JP2007183184A - 倣いプローブの校正方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】短時間でかつ高精度に倣いプローブの校正を行う倣いプローブの校正方法を提供する。
【解決手段】半径および中心座標値が既知の真球であるマスターボール7の表面を倣い測定する測定経路として第1測定経路71と第2測定経路72とを設定する(測定経路設定工程)。次に、測定経路設定工程において設定された第1測定経路71および第2測定経路72を倣い測定する(測定工程)。測定工程における倣いプローブの検出センサの出力値を測定経路71、72上の座標値と対比して、この検出センサの出力値を補正する補正データを算出する(補正データ算出工程)。ここで、測定経路設定工程にて設定される第1測定経路71および第2測定経路72は、マスターボール7の表面において螺旋形状である。そして、2つの測定経路71、72の起点711、721は赤道上において互いに90度ずれている。
【選択図】図3

Description

本発明は、倣いプローブの校正方法に関する。
被測定物表面を倣い走査して被測定物の表面性状や立体的形状を測定する表面倣い測定装置が知られ、例えば、粗さ測定機、輪郭形状測定機、真円度測定機、三次元測定機などが知られている。
図6に、倣いプローブを利用した表面倣い測定装置としての測定システムの構成を示す。
この測定システム100は、倣いプローブ2を移動させる三次元測定機1と、手動操作するジョイスティック31を有する操作部3と、三次元測定機1の動作を制御するモーションコントローラ4と、モーションコントローラ4を介して三次元測定機1を動作させるとともに三次元測定機1によって取得した測定データを処理して被測定物Wの寸法や形状などを求めるホストコンピュータ5と、を備えている。
倣いプローブ2は、図7に示されるように、先端に接触部(測定子)22を有するスタイラス21と、スタイラス21の基端を一定の範囲内でXp方向、Yp方向、Zp方向にスライド可能に支持する支持部23とを備えている。
支持部23は、互いに直交する方向に移動可能なxpスライダ、ypスライダおよびzpスライダを有するスライド機構(不図示)と、スライド機構の各軸方向の変位量を検出するとともに検出した変位量を出力するプローブセンサ24(図1参照)とを備えている。
スタイラス21はスライド機構によって支持部23に対して一定の範囲内でスライド可能に支持されている。
なお、このような倣いプローブの構成は、例えば特許文献1に記載されている。
このような構成において、接触部22を基準押込量Δrで被測定物表面に当接させた状態で、倣いプローブ2を被測定物表面に沿って倣い移動させる。このとき、三次元測定機1の駆動量から倣いプローブ2の移動軌跡が得られる。そして、倣いプローブ2の移動軌跡は、すなわち、接触部22の移動軌跡となるところ、接触部22の中心点の移動軌跡に対して接触部22の半径r分だけオフセットした位置に被測定物表面と接触部22との接触点が存在する。
ただし、基準押込量Δrで押し込まれた状態で接触部22は倣い走査する。
図8は、接触部22を被測定物Wに基準押込量Δrだけ押し込んだ状態を説明する図である。まず、図8(A)は、接触部22が被測定物Wに接触した状態で、基準押込量Δrがゼロの状態を示す。
この状態では、接触部22の中心P1から被測定物Wの当接点までの距離は、接触部22の半径rに等しい。この場合、基準押込量Δrがゼロであるために、倣いプローブ2の接触部22が、被測定物Wに接触しているか否かの判断が行えない。この状態から倣いプローブ2の接触部22を被測定物Wに対して、基準押込量Δrが所定値となるまで押し込んだ状態を、図8(B)に示す。この状態においては、被測定物Wに対して接触部22が測定圧で決まる圧力で押圧されるため、スタイラス21にたわみが生じる。
その結果、接触部22の中心P2から被測定物Wの当接点までの距離が接触部22の半径rに等しいことは、図8(A)と同一であるが、プローブセンサ24の検出位置(図8(A)に対して、基準押込量Δrだけシフトした位置=見かけ上の接触部中心P3)から被測定物Wの当接点まで距離はQ(オフセット値)となり、接触部22の半径rとは異なる値となる。このようにオフセット値Qが接触部22の半径rと異なる値をとる原因としては、既に説明したスタイラス21のたわみの影響の他、接触部22の真球度の影響が考えられる。
このように、見かけ上の接触部中心P3が描く移動軌跡から被測定物表面方向へオフセット値Qだけ補正されると、被測定物表面の形状が求められる。
ここで、プローブセンサによるスタイラス21の変位量検出には誤差が生じる。すると、押込量に誤差が生じるので、測定誤差につながる。そこで、プローブセンサの検出誤差を補正するために補正係数が設定される(例えば、特許文献2)。
