JP2017159556A - 立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物の造形データを作成する装置 - Google Patents

立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物の造形データを作成する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】粉体積層造形で立体造形物を造形するときに段差部分を補う造形を行うことが困難である。【解決手段】第3層目の造形層300C上に造形する第4層目の造形層300Dが傾斜面302aに含まれる造形層であるとき、第3層目の造形層300Cの表面上の第4層目の造形層300Dと段差をなす領域に造形液10を付与させた後、第4層目に粉体20を層状に敷き詰めて粉体層31を形成し、段差移行部303を造形した後に第4層目の造形層300Dを造形する。【選択図】図9

Description

本発明は立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物を造形する方法、立体造形物の造形データを作成する装置に関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する装置として、例えば粉体積層造形法で造形するものがある。これは、例えば、造形ステージに平坦化された金属又は非金属の粉体を層状に形成し、層状の粉体(これを「粉体層」という。)に対して粉体を結合させる造形液を付与して、粉体が結合された層状造形物(これを「造形層」という。)を形成する。そして、この造形層上に粉体層に形成し、再度、造形層を形成する動作を繰り返して、造形層を積層することで立体造形物を造形する。
従来、積層造形方法において、下層に隣接する上層を形成する際に吹き付けられるバインダーまたは構成材料の濃度を、吐出されるバインダーまたは構成材料の単位面積当りの滴の数を減らすことにより、下層の端に向かって減少させることを含み、上層は、下層に接続する二つより多い部分であって、バインダーまたは構成材料の濃度が互いに異なる二つより多い部分からなり、濃度が、物体のバルク領域に使用されるバルク濃度より低い方法が知られている(特許文献1)。
特許第4250096号公報
ところで、特許文献1に開示の方法を粉体積層造形に適用すると、造形物を高密度に形成するために粉体に付与しなければならない単位体積に対する造形液量が不足して、造形物が低密度になる。あるいは、造形液量が過多になって、層状造形物の周囲の粉体に造形液が浸透して造形物の精度を低下させるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、造形物の密度低下、精度低下を抑制しつつ、滑らかな輪郭を有する立体造形物を造形できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る立体造形物を造形する装置は、
敷き詰められた粉体に対し、前記粉体を結合する造形液を付与して層状造形物を造形する造形液付与手段と、
前記粉体を敷き詰める動作と、前記造形液付与手段から前記造形液を付与させて前記層状造形物を造形する動作とを繰り返して、前記層状造形物を積層した立体造形物を造形する制御をする手段と、を備え、
前記制御をする手段は、
第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物の表面上の第(n+1)層目の前記層状造形物と段差をなす領域に前記造形液を付与させた後、前記第(n+1)層目に前記粉体を敷き詰め、前記第(n+1)層目の層状造形物を造形する制御をする
構成とした。
本発明によれば、造形物の密度低下、精度低下を抑制しつつ、滑らかな輪郭を有する立体造形物を造形できるようになる。
本発明の第1実施形態に係る装置の平面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく造形部の断面説明図である。 同装置の制御部の概要の説明に供するブロック図である。 造形の流れの説明に供する模式的説明図である。 同実施形態における造形プロセスの一例の説明に供する造形モデルの斜視説明図及び正面説明図である。 同じく造形後の立体造形物の断面説明図及び造形データに対応する断面説明図である。 同じく造形プロセスの説明に供する断面説明図である。 同じく平面説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供するフロー図である。 同じく閾値の説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する造形データ作成装置側の処理のフロー図である。 同じく粉体積層造形装置側の処理のフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る装置の一例の概要について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同装置の概略平面説明図、図2は同じく概略側面説明図、図3は同じく造形部の断面説明図である。なお、図3は造形時の状態で示している。
