JP6458543B2 - 造形データ作成装置、プログラム、造形装置 - Google Patents

造形データ作成装置、プログラム、造形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6458543B2
JP6458543B2 JP2015033380A JP2015033380A JP6458543B2 JP 6458543 B2 JP6458543 B2 JP 6458543B2 JP 2015033380 A JP2015033380 A JP 2015033380A JP 2015033380 A JP2015033380 A JP 2015033380A JP 6458543 B2 JP6458543 B2 JP 6458543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modeling
powder
dimensional
sintering
modeling data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015033380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016155257A (ja
Inventor
小野 泰一
泰一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015033380A priority Critical patent/JP6458543B2/ja
Publication of JP2016155257A publication Critical patent/JP2016155257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6458543B2 publication Critical patent/JP6458543B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Description

本発明は造形データ作成装置、プログラム、造形装置に関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する立体造形装置(三次元造形装置)として、例えば積層造形法で造形するものが知られている。これは、例えば、造形ステージに平坦化された金属又は非金属の粉体を層状に形成し(これを「粉体層」という。)、粉体層に対して造形液を吐出して、粉体が結合された層状造形物(これを「造形層」という。)を形成し、この造形層上に粉体層を形成し、再度造形層を形成する工程を繰り返し、造形層を積層することで立体造形物を造形する。
従来、積層造形法で立体造形物を造形する造形装置に与える構造物データを作成するとき、構造物データを用いて形成される造形物が、乾燥、重合または焼結による変化後に所望の構造物の形状に近くなるように当該構造物データを補正することが知られている(特許文献1)。
特許第4792504号公報
立体造形装置で造形した立体造形物を焼結して最終造形物とするとき、焼結に伴って立体造形物が収縮し、目的とする寸法形状を得ることができない場合がある。
そこで、特許文献1に開示されているように、焼結による変化後に所望の形状に近くなるように構造物データ(造形データ)を補正することが行われる。
しかしながら、積層造形法にあっては、層状の粉体を形成するときのリコータ方向によって粉体密度が異なり、特許文献1に開示されているように、単なる収縮量を予め見越して補正をかけるだけでは、補正精度が高くないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、最終造形物の寸法精度及び形状精度を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る造形データ作成装置は、
基材と水溶性有機材料を含む粉体を層状にして、前記粉体に対して架橋剤含有水を付与し、前記粉体を結合して層状造形物を形成し、前記層状造形物を積層して立体造形物を造形する造形データを作成する造形データ作成装置であって、
前記立体造形物の焼結による収縮率に従って前記造形データを補正する手段を有し、
前記補正する手段は、
前記粉体を層状にするときのリコート方向と前記リコート方向と交差する方向とで、前記造形データの補正量を異ならせる補正をし、
前記粉体の種類に応じて前記補正量を変化させる
構成とした。
本発明によれば、最終造形物の寸法精度及び形状精度を向上することができる。
本発明における立体造形装置の第1例の概略平面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 同じく造形部の断面説明図である。 同じく具体例の要部斜視説明図である。 同じく造形部の斜視説明図である。 同装置の制御部のブロック図である。 造形の流れの説明に供する模式的断面説明図である。 同立体造形装置で造形した立体造形物の焼結工程の説明に供する説明図である。 本発明の第1実施形態における造形データ作成装置の説明に供するブロック説明図である。 本発明に係るプログラムに基づいてコンピュータが実行する造形データの作成処理の説明に供するフロー図である。 同処理の補正パラメータの説明に供する説明図である。 立体造形物のX、Y、Z方向とリコート方向の関係の一例を説明する説明図である。 各方向の収縮率の測定結果の一例を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態における造形データの作成処理の説明に供する説明図である。 本発明における立体造形装置の第2例の斜視説明図である。 同じく造形の流れと共に説明する造形部の断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る立体造形装置の第1例の概要について図1ないし図5を参照して説明する。図1は同立体造形装置の概略平面説明図、図2は同じく概略側面説明図、図3は同じく造形部の断面説明図である。なお、図3は造形時の状態で示している。また、図4は同じく具体的構成の要部斜視説明図、図5は同じく造形部の斜視説明図である。