例えば、補正係数としては、(Kxp、Kyp、Kzp)が設定され、プローブセンサによる検出値(Xp、Yp、Zp)が次の式により補正される。Xd、YdおよびZdは、プローブセンサ出力値を補正係数によって補正した値である。
Xd=Kxp・Xp
Yd=Kyp・Yp
Zd=Kzp・Zp
このようにプローブセンサの検出値を補正して求められた接触部22の見かけ上の中心に対し、さらに、被測定物表面方向へ向けてオフセット値Qを補正すると、被測定物表面位置が求められる。
ここで、被測定物に対して接触部22が接触する方向によってスタイラス21のたわみや接触部22が被測定物表面に接触する位置が異なってくるので、測定誤差は、接触部22が被測定物表面に接触する方向によって異なってくる。そのため、高精度の補正を行うためには、複数の接触方向において測定値と真値との差を求め、複数のデータに基づいて補正係数が設定されなければならない。
そこで、補正係数を設定するにあたっては、半径既知の真球を校正基準(マスターボール7)として用意し、このマスターボール7の表面上を複数の軌道に沿って多点測定することにより、複数の接触方向におけるデータを取得することが行われている。
従来、マスターボール7を多点測定するにあたっては、例えば、図9に示す軌道が知られている。図9では、マスターボール表面の赤道(XY平面)に沿った経路761と、さらに、経度0度(XZ面内)においてマスターボールの半球部を測定する経路762と、経度90度(YZ面内)においてマスターボールの半球部を測定する経路763と、の3つの経路が設定される。そして、各経路761〜763を測定するにあたっては、大きい押込量と小さい押込量との二種類の押込量で測定を行い、さらに、各経路は行きと戻りの往復で測定が行われる。
このときのサンプリングピッチについては、校正の精度に応じて適宜設定される。上述のマスターボール7の多点測定によって取得されたデータに基づいて補正係数が算出される。
なお、補正係数は、軸(Xp方向、Yp方向、Zp方向)ごとに設定されてもよく、接触部22が被測定物表面に接触する接触方向ごとに設定されてもよく、補正係数の設定の仕方は補正の精度に応じて適宜選択されるものである。
特開平05−256640号公報 特開2003−114112号公報
しかしながら、マスターボール7を多点測定するにあたり、従来(図9)のように横方向の経路(赤道の経路761)と縦方向の経路(経線の経路762、763)とが設定されていては、横方向の経路(761)を測定した後に続いて縦方向の経路(762、763)を測定する場合に、次の経路へ移るのに時間がかかるという問題があった。
さらに、横方向の経路(761)と縦方向の経路(762、763)とが別々に独立しているので、マスターボール表面を満遍なく測定するには複数の経路を横方向および縦方向に設定せねばならず、全体として経路が長くなるという問題がある。特に、マスターボール7の直径が小さい(例えば、直径20mm前後)のでマスターボール表面の曲率が大きく、マスターボール表面を倣い測定する際には非常に低速で倣い走査が行われる。そのため、経路が長いとマスターボール7を表面倣い走査するのに非常に時間がかかっていた。
また、図9のごとく、赤道(XY平面)に沿った経路761、経度0度(XZ面内)の経路762および経度90度(YZ面内)の経路763を設定したとしても、例えば、経度45度(XZ面に対して45度の面内)の経路のデータが取得できていないなど校正データの空白領域が生じており、接触方向ごとに補正係数を設定する場合にはデータ不足となるので高精度の校正を行うことが難しいという問題がある。もちろん、経度45度や経度135度の経路を設定するなどにより経路の本数を増やせばよいとも考えられるが、経路増やせばそれだけ測定にかかる時間が増大するので現実的ではない。このような問題により、倣いプローブの校正を短時間でかつ高精度に行うことはできなかった。
本発明の目的は、従来の問題を解消し、短時間でかつ高精度に倣いプローブの校正を行う倣いプローブの校正方法を提供することにある。
本発明の倣いプローブの校正方法は、被測定物表面に近接あるいは当接される測定子、および、前記測定子と被測定物表面との相対位置を検出する検出センサを有し、前記測定子と前記被測定物表面との相対位置を予め設定された基準位置範囲に保って倣い走査する倣いプローブの前記検出センサから出力されるセンサ出力を補正するための補正データを作成する倣いプローブの校正方法であって、半径および中心座標値が既知の真球であるマスターボールの表面を倣い測定する測定経路を設定する測定経路設定工程と、前記測定経路設定工程において設定された前記測定経路を倣い測定する測定工程と、前記測定工程における前記検出センサの出力値を前記測定経路上の座標値と対比して、この検出センサの出力値を補正する補正データを算出する補正データ算出工程と、を備え、前記測定経路設定工程にて設定される測定経路は、マスターボールの表面において螺旋形状であることを特徴とする。