この立体造形物を造形する装置(立体造形装置という。)は、粉体積層造形装置であり、粉体(粉末)が結合された層状造形物である造形層30が形成される造形部1と、造形部1の敷き詰められた粉体層31に対して造形液10を吐出付与して造形層30を造形する造形ユニット5とを備えている。
造形部1は、粉体槽11と、平坦化部材(リコータ)である回転体としての平坦化ローラ12などを備えている。なお、平坦化部材は、回転体に代えて、例えば板状部材(ブレード)とすることもできる。
粉体槽11は、造形槽22に供給する粉体20を保持する供給槽21と、造形層30が積層されて立体造形物が造形される造形槽22と、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって移送供給される粉体20のうち、粉体層31を形成しないで落下する余剰の粉体20を溜める余剰粉体受け槽29を有している。
供給槽21の底部は供給ステージ23として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。同様に、造形槽22の底部は造形ステージ24として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。造形ステージ24上に造形層30が積層された立体造形物が造形される。余剰粉体受け槽29の底面には粉体20を吸引する機構が備えられた構成や、余剰粉体受け槽29が簡単に取り外せるような構成となっている。
供給ステージ23は、後述するモータ27によって矢印Z方向(高さ方向)に昇降され、造形ステージ24は、同じく、モータ28によって矢印Z方向に昇降される。
平坦化ローラ12は、供給槽21の供給ステージ23上に供給された粉体20を造形槽22に移送して供給し、平坦化手段である平坦化ローラ12によって供給した粉体の層の表面を均して平坦化して、粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形ステージ24のステージ面(粉体20が積載される面)に沿って矢印Y方向に、ステージ面に対して相対的に往復移動可能に配置され、後述する往復移動機構25によって移動される。また、平坦化ローラ12は、後述するモータ26によって回転駆動される。
一方、造形ユニット5は、造形ステージ24上の粉体層31に造形液10を吐出する液体吐出ユニット50を備えている。
液体吐出ユニット50は、キャリッジ51と、キャリッジ51に搭載された造形液付与手段である2つ(1又は3つ以上でもよい。)の液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)52a、52bを備えている。
キャリッジ51は、ガイド部材54及び55に移動可能に保持されている。ガイド部材54及び55は、両側の側板70、70に昇降可能に保持されている。
このキャリッジ51は、後述するX方向走査機構550を構成するX方向走査モータによってプーリ及びベルトを介して主走査方向である矢印X方向(以下、単に「X方向」という。他のY、Zについても同様とする。)に往復移動される。
2つのヘッド52a、52b(以下、区別しないときは「ヘッド52」という。)は、造形液を吐出する複数のノズルを配列したノズル列がそれぞれ2列配置されている。一方のヘッド52aの2つのノズル列は、シアン造形液及びマゼンタ造形液を吐出する。他方のヘッド52bの2つのノズル列は、イエロー造形液及びブラック造形液をそれぞれ吐出する。なお、ヘッド構成はこれに限るものではない。
これらのシアン造形液、マゼンタ造形液、イエロー造形液、ブラック造形液の各々を収容した複数のタンク60がタンク装着部56に装着され、供給チューブなどを介してヘッド52a、52bに供給される。
また、X方向の一方側には、液体吐出ユニット50のヘッド52の維持回復を行うメンテナンス機構61が配置されている。
メンテナンス機構61は、主にキャップ62とワイパ63で構成される。キャップ62をヘッド52のノズル面(ノズルが形成された面)に密着させ、ノズルから造形液を吸引する。ノズルに詰まった粉体の排出や高粘度化した造形液を排出するためである。その後、ノズルのメニスカス形成(ノズル内は負圧状態である)のため、ノズル面をワイパ63でワイピング(払拭)する。また、メンテナンス機構61は、造形液の吐出が行われない場合に、ヘッドのノズル面をキャップ62で覆い、粉体20がノズルに混入することや造形液10が乾燥することを防止する。
