JP6546860B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Description
従来のトリガー式液体噴出器では、容器体と連通する縦供給筒部の上部に、前方に向けて延びる射出筒部が設けられている。射出筒部の先端側にはノズルが付設されている。射出筒部の下方には、トリガー部の操作により作動するシリンダが配置されている。そして、トリガー部の操作を行うことで、縦供給筒部からシリンダ内に液体を吸い上げることができるとともに、その液体を射出筒部からノズルを経て前方に噴射(噴出)させることができる。
このように、トリガー部を引く操作を行う毎に、液体を噴出孔から噴射させつつ、貯留プランジャを前記軸方向の一方側に移動させて貯留シリンダ内に液体を溜める(充填する)ことができる。
従って、トリガー部を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部を操作しない場合であっても液体を噴射させることができ、液体の連続噴射を行うことができる。
なお、一般的な付勢部材として、例えば金属スプリング等の利用が考えられるが、この種の付勢部材を使用しないことで、トリガー式液体噴出器を合成樹脂材料のみによって形成することも可能になる。
従って、貯留シリンダ内に液体を溜めた後に、液体を連続噴射させる過程において、最初から最後まで、貯留プランジャに付与する推力が低下するのを抑制することができる。そのため、液体の噴射状態を安定させることができるとともに、液切れを良くすることができる。
またこの際、補助シリンダが、貯留プランジャと独立して配設されているため、補助シリンダ及び補助プランジャが備えられたことによる貯留プランジャの重量の増大を防ぐことが可能になり、貯留プランジャを前記軸方向に円滑に移動させることができる。これにより、前述した噴射状態の安定、及び良好な液切れを確実に実現することができる。
この場合には、補助シリンダが、縦供給筒部を挟んで主シリンダと反対側に配設されているため、補助シリンダ及び補助プランジャが備えられたことによるトリガー式液体噴出器の上下方向のかさ張りを抑えることができる。
この場合には、補助シリンダ及び補助プランジャが備えられたことによるトリガー式液体噴出器の上下方向及び径方向のかさ張りを確実に抑えることができる。
図1に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体が収容された容器体Aに装着される噴出器本体2と、噴出器本体2の前方側に配置され、液体を前方に向けて噴射する噴出孔4が形成され、噴出器本体2に装着されたノズル部材3と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成型品とされている。
なお、前後方向のうち、縦供給筒部10に対して射出筒部11が位置する方向を前側或いは前方とし、その反対方向を後側或いは後方という。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、かつ大径部12aよりも縮径した小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結するフランジ部12cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。なお、小径部12bの上端開口部は頂壁部12dによって塞がれている。頂壁部12dには、シール筒部12eと、規制突起12fと、が設けられている。シール筒部12e及び規制突起12fは、いずれも頂壁部12dから下方に向けて延び、かつ軸線O1と同軸に配置されている。シール筒部12eは、規制突起12fを外側から囲繞している。
なお、外筒12及び内筒13で構成される縦供給筒部10の軸線O1は、容器体Aの容器軸に対して後方側に偏心している。
このテーパ筒部35は、下方に向かうにしたがって漸次縮径している。テーパ筒部35の内側には、テーパ筒部35の内周面に離反可能に着座する球状の吸込弁36が配置されている。吸込弁36は、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、を連通及び遮断する。
閉塞栓31は、接続筒部30内に密に嵌合している。閉塞栓31には、後方に向けて突出する突出部34が設けられている。突出部34は、接続筒部30の流路断面積を減少させる。
前壁部95には、前壁部95に環状に形成された装着凹部97と、前壁部95を前後方向に貫通する連通孔104と、が設けられている。装着凹部97は、貯留シリンダ90の中心軸線O2と同軸の環状に形成されている。装着凹部97は、前壁部95の後端面に形成されている。連通孔104は、前壁部95を前後方向から見た正面視において、装着凹部97の内側に配置されている。
図1に示すように、回収通路117は、縦供給筒部10を上下方向に縦断している。回収通路117は、小径部13bを上下方向に貫通し、大径部13a内に連通している。回収通路117は、左右方向の両側にそれぞれ一つずつ配置されている。各回収通路117は、二つの回収孔116と容器体A内とを各別に連通する。
