JP6216400B2 - 測定プローブ - Google Patents

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Description

本発明は、測定プローブに係り、特に、簡易的な構造でありながら高い測定感度を確保可能な測定プローブに関する。
被測定物の表面に接触して、被測定物の表面の形状を測定する測定装置は、例えば、三次元測定機などが知られている。三次元測定機では、被測定物に接触してその表面形状を検出するための測定プローブが使用されている(特許文献1)。特許文献1で示す測定プローブは、被測定物(の表面)と接触する接触部を有するスタイラスと、接触部の移動を検出可能な検出素子と、を備える。特許文献1においては、スタイラスに成形された検出素子支持部に検出素子が固定され、検出素子支持部の変形で生じる検出素子の歪みで生じる出力に基づいて、タッチ信号(接触感知信号)を出力するようにしている。即ち、特許文献1においては、測定プローブを簡易的な構造で実現している。
特開平10―288502号公報
しかしながら、特許文献1では、検出素子支持部の剛性が高いために、測定力が低いと検出素子支持部の変形量が少なく検出素子から十分な出力を得ることが困難となるおそれがあった。
本発明は、前記の問題点を解決するべくなされたもので、簡易的な構造でありながら高い測定感度を確保可能な測定プローブを提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、被測定物と接触する接触部を有するスタイラスと、該スタイラスを軸心上に支持可能なプローブハウジングと、該接触部の移動を検出可能な検出素子と、を備える測定プローブであって、前記プローブハウジングの軸方向に配置され前記スタイラスの姿勢変化を許容する複数の支持部材と、該複数の支持部材を連結する連結シャフトと、を備え、該複数の支持部材のうちで、前記接触部に前記軸方向と直交する方向から測定力を加えた際に前記スタイラスに生じる回転の回転中心位置から最も離れた支持部材に前記検出素子が配置され、該支持部材の歪み量が該検出素子で検出され、前記回転中心位置から最も離れた支持部材の剛性が、残りの支持部材の剛性よりも低くされたことにより、前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、前記スタイラスを、前記プローブハウジングに対して、前記連結シャフトと一体的に変位可能としたものである。
本願の請求項3に係る発明は、前記スタイラスを、前記連結シャフトに対して、前記プローブハウジングと一体的に変位可能としたものである。
本願の請求項4に係る発明は、前記軸方向の剛性と該軸方向に直交する方向の剛性とを同一としたものである。
本願の請求項に係る発明は、前記軸方向に直交する方向において、前記複数の支持部材で支持されると共に先端に前記接触部が一体とされた部材の剛性を、前記回転中心位置から最も離れた支持部材の剛性よりも高くしたものである。
本願の請求項に係る発明は、前記複数の支持部材のうちで、前記回転中心位置から最も離れた支持部材を、前記接触部に最も近く配置したものである。
本願の請求項に係る発明は、前記複数の支持部材がそれぞれ、3以上の変形可能な腕部を備える回転対称形状であり、該3以上の腕部を同一平面上に成形したものである。
本願の請求項に係る発明は、前記複数の支持部材のうちで少なくとも前記検出素子を支持する支持部材が、前記腕部を4の倍数で備えるようにしたものである。
本願の請求項に係る発明は、前記支持部材が、前記腕部に加え、前記連結シャフトに接続される中心部と、該中心部と前記腕部で連結され前記プローブハウジングに接続される周辺部と、を備え、前記検出素子を、前記腕部の中央に対して周辺部側に配置したものである。
本願の請求項10に係る発明は、更に、前記腕部が、周辺部側に中心部側よりも幅の狭い狭小部を備えるようにしたものである。
本願の請求項11に係る発明は、前記検出素子の端子部を、該検出素子の検出部よりも前記腕部の中心部側に配置したものである。
本願の請求項12に係る発明は、前記検出素子の出力を処理する信号処理回路を、前記複数の支持部材全てに対して、反スタイラス側に配置したものである。
本願の請求項13に係る発明は、前記軸方向における前記複数の支持部材と前記スタイラスとの間に、所定の測定力よりも大きな力が加わった場合に該スタイラスの位置を変化させ、該大きな力が消失した際には自動的に該スタイラスの位置を復元するオーバートラベル機構を備えたものである。
本願の請求項14に係る発明は、前記複数の支持部材のうちの少なくとも1つの支持部材の両面にそれぞれ対峙する対峙部を前記プローブハウジングに一体的に設けたものである。
本願の請求項15に係る発明は、前記複数の支持部材全てに対してスタイラス側であって前記プローブハウジングと一体とされ、且つ前記接触部を支持する部材に対峙して配置される壁部材と、該接触部を支持する部材との間の少なくとも一部の隙間に粘性材料あるいは弾性材料を充填したものである。
本願の請求項16に係る発明は、前記検出素子を、2以上の前記支持部材にそれぞれ配置したものである。
本願の請求項17に係る発明は、前記検出素子を、歪みゲージとしたものである。
本発明によれば、簡易的な構造でありながら高い測定感度を確保可能な測定プローブを実現できる。