このような構成において、測定経路設定工程により設定した測定経路に沿ってマスターボールの表面上を倣い測定してマスターボール表面の複数点の測定データを取得する(測定工程)。このとき、測定経路は、マスターボールの表面を螺旋形に倣う経路であるので、この螺旋形の起点から終点まで測定子を倣い移動させる。ここで、マスターボールは、半径および中心点が既知であるので、マスターボールの表面に設定した測定経路の座標は既知である。そこで、測定工程により取得した測定データと測定経路の既知の座標点とを対比して、検出センサの出力値を補正する補正データを得る(補正データ算出工程)。
このような構成によれば、測定経路は螺旋形であるので、螺旋の起点から終点までを一連の倣い測定動作によって測定することができる。
従来は、マスターボールの表面を倣い測定して校正用の測定データを得る場合に、測定経路は、赤道方向の周回と経線方向の周回とで分離していた。このように赤道方向と経線方向とで分離した測定経路を設定した場合、十分な校正精度が得られる程度にマスターボールを複数の方向から測定するためには、複数の経路を設定しなければならず、測定経路が全体として長くなっていた。そのため長い測定経路を測定するために時間を要していた。
この点、本発明では、測定経路を螺旋形状とし、この螺旋に沿って測定子を高さ方向と周回方向とで同時に移動させることとするので、螺旋の起点、終点およびピッチを適切にとれば螺旋の長さをそれほど長くとらなくてもマスターボールの表面全体をほぼ満遍なく総ての方向から測定することができる。よって、測定経路を短くできることにより倣いプローブの校正にかかる時間を短くすることができる。
また、従来は、赤道方向と経線方向とで分離して多数の経路を設定していたために一つの経路を測定した後に次の経路へ移るのに時間を要していた。この点、本発明では、測定経路を螺旋形状とし、高さ方向と周回方向の移動を同時にできるので、経路を多数設定しなくても一本の螺旋の長さを長めにしてマスターボール表面の全体をほぼ満遍なく総ての方向から測定することができる。よって、測定経路を複数設定する必要がないので、一つの経路から次の経路に移る時間を削減することができ、倣いプローブの校正に要する時間を短くすることができる。
本発明では、前記測定経路は、赤道上の任意の点を起点とし、極を終点とする螺旋形状であって、高さ方向に前記マスターボールの半径分だけ変位する間に少なくとも360度の回転角変化があることが好ましい。
このような構成によれば、螺旋形状の測定経路はマスターボールの半球部分に設定され、さらに、赤道上の点から極まで間で螺旋が一回転以上する。よって、測定経路を最も少なくして一本とする場合でも、マスターボールの半球部分について十分に複数の方向から測定することができ、校正用の補正データを取得することができる。測定経路の本数が少なくても校正用の測定データを十分に取得することができるので、測定経路の本数を少なくすることができる。その結果、一の経路から他の経路に測定子を移動させる時間を削減し、倣いプローブの校正に要する時間を短縮することができる。
本発明では、前記螺旋形状の測定経路は複数本設定され、それぞれの測定経路の起点は、赤道上において異なる位置であることが好ましい。
このような構成によれば、それぞれの起点が異なる測定経路を設定することにより、一の測定経路と他の測定経路とでマスターボール表面上の異なる点を測定することになる。よって、マスターボールの表面上をより多くの点で測定することにより、校正用の測定データを十分に取得することができる。
ここで、それぞれの測定経路の起点は赤道上において異なる位置であるが、終点については総て極で一致しているので、一の経路を測定したあとに次の経路を測定する場合には、一の測定経路を赤道上の起点からスタートして極の終点に至ったのち、次の測定経路は極にある終点から赤道上の起点に向けて逆向きに測定してもよい。すると、一の測定経路から次の測定経路に移る時間を要しないので、倣いプローブの校正を短時間に行うことができる。
ここで、それぞれの測定経路の起点を赤道上において異なる位置とする場合には、例えば、90度ずつずれた位置にすることが例として挙げられる。
以下、本発明の実施の形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の倣いプローブの校正方法について説明する。
まず、校正対象となる倣いプローブを備えた測定システムの構成について簡単に説明する。
図1は、測定システムの全体構成を示す図である。
図2は、接触部と被測定物との接触方向(D1〜)ごとに設定された補正係数および補正半径を格納した補正テーブルの構成を示す図である。
