JP7394723B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Description
この種のトリガー式液体噴出器として、例えば下記特許文献1に示されるように、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備えたトリガー式液体噴出器が知られている。
ノズル部材は、射出筒部に装着されることで噴出器本体に対して組み合わされている。
そのため、トリガー部に加えられる前方付勢力に起因して、ノズル部材を上方に押上げるような応力がノズル部材に加わったとしても、ノズル部材の上方への変位を抑制することができる。従って、第1係止部と第2係止部とを適切に係止させた状態を維持することができると共に、射出筒部と装着筒部との間に例えばがたつき或いは緩み等が生じることを抑制することができる。従って、噴出器本体に対してノズル部材を強固に組付けることができ、耐久性の向上化を図ることができると共に安定した噴出性能を維持することができる。さらに、比較的に高い温度環境下での使用や保管等にも対応することができ、利便性を高めることができる。
なお、貯留シリンダ内への液体の充填後、トリガー部の操作を停止すると、縦供給筒部内を通じた貯留シリンダ内への液体の供給が停止するが、貯留プランジャが軸方向の他方側に向けて復元移動しはじめる。これにより、貯留シリンダ内に充填した液体を、貯留シリンダ内から射出筒部を通じて噴出孔側に向けて押し出すことができ、噴出孔から噴出させることができる。従って、液体の連続噴出を行うことが可能となる。
しかしながら、このような場合であっても、先に述べたようにノズル部材の上方に向けた変位を抑制することができるので、噴出器本体に対するノズル部材の組付けを強固に維持しながらトリガー部の操作を行うことができる。
なお、トリガー部の上端部がノズル部材に軸支されていることで、付勢部材による前方付勢力(弾性復元力)に起因して、ノズル部材を上方に押上げるような応力がさらに加わり易い。しかしながら、先に述べたように、上方に向けたノズル部材の変位を抑制することができるので、噴出器本体に対するノズル部材の強固な組付けを維持しながら、トリガー部の操作を行うことができる。それに加え、比較的に高い温度環境下での使用や保管等にも適切に対応することができる。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ、合成樹脂を用いた成形品とされている。
噴出器本体2は、縦供給筒部10と、装着キャップ14と、射出筒部11と、トリガー機構50と、貯留シリンダ90と、支持部材60と、貯留プランジャ80と、付勢部材81と、ボール弁(第1逆止弁)19、貯留弁(第2逆止弁)20と、カバー体100と、を主に備えている。
また、本実施形態において後方は、貯留シリンダ90の中心軸線に沿う軸方向のうちの一方側に相当し、前方は貯留シリンダ90の中心軸線に沿う軸方向のうちの他方側に相当する。ただし、軸線O2に沿う軸方向は、前後方向と一致していなくても良い。
具体的に回収通路17は、内筒13の小径部13bの外周面に形成された縦溝とされている。回収通路17は、小径部13bにおける上下方向の全長に亘って設けられ、下端部が大径部13a内に開口している。これにより、回収通路17は、容器体A内と連通している。
接続筒部30は、前方に開口し、後方が閉塞された有底筒状に形成されている。接続筒部30の底部31は、外筒12の上端部と一体に形成されている。底部31には、底部31を前後方向に貫通する貫通孔31aが形成されている。
なお、接続筒部30の内径は、内筒13の内径以上となっている。また接続筒部30の前端部内には、閉塞栓32が密に嵌合されている。
栓本体32aは、前方に向けて開口し、且つ後方が閉塞された有底筒状に形成され、接続筒部30の前端部内に密に嵌合されている。これにより、閉塞栓32は、接続筒部30の前端開口部を閉塞している。
フランジ部32bは、栓本体32aの前端開口縁から外側に張り出している。フランジ部32bは、栓本体32aが接続筒部30に装着された状態において、接続筒部30の前端開口縁に前方から突き当たっている。
シリンダ用筒部40は、外筒12の小径部12bから前方に向けて突出すると共に、前方に向けて開口している。なお、シリンダ用筒部40の下端部の後側部分は、外筒12の環状連結部12cと一体に形成されている。
上側リブ45は、シリンダ用筒部40と接続筒部30との間に架け渡されるように形成されている。この際、上側リブ45は、例えばシリンダ用筒部40の直上を回避した位置で、シリンダ用筒部40の軸線回りの周方向に間隔をあけて一対設けられている。各上側リブ45は、下端がシリンダ用筒部40の外周面に接続され、上端が接続筒部30の外周面に接続された状態で前後方向に延びている。
なお、上側リブ45はシリンダ用筒部40の直上に設けられていても良く、また下側リブ46はシリンダ用筒部40の直下に設けられていても良い。
