JP2017213497A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の連続噴射を可能にする。【解決手段】縦供給筒部10内に連通する供給孔95aおよび射出筒部11内に連通する連通孔104が形成され、トリガー部51の後方への移動によって、縦供給筒部10内を通過した液体が、供給孔95aを通して内部に供給される貯留シリンダ90と、貯留シリンダ90内にその中心軸線O2に沿う軸方向に移動自在に配設され、貯留シリンダ90内への液体の供給に伴い軸方向のうちの一方側に向けて移動するとともに他方側に向けて付勢される貯留プランジャ91と、を備え、外筒12と内筒13との間には、貯留プランジャ91が一方側に移動したときに、貯留シリンダ90内と容器体A内とを連通する回収通路117が設けられ、主シリンダ53には、主シリンダ53から前後方向に突出し、第1貫通孔66を通して第2貫通孔67内に嵌合され、縦供給筒部10内と主シリンダ53内とを連通する連通筒部68が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものである。
ノズルの下方に延びるトリガー部の操作により、容器体から液体を吸い上げてノズルから吐出するトリガー式液体噴出器が知られている(例えば下記特許文献1)。
従来のトリガー式液体噴出器では、容器体と連通する縦供給筒部の上部に、前方に向けて延びる射出筒部が設けられている。射出筒部の先端側にはノズルが付設されている。射出筒部の下方には、トリガー部の操作により作動するシリンダが配置されている。そして、トリガー部の操作を行うことで、縦供給筒部からシリンダ内に液体を吸い上げることができるとともに、その液体を射出筒部からノズルを経て前方に噴射(噴出)させることができる。
特許第3781904号公報
しかしながら、上記従来のトリガー式液体噴出器では、トリガー部を引くときにのみ液体が噴射される。したがって、例えば広い面積に対して液体を吹き付けるようなときには、何度もトリガー部を引く操作を繰り返す必要があり面倒である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、液体の連続噴射を可能にしたトリガー式液体噴出器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前方側に配置され、液体を噴射する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動自在に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通して前記噴出孔側に流通させるトリガー機構と、を備え、前記縦供給筒部は、外筒と、前記外筒内に嵌合される内筒と、を備え、前記トリガー機構は、前記トリガー部の移動に連動して前後方向に移動する主ピストンと、前記主ピストンの移動に伴って内部が加圧および減圧し、かつ内部が前記縦供給筒部内に連通した主シリンダと、を備えるトリガー式液体噴出器であって、前記噴出器本体は、前記縦供給筒部内に連通する供給孔および前記射出筒部内に連通する連通孔が形成され、前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が、前記供給孔を通して内部に供給される貯留シリンダと、前記貯留シリンダ内にその中心軸線に沿う軸方向に移動自在に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴い前記軸方向のうちの一方側に向けて移動するとともに他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、前記外筒と前記内筒との間には、前記貯留プランジャが前記一方側に移動したときに、前記貯留シリンダ内と前記容器体内とを連通する回収通路が設けられ、前記主シリンダには、前記主シリンダから前後方向に突出し、前記外筒に形成された第1貫通孔を通して前記内筒に形成された第2貫通孔内に嵌合され、前記縦供給筒部内と前記主シリンダ内とを連通する連通筒部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、液体が収容された容器体に装着した状態で、トリガー部を後方に引くと、主ピストンが主シリンダ内で前後方向に移動して主シリンダ内が加圧され、主シリンダ内の液体が連通筒部内を通して縦供給筒部内に供給される。この液体は、射出筒部内を通じて噴出孔から噴射される一方、供給孔を通して貯留シリンダ内にも貯留される。液体の貯留シリンダ内への貯留に伴い、貯留シリンダ内の貯留プランジャが、前記軸方向の一方側に向けて移動する。
このように、トリガー部を引く操作を行う毎に、液体を噴出孔から噴射させつつ、貯留プランジャを前記軸方向の一方側に移動させて貯留シリンダ内に液体を溜める(充填する)ことができる。
そして、トリガー部を引く操作を止めると、縦供給筒部内への液体の供給が停止するが、貯留プランジャに作用する付勢力によって、貯留プランジャが前記軸方向の他方側に向けて復元移動しはじめる。これにより、貯留シリンダ内に充填した液体が、貯留シリンダ内から連通孔および射出筒部を通して噴出孔側に向けて押し出されることで、液体を噴出孔から引き続き噴射させることができる。したがって、トリガー部を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部を操作しない場合であっても液体を噴射させることができ、液体の連続噴射を行うことができる。
なお貯留プランジャが前記軸方向の他方側に向けて復元移動する際、再びトリガー部を引かなければ、貯留プランジャは貯留シリンダにおける前記軸方向の他端まで移動するが、その前にトリガー部を引く操作を繰り返すこともできる。この場合、貯留プランジャが略一定の幅で前記軸方向の一方側への移動と他方側への移動とを繰り返し、全体としては徐々に前記軸方向の一方側へ移動する。これにより、貯留シリンダ内に徐々に液体が溜まっていく。
本発明によれば、噴出器本体に、回収通路が設けられている。したがって、貯留プランジャが軸方向の一方側に十分に移動した状態で、更に液体が貯留シリンダ内に導入されるときに、この液体を回収通路から容器体内に戻すことができる。これにより、貯留シリンダ内の圧力が過度に高くなるのを抑え、例えば、貯留シリンダの損傷などを防ぎ易くすることができる。
