JP2001026802A - 焼結部品の生産方法 - Google Patents

焼結部品の生産方法

Info

Publication number
JP2001026802A
JP2001026802A JP11233056A JP23305699A JP2001026802A JP 2001026802 A JP2001026802 A JP 2001026802A JP 11233056 A JP11233056 A JP 11233056A JP 23305699 A JP23305699 A JP 23305699A JP 2001026802 A JP2001026802 A JP 2001026802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintering
green compact
shape
continuous
sintered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11233056A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sagawa
眞人 佐川
Hiroshi Nagata
浩 永田
Toshihiro Watanabe
俊宏 渡辺
Osamu Itaya
修 板谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intermetallics Co Ltd
Original Assignee
Intermetallics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intermetallics Co Ltd filed Critical Intermetallics Co Ltd
Priority to JP11233056A priority Critical patent/JP2001026802A/ja
Publication of JP2001026802A publication Critical patent/JP2001026802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】圧粉体製造装置1として連続RIP装置を
使用し、焼結装置2として連続焼結装置を使用し、圧粉
体製造装置により連続的に製造される圧粉体Cが、連続
焼結装置により連続的に焼結されるとともに、圧粉体
が、連続焼結装置中を移動する間に、連続焼結装置に固
有の不均一収縮が起こり、この連続焼結装置に固有の不
均一収縮によってもたらされる焼結部品の形状と寸法の
所望の形状と寸法からのずれを、圧粉体製造装置に使用
されるゴムモールドM’のキャビティーMの形状と寸法
に反映させることにより、所望の形状と寸法の焼結部品
を製造するようにした焼結部品の生産方法に関するもの
である。 【効果】焼結部品をネットシェイプで生産できるように
なったため、焼結後、人手と時間がかかる機械加工をし
なくてよく、従って、大きいコストダウンが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末冶金製品のネ
ットシェイプ(Net Shape)生産に関するもの
で、NdFeB焼結磁石、フェライト焼結磁石、Tiや
超硬などの粉末冶金製品、更に、FeやAlなど、ま
た、アルミナ、窒化珪素などの一般的な金属や、セラミ
ックスの粉末冶金製品の製造法に関するものである。
【0002】これらの製品は、粉末を圧縮成形して製造
された圧粉体を焼結して製造される。粉末冶金法の利点
は、この方法によって、機械部品などのニアネットシェ
イプ(Near Net Shape)生産ができる点
である。ニアネットシェイプ生産より更に進んだネット
シェイプ生産を実現するために、機械部品などに大量に
生産されるFe系焼結部品では、金型プレスによって圧
縮成形された圧粉体が、焼結によって収縮が起こらない
ように、粉末粒径や粉末成分が調整されている。こうす
ることによって、このような製品では金型の精度に近い
精度を持つ粉末冶金製品が製造できる。
【0003】本発明は、このような焼結時に収縮が起こ
らないか、収縮が小さい製品を対象としない。本発明は
上述した製品例の中で、各種焼結磁石などの、焼結中に
収縮が起こり、それがネットシェイプ生産の妨げの一つ
になっている粉末冶金製品を対象とする。
【0004】本発明は、このような焼結中に収縮が起こ
る粉末冶金製品のネットシェイプ化を実現し、これによ
り、これらの製品の大幅なコストダウンを可能にし、且
つ、資源の節約及びこれらの製品の生産のために消費さ
れるエネルギーの節約を達成する。
【0005】本発明は、粉末冶金法によって生産される
製品の中でも、特に、生産される品物の数がきわめて大
きい製品を対象とする。例えば、本発明の対象となる典
型的な製品としてのNdFeB焼結磁石の場合、1つの
製品が1ヵ月に数10万個生産されることは珍しくな
い。本発明は、このような、生産される製品の数がきわ
めて大きい製品のネットシェイプ生産に関するものであ
る。従って、本発明では1つの圧粉体を1つの炉に入れ
て加熱し、焼結が完了するまで静置して製造する製品を
対象としない。
【0006】
【従来の技術】焼結中に大きい収縮が起こる粉末冶金製
品の代表として、NdFeB焼結磁石(以下,Nd磁石
