3)2−CH2−SO3H、−(CH3)2−CH2−CO2H、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2−CH2CH2CH2−SO3 −、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2−CH2CH2−CO2 −、−CH2CH2CH2−+N(CH3)2、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、
R’15が、1つ又は2つ以上の不飽和結合を含む、実施態様85に記載の組成物。
(87) R1が、置換又は非置換C1〜6アルキル基からなる群から選択され、
Aが、6〜20個の反復単位の線状のジアルキル又はジアリールポリシロキサンからなる群から選択され、
R6が、任意選択的に置換されたベンジル、任意選択的に置換されたフェニル、エタノエート、任意選択的に置換されたプロピオネート、4−シアノペンタノエート、又はイソブチレート(isobutyroate)官能基から選択され、
Vが、−N−(CH3)2から選択される、実施態様85に記載の組成物。
(88) Zが、切り替え可能な官能基
(89) ブロックコポリマーが、式
式中、R1が、置換及び非置換C1〜24アルキルからなる群から選択され、
Aが、6〜1,000個の反復単位を有する線状のジアルキル又はジアリールポリシロキサン、並びにS、O、N、P、及びこれらの組み合わせから選択される原子によって任意選択的に置換され得る2〜25個の炭素原子を有するアルキレンからなる群から選択され、
R6が、フリーラジカル重合を開始するフリーラジカル脱離基であり、
Xが、−O−(CO)−、−(CO)O−、−NR8−(CO)−、−(CO)NR8−、−O−、C1〜12アルキレン、C1〜4アルキレン、又は直接結合から選択され、
Gが、少なくとも1種類の親水性モノマーの重合残基であり、
Dが、少なくとも1つの反応基R’15を含む重合残基であり、
Eが、他のポリマーセグメントζiと重合した橋架剤の残基であるR15を含む重合残基であり、
R24が、重合を制御可能な任意の因子であり、
α、β、γが、G、D、及びEの(モル分率での)相対モル量であり、
tが、1又は1より大きい整数であり、pが、1又は1より大きい整数である、実施態様1に記載の組成物。
(90) R24が、一価のRAFT剤、ATRP剤、TERP剤、及びNMP剤からなる群から選択される、実施態様89に記載の組成物。
Claims (13)
- 1つ又は2つ以上の架橋コポリマーを含む両親媒性ナノゲル材料を含む組成物であって、前記コポリマーが、約10〜約10,000の範囲の重合度を有する1つ又は2つ以上の親水性セグメントを含み、前記1つ又は2つ以上の親水性セグメントが、少なくとも一方の末端に線状シリコーンセグメントを含有し、前記線状シリコーンセグメントが、約1〜約200個のシロキシ単位を含み、前記両親媒性ナノゲル材料が、該線状シリコーンセグメントを介して、少なくとも1つの部分的に疎水性の基材を含む表面と会合する、組成物。
- 前記ナノゲルの前記親水性セグメントが、約50〜約5,000、約100〜約1000、約100〜約500、又は約100〜約300の範囲の重合度を有する、請求項1に記載の組成物。
- 前記親水性セグメント及び前記線状シリコーンセグメントが、前記ナノゲル中に、重合度に基づき、約1:1〜約500:1の範囲の重量比で存在する、請求項1に記載の組成物。
- 重合度に基づく、前記親水性セグメントと前記線状シリコーンセグメントの重量比が、約1:1〜約200:1、約1:1〜約10:1、又は約0.01〜約1.5の範囲内にある、請求項3に記載の組成物。
- 前記親水性セグメントが、約1.5未満の多分散指数(PDI)を有する前記両親媒性コポリマーの他の親水性セグメントに架橋される、請求項1に記載の組成物。
- 前記親水性セグメントが、共有結合、イオン結合、水素結合、又はこれらの組み合わせにより架橋される、請求項5に記載の組成物。
- 前記シリコーンセグメントが、ポリジアルキルシロキサン、ポリジアリールシロキサン、及びこれらの混合物を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルキルが、C1〜C4アルキルから選択される、請求項7に記載の組成物。
- 前記ポリジアルキルシロキサンが、ポリジメチルシロキサン又はポリジエチルシロキサンを含む、請求項7に記載の組成物。
- 前記親水性セグメントが、ビニルアミド、ビニルラクトン、ビニルイミド、ビニルラクタム、親水性(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるモノマーから形成される、請求項1に記載の組成物。
- 前記親水性セグメントが、N,N’−アルキレンビス(メタ)アクリルアミド、ポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリルアミド、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される架橋剤によって架橋される、請求項5に記載の組成物。
- 少なくとも1つの部分的に疎水性の基材を含む前記表面が、前記表面が前記両親媒性ナノゲル材料で処理された後に約50°以下の接触角を備えるシリコーンヒドロゲルを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記ブロックコポリマーが、
(a)少なくとも1つのヒンダード非求核性アミンの存在下で、ヒドロキシルアルキル末端ポリジアルキルシロキサンを4−(ブロモメチル)ベンゾイルブロミドと反応させ、続いて、チオカルボニルチオアニオンを反応させて、シリコーンセグメント及び前記シリコーンセグメントの一方の末端上におけるジチオ化合物を有するポリシロキサン官能性RAFT剤を形成することと、
(b)該ポリシロキサン官能性RAFT剤を少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的な溶媒と接触させることと、
(c)前記少なくとも1種類の親水性モノマーを、該ポリシロキサン官能性RAFT剤の存在下で、重合させて、該ポリシロキサン官能性RAFT剤上に親水性セグメントを形成し、該ジチオ化合物が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつ該シリコーンセグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
(d)重合の際に、架橋剤で該親水性セグメントを架橋すること、又は、
i.白金触媒の存在下で、シラン末端ポリジアルキルシロキサンを1−(クロロメチル)−4−ビニルベンゼンと反応させ、続いて、チオカルボニルチオアニオンを反応させて、シリコーンセグメントと、前記シリコーンセグメントの一方の末端上のチオカルボニルチオ化合物と、を有する、ポリシロキサン官能性RAFT剤を形成することと、
ii.該ポリシロキサン官能性RAFT剤を少なくとも1種類の親水性モノマー、フリーラジカル開始剤、架橋剤、及び任意選択的な溶媒と接触させることと、
iii.少なくとも1種類の親水性モノマーを、該ポリシロキサン官能性RAFT剤の存在下で、重合させて、該ポリシロキサン官能性RAFT剤上に親水性セグメントを形成し、該ジチオ化合物が、前記親水性セグメントの末端にあり、かつ該シリコーンセグメントが、反対側の末端にあるようにすることと、
iv.重合の際に、該親水性セグメントを架橋すること、
から選択されるプロセスによって形成される、請求項1に記載の組成物。
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