造形ユニット5は、ベース部材7上に配置されたガイド部材71に移動可能に保持されたスライダ部72を有し、造形ユニット5全体がX方向と直交するY方向(副走査方向)に往復移動可能である。この造形ユニット5は、後述するY方向走査機構552によって全体がY方向に往復移動される。
液体吐出ユニット50は、ガイド部材54、55とともに矢印Z方向に昇降可能に配置され、後述するZ方向昇降機構551によってZ方向に昇降される。
ここで、造形部1の詳細について説明する。
粉体槽11は、箱型形状をなし、供給槽21と造形槽22と、余剰粉体受け槽29の3つの上面が開放された槽とを備えている。供給槽21内部には供給ステージ23が、造形槽22内部には造形ステージ24がそれぞれ昇降可能に配置される。
供給ステージ23の側面は供給槽21の内側面に接するように配置されている。造形ステージ24の側面は造形槽22の内側面に接するように配置されている。これらの供給ステージ23及び造形ステージ24の上面は水平に保たれている。
造形槽22の隣りには、造形槽22外に排出される余剰な粉体を受ける余剰粉体受け部29が配置されている。余剰粉体受け槽29は、ロート形状をなし、底部に粉体20を排出可能な排出口29aを有している。
余剰粉体受け槽29には、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって移送供給される粉体20のうちの余剰の粉体20が落下する。余剰粉体受け槽29に落下した余剰の粉体20は、例えば粉体回収再生装置を経由して、供給槽21に粉体を供給する後述する粉体供給装置554に戻される。
粉体供給装置554は供給槽21上に配置される。造形の初期動作時や供給槽21の粉体量が減少した場合に、粉体供給装置554を構成するタンク内の粉体を供給槽21に供給する。粉体供給のための粉体搬送方法としては、スクリューを利用したスクリューコンベア方式や、エアーを利用した空気輸送方式などが挙げられる。
平坦化ローラ12は、供給槽21から粉体20を造形槽22へと移送供給して、表面を均すことで平坦化して所定の厚みの層状の粉体である粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の内寸(即ち、粉体が供される部分又は仕込まれている部分の幅)よりも長い棒状部材であり、往復移動機構によってステージ面に沿ってY方向(副走査方向)に往復移動される。
この平坦化ローラ12は、往復移動機構のモータによって回転されながら、供給槽21の外側から供給槽21及び造形槽22の上方を通過するようにして水平移動する。これにより、粉体20が造形槽22上へと移送供給され、平坦化ローラ12が造形槽22上を通過しながら粉体20を平坦化することで粉体層31が形成される。
また、図2にも示すように、平坦化ローラ12の周面に接触して、平坦化ローラ12に付着した粉体20を除去するための粉体除去部材である粉体除去板13が配置されている。
粉体除去板13は、平坦化ローラ12の周面に接触した状態で、平坦化ローラ12とともに移動する。また、粉体除去板13は、平坦化ローラ12が平坦化を行うときの回転方向に回転するときにカウンタ方向でも、順方向での配置可能である。
次に、上記立体造形装置の制御部の概要について図4を参照して説明する。図4は同制御部のブロック図である。
制御部500は、この装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501に本発明に係わる制御を含む立体造形動作の制御を実行させるための本発明に係るプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、造形データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)504を備えている。また、制御部500は、画像データに対する各種信号処理等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、外部の造形データ作成装置600から造形データを受信するときに使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F506を備えている。
なお、造形データ作成装置600は、最終形態の造形物(立体造形物)を各造形層毎にスライスしたスライスデータである造形データを作成する本発明に係る立体造形物を造形するデータを作成する装置であり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成されている。
