JP6471852B2 - 立体造形装置、立体造形物の生産方法、プログラム - Google Patents

立体造形装置、立体造形物の生産方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は立体造形装置、立体造形物の生産方法、プログラムに関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する立体造形装置(三次元造形装置)として、例えば積層造形法で造形するものが知られている。これは、例えば、造形ステージに平坦化された金属又は非金属の粉体層を形成し、粉体層に対して造形液をヘッドから吐出して、粉体が結合された薄層の造形層を形成し、この造形層上に粉体層を形成して再度造形層を形成する工程を繰り返して、造形層を積層することで立体造形物を造形する。
従来、形成しようとする粉体層の底面が位置する平面と、平坦化ローラとの間の距離である厚み決定距離を、粉体層の厚みよりも大きい距離として、事前平坦化を実行し、その後、厚み決定距離を粉体層の厚みと一致させて、最終平坦化を実行し、粉体層を形成するものが知られている(特許文献1)。
特開2014−065179号公報
上述したように粉体層に造形液の液滴を着弾させて造形層を形成したとき、造形液が着弾して形成された造形層(造形部分)の表面が当該造形層を含む粉体層の表面(造形層が形成されていない未造形部分の領域の表面)に対して凹んだ状態になる。
そのため、次の粉体層を形成するときに、造形層が形成されている領域と形成されていない領域とで供給される粉体層の厚みが異なり、得られる造形物に密度ムラが生じるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、造形物の品質を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る立体造形装置は、
粉体層に対して造形液の液滴を吐出して前記粉体層の粉体が結合された造形層を順次積層して立体造形物を形成する立体造形装置において、
前記造形層が積層形成される造形ステージと、
前記造形ステージのステージ面に沿う方向に相対的に移動されて、前記造形ステージ上の前記粉体の表面を平坦化して前記粉体層を形成する平坦化手段と、を備え、
前記造形層が形成された前記粉体層上に次層の前記粉体層を形成するとき、前記次層を形成する前に、前記造形ステージを上昇させ、前記平坦化手段で造形層が形成されていない領域の粉体を除去する動作を行うことにより、前記造形層の表面と当該造形層が形成された前記粉体層の前記造形層が形成されていない領域の表面との高さを揃える
構成とした。
本発明によれば、造形物の品質を向上することができる。
本発明に係る立体造形装置の第1例の要部斜視説明図である。 同じく概略側面説明図である。 造形部の断面説明図である。 造形部の斜視説明図である。 制御部のブロック図である。 造形の流れの説明に供する造形部の模式的断面説明図である。 本実施形態における制御部による造形動作の制御の説明に供するフロー図である。 同造形動作の説明に供する説明図である。 図8に続く動作の説明に供する説明図である。 図9に続く動作の説明に供する説明図である。 図10に続く動作の説明に供する説明図である。 図11に続く動作の説明に供する説明図である。 図12に続く動作の説明に供する説明図である。 立体造形装置の第2例の要部斜視説明図である。 同じく造形の流れと共に説明する造形部の断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る立体造形装置の一例について図1ないし図4を参照して説明する。図1は同立体造形装置の要部斜視説明図、図2は同じく概略側面説明図、図3は造形部の断面説明図、図4は造形部の斜視説明図である。なお、図3は造形時の状態で示している。
この立体造形装置は、粉体造形装置(粉末造形装置ともいう。)であり、粉体(粉末)が結合された造形層30が形成される造形部1と、造形部1に造形液10を吐出して立体造形物を造形する造形ユニット5とを備えている。
造形部1は、粉体槽11と、平坦化手段としての回転体である平坦化ローラ(リコータローラとも称される)12などを備えている。
粉体槽11は、粉体20を供給する供給槽21と、造形物が造形される造形槽22とを有している。供給槽21の底部は供給ステージ23として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。同様に、造形槽22の底部は造形ステージ24として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。造形ステージ24上に立体造形物が造形される。
供給ステージ23はモータ27によって昇降され、造形ステージ24はモータ28によって昇降される。