この立体造形装置は、粉体造形装置(粉末造形装置ともいう。)であり、粉体(粉末)が結合された層状造形物である造形層30が形成される造形部1と、造形部1の層状に敷き詰められた粉体層31に造形液10を吐出して立体造形物を造形する造形ユニット5とを備えている。
造形部1は、粉体槽11と、平坦化部材(リコータ)である回転体としての平坦化ローラ12などを備えている。なお、平坦化部材は、回転体に代えて、例えば板状部材(ブレード)とすることもできる。
粉体槽11は、粉体20を供給する供給槽21と、造形層30が積層されて立体造形物が造形される造形槽22とを有している。供給槽21の底部は供給ステージ23として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。同様に、造形槽22の底部は造形ステージ24として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。造形ステージ24上に造形層30が積層された立体造形物が造形される。
供給ステージ23は、例えば図4に示すように、モータ27によって矢印Z方向(高さ方向)に昇降され、造形ステージ24は、同じく、モータ28によって矢印Z方向に昇降される。
平坦化ローラ12は、供給槽21の供給ステージ23上に供給された粉体20を造形槽22に供給し、平坦化部材である平坦化ローラ12によって均して平坦化して、粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形ステージ24のステージ面(粉体20が積載される面)に沿って矢印Y方向に、ステージ面に対して相対的に往復移動可能に配置され、往復移動機構25によって移動される。また、平坦化ローラ12は、モータ26によって回転駆動される。
一方、造形ユニット5は、造形ステージ24上の粉体層31に造形液10を吐出する液体吐出ユニット50を備えている。
液体吐出ユニット50は、キャリッジ51と、キャリッジ51に搭載された2つ(1又は3つ以上でもよい。)の液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)52a、52bを備えている。
キャリッジ51は、ガイド部材54及び55に移動可能に保持されている。ガイド部材54及び55は、両側の側板70、70に昇降可能に保持されている。
このキャリッジ51は、モータ、プーリ及びベルトから構成される主走査移動機構によって主走査方向である矢印X方向(以下、単に「X方向」という。他のY、Zについても同様とする。)に往復移動される。
2つのヘッド52a、52b(以下、区別しないときは「ヘッド52」という。)は、液体を吐出する複数のノズルを配列したノズル列がそれぞれ2列配置されている。一方のヘッド52aの2つのノズル列は、シアン造形液及びマゼンタ造形液を吐出する。他方のヘッド52bの2つのノズル列は、イエロー造形液及びブラック造形液をそれぞれ吐出する。なお、ヘッド構成はこれに限るものではない。
これらのシアン造形液、マゼンタ造形液、イエロー造形液、ブラック造形液の各々を収容した複数のタンク60がタンク装着部56に装着され、供給チューブなどを介してヘッド52a、52bに供給される。
また、X方向の一方側には、液体吐出ユニット50のヘッド52の維持回復を行うメンテナンス機構61が配置されている。
メンテナンス機構61は、主にキャップ62とワイパ63で構成される。キャップ62をヘッド52のノズル面(ノズルが形成された面)に密着させ、ノズルから造形液を吸引する。ノズルに詰まった粉体の排出や高粘度化した造形液を排出するためである。その後、ノズルのメニスカス形成(ノズル内は負圧状態である)のため、ノズル面をワイパ63でワイピング(払拭)する。また、メンテナンス機構61は、造形液の吐出が行われない場合に、ヘッドのノズル面をキャップ62で覆い、粉体20がノズルに混入することや造形液10が乾燥することを防止する。
造形ユニット5は、ベース部材7上に配置されたガイド部材71に移動可能に保持されたスライダ部72を有し、造形ユニット5全体がX方向と直交するY方向(副走査方向)に往復移動可能である。この造形ユニット5は、後述するモータ552を含む走査機構によって全体がY方向に往復移動される。
液体吐出ユニット50は、ガイド部材54、55とともに矢印Z方向に昇降可能に配置され、後述するモータ551を含む昇降機構によってZ方向に昇降される。
ここで、造形部1の詳細について説明する。
粉体槽11は、箱型形状をなし、供給槽21と造形槽22の2つの上面が開放された槽を備えている。供給槽21内部には供給ステージ23が、造形槽22内部には造形ステージ24がそれぞれ昇降可能に配置される。
供給ステージ23の側面は供給槽21の内側面に接するように配置されている。造形ステージ24の側面は造形槽22の内側面に接するように配置されている。これらの供給ステージ23及び造形ステージ24の上面は水平に保たれている。
粉体槽11の周りには、図5に示すように、上面が開放された凹形状である粉体落下口29が設けられている(図1ないし図3では省略)。粉体落下口29には、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって供給される粉体20のうちの余剰の粉体20が落下する。粉体落下口29に落下した余剰の粉体20は供給槽21に粉体を供給する粉体供給装置に戻される。