測定システム100の概略構成は、背景技術で説明した構成に同様であり、三次元測定機1と、三次元測定機1の動作を手動操作する操作部3と、三次元測定機1の駆動制御を実行するモーションコントローラ4と、モーションコントローラ4に所定の指令を与えるとともに被測定物Wの形状解析等の演算処理を実行するホストコンピュータ5と、測定条件等を入力する入力手段61と、測定結果を出力する出力手段62と、を備えている。
三次元測定機1は、定盤11と、定盤11に立設されて倣いプローブ2を三次元的に移動させる駆動機構(移動手段)12と、駆動機構12の駆動量を検出する駆動センサ13(図1参照)とを備えて構成されている。
駆動機構12は、定盤11の両側端から定盤11に略垂直方向であるZm方向に高さを有するとともに定盤11の側端に沿ったYm軸方向へスライド可能に設けられた二本のビーム支持体121と、ビーム支持体121の上端に支持されてXm方向に長さを有するビーム122と、ビーム122にXm方向にスライド可能に設けられZm軸方向にガイドを有するコラム123と、コラム123内をZm軸方向にスライド可能に設けられ下端にて倣いプローブ2を保持するスピンドル124と、を備える。
駆動センサ13は、図1に示されるように、ビーム支持体121のYm方向への移動を検出するYm軸センサ131と、コラム123のXm方向への移動を検出するXm軸センサ132と、スピンドル124のZm方向への移動を検出するZm軸センサ133と、を備えている。駆動センサ13による検出結果はモーションコントローラ4を経由してホストコンピュータ5に出力される。
倣いプローブ2は、先端に接触部(測定子)22を有するスタイラス21と、
スタイラス21の基端を一定の範囲内でXp方向、Yp方向、Zp方向にスライド可能に支持する支持部23と、を備えている。接触部22は、半径rの略真球に加工されている。支持部23は、互いに直交方向に移動可能なxpスライダ、ypスライダおよびzpスライダを有するスライド機構(不図示)と、スライド機構の各軸方向の変位量を検出するとともに検出した変位量を出力するプローブセンサ(検出センサ)24とを備えている。スタイラス21はスライド機構によって支持部23に対して一定の範囲内でスライド可能に支持されている。
プローブセンサ24は、図1に示されるように、スタイラス21のXp方向への移動を検出するXp方向センサ241と、スタイラス21のYp方向への移動を検出するYp方向センサ242と、スタイラス21のZp方向への移動を検出するZp方向センサ243と、を備えている。プローブセンサ24によって検出されたスタイラス21の変位量はモーションコントローラ4を経由してホストコンピュータ5に出力される。
操作部3は、操作盤に揺動可能に設けられ倣いプローブ2の移動を手動で操作する手動操作部材としてのジョイスティック31を備えている。
モーションコントローラ4は、駆動センサ13およびプローブセンサ24からの検出信号を計数するカウンタ部41と、ホストコンピュータ5および操作部3からの指令に応じて駆動機構12を駆動制御する駆動制御回路(駆動制御手段)42と、を備えて構成されている。
カウンタ部41は、駆動センサ13から出力されるパルス信号をカウントして駆動機構12の駆動量を計測する駆動カウンタ411と、プローブセンサ24から出力されるパルス信号をカウントしてスタイラス21のスライド量を押込量として計測するプローブカウンタ415と、を備えている。
駆動カウンタ411は、Ym軸センサ131からの出力を計数するYm軸カウンタ412と、Xm軸センサ132からの出力を計数するXm軸カウンタ413と、Zm軸センサ133からの出力を計数するZm軸カウンタ414と、を備えている。
プローブカウンタ415は、Xp方向センサ241からの出力を計数するXp方向カウンタ416と、Yp方向センサ242からの出力を計数するYp方向カウンタ417と、Zp方向センサ243からの出力を計数するZp方向カウンタ418と、を備えている。
駆動カウンタ411によるカウント値(Xm、Ym、Zm)およびプローブカウンタ415によるカウント値(Xp、Yp、Zp)はそれぞれホストコンピュータ5に出力される。
ホストコンピュータ5は、入力手段61によって設定入力される測定条件等を記憶するメモリ(記憶装置)51と、被測定物表面に倣う移動方向および移動速度の倣いベクトルを指令する倣いベクトル指令部52と、倣いプローブ2が被測定物Wに接触する方向に関して設定された補正データを格納した補正テーブル53と、測定データに基づいて被測定物Wの形状を解析するとともに校正モードにおいて補正テーブル53の補正データを算出する形状解析部54と、演算装置および記憶装置(ROM、RAM)を有し所定プログラムの実行やデータ処理等を行う中央処理部(CPU)55と、メモリ51、倣いベクトル指令部52、補正テーブル53、形状解析部54および中央処理部55を接続するバス56と、を備えている。