制御部500は、各種センサの検知信号を取り込むためのI/O507を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のヘッド52を駆動制御するヘッド駆動制御部508を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をX方向(主走査方向)に移動させるX方向走査機構550を構成するモータを駆動するモータ駆動部510と、造形ユニット5をY方向(副走査方向)に移動させるY方向走査機構552を構成するモータを駆動するモータ駆動部512を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をZ方向に移動(昇降)させるZ方向昇降機構551を構成するモータを駆動するモータ駆動部511を備えている。なお、矢印Z方向への昇降は造形ユニット5全体を昇降させる構成とすることもできる。
制御部500は、供給ステージ23を昇降させるモータ27を駆動するモータ駆動部513と、造形ステージ24を昇降させるモータ28を駆動するモータ駆動部514を備えている。
制御部500は、平坦化ローラ12を移動させる往復移動機構25のモータ553を駆動するモータ駆動部515と、平坦化ローラ12を回転駆動するモータ26を駆動する516を備えている。
制御部500は、供給槽21に粉体20を供給する粉体供給装置554を駆動する供給系駆動部517と、液体吐出ユニット50のメンテナンス機構61を駆動するメンテナンス駆動部518を備えている。
制御部500は、粉体後供給部80から粉体20の供給を行わせる後供給駆動部519を備えている。
制御部500のI/O507には、装置の環境条件としての温度及び湿度を検出する温湿度センサ560などの検知信号やその他のセンサ類の検知信号が入力される。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル522が接続されている。
制御部500は、上述したように、造形データ作成装置600から造形データを受領する。造形データは、目的とする立体造形物の形状をスライスしたスライスデータとしての各造形層30の形状データ(造形データ)を含む。
そして、主制御部500Aは、造形層30の造形データに基づいてヘッド52からの造形液の吐出を行わせる制御をする。
なお、造形データ作成装置600と立体造形装置(粉体積層造形装置)601によって造形装置が構成される。
次に、造形の流れについて図5も参照して説明する。図5は造形の流れの説明に供する模式的説明図である。
ここでは、造形槽22の造形ステージ24上に、1層目の造形層30が形成されている状態から説明する。
この1層目の造形層30上に次の造形層30を形成するときには、図5(a)に示すように、供給槽21の供給ステージ23をZ1方向に上昇させ、造形槽22の造形ステージ24をZ2方向に下降させる。
このとき、造形槽22の粉体層31の表面(粉体面)の上面と平坦化ローラ12の下部(下方接線部)との間隔がΔt1となるように造形ステージ24の下降距離を設定する。の間隔Δt1が次に形成する粉体層31の厚さ(積層ピッチ)に相当する。間隔Δt1は、数十〜100μm程度であることが好ましい。
この場合、平坦化ローラ12は供給槽21及び造形槽22の上端面に対してギャップを置いて配置している。したがって、造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化するとき、粉体層31の表面(粉体面)は供給槽21及び造形槽22の上端面よりも高い位置になる。
これにより、平坦化ローラ12が供給槽21及び造形槽22の上端面に接触することを確実に防止できて、平坦化ローラ12の損傷が低減する。平坦化ローラ12の表面が損傷すると粉体層31の表面にスジが発生して平坦性が低下する。
次いで、図5(b)に示すように、供給槽21の上面レベルよりも上方に位置する粉体20を、平坦化ローラ12を逆方向(矢印方向)に回転しながらY2方向(造形槽22側)に移動することで、粉体20を造形槽22へと移送供給する(粉体供給)。
さらに、図5(c)に示すように、平坦化ローラ12を造形槽22の造形ステージ24のステージ面と平行に移動させ、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さΔt1になる粉体層31を形成する(平坦化)。このとき、粉体層31の形成に使用されなかった余剰の粉体20は余剰粉体受け槽29に落下する。
粉体層31を形成後、平坦化ローラ12は、図5(d)に示すように、Y1方向に移動されて初期位置(原点位置)に戻される(復帰される)。
