JP6668649B2 - 立体造形装置、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は立体造形装置、プログラムに関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する立体造形装置(三次元造形装置)として、例えば積層造形法で造形するものが知られている。これは、例えば、造形ステージに平坦化された金属又は非金属の粉体を層状に形成し、層状の粉体(これを「粉体層」という。)に対して粉体を結合させる造形液を吐出して、粉体が結合された層状造形物(これを「造形層」といい。)を形成する。そして、この造形層上に粉体層に形成し、再度、造形層を形成する動作を繰り返して、造形層を積層することで立体造形物を造形する。
従来、造形対象物の形状情報及び重量情報と造形材料データベースから取得した1又は複数の造形材料の重量情報とに基づいて、造形対象物と同じ重量の造形物を作製可能な造形材料の粗密の程度を表す充填率又は複数の造形材料の混合比を算出し、算出した充填率又は混合比に従って造形材料を積層させるための造形情報を生成し、造形情報に従って造形材料を積層するものが知られている(特許文献1)。
特許第5408207号公報
しかしながら、造形材料の粗密の程度を表す充填率を変化させるためにハニカム構造やスポンジ構造になる造形層を形成するのでは、元々の造形データに多くの変更を加えなければならず、最終形態の造形物自体の形状変更が生じるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で内部に疎密のある造形物が得られるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る立体造形装置は、
粉体を層状にした粉体層に対して造形液を与えて前記粉体層の粉体が結合された層状造形物を形成する手段と、
空隙形成剤を供給する手段と、
前記層状造形物を積層して立体造形物を造形するとき、密度を疎にする部分に前記供給する手段から前記空隙形成剤を供給させる制御をする手段と、を備えている
構成とした。
本発明によれば、簡単な構成で内部に疎密がある造形物が得られるようにすることができる。
本発明に係る立体造形装置の一例の概略平面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 同じく造形部の断面説明図である。 同じく具体的構成の要部斜視説明図である。 同立体造形装置の制御部の概要の説明に供するブロック図である。 空隙形成剤を使用しない場合の造形の流れの説明に供する模式的説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する説明図である。 同じく立体造形物を焼成した造形物の説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する説明図である。 第2、第3実施形態の作用効果の説明に供する説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する説明図である。 第5実施形態の造形物となる立体造形物の造形工程の一例の説明に供する平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る立体造形装置の一例の概要について図1ないし図4を参照して説明する。図1は同立体造形装置の概略平面説明図、図2は同じく概略側面説明図、図3は同じく造形部の断面説明図である。なお、図3は造形時の状態で示している。また、図4は同じく具体的構成の要部斜視説明図である。
この立体造形装置は、粉体造形装置(粉末造形装置ともいう。)であり、粉体(粉末)が結合された層状造形物である造形層30が形成される造形部1と、造形部1の層状に敷き詰められた粉体層31に対して造形液10を吐出して立体造形物を造形する造形ユニット5とを備えている。
造形部1は、粉体槽11と、平坦化手段(リコータ)である回転体としての平坦化ローラ12などを備えている。なお、平坦化手段は、回転体に代えて、例えば板状部材(ブレード)とすることもできる。
粉体槽11は、造形槽22に供給する粉体20を保持する供給槽21と、造形層30が積層されて立体造形物が造形される造形槽22と、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって移送供給される粉体20のうち、粉体層31を形成しないで落下する余剰の粉体20を溜める余剰粉体受け槽29を有している。
供給槽21の底部は供給ステージ23として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。同様に、造形槽22の底部は造形ステージ24として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。造形ステージ24上に造形層30が積層された立体造形物が造形される。余剰粉体受け槽29の底面には粉体20を吸引する機構が備えられた構成や、余剰粉体受け槽29が簡単に取り外せるような構成となっている。