メモリ51は、入力手段61から設定入力される測定条件等を記憶し、例えば、倣い走査中に駆動機構12の駆動量をサンプリングする間隔(サンプリングピッチ511)や、接触部22を被測定物Wに対して押し込む量Δr(基準押込量512)や、被測定物Wの設計データなどによる輪郭データ513などを記憶する。
倣いベクトル指令部52は、例えば、メモリ51に設定された輪郭データ513に基づいて被測定物Wを倣い走査するベクトル指令を生成する。また、倣いベクトル指令部52は、プローブカウンタ415の出力に基づいて押込量を基準押込量Δrで所定範囲(基準位置範囲)にする押込方向のベクトル指令を生成する。倣いベクトル指令部52で生成されたベクトル指令は、駆動制御回路42に出力される。
補正テーブル53は、図2に示されるように、倣いプローブ2と被測定物Wとが接触する方向(D1〜)に関して、プローブカウンタ415のカウンタ値を被測定物表面の座標値に補正する補正データを有する。補正テーブル53は、補正データとして、プローブカウンタ415のカウンタ値を補正するための補正係数(Kxp、Kyp、Kzp)と、接触部22の(見かけの)中心座標値に対する被測定物表面までの補正半径r(オフセット値Q)と、を格納している。すなわち、補正テーブル53には、プローブカウンタ415のカウンタ値(Xp、Yp、Zp)に乗算されて軸ごとのカウンタ値を補正する補正係数(Kxp、Kyp、Kzp)が設定されている。また、補正テーブル53には、接触部22の(見かけの)中心座標値に対して被測定物表面の法線に沿って加算(あるいは減算)され、接触部22の中心座標値を被測定物表面の座標値に補正する補正半径r(オフセット値Q)が設定されている。
ここで、補正テーブル53は、補正係数(Kxp、Kyp、Kzp)および補正半径rを予め設定された複数の方向(D1〜)に関して有している。複数の方向(D1〜D29)は、接触部22を被測定物表面に接触させる方向であり、このように補正テーブル53に設定される方向としては、被測定物Wを測定する際に接触部22を被測定物表面に接触させるすべての方向から均質に抽出されていることが望ましい。あるいは、互いに逆方向を向く方向に関しては補正係数および補正半径が略等しいとして、互いに逆を向く方向については一方のみについて補正係数および補正半径を有していてもよい。
なお、補正テーブル53が作成される工程については、図3〜図5を参照して後述する。
形状解析部54は、カウンタ部41によるカウント値および補正テーブル53に設定された補正データに基づいて被測定物表面の形状を解析する。
また、形状解析部54は、校正モードにおいては、測定データに基づいて測定誤差を真値に補正する補正係数および補正半径を算出する。
次に、倣いプローブの校正方法として、補正テーブルの作成方法について説明する。この倣いプローブの校正は、校正モードにより実行される。
図3は、マスターボールの表面上に設定した校正用の測定経路を示す図である。
図4は、マスターボールを北極側(+Z方向)からみたときの測定経路を示す図である。
図5は、倣いプローブの校正方法の手順を示すフローチャートである。
まず、ST1において、マスターボール7を用意する。マスターボール7は、半径既知の真球に加工されて、例えば、図5中に示されるように定盤11上に配設されることが例示される。
ST2において、マスターボール7の中心座標値および半径を決定する。
マスターボール7の中心座標値および半径を決定する方法としては、例えば、予め校正された別の倣いプローブによってマスターボール7を多点測定して中心および半径を決定してもよい。あるいは、タッチ信号プローブやレーザーのドップラー効果を利用した検出器などを用いてマスターボール7を多点測定して中心および半径を求めてもよい。このようにして求められたマスターボール7の中心座標値および半径は、ホストコンピュータ5に記憶される。
なお、マスターボール7は、予め半径既知の真球に加工されているので、この設計データから半径を知ることもできる。
ST3において、マスターボール7の球面上に測定経路を設定する。
先のST2において決定されたマスターボール7の中心座標値および半径を用いて、マスターボール7の球面上に測定経路を設定する。
ここで、測定経路としては、図3に示されるように螺旋状の2つの経路71、72が設定される。2つの螺旋状の測定経路71、72は、起点711、721が赤道上にあり、終点73が北極点である。そして、2つの測定経路71、72の起点711、721は赤道上において互いに90度ずれている。
ここで、螺旋の巻数は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、図4に示されるように、各経路71、72は起点711、721から終点73までで360度回転している。
