JP2018031754A - 三次元測定装置及び座標補正方法 - Google Patents

三次元測定装置及び座標補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定プローブから出力されるプローブ出力の非線形誤差が補正可能となるので、高精度に被測定物の形状座標を求めることを可能とする。
【解決手段】処理装置400は、制限手段240により測定子306を制限した状態において、駆動機構220により測定プローブ300を移動させた際に、測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得する座標取得部406と、座標取得部406の出力に基づいて、測定プローブ300の移動量Mに対するプローブ出力Pの線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列AAを生成する行列生成部408と、補正行列AAを用いてプローブ出力Pを補正するプローブ出力補正部410と、を有し、座標取得部406は、線形補正要素の数と非線形補正要素の数の合計数以上の測定点で測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、三次元測定装置及び座標補正方法に係り、特に、測定プローブから出力されるプローブ出力の非線形誤差が補正可能となるので、高精度に被測定物の形状座標を求めることを可能とする三次元測定装置及びプローブ座標系の座標補正方法に関する。
従来、被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを保持し移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置が知られている。この処理装置では、駆動機構による三次元測定装置の座標系である装置座標系の測定プローブの移動量{xm,ym,zmT(単にMとも称する)と、測定プローブの座標系であるプローブ座標系のプローブ出力{xp,yp,zpT(単にPとも称する)を加算することで、式(1)に示す形状座標{x,y,z}T(単にXとも称する)を演算することができる。
ここで、特許文献1では、装置座標系とプローブ座標系との不一致で生じる誤差を低減するために、測定子の並進変位を制限した状態で駆動機構により測定プローブを駆動し、このときの複数の測定点における測定プローブの移動量Mとプローブ出力Pとから補正行列Aを求める手法が提案されている。求められた補正行列Aにより、式(2)に示すようにして、プローブ出力Pから装置座標系の変換出力{xp_m,yp_m,zp_mT(単にPMとも称する)に変換することができる。そして、式(3)に示す如く、測定プローブの移動量Mにその変換出力PMを加算することで、形状座標Xを演算することができる。
なお、符号A11〜A33は、補正行列Aを構成する補正要素であり、プローブ出力Pの各座標成分を補正する。
特許5297787号公報
しかしながら、特許文献1では、プローブ出力Pの1次の座標成分(線形座標成分と称する)のみを、補正行列Aの補正要素A11〜A33でそれぞれ補正可能としている。ここで、例えば、測定プローブにおいてスタイラスを移動可能に支持する部材のいわゆるばね構造(ばね本体とそのガイドを含む)やスタイラスの変位を検出するプローブセンサは3方向それぞれで、すべて線形な応答をするとは限らない場合がある。例えば、ばね定数が非線形な場合には、ばね定数が非線形な方向に測定子と駆動機構間の距離が変化すると、その方向の測定子の変位が非線形となるおそれがある。また、例えば、ばね構造の非線形な応答が原因で、一定方向の測定力が測定子に加わった際に測定子が円弧運動をして変位するおそれもある。更に、例えば、プローブセンサの非線形な応答が原因で、プローブ出力に非線形誤差が含まれるおそれもある。つまり、装置座標系とプローブ座標系との不一致で生じる誤差は解消されても、上述したばね構造やプローブセンサにおいて非線形な応答がなされた際には、測定プローブから出力されるプローブ出力の非線形誤差が解消されないおそれがあった。
本発明は、前記の問題点を解決するべくなされたもので、測定プローブから出力されるプローブ出力の非線形誤差が補正可能となるので、高精度に被測定物の形状座標を求めることが可能な三次元測定装置及び座標補正方法を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを前記被測定物に対して相対的に移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置において、前記測定子の並進変位を制限する制限手段を備え、前記処理装置が、前記制限手段により該測定子を制限した状態において、前記駆動機構により前記測定プローブを移動させた際に、前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得する座標取得部と、該座標取得部の出力に基づいて、前記測定プローブの移動量に対する前記プローブ出力の線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列を生成する行列生成部と、該補正行列を用いて前記プローブ出力を補正するプローブ出力補正部と、を有し、前記座標取得部が、前記線形補正要素の数と前記非線形補正要素の数の合計数以上の測定点で前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得したことにより、前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、前記座標取得部が、前記プローブ出力が0となる基準位置で前記制限手段により前記測定子を制限した状態において、前記測定点における前記基準位置からの前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力とをそれぞれ取得するようにしたものである。