また、連通筒部が第2貫通孔内に嵌合されている。したがって、連通筒部の外周面と第1貫通孔の内周面との間のシール性を確保しなくても、連通筒部の外周面と第2貫通孔の内周面との間のシール性を確保することにより、縦供給筒部内の内容物が第1貫通孔を通して外部に漏出したり、縦供給筒部内と回収通路とが短絡したりするのを抑制することができる。
前記噴出器本体は、前記縦供給筒部内に配置され、前記容器体内と前記主シリンダ内との連通およびその遮断を切替える吸込弁を備え、前記吸込弁は、前記主シリンダ内が加圧されたときに閉弁し、前記縦供給筒部内を通した前記容器体内と前記主シリンダ内との連通を遮断し、前記吸込弁は、前記主シリンダ内が減圧したときに上方に向けて変位または変形することで開弁し、前記縦供給筒部内を通して前記容器体内と前記主シリンダ内とを連通し、前記連通筒部は、前記内筒内に突出し、前記連通筒部において前記内筒内に位置する部分は、前記吸込弁が開弁したときに前記吸込弁に係止し、前記吸込弁の上方への更なる変位または変形を規制する弁押さえ部として機能してもよい。
この場合、連通筒部において内筒内に位置する部分が、弁押さえ部として機能する。したがって、部品点数の増加を抑えつつ、吸込弁の過度な変位または変形を抑えることができる。
前記射出筒部は、前記貯留シリンダから前方に向けて延設され、前記噴出器本体は、前記縦供給筒部から前方に向けて延設され、前記縦供給筒部内と前記供給孔とを連通する接続筒部と、前記主シリンダと一体に形成され、前記接続筒部の前端開口を閉塞する閉塞栓と、を備えていてもよい。
この場合、閉塞栓が、主シリンダと一体に形成されているので、部品点数の増加を抑えることができる。
前記噴出器本体は、前記供給孔を通した前記接続筒部内から前記貯留シリンダ内への液体の供給を許容するとともに、前記供給孔を通した前記貯留シリンダ内から前記接続筒部内への液体の流出を規制する貯留弁を備えていてもよい。
この場合、貯留弁が、供給孔を通した貯留シリンダ内から接続筒部内への液体の流出を規制する。したがって、貯留シリンダ内の液体が噴出孔から噴出されるときに、貯留シリンダから接続筒部内への液体の流出を、貯留弁によって規制することができる。したがって、例えば、射出筒部を通して噴出孔から噴出される液体の圧力を高め易くすることが可能になり、液体を好適な形態で噴出すること等ができる。
前記接続筒部および前記貯留シリンダは、上下方向に並列して配置されて共通の隔壁を備えていてもよい。
この場合、接続筒部および貯留シリンダが、上下方向に並列して配置されて共通の隔壁を備えているので、噴出器本体の小型化を図ることができる。
本発明によれば、液体の連続噴射を可能にすることができる。
本発明に係るトリガー式液体噴出器の一実施形態を示す縦断面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器を構成する貯留シリンダを含む要部の拡大縦断面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器を構成する縦供給筒部の横断面図であって、頂壁部を下方から見た状態を示す図である。 図2に示す要部の拡大縦断面図であって、貯留ピストンを最後退位置まで後退させた状態を示す図である。
以下、本発明に係るトリガー式液体噴出器の一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体を収容する容器体Aに装着され、液体を吸上げる縦供給筒部10を有する噴出器本体2と、液体を前方に向けて噴出する噴出孔4が形成され、噴出器本体2に装着されたノズル部材3と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成型品とされている。
ここで、本実施形態では、縦供給筒部10の中心軸線を軸線O1とし、この軸線O1に沿って容器体A側を下側、その反対側を上側という。また、軸線O1に直交する一方向を前後方向といい、軸線O1方向および前後方向の双方向に直交する方向を左右方向という。
噴出器本体2は、上下方向に延在する上記縦供給筒部10と、縦供給筒部10の前方に配設され、内側が縦供給筒部10の内部に連通した射出筒部11と、を備えている。噴出器本体2は、接続筒部30と、閉塞栓31と、シリンダ用筒部40と、貯留シリンダ90と、貯留弁32と、貯留プランジャ91と、規制部98と、付勢部材33と、を更に備えている。
なお、前後方向のうち、縦供給筒部10に対して射出筒部11が位置する方向を前側或いは前方とし、その反対方向を後側或いは後方という。
縦供給筒部10は、有頂筒状の外筒12と、外筒12内に嵌合される内筒13と、を備えている。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、かつ大径部12aよりも縮径した小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結する環状連結部12cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。なお、小径部12bの上端開口部は頂壁部12dによって塞がれている。頂壁部12dには、シール筒部12eと、規制突起12fと、が設けられている。シール筒部12eおよび規制突起12fは、いずれも頂壁部12dから下方に向けて延び、かつ軸線O1と同軸に配置されている。シール筒部12eは、規制突起12fを外側から囲繞している。
内筒13は、大径部13aと、大径部13aの上方に配置され、かつ大径部13aよりも縮径した小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下端部とを連結するフランジ部13cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。小径部13bの上端部内には、前記シール筒部12eが嵌合されている。
内筒13の小径部13b内には、容器体A内に配置され、かつ容器体Aの図示しない底部に下端開口が位置するパイプ15の上部が嵌合されている。内筒13のフランジ部13cは、外筒12の環状連結部12cとの間に隙間S1を確保した状態で、外筒12の環状連結部12cよりも下方に位置している。内筒13の大径部13aにおいて、外筒12の大径部12aから下方に突出した部分には、その径方向の外側に向けて突出する環状の鍔部13dが形成されている。鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ14の上端部内に配設され、装着キャップ14の上端部をその軸線回りに回転自在に係止する。鍔部13dは、装着キャップ14と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