なお、X軸上に起点を有する測定経路を第1測定経路71とし、y軸上に起点を有する測定経路を第2測定経路72とする。
また、第1測定経路71の起点を第1起点711とし、第2測定経路72の起点を第2起点721とする。
ST4からST6において、第1測定経路71の測定を行う。
まず、ST4において、倣いプローブ2の接触部22を第1起点711に移動させる。そして、基準押込量Δrまで接触部22をマスターボール7に押し込んでいく。第1起点711から北極点にある終点73まで第1測定経路71に沿ってマスターボール7の表面を倣い測定する(ST5)。
このときのサンプリングピッチは、校正の精度に応じて適宜設定されていればよい。
ST5において、終点73まできたら、次は、ST6において第1測定経路71を北極点73から第1起点711に向けて逆向きに測定する。
次に、ST7からST9において、第2測定経路72を測定する。ST7において、倣いプローブ2の接触部22を第2起点に移動させる。そして、基準押込量Δrまで接触部22をマスターボール7に押し込んでいく。第2起点721から北極点にある終点73まで第2測定経路72に沿ってマスターボール7の表面を倣い測定する(ST8)。
ST8において、終点73まできたら、次は、ST9において第2測定経路72を北極点から第2起点721に向けて逆向きに測定する。
このST5からST9によって取得された測定データは、形状解析部に出力される。
次に、ST10において、補正係数および補正半径の算出を行う。
ここで、マスターボール7の表面上に設定された第1測定経路71および第2測定経路72上の各測定点については、球面上に設定された螺旋上の点であるので演算によって予め座標点を求めることができる。そこで、取得した測定データと演算的に求められた各座標点とを対比して、測定データを補正する補正係数および補正半径を算出する。算出された補正係数および補正係数は、各測定データを取得した接触方向ごとに補正テーブル53に格納される(ST11)。
このようにして作成された補正テーブル53を備える第1実施形態において、実際に被測定物を測定する動作(実測モード)について簡単に説明する。
まず、測定に先だって測定条件を設定入力する。測定条件としては、サンプリングピッチ511、基準押込量512、被測定物の輪郭データ513などが挙げられる。次に、輪郭データ513に基づいて倣いベクトル指令部52で生成される倣いベクトル指令が駆動制御回路42に出力される。すると、駆動制御回路42から駆動機構12に制御信号が出力されて駆動機構12が駆動される。駆動機構12によって倣いプローブ2が被測定物表面に対して基準押込量Δrまで押し込まれた状態で被測定物表面に沿って倣い移動される。また、倣い走査時にプローブカウンタ415から倣いベクトル指令部52に出力されるプローブカウンタ値に基づいて、押込量が基準押込量Δrに制御される。
倣いプローブ2で被測定物表面を走査するときの駆動機構12の駆動量が駆動センサ13で検出され、スタイラス21の変位量がプローブセンサ24で検出される。駆動センサ13のセンサ出力は駆動カウンタ411でカウントされ、プローブセンサ24のセンサ出力はプローブカウンタ415でカウントされる。
なお、このようなカウンタ部41でカウントされたデータは、設定されたサンプリングピッチ511で取得される。カウンタ部41(駆動カウンタ411およびプローブカウンタ415)でカウントされて取得されたカウント値は形状解析部54で解析処理されて被測定物の表面形状が求められる。
形状解析部54において、倣いプローブ2の変位(Xp、Yp、Zp)から接触方向単位ベクトルが算出され、接触部22が被測定物Wに接触する方向が算出される。取得されたすべてのプローブカウンタ値について接触方向単位ベクトルが算出されると、これら接触方向単位ベクトルに基づいてプローブカウンタ値を補正する補正係数が補正テーブル53から選択される。このとき、例えば、接触方向単位ベクトルと補正テーブル53に設定された方向(D1〜)の単位ベクトルとの内積が算出されて、内積の絶対値が一番大きくなる方向が選択される。
ここで、内積の絶対値とするのは、方向が逆向きである場合に対応するためである。そして、その方向(D1〜)に対応する補正係数(Kxp、Kyp、Kzp)が読み出される。
読み出された補正係数(Kxp、Kyp、Kzp)は、対応するプローブカウンタ値(Xp、Yp、Zp)に乗算される。プローブカウンタ値が補正されて、補正されたプローブカウンタ値(Xd、Yd、Zd)により被測定物Wに対する倣いプローブ2の押込量が正確に求められる。すると、接触部22の(見かけの)中心座標値が求められる。