本願の請求項3に係る発明は、前記制限手段を、更に、前記測定子の中心を回転中心とする回転変位を制限しない構成としたものである。
本願の請求項4に係る発明は、前記制限手段に、前記測定子に内接する正四面体の4つの頂点の位置で該測定子に接触する接触部を備えるようにしたものである。
本願の請求項5に係る発明は、前記制限手段が、前記測定子を挟んで対向して配設され該測定子を押圧する2つの押圧部材を備え、該2つの押圧部材の測定子側にはそれぞれ、前記2つの押圧部材の対向する方向と直交する方向に軸を有する平行な2つの柱状部が設けられ、一方の前記押圧部材における前記柱状部と他方の前記押圧部材における前記柱状部の軸の方向は互いに直交するように設けられ、該柱状部それぞれに、前記接触部を設けたものである。
本願の請求項6に係る発明は、前記柱状部を、円柱状に形成し、軸回りに回転可能としたものである。
本願の請求項7に係る発明は、前記測定子の中心に向かって該測定子を押圧する4つの押圧部材を備え、該押圧部材がそれぞれ、前記接触部を備える球形状の当接部材と、該当接部材を回転可能に支持する支持部材と、を備えるようにしたものである。
本願の請求項8に係る発明は、被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを前記被測定物に対して相対的に移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置の座標補正方法において、前記測定子の並進変位を制限する工程と、前記駆動機構により前記測定プローブを移動させた際に、前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得する工程と、前記測定プローブの移動量に対する前記プローブ出力の線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列を、前記線形補正要素の数と前記非線形補正要素の数の合計数以上取得した前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力を用いて生成する工程と、該補正行列を用いて前記プローブ出力を補正する工程と、を含むようにしたものである。
本発明によれば、測定プローブから出力されるプローブ出力の非線形誤差が補正可能となるので、高精度に被測定物の形状座標を求めることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る三次元測定装置の一例を示す模式図 図1の三次元測定装置のブロック図 図1の三次元測定装置の測定子の並進変位を制限する制限手段を示す図(斜視図(A)、測定子が制限手段と接触する位置を示す図(B)) 図1の三次元測定装置の測定プローブを示す斜視図 図1の三次元測定装置において座標補正を行う手順を示すフロー図 本発明に係る制限手段を示す図(第2実施形態の図(A)、第3実施形態の図(B)) 本発明に係る制限手段を示す図(第4実施形態の図(A)、第5実施形態の図(B)) 図7(A)の制限手段を用いて座標補正を行う手順を示すフロー図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
本発明の第1実施形態に係る三次元測定装置について図1〜図5を参照して説明する。
最初に、三次元測定装置100の全体構成を説明する。
三次元測定装置100は、図1に示す如く、測定プローブ300を移動させる三次元測定装置本体200と、手動操作するジョイスティック111を有する操作手段110と、処理装置400と、を備える。
前記三次元測定装置本体200は、図1に示す如く、定盤210と、駆動機構220と、制限手段240(図3)と、測定プローブ300と、を備えている。駆動機構220は、図1に示す如く、定盤210に立設されて測定プローブ300を保持し三次元的に移動させる。なお、これに限らず、測定プローブが固定され、駆動機構が被測定物Wの下にくる定盤自体あるいは定盤上であって被測定物Wの下にくる部材を移動させることで、被測定物Wを三次元的に移動させてもよい。あるいは、駆動機構が測定プローブと被測定物Wとを三次元的に移動させてもよい。即ち、駆動機構は測定プローブを被測定物Wに対して相対的に移動させる機構であればよい。
具体的に、駆動機構220は、装置座標系のYm方向に移動可能なビーム支持体221と、ビーム支持体221に橋渡しされたビーム222と、ビーム222上で装置座標系のXm方向に移動可能なコラム223と、コラム223内で装置座標系のZm方向に移動可能なスピンドル224と、を備えている。図2に示すX軸駆動機構225、Y軸駆動機構226、及びZ軸駆動機構227はそれぞれ、ビーム222とコラム223との間、定盤210とビーム支持体221との間、及びコラム223とスピンドル224との間に設けられている。なお、スピンドル224の端部に測定プローブ300が支持されている。X軸駆動機構225、Y軸駆動機構226、Z軸駆動機構227にはそれぞれ、図2に示す如く、X軸スケールセンサ228、Y軸スケールセンサ229、Z軸スケールセンサ230が設けられている。このため、X軸スケールセンサ228、Y軸スケールセンサ229、Z軸スケールセンサ230の出力から、装置座標系における測定プローブ300の移動量{xm,ym,zmT(単にMとも称する)を求めることができる。