という。)がある。Nd磁石では、粉末は磁界配向して
圧縮成形される。圧粉体は真空中で焼結され、焼結中の
寸法収縮は、磁界配向方法に約22%、磁界配向方向と
直角方向に約15%である。他の粉末冶金製品について
も、粒径が小さい粉末を使用する製品では、焼結中の寸
法収縮は大きい。
【0007】このような焼結中の寸法収縮が起こる粉末
冶金製品の生産において、焼結後の加工、即ち、サイジ
ングやコイニング、また、機械加工を少しでも少なくす
るため次のような様々な工夫がなされている。 製品の所望の形状と寸法及び焼結中の寸法収縮の値か
ら圧粉体の所望の形状と寸法を算出し、更に、圧縮成形
時の寸法収縮の値から粉末成形のための金型(金型プレ
スの場合)や、ゴムモールド(Rubber Isos
tatic Pressing(RIP)やCold
Isostatic Pressing(CIP)など
の場合)のキャビティーの形状寸法を算出する。 上記のキャビティーに充填される粉末の量が、できる
限り,所望の量からばらつかないように、粉末フィーダ
ーの改良や粉末の流れ性の改良がなされる。 キャビティー中の粉末の充填密度をできるだけ均一に
する。 圧縮成形時の粉末の圧粉密度をできるだけ均一にす
る。 焼結炉の温度分布をできるだけ均一にする。 所望の形状、寸法の製品を得るために、上記によっ
て金型やゴムモールドのキャビティーの形状、寸法が算
出され、これらの金型やゴムモールドを使用して、金型
プレスやRIPやCIPにより圧粉体が作られる。圧粉
後、焼結された品物が、圧粉体に原因がある理由によっ
て、ネットシェイプからずれる場合がよくある。粉末充
填の不均一や圧粉時の圧力伝達の不均一により、圧粉体
中に形成される形状のゆがみや圧粉密度の不均一、圧粉
体中の残留応力の不均一などがその原因である。これら
により発生する焼結体のゆがみは、しばしば全ての焼結
体について同一であることがある。このような焼結体の
同じ傾向のゆがみは、圧粉体中に含まれる種々の不均一
が全ての圧粉体について同じ傾向にあるために起こる。
このような圧粉体中に存在する、同じ傾向にある不均一
のために起こる焼結体のゆがみは、金型やゴムモールド
のキャビティーの形状、寸法を補正することにより取り
除く手段がとられている。
【0008】上述したようなネットシェイプ化のための
様々な工夫がなされても、実際の粉末冶金製品の生産に
おいては、焼結後のサイジングや機械加工は不可欠であ
った。Nd磁石の例では、焼結体は、ほぼ100%、研
削加工により形と寸法が整えられて出荷されている。研
削加工時に発生する多量の研削粉や切れっぱし(固形ス
クラップと呼ばれている。)は、やっかいな副産物とし
て良い処理方法がないままNd磁石の工場に放置されて
いる。また、研削加工には人手がかかり、研削による歩
留りの低下とあいまってNd磁石の高価格の原因になっ
ている。Nd磁石は電気自動車のモータや工場のモータ
などに大量に需要が期待され、これらへのNd磁石の応
用により、エネルギーの節約、二酸化炭素排出量低減が
期待されるが、Nd磁石の高価格のために発展が阻害さ
れている。
【0009】本発明者は、焼結時に寸法収縮が大きい圧
粉体を焼結することによって製造される粉末冶金製品の
生産において、これまで、ネットシェイプ化ができなか
った第一の理由は、焼結炉の中の温度が場所によって一
定ではなく、真空炉では真空度、ガス流気炉ではガスの
流量が場所によって変化しており、また、圧粉体を載せ
ている焼結台板と圧粉体との収縮時の摩擦や焼き付きの
場所による差(薄い品物の場合、何枚もの圧粉体を重ね
て焼結台板上に載せている場合がある。)、また、Nd
磁石の場合、いくつかの圧粉体を金属製の箱に入れて焼
結することがよくあるが、このようなとき、圧粉体中に
含まれる潤滑剤やバインダーなどの有機成分の放出され
やすさが、箱の中央におかれた圧粉体と箱の隅におかれ
た圧粉体で異なり、これら全ての圧粉体の焼結性に及ぼ
す重要な因子が、炉の中のどこに圧粉体が置かれるかに
よって異なり、そのため、どんなに圧粉体の形状や寸法
のばらつきを抑え、圧粉体中における圧力分布を均一に
しても、焼結体の形状と寸法のばらつきはほとんどの応
用製品に対して許容限度を超えてしまい、焼結後の加工
を不可欠のものとする結果に終わっている。
【0010】粉末充填の不均一や圧粉体中の圧粉密度の
不均一などによる焼結体のゆがみは、金型やゴムモール
ドのキャビティーの形状と寸法を補正することにより解
消することは可能であり、多くの粉末冶金製品の工場で
このようなキャビティー形状と寸法をあらかじめ補正す
ることにより、ネットシェイプ化する手段がとられて功
を奏している。しかし、上述したように、焼結炉の焼結
性に影響する諸因子が、一つの焼結炉の中で大きくばら
ついているため、焼結中に大きい寸法収縮が起こる圧粉
体を焼結して製造される製品では、ネットシェイプ化は
不可能であった。
【0011】本発明の目的は、上述した従来の焼結部品
の生産方法が有する課題を解決することにある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した目
的を達成するために、第1には、焼結中に寸法収縮が起
こる圧粉体を焼結して製造する焼結部品の生産におい
て、圧粉体製造装置として連続RIP装置を使用し、焼
結装置として連続焼結装置を使用し、圧粉体製造装置に
より連続的に製造される圧粉体が、連続焼結装置により