なお、外筒12および内筒13で構成される縦供給筒部10の軸線O1は、容器体Aの容器軸に対して後方側に偏心している。
内筒13の内周面のうちシール筒部12eよりも下方に位置し、かつパイプ15の上端よりも上方に位置する部分には、内側に向けて突出する環状のテーパ筒部35が形成されている。
このテーパ筒部35は、下方に向かうにしたがって漸次縮径している。テーパ筒部35の内側には、テーパ筒部35の内周面に離反可能に着座する球状の吸込弁36が配置されている。吸込弁36は、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、を連通および遮断する。
接続筒部30は、縦供給筒部10から前方に向けて延設されている。接続筒部30は、縦供給筒部10内に連通している。接続筒部30の後端部は、縦供給筒部10における上端部の前側に接続されている。接続筒部30の後端開口は、シール筒部12e内に開口している。
閉塞栓31は、接続筒部30の前端開口を閉塞する。閉塞栓31は、接続筒部30内に密に嵌合している。閉塞栓31には、後方に向けて突出する突出部34が設けられている。突出部34は、接続筒部30の流路断面積を減少させる。
シリンダ用筒部40は、外筒12において、接続筒部30よりも下方に位置する部分に一体形成されている。シリンダ用筒部40は、外筒12から前方に向けて突出し、前方に向けて開口している。シリンダ用筒部40は、接続筒部30と環状連結部12cとの間に配置されている。シリンダ用筒部40は、接続筒部30および環状連結部12cと上下方向に並列して配置されている。シリンダ用筒部40は、接続筒部30および環状連結部12cそれぞれと共通の隔壁W1、W2を備えている。
貯留シリンダ90には、接続筒部30内に連通する供給孔95aが形成されている。貯留シリンダ90内には、後述するトリガー部51の後方への揺動(移動)によって、縦供給筒部10内および接続筒部30内を通過した液体が、供給孔95aを通して供給される。貯留シリンダ90は、前後方向に延びるとともに接続筒部30の上方に配置されている。接続筒部30および貯留シリンダ90は、上下方向に並列して配置されて共通の隔壁W3を備えている。貯留シリンダ90は、接続筒部30、シリンダ用筒部40と平行に配置されている。なお図示の例では、貯留シリンダ90は、縦供給筒部10上にも配置されている。縦供給筒部10および貯留シリンダ90は、共通の隔壁W4を備えている。隔壁W4は、頂壁部12dによって形成されている。
図2に示すように、貯留シリンダ90は、前壁部95と、前壁部95から後方に向けて延びたシリンダ筒96と、を備え、後方に開口した筒状に形成されている。
前壁部95には、装着凹部97と、連通孔104と、が設けられている。装着凹部97は、貯留シリンダ90の中心軸線O2と同軸の環状に形成されている。装着凹部97は、前壁部95の後端面に形成されている。連通孔104は、前壁部95を前後方向から見た正面視において、装着凹部97の内側に配置されている。連通孔104は、前壁部95を前後方向に貫通している。
シリンダ筒96は、前側から後側に向けて漸次拡径する多段筒状に形成されている。シリンダ筒96は、小径の前筒部112と、大径の後筒部113と、前筒部112および後筒部113を連結する段部114と、を備えている。段部114は、前側から後側に向かうに従い漸次拡径している。後筒部113は、縦供給筒部10から後方に向けて突出している。前筒部112は、前記隔壁W3を構成している。前筒部112の後端部と、段部114と、後筒部113の前端部と、は、前記隔壁W4を構成している。
シリンダ筒96には、前記供給孔95aと、連絡溝115と、回収孔116と、が形成されている。供給孔95aは、前筒部112の前端部に設けられている。供給孔95aは、前記隔壁W3を上下方向に貫通している。供給孔95aは、突出部34を上方に向けて露出させる。連絡溝115は、前筒部112の後端部に設けられている。連絡溝115は、前筒部112の内周面に設けられている。連絡溝115は、前後方向に延び後方に向けて開口している。連絡溝115は、中心軸線O2回りに間隔をあけて複数配置されている。図2および図3に示すように、回収孔116は、段部114に配置されている。回収孔116は、前記隔壁W4を上下方向に貫通している。回収孔116は、噴出器本体2に設けられた回収通路117に連通する。図1に示すように、回収通路117は、外筒12と内筒13との間に設けられている。回収通路117は、縦供給筒部10を上下方向に縦断している。回収通路117は、内筒13の外周面に縦溝状に形成されている。回収通路117は、小径部13bを上下方向に貫通し、大径部13a内に連通している。回収通路117は、回収孔116と容器体A内とを連通する。
図2に示すように、貯留弁32は、供給孔95aを通した接続筒部30内から貯留シリンダ90内への液体の供給を許容する。貯留弁32は、供給孔95aを通した貯留シリンダ90内から接続筒部30内への液体の流出を規制する。貯留弁32は、逆止弁である。貯留弁32は、弁基部118と、弁体部119と、を備えている。弁基部118は、中心軸線O2と同軸の環状に形成されている。弁基部118は、前壁部95の後端面に配置されている。弁基部118は、装着凹部97内に装着される装着凸部120を備えている。弁体部119は、弁基部118から後方に向けて突出する筒状に形成されている。弁体部119は、弁体部119の径方向の内側に弾性変形可能とされている。弁体部119の後端部は、シリンダ筒96の内周面上に離反可能に着座する。弁体部119の後端部は、供給孔95aよりも後側に位置している。弁体部119は、供給孔95aを、貯留シリンダ90の内側から開閉自在に閉塞している。
貯留プランジャ91は、貯留シリンダ90内にその中心軸線O2に沿う前後方向(軸方向)に移動自在に配設されている。貯留プランジャ91は、貯留シリンダ90内への液体の供給に伴い前後方向のうちの後側(一方側)に向けて移動するとともに前側(他方側)に向けて付勢される。貯留プランジャ91は、摺動部材121と、受け部材122と、を備えている。摺動部材121および受け部材122は、いずれも前後方向に延びる筒状に形成されている。摺動部材121は、受け部材122に外嵌されている。摺動部材121は、例えば受け部材122よりも軟質の材料により形成することができる。