平坦化ローラ12は、供給槽21の供給ステージ23上に供給された粉体20を造形槽22に供給し、平坦化手段である平坦化ローラ12によって平坦化して、後述する粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、往復移動機構25によって、造形ステージ24のステージ面(粉体20が積載される面)に沿う方向である矢印Y方向に、ステージ面に対して相対的に往復移動可能であり、モータ26によって回転駆動される。
造形ユニット5は、図3に示すように、造形ステージ24上の粉体層31に造形液10を吐出する1又は複数の液体吐出ヘッド(以下、「ヘッド」という。)50を有する吐出ユニット51を備えている。
この吐出ユニット51には、シアン造形液を吐出するヘッド、マゼンタ造形液を吐出するヘッド、イエロー造形液を吐出するヘッド、ブラック造形液を吐出するヘッド、及びクリア造形液を吐出するヘッドを備える。これらのシアン造形液、マゼンタ造形液、イエロー造形液、ブラック造形液及びクリア造形液の各々を収容した複数のタンクがタンク装着部56に装着される。
なお、造形ユニット5には、吐出ユニット51のヘッド50をクリーニングするヘッドクリーニング機構(図5のクリーニング装置555)なども備えている。
ヘッドクリーニング機構(装置)は、主にキャップとワイパで構成される。キャップをヘッド下方のノズル面に密着させ、ノズルから造形液を吸引する。ノズルに詰まった粉体の排出や高粘度化した造形液を排出するためである。その後、ノズルのメニスカス形成(ノズル内は負圧状態である)のため、ノズル面をワイピング(払拭)する。また、ヘッドクリーニング機構は、造形液の吐出が行われない場合に、ヘッドのノズル面を覆い、粉体がノズルに混入することや造形液が乾燥することを防止する。
造形ユニット5は、図2に示すように、ガイド部材52に移動可能に保持されたスライダ部53を有し、造形ユニット5全体が矢印Y方向(副走査方向)に往復移動可能である。この造形ユニット5は、後述するモータ552を含む走査機構によって全体が矢印Y方向に往復移動される。
吐出ユニット51は、ガイド部材54、55で矢印X方向(主走査方向)に往復移動可能に支持され、後述するモータ550を含む走査機構によってX方向に往復移動される。
吐出ユニット51は、ガイド部材54、55とともに矢印Z方向に昇降可能に支持され、後述するモータ551を含む昇降機構によってZ方向に昇降される。
ここで、造形部1の詳細について上述した図3及び図4も参照して説明する。
粉体槽11は、箱型形状をなし、供給槽21と造形槽22の2つの上面が開放された槽を備えている。供給槽21内部には供給ステージ23が、造形槽22内部には造形ステージ24がそれぞれ昇降可能に配置される。
供給ステージ23の側面は供給槽21の内側面に接するように配置されている。造形ステージ24の側面は造形槽22の内側面に接するように配置されている。これらの供給ステージ23及び造形ステージ24の上面は水平に保たれている。
粉体槽11の周りには、図4に示すように、上面が開放された凹形状である粉体落下口29が設けられている(図3では省略)。粉体落下口29には、粉体層を形成するときに平坦化ローラ12によって集積された余剰の粉体20が落下する。粉体落下口29に落下した余剰の粉体20は供給槽21に粉体を供給する粉体供給部内に戻される。
なお、図1では図示しない粉体供給装置(粉体供給手段、図5の粉体供給装置554))は、タンク状をなし、供給槽21の上方に配置される。造形の初期動作時や供給槽21の粉体量が減少した場合に、タンク内の粉体を供給槽21に供給する。粉体供給のための粉体搬送方法としては、スクリューを利用したスクリューコンベア方式や、エアーを利用した空気輸送方式などが挙げられる。
平坦化ローラ12は、供給槽21から粉体20を造形槽22へと移送供給して、所定の厚みの粉体層31を形成する機能を有している。
この平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の内寸(即ち、粉体が供される部分又は仕込まれている部分の幅)よりも長い棒状部材であり、前述した往復移動機構25によってステージ面に沿う方向(ステージ面と平行な矢印Y方向)に往復移動される。
この平坦化ローラ12は、モータ26によって回転されながら、供給槽21の外側から供給槽21及び造形槽22の上方を通過するようにして水平移動し、これにより粉体20が造形槽22上へと移送供給される。
また、図3に示すように、平坦化ローラ12の周面に接触して、平坦化ローラ12に付着した粉体20を除去するための粉体除去部材である粉体除去板13が配置されている。
粉体除去板13は、平坦化ローラ12の周面に接触した状態で、平坦化ローラ12とともに移動する。また、粉体除去板13は、平坦化ローラ12が平坦化を行うときの回転方向に回転するときにカウンタ方向になる状態で配置されている。