供給ステージ23は、例えば図4に示すように、モータ27によって矢印Z方向(高さ方向)に昇降され、造形ステージ24は、同じく、モータ28によって矢印Z方向に昇降される。
平坦化ローラ12は、供給槽21の供給ステージ23上に供給された粉体20を造形槽22に移送して供給する。平坦化手段である平坦化ローラ12によって造形槽22に供給した粉体20の表面を均して平坦化して、粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形ステージ24のステージ面(粉体20が積載される面)に沿って矢印Y方向に、ステージ面に対して相対的に往復移動可能に配置され、往復移動機構25によって移動される。また、平坦化ローラ12は、モータ26によって回転駆動される。
一方、造形ユニット5は、造形ステージ24上の粉体層31に粉体20を結合させる造形液10を吐出して(与えて)、粉体20が結合された層状造形物としての造形層30を形成する液体吐出ユニット50を備えている。
液体吐出ユニット50は、キャリッジ51と、キャリッジ51に搭載された2つ(1又は3つ以上でもよい。)の液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)52a、52bを備えている。
キャリッジ51は、ガイド部材54及び55に移動可能に保持されている。ガイド部材54及び55は、両側の側板70、70に昇降可能に保持されている。
このキャリッジ51は、後述するX方向走査機構550を構成するX方向走査モータによってプーリ及びベルトを介して主走査方向である矢印X方向(以下、単に「X方向」という。他のY、Zについても同様とする。)に往復移動される。
2つのヘッド52a、52b(以下、区別しないときは「ヘッド52」という。)は、造形液を吐出する複数のノズルを配列したノズル列がそれぞれ2列配置されている。一方のヘッド52aの2つのノズル列は、シアン造形液及びマゼンタ造形液を吐出する。他方のヘッド52bの2つのノズル列は、イエロー造形液及びブラック造形液をそれぞれ吐出する。なお、ヘッド構成はこれに限るものではない。
これらのシアン造形液、マゼンタ造形液、イエロー造形液、ブラック造形液の各々を収容した複数のタンク60がタンク装着部56に装着され、供給チューブなどを介してヘッド52a、52bに供給される。
また、X方向の一方側には、液体吐出ユニット50のヘッド52の維持回復を行うメンテナンス機構61が配置されている。
メンテナンス機構61は、主にキャップ62とワイパ63で構成される。キャップ62をヘッド52のノズル面(ノズルが形成された面)に密着させ、ノズルから造形液を吸引する。ノズルに詰まった粉体の排出や高粘度化した造形液を排出するためである。その後、ノズルのメニスカス形成(ノズル内は負圧状態である)のため、ノズル面をワイパ63でワイピング(払拭)する。また、メンテナンス機構61は、造形液の吐出が行われない場合に、ヘッドのノズル面をキャップ62で覆い、粉体20がノズルに混入することや造形液10が乾燥することを防止する。
また、この装置では、キャリッジ51に、粉体層31に対して空隙形成剤を供給する手段として、空隙形成剤を含有する造形液を吐出する液体吐出ヘッド53も備えている。
造形ユニット5は、ベース部材7上に配置されたガイド部材71に移動可能に保持されたスライダ部72を有し、造形ユニット5全体がX方向と直交するY方向(副走査方向)に往復移動可能である。この造形ユニット5は、後述するY方向走査機構552によって全体がY方向に往復移動される。
液体吐出ユニット50は、ガイド部材54、55とともに矢印Z方向に昇降可能に配置され、後述するZ方向昇降機構551によってZ方向に昇降される。
ここで、造形部1の詳細について説明する。
粉体槽11は、箱型形状をなし、供給槽21と造形槽22と、余剰粉体受け槽29の3つの上面が開放された槽とを備えている。供給槽21内部には供給ステージ23が、造形槽22内部には造形ステージ24がそれぞれ昇降可能に配置される。
供給ステージ23の側面は供給槽21の内側面に接するように配置されている。造形ステージ24の側面は造形槽22の内側面に接するように配置されている。これらの供給ステージ23及び造形ステージ24の上面は水平に保たれている。
造形槽22の隣りには余剰粉体受け槽29が設けられている。
余剰粉体受け槽29には、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって移送供給される粉体20のうちの余剰の粉体20が落下する。余剰粉体受け槽29に落下した余剰の粉体20は供給槽21に粉体を供給する粉体供給装置に戻される。
供給槽21上には後述する図5の粉体供給装置554が配置される。造形の初期動作時や供給槽21の粉体量が減少した場合に、粉体供給装置554を構成するタンク内の粉体を供給槽21に供給する。粉体供給のための粉体搬送方法としては、スクリューを利用したスクリューコンベア方式や、エアーを利用した空気輸送方式などが挙げられる。