摺動部材121は、貯留プランジャ91内を前後方向に摺動する。摺動部材121は、前後方向に延びるプランジャ筒110と、プランジャ筒110の前端開口を閉塞する閉塞壁111と、を備えている。
プランジャ筒110は、前側から後側に向かうに従い漸次拡径する多段の筒状に形成されている。プランジャ筒110の外周面には、リップ部124、125が設けられている。リップ部124、125は、プランジャ筒110の周方向の全周にわたって形成されている。リップ部124、125は、シリンダ筒96の内周面上を前後方向に密に摺動する。リップ部124、125は、前後方向に間隔をあけて一対配置されている。リップ部124、125は、前側の第1リップ部124と、後側の第2リップ部125と、を備えている。第1リップ部124は、前筒部112の内周面上を摺動する。第2リップ部125は、後筒部113の内周面上を摺動する。
閉塞壁111の前端面は、弁基部118の後端面に当接している。これにより、閉塞壁111は、連通孔104を閉塞している。閉塞壁111は、弁基部118に後側に向けて離反可能に着座している。閉塞壁111の前端面には、凸部126と、凹溝127と、が形成されている。凸部126は、閉塞壁111から前方に突出している。凸部126は、弁基部118内に配置されている。凹溝127は、貯留プランジャ91の径方向に延びている。凹溝127は、前記径方向の外側に向けて開口している。閉塞壁111の前端面が弁基部118の後端面に当接した状態で、凹溝127と連通孔104との連通は遮断されている。
受け部材122の後端部は、摺動部材121から後方に向けて突出している。受け部材122には、受け座部128が設けられている。受け座部128は、受け部材122の外周面から、受け部材122の径方向に突出している。受け座部128は、受け部材122の周方向の全周にわたって延びる環状に形成されている。
規制部98は、貯留プランジャ91の後方への移動量を規制する。規制部98は、貯留シリンダ90の後端部内に装着されている。規制部98は、中心軸線O2と同軸に配置され前後方向に延びる筒状に形成されている。規制部98は、嵌合筒部129と、連結座部130と、を備えている。嵌合筒部129は、貯留シリンダ90内に嵌合されている。連結座部130は、中心軸線O2と同軸の環状に形成されている。連結座部130の外周縁部は、嵌合筒部129の後端部に連結している。連結座部130は、受け部材122の後端部と前後方向に対向している。
付勢部材33は、貯留プランジャ91を前方に向けて付勢する。付勢部材33は、貯留プランジャ91と規制部98との間に配置されている。付勢部材33の前端部は、受け座部128の後端面に配置されている。付勢部材33の後端部は、連結座部130の前端面に配置されている。付勢部材33は、貯留プランジャ91が後述する最前進位置に位置する状態で、前後方向に圧縮されていて、貯留プランジャ91を前方に向けて付勢している。付勢部材33は、コイルスプリングとされ、受け部材122の後端部に外装されている。
図1および図2に示すように、射出筒部11は、縦供給筒部10内の液体を噴出孔4に導く。射出筒部11は、貯留シリンダ90から前方に向けて延設されている。射出筒部11は、前壁部95から前方に向けて突出している。射出筒部11内は、連通孔104、弁基部118内、貯留シリンダ90内、供給孔95aおよび接続筒部30内を通して、縦供給筒部10内に連通される。
図1に示すように、噴出器本体2は、射出筒部11から下方に向けて延び、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に揺動自在(移動自在)に配置されたトリガー部51と、トリガー部51の揺動(移動)に連動して前後方向に移動する主ピストン52と、主ピストン52の移動に伴って内部が加圧および減圧する主シリンダ53と、トリガー部51を前方に付勢する弾性板部54と、縦供給筒部10、射出筒部11および貯留シリンダ90の全体を、少なくとも上方および左右方向から覆うカバー体55と、をさらに備えている。
また、上述した貯留弁32、吸込弁36、トリガー部51、主ピストン52、主シリンダ53および弾性板部54は、トリガー部51の後方への揺動(移動)によって、液体を縦供給筒部10内から射出筒部11内を通して噴出孔4側に流通させるトリガー機構50を構成する。
主シリンダ53内は、縦供給筒部10内に連通している。主シリンダ53は、前方に向けて開口する外筒部60と、外筒部60の後方開口部を塞ぐ後壁部61と、後壁部61の中央部分から前方に向けて突設されるとともに前端が閉塞されたピストンガイド62と、を備えている。主シリンダ53には、前記閉塞栓31が一体に形成されている。
ピストンガイド62は、内側が後方に開口しており、この開口内にシリンダ用筒部40における後壁(外筒12の小径部12b)から前方に向けて突設された嵌合突部41が嵌合されている。
外筒部60は、シリンダ用筒部40の内側に嵌合されている。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面とは、前後方向の両端部において密接している。その一方、シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部に、環状の隙間S2が確保されている。
外筒部60には、外筒部60の内側と上記隙間S2とを連通させる第1通気孔63が形成されている。外筒12の環状連結部12cには、上記隙間S2と、外筒12の環状連結部12cと内筒13のフランジ部13cとの間に画成された隙間S1と、を連通させる第2通気孔64が形成されている。さらに、内筒13のフランジ部13cには、上記隙間S1と、内筒13の大径部13aおよび装着キャップ14の内側と、を連通させる第3通気孔65が形成されている。
主シリンダ53には、連通筒部68が設けられている。連通筒部68は、主シリンダ53から後方(前後方向)に突出している。連通筒部68は、主シリンダ53の後壁部61においてピストンガイド62の上方に位置する部分に配置されている。連通筒部68は、外筒12および内筒13に一体に挿通されている。外筒12には、第1貫通孔66が形成され、内筒13には、第2貫通孔67が形成されている。連通筒部68は、第1貫通孔66を通して第2貫通孔67内に嵌合されていて、これにより、内筒13が外筒12から下方に抜け出てしまうことが規制されている。連通筒部68は、第1貫通孔66内および第2貫通孔67内それぞれに密に嵌合している。連通筒部68は、縦供給筒部10内と主シリンダ53内とを連通している。連通筒部68内は、内筒13内のうち、シール筒部12eと吸込弁36との間に位置する空間に連通している。