本実施形態では、造形部1の粉体槽11が供給槽21と造形槽22の二つの槽を有する構成としているが、造形槽22のみとして、造形槽22に粉体供給装置から粉体を供給して、平坦化手段で平坦化する構成とすることもできる。
次に、上記立体造形装置の制御部の概要について図5を参照して説明する。図5は同制御部のブロック図である。
制御部500は、この立体造形装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501に本発明に係わる処理を実行させるための本発明に係るプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ(印刷データ)等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)504を備えている。また、制御部500は、画像データに対する各種信号処理等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、外部の造形データ作成装置600から造形データを受信するときに使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F506を備えている。なお、造形データ作成装置600は、最終形態の造形物を各造形層にスライスした造形データを作成する装置であり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成されている。
制御部500は、各種センサの検知信号を取り込むためのI/O507を備えている。
制御部500は、吐出ユニット51の各ヘッド50を駆動制御するヘッド駆動制御部508を備えている。
制御部500は、吐出ユニット51を矢印X方向に移動させるX方向走査モータ550を駆動するモータ駆動部510と、造形ユニット5を矢印Y方向に移動させるY方向走査モータ552を駆動するモータ駆動部512を備えている。
制御部500は、吐出ユニット51を矢印Z方向に移動(昇降)させるZ方向昇降モータ551を駆動するモータ駆動部511を備えている。なお、矢印Z方向への昇降は造形ユニット5全体を昇降させる構成とすることもできる。
制御部500は、供給ステージ23を昇降させるモータ27を駆動するモータ駆動部513と、造形ステージ24を昇降させるモータ28を駆動するモータ駆動部514を備えている。
制御部500は、平坦化ローラ12を移動させる往復移動機構25のモータ553を駆動するモータ駆動部515と、平坦化ローラ12を回転駆動するモータ26を駆動する516を備えている。
制御部500は、供給槽21に粉体20を供給する粉体供給装置554を駆動する供給系駆動部517と、吐出ユニット51をクリーニング(メンテナンス、維持回復)するクリーニング装置555を駆動するクリーニング駆動部518を備えている。
制御部500のI/O507には、粉体層31及び造形層30の表面高さを検出する高さセンサ561、環境条件としての温度及び湿度を検出する温湿度センサ560、などの検知信号やその他のセンサ類の検知信号が入力される。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル522が接続されている。
なお、造形データ作成装置600と立体造形装置(粉体積層造形装置)601によって造形装置が構成される。
次に、一般的な造形の流れについて図6も参照して説明する。図6は造形の流れの説明に供する造形部の模式的断面説明図である。
造形槽22の造形ステージ24上に、1層目の造形層30が形成されている。
この造形層30上に次の造形層30を形成するときには、図6(a)に示すように、供給槽21の供給ステージ23を矢印Z1方向に上昇させ、造形槽22の造形ステージ24を矢印Z2方向に下降させる。
このとき、造形槽22の粉体層表面と平坦化ローラ12の下部(下方接線部)との間隔がΔt1となるように造形ステージ24の下降距離を設定する。この間隔Δt1が次に形成する粉体層31の厚さに相当する。間隔Δt1は、数十〜100μm程度であることが好ましい。
次いで、図6(b)に示すように、供給槽21の上面レベルよりも上方に位置する粉体20を、平坦化ローラ12を順方向(矢印方向)に回転しながらY2方向(造形槽22側)に移動することで、粉体20を造形槽22へと移送供給する(粉体供給)。
さらに、図6(c)に示すように、平坦化ローラ12を造形槽22の造形ステージ24のステージ面と平行に移動させ、図6(d)に示すように、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さΔt1になる粉体層31を形成する(平坦化)。粉体層31を形成後、平坦化ローラ12は矢印Y1方向に移動されて初期位置に戻される。
ここで、平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっている。一定に保って移動できることで、平坦化ローラ12で粉体20を造形槽22の上へと搬送させつつ、造形槽22上又は既に形成された造形層30の上に均一厚さΔt1の粉体層31を形成できる。