また、本実施形態においては、貯留シリンダ90における前後方向の中間部に、縦供給筒部10の上端部が接続されている。図示の例では、縦供給筒部10の上端部は、貯留シリンダ90の貯留シリンダ筒96のうち、前筒部112の後端部、段部114及び後筒部113の前端部に一体にまたがって接続されている。
負圧シリンダ94は、貯留シリンダ筒96の外周面から径方向の外側に向かって突設された環状の負圧フランジ130と、負圧フランジ130から後方に向けて延びる負圧シリンダ筒131と、を備えている。これにより、負圧シリンダ94の前端開口が負圧フランジ130によって閉塞されている。
なお、負圧シリンダ筒131の後端部は、カバー体55の内面と当接している。
貯留弁32は、貯留シリンダ90の中心軸線O2と同軸の環状に形成された弁基部118と、弁基部118から後方に向けて突出する筒状に形成された弁体部119と、を備えている。弁基部118は、前壁部95の後端面に配置されている。弁基部118は、装着凹部97内に装着される装着凸部120を備えている。
弁体部119は、弁体部119の径方向の内側に弾性変形可能とされている。弁体部119の後端部は、貯留シリンダ筒96の内周面上に離反可能に着座する。弁体部119の後端部は、供給孔95aよりも後側に位置している。弁体部119は、供給孔95aを、貯留シリンダ90の内側から開閉自在に閉塞している。
貯留プランジャ91は、前後方向に延びるプランジャ筒110と、プランジャ筒110の前端開口を閉塞する閉塞壁111と、を備えている。
第1リップ部124及び第2リップ部125は、貯留シリンダ筒96の内周面上を前後方向に密に摺動する。第1リップ部124及び第2リップ部125は、前後方向に間隔をあけて一対配置されている。第1リップ部124は、前筒部112の内周面上を摺動する。第2リップ部125は、後筒部113の内周面上を摺動する。
負圧プランジャ93は、前後方向に延びる負圧本体筒132と、負圧本体筒132の前端部からその径方向の外側に向けて突出する環状のプランジャ壁133と、貯留シリンダ筒96の後端開口縁よりも後方に位置する連結環部134と、を備えている。連結環部134は、負圧本体筒132の後端部と、貯留プランジャ91のプランジャ筒110の後端部と、を連結している。
また、プランジャ壁133の径方向の外端部には、後方に向けて突出する第3リップ部128が形成されている。第3リップ部128は周方向の全周にわたって延びている。第3リップ部128は、負圧シリンダ筒131の内周面上を前後方向に密に摺動する。
具体的には、負圧プランジャ93及び貯留プランジャ91それぞれの外面を、貯留シリンダ90の中心軸線O2に直交する投影面に投影したときに、投影面において中心軸線O2と同軸の円環状に現れる負圧プランジャ93の影の面積(負圧プランジャ93の投影面積)が、投影面において中心軸線O2と同軸の円形状に現れる貯留プランジャ91の影の面積(貯留プランジャ91の投影面積)より大きく設定されている。
貯留プランジャ91の投影面積は、上記投影面において、貯留プランジャ91における径方向の外端(図示の例では、第1リップ部124の外周縁)よりも内側に位置する部分の面積である。
外筒部60は、シリンダ用筒部40の内側に嵌合されている。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面とは、前後方向の両端部において密接している。その一方、シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部に、環状の隙間S2が確保されている。
これにより、主シリンダ53の内側は、第1貫通孔66及び第2貫通孔67を通じて、内筒13内のうち、シール筒部12eと吸込弁36との間に位置する空間に連通している。したがって、吸込弁36は、容器体A内と主シリンダ53内との連通及びその遮断を切替える。
なお、主シリンダ53及び主ピストン52は、前後方向に沿って延びる図示しない共通の軸線上に配置されている。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方及び後方に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状に形成され、前後方向の両端部に位置する摺接部73aが外筒部60の内周面に対して摺接する。
これにより、トリガー部51は、回転軸部83を中心に前後方向に揺動可能とされている。
連結筒85の内周面のうち後方側に位置する部分には、連結筒85の内側に向けて左右方向に沿って突出した一対の連結軸86が形成されている。これら連結軸86は、主ピストン52の連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51と主ピストン52とは、互いに連結されている。