平坦化ローラ12は、供給槽21から粉体20を造形槽22へと移送供給して、表面を均すことで平坦化して所定の厚みの層状の粉体である粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の内寸(即ち、粉体が供される部分又は仕込まれている部分の幅)よりも長い棒状部材であり、往復移動機構25によってステージ面に沿ってY方向(副走査方向)に往復移動される。
この平坦化ローラ12は、モータ26によって回転されながら、供給槽21の外側から供給槽21及び造形槽22の上方を通過するようにして水平移動する。これにより、粉体20が造形槽22上へと移送供給され、平坦化ローラ12が造形槽22上を通過しながら粉体20を平坦化することで粉体層31が形成される。
また、図2にも示すように、平坦化ローラ12の周面に接触して、平坦化ローラ12に付着した粉体20を除去するための粉体除去部材である粉体除去板13が配置されている。
粉体除去板13は、平坦化ローラ12の周面に接触した状態で、平坦化ローラ12とともに移動する。
次に、上記立体造形装置の制御部の概要について図5を参照して説明する。図5は同制御部のブロック図である。
制御部500は、この立体造形装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501に本発明に係わる制御を含む立体造形動作の制御を実行させるための本発明に係るプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、造形データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)504を備えている。また、制御部500は、画像データに対する各種信号処理等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、外部の造形データ作成装置600から造形データを受信するときに使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F506を備えている。なお、造形データ作成装置600は、最終形態の造形物を各造形層にスライスした造形データを作成する装置であり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成されている。
制御部500は、各種センサの検知信号を取り込むためのI/O507を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のヘッド52及びヘッド53を駆動制御するヘッド駆動制御部508を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をX方向(主走査方向)に移動させるX方向走査機構550を構成するモータを駆動するモータ駆動部510と、造形ユニット5をY方向(副走査方向)に移動させるY方向走査機構552を構成するモータを駆動するモータ駆動部512を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をZ方向に移動(昇降)させるZ方向昇降機構551を構成するモータを駆動するモータ駆動部511を備えている。なお、矢印Z方向への昇降は造形ユニット5全体を昇降させる構成とすることもできる。
制御部500は、供給ステージ23を昇降させるモータ27を駆動するモータ駆動部513と、造形ステージ24を昇降させるモータ28を駆動するモータ駆動部514を備えている。
制御部500は、平坦化ローラ12を移動させる往復移動機構25のモータ553を駆動するモータ駆動部515と、平坦化ローラ12を回転駆動するモータ26を駆動する516を備えている。
制御部500は、供給槽21に粉体20を供給する粉体供給装置554を駆動する供給系駆動部517と、液体吐出ユニット50のメンテナンス機構61を駆動するメンテナンス駆動部518を備えている。
制御部500は、粉体後供給部80から粉体20の供給を行わせる後供給駆動部519を備えている。
制御部500のI/O507には、装置の環境条件としての温度及び湿度を検出する温湿度センサ560などの検知信号やその他のセンサ類の検知信号が入力される。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル522が接続されている。
制御部500は、上述したように、造形データ作成装置600から造形データを受領する。造形データは、目的とする立体造形物の形状をスライスしたスライスデータとしての各造形層30の形状データ(造形データ)と各造形層30の内の密度が疎となる部分の形状データとを含む。
そして、主制御部500Aは、造形層30の造形データに基づいてヘッド52からの造形液の吐出を行わせる制御をし、密度が疎となる部分の形状データに基づいてヘッド53からの空隙形成剤の供給(この装置では吐出)を行わせる制御をする。
なお、造形データ作成装置600と立体造形装置(粉体積層造形装置)601によって造形装置が構成される。