これにより、主シリンダ53の内側は、連通筒部68内を通じて、内筒13内のうち、シール筒部12eと吸込弁36との間に位置する空間に連通している。したがって、吸込弁36は、容器体A内と主シリンダ53内との連通およびその遮断を切替える。なお吸込弁36は、主シリンダ53内が加圧されたときに閉弁し、縦供給筒部10内を通した容器体A内と主シリンダ53内との連通を遮断する。また吸込弁36は、主シリンダ53内が減圧したときに上方に向けて変位することで開弁し、縦供給筒部10内を通して容器体A内と主シリンダ53内とを連通する。
連通筒部68は、内筒13内に突出している。連通筒部68において内筒13内に位置する部分は、弁押さえ部68aとして機能する。弁押さえ部68aは、吸込弁36が開弁したときに吸込弁36に係止し、吸込弁36の上方への更なる変位を規制する。
主ピストン52は、トリガー部51に連結される円柱状の連結部70と、連結部70よりも後方に位置し、連結部70よりも大径とされたピストン筒71と、を備え、全体として後方に開口した筒状に形成されている。
なお、主シリンダ53および主ピストン52は、前後方向に沿って延びる図示しない共通の軸線上に配置されている。
ピストン筒71は、後方に向けて開口し、かつ内部にピストンガイド62が挿入されるピストン本体部72と、ピストン本体部72の後端部からその径方向の外側に向けて突出し、かつ外筒部60の内周面に密に摺接する摺動筒部73と、を備えている。
ピストン本体部72は、内径がピストンガイド62の外径よりも大きく形成されている。図示の例では、ピストン本体部72の内周面とピストンガイド62の外周面との間には若干の隙間があいている。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方および後方に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状に形成され、前後方向の両端部に位置する摺接部73aが外筒部60の内周面に対して摺接する。
主ピストン52の連結部70は、後述する連結軸86を介してトリガー部51に連結されている。これにより、主ピストン52は、トリガー部51とともに弾性板部54の付勢力によって前方に付勢されているとともに、トリガー部51の後方への移動に伴って後方に移動して主シリンダ53内に押し込まれる。
また、トリガー部51が最前方揺動位置(最前方移動位置)にあるときに、主ピストン52の摺動筒部73は第1通気孔63を閉塞している。そして、トリガー部51の後方への揺動によって主ピストン52が所定量だけ後方移動したときに、摺動筒部73が第1通気孔63を開放する。これにより、容器体Aの内部は、第3通気孔65、第2通気孔64および第1通気孔63を通じて外部に連通する。
トリガー部51は、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する前面を有する主板部材80と、主板部材80の左右の側縁部から後方に向けて起立する一対の側板部材81と、を備えている。
一対の側板部材81の上端部には、射出筒部11の側方に至るまで上方に延出し、射出筒部11を左右方向から挟み込む一対の連結板82が形成されている。一対の連結板82には、左右方向の外側に向けて回転軸部83が突設されている。これら回転軸部83は、射出筒部11の上方を覆う上板部材84に設けられた軸受け部に回動可能に支持されている。上板部材84は、後述する装着筒92を介して射出筒部11上に配置されている。
これにより、トリガー部51は、回転軸部83を中心に前後方向に揺動可能とされている。
トリガー部51には、主板部材80を前後方向に貫通する開口部51aが形成されているとともに、開口部51aの周縁部から後方に向けて延びるように連結筒85が形成されている。
連結筒85の内周面のうち後方側に位置する部分には、連結筒85の内側に向けて左右方向に沿って突出した一対の連結軸86が形成されている。これら連結軸86は、主ピストン52の連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51と主ピストン52とは、互いに連結されている。
なお、主ピストン52の連結部70は、連結軸86に対してその軸線回りに回動可能とされ、かつ上下方向で所定量だけ移動可能に連結されている。これにより、トリガー部51の前後方向への揺動に伴って、主ピストン52は前後移動可能とされている。
射出筒部11の上面には、水平板状の上記上板部材84が取り付けられている。上板部材84の左右両側には、左右方向から見た側面視で前方に凸の円弧状に形成され、かつ射出筒部11の下方まで延びる上記弾性板部54がそれぞれ一体的に形成されている。弾性板部54は、左右方向から見た側面視で互いに同心の円弧状に形成され、前後に並ぶ一対の板ばねを備えている。
一対の板ばねのうち、前側に位置する板ばねが主板ばね54aとされ、後側に位置する板ばねが副板ばね54bとされている。
これら主板ばね54aおよび副板ばね54bの下端部は、円弧状の折返し部54cを介して一体的に接続されている。折返し部54cには、下方に向けて係止片54dが突設されており、この係止片54dがトリガー部51における側板部材81に形成されたポケット部81aに上方から差し込まれて係合している。
これにより、弾性板部54は、係止片54dおよびポケット部81aを介してトリガー部51を前方に向けて付勢している。
トリガー部51の主板部材80の上端部は、弾性板部54による付勢によって後述する規制壁123の下端部に対して後方から当接している。これにより、トリガー部51は最前方揺動位置に位置決めされている。
なお、最前方揺動位置からトリガー部51が後方に引かれると、弾性板部54が係止片54dを介して折返し部54cを後方に移動させるように弾性変形する。このとき、弾性板部54は、主板ばね54aよりも副板ばね54bが大きく弾性変形する。
なお、係止片54dは、トリガー部51が後方に引かれた場合であっても、ポケット部81aから上方に抜け出しつつもトリガー部51が最後方揺動位置(最後方移動位置)に至るまでポケット部81aへの係合状態を維持する。
ノズル部材3は、噴出器本体2の前方側に配置されている。ノズル部材3は、ノズル板105と、装着筒92と、規制壁123と、挿入部201と、ノズル軸部100と、囲繞筒101と、を備えている。