本発明の第1実施形態に係る測定プローブを用いた測定システムの一例を示す模式図 図1の測定プローブの断面を示す模式図 図2の測定プローブの断面の一部を示す模式図 図2の測定プローブの構成を示すブロック図 図2の測定プローブに用いられる支持部材及び検出素子の一例を示す模式図 図2の測定プローブの2つの支持部材の関係を示す模式図(測定力のない状態の図(A)、軸方向に直交する方向の測定力のある状態の図(B)) 本発明に係る測定プローブの概略断面図(第1実施形態の図(A)、第2実施形態の図(B)) 本発明に係る測定プローブに係る模式図(検出素子の位置が異なる第3実施形態の図(A)、支持部材の形状が異なる第4実施形態の図)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
本発明の測定システムに係る第1実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
最初に、測定システム100の全体構成を説明する。
測定システム100は、図1に示す如く、測定プローブ300を移動させる三次元測定機200と、手動操作するジョイスティック111を有する操作部110と、三次元測定機200の動作を制御するモーションコントローラ500と、を備える。また、測定システム100は、モーションコントローラ500を介して三次元測定機200を動作させるとともに三次元測定機200によって取得した測定データを処理して被測定物Wの寸法や形状などを求めるホストコンピュータ600と、測定条件等を入力する入力手段120と、測定結果を出力する出力手段130と、を備える。
ここで、三次元測定機200は、図1に示す如く、測定プローブ300と、定盤210と、定盤210に立設されて測定プローブ300を三次元的に移動させる駆動機構220と、駆動機構220の駆動量を検出する駆動センサと、を備えている。
次に、測定プローブ300の概略構成を説明する。
測定プローブ300は、図2に示す如く、被測定物Wと接触する接触部362を有するスタイラス336と、スタイラス336を軸心O上に支持可能なプローブハウジング306と、接触部362の軸心O上からの移動及び軸心O上での移動を検出可能な検出素子325と、を備えている。なお、スタイラス336は、スタイラスモジュール304に含まれ、プローブハウジング306と検出素子325とはプローブ本体302に含まれている。プローブ本体302は、駆動機構220のスピンドル224に支持されている、そして、スタイラスモジュール304はキネマティックジョイント(後述)で、高い位置再現性で脱着可能にプローブ本体302に連結されている。
以下、測定プローブ300について詳細に説明する。なお、以下の説明のために、図2の紙面上下方向にZ方向をとり、紙面左右方向にX方向をとり、紙面垂直方向にY方向をとる。このため、測定プローブ300の軸心Oの方向(軸方向O)は、Z方向と同一となる。
前記プローブ本体302は、図2に示す如く、プローブハウジング306と、信号処理回路320と、支持部材322、324と、検出素子325と、連結シャフト326と、フランジ部材328と、永久磁石330と、球332と、を備える。
プローブハウジング306は、図2に示す如く、取り付け部308と、回路配置部310と、固定部材314と、下部部材(壁部材)316と、本体カバー318と、を備える。
取り付け部308は、図2に示す如く、測定プローブ300の上端部においてスピンドル224に取り付けられる部位であり、例えばスピンドル224に設けられた嵌合部に挿入される頭部が設けられている。また、取り付け部308は、モーションコントローラ500と電気的接続が可能な一方の接続端子ともされている。そして、取り付け部308の軸心O上には、もう一方の接続端子309が設けられている。取り付け部308と接続端子309とは、絶縁部材Mi1〜Mi3により互いに短絡することなく、回路配置部310に配置される信号処理回路320に接続されている。回路配置部310は、取り付け部308の下端に配置されている。回路配置部310は、円盤形状の上端部310Aと下端に設けられた円盤形状の下フランジ312を除いて、軸心Oに直交する断面が略三角形形状とされている。その略三角形形状とされた外周に、信号処理回路320が配置されている。回路配置部310は、支持部材322、324の上側に配置されている。いわば、回路配置部310は、支持部材322、324に対して反スタイラスモジュール側に配置されている(即ち、信号処理回路320は、支持部材322、324全てに対して、反スタイラス側に配置されている)。このため、回路配置部310の内部に空隙を設ける必要はなく、回路配置部310を高い剛性で成形することができる。回路配置部310は、信号処理回路320で生じる熱による伸縮を低減するように低膨張材で成形することができる。
下フランジ312の下端周辺部312Bには、図2、図3に示す如く、支持部材322を挟んで、固定部材314が固定されている。固定部材314は、軸心O上に開口部314Aが設けられた円筒形状とされている。なお、下フランジ312の下端周辺部312Bの径方向内側と、固定部材314の内周上端側には、それぞれ対峙部312C、314Bが設けられている。対峙部312C、314Bは、支持部材322の両面にそれぞれ非接触で対峙している(つまり、支持部材322の両面にそれぞれ対峙する対峙部312C、314Bがプローブハウジング306に一体的に設けられている構成である)。対峙部312C、314Bと支持部材322との距離は、支持部材322の変位を規制して、支持部材322が弾性変形の範囲内となるように定められている。