嵌合筒部41は、シリンダ用筒部40と同軸に配設されている。なお、嵌合筒部41の前端部は、シリンダ用筒部40の前端部よりも後方に位置している。
一対の側板部材51bの上端部には、ノズル部材3の側方に至るまで上方に延出し、ノズル部材3を左右方向から挟み込む一対の連結板51cが形成されている。一対の連結板51cには、左右方向の外側に向けて回転軸部55が突設されている。これら回転軸部55は、ノズル部材3の側方に設けられた軸受部56に回動可能に支持されている。
これにより、トリガー部51は、回転軸部55を中心に前後方向に揺動可能に支持されている。
なお、位置決め片53fは、外筒部53aの直上に配置されている場合に限られるものではなく、例えば外筒部53aの直下に配置され、一対の下側リブ46の間に挿入されていても構わない。
連通筒部53dが嵌合された貫通孔は、内筒13の小径部13b内のうち、弁座部13eと支持筒部16との間に位置する部分に開口している。従って、支持筒部16の上端開口縁に離反可能に着座したボール弁19は、容器体A内と主シリンダ53内との連通及びその遮断を切り替えることが可能とされている。
ボール弁19の上方には、貯留弁20が配置されているため、貯留弁20によってボール弁19の上方への過度の変位が規制される。なお、ボール弁19は、連通筒部53dの後端部によって、上方への過度の変位が規制されてもよい。
ピストンガイド53cは、嵌合筒部41と同軸に配設されている。ピストンガイド53cの後端部における外周面には、環状の窪み部53eが形成されている。
主ピストン52は、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成され、主シリンダ53と同軸に配設されている。なお、主ピストン52は、トリガー部51における上下方向の中間部に係止されている。
主ピストン52は、後方に開口して内部にピストンガイド53cが挿入されたピストン本体部52aと、ピストン本体部52aの後端部からその径方向の外側に向けて突出し、且つ外筒部53aの内周面に摺接する摺動筒部52bと、を有している。
ピストン本体部52aの後端部には、その径方向の内側に向けて突出し、ピストンガイド53cの外周面に対して摺接する環状の内側リップ部52cが形成されている。これにより、内側リップ部52cとピストンガイド53cの外周面との間に、シール性が確保されている。
なお、内側リップ部52cは、主ピストン52が最後方位置に位置したときに窪み部53eに達する。
このことによって、容器体Aの内部は、内筒13の環状連結部13cに形成された第3通気孔13g、隙間S1、第2通気孔12f、隙間S2及び第1通気孔53gを通じてトリガー式液体噴出器1の外部に連通することが可能とされている。
コイルばね54は、ピストンガイド53cの内部とピストン本体部52aの内部とに跨って配置されている。コイルばね54の後端部は、嵌合筒部41の前端部を囲んだ状態で、ピストンガイド53cの底部(後壁部53b)に支持されている。コイルばね54の前端部は、ピストン本体部52a内に形成された後方を向く段面に支持されている。
ストッパTは、トリガー部51及び主シリンダ53のそれぞれに当接することで、トリガー部51の後方への揺動を規制する規制部材である。なお、使用者は、取り外したストッパTを廃棄しても構わないし、トリガー式液体噴出器1の使用が終了した後に再びストッパTを取り付けてトリガー部51の後方への揺動を規制しても構わない。
段部98は、前方から後方に向かうに従い拡径している。前筒部96と段部98との接続部分には、外筒12の頂壁部12dが接続されている。後筒部97は、縦供給筒部10よりも後方に位置している。
供給孔91は、前筒部96における前端部の下側部分に形成され、接続筒部30内において栓本体32aより後方に位置する部分に開口している。これにより、貯留シリンダ90内には、縦供給筒部10内及び接続筒部30内を通過した液体が供給孔91を通じて供給される。
回収孔99は、前筒部96と段部98との接続部分、及び外筒12の頂壁部12dを一体に上下方向に貫通している。回収孔99は、縦供給筒部10に設けられた回収通路17の上端部に向けて開口している。これにより、回収孔99は、回収通路17を通じて容器体A内に連通している。なお、回収孔99の前端部に、複数の連絡溝94のうち下側に位置する連絡溝94の後端部が開口している。
支持壁部62には、前方に向けて突出した係止突起63が形成されている。係止突起63は、軸線O2回りに間隔をあけて複数設けられ、後筒部97に形成された係止凹部97a内に前方から係止されている。これにより、固定筒部61は、貯留シリンダ90からの後方への抜けが規制されている。
プランジャ筒25の外周面には、全周に亘って前側リップ部25a及び後側リップ部25bが突設されている。
そして、上記隙間に、前側リップ部25aの内側、及び貯留シリンダ90に形成された供給孔91が開口している。従って、上記隙間は、縦供給筒部10内を通過した液体が貯留され、且つ液体の供給によって貯留プランジャ80が後方に向けて移動することで拡張する貯留空間90aとして機能する。