その後、図6(e)に示すように、吐出ユニット51のヘッド50から造形液10の液滴を吐出して、次の造形層30を積層形成する(造形)。
なお、造形層30は、例えば、ヘッド50から吐出された造形液10が粉体20と混合されることで、粉体20に含まれる接着剤が溶解し、溶解した接着剤同士が結合して粉体20が結合されることで形成される。
次いで、上述した粉体供給・平坦化工程、ヘッドによる造形液吐出工程を繰り返して新たな造形層を形成する。このとき、新たな造形層とその下層の造形層とは一体化して三次元形状造形物の一部を構成する。
以後、粉体の供給・平坦化工程、ヘッドによる造形液吐出工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物(立体造形物)を完成させる。
次に、上記立体造形装置で使用する立体造形用粉末材料(粉体)及び造形液の一例について説明する。なお、以下で説明する粉体及び造形液に限定されるものではない。
立体造形用粉末材料は、基材と、この基材を平均厚み5nm〜500nmで被覆し、造形液としての架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能な水溶性有機材料とを有してなる。
この立体造形用粉末材料においては、基材を被覆する水溶性有機材料が、架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能であるため、水溶性有機材料に架橋剤含有水が付与されると、水溶性有機材料は、溶解すると共に、架橋剤含有水に含まれる架橋剤の作用により架橋する。
これにより、上記立体造形用粉末材料を用いて薄層(粉体層)を形成し、粉体層に架橋剤含有水を造形液10として吐出することで、粉体層においては、溶解した水溶性有機材料が架橋する結果、粉体層が結合硬化して造形層30が形成される。
このとき、基材を被覆する水溶性有機材料の被覆量が平均厚みで5nm〜500nmであるため、水溶性有機材料が溶解したときに基材の周囲に必要最小量だけ存在し、これが架橋して三次元ネットワークを形成するため、粉体層の硬化は寸法精度良く、かつ、良好な強度をもって行われる。
この操作を繰り返すことにより、簡便かつ効率的に、焼結等の前に型崩れが生ずることなく、寸法精度良く複雑な立体造形物を形成することができる。
−基材−
基材としては、粉末ないし粒子の形態を有する限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。その材質としては、例えば、金属、セラミックス、カーボン、ポリマー、木材、生体親和材料、などが挙げられるが、高強度な立体造形物を得る観点からは、最終的に焼結処理が可能な金属、セラミックスなどが好ましい。
金属としては、例えば、ステンレス(SUS)鋼、鉄、銅、チタン、銀などが好適に挙げられ、該ステンレス(SUS)鋼としては、例えば、SUS316Lなどが挙げられる。
セラミックスとしては、例えば、金属酸化物などが挙げられ、具体的には、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、チタニア(TiO)などが挙げられる。
カーボンとしては、例えば、グラファイト、グラフェン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、フラーレンなどが挙げられる。
ポリマーとしては、例えば、水に不溶な公知の樹脂などが挙げられる。
木材としては、例えば、ウッドチップ、セルロースなどが挙げられる。
生体親和材料としては、例えば、ポリ乳酸、リン酸カルシウムなどが挙げられる。
これらの材料は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、基材として、これらの材料で形成された市販品の粒子ないし粉末を使用することができる。市販品としては、例えば、SUS316L(山陽特殊鋼製、PSS316L)、SiO(トクヤマ製、エクセリカSE−15)、AlO(大明化学工業製、タイミクロンTM−5D)、ZrO(東ソー製、TZ−B53)などが挙げられる。
また、基材としては、水溶性有機材料との親和性を高める目的等で、公知の表面(改質)処理がされていてもよい。
−水溶性有機材料−
水溶性有機材料としては、水に溶解し、架橋剤の作用により架橋可能な性質を有するものであれば、換言すれば、水溶性であって架橋剤によって架橋可能である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
ここでは、水溶性有機材料の水溶性は、例えば、30℃の水100gに水溶性有機材料を1g混合して撹拌したとき、その90質量%以上が溶解するものを意味する。