上板部材84の左右両側には、左右方向から見た側面視で前方に凸の円弧状に形成され、かつ射出筒部11の下方まで延びる上記弾性板部54がそれぞれ一体的に形成されている。弾性板部54は、左右方向から見た側面視で互いに同心の円弧状に形成され、前後に並ぶ一対の板ばねを備えている。
これら主板ばね54a及び副板ばね54bの下端部は、円弧状の折返し部54cを介して一体的に接続されている。折返し部54cには、下方に向けて係止片54dが突設されており、この係止片54dがトリガー部51における側板部材81に形成されたポケット部81aに上方から差し込まれて係合している。
これにより、弾性板部54は、係止片54d及びポケット部81aを介してトリガー部51を前方に向けて付勢している。
なお、最前方揺動位置からトリガー部51が後方に引かれると、弾性板部54が係止片54dを介して折返し部54cを後方に移動させるように弾性変形する。このとき、弾性板部54は、主板ばね54aよりも副板ばね54bが大きく弾性変形する。
これにより、貯留シリンダ90の内部は、連通孔104、射出筒部11内、接続孔106及び流通路102を通じて噴出孔4に連通している。つまり、連通孔104は、貯留シリンダ90の内部と噴出孔4とを連通している。
補助シリンダ筒141は、貯留シリンダ90の下方であって、縦供給筒部10の後方に、縦供給筒部10を挟んで主シリンダ53の反対側に配設されている。補助シリンダ筒141の閉塞壁141aは、縦供給筒部10と一体に形成されている。
蓋体142には前後方向に貫通する貫通口142aが形成されている。貫通口142aは、補助シリンダ140の中心軸線O3と同軸に配置された円形状部分と、円形状部分における左右方向の両端部から、その径方向の外側に向けて突出する矩形状部分と、を組み合わせた形状となっている。
本体筒152の外周面には、補助シリンダ140の中心軸線O3をその径方向に挟む両側に、二つの横突リブ152aが形成されている。横突リブ152aは、前後方向に延びている。横突リブ152aは、補助プランジャ150の補助シリンダ140に対する前後動に伴い、貫通口142aの前記矩形状部分を前後方向に通過する。
摺動筒部153は、本体筒152の前端部に外嵌されている。摺動筒部153の径方向の外端部には、後方に向けて突出する第4リップ部153aが形成されている。第4リップ部153aは、周方向の全周にわたって延びている。第4リップ部153aは、補助シリンダ筒141の内周面上を前後方向に密に摺動する。
連通路160は、図3に示すように、補助シリンダ140の閉塞壁141a及び縦供給筒部10の外筒12を前後方向に一体に貫く補助連通路163と、負圧シリンダ94の負圧フランジ130及び縦供給筒部10の外筒12を前後方向に一体に貫く負圧連通路161と、外筒12の内周面と内筒13の外周面との間に形成され、補助連通路163と負圧連通路161とを連通する条溝162と、を備えている。
また、内筒13において、条溝162及び回収通路117は、互いに周方向に離れた位置に形成されている。したがって、連通路160及び回収通路117は、互いに独立した通路となっており、内容物又は空気がこれらの通路の間を行き来することはない。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。
なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10から液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
すると、新たに吸い上げられた液体は、吸込弁36を押し上げて開弁させ、主シリンダ53内に導入される。これにより、次の噴射に備えることができる。なお、貯留弁32は閉弁している。この際、負圧シリンダ94内の密閉空間S6の負圧によって、貯留プランジャ91、負圧プランジャ93が最前進位置に向けて一体に前方移動して、元の位置に復帰する。
まず、図5に示すように、操作部151を操作して、横突リブ152a及び貫通口142aの矩形状部分の中心軸線O3回りの位置を合わせた状態で、本体筒152を蓋体142に対して後方に向けて移動させると、第4リップ部153aが補助シリンダ筒141の内周面に摺接しつつ、本体筒152の横突リブ152aが、貫通口142aの矩形状部分を通過する。
そして、補助プランジャ150を補助シリンダ140に対して中心軸線O3回りに回転させることで、横突リブ152aを蓋体142の後端面に係止させる。
従って、密閉空間S6に仮に外気が侵入していたとしても、この外気を排気して密閉空間S6内を減圧することができる。そのため、貯留プランジャ91が後方移動した際に、この密閉空間S6を確実に負圧状態にすることができる。
貯留プランジャ91及び負圧プランジャ93を後方に移動させることができるので、空間部S4を利用して貯留シリンダ90内に液体を徐々に貯留することができる。
なお、挿入部201によって、射出筒部11内における空間容積が小さくなっているので、射出筒部11内の圧力を速やかに上昇させ、液体を高い噴射圧で噴射させることができる。