制限手段240は、定盤210上に配置され、図3(A)に示す如く、測定プローブ300の測定子306の並進変位を制限する部材である。そして、制限手段240は、更に、測定子306の中心を回転中心とする回転変位を制限しない構成とされている。具体的に、制限手段240は、2つの押圧部材242A、242Bと、2つの板状部材244A、244Bと、4つの柱状部246A、246Bと、ベース部材248と、を備える。2つの押圧部材242A、242Bは、角柱形状であり、定盤210上に配置されるベース部材248に設けられた溝にそって黒矢印で示す方向(2つの押圧部材242A、242Bの対向する方向である対向方向H)に手動あるいは電動でスライド可能に配置されている。即ち、2つの押圧部材242A、242Bは、測定子306を挟んで対向して配設され測定子306を押圧することができる。
そして、図3(A)に示す如く、2つの押圧部材242A、242Bの互いに対向する側の側面に板状部材244A、244Bがそれぞれ取付けられている。板状部材244A、244Bはそれぞれ、対向方向Hと直交する平面を有する矩形板状に成形されており、長手方向(方向I,J)が互いに直交するようにされている。そして、板状部材244A、244Bの互いに対向する側の側面に2つの柱状部246A、246Bの側面がそれぞれ突出するように取付けられている。2つの柱状部246Aの軸は方向Iに平行に並んでおり、2つの柱状部246Bの軸は方向Jに平行に並んでいる。このとき、方向I、Jは共に対向方向Hと直交している。即ち、2つの押圧部材242A、242Bの測定子側にはそれぞれ、対向方向Hと直交する方向I、Jに軸を有する平行な2つの柱状部246A、246Bが設けられている構成である。そして、方向Iと方向Jも互いに直交している。そして、2つの柱状部246Aの側面と2つの柱状部246Bの側面とが測定子306と接触する接触部246AA、246BAとして機能し、測定子306が柱状部246A、246Bで挟まれる構成となっている。即ち、一方の押圧部材242Aにおける柱状部246Aと他方の押圧部材242Bにおける柱状部246Bの軸の方向I、Jは互いに直交するように設けられ、柱状部246A、246Bそれぞれに、接触部246AA、246BAが設けられている構成である。これら接触部246AA、246BAは4つなので、制限手段240は測定子306の任意の方向への並進変位を制限(拘束)することができる。そして、更に、接触部246AA、246BAは、図3(B)に示す測定子306に内接する正四面体RTの4つの頂点PXの位置で測定子306に接触するようにされている。
測定プローブ300は、いわゆる倣いプローブであり、図4に示す如く、被測定物Wに接触する球形状の測定子306を有するスタイラス304を、プローブ本体302で移動可能に支持している。そして、測定プローブ300は、測定子306の変位に従うプローブ出力{xp,yp,zpT(単にPとも称する)を行う。ここで、スタイラス304は、プローブ本体302において、例えば非線形な応答をするばね構造で支持されている。そして、測定プローブ300におけるスタイラス304の変位をプローブセンサ310で検出する。プローブセンサ310は、図2に示す如く、プローブ座標系のXp方向への測定子306の変位を検出するX軸プローブセンサ312と、プローブ座標系のYp方向への測定子306の変位を検出するY軸プローブセンサ314と、プローブ座標系のZp方向への測定子306の変位を検出するZ軸プローブセンサ316と、を備える。このため、X軸プローブセンサ312、Y軸プローブセンサ314、Z軸プローブセンサ316の出力から、プローブ座標系における測定子306の座標であるプローブ出力Pを求めることができる。なお、X軸プローブセンサ312、Y軸プローブセンサ314、Z軸プローブセンサ316が直接的にプローブ出力Pを示さなくてもよい。
前記操作手段110は、図2に示す如く、処理装置400の指令部402に接続されている。操作手段110からは、三次元測定装置本体200及び処理装置400へ各種の指令を入力可能となっている。
前記処理装置400は、図1に示す如く、モーションコントローラ500とホストコンピュータ600とを備え、プローブ出力Pと駆動機構220による測定プローブ300の移動量Mとから被測定物Wの形状座標Xを演算する。モーションコントローラ500は主に測定プローブ300の移動及び測定の制御を行い、ホストコンピュータ600は主に三次元測定装置本体200で得られた測定結果を処理するようにされている。本実施形態では、処理装置400として、モーションコントローラ500とホストコンピュータ600の機能を併せて図2のブロック図に示し、以下に説明する。なお、ホストコンピュータ600は、キーボードなどの入力手段120と、ディスプレイやプリンタなどの出力手段130と、を備える。
処理装置400は、図2に示す如く、指令部402と、駆動機構制御部404と、座標取得部406と、行列生成部408と、プローブ出力補正部410と、形状座標演算部412と、記憶部414と、を備える。
図2に示す指令部402は、操作手段110あるいは入力手段120で入力された指令に基づき、駆動機構制御部404に所定の指令を与える。指令部402は、例えば、測定プローブ300を複数の位置(測定点)へ移動させるための移動方向、移動距離、移動速度などを考慮して、駆動機構220に対する制御周期毎の装置座標系の座標値を位置指令として生成する。また、指令部402は、例えば、座標取得部406に対して駆動機構220による測定プローブ300の移動量Mとプローブ出力Pの取得タイミングや取得数(測定点の数n)を指令することもできる。