ノズル板105の表裏面は、前後方向を向く。ノズル板105は、射出筒部11の前端開口を前方から覆う。ノズル板105は、射出筒部11の前端開口縁に配置されている。装着筒92は、ノズル板105から後方に向けて突出している。装着筒92は、射出筒部11に密に外嵌されている。ノズル板105には、接続孔106が形成されている。接続孔106は、ノズル板105を前後方向から見た平面視において装着筒92の内側に配置されている。規制壁123は、装着筒92から下方に向けて突設されている。規制壁123の下端部が、トリガー部51の主板部材80の上端部に対して前方から当接することで、規制壁123が、トリガー部51を最前方揺動位置に位置決めしている。
挿入部201は、後方に向けて延在している。挿入部201は、射出筒部11内における前後方向のほぼ全長にわたって挿入されている。挿入部201は、射出筒部11の内部空間のうち上側部分に僅かな隙間S3を確保するように、射出筒部11内に挿入されている。これにより、射出筒部11内の空間容積を小さくすることができる。隙間S3は、接続孔106に連通している。
ノズル軸部100および囲繞筒101は、ノズル板105から前方に向けて突出している。囲繞筒101は、ノズル軸部100を外側から囲んでいる。囲繞筒101は、ノズル軸部100よりも前方に向けて僅かに突出している。ノズル軸部100と囲繞筒101との間には、環状の流通路102が形成されている。ノズル軸部100には、前方に向けて開口する噴出孔4が形成されたノズルキャップ103が装着され、流通路102と噴出孔4とが連通している。流通路102は、接続孔106に連通している。
これにより、貯留シリンダ90の内部は、連通孔104、射出筒部11内、接続孔106および流通路102を通じて噴出孔4に連通している。つまり、連通孔104は、貯留シリンダ90の内部と噴出孔4とを連通している。
なお、図2に示すような、閉塞壁111の前端面が、弁基部118の後端面に当接しているときの貯留プランジャ91の位置を最前進位置とする。貯留プランジャ91が最前進位置に配置されている場合には、貯留シリンダ90内に液体がほとんど収容されていないうえ、貯留シリンダ90内と連通孔104との連通が遮断されている。
図4に示すように、貯留プランジャ91が後側(軸方向の一方側)に向けて移動し、貯留プランジャ91が規制部98に前側(軸方向の他方側)から当接すると、貯留プランジャ91のこれ以上の後側に向けた移動が規制される。このときの貯留プランジャ91の位置を最後退位置とする。貯留プランジャ91が最後退位置に達している場合には、受け部材122の後端部が連結座部130に当接し、貯留シリンダ90内に液体が最大量収容されている。
(トリガー式液体噴出器の作用)
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。
なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10から液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
トリガー部51を弾性板部54の付勢力に抗して後方に引くと、トリガー部51の後方移動に伴って主ピストン52が後退するので、主シリンダ53内の液体を、連通筒部68内を通じて縦供給筒部10の内筒13に導入することができる。すると、内筒13に導入された液体は、吸込弁36を押し下げて閉弁させるとともに、接続筒部30を通して供給孔95aに供給され、貯留弁32を押し上げて開弁させる。これにより、液体を貯留シリンダ90内に導入することができる。そして、貯留プランジャ91を最前進位置から後方に移動させることができ、閉塞壁111の前端面を、弁基部118の後端面から離間させて、連通孔104を開放することができる。
したがって、連通孔104、射出筒部11内、および流通路102を通じて液体を噴出孔4に導き、噴出孔4から前方に向けて液体を噴射させることができ、これと同時に貯留プランジャ91を後方に向けて移動させることができる。
このように、トリガー部51を後方に引く操作を行う毎に、液体を噴出孔4から噴射させることができるとともに、貯留プランジャ91を後方に移動させて、貯留シリンダ90内に液体を溜める(充填する)ことができる。液体の貯留シリンダ90への導入に伴い、貯留シリンダ90内の貯留プランジャ91が、付勢部材33を前後方向に弾性的に圧縮変形させながら後側(軸方向の一方側)に移動する。これにより、貯留プランジャ91に対して付勢部材33から前側に向けた付勢力が作用する。
そして、トリガー部51を引く操作を止めて該トリガー部51を解放すると、弾性板部54の弾性復元力によってトリガー部51が前方に付勢されて元の位置に復帰するので、これに伴って主ピストン52が前方移動する。そのため、主シリンダ53内に負圧が生じ、この負圧によってパイプ15を通じて容器体A内の液体を縦供給筒部10に吸い上げることができる。
すると、新たに吸い上げられた液体は、吸込弁36を押し上げて開弁させ、主シリンダ53内に導入される。これにより、次の噴射に備えることができる。なお、貯留弁32は閉弁している。また、吸込弁36の上方への移動量は、弁押さえ部68aによって規制される。
このとき、接続筒部30から貯留シリンダ90内への液体の供給は停止するものの、付勢部材33の付勢力によって、貯留プランジャ91が最前進位置に向けて前方移動(軸方向の他方側に向けて復元移動)しはじめる。このとき、貯留シリンダ90内から接続筒部30内への液体の流出は、貯留弁32によって規制される。これにより、貯留シリンダ90内に溜まった液体を、連通孔104、射出筒部11内、および流通路102を通じて噴出孔4に導き、噴出孔4を通じて前方に液体を噴射させることができる。
このように、トリガー部51を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部51を操作しない場合であっても液体を噴射させることができ、液体の連続噴射を行うことができる。
特に、貯留シリンダ90に、噴出孔4に連通する連通孔104と、射出筒部11内に連通する供給孔95aと、がそれぞれ形成され、さらに貯留プランジャ91が連通孔104を直接的に塞いでいるので、接続筒部30から貯留シリンダ90に至る経路の空間容積(経路が占める内部容積)を制約少なく容易に小さくすることができる。したがって、トリガー部51を操作した際、液体を接続筒部30内から貯留シリンダ90内に直ちに導入することができ、貯留シリンダ90内の圧力を速やかに上昇させて、貯留プランジャ91を直ちに後方移動させ易い。そのため、プライミング回数を抑えながら速やかに液体を噴射させることができる。したがって、使い勝手が良く、操作性に優れている。