供給槽21上には図9の粉体供給装置554が配置される。造形の初期動作時や供給槽21の粉体量が減少した場合に、粉体供給装置554を構成するタンク内の粉体を供給槽21に供給する。粉体供給のための粉体搬送方法としては、スクリューを利用したスクリューコンベア方式や、エアーを利用した空気輸送方式などが挙げられる。
平坦化ローラ12は、供給槽21から粉体20を造形槽22へと移送供給して、表面を均すことで平坦化して所定の厚みの層状の粉体である粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の内寸(即ち、粉体が供される部分又は仕込まれている部分の幅)よりも長い棒状部材であり、往復移動機構25によってステージ面に沿ってY方向(副走査方向)に往復移動される。
この平坦化ローラ12は、モータ26によって回転されながら、供給槽21の外側から供給槽21及び造形槽22の上方を通過するようにして水平移動する。これにより、粉体20が造形槽22上へと移送供給され、平坦化ローラ12が造形槽22上を通過しながら粉体20を平坦化することで粉体層31が形成される。
また、図2にも示すように、平坦化ローラ12の周面に接触して、平坦化ローラ12に付着した粉体20を除去するための粉体除去部材である粉体除去板13が配置されている。
粉体除去板13は、平坦化ローラ12の周面に接触した状態で、平坦化ローラ12とともに移動する。また、粉体除去板13は、平坦化ローラ12が平坦化を行うときの回転方向に回転するときにカウンタ方向になる状態で配置されている。
本実施形態では、造形部1の粉体槽11が供給槽21と造形槽22の二つの槽を有する構成としているが、造形槽22のみとして、造形槽22に粉体供給装置から粉体を供給して、平坦化手段で平坦化する構成とすることもできる。
次に、上記立体造形装置の制御部の概要について図6を参照して説明する。図6は同制御部のブロック図である。
制御部500は、この立体造形装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501に本発明に係わる制御を含む立体造形動作の制御を実行させるためのプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ(印刷データ)等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)504を備えている。また、制御部500は、画像データに対する各種信号処理等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、外部の造形データ作成装置600から造形データを受信するときに使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F506を備えている。なお、造形データ作成装置600は、最終形態の造形物を各造形層にスライスした造形データを作成する装置であり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成されている。
制御部500は、各種センサの検知信号を取り込むためのI/O507を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50の各ヘッド52を駆動制御するヘッド駆動制御部508を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をX方向(主走査方向)に移動させるX方向走査機構550を構成するモータを駆動するモータ駆動部510と、造形ユニット5をY方向(副走査方向)に移動させるY方向走査機構552を構成するモータを駆動するモータ駆動部512を備えている。
制御部500は、液体吐出ユニット50のキャリッジ51をZ方向に移動(昇降)させるZ方向昇降機構551を構成するモータを駆動するモータ駆動部511を備えている。なお、矢印Z方向への昇降は造形ユニット5全体を昇降させる構成とすることもできる。
制御部500は、供給ステージ23を昇降させるモータ27を駆動するモータ駆動部513と、造形ステージ24を昇降させるモータ28を駆動するモータ駆動部514を備えている。
制御部500は、平坦化ローラ12を移動させる往復移動機構25のモータ553を駆動するモータ駆動部515と、平坦化ローラ12を回転駆動するモータ26を駆動する516を備えている。
制御部500は、供給槽21に粉体20を供給する粉体供給装置554を駆動する供給系駆動部517と、メンテナンス機構61を駆動するメンテナンス駆動部518を備えている。
制御部500のI/O507には、装置の環境条件としての温度及び湿度を検出する温湿度センサ560などの検知信号やその他のセンサ類の検知信号が入力される。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル522が接続されている。
なお、造形データ作成装置600と立体造形装置(粉体積層造形装置)601によって装置(造型装置)が構成される。
次に、造形の流れについて図7も参照して説明する。図7は造形の流れの説明に供する模式的説明図である。
造形槽22の造形ステージ24上に、1層目の造形層30が形成されている状態から説明する。
この造形層30上に次の造形層30を形成するときには、図7(a)に示すように、供給槽21の供給ステージ23をZ1方向に上昇させ、造形槽22の造形ステージ24をZ2方向に下降させる。
このとき、造形槽22の上面(粉体層表面)と平坦化ローラ12の下部(下方接線部)との間隔がΔt1となるように造形ステージ24の下降距離を設定する。この間隔Δt1が次に形成する粉体層31の厚さに相当する。間隔Δt1は、数十〜100μm程度であることが好ましい。