連続的に焼結されるとともに、圧粉体が、連続焼結装置
中を移動する間に、連続焼結装置に固有の不均一収縮が
起こり、この連続焼結装置に固有の不均一収縮によって
もたらされる焼結部品の形状と寸法の所望の形状と寸法
からのずれを、圧粉体製造装置に使用されるゴムモール
ドのキャビティーの形状と寸法に反映させることによ
り、所望の形状と寸法の焼結部品を製造するものであ
り、第2には、連続焼結装置中を、圧粉体が一列に並ん
で運ばれるようにしたものである。
【0013】
【実施例】本発明者は、きわめて大きい数の製品が製造
される粉末冶金製品の生産において、真のネットシェイ
プ化が、生産性を犠牲にしないで次のとを組み合わ
せることにより実現できることを発見した。
【0014】大量生産のための大型焼結炉において、
焼結性に影響する諸因子を炉全体に渡って完全に均一に
することは不可能である。本発明者は、このような量産
用大型焼結炉では、焼結性に影響する諸因子を炉全体に
渡って均一にすることは不可能であるとの認識に立つ。
そして、本発明者は、圧粉体が連続的に炉内を通過し、
その間に圧粉体が焼結されるようにした。先ず第一に連
続焼結炉の使用を提案する。ここでいう連続焼結炉と
は、圧粉体の焼結が進行する焼結ゾーンにおいて、圧粉
体が、少数の列をなして、連続的に、又は、ほぼ連続的
にコンベアによって運ばれる構造を有する焼結炉で、1
つのバッチの圧粉体全部が全焼結工程にわたって1つの
炉内に静置されるバッチ炉及び一定数量の圧粉体が、温
度や圧力が異なるチャンバーに順次運ばれ、一定時間静
置されるマルチチャンバー炉(これを連続炉と呼ぶこと
もあるが、本発明の趣旨の連続炉とは異なる。)と区別
する。本発明の連続焼結炉では、圧粉体がその中を通過
して焼結される過程において、炉の中の焼結ゾーン(連
続焼結炉中において、寸法収縮が起こる温度帯にあるゾ
ーン)の温度分布や圧力分布、流気ガス流量分布、雰囲
気中に含まれる不純物ガスの量と流れ、圧粉体と焼結台
板(圧粉体と接触している板)との摩擦と溶着の程度な
ど、寸法収縮と焼結性に影響する諸因子の全てに関し
て、その連続焼結炉に固有の不均一性を、そのゾーンを
通過する全ての圧粉体が同じように経験するように構成
される。このような情況を実現するために、連続焼結炉
は、圧粉体を搬送するコンベアの進行方向と平行な方向
に関してだけでなく、これに垂直な方向についても寸法
収縮と焼結性に影響する諸因子に関して不均一性があっ
てもよいが、この連続焼結炉を通過する全ての圧粉体
は、それらが焼結ゾーンを通過する間に、その不均一性
を同じように経験するように構成されなくてはならな
い。そのために最適の構成は、全ての圧粉体が焼結ゾー
ンを一列に並んで通過するようにした構成である。生産
性を向上するために、複数の列を作って焼結ゾーンを通
過するようにするときは、各列間の収縮と焼結性に影響
する諸因子の差を最小限に抑える必要がある。この場合
でも、コンベアの進行方向におけるこれら諸因子の変動
や不均一性は許容される。このような連続焼結炉を使用
することにより、全ての圧粉体は、焼結性に関して、そ
の連続炉に固有の不均一性を経験することになり、全て
の圧粉体は焼結時に、焼結条件についてのこの固有の不
均一性の影響を受けて同じようにゆがむことになる。な
お、ここでいう圧粉体のゆがみには、圧粉体自体の形状
のゆがみや、圧粉密度の不均一性に基づく焼結時の収縮
の不均一により発生する形状のゆがみや、Nd磁石の場
合のように、粉末の配向方向とそれに直角の方向におけ
る異方的収縮による変形(相似形からのずれ)は含まな
い。
【0015】本発明の他の形態として、連続焼結装置中
を、複数列の列をなして圧粉体が移動し、この圧粉体の
列毎に異なった固有の不均一収縮が起こる場合がある。
この場合、その各列に、連続IRR装置の特定のゴムモ
ールドが対応して、この対応するゴムモールドにより作
製された圧粉体が、連続焼結装置の対応する圧粉体の列
を移動するように自動操縦される。
【0016】圧粉体製造装置としては、ゴムモールド
のキャビティーへの粉末の充填から、圧縮成形された圧
粉体のキャビティーからの取り出しまでを、連続的に行
う連続RIP装置を使用する。RIP法は、本発明者等
が開発した新しい粉末成形法であり、特開平8−132
298号公報などの多くの特許公報において公開されて
いる。また、連続RIP装置に関しては、上記の特開平
8−132298号公報の他に、特公平7−44121
号公報や特開平7−132299号等において公開され
ており、更に、連続RIP装置の中でも最重要技術であ
る粉末充填法については、特開平9−78103号公
報、特開平9−169301号公報、特開平11−49
101号公報等において、空気タッピング法或いはエア
ータッピング法という名前で知られる新しい粉末充填技
術の内容が公開されている。
【0017】本発明者が、上述ので述べた特徴を持つ
連続焼結炉と組み合わせて、上述の連続RIP装置の使
用を提案するのは次の理由による。
【0018】図1に、RIP法で圧粉体を製造した後
に、焼結して筒状の製品を製造するときの例を模式的に
示す。
【0019】先ず、実験的に得られる圧粉体の焼結時の
寸法収縮の平均値から、所望の寸法の焼結体を得るため
の圧粉体の寸法を逆算し、更に、RIP法において、ゴ
ムモールドのキャビティー中の粉末の充填密度と圧粉密
度(これは圧粉後、圧粉体をRIP装置から取り出して