また、挿入部201によって、射出筒部11内における空間容積が小さくなっているので、射出筒部11内の圧力を速やかに上昇させ、液体を高い噴射圧で噴射させることができる。
さらに、貯留プランジャ91が連通孔104を直接的に塞いでいるので、貯留シリンダ90の内圧が所定値を超えない限り、液体が噴射されることがない。したがって、高圧弁等を別途設けなくても適正な圧力(噴射圧)で液体を噴射させることができるとともに、構成の簡略化を図り易い。しかも、付勢部材33の付勢力によって前方付勢される貯留プランジャ91を後方移動させることで蓄圧できるので、液体を噴射する際に、液体に圧力をさらに加えた状態で噴射することができる。
また、未使用時に、噴出孔4から液漏れすることを効果的に抑制することができる。
なお、貯留プランジャ91の前進時、再びトリガー部51を引く操作を行わない限り、貯留プランジャ91は最前進位置(貯留シリンダ90における軸方向の他端)まで移動するが、その前にトリガー部51を引く操作を繰り返し行っても良い。
この場合、貯留プランジャ91は、後退と前進とを繰り返しながらも、全体としては徐々に後方に移動する。これにより、貯留シリンダ90内に徐々に液体を溜めることができる。そして、貯留プランジャ91を例えば最後退位置まで移動させることで、貯留プランジャ91が最後退位置から最前進位置に移動するまでの長時間に亘って、液体を連続噴射することができる。
また図4に示すように、貯留プランジャ91が最後退位置に位置する状態では、第1リップ部124が連絡溝115上に位置する。このとき、前筒部112内が連絡溝115を通して回収孔116に連通し、貯留シリンダ90内と容器体A内とが、回収孔116および回収通路117を通して連通する。したがって、貯留プランジャ91が後側に十分に移動した状態で、更に液体が貯留シリンダ90内に導入されるときに、この液体を回収通路117から容器体A内に戻すことができる。これにより、貯留シリンダ90内の圧力が過度に高くなるのを抑え、例えば、貯留シリンダ90の損傷などを防ぎ易くすることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、連通筒部68が第2貫通孔67内に嵌合されている。したがって、連通筒部68の外周面と第1貫通孔66の内周面との間のシール性を確保しなくても、連通筒部68の外周面と第2貫通孔67の内周面との間のシール性を確保することにより、縦供給筒部10内の内容物が第1貫通孔66を通して外部に漏出したり、縦供給筒部10内と回収通路117とが短絡したりするのを抑制することができる。
また、連通筒部68が第1貫通孔66を通して第2貫通孔67内に嵌合されることにより、内筒13が外筒12から下方に抜け出てしまうことが規制されている。これにより、トリガー式液体噴出器1の組み立て性を向上させることができる。
また、連通筒部68において内筒13内に位置する部分が、弁押さえ部68aとして機能する。したがって、部品点数の増加を抑えつつ、吸込弁36の過度な変位を抑えることができる。
また、貯留弁32が、供給孔95aを通した貯留シリンダ90内から接続筒部30内への液体の流出を規制する。したがって、貯留シリンダ90内の液体が噴出孔4から噴出されるときに、貯留シリンダ90から接続筒部30内への液体の流出を、貯留弁32によって規制することができる。したがって、例えば、射出筒部11を通して噴出孔4から噴出される液体の圧力を高め易くすることが可能になり、液体を好適な形態で噴出すること等ができる。
また閉塞栓31が、主シリンダ53と一体に形成されているので、部品点数の増加を抑えることができる。
また、接続筒部30および貯留シリンダ90が、上下方向に並列して配置されて共通の隔壁W3を備えているので、噴出器本体2の小型化を図ることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
接続筒部30および貯留シリンダ90が、共通の隔壁W3を備えていなくてもよい。縦供給筒部10および貯留シリンダ90が、共通の隔壁W4を備えていなくてもよい。
前記実施形態では、貯留プランジャ91は、貯留シリンダ90内への液体の供給に伴い後方に移動するが、本発明はこれに限られない。例えば、貯留プランジャ91が、貯留シリンダ90内への液体の供給に伴い前方に移動する構成を採用することも可能である。さらに、貯留シリンダ90の中心軸線O2が、前後方向とは異なる方向に延びていて、貯留プランジャ91が、その中心軸線O2に沿う軸方向(前後方向とは異なる方向)に移動する構成を採用することもできる。
前記実施形態では、付勢部材33から作用する付勢力を利用して貯留プランジャ91を復元移動させているが、本発明はこれに限られない。付勢部材33からの付勢力に加え、または、この付勢力に代えて、以下に示す構成を採用することも可能である。すなわち、噴出器本体2が、貯留プランジャ91に連結され、貯留プランジャ91の前記軸方向の移動に連係する負圧プランジャと、前記軸方向に沿って延びるとともに前記軸方向の他端開口と外部の連通が遮断され、内部に前記負圧プランジャが前記軸方向の一方側に向けて移動自在に収容された負圧シリンダと、を備える構成を採用することができる。この場合、液体の貯留シリンダ90内への導入に伴い、貯留シリンダ90内の貯留プランジャ91が、負圧シリンダ内の負圧プランジャとともに前記軸方向の一方側に向けて移動する。この際、負圧シリンダ内のうち、負圧プランジャより前記軸方向の他方側に位置する密閉空間が負圧になる。これにより、負圧プランジャおよび貯留プランジャ91に対して前記軸方向の他方側に向けた付勢力が作用する。その結果、この付勢力を利用して貯留プランジャ91を復元移動させることができる。
この態様によれば、貯留プランジャ91を復元移動させるときに、負圧シリンダ内の負圧を利用するので、例えば、付勢部材33など他の部材から作用する付勢力を利用しなくても、貯留プランジャ91を復元移動させることができる。これにより、構造の簡素化を図りつつ、貯留プランジャ91に推力を付与することができる。なお、付勢部材33を使用しないことで、トリガー式液体噴出器を合成樹脂材料のみによって形成することも可能になる。
前記実施形態では、トリガー部51が後方に揺動自在とされていたが、トリガー部51が後方に移動する形態を適宜採用することが可能である。例えば、トリガー部51が後方に向けてスライド移動自在とされている等してもよい。