次に、空隙形成剤を使用しない場合の造形の流れについて図6も参照して説明する。図6は造形の流れの説明に供する模式的説明図である。
ここでは、造形槽22の造形ステージ24上に、1層目の造形層30が形成されている状態から説明する。
この1層目の造形層30上に次の造形層30を形成するときには、図6(a)に示すように、供給槽21の供給ステージ23をZ1方向に上昇させ、造形槽22の造形ステージ24をZ2方向に下降させる。
このとき、造形槽22の粉体層31の表面(粉体面)の上面と平坦化ローラ12の下部(下方接線部)との間隔がΔt1となるように造形ステージ24の下降距離を設定する。の間隔Δt1が次に形成する粉体層31の厚さ(積層ピッチ)に相当する。間隔Δt1は、数十〜100μm程度であることが好ましい。
この場合、平坦化ローラ12は供給槽21及び造形槽22の上端面に対してギャップを置いて配置している。したがって、造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化するとき、粉体層31の表面(粉体面)は供給槽21及び造形槽22の上端面よりも高い位置になる。
これにより、平坦化ローラ12が供給槽21及び造形槽22の上端面に接触することを確実に防止できて、平坦化ローラ12の損傷が低減する。平坦化ローラ12の表面が損傷すると粉体層31の表面にスジが発生して平坦性が低下する。
次いで、図6(b)に示すように、供給槽21の上面レベルよりも上方に位置する粉体20を、平坦化ローラ12を逆方向(矢印方向)に回転しながらY2方向(造形槽22側)に移動することで、粉体20を造形槽22へと移送供給する(粉体供給)。
さらに、図6(c)に示すように、平坦化ローラ12を造形槽22の造形ステージ24のステージ面と平行に移動させ、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さΔt1になる粉体層31を形成する(平坦化)。このとき、粉体層31の形成に使用されなかった余剰の粉体20は余剰粉体受け槽29に落下する。
粉体層31を形成後、平坦化ローラ12は、図6(d)に示すように、Y1方向に移動されて初期位置(原点位置)に戻される(復帰される)。
ここで、平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっている。一定に保って移動できることで、平坦化ローラ12で粉体20を造形槽22の上へと搬送させつつ、造形槽22上又は既に形成された造形層30の上に均一厚さΔt1の粉体層31を形成できる。
その後、図6(e)に示すように、液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して、次の粉体層31に所要形状の造形層30を積層形成する(造形)。
なお、造形層30は、例えば、ヘッド52から吐出された造形液10が粉体20と混合されることで、粉体20に含まれる接着剤が溶解し、溶解した接着剤同士が結合して粉体20が結合されることで形成される。
次いで、上述した粉体供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を繰り返して新たな造形層30を形成する。このとき、新たな造形層30とその下層の造形層30とは一体化して三次元形状造形物の一部を構成する。
以後、粉体の供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物(立体造形物)を完成させる。
次に、本実施形態で使用している粉体(立体造形用粉末材料)及び造形液について説明する。
立体造形用粉末材料は、基材と、この基材を平均厚み5nm〜500nmで被覆し、造形液としての架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能な水溶性有機材料(バインダー)とを有してなる。
この立体造形用粉末材料においては、基材を被覆する水溶性有機材料が、架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能であるため、水溶性有機材料に架橋剤含有水が付与されると、水溶性有機材料は、溶解すると共に、架橋剤含有水に含まれる架橋剤の作用により架橋する。
これにより、上記立体造形用粉末材料を用いて薄層(粉体層31)を形成し、粉体層に架橋剤含有水を造形液として吐出することで、粉体層31においては、溶解した水溶性有機材料が架橋する結果、粉体層31が結合硬化して造形層30が形成される。
基材としては、粉末、粒子の形態を有する限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができが、高強度な立体造形物を得る観点からは、最終的に焼結処理が可能な金属、セラミックスなどが好ましい。
金属としては、Ni、Ni基合金、Cu、Cu基合金、Fe、Fe基合金、Ti、Ti基合金、Al、Al基合金が挙げられる。セラミックスとしては、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、シリカ、炭化珪素、窒化ケイ素等が挙げられる。