固定部材314の下端内面には、4つの凹部314Cが4回対称で設けられている。そして、固定部材314の下端周辺部には、支持部材324を挟んで、下部部材316が固定されている。つまり、下部部材316は、図2に示す如く、2つの支持部材322、324全てに対してスタイラス側であってプローブハウジング306と一体とされ、且つ接触部362を支持するフランジ部材328に対峙して配置されている構成である。下部部材316は、円環形状とされている。本体カバー318は、円筒形状であり、回路配置部310、下フランジ312、固定部材314、下部部材316の外周に、信号処理回路320を全て覆うように配置されている。本体カバー318は、ボルトで、固定部材314に固定されている。
信号処理回路320は、図4に示す如く、検出素子325の出力を処理して接触部362に被測定物Wが接触したことを通知するタッチ信号(接触感知信号)Soutを出力する回路である。簡単に説明すると、信号処理回路320は、4つの検出素子325の出力からXYZの3方向への撓み量を求め、その3方向への撓み量を合成して、接触部362が一定の変位以上となった際に、タッチ信号Soutを出力する構成となっている(つまり、測定プローブ300は、タッチ信号プローブとして機能する)。なお、信号処理回路320には、温度センサが設けられ、温度センサの出力に応じて、熱で生じる測定プローブ300の測定誤差を補正するようにしてもよい。信号処理回路320は、例えば、フレキシブルなプリント配線基板で互いに電気的に接続された3つの回路基板で構成できる。
支持部材322、324は、図2、図3に示す如く、プローブハウジング306の軸方向Oに配置されスタイラス336の姿勢変化を許容する弾性変形可能な部材であり、材質としてはSUS系など(他の材料でもよい)である。具体的に、支持部材322、324はそれぞれ、図4に示す如く、周方向(軸心Oの周りで)で互いに角度が90度ずれた位置に全部で4つの変形可能な腕部を備える回転対称形状であり、この4つの腕部は同一平面上に成形されている。支持部材322、324は、同一の厚みの同様の構造で、互いに腕部の幅が異なるだけである(これに限らず、互いに異なる腕の厚み、長さ、形状とされていてもよいし、支持部材322、324全体が互いに異なる形状とされていてもよい)。このため、以下では検出素子325の配置される支持部材324の説明を行い、支持部材322についての重複する説明は省略する。なお、支持部材の構造は、本実施形態で示す形状に限定されるものではない。
支持部材324は、図5に示す如く、略円板形状の部材であり、矩形状の腕部324Bに加え、連結シャフト326に接続される中心部324Aと、中心部324Aと腕部324Bで連結されプローブハウジング306に接続される周辺部324Cと、を備える。周辺部324Cは、支持部材324の最外周にあり、腕部324Bは径方向に直線的に延在して、周辺部324Cの内側に配置されている。中心部324Aは、腕部324Bのさらに内側に配置されている。支持部材324は、プローブハウジング306に対する連結シャフト326の変位により、中心部324Aが上下左右に移動し、腕部324Bが弾性変形する構造となっている。なお、中心部324Aの斜線塗り潰し部分が連結シャフト326に接する部分である。また、周辺部324Cの斜線塗り潰し部分がプローブハウジング306の固定部材314に接する部分である。
検出素子325は、図5に示す如く、例えば貼付けタイプの歪みゲージであり、検出素子325の配置される支持部材324の歪み量を検出する検出部325Aと、検出部325Aの信号を外部に取り出すための端子部325Bと、を備える。検出素子325は、支持部材324の腕部324Bそれぞれに配置されて、例えば接着剤で固定されている。支持部材324は、接触部362がXY方向に変位した際には腕部324Bは径方向で一様に歪むが、接触部362がZ方向に変位した際には腕部324Bは中心部324A近辺と周辺部324C近辺とで、歪みが大きくなる。ここで、固定部材314には、上述した凹部314Cが各腕部324Bの周辺部324C近辺に対応して設けられている。これにより、検出素子325はそれぞれ、固定部材314に接触することなく、腕部324Bの中央に対して周辺部側に配置されている。そして、検出部325Aが腕部324Bの中央に対して周辺部側に配置され、端子部325Bが検出部325Aよりも腕部324Bの中心部側に配置されている。このため、端子部325Bは、図5の破線で示す円環形状のフレキシブル基板FSに電気的に容易に接続可能となっている。なお、このフレキシブル基板FSは、例えば固定部材314と連結シャフト326との間の径方向空隙に浮いた状態(腕部に非接触とされた状態)で配置されている。
連結シャフト326は、図2、図3に示す如く、略円柱形状とされ、2つの支持部材322、324を連結している。連結シャフト326は、下フランジ312、固定部材314、及び下部部材316とは、2つの支持部材322、324により、軸心O上に非接触に保持されている。連結シャフト326はフランジ部材328を一体的に支持している。
フランジ部材328は、図2、図3に示す如く、略円盤形状であり、下部部材316と軸方向Oで非接触に対峙し、且つ本体カバー318と径方向で非接触に対峙している。そして、フランジ部材328は、スタイラスモジュール304を支持している(つまり、フランジ部材328は、接触部362を支持する部材であり、スタイラス336がプローブハウジング306に対して、連結シャフト326と一体的に変位可能とされている構成である)。ここで、下部部材316の対峙面316Bとフランジ部材328の対峙面328Bの間の少なくとも一部の隙間にグリースオイルなどの粘性材料VMが充填されている。ここでの「充填」は、XY方向の少なくとも一か所で下部部材316とフランジ部材328との間に粘性材料VMが隙間なく配置されることで満たされるとする(必ずしも軸対称で、充填される必要はない)。これにより、少なくとも粘性材料VMが下部部材316に対するフランジ部材328の変位をダンピングし、測定プローブ300の移動に伴って生じるXY方向及びZ方向への不要な振動の発生を低減でき、測定プローブ300の高感度化に伴うノイズの増大を防止することが可能となる。フランジ部材328の下面の軸心O上には永久磁石330が固定され、それを取り囲むようにフランジ部材328の下端外周には、周方向で120度毎に3つの球332が回転対称に配置されている。