次いで、図7(b)に示すように、供給槽21の上面レベルよりも上方に位置する粉体20を、平坦化ローラ12を順方向(矢印方向)に回転しながらY2方向(造形槽22側)に移動することで、粉体20を造形槽22へと移送供給する(粉体供給)。
さらに、図7(c)に示すように、平坦化ローラ12を造形槽22の造形ステージ24のステージ面と平行に移動させ、図7(d)に示すように、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さΔt1になる粉体層31を形成する(平坦化)。粉体層31を形成後、平坦化ローラ12は、図7(d)に示すように、Y1方向に移動されて初期位置に戻される。
ここで、平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっている。一定に保って移動できることで、平坦化ローラ12で粉体20を造形槽22の上へと搬送させつつ、造形槽22上又は既に形成された造形層30の上に均一厚さΔt1の粉体層31を形成できる。
その後、図7(e)に示すように、液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して、次の粉体層31に造形層30を積層形成する(造形)。
なお、造形層30は、例えば、ヘッド52から吐出された造形液10が粉体20と混合されることで、粉体20に含まれる接着剤が溶解し、溶解した接着剤同士が結合して粉体20が結合されることで形成される。
次いで、上述した粉体供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を繰り返して新たな造形層30を形成する。このとき、新たな造形層30とその下層の造形層30とは一体化して三次元形状造形物の一部を構成する。
以後、粉体の供給・平坦化よる粉体層31を形成する工程、ヘッド52による造形液吐出工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物(立体造形物)を完成させる。
次に、上記立体造形装置で使用する立体造形用粉末材料(粉体)及び造形液の一例について説明する。なお、以下で説明する粉体及び造形液に限定されるものではない。
立体造形用粉末材料は、基材と、この基材を平均厚み5nm〜500nmで被覆し、造形液としての架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能な水溶性有機材料とを有してなる。
この立体造形用粉末材料においては、基材を被覆する水溶性有機材料が、架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能であるため、水溶性有機材料に架橋剤含有水が付与されると、水溶性有機材料は、溶解すると共に、架橋剤含有水に含まれる架橋剤の作用により架橋する。
これにより、上記立体造形用粉末材料を用いて薄層(粉体層)を形成し、粉体層に架橋剤含有水を造形液10として吐出することで、粉体層においては、溶解した水溶性有機材料が架橋する結果、粉体層が結合硬化して造形層30が形成される。
このとき、基材を被覆する水溶性有機材料の被覆量が平均厚みで5nm〜500nmであるため、水溶性有機材料が溶解したときに基材の周囲に必要最小量だけ存在し、これが架橋して三次元ネットワークを形成するため、粉体層の硬化は寸法精度良く、かつ、良好な強度をもって行われる。
この操作を繰り返すことにより、簡便かつ効率的に、焼結等の前に型崩れが生ずることなく、寸法精度良く複雑な立体造形物を形成することができる。
−基材−
基材としては、粉末ないし粒子の形態を有する限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。その材質としては、例えば、金属、セラミックス、カーボン、ポリマー、木材、生体親和材料、などが挙げられるが、高強度な立体造形物を得る観点からは、最終的に焼結処理が可能な金属、セラミックスなどが好ましい。
金属としては、例えば、ステンレス(SUS)鋼、鉄、銅、チタン、銀などが好適に挙げられ、該ステンレス(SUS)鋼としては、例えば、SUS316Lなどが挙げられる。
セラミックスとしては、例えば、金属酸化物などが挙げられ、具体的には、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、チタニア(TiO)などが挙げられる。
カーボンとしては、例えば、グラファイト、グラフェン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、フラーレンなどが挙げられる。
ポリマーとしては、例えば、水に不溶な公知の樹脂などが挙げられる。
木材としては、例えば、ウッドチップ、セルロースなどが挙げられる。
生体親和材料としては、例えば、ポリ乳酸、リン酸カルシウムなどが挙げられる。
これらの材料は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、基材として、これらの材料で形成された市販品の粒子ないし粉末を使用することができる。市販品としては、例えば、SUS316L(山陽特殊鋼製、PSS316L)、SiO(トクヤマ製、エクセリカSE−15)、AlO(大明化学工業製、タイミクロンTM−5D)、ZrO(東ソー製、TZ−B53)などが挙げられる。
また、基材としては、水溶性有機材料との親和性を高める目的等で、公知の表面(改質)処理がされていてもよい。
−水溶性有機材料−
水溶性有機材料としては、水に溶解し、架橋剤の作用により架橋可能な性質を有するものであれば、換言すれば、水溶性であって架橋剤によって架橋可能である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