また、水溶性有機材料としては、その4質量%(w/w%)水溶液の20℃における粘度が、40mPa・s以下であるものが好ましく、1〜35Pa・sであるものがより好ましく、5〜30mPa・sであるものが特に好ましい。
水溶性有機材料の粘度が、40mPa・sを超えると、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の強度が充分でないことがあり、その後の焼結等の処理ないし取扱い時に型崩れ等の問題が生ずることがある。また、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の寸法精度が充分でないことがある。
水溶性有機材料の粘度は、例えば、JISK7117に準拠して測定することができる。
−架橋剤含有水−
造形液である架橋剤含有水としては、水性媒体中に架橋剤を含有するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、架橋剤含有水は、水性媒体、架橋剤のほか、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有していてもよい。
その他の成分としては、架橋剤含有水を付与する手段の種類、使用頻度や量などの諸条件を考慮して適宜選択することができる。例えば、液体吐出法によって架橋剤含有水を付与する場合には、液体吐出ヘッドのノズルへの目詰り等の影響を考慮して選択することができる。
水性媒体としては、例えば、水、エタノール等のアルコール、エーテル、ケトン、などが挙げられるが、水が好ましい。なお、水性媒体は、水がアルコール等の水以外の成分を若干量含有するものであってもよい。
上述した立体造形物用粉末材料及び造形液としての架橋剤含有水を使用することで、粉体(基材)を接着させるためのバインダーを液体吐出ヘッドから吐出する構成に比べて、ノズルの目詰まりが少なく、ヘッドの耐久性が向上する。
次に、本実施形態における制御部による造形動作の制御について図7のフロー図を参照して説明する。
まず、第1層目の造形データを読み出し、供給槽21から造形槽22に粉体20を供給して平坦化ローラ12で平坦化し、粉体層31を形成する(リコート)。そして、第1層目の造形データに応じて吐出ユニット51を移動させながらヘッド50から造形液10の液滴100を吐出させて造形層30を形成する。
その後、高さセンサ561によって、造形層30の表面(粉体面ともいう。)の高さと、粉体層31のうちの造形層30を形成していない造形層以外の領域の表面の高さを検知する。なお、造形層30が形成されている領域を造形部分、造形層30が形成されていない部分を非造形部分ともいう。高さセンサ561による高さの検知は、少なくとも2つの検知位置で行うことで、検知精度を高めることが好ましい。
そして、造形層30の粉体面の高さと造形層30以外の領域の粉体面に高さとの差分(高さの差分)Δtを算出して、記憶手段(例えばRAM503)に記憶保持する。
次いで、記憶保持した差分Δtだけ造形槽22の造形ステージ24をZ1方向に上昇させる。
その後、平坦化ローラ12によって差分Δtの高さの部分の粉体20を除去して、造形層30の表面と粉体層31の造形層30を形成していない領域の表面の高さを揃える動作を行う(造形面出し)。なお、このとき、平坦化ローラ12の動作条件は、高さの差分Δtに応じて変更することが好ましい。
この動作により、造形部分と非造形部分の粉体高さが揃い、造形部分の凹みが解消されとともに、造形部分の表面を造形槽の粉体層の最表面に位置させることができる。
その後、前記図6で説明したと同様にして、供給槽21側を上昇、造形槽22側を下降させ、造形槽22に粉体20を供給して、平坦化ローラ12による平坦化を行なって、造形層30上の所定厚み(Δt1)の粉体層21を形成する。
そして、第n層目の造形データに応じて造形液を吐出して第n層目の造形層30を形成する。
その後、次の造形層のデータがあるか否かを判別する。
ここで、次の造形層のデータがあれば、記憶保持した差分Δtだけ造形槽22をZ1方向に上昇させ、差分Δtの部分の粉体20を除去して、造形層30の表面と粉体層31の造形層30を形成していない領域の表面の高さを揃える動作(造形面出し)を行う処理に戻る。
次の造形層のデータがなければ、造形動作を終了する。
次に、この造形動作について図8ないし図13を参照して具体的に説明する。図8ないし図13は同説明に供する説明図であり、(a)は斜視説明図、(b)は断面説明図である。
まず、図8に示すように、第1層目の造形データに応じて、粉体層31に対してヘッド50から液滴を吐出して第1層目の造形層30を形成する。
このとき、粉体層31の粉体密度が低いと、粉体層31の造形層30を形成していない非造形部分の表面に比べて造形層30が形成されている造形部分の表面が凹むことになる。
このように造形層30が凹んだまま粉体20を供給して次層の粉体層31を形成すると、造形部分と非造形部分とで供給される粉体の厚さが異なり、得られる造形物に密度ムラが生じる。また、造形部分と非造形部分との境界にできた凹みによって、造形物の端部に粉体が供給できず、造形物の端部の形状精度が低下する。