前記スタイラスモジュール304は、図2に示す如く、オーバートラベル機構334と、オーバートラベル機構334に支持されるスタイラス336と、を備える(つまり、オーバートラベル機構334は、軸方向Oにおける2つの支持部材322、324とスタイラス336との間に備えられている)。なお、本実施形態では、軸方向Oに直交する方向において、2つの支持部材322、324で支持されると共に先端に接触部362が一体とされた部材(連結シャフト326、フランジ部材328、オーバートラベル機構334、及びスタイラス336)の剛性は、支持部材324の剛性よりも高くされている。
オーバートラベル機構334は、図2に示す如く、タッチ信号Soutを出力する際の測定力F(所定の測定力)よりも大きな力が加わった場合にスタイラス336の位置を変化させ、大きな力が消失した際には自動的にスタイラス336の位置を復元する機構である。つまり、オーバートラベル機構334は、スタイラス336に大きな力が加わった際には、スタイラスモジュール304がプローブ本体302から外れる前にスタイラス336の位置を変化させるように機能する。具体的に、オーバートラベル機構334は、フランジ部338と、延在部344と、スタイラスホルダ346と、コイルばね350と、備える。
フランジ部338は、図2に示す如く、フランジ部材328に対応する部材である。即ち、球332に接するように、V溝340がフランジ部338の周方向で120度毎に3つ配置されている。そして、フランジ部338には、永久磁石330に対向して、永久磁石330と引き合う磁性部材(永久磁石でもよい)342が配置されている。
ここで、V溝340は、図2に示す如く、対応する球332の表面それぞれに接触する。このため、永久磁石330と磁性部材342とが所定の磁力で引き合った状態では、フランジ部材328にフランジ部338が6点着座(接触)された状態となる。つまり、高い位置決め精度を実現しながら、フランジ部材328とフランジ部338とを連結することができる。即ち、フランジ部338とフランジ部材328とは、脱着可能な連結機構であるキネマティックジョイント(キネマティックカップリングとも称する。以降同じ)を構成している状態である。このキネマティックジョイントにより、プローブ本体302とスタイラスモジュール304とが脱着を繰り返しても、高い位置決め再現性を実現することが可能である。なお、キネマティックジョイントは、V溝と球との組み合わせだけでなく、一対のローラと球との組み合わせであってもよい。また、V溝と球との組み合わせでその順序が逆であってもよい。つまり、6点着座できる構造であれば、V溝と球との組み合わせに限定されない(以下に示すキネマティックジョイントも同様)。なお、スタイラス336に横方向(軸方向Oと直交する方向)から大きな力が加わったときには、フランジ部材328からスタイラスモジュール304が脱落(すべてのV溝340に球332が接触しない状態となった場合だけでなく、一部でのみV溝340に球332が接触しない状態となった場合も含む。以降同じ)をして、プローブ本体302の破損を防止することが可能である(このため、永久磁石330と磁性部材342との引き合う所定の磁力は、上述した大きな力に対応した力とされる。以降同じ)。
延在部344は、図2に示す如く、フランジ部338の外周に一体とされ、その内側に軸方向Oに伸縮可能なコイルばね350を収納している。スタイラスホルダ346は、延在部344の軸方向O端部に設けられ、ボルトで延在部344と接続されている。そして、スタイラスホルダ346は、コイルばね350で押圧されるスタイラス336のフランジ部356を、そのコイルばね側上面で、移動可能に支持している。スタイラスホルダ346のコイルばね側上面には、球348が周方向で120度毎に3つ配置されている。そして、フランジ部356の下面には、球348に対応して、周方向で120度毎にV溝358が3つ設けられている。なお、V溝358の軸方向は、軸心Oに向かうほぼ径方向と同一とされている。即ち、スタイラスホルダ346とフランジ部356とは、上述したキネマティックジョイントを構成している状態と言える。
このため、コイルばね350によりフランジ部356が所定のばね力で押圧された状態では、スタイラスホルダ346にフランジ部356が6点着座(接触)された状態となり、一定の位置に位置決めされる。つまり、オーバートラベル機構334によって、コイルばね350の押圧力を超えない測定力Fの範囲では、フランジ部338に対するスタイラス336の再現性の高い位置決めを実現することができる。そして、スタイラス336にコイルばね350で与えられる所定のばね力よりも大きな力が加わったときには、スタイラスホルダ346からフランジ部356が脱落して、プローブ本体302からのスタイラスモジュール304の脱落を防止することが可能である。本実施形態では、対峙部312C、314Bがあるので、必ず支持部材322は弾性変形の範囲内となるが、コイルばね350で与えられる所定のばね力は、支持部材322、324の弾性変形の範囲を超えるような測定力Fよりも小さくされていることが望ましい。