突出部26aは、軸線O2と同軸に配設された円錐台状に形成され、後方から前方に向かうに従って外径が小さくなっている。これにより、突出部26aの外周面が連通孔95の後端部内に当接することで、連通孔95が閉塞されている。
受け筒34は、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成されており、プランジャ筒25の内側に配置されている。受け筒34の後側部分は、プランジャ筒25の後端開口部よりも後方に突出すると共に、シリンダ筒93の後筒部97内に進出している。受け筒34の外径は、後筒部97の内径よりも小さくなっている。これにより、受け筒34の後側部分の外周面と後筒部97の内周面との間には、環状の隙間が設けられている。そして、上記隙間に付勢部材81の前側部分が差し込まれている。
なお、付勢部材81は、軸線O2と同軸に配設された金属製のコイルばねとされている。ただし、この場合に限定されるものではなく、例えば付勢部材81として樹脂製のばねを用いても良いし、その他の弾性を有する部材を用いても構わない。
貯留弁20は、縦供給筒部10内から貯留シリンダ90内への液体の供給を許容すると共に、貯留シリンダ90内から縦供給筒部10内への液体の流出を規制する逆止弁とされている。具体的に貯留弁20は、内筒13の上端部内に固定された固定部21と、弁座部13eの上面に配置された弁本体部22と、固定部21と弁本体部22とを連結する弾性変形部23と、を有している。
弁本体部22は、上下方向に延びる柱状に形成され、連通筒部53dの後端開口に対して前後方向に対向している。弁本体部22の下端面は、ボール弁19に対して上下方向に対向している。
弁本体部22の外周面において、連通筒部53dより上方に位置する部分には、弁座部13eの上面に上方に離反可能に配置されたフランジ状の弁板部22aが形成されている。弾性変形部23は、上下方向に弾性変形可能に形成されている。弾性変形部23は、主シリンダ53内が加圧されたときに、弁本体部22が上方に変位することで、上方に向けて圧縮変形する。これにより、弁板部22aが弁座部13eから上方に離反し、縦供給筒部10内から貯留シリンダ90内への液体の供給を許容することが可能とされている。
第1連結プレート110は、貯留シリンダ90における前壁部92の上端部から前方に向けて延びるプレート状に形成されている。これにより、第1連結プレート110は、前後方向及び左右方向に延びる平面視矩形状に形成されている。
第1連結プレート110には、該第1連結プレート110を上下方向に貫通する係止孔(第1係止部)111が形成されている。なお係止孔111の形状は、特に限定されるものではないが、例えば平面視矩形状に開口するように形成されている。
具体的に膨出部112は、上方に向けて縦断面視で半球状に膨らむように形成されていると共に、第1連結プレート110の全長に亘って前後方向に延びるように横長に形成されている。さらに、膨出部112は、係止孔111を挟んで左右方向に平行に並ぶように一対設けられている。
ただし、膨出部112の形状や形成位置は、この場合に限定されるものではなく、適宜変更して構わない。
図1及び図2に示すように、ノズル部材3は、主に射出筒部11を利用して噴出器本体2に組付けられている。
ノズル部材3は、射出筒部11に前方から外嵌された装着筒部120と、装着筒部120から下方に向けて延びる規制壁121と、装着筒部120から上方に向けて延びる連結壁122と、装着筒部120における前端部の内側に位置するノズル軸部123と、連結壁122から後方に向けて延びる第2連結プレート(第2板部)124とを備えている。
装着筒部120における後側筒部120bは、射出筒部11の全長に亘って外嵌されているわけではなく、射出筒部11のうち基端部、すなわち後端部(根元側)を除いた部分に外嵌されている。これにより、後側筒部120bの後端縁は、前壁部92との間に前後方向の隙間をあけた状態で前壁部92の前方側に配置されている。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10内に液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
これにより、次回の噴出に備えることができる。
なお、この際、貯留空間90aから縦供給筒部10内への液体の流出は、貯留弁20によって規制される。
このように、トリガー部51を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部51を操作しない場合であっても液体を噴出させることができ、液体の連続噴出を行うことができる。
従って、貯留空間90a内の液体の一部を容器体A内に戻すことができ、貯留空間90a内に液体が過剰に供給されることを抑制することができる。これにより、貯留空間90a内の圧力が過度に高くなることを抑制することができ、液漏れや各部の破損等が発生することを抑制することができる。