焼結炉に運ぶときに、圧粉体がこわれないために必要な
圧粉体強度などから決められる。)から、粉末が充填さ
れる空間、即ち、ゴムモールドのキャビティーが設計さ
れ、それに基づいてゴムモールドが作製される。
【0020】図1(a)には、このようにして設計さ
れ、作製されたゴムモールドにより作製された圧粉体C
1が示されている。図1(b)はこの図1(a)の圧粉
体を焼結したときの焼結体S1を示す(破線は、上記の
圧粉体C1を示す。)。焼結時の平均の寸法収縮は、N
dFeB焼結磁石の場合、磁界配向方向について、約2
2%、それと直角な方向に、約15%程度である。不均
一性や焼結台板との摩擦がない理想的な焼結炉を使用す
れば(例えば宇宙空間で焼結したとき)、寸法収縮は、
方向性はあるが、再現性があり、また、予測不可能な圧
粉体のゆがみや圧粉体密度の不均一性は、粉末充填条件
や圧粉条件を一定にすることにより、いつも同じように
繰り返されるので、全て予測可能である。このような再
現性があり、且つ、予測可能な原因に基づく焼結体の、
ネットシェイプからのずれは、ゴムモールドのキャビテ
ィーの設計に取り入れて修正し、修正されたゴムモール
ドを使用して、ネットシェイプ化が容易に達成できる。
【0021】ところが、で述べたように実際の焼結炉
では、温度や圧力や不純物ガス等の不均一や、焼結台板
との溶着や摩擦がある。図1(b)のように焼結台板と
の摩擦のために、焼結体S1は、下方の直径が大きく、
上方が小さい形にゆがむことがしばしば起こる。本発明
では、このようなゆがみが、連続的に生産される全ての
焼結体について同じように起こるようにすることを提案
する。そうすると、この焼結体に起こる圧粉体のゆがみ
も、以下に示すように、ゴムモールドのキャビティーの
形状、寸法の補正により、ネットシェイプ生産が可能に
なる。即ち、焼結体S1のゆがみを補正するために、先
ず、この焼結体S1の形状と寸法を3次元形状寸法計測
器で測定する。この計測データをコンピュータに入れ、
これと製品の所望の形状、寸法のデータを比較して、圧
粉体をで述べた実際の連続焼結炉で焼結したとき、焼
結時の実際に起こる圧粉体の部位と方位による収縮率を
算出する。この連続焼結装置により焼結したとき、実際
に起こる焼結収縮のデータ(圧粉体の部位と方位により
異なる。)をもとに所望形状、寸法の焼結体を得るため
の圧粉体の形状、寸法を算出し、圧粉時の収縮データか
ら、この修正された形状、寸法の圧粉体を得るためのゴ
ムモールドのキャビティーの形状、寸法を求める。この
ようにして補正設計されたゴムモールドにより、圧粉体
を作製して図2(a)に示す修正されたゴムモールドに
よる圧粉体C2を得る。これを焼結することにより、所
望の形状、寸法の焼結体S2を得ることができる(破線
は、上記の圧粉体C2を示す。)。こうして、連続的に
生産される全ての焼結体は、所望の形状、寸法を持つこ
とになり、ネットシェイプ生産が可能となる。
【0022】次に所望の焼結体形状の外周面を、多くの
メッシュに分割して、実際に製造された焼結体の形状の
所望の焼結体形状からのずれを、これらメッシュの結節
点ごとに計測し、最初に作られたゴムモールドのキャビ
ティーの形状を、対応するメッシュの結節点ごとに補正
して、所望の焼結体を得るためのゴムモールドを設計す
る方法について説明する。この方法は広範囲の形状の焼
結体の製造に適用できる一般的な方法である。ここで
は、一例として図3に示されているような直方体形状の
焼結体Sを得る方法について説明する。以下、得ようと
する所望の焼結体Sを単に所望焼結体Sと称する。
【0023】先ず、使用する粉末の組成、粉末粒径、圧
粉時の収縮率、焼結時の収縮率等の実験データから、所
望の焼結体Sを得るためのキャビティーM0を有するゴ
ムモールドM0’(図4)を設計し作製する。
【0024】次に、所望焼結体Sの外周面をメッシュに
分割し、結節点を決める。これらの結節点は、焼結体の
形状を計測したり、補正したりするための管理点にな
る。図3の例では、所望焼結体Sの12本の稜線をA,
B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lとして、
これらの稜線を5等分して管理結節点を決める方法が示
されている。これら管理結節点の名前を各稜線ごとにA
,A,A,A,A,A,B,B
,B,B,B等とする。管理結節点は、これ
ら稜線上に形成される56個以外に、A,B,D、Eの
各稜線で囲まれた長方形やI,J,K,Lの各稜線で囲
まれた長方形など直方体を形成する6個の長方形の面内
に、各16個づつ合計96個形成され、稜線上と面内両
方で152個の管理結節点が形成される。多くの目的に
は、このようなメッシュ分割によって形成される全ての
結節点を、管理結節点として使う必要はなく、一部、重
要な点のみを選択して、これらの選ばれた点だけの管理
により、目的に適合した焼結部品を生産できる。本実施
例では、以下に、A,B,C,D,E,F,G,H,
I,J,K,Lの12本の稜線上の56個の点を管理結
節点として、所望形状の焼結体を得る場合について説明
する。先ず、A点(B,C点も同じ位置)を座標
の基準点(0,0,0)として、所望焼結体Sについ
て、上述した稜線上の管理結節点の座標(X A0,Y
A0,Z A0),(X A1,Y A1
A1),(X A2,Y A2,Z A2),……
…(X B5,Y B5,Z B5),………(X