また、未使用時に、噴出孔4から液漏れすることを効果的に抑制することができる。
この場合、貯留プランジャ91は、後退と前進とを繰り返しながらも、全体としては徐々に後方に移動する。これにより、貯留シリンダ90内に徐々に液体を溜めることができる。そして、貯留プランジャ91を例えば最後退位置まで移動させることで、貯留プランジャ91が最後退位置から最前進位置に移動するまでの長時間に亘って、液体を連続噴射することができる。
またこの際、補助シリンダ140及び補助プランジャ150が備えられたことによる貯留プランジャ91の重量の増大を防ぐことが可能になり、貯留プランジャ91を前後方向に円滑に移動させることができる。これにより、前述した噴射状態の安定、及び良好な液切れを確実に実現することができる。
また、補助シリンダ140及び補助プランジャ150が備えられたことによるトリガー式液体噴出器の上下方向及び径方向のかさ張りを抑えることができる。
さらに、コイルバネ等の金属部品を用いる場合には、廃棄時に環境負荷が大きいうえコスト高になり易い。これに対して、負圧を利用する本実施形態では、例えば樹脂のみの単一の材料で構成することが可能であるので、環境に対する負荷が少ないうえ、コストも抑えることができる。
また閉塞栓31が、主シリンダ53と一体に形成されているので、部品点数の増加を抑えることができる。
また噴出器本体2に、回収通路117が設けられている。したがって、貯留プランジャ91が後側に十分に移動した状態で、更に液体が貯留シリンダ90内に導入されるときに、この液体を回収通路117から容器体A内に戻すことができる。これにより、貯留シリンダ90内の圧力が過度に高くなるのを抑え、例えば、貯留シリンダ90の損傷などを防ぎ易くすることができる。
2 噴出器本体
3 ノズル部材
4 噴出孔
10 縦供給筒部
11 射出筒部
30 接続筒部
50 トリガー機構
51 トリガー部
52 主ピストン
53 主シリンダ
90 貯留シリンダ
91 貯留プランジャ
93 負圧プランジャ
94 負圧シリンダ
140 補助シリンダ
150 補助プランジャ
160 連通路
A 容器体
Claims (3)
- 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前方側に配置され、液体を前方に向けて噴射する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、
前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動自在に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通して前記噴出孔側に流通させるトリガー機構と、を備えるトリガー式液体噴出器であって、
前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内にその中心軸線に沿う軸方向に移動自在に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴い前記軸方向のうちの一方側に向けて移動するとともに、前記軸方向の他端開口が閉塞された貯留プランジャと、
前記貯留プランジャに連結され、前記貯留プランジャの前記軸方向の移動に連係する負圧プランジャと、
前記軸方向に沿って延びるとともに、前記軸方向の他端開口が閉塞され、内部に前記負圧プランジャが前記軸方向の一方側に向けて移動自在に収容された負圧シリンダと、
前記貯留プランジャと独立して配設された補助シリンダと、
前記補助シリンダの内側に、その中心軸線に沿う軸線方向に移動自在に配設された補助プランジャと、
前記負圧シリンダ内のうち、前記負圧プランジャより前記軸方向の他方側に位置する部分と、前記補助シリンダと前記補助プランジャとの間に位置する部分と、を連通する連通路と、を備え、
前記補助シリンダは、前記軸線方向の一端開口が閉塞され、
前記補助プランジャは、前記補助シリンダに前記軸線方向の他方側に向けて移動自在に収容されていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - 前記トリガー機構は、
前記トリガー部の移動に連動して前後方向に移動する主ピストンと、
前記主ピストンの移動に伴って内部が加圧及び減圧し、かつ内部が前記縦供給筒部内に連通した主シリンダと、を備え、
前記補助シリンダは、前記縦供給筒部を挟んで前記主シリンダの反対側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。 - 前記縦供給筒部の上端部は、前記貯留シリンダの前記軸方向の中間部に接続され、
前記貯留シリンダのうち、前記縦供給筒部より前記軸方向の他方側に突出した部分の下方に前記主シリンダが配設され、前記軸方向の一方側に突出した部分の下方に前記補助シリンダが配設されていることを特徴とする請求項2に記載のトリガー式液体噴出器。
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