そこで、図9に示すように、高さセンサ561によって、第1層目の造形層30を形成した後に、次層の粉体層を形成する前に、造形部分と非造形部分の高さを検知する。この高さセンサ561は、吐出ユニット51に備えて吐出ユニットと共に移動可能とすることもできるし、吐出ユニット51と独立して移動可能に配置することもできる。
この高さ検知を行うときには、第1層目の画像データから、造形部分と非造形部分の位置を認識し、高さセンサ561によって、それぞれの粉体面(造形層30の表面、造形層30以外の粉体層31の表面)の高さを検知する。このとき、粉体面の凹凸を考慮して、少なくとも2点以上の測定点(検知位置)で測定する。
そして、検知結果から算出された各粉体面の高さの差分の情報(差分情報)を記憶保持する。このように、第1層目の造形層を形成したときに得られる高さの差分情報を記憶しておくことで、次層以降である第2層目以降での造形部分と非造形部分の高さを揃える動作で使用することができる。
その後、図10に示すように、造形槽22の造形ステージ24を差分だけ上昇させる。
そして、図11に示すように、平坦化ローラ12によって造形層30(造形部分)よりも高い部分の粉体20を除去して、凹みをなくし、粉体層31の高さと造形層30の高さを揃える。
次いで、図12に示すように、次層の粉体層を形成するため、供給槽21の供給ステージ23を上昇させ、造形槽22の造形ステージ24を所定厚み分下降させ、図13に示すように平坦化ローラ12によって造形槽22に粉体20を供給して平坦化し、所定厚みの次層の粉体層31を形成する。
その後、第n層目の造形層30を形成する動作を行い、所要層分の造形動作を繰り返して造形部を造形する。
このような一連の動作を行うことで、造形部分の平面を基準として常に一定の層厚で粉体層を形成することが可能となるので、得られる造形物は層毎の粉体密度ムラや積層厚みムラが抑制される。
また、積層毎に粉体が置かれる状態は第1層目の状態と変わらないため、高さの差分分の粉体を除去して高さを揃える動作(ならし動作)を行う前の造形ステージの上昇量は第1層目の検知結果をそのまま使用することができる。
次に、立体造形装置の第2例について図14及び図15を参照して説明する。図14は同装置の要部斜視説明図、図15は同じく造形の流れと共に説明する造形部の断面説明図である。
この立体造形装置は、粉体積層造形装置であり、前述した第1例の立体造形装置と同様に、粉体が結合された造形層が形成される造形部1と、造形部1に造形液の液滴を吐出して立体造形物を造形する造形手段としての造形ユニット5とを備えている。
造形部1は造形槽22のみを有し、粉体供給装置から造形槽22に粉体供給する構成としている。
造形ユニット5は、吐出ユニット51がガイド部材54、55で矢印X方向(これを「主走査方向」とする。)に往復移動可能に支持されている。
なお、その他の構成は前記第1例の立体造形装置と同様である。
この立体造形装置では、図15(a)に示すように、造形槽22の造形ステージ24上に供給された粉体20に吐出ユニット51のヘッド50から造形液10の液滴を吐出して造形層30を形成する。
このとき、吐出ユニット51を主走査方向に移動させて1スキャン分(1走査領域分)の造形を行い、その後、造形ユニット5を副走査方向(Y1方向)に1スキャン分移動させ、次の1走査領域分の造形を行うことを繰り返して、1層分の造形層30を造形する。なお、1層分の造形層30を造形後に造形ユニット5は図15(b)に示すように副走査方向上流側まで戻される。
その後、この造形層30上に次の造形層30を形成するために造形槽22の造形ステージ24を1層分の厚み分だけ矢印Z2方向に下降させる。
次いで、図15(b)に示すように、造形槽22に粉体供給装置から粉体20を供給する。そして、平坦化ローラ12を回転しながら造形槽22の造形ステージ24のステージ面に沿ってY2方向に移動させ、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さになる粉体層31を形成する(平坦化)。
そして、吐出ユニット51のヘッド50から造形液10の液滴を吐出して次の造形層30を形成する。
このように、粉体層31の形成と造形液10の吐出による粉体20の固化とを繰り返して造形層30を順次積層して立体造形物を造形する。
1 造形部
5 造形ユニット
10 造形液
12 平坦化ローラ(平坦化手段、回転体)
20 粉体
21 供給槽
22 造形槽
23 供給ステージ
24 造形ステージ
30 造形層
31 粉体層
50 液体吐出ヘッド
51 吐出ユニット
561 高さセンサ(高さ検知手段)

Claims (9)

  1. 粉体層に対して造形液の液滴を吐出して前記粉体層の粉体が結合された造形層を順次積層して立体造形物を形成する立体造形装置において、