L6,Y L6,Z L6)が決められる。この管理結
節点の座標データをコンピュータに入力することによ
り、所望焼結体Sの形状がコンピュータに記憶される。
【0025】同様にして、図4に示すように、最初に設
計されたゴムモールドM0’の直方体形状のキャビティ
ーM0の各稜線を、やはり、A,B,C,D,E,F,
G,H,I,J,K,Lとして、各稜線を5等分してメ
ッシュを作り、A点(B,C点も同じ位置)を座
標の基準点(0,0,0)として、各管理結節点の座標
(XM0 A0,YM0 A0,ZM0 A0),(XM0
A1,YM0 A1,ZM0 A1),(XM0 A2,Y
M0 A2,ZM0 A2),………(XM0 B5,YM0
B5,ZM0 B5),………(XM0 L6
M0 L6,ZM0 L6)が決められる。このゴムモー
ルドの管理結節点のデータもコンピュータに入力され
る。
【0026】同様にして、上述したゴムモールドを用い
て圧粉体を作製し、連続炉により焼結して得られた焼結
体R(以下、連続炉により焼結して得られた焼結体を、
単に、実焼結体と称する。)について、図5に示すよう
に管理結節点が上述の所望焼結体S及び最初のゴムモー
ルドM0’のキャビティーM0の場合と同様に、A
,A,A,A,A,B,B,B,B
,B,B等と名付けられる。これら管理結節点の
座標データは実焼結体Rの3次元形状計測器による形状
計測により得られる。3次元形状計測器としては、CN
C接触型3次元座標計測器、手動接触型3次元座標計測
器、レーザースキャン型非接触3次元形状計測器、3次
元カメラ面単位3次元座標計測器、3次元デジダイジン
グシステム等が知られており、本発明の目的にはCNC
接触型3次元座標計測器やレーザースキャン型非接触3
次元形状計測器の方法が優れている。これらの3次元形
状計測器により実焼結体Rの管理結節点のA
(B,C点も同じ位置)を座標の基準点(0,0,
0)とする座標(X A0,Y A0,Z A0),
(X A1,Y A1,Z A1),(X A2,Y
A2,Z A2),………(X B5,Y B5,Z
B5),………(X L6,Y L6,Z L6)が決
められる。なお、実焼結体Rの形状のゆがみが大きく
て、実焼結体Rの基準点Aを通る稜線A,B,Cが直
交していないときは、基準点を通り、各A,B,Cの稜
線に近い方向の直交する3つの直線を別に決め、この3
つの直線を直交座標の座標軸として、上述した実焼結体
Rの管理結節点の座標を表す。このようにして定義さ
れ、3次元形状計測器により計測された実焼結体Rの管
理結節点のデータも全てコンピュータに入力される。
【0027】コンピュータに入力された上述の所望焼結
体S、実焼結体R及び最初のゴムモールドM0’のキャ
ビティーM0に関する管理結節点の座標のデータから修
正されたゴムモールドM1’のキャビティーM1の管理
結節点を次のようにして求める。例えば、管理結節点F
について、修正されたゴムモールドM1’のキャビテ
ィーM1の対応する管理結節点Fの座標
(XM1 F1,YM1 F1,ZM1 F1)は次の式から
求められる。
【0028】
【数1】
【0029】この式で、sは最初のゴムモールドM0’
のキャビティーM0の設計に際して用いられた収縮率
で、圧粉時の収縮と焼結時の収縮の両方を加えたもので
ある。本実施例では簡単のために収縮は圧粉時も焼結時
も、等方的に起こると仮定した。これはRIP成形が静
水圧的に行われる条件のもとでは、多くの物質の粉末に
ついて成立する。RIP成形が静水圧圧縮の条件からず
れたり、NdFeB磁石粉末の成形の場合のように圧縮
前に粉末を磁界配向するときには、上述の収縮率sは等
方的ではなくなり、sは座標軸ごとに異なった値にな
り、修正されたゴムモールドM1’の設計に際しては、
座標軸ごとに異なった値を用いて、最初に設計されたゴ
ムモールドM0’のキャビティーM0の修正を行わなく
てはならない。
【0030】上述した方法により修正されたゴムモール
ドM1’のキャビティーM1の全管理結節点A M1
M1,A M1,A M1,A M1,A M1
M1,B M1,B M1,B M1,B M1
M1,………L M1,L M1,L M1,L
M1,L M1,L M1の座標を求めることにより、
修正されたゴムモールドM1’を設計する。この修正さ
れたゴムモールドM1’により同じRIP装置で圧粉体
が作られ、同じ連続焼結炉を用いて焼結体が作られる。
この焼結体の形状を3次元形状計測器で再測定し、管理
結節点の全てのデータをコンピュータに入力する。先に
コンピュータに入力された所望焼結体Sの管理結節点と
比較して、両者のずれが許容差以内なら、修正されたゴ
ムモールドM1’を用いて本格的な生産が行われる。も
し両者のずれがまだ許容差を超えていれば、修正された
ゴムモールドM1’を基準としてさらに修正されたゴム
モールドM2’を算出し作製する。そしてこの2度修正
されたゴムモールドM2’により粉末をRIP成形し、
連続焼結炉により同様に焼結体を試作して、所望焼結体
Sとの形状のずれを3次元計測器により求める。こうし
て、所望形状の焼結体Sの製造が可能になる。
【0031】本発明の方法では、1種類のゴムモールド
により粉末がRIP成形され、連続焼結装置により焼結
され、製造される焼結体は全て同じゆがみを持つように
構成されている。そのもっとも単純な態様は、圧粉体が
一列になってコンベアにより運ばれる方式のコンベア炉
の使用である。生産性を上げるため、次の方法により、