図2に示す駆動機構制御部404は、指令部402の指令に応じて、駆動制御信号Dを出力することで駆動機構220のX、Y、Z軸駆動機構225、226、227のモータに電流を流して駆動制御することができる。
図2に示す座標取得部406は、駆動機構220から出力される装置座標系の測定プローブ300の移動量M及びプローブセンサ310から出力されるプローブ座標系のプローブ出力Pをそれぞれ取得する。そして、座標取得部406は、行列生成部408で必要とする形態(データ数とデータ形態)に演算を行い、その結果を行列生成部408に出力する(このような演算は、行列生成部408で行い、座標取得部406は単にプローブ出力P及び測定プローブ300の移動量Mをそれぞれ取得するだけでもよい)。具体的には、座標取得部406は、補正行列AAを求めるのに必要な測定点の数(取得数)nの測定プローブ300の移動量Mn及びプローブ出力Pnを出力する。その際には、座標取得部406は、プローブ出力Pにおいては、プローブ出力Pの1次の座標成分xp、yp、zpから、2次以上の高次の座標成分xp 2、yp 2、zp 2、・・・及び干渉座標成分xpp、ypp、zpp・・・を演算して求める。なお、行列生成部408で補正行列AAを生成しない場合においては、座標取得部406は、プローブ出力P、測定プローブ300の移動量Mをそれぞれ、プローブ出力補正部410、形状座標演算部412にそのままの形態で出力する。
図2に示す行列生成部408は、座標取得部406の出力(測定プローブ300の移動量Mn、プローブ出力Pn)に基づいて、補正行列AAを生成する。ここで、例えばプローブ出力Pが0となる位置(基準位置Pb)で測定子306の並進変位を制限した状態とする。そして、その後に測定プローブ300を移動させると、基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量Mと補正行列AAによる補正後のプローブ出力(変換出力PM)は、絶対値が等しく、符号が反転する関係となる。つまり、座標取得部406からの出力(測定プローブ300の移動量Mn、プローブ出力Pn)は、式(4)を満足することとなる。
ここで、補正行列AAは、測定プローブ300の移動量Mに対するプローブ出力Pの線形座標成分を補正する線形補正要素と、測定プローブ300の移動量Mに対するプローブ出力Pの非線形座標成分を補正する非線形補正要素と、で構成されている。なお、線形座標成分は1次の座標成分xp、yp、zpをいい、非線形座標成分は2次以上の高次の座標成分xp 2、yp 2、zp 2、・・・及び干渉座標成分xpp、ypp、zpp、・・・をいう。そして、線形補正要素は線形座標成分xp、yp、zpにそれぞれ乗算される要素A11、A12、A13、A21、A22、A23、A31、A32、A33をいい、非線形補正要素は非線形座標成分xp 2、yp 2、zp 2、・・・、xpp、ypp、zpp、・・・に乗算されるそれ以外の要素A14、A15、・・・、A24、A25、・・・、A34、A35、・・・をいう。
つまり、行列生成部408は、式(4)から例えば最小二乗法を用いることにより、式(6)に示す如く、補正行列AAを求めることができる。
なお、測定点の数nは、線形補正要素の数と非線形補正要素の数の合計数以上とされている。つまり、座標取得部406は、線形補正要素の数と非線形補正要素の数の合計数以上の測定点で測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得していることとなる。
図2に示すプローブ出力補正部410は、行列生成部408から出力される補正行列AAを用いて座標取得部406で取得したプローブ出力Pを補正する。つまり、プローブ出力補正部410は、式(7)に示す如く、補正行列AAによってプローブ出力Pを補正することで、装置座標系の変換出力{xp_m,yp_m,zp_mT(単にPMとも称する)を求める。
図2に示す形状座標演算部412は、式(9)に示す如く、プローブ出力補正部410から出力される変換出力PMを、座標取得部406で取得した測定プローブ300の移動量Mに加算することで、被測定物Wの形状座標Xを演算する。
図2に示す記憶部414は、各種制御用初期値、各種処理用初期値、プログラムなどを記憶している。また、記憶部414は、行列生成部408で生成された補正行列AAも記憶している。
次に、本実施形態に係る座標補正の手順について、主に図5を用いて、以下に説明する。
まず、制限手段240を定盤210の測定空間中の所定の位置に固定する。そして、制限手段240の柱状部246Aと柱状部246Bとの間に、駆動機構220で測定子306を移動させる。そして、柱状部246Aと柱状部246Bとで測定子306を挟み込み、測定子306の並進変位を制限する(図5ステップS2)。このとき、制限手段240は、測定子306の中心を回転中心とする回転変位を制限しない押圧力で測定子306に当接して挟み込む。なお、この押圧力は、押圧部材242A、242Bに図示せぬ圧力センサなどを組み込むことで、安定的に制御することができる。
次に、この制限状態(制限手段240で測定子306の並進変位を制限した状態)のまま、プローブ出力Pが0となる位置に、駆動機構220を駆動させて測定プローブ300を移動させる。そして、プローブ出力Pが0となる位置を基準位置Pbとして設定する(つまり、基準位置Pbへ測定プローブ300を移動させていることとなる)(図5ステップS4)。