ここで、平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっている。一定に保って移動できることで、平坦化ローラ12で粉体20を造形槽22の上へと搬送させつつ、造形槽22上又は既に形成された造形層30の上に均一厚さΔt1の粉体層31を形成できる。
その後、図5(e)に示すように、液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して、次の粉体層31に所要形状の造形層30を積層形成する(造形)。
なお、造形層30は、例えば、ヘッド52から吐出された造形液10が粉体20と混合されることで、粉体20に含まれる接着剤が溶解し、溶解した接着剤同士が結合して粉体20が結合されることで形成される。
次いで、上述した粉体供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を繰り返して新たな造形層30を形成する。このとき、新たな造形層30とその下層の造形層30とは一体化して三次元形状造形物(立体造形物)の一部を構成する。
以後、粉体の供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物(立体造形物)を完成させる。
次に、本実施形態で使用している粉体(立体造形用粉末材料)及び造形液について説明する。
立体造形用粉末材料は、基材と、この基材を平均厚み5nm〜500nmで被覆し、造形液としての架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能な水溶性有機材料(バインダー)とを有してなる。
この立体造形用粉末材料においては、基材を被覆する水溶性有機材料が、架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能であるため、水溶性有機材料に架橋剤含有水が付与されると、水溶性有機材料は、溶解すると共に、架橋剤含有水に含まれる架橋剤の作用により架橋する。
これにより、上記立体造形用粉末材料を用いて薄層(粉体層31)を形成し、粉体層に架橋剤含有水を造形液として吐出することで、粉体層31においては、溶解した水溶性有機材料が架橋する結果、粉体層31が結合硬化して造形層30が形成される。
次に,第1実施形態における造形プロセスについて図6ないし図9を参照して説明する。図6は同造形プロセスの説明に供する具体的な立体造形物(造形モデル)の斜視説明図及び正面説明図、図7は造形後の立体造形物の断面説明図及び造形データに対応する断面説明図である。図8は同造形プロセスの説明に供する断面説明図、図9は同じく平面説明図である。
ここでは、図6に示す立体造形物300を造形する例で説明する。立体造形物300は、輪郭において垂直面301aを形成している円柱状部301と、垂直面301aから立ち上がる傾斜面302aを形成している円錐台形状部302を含む立体物である。
この立体造形物300を所定の積層ピッチΔt1でスライスすることで得られるスライスデータ(造形データ)を再現すると、例えば図7(b)に示すようになる。つまり、第1層目300A〜第3層目300Cで円柱状部301を、第4層目300D以降で円錐台形状部302を構成する。ここで、第3層目300Cと第4層目300Dとの間には、積層ピッチΔt1分の段差が生じ、傾斜面302aを形成する第5層目以降も同様に下層との間に段差が発生する。
したがって、図7(b)に示す造形データそのままで造形を行った場合、造形された立体造形物300の傾斜面302aの輪郭には積層ピッチ分の段差が生じたものとなり、滑らかな輪郭が得られなくなる。
そこで、本実施形態では、まず、図8(a)及び図9(a)に示すように、所定数、例えば造形層300A〜300Cの3層を積層して円柱状部301を造形する。
次いで、第3層目の造形層300C上に、第4層目の粉体層31を形成して造形層300Dを造形することになる。このとき、第4層目の造形層300Dは、円錐台形状部302の一部となる造形層であり、外周は傾斜面302aの輪郭の一部となる。
そこで、図8(b)及び図9(b)に示すように、第3層目の造形層300Cの表面上の第4層目の造形層300Dと段差をなす領域に造形液10を付与する。この例では、第3層目の造形層300Cの表面上、で第4層目の造形層300Dを造形したときに造形層300Dの外周面に接する位置(領域)に造形液10を付与している。
その後、図8(c)及び図9(c)に示すように、第(n+1)層目である第4層目に粉体20を敷き詰めて粉体層31を形成する。
このとき、第3層目の造形層300Cの表面上に付与された造形液10が液溜りとなって留まっているので、第4層目の粉体20が付与されることで、第3層目の造形層300Cの表面上の粉体20が結合される。これにより、第4層目の造形層300Dの外周面に沿って積層ピッチより厚みの薄い(低い)造形物(これを「段差移行部」という。)303が造形される。