水溶性有機材料としては、水に溶解し、架橋剤の作用により架橋可能な性質を有するものであれば、換言すれば、水溶性であって架橋剤によって架橋可能である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
ここでは、水溶性有機材料の水溶性は、例えば、30℃の水100gに水溶性有機材料を1g混合して撹拌したとき、その90質量%以上が溶解するものを意味する。
また、水溶性有機材料としては、その4質量%(w/w%)水溶液の20℃における粘度が、40mPa・s以下であるものが好ましく、1〜35Pa・sであるものがより好ましく、5〜30Pa・sであるものが特に好ましい。
水溶性有機材料の粘度は、例えば、JISK7117に準拠して測定することができる。
造形液である架橋剤含有水としては、水性媒体中に架橋剤を含有するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、架橋剤含有水は、水性媒体、架橋剤のほか、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有していてもよい。
その他の成分としては、架橋剤含有水を付与する手段の種類、使用頻度や量などの諸条件を考慮して適宜選択することができる。例えば、液体吐出法によって架橋剤含有水を付与する場合には、液体吐出ヘッドのノズルへの目詰り等の影響を考慮して選択することができる。
水性媒体としては、例えば、水、エタノール等のアルコール、エーテル、ケトン、などが挙げられるが、水が好ましい。なお、水性媒体は、水がアルコール等の水以外の成分を若干量含有するものであってもよい。
上述した立体造形物用粉末材料及び造形液としての架橋剤含有水を使用することで、粉体(基材)を接着させるためのバインダを液体吐出ヘッドから吐出する構成に比べて、ノズルの目詰まりが少なく、ヘッドの耐久性が向上する。
次に、本発明の第1実施形態について図7及び図8を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する説明図、図8は同じく立体造形物を焼成した造形物の説明図である。
本実施形態において、粉体20は、粉末、粒子など(単に「粒子」と総称し、「粒子120」と表記する。)の集合体である。粒子120は、基材粒子120aをバインダ120bで被覆したものである。
また、ヘッド53からは造形液10中に空隙形成剤91及び機能性粒子92を含有する液体110を吐出する。
ここで、空隙形成剤91としては、加熱されることで窒素ガス、炭酸ガス、一酸化炭素、アンモニアガス、水素ガス等の気体を発生させるものを使用している。例えば、アゾビスイソブチロニトリルのような樹脂発泡剤、低沸点炭化水素を熱可塑性のシェルで覆ったマイクロカプセル、揮発性液体を熱可塑性樹脂中に封入したマイクロカプセル、内部に空隙を持つ中空粒子、を挙げることができる。
特に、焼成(加熱)は、酸化膜は金属同士の結着を阻害することから、酸化の影響を防ぐために、不活性ガス雰囲気で行う。好ましくは、酸化膜を除去するために還元雰囲気で行う。
したがって、空隙形成剤91としては、熱分解することで不活性ガスである窒素ガス、Arガスを発生させるもの、より好ましくは還元性ガスである水素ガスを発生させるものを使用する。
機能性粒子92としては、白金などの触媒、導電助剤などを挙げることができる。
そこで、図7を参照して、造形層30の層間に密度を疎にする部分を形成する場合の制御について説明する。なお、以下では、便宜上、図で最初の造形層を「1層目」として説明する。
前述したように、平坦化ローラ12によって供給槽21から造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化することで、図7(a)に示すように粉体層31を形成する。
ここで、造形層30と次の造形層30との間に密度が疎の部分を形成するときには、図7(b)に示すように、ヘッド53から空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液10に含む液体110を吐出させる。
これにより、液体110の造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図7(c)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて1層目の造形層30が形成される。このとき、空隙形成剤91及び機能性粒子92は1層目の造形層30の表面に残留する。
次いで、図7(d)に示すように、次層の粉体層31を形成する。そして、図7(e)に示すように、ヘッド53から空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液10に含む液体110を吐出させる。
これにより、液体110の造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図7(f)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて2層目の造形層30が形成される。このとき、空隙形成剤91及び機能性粒子92は2層目の造形層30の表面に残留する。