前記実施形態では、射出筒部11が貯留シリンダ90から前方に向けて延設されているが、本発明はこれに限られない。また前記実施形態では、供給孔95aおよび連通孔104が別々に形成されているが、供給孔95aが連通孔104を兼ねていてもよい。さらに、接続筒部30や閉塞栓31、貯留弁32がなくてもよい。
例えば、射出筒部11が縦供給筒部10から前方に向けて延びていて、貯留シリンダ90が射出筒部11の上方に配置されていてもよい。なお、この構成において、貯留弁32がなくて供給孔95aが連通孔104を兼ねている場合、トリガー部51を後方に移動させるときに、縦供給筒部10から射出筒部11を通して噴出孔4に内容物を流通させつつ、縦供給筒部10から供給孔95aを通して貯留シリンダ90内に内容物を供給することができる。そしてトリガー部51の後方への移動を停止したときに、貯留シリンダ90内の内容物を、供給孔95a(連通孔104)および射出筒部11を通して噴出孔4に流通させることができる。
前記実施形態では、吸込弁36が、球状のボール弁であり、吸込弁36が変位することで開閉を切り替えるが、本発明はこれに限られない。例えば、吸込弁36が弾性変形可能に形成され、上方に向けて変形する構成を採用することも可能である。この場合、吸込弁36が、主シリンダ53内が減圧したときに上方に向けて変形することで開弁し、弁押さえ部68aが、開弁した吸込弁36に係止して吸込弁36の上方への更なる変形を規制する構成を採用することができる。
連通筒部68が内筒13内に突出しなくてもよい。この場合、例えば、規制突起12fを、弁押さえ部68aとして機能させることができる。
前記実施形態では、噴出孔4が、前方に向けて液体を噴射するが、本発明はこれに限られず、前方とは異なる方向に液体を噴出してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 トリガー式液体噴出器
2 噴出器本体
3 ノズル部材
4 噴出孔
10 縦供給筒部
11 射出筒部
30 接続筒部
31 閉塞栓
32 貯留弁
50 トリガー機構
51 トリガー部
52 主ピストン
53 主シリンダ
66 第1貫通孔
67 第2貫通孔
68 連通筒部
68a 弁押さえ部
90 貯留シリンダ
91 貯留プランジャ
95a 供給孔
104 連通孔
117 回収通路
A 容器体
A1 口部
W3 隔壁

Claims (5)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体の前方側に配置され、液体を噴射する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動自在に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通して前記噴出孔側に流通させるトリガー機構と、を備え、
    前記縦供給筒部は、外筒と、前記外筒内に嵌合される内筒と、を備え、
    前記トリガー機構は、
    前記トリガー部の移動に連動して前後方向に移動する主ピストンと、
    前記主ピストンの移動に伴って内部が加圧および減圧し、かつ内部が前記縦供給筒部内に連通した主シリンダと、を備えるトリガー式液体噴出器であって、
    前記噴出器本体は、
    前記縦供給筒部内に連通する供給孔および前記射出筒部内に連通する連通孔が形成され、前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が、前記供給孔を通して内部に供給される貯留シリンダと、
    前記貯留シリンダ内にその中心軸線に沿う軸方向に移動自在に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴い前記軸方向のうちの一方側に向けて移動するとともに他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、
    前記外筒と前記内筒との間には、前記貯留プランジャが前記一方側に移動したときに、前記貯留シリンダ内と前記容器体内とを連通する回収通路が設けられ、
    前記主シリンダには、前記主シリンダから前後方向に突出し、前記外筒に形成された第1貫通孔を通して前記内筒に形成された第2貫通孔内に嵌合され、前記縦供給筒部内と前記主シリンダ内とを連通する連通筒部が設けられていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  2. 前記噴出器本体は、前記縦供給筒部内に配置され、前記容器体内と前記主シリンダ内との連通およびその遮断を切替える吸込弁を備え、
    前記吸込弁は、前記主シリンダ内が加圧されたときに閉弁し、前記縦供給筒部内を通した前記容器体内と前記主シリンダ内との連通を遮断し、
    前記吸込弁は、前記主シリンダ内が減圧したときに上方に向けて変位または変形することで開弁し、前記縦供給筒部内を通して前記容器体内と前記主シリンダ内とを連通し、
    前記連通筒部は、前記内筒内に突出し、
    前記連通筒部において前記内筒内に位置する部分は、前記吸込弁が開弁したときに前記吸込弁に係止し、前記吸込弁の上方への更なる変位または変形を規制する弁押さえ部として機能することを特徴とする請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記射出筒部は、前記貯留シリンダから前方に向けて延設され、
    前記噴出器本体は、
    前記縦供給筒部から前方に向けて延設され、前記縦供給筒部内と前記供給孔とを連通する接続筒部と、
    前記主シリンダと一体に形成され、前記接続筒部の前端開口を閉塞する閉塞栓と、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器。
  4. 前記噴出器本体は、前記供給孔を通した前記接続筒部内から前記貯留シリンダ内への液体の供給を許容するとともに、前記供給孔を通した前記貯留シリンダ内から前記接続筒部内への液体の流出を規制する貯留弁を備えていることを特徴とする請求項3に記載のトリガー式液体噴出器。
  5. 前記接続筒部および前記貯留シリンダは、上下方向に並列して配置されて共通の隔壁を備えていることを特徴とする請求項3または4に記載のトリガー式液体噴出器。
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