次に、この制限状態のまま、駆動機構制御部404の駆動制御信号Dに従い、駆動機構220により測定プローブ300を測定空間内における複数の位置(測定点の数nと同一)に移動させる。その複数の位置に移動させた際に、座標取得部406は、基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得する(図5ステップS6)。言い換えれば、座標取得部406は、プローブ出力Pが0となる基準位置Pbで制限手段240により測定子306を制限した状態において、測定点における基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pとをそれぞれ取得している。なお、このときの測定点の数nは、補正行列AAの線形補正要素の数と非線形補正要素の数の合計数以上となる。また、測定点は、被測定物Wを測定する際に、測定子306が接触して変位する可能性のある方向を網羅するように適宜定めている。
次に、行列生成部408で、補正行列AAを、数nの測定点に対する測定プローブ300の移動量Mn及びプローブ出力Pnを用いて生成する(図5ステップS8)。
次に、プローブ出力補正部410で、補正行列AAを用いて、プローブ出力Pを補正し、変換出力PMを得る(図5ステップS10)。そして、形状座標演算部412で、測定プローブ300の移動量Mと変換出力PMとを合成することで、形状座標Xを演算する。
このように、本実施形態では、制限手段240により測定子306の並進変位を制限した状態において、駆動機構220により測定プローブ300を移動させた際に、測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得している。このため、測定プローブ300の移動量Mとプローブ出力Pとの対応関係が明確であり、複雑な演算を行うことなく補正行列AAを生成することができる。
なお、測定子306の並進変位を制限する位置が決まっていないと、制限する度に、測定プローブ300を移動させるプログラムにおける測定プローブ300の移動量Mとその方向を変更しなければならない。また、基準位置Pb以外で測定子306を制限すると、測定プローブ300を測定点まで移動させる時間が長くなる。これに対して、本実施形態では、プローブ出力Pが0となる基準位置Pbで制限手段240により測定子306の並進変位を制限した状態とする。このため、測定プローブ300の移動量Mに対するプローブ出力Pは明確であり、測定手順の単純化と測定時間の短縮が可能となり、更により単純な演算で補正行列AAを生成することができる。
また、本実施形態では、補正行列AAが測定プローブ300の移動量Mに対するプローブ出力Pの線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成されている。このため、測定プローブ300においてスタイラス304を移動可能に支持する部材のいわゆるばね構造やスタイラス304の変位を検出するプローブセンサ310において非線形な応答がなされた場合であっても、そのプローブ出力Pを補正することが可能である。このとき、従来技術の補正内容も同時に行うので、結果的に、補正精度を従来よりも向上させることが可能である。なお、非線形補正要素の数は、多いほどその補正効果は増大する。このため、補正にかける演算時間及び構成を考慮すれば、例えば非線形座標成分として3次あるいは4次程度までを補正することで顕著な効果を期待することができる。
また、本実施形態では、制限手段240が、測定子306の並進変位を制限したうえで、更に、測定子306の中心を回転中心とする回転変位を制限しない構成とされている。即ち、測定プローブ300を移動させても測定子306の回転変位が制限されないので、制限手段240により測定子306の並進変位を制限した状態で測定プローブ300を測定点へ移動させた時に、一般的な被測定物Wを測定する時に発生する測定プローブ300の運動(測定子306の並進変位と回転変位)を再現でき、高精度に補正行列AAを求めることができる。なお、これに限らず、回転変位がある程度制限されるような構成であってもよい。その場合であっても、結果的に相応の精度で補正行列AAを求めることができる。
また、本実施形態では、制限手段240が、測定子306に内接する正四面体RTの4つの頂点PXの位置で測定子306に接触する接触部246AA、246BAを備える。即ち、制限手段240は、測定子306の任意の方向への並進変位を制限するための最低限の接触部246AA、246BAの数(4つ)としながら、且つその接触部246AA、246BAの位置を空間的に均等な間隔としている。このため、測定子306にかかる力を空間的に均等に分散でき、測定子306と接触部246AA、246BAとの4つの接触点の一部だけに過大な力がかかることを防止することが可能である。なお、これに限らず、正四面体RTの各頂点PXの位置に接触部がこなくてもよいし、接触部が5つ以上であってもよい。
また、本実施形態では、制限手段240が、測定子306を挟んで対向して配設され測定子306を押圧する2つの押圧部材242A、242Bを備えている。そして、2つの押圧部材242A、242Bの測定子側にはそれぞれ、方向I、Jに軸を有する平行な2つの柱状部246A、246Bが設けられている。そして、方向Iと方向Jとは互いに直交するように設けられ、柱状部246A、246Bそれぞれに、接触部246AA、246BAが設けられている。つまり、制限手段240は簡素な構成であり、互いの押圧部材242A、242Bの距離を調整することで、容易に測定子306の並進変位を制限しながら、回転変位を制限しないようにすることができる。
即ち、本実施形態では、測定プローブ300から出力されるプローブ出力Pの非線形誤差が補正可能となるので、高精度に被測定物Wの形状座標Xを求めることが可能である。
本発明について第1実施形態を挙げて説明したが、本発明は第1実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでもない。