スタイラス336は、図2に示す如く、前述したようにスタイラスホルダ346に支持されるフランジ部356と、フランジ部356から軸方向Oに延在するロッド部360と、ロッド部360の先端に設けられた接触部362と、を有する。
ロッド部360は、図2に示す如く、その基端がフランジ部356に取り付けられている。ロッド部360の先端には、被測定物Wに接触する球形の接触部362が設けられている(即ち、スタイラス336は被測定物Wと接触する接触部362を有する)。なお、スタイラス336にXY方向への変位がない状態においてスタイラス336の中心軸の方向がZ方向(軸方向O)となる。
次に、回転中心位置RCについて、図6(A)、(B)を用いて説明する。なお、図6(A)、(B)は、支持部材322、324とスタイラス336との関係に着目した測定プローブ300の模式図である。なお、符号Dcは圧縮歪み、符号Deは引っ張り歪みを示している。
回転中心位置RCは、支持部材322と支持部材324との剛性比で、ほぼ定まる構成となっている。ここで、図4に示す如く、支持部材322の腕部の幅は、支持部材324の腕部324Bの幅よりも広くされている。このため、支持部材324の剛性は、支持部材322の剛性よりも低くされている。即ち、接触部362に測定力Fのかかっていない状態(図6(A))において、接触部362に軸方向Oと直交する方向から測定力Fを加えた際にスタイラス336に生じる回転の回転中心位置RCは、軸方向Oで支持部材324よりも支持部材322に近くなる(つまり、2つの支持部材322、324のうちで、回転中心位置RCから最も離れているのが支持部材324であり、その支持部材324に検出素子325が配置されている構成である。そして、2つの支持部材322、324のうちで、支持部材324が、接触部362に最も近く配置されている構成である)。なお、支持部材の構造は、本実施形態で示す形状に限定されるものではない。また、回転中心位置RCは、支持部材322と支持部材324との剛性比で一義的に求めてもよいが、スタイラス336の曲がりを加味して、回転中心位置RCを求めてもよい。
このように、本実施形態では、支持部材324の剛性を支持部材322の剛性よりも低くすることで、2つの支持部材322、324のうちで、支持部材324を回転中心位置RCから最も離して、その支持部材324に検出素子325を配置している。このため、検出素子325の歪みが大きくなるので、高感度の検出が可能である。なお、これに限らず、2つの支持部材の剛性の違いで、回転中心位置RCを定めなくてもよい。あるいは、支持部材は2つではなく、3つ以上であってもよい。
また、本実施形態では、スタイラス336がプローブハウジング306に対して、連結シャフト326と一体的に変位可能とされている。このため、スタイラス336と一体とされる部材の体積が少ないので、共振周波数を高くでき、高速測定が可能である。
また、本実施形態では、軸方向Oの剛性と軸方向Oに直交する方向の剛性とを同一とすることが可能である。例えば、支持部材322のZ方向の剛性と支持部材324のXY方向の剛性とを互いに調整することで実現することができる。この場合には、XYZの3方向のどの方向においても、同一の力で、同一の撓み量を容易に実現できるので、全ての方向に対して同一の測定力Fを及ぼし同一の撓み量を得ることができる。つまり、タッチ信号Soutの出力時の変位を方向に関わらず同一とすることができ、測定結果に方向依存性が出ることを容易に防止できる。同時に、タッチ信号Soutの出力しきい値を調整することで、剛性の違う材質の被測定物の測定結果の直接比較も可能となる。例えば、樹脂製のモックアップと金属製の量産金型品などの比較が可能となる。なお、これに限らず、2つの支持部材の剛性がそれぞれ軸方向Oの剛性と軸方向Oに直交する方向の剛性とで異なっていてもよい。
また、本実施形態では、軸方向Oに直交する方向において、2つの支持部材322、324で支持されると共に先端に接触部362が一体とされた部材(連結シャフト326、フランジ部材328、オーバートラベル機構334、及びスタイラス336)の剛性が、回転中心位置RCから最も離れた支持部材324の剛性よりも高くされている。このため、スタイラス336の撓みよりも支持部材324の撓みが大きいので、スタイラス336の変位に対して、検出素子325での検出量が大きくなる。即ち、より高感度に測定が可能である。なお、これに限らず、軸方向Oに直交する方向において、2つの支持部材で支持され接触部まで一体とされた部材の剛性が、回転中心位置RCから最も離れた支持部材の剛性よりも低くされていてもよい。
また、本実施形態では、2つの支持部材322、324のうちで、回転中心位置RCから最も離れた支持部材324が、接触部362に最も近く配置されている。即ち、回転中心位置RCよりもスタイラス側に検出素子325が配置されているので、検出誤差の低減が可能で、低ノイズ・高感度化が可能である。
また、本実施形態では、2つの支持部材322、324はそれぞれ、4つの変形可能な腕部を備える回転対称形状であり、4つの腕部は同一平面上に成形されている。このため、腕部が3つである場合に比べ検出素子325からの出力信号の信号処理でXYZの3軸成分に容易に分離でき、且つスタイラス336の軸周りの感度を等方的にすることができる。同時に、腕部が同一平面上なので、スタイラス336を支持する腕部同士が突っ張り合うことになり、測定プローブ300が横方向にされても、接触部362の垂れを低減することができる。なお、これに限らず、支持部材は、3以上の変形可能な腕部を備える回転対称形状であってもよい。回転対称形状であることで、相応に検出素子の出力の演算が容易である。しかし、支持部材が、3以上の変形可能な腕部を備えていなくてもよいし、腕部が同一平面上に成形されなくてもよい。勿論、2つの支持部材の腕部の数が異なっていてもよい。また、少なくとも検出素子を支持する支持部材だけが、腕部を4の倍数で備えてもよい。この場合、XYZの3方向への歪みを容易に分離演算することができる。