その後、図8(d)及び図9(d)に示すように、第(n+1)層目である第4層目の粉体層31に造形液10を付与することで、第4層目の造形層300Dを造形する。これにより、段差移行部303と第4層目の造形層300Dが一体となって第3層目の造形層300C上に造形される。
上記の動作を第5層目以降も繰り返すことで、図7(a)に示すように、各造形層300C、300D,300E、300F・・・の段差となる部分に段差移行部303が造形され、傾斜面の段差が軽減し、滑らかな輪郭を有する最終立体造形物が得られる。
つまり、Z方向の傾斜面(部)302aに対応する造形層30を造形するときには、その下層の造形層30を第n層(nは1以上の整数)目とするとき、第n層目の造形層30を造形後、第(n+1)層目の粉体層31を形成する(リコートを行う)前に、第n層目の造形層30の表面上の段差をなす領域に、再度、造形液10を付与する。
第n層目の造形層30の表面上に造形液10を付与した場合、粉体層31に付与した場合とは着弾後の挙動が異なり、造形層30上に着弾した造形液10が直ちに浸透せず、第n層目の造形層30の表面上に液溜りとして形成される。
この状態で、第(n+1)層目のリコート(粉体供給による粉体層31の形成)を行うことにより、段差となる箇所に段差移行部303が造形される。その後、目的とする第(n+1)層目の造形層30を造形し、段差移行部303と一体化させる。
傾斜面(傾斜部)に対応する造形層30の造形では上記の動作を繰り返すことで、各造形層30の段差となる部分に段差移行部303が造形され、傾斜面の段差が軽減し、滑らかな輪郭を有する最終立体造形物が得られる。
また、第n層目の造形層30の表面上に付与する段差移行部303を造形するための造形液10の量を、造形層30を造形するときに付与する量以下にする。
これにより、第n層目の造形層30表面に形成された造形液10の液溜りは、第(n+1)層目の粉体20が供給されるまでの時間で雰囲気中に蒸発する。したがって、段差となり得る箇所に形成される段差移行部303は、確実に積層ピッチ以下の高さとなるので、滑らかな輪郭となる。
また、粉体層31に対する造形液10の吐出量(付与量)を、粉体層31内に存在する空間体積と同一とすることで、段差移行部303となる造形物を高密度に造形することができ、第n層目の造形層30の表面上へ付与する造形液10を既に形成されている第n層目の造形層30側へ浸透させずに液溜りを形成することができる。
これにより、段差をなす領域に造形される段差移行部303の造形に使用される造形液10の量をより高精度に制御することができ、積層ピッチより細かい解像度で輪郭部を形成することができる。
また、第n層目の造形層30の表面への造形液10の付与位置を、第(n+1)層目と第n層目の造形データが重ならない領域で、第n層目の造形層30の外周縁とは重ならない領域とすることが好ましい。
これにより、第n層目の造形層30の表面に付与した造形液10が、第n層目の造形層30の周囲に浸透し、更には第n層目の粉体層31に浸透して、既存の第n層目の造形層30の精度を低下させることがなくなる。
このように、第n層目の造形層30の表面の段差となる領域に造形液10を付与した後に第(n+1)層目の粉体層を形成することで、第(n+1)層目との段差移行部を造形する。
これにより、粉体層の形成した後に造形液を付与して造形層を造形する動作を繰り返す積層造形でも、造形物の密度低下や精度低下を抑制しつつ、滑らかな輪郭を有する立体造形物を造形できるようになる。
上記のような傾斜面を有する立体造形物を造形する場合には、面積の広い側を下層側して造形を行う。つまり、積層方向において、第(n+1)層目の層状造形物が第n層目の層状造形物の外周縁よりも内側に位置するように配置して造形を行う。
これにより、第n層目の層状造形物の表面上に段差移行部303を造形するための造形液10の付与を容易に行うことができる。つまり、面積の狭い側を下層側して造形を行うと、第n層目の第n層目の層状造形物の表面上に造形液を付与しても、段差移行部が造形されない。
次に、本発明の第2実施形態について図10のフロー図及び図11の説明図を参照して説明する。
本実施形態では、第n層目の造形層30を造形する。
その後、第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30の各造形データ(断面パターン)から、図11に示す第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30の各断面パターンの差異量aが、予め定めた閾値e以上(a≧e)か否かを判別する。ここで、閾値eは、積層ピッチ(Δt)、あるいは、ヘッド52で形成可能な最小解像度に設定している。