また、接触方向単位ベクトルに基づいて、接触部22の(見かけの)中心座標を被測定物Wとの接触点座標値に補正する補正半径rが各カウンタ値に対して選択される。選択された補正半径rは、接触部22の中心座標値に加算(あるいは減算)される。すると、接触部22と被測定物表面との接触点の座標が算出される。算出された接触点の座標値と駆動カウンタ411でカウントされた駆動機構12の移動量とが合成される。すると、被測定物表面の形状が求められる。
このような構成を備える第1実施形態によれば、次の効果を奏することができる。
(1)第1測定経路71および第2測定経路72を螺旋形状とし、螺旋に沿って接触部22を高さ方向と周回方向とで同時に移動させることとするので、測定経路71、72の起点711、721を赤道上の点とし終点73を極とし、さらに、起点711、721から終点73までの間に一回転以上マスターボールを周回することにより、螺旋の長さをそれほど長くとらなくてもマスターボール7の半球部についてはほぼ満遍なく総ての方向から測定することができる。よって、測定経路71、72の長さを短くして、倣いプローブ2の校正にかかる時間を短くすることができる。
(2)第1測定経路71および第2測定経路72を螺旋形状とし、高さ方向と周回方向の移動を同時にできるので、経路を多数設定しなくても2つの測定経路71、72によりマスターボール7の半球部についてはほぼ満遍なく総ての方向から測定することができる。よって、測定経路を多数設定しなくてもよいので、一つの経路から次の経路に移る時間を削減することができ、倣いプローブ2の校正に要する時間を短くすることができる。
(3)2本の測定経路71、72はそれぞれの起点711、721が異なっているので、第1測定経路71と第2測定経路72とでマスターボール表面上の異なる点を測定できる。よって、マスターボール7の表面上をより多くの点で測定することにより、校正用の測定データを十分に取得することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
補正テーブル53には補正係数だけを設定しておいて、倣い走査中に押込量が正確に一定になるように制御してもよい。すると、接触部22が真球であってオフセット値を常に一定値とみなせば、接触方向に応じてオフセット値を補正する必要はない。
測定経路はマスターボールの半球部分に設定しており、逆方向で平行な方向における接触点については、内積の絶対値を計算することにより選択するとしたが、マスターボール7の全表面に渡って螺旋形状の測定経路を設定して補正データを作成してもよい。
螺旋形状である測定経路の巻き数は1回転以上であってもよいことはもちろんであり、また、測定経路の本数も2本に限らず3以上の複数本であっても良いことはもちろんである。
接触部22の形状は真球に限られず、算盤球形状や円板状であってもよい。
駆動機構12によって倣いプローブ2が移動される場合について説明したが、倣いプローブ2とマスターボール7とは相対移動でよいので、倣いプローブ2を固定してマスターボールが移動してもよい。
測定子としては、被測定物の表面に当接する接触部22を例とし、検出センサとしては、接触部22が被測定物表面から押し込まれた変位量を測定するプローブセンサを例として説明したが、測定子は被測定物表面に当接する場合に限らず、例えば、被測定物表面に対してギャップを有する状態で被測定物表面に沿って倣い走査してもよい。
例えば、測定子として、被測定物表面と静電容量結合する電極を有し、この電極の電位を一定に保った状態で被測定物表面を倣い走査する静電容量式プローブであってもよい。この場合、一例として、検出センサとしては電極の電位を検出する電位センサを利用できる。あるいは、被測定物表面に光を照射するとともに被測定物表面からの反射光を検出する光学式プローブであってもよい。例えば、被測定物表面とのギャップを光学式プローブの対物レンズの焦点距離に保って倣い走査する光学式プローブが例として挙げられる。
このような場合でも、プローブを被測定物表面に近接させていく方向によって生じる検出誤差を本発明の補正テーブルによって補正できる。
上記実施形態においては、オフセット値としては、接触部22の中心点から被測定物表面までの距離や、あるいは、見かけ上の接触部中心から被測定物表面までの距離であるとして説明したが、オフセット値の定義は特に限定されず、測定に使用する基準点のとり方によって適宜定義されればよい。例えば、測定の基準点としてプローブセンサ24の原点をとってもよい。
また、プローブの温度を測定する温度センサをプローブに備え、プローブの温度を測定した結果に基づいて、基準温度(通常は20℃)からの温度差を求め、この温度差によって補正データの温度補正を更に行うようにすれば、更に高精度な補正を行うことができる。