また、本実施形態では、検出素子325が腕部324Bの中央に対して周辺部側に配置されている。腕部324Bの歪みは全体的に均一ではなく、特に軸方向Oに接触部362が移動した際には、周辺部324Cに接続される端部と中心部324Aに接続される端部で大きな歪みが生じる。周辺部324Cと中心部324Aとはともにしっかりと支持される必要があるが、周辺部324Cは、中心部324Aと異なり支持される面積が広い。このため、凹部314Cを設けたことにより周辺部324Cを支持するプローブハウジング306(の固定部材314)の部分が少なくなっても、支持部材324を固定する力に影響が出にくい。即ち、本実施形態における検出素子325の配置であっても、支持部材324によるスタイラス336の支持を安定して確保でき、且つ歪みを効果的に検出することができる。なお、これに限らず、検出素子の配置は、腕部全体を覆ってもよいし、中心部側であってもよい。
また、本実施形態では、前記検出素子325の端子部325Bは、該検出素子325の検出部325Aよりも前記腕部324Bの中心部側に配置されている。このため、端子部325Bに接続され、信号処理回路320に至る配線基板も径方向で、固定部材314と連結シャフト326と間の空隙に配置することができる。このため、検出素子325からの出力を得るための配線を気にすることなく、プローブハウジング306の大きさ及び連結シャフト326の大きさを最適にすることができる。なお、これに限らず、検出素子の端子部が、検出素子の検出部よりも周辺部側に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、信号処理回路320が2つの支持部材322、324全てに対して、反スタイラス側に配置されている。このため、支持部材322、324の間隔を短くできるので、軽量でありながら、信号処理回路320を支持する部材(回路配置部310、下フランジ312)の剛性を高くすることができる。同時に、信号処理回路320で発生する熱を、支持部材322、324のみならずスタイラス336へ伝わりにくくすることが容易である。つまり、支持部材の間に信号処理回路を配置させる場合に比べて、タッチ信号Soutの出力を高精度・高安定化できる。なお、これに限らず、信号処理回路が2つの支持部材全てに対して、反スタイラス側に配置されていなくてもよい。
また、本実施形態では、軸方向Oにおける2つの支持部材322、324とスタイラス336との間に、オーバートラベル機構334を備える。このため、2つの支持部材322、324への過大な力が直接的にかかることを防止しながら、迅速な測定を実現することができる。特に、オーバートラベル機構334が、スタイラスモジュール304の中に設けられているので、オーバートラベル機構334が働く前に、スタイラスモジュール304がプローブ本体302から離脱してしまうような誤動作を低減することが可能である。なお、これに限らず、オーバートラベル機構334は、2つの支持部材とスタイラスとの間に備えなくてもよい。そしてその分、測定プローブ300を軽量化することも可能である。
また、本実施形態では、2つの支持部材322、324のうちの支持部材322の両面にそれぞれ対峙する対峙部312C、314Bがプローブハウジング306に一体的に設けられている。このため、支持部材322の変位を確実に弾性変形の範囲内に抑えることで、同時に支持部材324の破損・変形も防止することができる。なお、これに限らず、このような対峙部は全ての支持部材に対して設けられていてもよいし、全くなくてもよい。
また、本実施形態では、2つの支持部材322、324全てに対してスタイラス側であってプローブハウジング306と一体とされ、且つ接触部362を支持するフランジ部材328に対峙して配置される下部部材316と、フランジ部材328との間の少なくとも一部の隙間に粘性材料VMが充填されている。このため、スタイラス336の変位をダンピングできるようになり、スタイラス336の移動時の出力の誤作動を低減できる。また、粘性材料VMが充填される位置が2つの支持部材322、324の外側にある。このため、支持部材322、324の取り外しなどを行わなくても、粘性材料VMが充填でき、その充填量を変更・調整できる。即ち、粘性材料VMの充填工程があっても、測定プローブ300の製造工程が複雑化することを防止でき、且つ測定プローブ300を製造後であっても容易に再充填できるのでダンピング特性を容易に調整可能である。同時に、粘性材料VMは下部部材316とフランジ部材328との間に充填され、回路配置部310からは離れているので、粘性材料VMが仮に飛散しても、粘性材料VMが信号処理回路320に付着して回路汚染をしてしまうおそれはない。なお、これに限らず、粘性材料VMが充填される位置が、2つの支持部材全てに対してスタイラス側でなくてもよいし、粘性材料VMが全く充填されていなくてもよい。また、粘性材料VMの代わりに、シリコーンなどのゴム(弾性材料)が使われていてもよい。この場合には、粘性材料VMのように飛散する心配がなく、ダンピングを行うことが可能である。