例えば、第1実施形態では、制限手段240が、柱状部246A、246Bが固定的に押圧部材242A、242Bに支持されている構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6(A)に示す第2実施形態の如くであってもよい。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、図6(A)に示す如く、柱状部256A、256Bが円柱状に形成され、軸回りに回転可能且つ軸の方向に若干移動可能にされている。なお、この場合でも、接触部256AA、256BAはそれぞれ、柱状部256A、256Bの側面とされている。
このようにして、本実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。更に、柱状部256A、256Bはそれぞれ、測定子306の回転変位に応じて回転及び軸の方向に若干移動することができる。よって、制限手段250は、押圧部材による測定子306への押圧力が多少大きくても、測定子306の回転変位を制限することなく測定子306の並進変位を制限することができる。
あるいは、図6(B)に示す第3実施形態の如くであってもよい。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態では、第1実施形態とは異なり、図6(B)に示す如く、制限手段260が、4つの押圧部材262を備え、各押圧部材262に設けられた当接部材266を測定子306に当接させる構成とされている。具体的に、制限手段260は、測定子306の中心に向かって測定子306を押圧する4つの押圧部材262を備える。押圧部材262はそれぞれ、接触部266Aを備える球形状の当接部材266と、当接部材266を回転可能に支持する支持部材264と、を備える。なお、接触部266Aは、当接部材266の表面とされている。
このようにして、本実施形態でも、制限手段260が簡素な構成でありながら、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。更に、当接部材266は、球形状であり、支持部材264で当接部材266を回転可能に支持している。このため、制限手段260は、測定子306のいかなる方向への回転変位を制限することなく測定子306の並進変位を制限することができる。
あるいは、図7(A)に示す第4実施形態の如くであってもよい。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
第4実施形態では、上記実施形態とは異なり、図7(A)に示す如く、制限手段270が、内面が多角形断面の空洞を有する容器状に成形された部材とされている。具体的に、制限手段270は、直方体形状であって、上面から正方形状(五角形状や六角形状でもよい)の凹部272が設けられている。この凹部272の内面が測定子306と接触する接触面274とされている。
ここで、制限手段270を用いた場合の座標補正の手順について、主に図7(A)、図8を用いて、以下に説明する。
まず、制限手段270を定盤210の測定空間中の所定の位置に固定する。そして、制限手段270の凹部272に、駆動機構220で測定子306を移動させる。そして、測定子306を接触面274の法線方向(方向G)から接触させるために、測定プローブ300を移動させて、接触面274へ測定子306を接近移動させる(図8ステップS12)。そして、測定子306を接触面274に接触させることで、測定子306の並進変位を制限する(図8ステップS14)。この制限した段階であって、プローブ出力Pが0の状態(プローブ出力Pがノイズレベルの値を示す場合を含む)を基準位置Pbとする(プローブ出力Pに対してノイズレベルとの分離をするための閾値を設けることで、基準位置Pbの判断をしてもよいし、接触面274と測定子306とに導電性の表面を成形して、導通の有無で基準位置Pbの判断をしてもよい)。
次に、この制限状態のまま、駆動機構制御部404の駆動制御信号Dに従い、駆動機構220により測定プローブ300を方向Gに移動させ、所定の変位量となった時点で、方向Gとは逆向きの方向Bに反転させる。この測定プローブ300の一連の移動の際に、複数の測定点を設けておき、座標取得部406は、基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得する(図8ステップS16)。つまり、本実施形態においても、座標取得部406は、プローブ出力Pが0となる基準位置Pbで制限手段270により測定子306を制限した状態において、測定点における基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pとをそれぞれ取得しているといえる。なお、測定子306は、測定プローブ300を方向G、Bに移動させても接触面274と一点で接触しているだけなので、回転変位は制限されていない。同時に、測定子306と一点接触している接触面274上の位置は、測定プローブ300の方向G、Bへの移動の際には変化しない構成となっている。
次に、測定プローブ300を方向Bにそのまま移動させて、接触面274から測定子306を離間移動させる(図8ステップS18)。なお、接触面274から測定子306が離間したかどうかの判断は、上述した基準位置Pbの判断と同様の手法で実現することができる。なお、上記一連の測定プローブ300の移動は、Xm方向で行われ、そのXm方向の複数の測定点で測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得している。このときの測定点は、補正行列AAの線形補正要素の数と非線形補正要素の数の合計数以上としてもよいが、上記一連の測定プローブ300の移動はXm方向以外の所定の方向でも行う(図8ステップS20)。つまり、図8のステップS12からステップS18までを、Xm方向以外の複数の所定の方向で行い、終了させることで(図8ステップS20でYes)、数nの測定点において、測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得する。