さらに、次層の粉体層31を形成し、ヘッド52から造形液10を吐出させることで、造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図7(g)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて3層目の造形層30が形成される。
これにより、3層の造形層30による立体造形物300が得られる。
そこで、この立体造形物300を焼結することで、空隙形成剤91及びバインダ120bを除去すると共に、基材粒子120a同士を融着させて、図8に示すような焼結体としての造形物301を得る。
このとき、造形物301は、空隙形成剤91は焼成に伴って気体化して消失するので、空隙形成剤91を吐出した層間に密度が疎の部分が生じる。
したがって、焼結体としての造形物301は、密度が密な部分(領域)301aと疎な部分(領域)301bが交互に積層されたものとなる。
このように、本実施形態による立体造形装置によれば、空隙形成剤を含む立体造形物を造形することができるので、簡単な構成で内部に粗密のある造形物を得ることができるようになる。
また、機能性粒子92として例えば白金等の触媒などを使用することで、造形物301の空隙に触媒等を担持することができ、造形物301で触媒を含有するフィルタ部材を構成することができる。
なお、機能性粒子92は空隙形成剤91で被覆して造形液10に分散させることもできる。このように、機能性粒子92を分散させるときに発ガス性のある樹脂などの空隙形成剤で被覆することで、機能性粒子を均一に分散させることができる。
また、機能性粒子92として導電助剤を使用することで、造形物301で導電性を向上ないし調整した電極材を構成できる。
次に、本発明の第2実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する説明図である。
前述したように、平坦化ローラ12によって供給槽21から造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化することで、図9(a)に示すように粉体層31を形成する。
ここで、造形層30と次の造形層30との間に密度が疎の部分を形成するときには、図9(b)に示すように、ヘッド53から空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液10に含む液体110を吐出させる。
これにより、液体110の造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図9(c)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて1層目の造形層30が形成される。このとき、空隙形成剤91及び機能性粒子92は1層目の造形層30の表面に残留する。
次いで、図9(d)に示すように、次層の粉体層31を形成し、図9(e)に示すように、ヘッド52から造形液10を吐出させる。
これにより、造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図9(f)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて、1層目の造形層30上に空隙形成剤91及び機能性粒子92が介在した状態で2層目の造形層30が形成される。
さらに、図9(g)に示すように、次層の粉体層31を形成し、ヘッド52から造形液10を吐出させることで、造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図8(h)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて3層目の造形層30が形成される。
このとき、2層目と3層目の各造形層30の間には空隙形成剤91が供給されていないので、密度が密となる部分は2層分の厚みとなる。
このようにして、立体造形物の密度が密となる部分の厚みを変化させることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図10を参照して説明する。図10は同実施形態の説明に供する説明図である。
前述したように、平坦化ローラ12によって供給槽21から造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化することで、図10(a)に示すように粉体層31を形成する。
ここで、造形層30と次の造形層30との間に密度が疎の部分を形成するときには、図10(b)に示すように、ヘッド53から空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液10に含む液体110を吐出させる。