また、本実施形態では、検出素子325は、貼付けタイプの歪みゲージである。即ち、検出素子325を高感度且つ低コストにすることができる。また、検出素子325の貼付け位置を容易に調整することができる。そして、検出素子325は、過渡的な衝撃力だけを検出するのではなく、撓み量に対応した出力を一定時間安定して出力することができる。このため、仮に検出素子325のXYZの3方向の撓み量の出力タイミングがずれても時間的な調整を行う回路を不要とすることができる。なお、これに限らず、検出素子は、腕部に直接蒸着などで成形する歪みゲージやPZTなどであってもよい。
即ち、本実施形態では、簡易的な構造でありながら高い測定感度を確保可能である。
本発明について第1実施形態を挙げて説明したが、本発明は第1実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでもない。
例えば、第1実施形態では、スタイラス336が、プローブハウジング306に対して、連結シャフト326と一体的に変位可能とされていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7(B)に示す第2実施形態の如くであってもよい。第2実施形態では、第1実施形態とはプローブハウジングと連結シャフトとスタイラスとの間の接続関係が異なるだけなので、その部分だけの概略断面図を図7(B)に示し、その他の構成については説明を省略する。なお、図7(A)の概略断面図が、第1実施形態を示している。
第2実施形態では、図7(B)に示す如く、スタイラス436が、連結シャフト426に対して、プローブハウジング406と一体的に変位可能とされている。つまり、連結シャフト426がスピンドルに固定的に支持され、プローブハウジング406と一体とされたスタイラス436は連結シャフト426に対して、支持部材422、424により変位可能とされている。このため、スタイラス436の共振周波数を低くでき、振動ノイズをカットすることが容易である。
また、第1実施形態では、2つの支持部材322、324のうちで、回転中心位置RCから最も離れた(検出素子325の配置される)支持部材324が、接触部362に最も近く配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8(A)に示す第3実施形態の如くであってもよい。第3実施形態では、第1実施形態とは検出素子の配置される支持部材の位置が異なるだけなので、その部分だけの模式図を図8(A)に示し、その他の構成については説明を省略する。
第3実施形態では、図8(A)に示す如く、2つの支持部材722、724のうち、支持部材722の腕部の幅が、支持部材724の腕部の幅よりも狭くされている。このため、回転中心位置RCは支持部材724に近くなり、支持部材722が回転中心位置RCから最も離れている構成となり、ここに検出素子725が配置されている。つまり、2つの支持部材722、724のうちで、回転中心位置RCから最も離れた(検出素子725の配置される)支持部材722が、接触部762に最も遠く配置されている形態である。このため、検出素子725に伝わる突発的な歪みは緩和でき、振動ノイズなどの誤検出の可能性を低減することができる。勿論、これに限らず、検出素子が2つの支持部材にそれぞれ配置されていてもよい。その場合には、多数の検出素子の出力を用いることで、測定プローブの高感度化と耐ノイズ性の向上が可能である。
また、第1実施形態では、検出素子の配置される腕部の形状に特徴を備えていなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8(B)に示す第4実施形態の如くであってもよい。第4実施形態では、第1実施形態とは検出素子の配置される腕部の形状が異なるだけなので、その腕部の形状が判別可能な支持部材の模式図を図8(B)に示し、その他の構成については説明を省略する。
第4実施形態では、図8(B)に示す如く、検出素子825の配置される支持部材824の腕部824Bが、周辺部側に中心部側よりも幅の狭い狭小部824BBを備えている。このため、狭小部824BBに歪みを集中できるので、そこに配置される検出素子825で歪みを高感度且つ高精度に検出することが可能である。
また、上記実施形態では、測定プローブがタッチ信号Soutを出力する信号処理回路を備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、測定プローブは、XYZの3方向への変位量に応じた変位信号を出力する信号処理回路を備える倣いプローブであってもよい。
本発明は、被測定物の三次元形状を測定するため使用される測定プローブに広く適用することができる。その際には、三次元測定機用の測定プローブだけでなく、本発明は、工作機械に使用される測定プローブにも適用可能である。
100…測定システム
110…操作部
111…ジョイスティック
120…入力手段
130…出力手段
200…三次元測定機
210…定盤
220…駆動機構
221…ビーム支持体
222…ビーム
223…コラム
224…スピンドル
300…測定プローブ
302…プローブ本体
304…スタイラスモジュール
306、406…プローブハウジング
308…取り付け部
309…接続端子
310…回路配置部
310A…上端部
312…下フランジ
312B…下端周辺部
312C、314B…対峙部
314…固定部材
314A…開口部
314C…凹部
316…下部部材
316B、328B…対峙面
318…本体カバー
320…信号処理回路
322、324、422、424、722、724、824…支持部材
324A、824A…中心部
324B、824B…腕部
324C、824C…周辺部
325、425、725、825…検出素子
325A…検出部
325B…端子部
326、426、726…連結シャフト