複数列のコンベア炉の使用が可能となる。第1の方法
は、圧粉体が運ばれる列ごとに別々にゴムモールドを設
計し、上述したネットシェイプ生産のためのゴムモール
ドの修正を別々に実施する。そして連続RIP装置で複
数のゴムモールド・ダイセットを使用して圧粉体を作
り、1つのゴムモールド・ダイセットにより作られた圧
粉体はいつも、連続焼結炉中において、同じ特定の列に
配置されるように構成される。もう1つの方法は、焼結
装置中の列ごとの焼結条件のばらつきを最小にするよう
に工夫する。この場合、列に平行な方向に焼結温度が不
均一になっているなど、焼結条件がこの方向に不均一に
なっていてもよいが、そのような不均一はどの列につい
ても同じである必要がある。このどちらかの方法によっ
て、複数の列をなして圧粉体が運ばれる連続焼結炉の使
用が可能になる。
【0032】ここで、本発明において、上述した一列ま
たは複数列の連続焼結炉を組み合わせる本発明の圧粉体
製造機がなぜRIPでなくてはいけないかについて説明
する。
【0033】RIP法は、他の成形法に比べて、成形で
きる圧粉体の形状に関して、大きい自由度を持っている
からである。即ち、実際の連続焼結炉による圧粉体の焼
結では、不均一な収縮が避けられず、所望の焼結体の形
状が単純な形、例えば図1に示すように筒状でも、不均
一な収縮は、一般的には3次元的に起こり、これを補正
するために粉末を充填するキャビティーの形を修正する
とき、RIP法では成形できる圧粉体の形状に関して大
きい自由度を持っているので、例えば、図2(a)に示
されているような、上方の直径が大きく、下方の直径が
小さい形の圧粉体をRIP法で作ることは容易である。
しかし、例えば、普通の金型プレス(Die Pres
s(DP))法では、成形できる圧粉体の形状に大きい
制限があり、例えば,図2(a)の形の圧粉体は成形で
きない。DP法では成形できる圧粉体の形状として、必
ず、その側面に、プレス軸方向と平行な面の存在が不可
欠であるからである。このように、3次元的な補正を必
要とするため、本発明の粉末成形法はRIP法又はCI
P法である必要がある。また、本発明の粉末成形法の条
件として、第2に、大量に生産される製品を対象として
いるので、生産性が良いこと、第3に、粉末充填キャビ
ティーの補正が安価で容易であることが重要である。第
2の条件から、CIP法はサイクルタイムが長すぎるの
で、不適切である。また、第3の条件から、金型プレス
やMetal InjectionMolding(M
IM)法は、高硬度の金属製金型のキャビティーを補正
するのに、大変、コストがかかるので,これらの方法は
不適切である。また、大量に生産される部品を対象とし
ているので、RIP装置は連続RIP装置である必要が
ある。
【0034】次に、生産システムの概略を説明する。
【0035】大量生産のための生産システムの一例が、
図6に示されている。1は、上述した本出願人の先の出
願において公開されている、ゴムモールドのキャビティ
ーへの粉末の充填から、圧縮成形された圧粉体のゴムモ
ールドのキャビティーからの取り出しまでを連続的に行
うことができる連続RIP装置であり、2は、トンネル
状に形成された連続焼結装置であり、連続RIP装置1
と連続焼結装置2とは、直列状に近接して配置されてお
り、連続RIP装置1と連続焼結装置2とは、コンベア
ベルト等の搬送装置3により連結されている。そして、
連続RIP装置1により連続的に製造される圧粉体C
は、コンベア3に載置され、連続焼結装置2内に配設さ
れている搬送装置3により、連続RIP装置1から連続
焼結炉2中に運ばれ、連続焼結装置2の中を定速で通過
して、この間に、圧粉体Cは焼結される。このようにし
て焼結された焼結体Sは、図示されていない自動機など
により、搬送装置3から搬出される。
【0036】NdFeB焼結磁石の例では、連続RIP
装置と連続焼結装置は直結され、全システムは、密閉シ
ステム(closed system)を形成し、シス
テムの中は全てアルゴンガスで満たされている。そし
て、毎分6個の圧粉体がシステム中で作られ、その中を
1列に並んで通過して焼結される。焼結温度は、100
0℃から1050℃で、1個の圧粉体が連続焼結炉を通
過して焼結されるまでに約1時間かかる。焼結雰囲気
は、アルゴンガス1気圧で、全てのNd磁石メーカーで
採用されている真空炉は使用しない。これは連続RIP
装置と連続焼結炉を直結するために、真空炉が大変使い
にくいからである。このように、焼結時間をできる限り
短くする必要性(長時間の焼結が必要ならば必要な連続
焼結炉の長さが異常に長くなり、経済的ではない。)及
びアルゴンガス1気圧の連続焼結炉を使い、真空炉を使
わないことから、原料合金を水素解砕法などで粉砕して
磁石粉末を作製するとき、微粉砕(ジェットミル)前に
は、原料合金に入っている水素を完全に近いくらい除去
しておかなくてはならない。そうでないと、焼結時、水
素を除去するため1〜2時間余分に時間がかかり、連続
焼結炉の必要な長さが長くなり過ぎることになる。
【0037】NdFeB焼結磁石の例では、直径3c
m、厚さ0.5mmの円板磁石の生産において、必要な
連続焼結炉の長さは約20mであった。連続焼結炉は、
単純なパイプ状で、従来、磁石メーカーで使用している
マルチチャンバー炉に比べてはるかに構造が簡単で安価
である。また、本発明の連続焼結炉は構造が簡単である