    前記造形層が積層形成される造形ステージと、
    前記造形ステージのステージ面に沿う方向に相対的に移動されて、前記造形ステージ上の前記粉体の表面を平坦化して前記粉体層を形成する平坦化手段と、を備え、
    前記造形層が形成された前記粉体層上に次層の前記粉体層を形成するとき、前記次層を形成する前に、前記造形ステージを上昇させ、前記平坦化手段で造形層が形成されていない領域の粉体を除去する動作を行うことにより、前記造形層の表面と当該造形層が形成された前記粉体層の前記造形層が形成されていない領域の表面との高さを揃える
    ことを特徴とする立体造形装置。
  2. 粉体層に対して造形液の液滴を吐出して前記粉体層の粉体が結合された造形層を順次積層して立体造形物を形成する立体造形装置において、
    前記造形層が形成された前記粉体層上に次層の前記粉体層を形成するとき、前記次層を形成する前に、前記造形層の表面と当該造形層が形成された前記粉体層の前記造形層が形成されていない領域の表面との高さを揃える動作を行わせる手段と、
    前記造形層及び前記造形層以外の領域の高さを検知する手段と、
    前記造形層の表面と前記粉体層の前記造形層以外の領域の表面との高さの差分を算出する手段と、を備えている
    ことを特徴とする立体造形装置。
  3. 前記高さを検知する手段で、少なくとも2点の検知位置で高さを検知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の立体造形装置。
  4. 前記造形層が積層形成される造形ステージと、
    前記造形ステージのステージ面に沿う方向に相対的に移動されて、前記造形ステージ上の前記粉体の表面を平坦化して前記粉体層を形成する平坦化手段と、を備え、
    前記高さを揃える動作を行わせる手段は、
    前記高さの差分だけ前記造形ステージを上昇させ、前記平坦化手段で前記造形層が形成されていない領域の前記粉体を除去する動作を行わせる
    を備えている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の立体造形装置。
  5. 前記高さを揃える動作を行わせる手段は、前記高さの差分に応じて前記平坦化手段の動作条件を変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の立体造形装置。
  6. 前記高さを揃える動作を行う手段は、1層目の前記粉体層の表面と前記造形層の表面との高さの差を使用して2層目以降についての高さを揃える動作を行う
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の立体造形装置。
  7. 前記高さを検知する手段は、前記造形液の液滴を吐出する手段とともに移動可能である
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の立体造形装置。
  8. 粉体層に対して造形液の液滴を吐出して前記粉体層の粉体が結合された造形層が積層形成される造形ステージと、
    前記造形ステージのステージ面に沿う方向に相対的に移動されて、前記造形ステージ上の前記粉体の表面を平坦化して前記粉体層を形成する平坦化手段と、を備える立体造形装置を使用し、前記造形層を順次積層して立体造形物を形成する立体造形物の生産方法において、
    前記造形層が形成された前記粉体層上に次層の前記粉体層を形成するとき、前記次層を形成する前に、前記造形ステージを上昇させ、前記平坦化手段で造形層が形成されていない領域の粉体を除去することにより、前記造形層の表面と当該造形層が形成された前記粉体層の前記造形層が形成されていない領域の表面との高さを揃える
    ことを特徴とする立体造形物の生産方法。
  9. 粉体層に対して造形液の液滴を吐出して前記粉体層の粉体が結合された造形層が積層形成される造形ステージと、
    前記造形ステージのステージ面に沿う方向に相対的に移動されて、前記造形ステージ上の前記粉体の表面を平坦化して前記粉体層を形成する平坦化手段と、を備える立体造形装置による前記造形層を順次積層して立体造形物を形成する造形動作を制御する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記造形層が形成された前記粉体層上に次層の前記粉体層を形成するとき、前記次層を形成する前に、前記造形ステージを上昇させ、前記平坦化手段で造形層が形成されていない領域の粉体を除去することにより、前記造形層の表面と当該造形層が形成された前記粉体層の前記造形層が形成されていない領域の表面との高さを揃える制御をする処理をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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