なお、トリガー部51は、上端部(支点)がノズル部材3に揺動可能に軸支され、トリガー部51の中間部(作用点)に主ピストン52が係止されているので、例えばトリガー部51の下端部(力点)を操作することで、いわゆるてこの原理を利用して、主ピストン52を効率良く移動させることができる。そのため、トリガー部51の操作性を向上することができる。
そのため、トリガー部51に加えられる前方付勢力(コイルばね54の弾性復元力)に起因して、ノズル部材3を上方に押上げるような応力がノズル部材3に加わったとしても、ノズル部材3の上方への変位を抑制することができる。従って、係止孔111と係止突起126とを適切に係止させた状態を維持することができると共に、射出筒部11と装着筒部120との間に例えばがたつき或いは緩み等が生じることを抑制することができる。
本実施形態によれば、このような不都合が生じることを効果的に抑制することができる。
特に、本発明において、貯留シリンダ90及び貯留プランジャ80は必須なものではなく、具備しなくても構わない。すなわち、本発明に係るトリガー式液体噴出器は、連続噴出に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、リブ状の突起部127を利用して、第1連結プレート110と射出筒部11との間で第2連結プレート124を挟み込んだが、例えば射出筒部11の後端部側を肉厚に形成することで、第2連結プレート124を第1連結プレート110との間で挟み込んでも構わない。
1…トリガー式液体噴出器
2…噴出器本体
3…ノズル部材
4…噴出孔
10…縦供給筒部
11…射出筒部
19…ボール弁(第1逆止弁)
20…貯留弁(第2逆止弁)
50…トリガー機構
51…トリガー部
52…主ピストン
53…主シリンダ
54…コイルばね(付勢部材)
80…貯留プランジャ
90…貯留シリンダ
110…第1連結プレート(第1板部)
111…係止孔(第1係止部)
120…装着筒部
124…第1連結プレート(第2板部)
126…係止突起(第2係止部)
127…突起部
Claims (4)
- 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前端部に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、
前記射出筒部の上方に配置された第1板部と、
前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、
前記ノズル部材は、
前記射出筒部に前方から外嵌された装着筒部と、
前記装着筒部の上方に配置されると共に、前記第1板部に対して前記第1板部の下方から重なる第2板部と、を備え、
前記第2板部には、前記第1板部に形成された第1係止部に対して前記第1係止部の後方から係止する第2係止部が形成され、
前記第2板部は、前記第1板部と前記射出筒部との間で上下方向に挟み込まれていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - 請求項1項に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記射出筒部のうち前記装着筒部よりも後方に位置する基端部には、上方に向けて突設され、前記第1板部との間で前記第2板部を下方から挟み込む突起部が形成されている、トリガー式液体噴出器。 - 請求項1又は2に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記噴出器本体は、
前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内に前記貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動すると共に、他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、
前記射出筒部は、前記貯留シリンダ内を通じて前記縦供給筒部内に連通している、トリガー式液体噴出器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記トリガー機構は、
前記トリガー部の移動に伴って前後に移動する主ピストンと、
前記主ピストンの移動に伴って内部が加圧及び減圧し、且つ内部が前記縦供給筒部内に連通する主シリンダと、を備え、
前記トリガー部は、上下方向に延びるように形成されていると共に、前記射出筒部の下方に配置され、且つ上端部が前記ノズル部材に前後に揺動可能に軸支され、
前記主ピストンは、前記トリガー部における上下方向の中間部に係止され、
前記主シリンダ内には、前記主ピストンを介して前記トリガー部を前方に付勢する金属製の付勢部材が配設されている、トリガー式液体噴出器。
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