ため、空気の漏れが少なく、温度や気流の不均一は、い
つも一定しているため、この連続焼結炉を通過して焼結
されて生産されるNdFeB焼結磁石の形状、寸法の再
現性はきわめて良い。このため焼結体の3次元形状、寸
法計測のデータから、ゴムモールドのキャビティーの形
状、寸法の修正をして、本発明の方法を実施することに
より、所望の形状、寸法の焼結体をネットシェイプで製
造できるようになった。
【0038】このようにして、NdFeB焼結磁石をネ
ットシェイプで生産できるようになったため、焼結後、
人手と時間がかかる機械加工をしなくてよくなったの
で、大きいコストダウンが可能となり、また、機械加工
により発生する研削粉や切れっぱし(固形スクラップと
呼ばれる。)など、従来、NdFeB焼結磁石工場で大
量に発生していたスクラップの量が大幅に減少し、資源
の節約の面でも大変有用な技術である。
【0039】本発明の方法は、NdFeB焼結磁石以外
でも、圧粉体が焼結時に大きく寸法収縮する粉末冶金製
品の生産に大変有用である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上述した構成を有するので、
以下に記載する効果を奏することができる。
【0041】焼結部品をネットシェイプで生産できるよ
うになったため、焼結後、人手と時間がかかる機械加工
をしなくてよく、従って、大きいコストダウンが可能と
なるとともに、機械加工により発生する研削粉や切れっ
ぱし(固形スクラップと呼ばれる。)など、従来、大量
に発生していたスクラップの量が大幅に減少し、資源の
節約が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は圧粉体と該圧粉体を焼結して形成された
焼結体との形状変化を示す模式的正面図である。
【図2】図2は修正された圧粉体と該圧粉体を焼結して
形成された焼結体とを示す模式的正面図である。
【図3】図3は一例としての所望焼結体の斜視図であ
る。
【図4】図4は所望焼結体を得るために使用されるゴム
モールドの斜視図である。
【図5】図5は図4に示されているゴムモールドを使用
して得られた圧粉体を焼結して製造された焼結体の斜視
図である。
【図6】図6は本発明の焼結部品の生産方法を実施する
ための一例としての焼結部品の生産システムの概略図で
ある。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・・・圧粉体 S・・・・・・・・・・・焼結体 1・・・・・・・・・・・連続RIP装置 2・・・・・・・・・・・連続焼結装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 浩 京都府京都市西京区松室追上町22番地の1 エリーパート2 401号 インターメタ リックス株式会社内 (72)発明者 渡辺 俊宏 京都府京都市西京区松室追上町22番池の1 エリーパート2 401号 インターメタ リックス株式会社内 (72)発明者 板谷 修 京都府京都市西京区松室追上町22番地の1 エリーパート2 401号 インターメタ リックス株式会社内 Fターム(参考) 4K018 AA27 CA02 CA27 DA37 DA42 KA45 KA53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼結中に寸法収縮が起こる圧粉体を焼結し
    て製造する焼結部品の生産において、圧粉体製造装置と
    して連続RIP装置を使用し、焼結装置として連続焼結
    装置を使用し、圧粉体製造装置により連続的に製造され
    る圧粉体が、連続焼結装置により連続的に焼結されると
    ともに、圧粉体が、連続焼結装置中を移動する間に、連
    続焼結装置に固有の不均一収縮が起こり、この連続焼結
    装置に固有の不均一収縮によってもたらされる焼結部品
    の形状と寸法の所望の形状と寸法からのずれを、圧粉体
    製造装置に使用されるゴムモールドのキャビティーの形
    状と寸法に反映させることにより、所望の形状と寸法の
    焼結部品を製造することを特徴とする焼結部品の生産方
    法。
  2. 【請求項2】連続焼結装置中を、圧粉体が一列に並んで
    運ばれることを特徴とする請求項1に記載の焼結部品の
    生産方法。
JP11233056A 1999-07-15 1999-07-15 焼結部品の生産方法 Pending JP2001026802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233056A JP2001026802A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 焼結部品の生産方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233056A JP2001026802A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 焼結部品の生産方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026802A true JP2001026802A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16949116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11233056A Pending JP2001026802A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 焼結部品の生産方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026802A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055183A (ja) * 2001-02-14 2008-03-13 3M Espe Ag 歯科補綴物作成方法