ここでは、水溶性有機材料の水溶性は、例えば、30℃の水100gに水溶性有機材料を1g混合して撹拌したとき、その90質量%以上が溶解するものを意味する。
また、水溶性有機材料としては、その4質量%(w/w%)水溶液の20℃における粘度が、40mPa・s以下であるものが好ましく、1〜35Pa・sであるものがより好ましく、5〜30mPa・sであるものが特に好ましい。
水溶性有機材料の粘度が、40mPa・sを超えると、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の強度が充分でないことがあり、その後の焼結等の処理ないし取扱い時に型崩れ等の問題が生ずることがある。また、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の寸法精度が充分でないことがある。
水溶性有機材料の粘度は、例えば、JISK7117に準拠して測定することができる。
−架橋剤含有水−
造形液である架橋剤含有水としては、水性媒体中に架橋剤を含有するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、架橋剤含有水は、水性媒体、架橋剤のほか、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有していてもよい。
その他の成分としては、架橋剤含有水を付与する手段の種類、使用頻度や量などの諸条件を考慮して適宜選択することができる。例えば、液体吐出法によって架橋剤含有水を付与する場合には、液体吐出ヘッドのノズルへの目詰り等の影響を考慮して選択することができる。
水性媒体としては、例えば、水、エタノール等のアルコール、エーテル、ケトン、などが挙げられるが、水が好ましい。なお、水性媒体は、水がアルコール等の水以外の成分を若干量含有するものであってもよい。
上述した立体造形物用粉末材料及び造形液としての架橋剤含有水を使用することで、粉体(基材)を接着させるためのバインダーを液体吐出ヘッドから吐出する構成に比べて、ノズルの目詰まりが少なく、ヘッドの耐久性が向上する。
次に、上述した立体造形装置で造形した立体造形物の焼結工程について図8を参照して説明する。
金属粉体を使用した立体造形物を造形したときには、例えば、ライン801に立体造形物300を載せて搬送しながら、焼結炉800内を通過させて、焼結し、焼結体としての最終造形物301を形成する。
焼結時の加熱温度、加熱時間などは、焼結する立体造形物300の大きさ、材料等によって変更する。例えば、立体造形物300にもよるが、加熱温度としては約1200℃、加熱時間は約10時間とする。
このように立体造形物300を焼結することで、最終造形物301は元の立体造形物300に対して収縮する。そして、このときの収縮率は、上述した平坦化ローラ12などの平坦化部材の移動方向(これを「リコート方向」という。)とこれに交差する方向とで異なっている。
そこで、本発明では、立体造形物を造形するときの造形データを作成するとき、粉体を層状にするときのリコート方向とリコート方向と交差する方向とで、造形データの補正量を異ならせる補正をする。
次に、本発明の第1実施形態における造形データ作成装置について図9のブロック説明図を参照して説明する。
造形データ作成装置であるデータ処理装置900は、焼結前の立体造形物のデータ(焼結前データ)901と、焼結による収縮率のデータ902と、リコート方向のデータ903とを取り込んで、焼結前の立体造形物のデータ901を補正し、立体造形装置で造形する立体造形物300の造形データ904を作成出力する。
焼結前データ901は目的とする寸法の立体造形物をスライスしたデータである。焼結による収縮率は、予め各種条件に応じた値をテーブルとして格納手段に格納保持しておき、条件を与えることで対応する収縮率を読み込み構成とすることもできる。
例えば、焼結前データで寸法100mm、焼結による収縮率が10%とすると、100÷0.9=111.1となり、補正後の造形データは111.1mmとなる。すなわち、このようにして計算し最終的に補正した造形物データを全て算出する。
このデータ処理装置600に記憶されている本発明に係るプログラムに基づいてデータ処理装置のコンピュータが実行する造形データの作成処理について図10及び図11を参照して説明する。図10は同処理の説明に供するフロー図、図11は同処理の補正パラメータの説明に供する説明図である。
まず、図10を参照して、造形する立体造形物(図では単に「造形物」と表記する。)の大きさ(寸法)、粉体として使用する粉末材料の種類により、焼結前データを補正する。
次いで、焼結を行うときの焼結温度(加熱温度)、焼結時間(加熱時間)、造形液の吐出条件(滴の大きさ、滴量)により、焼結前データを補正する。
次いで、立体造形物のX方向寸法、Y方向寸法、Z方向寸法を補正し、補正後の図形データを作成する。
このように、立体造形物X方向寸法、Y方向寸法、Z方向寸法をそれぞれ補正することにより、焼結後の立体造形物(最終造形物)の寸法精度が高くなる。
つまり、焼結前データを終結による収縮率に基づいて補正するとき、図11に示すように、まず、全体を補正するために、造形物の大きさ(補正値A)、粉末材料(補正値B)を得て補正する。粉末材料については、例えば金属材料としてSUS、チタン、アルミ等があるが、それぞれ収縮率に違いがある。
次いで、焼結のパラメータである加熱温度(補正値C)、加熱時間(補正値D)について補正する。また、加熱温度と加熱時間のプロファイルについても補正する。
さらに、造形時の造形液の吐出条件(吐出密度や滴の大きさ)についても補正する(補正値E)。滴の密度や大きさにより粉末材料との凝集に差が生じるため、立体造形物の空間率に差が生じる結果、焼結による収縮率に違いが生じる。