次に、行列生成部408で、補正行列AAを、数nの測定点に対する測定プローブ300の移動量Mn及びプローブ出力Pnを用いて生成する(図8ステップS22)。
次に、プローブ出力補正部410で、補正行列AAを用いて、プローブ出力Pを補正し、変換出力PMを得る(図8ステップS24)。そして、形状座標演算部412で、測定プローブ300の移動量Mと変換出力PMとを合成することで、形状座標Xを演算する。
このようにして、本実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。更に、制限手段270は更に簡素な構成で、可動部分がなく、測定子306のいかなる方向への回転変位を制限することなく測定子306の並進変位を制限することができる。
なお、第4実施形態の制限手段270と同様に用いることが可能な制限手段を、図7(B)に第5実施形態の制限手段として示す。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
第5実施形態では、図7(B)に示す如く、制限手段280が、内面が円形断面の空洞を有する容器状に成形された部材とされている。具体的に、制限手段280は、円筒形状であって、上面から半球状の凹部282が設けられている。この凹部282の内面が測定子306と接触する接触面284とされている。
このようにして、本実施形態でも、第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。更に、制限手段280の接触面284は球面となるので、接触面284への法線方向を無数に設定できる。このため、補正行列AAを生成するための測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pそれぞれの取得が様々な方向で可能となり、より高精度に補正行列AAを生成することができる。
あるいは、制限手段としては、上記の構成に限定されず、例えば、基準球を1つ以上用いて制限手段を構成してもよい。
また、上記実施形態では、座標取得部406が、プローブ出力Pが0となる基準位置Pbで制限手段により測定子306を制限した状態において、測定点における基準位置Pbからの測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pとをそれぞれ取得していた。言い換えれば、上記実施形態では、測定プローブ300の移動量Mと補正行列AAで補正されたプローブ出力Pとが絶対値が等しく符号が反転した値となるように基準位置Pbを採用していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、座標取得部406が、制限手段により測定子306を制限した状態において、駆動機構220により測定プローブ300を移動させた際に、測定プローブ300の移動量M及びプローブ出力Pをそれぞれ取得するような構成であれば、どのような構成でもよい。測定プローブ300の移動量Mとプローブ出力Pとの対応が明確化されることで、補正行列AAを求めることは可能であるからである。
本発明は、被測定物の三次元形状を測定する三次元測定装置に広く適用することができる。
100…三次元測定装置
110…操作手段
111…ジョイスティック
120…入力手段
130…出力手段
200…三次元測定装置本体
210…定盤
220…駆動機構
221…ビーム支持体
222…ビーム
223…コラム
224…スピンドル
225…X軸駆動機構
226…Y軸駆動機構
227…Z軸駆動機構
228…X軸スケールセンサ
229…Y軸スケールセンサ
230…Z軸スケールセンサ
240、250、260、270、280…制限手段
242A、242B、262…押圧部材
244A、244B…板状部材
246A、246B、256A、256B…柱状部
246AA、246BA、256AA、256BA、266A…接触部
248…ベース部材
264…支持部材
266…当接部材
272、282…凹部
274、284…接触面
300…測定プローブ
302…プローブ本体
304…スタイラス
306…測定子
310…プローブセンサ
312…X軸プローブセンサ
314…Y軸プローブセンサ
316…Z軸プローブセンサ
400…処理装置
402…指令部
404…駆動機構制御部
406…座標取得部
408…行列生成部
410…プローブ出力補正部
412…形状座標演算部
414…記憶部
500…モーションコントローラ
600…ホストコンピュータ
A、AA…補正行列
B…離間方向
D…駆動制御信号
G…接近方向
H…押圧部材の対向方向
I、J…柱状部の軸の方向
M、Mn…移動量
P、Pn…プローブ出力
Pb…基準位置
PM…変換出力
PX…頂点
RT…正四面体
W…被測定物
X…形状座標
本願の請求項7に係る発明は、前記制限手段が、前記測定子の中心に向かって該測定子を押圧する4つの押圧部材を備え、該押圧部材がそれぞれ、前記接触部を備える球形状の当接部材と、該当接部材を回転可能に支持する支持部材と、を備えるようにしたものである。