なお、ここでは、第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30との間に段差が生じることの情報(例えば、傾斜面の一部であることの情報)が予め与えられているものとする。
このとき、a≧eでなければ、そのまま第(n+1)層目の粉体層31を形成する(リコートする。)。その後、第(n+1)層目の造形層30の造形を行うことになる。
これに対し、a≧eであれば、段差となる領域に付与する造形液10の付与パターン(段差移行部303の造形パターン)を生成した後、第n層目の造形層30の表面上に、生成した付与パターンに対応して造形液10を付与する。
その後、第(n+1)層目の粉体層31を形成する。このときの粉体20の供給によって第n層目の造形層30の表面に液溜りとなっている造形液10によって粉体20が付与パターンの形状に結合されて段差移行部303が造形される。
その後、第(n+1)層目の造形を行うことで、第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30の段差の一部が段差移行部303で埋められた滑らかな輪郭形状が得られる。
そして、図示を省略しているが、すべての造形層30の造形が終了する(第n層が最終層)まで上記の処理を繰り返し、第n層が最終層であれば、造形を終了する。
このように、本実施形態では、第n層目の造形層30上に対する造形液10の付与、及び付与する造形液10の付与パターンは、第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30の各造形データ(各断面パターン)の差異から自動生成している。
したがって、造形データ作成装置600側では、最終立体造形物のスライスデータを造形データとして粉体積層造形装置601側に転送すればよい。
次に、本発明の第3実施形態について図12及び図13のフロー図を参照して説明する。
図12を参照して、造形データ作成装置600側では、最終立体造形物300を所定の積層ピッチの1/2でスライスし、全体でm層になるとした場合、スライスデータ1〜mまでナンバリングする。
その後、i=2にセットし、i=even(偶数)か否かを判別する。
ここで、i=evenであれば、i番目のスライスデータを「i/2」層目の造形用断面データとする。つまり、2層毎に、すなわち、積層ピッチごとに造形用断面データとする。
これに対して、i=evenでなければ、i−1番目、i番目、i+1番目のパターンがいずれも異なるか否かを判別する。例えば、3番目であれば、2層目、3層目、4層目がいずれもことなるパターンであるときに、
ここで、i−1番目、i番目、i+1番目のパターンがいずれも異なるときには、造形データ:(i−1)/2層目と(i+1)/2層目間は傾斜面とする。例えば、i=3であるとき、2層目、3層目、4層目がいずれもことなるパターンであるときに、積層ピッチで第1層目(2層目)と第2層目(4層目)とは傾斜面であるとする。
その後、i=i+1にインクリメントし、i=mとなるまで、上記の処理を繰り返す。
このようにして、m層分の造形データ(スライスデータ)について、第n層目の造形層と第(n+1)層目の造形層が傾斜面を構成するか否かを判別する。そして、第n層目の造形層と第(n+1)層目の造形層が傾斜面を構成する場合には、第n層目の造形層の表面上の第(n+1)層目の造形層と段差をなす領域に造形液を付与させるデータ(これを「傾斜面データ」という。)を付加する。
一方、図13を参照して、粉体積層造形装置601側では、第n層目の造形層30を造形する。
その後、第n層目の造形層30の造形データに傾斜面データが付加されているか否かを判別する。
このとき、傾斜面データが付加されていなければ、そのまま第(n+1)層目の粉体層31を形成する(リコートする。)。その後、第(n+1)層目の造形を行う。
これに対し、傾斜面データが付加されていなければ、a≧eであれば、段差となる領域に付与する造形液10の付与パターン(前記段差移行部303の造形パターン)を生成した後、第n層目の造形層30の表面に生成した付与パターンに対応して造形液10を付与する。
その後、第(n+1)層目の粉体層31を形成する。このときの粉体20の供給によって第n層目の造形層30の表面に液溜りとなっている造形液10によって粉体20が結合されて段差移行部303が造形される。
その後、第(n+1)層目の造形を行うことで、第n層目の造形層30と第(n+1)層目の造形層30の段差の一部が段差移行部303で埋められた滑らかな輪郭になる。
このように、造形データ作成装置側で傾斜面の判別を行っておくことで、積層造形装置601での処理の負担が軽減する。