328…フランジ部材
330…永久磁石
332、348…球
334…オーバートラベル機構
336、436、736…スタイラス
338、356…フランジ部
340、358…V溝
342…磁性部材
344…延在部
346…スタイラスホルダ
350…コイルばね
360…ロッド部
362、462、762…接触部
500…モーションコントローラ
600…ホストコンピュータ
824BB…狭小部
Dc…圧縮歪み
De…引っ張り歪み
F…測定力
FS…フレキシブル基板
Mi1〜Mi3…絶縁部材
O…軸方向、軸心
RC…回転中心位置
Sout…タッチ信号
VM…粘性材料
W…被測定物

Claims (17)

  1. 被測定物と接触する接触部を有するスタイラスと、該スタイラスを軸心上に支持可能なプローブハウジングと、該接触部の移動を検出可能な検出素子と、を備える測定プローブであって、
    前記プローブハウジングの軸方向に配置され前記スタイラスの姿勢変化を許容する複数の支持部材と、該複数の支持部材を連結する連結シャフトと、を備え、
    該複数の支持部材のうちで、前記接触部に前記軸方向と直交する方向から測定力を加えた際に前記スタイラスに生じる回転の回転中心位置から最も離れた支持部材に前記検出素子が配置され、該支持部材の歪み量が該検出素子で検出され、
    前記回転中心位置から最も離れた支持部材の剛性は、残りの支持部材の剛性よりも低くされていることを特徴とする測定プローブ。
  2. 請求項1において、
    前記スタイラスは、前記プローブハウジングに対して、前記連結シャフトと一体的に変位可能とされていることを特徴とする測定プローブ。
  3. 請求項1において、
    前記スタイラスは、前記連結シャフトに対して、前記プローブハウジングと一体的に変位可能とされていることを特徴とする測定プローブ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記軸方向の剛性と該軸方向に直交する方向の剛性とが同一とされていることを特徴とする測定プローブ。
  5. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記軸方向に直交する方向において、前記複数の支持部材で支持されると共に先端に前記接触部が一体とされた部材の剛性は、前記回転中心位置から最も離れた支持部材の剛性よりも高くされていることを特徴とする測定プローブ。
  6. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記複数の支持部材のうちで、前記回転中心位置から最も離れた支持部材が、前記接触部に最も近く配置されていることを特徴とする測定プローブ。
  7. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記複数の支持部材はそれぞれ、3以上の変形可能な腕部を備える回転対称形状であり、該3以上の腕部は同一平面上に成形されていることを特徴とする測定プローブ。
  8. 請求項において、
    前記複数の支持部材のうちで少なくとも前記検出素子を支持する支持部材は、前記腕部を4の倍数で備えることを特徴とする測定プローブ。
  9. 請求項またはにおいて、
    前記支持部材は、前記腕部に加え、前記連結シャフトに接続される中心部と、該中心部と前記腕部で連結され前記プローブハウジングに接続される周辺部と、を備え、
    前記検出素子は、前記腕部の中央に対して周辺部側に配置されていることを特徴とする測定プローブ。
  10. 請求項において、更に、
    前記腕部は、周辺部側に中心部側よりも幅の狭い狭小部を備えることを特徴とする測定プローブ。
  11. 請求項または10において、
    前記検出素子の端子部は、該検出素子の検出部よりも前記腕部の中心部側に配置されていることを特徴とする測定プローブ。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記検出素子の出力を処理する信号処理回路は、前記複数の支持部材全てに対して、反スタイラス側に配置されていることを特徴とする測定プローブ。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記軸方向における前記複数の支持部材と前記スタイラスとの間に、所定の測定力よりも大きな力が加わった場合に該スタイラスの位置を変化させ、該大きな力が消失した際には自動的に該スタイラスの位置を復元するオーバートラベル機構を備えることを特徴とする測定プローブ。
  14. 請求項1乃至13のいずれかにおいて、
    前記複数の支持部材のうちの少なくとも1つの支持部材の両面にそれぞれ対峙する対峙部が前記プローブハウジングに一体的に設けられていることを特徴とする測定プローブ。
  15. 請求項1乃至14のいずれかにおいて、
    前記複数の支持部材全てに対してスタイラス側であって前記プローブハウジングと一体とされ、且つ前記接触部を支持する部材に対峙して配置される壁部材と、該接触部を支持する部材との間の少なくとも一部の隙間に粘性材料あるいは弾性材料が充填されていることを特徴とする測定プローブ。
  16. 請求項1乃至15のいずれかにおいて、
    前記検出素子は、2以上の前記支持部材にそれぞれ配置されていることを特徴とする測定プローブ。
  17. 請求項1乃至16のいずれかにおいて、
    前記検出素子は、歪みゲージであることを特徴とする測定プローブ。
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