これにより、液体110の造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図10(c)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて1層目の造形層30が形成される。このとき、空隙形成剤91及び機能性粒子92は1層目の造形層30の表面に残留する。
次いで、図10(d)に示すように、次層(2層目となる)の粉体層31を形成する。さらに、図10(e)に示すように、次層の粉体層31を形成し、ヘッド52から造形液10を吐出させる。
これにより、造形液10が3層目の粉体層31内部へ浸透し、図10(f)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて、1層目の造形層30上に、空隙形成剤91及び機能性粒子92並びに未結合の2層目の粉体層31が介在した状態で3層目の造形層30が形成される。
このとき、1層目と3層目の各造形層30の間には空隙形成剤91が供給され、2層目の粉体層31が未結合状態であるので、密度が疎となる部分は1層分以上の厚みとなる。
なお、立体造形物300の外周部分については2層目の粉体層31に対しても造形液10を吐出して結合状態する。
このようにして、立体造形物の密度が密となる部分の厚みを変化させることができる。
ここで、上記第2、第3実施形態の作用効果について図11も参照して説明する。図11は同作用効果の説明に供する説明図である。
図11の造形物301は、厚みt1、t3、t5の密度が密の部分301aと、厚みt2、t4の密度が疎の部分301bとを積層方向に交互に積層したものである。
そして、図11(a)の第1例は、密度が疎の部分301bの厚みを密度が密の部分301aの厚みよりも厚くしたものである。図11(b)の第2例は、密度が疎の部分301bの厚みを密度が密の部分301aの厚みとほぼ同じにしたものである。
ここで、前記第3実施形態を実施することで、図11(a)の第1例のように密度が疎の部分301bの厚みを厚くすることができる。
このように、密度が密の部分の厚み、疎の部分の厚みを調整することで、造形物の強度を調整することができる。
ここで、上述したように、1層の造形層毎に或いは複層の造形層毎に疎の部分を形成したミルフィーユ構造とするときには、造形データ作成装置600において、目的とする造形物をスライスしたスライスデータとしての各造形層30の形状データと、造形層30の層間での空隙形成剤91の供給の有無及び供給量を指定するデータを作成して、立体造形装置に与えればよい。
次に、本発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。図12は同実施形態の説明に供する説明図である。
前述したように、平坦化ローラ12によって供給槽21から造形槽22に粉体20を移送供給して平坦化することで、図12(a)に示すように粉体層31を形成する。
ここで、造形層30と次の造形層30との間に密度が疎の部分を形成するときには、図12(b)に示すように、ヘッド53から空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液10に含む液体110を吐出させる。
これにより、液体110の造形液10が粉体層31内部へ浸透し、図12(c)に示すように、粉体20の粒子120を結合させて1層目の造形層30が形成される。このとき、空隙形成剤91及び機能性粒子92は1層目の造形層30の表面に残留する。
次いで、図12(d)に示すように、次層(2層目となる)の粉体層31を形成する。そして、ヘッド52から1層分の浸透しない量の造形液10を吐出させる。
これにより、図12(e)に示すように、造形液10が2層目の粉体層31の表面側内部へ浸透し、1層目の造形層30上に、空隙形成剤91及び機能性粒子92を介して、部分的に未結合の部分を含む状態で2層目の造形層30が形成される。
2層目の粉体層31の一部が未結合状態であるので、密度が疎となる部分は空隙形成剤91によって生じる疎の部分の厚み以上の厚みとなる。
このように、造形液の量を制御することによって、立体造形物の密度が疎となる部分又は密となる部分の厚みを変化させることができる。
なお、空隙形成剤の量を調整すること、すなわち、焼成時の発ガス量を調整することによっても、疎となる部分の厚さの調整を行うこともできる。ただし、発ガス量が多すぎると、疎となる部分内で剥離が起きるおそれがある。積層ピッチ以下の疎となる部分を制作する場合には、未結合部分を作らず、空隙形成剤の膨張により疎となる部分を形成することが好ましい。
次に、本発明の第5実施形態について図13を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、造形物301内に、1層目から5層目のうち、1層目、3層目、5層目に密度が密な部分301aを、2層目と4層目に密度が疎な部分301bを配置したものである。なお、造形物301の外周部分は形状を保持するために密度が密な部分301aとしている。
このように、水平断面内で疎となる部分301bと密となる部分301aを分布させることで、造形物301の強度を調整できる。
次に、上記第5実施形態の造形物となる立体造形物300の造形工程の一例について図14を参照して説明する。図14は同説明に供する平面説明図である。