次に、立体造形物のX、Y、Z方向の補正(補正値F、G、H)をそれぞれ行う。X、Y方向は同じ平面上ではあるが、粉体20をリコートする方向によって立体造形物の空間率が異なる。また、Z方向は粉体を一層毎に積層する方向であるので、X、Y方向とも空間率が異なることになる。そこで、焼結前データのX方向寸法、Y方向寸法、Z方向寸法を補正する。
このように、立体造形物X方向寸法、Y方向寸法、Z方向寸法をそれぞれ補正することにより、焼結後の立体造形物(最終造形物)の寸法精度が高くなる。
次に、焼結による収縮率の一例について図12及び図13を参照して説明する。図12は立体造形物のX、Y、Z方向とリコート方向の関係の一例を説明する説明図、図13は各方向の収縮率の測定結果の一例を説明する説明図である。
図12に示すように、平坦化部材(平坦化ローラ12)の移動方向をY方向としたとき、リコート方向はY方向となり、ヘッド52の移動方向であるX方向がリコート方向と交差する方向となり、造形ステージ24の昇降方向(積層方向)がZ方向となる。
ここで、焼結前の立体造形物300は、X、Y、Z方向でそれぞれ焼結前の空間率が異なることから、焼結による収縮率もX、Y、Z方向で異なる。
すなわち、焼結前の立体造形物300(グリーン体)と焼結後の最終造形物301(焼結体)の寸法及び収縮率は、図13に示すように、異なっている。なお、図13中のS1,S2は粉体20として使用した粉末の種類、棒グラフは寸法、黒丸(●)は収縮率を表している。
この図13の測定結果では、収縮率は粉体20の種類によって異なるが、粉体S1、S2ともに、リコート方向と直交する方向、リコート方向、積層方向の順に収縮率が大きくなることが分かる。
そこで、リコート方向と、リコート方向と交差する方向とで、補正量を変化させて補正することで、焼結後の最終目的物について高い寸法精度を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態における造形データの作成処理について図14を参照して説明する。
上述したように、リコート方向と、リコート方向と交差する方向とで、補正量を変化させて補正することは、リコート方向を一定とするとき、造形を行うときの造形槽における立体造形物の配置状態よって同一部位の寸法を変化させた造形データを作成することになる。
つまり、前述した図12に示すように、XY平面において、寸法aの部位(長辺300a)と、寸法bの部位(短辺300b)を有する矩形状立体造形物300を造形槽22で造形するものとし、リコータ方向の収縮率をp1(%)、リコータ方向と直交する方向の収縮率をp2(%)とする(p1≠p2)。
このとき、図14(a)に示すように、寸法bの短辺300bがリコータ方向に、寸法aの長辺300aがリコータ方向と直交する方向になるように、立体造形物300を配置したとき、長辺300aは(a/P2)(ただし、P2=1−p2/100))の寸法、短辺300bは(b/P1)(ただし、P1=1−p1/100))の寸法で造形データを作成する。
これに対し、図14(b)に示すように、寸法aの長辺300aがリコータ方向に、寸法bの短辺300bがリコータ方向と直交する方向になるように、立体造形物300を配置したとき、長辺300aは(a/P1)の寸法、短辺300bは(b/P2)の寸法で造形データを作成する。
このように、造形を行うときの造形槽における立体造形物の配置状態よって同一部位であってもリコータ方向との関係において寸法を変化させた造形データを作成する。
この場合、結果として、立体造形物の配置状態よって同一部位であってもリコータ方向との関係において寸法を変化させた造形データを作成できるのであれば、造形しようとする立体造形物のスライスデータを収縮率で補正するか、スライスデータ自体を収縮率を含めたデータとして作成するかは問わない。
このような造形データの作成は、造形データを作成する処理を行うコンピュータに、立体造形物の配置状態よって同一部位であってもリコータ方向との関係において寸法を変化させた造形データを作成する処理を行わせるためのプログラムによって実現できる。
これにより、焼結後の立体造形物(最終造形物)の寸法精度が高くなる。
次に、立体造形装置の第2例について図15及び図16を参照して説明する。図15は同装置の斜視説明図、図16は同じく造形の流れと共に説明する造形部の断面説明図である。
この立体造形装置では、造形部1は造形槽22のみを有し、粉体供給装置から造形槽22に粉体供給する構成としている。
この立体造形装置では、図16(a)に示すように、造形槽22の造形ステージ24上に供給された粉体20に液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して造形層30を形成する。
その後、造形ユニット5を副走査方向(Y1方向)に1スキャン分移動させ、次の1走査領域分の造形を行うことを繰り返して、1層分の造形層30を造形する。なお、1層分の造形層30を造形後に造形ユニット5は図16(b)に示すように副走査方向上流側まで戻される。
その後、この造形層30上に次の造形層30を形成するために造形槽22の造形ステージ24を1層分の厚み分だけ矢印Z2方向に下降させる。
次いで、図16(b)に示すように、造形槽22に粉体供給装置から粉体20を供給する。そして、平坦化ローラ12を回転しながら造形槽22の造形ステージ24のステージ面に沿ってY2方向に移動させ、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さになる粉体層31を形成する(平坦化)。
そして、液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して次の造形層30を形成する。
このように、粉体層31の形成と造形液10の吐出による粉体20の固化(結合)とを繰り返して造形層30を順次積層して立体造形物を造形する。
なお、上記の説明では、造形データ作成装置側で造形データの補正を行っているが、立体造形装置側で受領した造形データに補正を加えることもできる。