なお、上記実施形態では、供給槽と造形槽の2層構造の立体造形装置で説明したが、造形槽の1層構造とし、造形槽に直接粉体を供給してブレードやローラなどの平坦化手段で平坦化する構成の立体造形装置にも本発明を適用することができる。
1 造形部
5 造形ユニット
10 造形液
12 平坦化ローラ(平坦化手段)
20 粉体
21 供給槽
22 造形槽
23 供給ステージ
24 造形ステージ
30 造形層(層状造形物)
31 粉体層(層状の粉体)
50 液体吐出ユニット
51 キャリッジ
52 液体吐出ヘッド

Claims (9)

  1. 敷き詰められた粉体に対し、前記粉体を結合する造形液を付与して層状造形物を造形する造形液付与手段と、
    前記粉体を敷き詰める動作と、前記造形液付与手段から前記造形液を付与させて前記層状造形物を造形する動作とを繰り返して、前記層状造形物を積層した立体造形物を造形する制御をする手段と、を備え、
    前記制御をする手段は、
    第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物の表面上の第(n+1)層目の前記層状造形物と段差をなす領域に前記造形液を付与させた後、前記第(n+1)層目に前記粉体を敷き詰め、前記第(n+1)層目の層状造形物を造形する制御をする
    ことを特徴とする立体造形物を造形する装置。
  2. 前記段差をなす領域に付与する前記造形液の量は、前記層状造形物の造形で付与する前記造形液の量よりも少ない
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体造形物を造形する装置。
  3. 前記段差をなす領域に前記造形液を付与する制御は、積層方向において、前記第(n+1)層目の前記層状造形物が前記第n層目の前記層状造形物の外周縁よりも内側に位置するときに行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の立体造形物を造形する装置。
  4. 前記第n層目の前記層状造形物と前記第(n+1)層目の前記層状造形物との断面パターンの差異が予め定めた閾値を超えるときに、前記第n層目の前記層状造形物の表面上に前記造形液を付与させた後、前記第(n+1)層目に前記粉体を敷き詰める
    ことを特徴とする請求項3に記載の立体造形物を造形する装置。
  5. 前記閾値が積層ピッチである
    ことを特徴とする請求項4に記載の立体造形物を造形する装置。
  6. 前記閾値が前記層状造形物を造形するときの最小解像度である
    ことを特徴とする請求項4に記載の立体造形物を造形する装置。
  7. 粉体を敷き詰め、前記敷き詰められた粉体に対し、前記粉体を結合する造形液を付与して層状造形物を造形する動作を繰り返して、前記層状造形物を積層した立体造形物を造形する制御をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物の表面上の第(n+1)層目の前記層状造形物と段差をなす領域に前記造形液を付与させた後、前記第(n+1)層目に前記粉体を敷き詰め、前記第(n+1)層目の層状造形物を造形する制御をコンピュータに行わせるためのプログラム。
  8. 粉体を敷き詰め、前記敷き詰められた粉体に対し、前記粉体を結合する造形液を付与して層状造形物を造形する動作を繰り返して、前記層状造形物を積層した立体造形物を造形する方法であって、
    第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物の表面上の第(n+1)層目の前記層状造形物と段差をなす領域に前記造形液を付与させた後、前記第(n+1)層目に前記粉体を敷き詰め、前記第(n+1)層目の層状造形物を造形する
    ことを特徴とする立体造形物を造形する方法。
  9. 粉体を敷き詰め、前記敷き詰められた粉体に対し前記粉体を結合する造形液を付与して層状造形物を造形する動作を繰り返して、前記層状造形物を積層した立体造形物を造形する装置に対する前記層状造形物の造形データを作成する装置であって、
    連続する第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物と第(n+1)層目の層状造形物とが傾斜面を構成するか否かを判別し、
    前記傾斜面を構成するとき、第n層(nは1以上の整数)目の前記層状造形物の表面上の第(n+1)層目の前記層状造形物と段差をなす領域に前記造形液を付与させるデータを作成する
    ことを特徴とする立体造形物の造形データを作成する装置。
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