上記実施形態において、接触方向単位ベクトルに対して補正テーブルから補正データを選択して、この選択された補正データ(補正係数、補正半径)を用いて補正処理を行うとしたが、接触方向単位ベクトルと一致する方向が補正テーブルに存在しない場合には、補正テーブルに設定された補正データを補間して最適な補正データを求めてもよい。
例えば、接触方向単位ベクトルに近い方向を補正テーブルの測定方向からいくつか選択して、これら選択された測定方向の補正データを内挿することによって、最適な補正データを求めてもよい。
上記実施形態においては、校正用の測定データから接触方向ごとに補正係数および補正半径を算出して補正テーブルに格納する場合について説明したが、校正用の測定データを用いて作成する補正データの構造自体は何ら限定されるものではない。例えば、プローブセンサの出力値(Xp、Yp、Zp)に対して乗算される補正係数を上記実施形態のように(Kxp、Kyp、Kzp)としてもよく、あるいは補正係数は座標変換行列で表されてもよい。
本発明は、倣いプローブの校正に利用でき、倣いプローブを利用した測定システムに利用できる。
第1実施形態において、測定システムの全体構成を示す図。 第1実施形態において、接触部と被測定物との接触方向ごとに設定された補正係数および補正半径を格納した補正テーブルの構成を示す図。 第1実施形態において、マスターボールの表面上に設定した校正用の測定経路を示す図。 第1実施形態において、マスターボールを北極側(+Z方向)からみたときの測定経路を示す図。 第1実施形態において、倣いプローブの校正方法の手順を示すフローチャート。 従来の倣いプローブを用いた表面倣い測定装置である測定システムを示す図。 倣いプローブの構成を示す図。 接触部を被測定物に基準押込量Δrだけ押し込んだ状態で見かけ上の接触部中心から被測定物までのオフセット値Qを示す図。 マスターボールを多点測定するにあたり従来用いられていた測定経路を示す図。
符号の説明
1…三次元測定機、2…プローブ、3…操作部、4…モーションコントローラ、5…ホストコンピュータ、7…マスターボール、11…定盤、12…駆動機構、13…駆動センサ、21…スタイラス、22…接触部、23…支持部、24…プローブセンサ、31…ジョイスティック、41…カウンタ部、42…駆動制御回路、51…メモリ、52…倣いベクトル指令部、53…補正テーブル、54…形状解析部、55…中央処理部、56…バス、61…入力手段、62…出力手段、71…第1測定経路、72…第2測定経路、73…終点、100…測定システム、121…ビーム支持体、122…ビーム、123…コラム、124…スピンドル、131…Ym軸センサ、132…Xm軸センサ、133…Zm軸センサ、241…Xp方向センサ、242…Yp方向センサ、243…Zp方向センサ、411…駆動カウンタ、412…Ym軸カウンタ、413…Xm軸カウンタ、414…Zm軸カウンタ、415…プローブカウンタ、416…Xp方向カウンタ、417…Yp方向カウンタ、418…Zp方向カウンタ、511…サンプリングピッチ、512…基準押込量、513…輪郭データ、711…第1起点、721…第2起点、761、762、763…経路。

Claims (3)

  1. 被測定物表面に近接あるいは当接される測定子、および、前記測定子と被測定物表面との相対位置を検出する検出センサを有し、前記測定子と前記被測定物表面との相対位置を予め設定された基準位置範囲に保って倣い走査する倣いプローブの前記検出センサから出力されるセンサ出力を補正するための補正データを作成する倣いプローブの校正方法であって、
    半径および中心座標値が既知の真球であるマスターボールの表面を倣い測定する測定経路を設定する測定経路設定工程と、
    前記測定経路設定工程において設定された前記測定経路を倣い測定する測定工程と、
    前記測定工程における前記検出センサの出力値を前記測定経路上の座標値と対比して、この検出センサの出力値を補正する補正データを算出する補正データ算出工程と、を備え、
    前記測定経路設定工程にて設定される測定経路は、前記マスターボールの表面において螺旋形状である
    ことを特徴とする倣いプローブの校正方法。
  2. 請求項1に記載の倣いプローブの校正方法において、
    前記測定経路は、赤道上の任意の点を起点とし、極を終点とする螺旋形状であって、高さ方向に前記マスターボールの半径分だけ変位する間に少なくとも360度の回転角変化がある
    ことを特徴とする倣いプローブの校正方法。
  3. 請求項2に記載の倣いプローブの校正方法において、
    前記測定経路は複数本設定され、
    それぞれの測定経路の起点は、赤道上において異なる位置である
    ことを特徴とする倣いプローブの校正方法。
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