1 造形部
5 造形ユニット
10 造形液
12 平坦化ローラ(平坦化手段、回転体)
20 粉体
21 供給槽
22 造形槽
23 供給ステージ
24 造形ステージ
30 造形層(層状造形物)
31 粉体層(層状の粉体)
33 犠牲層
50 液体吐出ユニット
51 キャリッジ
52 液体吐出ヘッド
600 造形データ作成装置
601 立体造形装置

Claims (6)

  1. 基材と水溶性有機材料を含む粉体を層状にして、前記粉体に対して架橋剤含有水を付与し、前記粉体を結合して層状造形物を形成し、前記層状造形物を積層して立体造形物を造形する造形データを作成する造形データ作成装置であって、
    前記立体造形物の焼結による収縮率に従って前記造形データを補正する手段を有し、
    前記補正する手段は、
    前記粉体を層状にするときのリコート方向と前記リコート方向と交差する方向とで、前記造形データの補正量を異ならせる補正をし、
    前記粉体の種類に応じて前記補正量を変化させる
    ことを特徴とする造形データ作成装置。
  2. 前記粉体の基材が金属である
    ことを特徴とする請求項1に記載の造形データ作成装置。
  3. 前記焼結時の加熱温度に応じて前記補正量を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の造形データ作成装置。
  4. 前記焼結時の加熱時間に応じて前記補正量を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の造形データ作成装置。
  5. 基材と水溶性有機材料を含む粉体を層状にして、前記粉体に対して架橋剤含有水を付与し、前記粉体を結合して層状造形物を形成し、前記層状造形物を積層して立体造形物を造形する造形データを作成する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記立体造形物の焼結による収縮率に従って前記造形データを補正するとき、前記粉体を層状にするときのリコート方向と前記リコート方向と交差する方向とで、前記造形データの補正量を異ならせる補正をし、
    前記粉体の種類に応じて前記補正量を変化させる
    処理を前記コンピュータに行わせるためのプログラム。
  6. 基材と水溶性有機材料を含む粉体を層状にして、前記粉体に対して架橋剤含有水を付与し、前記粉体を結合して層状造形物を形成し、前記層状造形物を積層して立体造形物を造形する造形装置であって、
    前記立体造形物の焼結による収縮率に従って造形データを補正する手段を有し、
    前記補正する手段は、
    前記粉体を層状にするときのリコート方向と前記リコート方向と交差する方向とで、前記造形データの補正量を異ならせる補正をし、
    前記粉体の種類に応じて前記補正量を変化させる
    ことを特徴とする造形装置。
JP2015033380A 2015-02-23 2015-02-23 造形データ作成装置、プログラム、造形装置 Active JP6458543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033380A JP6458543B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 造形データ作成装置、プログラム、造形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033380A JP6458543B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 造形データ作成装置、プログラム、造形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016155257A JP2016155257A (ja) 2016-09-01
JP6458543B2 true JP6458543B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=56824726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033380A Active JP6458543B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 造形データ作成装置、プログラム、造形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6458543B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11192185B2 (en) 2016-12-16 2021-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing product
JP7073076B2 (ja) * 2016-12-16 2022-05-23 キヤノン株式会社 物品の製造方法、構造体の製造方法
TWI674966B (zh) * 2017-01-05 2019-10-21 三緯國際立體列印科技股份有限公司 彩色3d物件的著色範圍補償方法
JP6415004B2 (ja) 2017-03-14 2018-10-31 株式会社ソディック 積層造形装置
CN112020420A (zh) * 2018-04-10 2020-12-01 惠普发展公司,有限责任合伙企业 对3d打印中的尺寸变化进行补偿
JP2020131484A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 富士通株式会社 情報処理装置、データ生成プログラム及びデータ生成方法