本願の請求項8に係る発明は、被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを前記被測定物に対して相対的に移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置の座標補正方法において、前記測定子の並進変位を制限する工程と、前記駆動機構により前記測定プローブを移動させた際に、前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得する工程と、前記測定プローブの移動量に対する前記プローブ出力の線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列を、前記線形補正要素の数と前記非線形補正要素の数の合計数以上取得した前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力を用いて生成する工程と、該補正行列を用いて前記プローブ出力を補正する工程と、を含むようにしたものである。
本願の請求項9に係る発明は、前記測定子の並進変位を制限する工程を、前記プローブ出力が0となる基準位置において行うようにしたものである。
本願の請求項10に係る発明は、前記測定子の並進変位を制限する工程では、更に、前記測定子の中心を回転中心とする回転変位を制限しないようにしたものである。

Claims (8)

  1. 被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを前記被測定物に対して相対的に移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置において、
    前記測定子の並進変位を制限する制限手段を備え、
    前記処理装置は、
    前記制限手段により該測定子を制限した状態において、前記駆動機構により前記測定プローブを移動させた際に、前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得する座標取得部と、
    該座標取得部の出力に基づいて、前記測定プローブの移動量に対する前記プローブ出力の線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列を生成する行列生成部と、
    該補正行列を用いて前記プローブ出力を補正するプローブ出力補正部と、を有し、
    前記座標取得部は、前記線形補正要素の数と前記非線形補正要素の数の合計数以上の測定点で前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得することを特徴とする三次元測定装置。
  2. 請求項1において、
    前記座標取得部は、前記プローブ出力が0となる基準位置で前記制限手段により前記測定子を制限した状態において、前記測定点における前記基準位置からの前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力とをそれぞれ取得することを特徴とする三次元測定装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記制限手段は、更に、前記測定子の中心を回転中心とする回転変位を制限しない構成とされていることを特徴とする三次元測定装置。
  4. 請求項3において、
    前記制限手段は、前記測定子に内接する正四面体の4つの頂点の位置で該測定子に接触する接触部を備えることを特徴とする三次元測定装置。
  5. 請求項4において、
    前記制限手段は、
    前記測定子を挟んで対向して配設され該測定子を押圧する2つの押圧部材を備え、
    該2つの押圧部材の測定子側にはそれぞれ、前記2つの押圧部材の対向する方向と直交する方向に軸を有する平行な2つの柱状部が設けられ、
    一方の前記押圧部材における前記柱状部と他方の前記押圧部材における前記柱状部の軸の方向は互いに直交するように設けられ、該柱状部それぞれに、前記接触部が設けられていることを特徴とする三次元測定装置。
  6. 請求項5において、
    前記柱状部は、円柱状に形成され、軸回りに回転可能とされていることを特徴とする三次元測定装置。
  7. 請求項4において、
    前記測定子の中心に向かって該測定子を押圧する4つの押圧部材を備え、
    該押圧部材はそれぞれ、前記接触部を備える球形状の当接部材と、該当接部材を回転可能に支持する支持部材と、を備えることを特徴とする三次元測定装置。
  8. 被測定物に接触する測定子を有するスタイラスを移動可能に支持し、該測定子の変位に従うプローブ出力を行う測定プローブと、該測定プローブを前記被測定物に対して相対的に移動させる駆動機構と、該プローブ出力と該駆動機構による該測定プローブの移動量とから前記被測定物の形状座標を演算する処理装置と、を備える三次元測定装置の座標補正方法において、
    前記測定子の並進変位を制限する工程と、
    前記駆動機構により前記測定プローブを移動させた際に、前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力をそれぞれ取得する工程と、
    前記測定プローブの移動量に対する前記プローブ出力の線形座標成分及び非線形座標成分を補正する線形補正要素及び非線形補正要素で構成される補正行列を、前記線形補正要素の数と前記非線形補正要素の数の合計数以上取得した前記測定プローブの移動量及び前記プローブ出力を用いて生成する工程と、
    該補正行列を用いて前記プローブ出力を補正する工程と、
    を含むことを特徴とする座標補正方法。
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