KR20160025105A (ko) * 2014-08-26 2016-03-08 엔에이티엠 주식회사 텅스텐 도가니의 수축률 산출방법 및 이를 이용한 텅스텐 도가니의 제조방법
JP2016079489A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 住友電工焼結合金株式会社 粉末成形用金型およびサイジング用金型の設計方法
JP2016155257A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社リコー 造形データ作成装置、プログラム、造形装置
WO2017104788A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 日立金属株式会社 異方性焼結磁石の解析方法及びそれを用いた異方性焼結磁石の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055183A (ja) * 2001-02-14 2008-03-13 3M Espe Ag 歯科補綴物作成方法
KR20160025105A (ko) * 2014-08-26 2016-03-08 엔에이티엠 주식회사 텅스텐 도가니의 수축률 산출방법 및 이를 이용한 텅스텐 도가니의 제조방법
KR101632040B1 (ko) * 2014-08-26 2016-06-21 엔에이티엠 주식회사 텅스텐 도가니의 수축률 산출방법 및 이를 이용한 텅스텐 도가니의 제조방법
JP2016079489A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 住友電工焼結合金株式会社 粉末成形用金型およびサイジング用金型の設計方法
JP2016155257A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社リコー 造形データ作成装置、プログラム、造形装置
WO2017104788A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 日立金属株式会社 異方性焼結磁石の解析方法及びそれを用いた異方性焼結磁石の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104907567A (zh) 一种制备高密度复杂形状硬质合金零件和刀具的方法
US4216017A (en) Method and equipment for sintering under pressure
CN102423802B (zh) 高纯钴靶材的制备方法
EP2571035B1 (en) SYSTEM FOR PRODUCING NdFeB SYSTEM SINTERED MAGNET
Sagawa et al. Rubber isostatic pressing (RIP) of powders for magnets and other materials
JP2001026802A (ja) 焼結部品の生産方法
WO2019054303A1 (ja) チタン又はチタン合金圧粉体の製造方法
CN102126022A (zh) 一种控制粉末冶金坯体烧结变形缺陷的约束烧结模具
JP2015175034A (ja) スパッタリングターゲット材の製造方法
CN111152333A (zh) 一种基于刚性模具的冷等静压成型方法及其应用
JPH10214711A (ja) 希土類系永久磁石の固化方法
JP2006249462A (ja) 電極の製造方法、及び電極
JP6402615B2 (ja) 希土類焼結磁石の製造方法及び成形装置
JP6354684B2 (ja) 塑性加工方法
JPH07242916A (ja) 焼結体の製造方法
JP2003305593A (ja) 粉末成形体の製造方法
CN109948279B (zh) 一种金属件整形的仿真设计方法
JP2001122665A (ja) 炭化ほう素常圧焼結体の製造方法
JPH05320711A (ja) 焼結体の製造方法
JPH05319938A (ja) 焼結体の製造方法
JPH073303A (ja) 金属またはセラミックス焼結体の製造方法
JPH0421704A (ja) チタン合金粉末の成形体の焼結方法
JP2926881B2 (ja) セラミックスの焼成方法
JPH04136132A (ja) 高密度サーメット成形製品の製造方法
JP2000319775A (ja) スパッタリングターゲットの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090811