JP2022026568A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 セイコーエプソン株式会社 機械学習装置
US11638959B2 (en) 2020-09-03 2023-05-02 General Electric Company Systems and methods for estimating powder dosing in additive manufacturing processes
CN113245557B (zh) * 2021-07-14 2021-09-28 西安赛隆金属材料有限责任公司 增材制造装置的铺粉控制方法、铺粉装置及增材制造装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001026802A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Inter Metallics Kk 焼結部品の生産方法
US7722802B2 (en) * 2003-02-18 2010-05-25 Daimler Ag Coated powder particles for producing three-dimensional bodies by means of a layer constituting method
JP2005144870A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Noritake Co Ltd 三次元造形体の製造方法および製造装置
EP1810206B1 (en) * 2004-10-19 2014-07-09 Rolls-Royce Corporation Method associated with anisotropic shrink in sintered ceramic items
JP2009107244A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Seiko Epson Corp 三次元造形装置、三次元造形方法
SE536670C2 (sv) * 2011-08-26 2014-05-13 Digital Metal Ab Skiktbaserad tillverkning av friformade mikrokomponenter avmultimaterial

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016155257A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6458543B2 (ja) 造形データ作成装置、プログラム、造形装置
JP6458416B2 (ja) 立体造形装置、立体造形物の製造方法
US10207326B2 (en) Apparatus for fabricating three-dimensional object
JP6439477B2 (ja) 立体造形装置、立体造形方法、プログラム
US9694542B2 (en) Method and apparatus for molding three-dimensional object and molding data generation method for three-dimensional object
JP2017164989A (ja) 立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物を造形する方法
JP6554951B2 (ja) 立体造形装置
JP2017087469A (ja) 立体造形装置
JP6481383B2 (ja) 立体造形装置、立体造形物の生産方法、プログラム
JP6565489B2 (ja) 立体造形方法、プログラム、装置
JP6668649B2 (ja) 立体造形装置、プログラム
JP6471852B2 (ja) 立体造形装置、立体造形物の生産方法、プログラム
JP2016150458A (ja) 立体造形装置、立体造型方法
JP6442997B2 (ja) 立体造形装置
JP6390162B2 (ja) 立体造形装置
JP2018154047A (ja) 三次元造形装置、三次元造形物の製造方法及びプログラム
JP6766381B2 (ja) 立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物を造形する方法
JP6828267B2 (ja) 立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物を造形する方法、立体造形物の造形データを作成する方法
JP2022079871A (ja) 立体造形物の製造方法
JP6996310B2 (ja) 立体造形物の製造方法
JP6872170B2 (ja) 三次元造形装置、三次元造形物製造方法及びプログラム
JP6601025B2 (ja) 立体造形方法、立体造形装置、立体造形のデータ作成方法、プログラム
JP2018043432A (ja) 立体造形物を造形する装置、プログラム、立体造形物を造形する方法
JP2019155714A (ja) 立体造形装置および立体造形方法
JP6699811B2 (ja) 立体造形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181210

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6458543

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151