図14(a)に示すように、1層目の粉体層31の所要の領域に、空隙形成剤91などを含まない造形液10を吐出して造形層部分30aを形成し、1層目の造形層30を形成する。
そして、図14(b)に示すように、2層目の粉体層31に対して、密度が密となる部分には造形液10を吐出して造形槽部分30aを形成し、密度が疎となる部分には造形液10を吐出して造形層部分30bを形成して、2層目の造形層30を形成する。
次いで、図14(c)に示すように、3層目の粉体層31に対して造形液10を吐出して造形層部分30aを形成して3層目の造形層30を形成する。
そして、図14(d)に示すように、4層目の粉体層31の所要の領域に、造形液10を吐出して造形層部分30aを形成し、密度が疎となる部分には造形液10を吐出して造形層部分30bを形成して、3層目の造形層30を形成する。
その後、図14(e)に示すように、5層目の粉体層31に対して造形液10を吐出して造形層部分30aを形成して4層目の造形層30を形成する。
つまり、密となる部分を積層方向と直交する方向で配置した造形物が得られる立体造形物を造形するには、造形データ作成装置600において、目的とする造形物のスライスデータとしての各造形層30の形状データと、空隙形成剤91を供給する領域及び供給量を指定するデータとを作成して立体造形装置601に与えればよい。
これにより、積層方向と直交する方向における気孔率に分布を持たせることができる。
次に、本発明に係る立体造形装置で造形する立体造形物の例について説明する。
造形物がフィルタ部材である立体造形物を造形することで、空隙としての貫通穴を持ちながら機械的強度の高い構造を作成することができる。また、機能性粒子として触媒粒子を用いることで、触媒の分布を制御することができる。
造形物が吸音部材である立体造形物を造形することで、空隙としての貫通穴を積層方向揃えることができる。
造形物が電極部材である立体造形物を造形することで、気孔率と強度の調整が可能となる。また、機能性粒子として導電助剤を用いることで導電助剤の分布を制御できる。
なお、上記各実施形態においては、空隙形成剤91及び機能性粒子92を造形液に含めて吐出する例で説明しているが、これに限るものではない。例えば、空隙形成剤91や機能性粒子92のみを上方から所要の領域に自然落下させたり、あるいは、吹き付けるなどして供給することもできる。
なお、上記実施形態では、供給槽と造形槽の2層構造の立体造形装置で説明したが、造形槽の1層構造とし、造形槽に直接粉体を供給してブレードやローラなどの平坦化手段で平坦化する構成の立体造形装置にも本発明を適用することができる。
1 造形部
5 造形ユニット
10 造形液
12 平坦化ローラ(平坦化手段、回転体)
20 粉体
21 供給槽
22 造形槽
23 供給ステージ
24 造形ステージ
30 造形層(層状造形物)
31 粉体層(層状の粉体)
50 液体吐出ユニット
51 キャリッジ
52 液体吐出ヘッド(造形液用)
53 液体吐出ヘッド(空隙形成剤用)

Claims (6)

  1. 粉体を層状にした粉体層に対して造形液を与えて前記粉体層の粉体が結合された層状造形物を形成する手段と、
    空隙形成剤を供給する手段と、
    前記層状造形物を積層して立体造形物を造形するとき、密度を疎にする部分に前記供給する手段から前記空隙形成剤を供給させる制御をする手段と、を備えている
    ことを特徴とする立体造形装置。
  2. 前記空隙形成剤は、加熱することで還元性ガス又は不活性ガスを発生させる剤である
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体造形装置。
  3. 前記供給する手段は、前記空隙形成剤が含まれている前記造形液を吐出する手段である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の立体造形装置。
  4. 前記空隙形成剤が含まれている前記造形液は、前記立体造形物を焼結したときに焼結体に所要の機能を付与する機能性粒子を含有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の立体造形装置。
  5. 前記機能性粒子が、触媒粒子又は導電助剤である
    ことを特徴とする請求項4に記載の立体造形装置。
  6. 粉体を層状にした粉体層に対して造形液を与えて前記粉体層の粉体が結合された層状造形物を形成する手段と、
    空隙形成剤を供給する手段と、を備える立体造形装置による造形動作の制御をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記層状造形物を積層して立体造形物を造形するとき、密度を疎にする部分に前記供給する手段から前記空隙形成剤を供給させる制御をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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