JP2006249462A - 電極の製造方法、及び電極 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成形金型9内に充填された金属粉末7を圧縮することにより、圧粉体21を成形し、成形金型に圧粉体が収容された状態の下、圧粉体を加熱することにより、圧粉体を仮焼結させ、仮焼結した圧粉体をゴム型内に封入して、等方静水圧によって圧粉体を加圧することにより、圧粉体に対してCIP処理を施し、圧粉体を仮焼結工程時における加熱温度よりも高い加熱温度で加熱することにより、圧粉体を焼結させる。
【選択図】図1
Description
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、前記成形金型内に充填された前記金属粉末を圧縮することにより、圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記成形金型に前記圧粉体が収容された状態の下、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を仮焼結させる仮焼結工程と;
前記仮焼結工程が終了した後に、仮焼結状態の前記圧粉体をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記圧粉体を加圧することにより、前記圧粉体に対してCIP処理を施すCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を前記仮焼結工程時における加熱温度よりも高い加熱温度で加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
具備したことである。
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、ホットプレス装置によって前記成形金型内に充填された前記金属粉末を加熱しつつ圧縮することにより、仮焼結した圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記圧粉体をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記圧粉体を加圧することにより、前記圧粉体に対してCIP処理を施すCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を前記成形工程時における加熱温度よりも高い加熱温度で加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
を具備したことである。
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、前記成形金型内に充填された前記金属粉末を圧縮することにより、圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記成形金型に前記圧粉体が収容された状態の下、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
を具備したことである。
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、ホットプレス装置によって前記成形金型内に充填された前記金属粉末を加熱しつつ圧縮することにより、焼結した圧粉体を成形する成形工程と;
を具備したことである。
金属粉末をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記金属粉末を加圧することにより、前記金属粉末に対してCIP処理を施して、強固に結合した圧粉体を成形するCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
具備したことである。
本発明の第1実施形態について図1から図4を参照して説明する。
図2(a)に示すように、金属粉末(合金粉末を含む)7を成形金型9内に充填する。ここで、金属粉末7は、コーティング膜5の特性に応じて決定され、例えば、耐酸化性のあるコーティング膜5を形成する場合には、Co系の耐摩耗金属の粉末が用いられる。また、成形金型9は、筒状のダイ11と、このダイ11のダイ孔11hの上部に上下方向へ移動可能に設けられた上パンチ13と、ダイ11のダイ孔11hの下部に上下方向へ移動可能に設けられた下パンチ15とを備えている。
前記(1-1)充填工程が終了した後に、図1(b)に示すように、成形金型9をプレス装置におけるラム(上ラム17と下ラム19)に装着する。そして、上ラム17と下ラム19との加圧力によって成形金型9に充填された金属粉末7を圧縮する。これによって、圧粉体21を成形することができる。
前記(1-3)成形工程が終了した後に、成形金型9をプレス装置におけるラム17,19から離脱させる。次に、図2(a)に示すように、成形金型9を真空炉23の所定位置にセットする。そして、成形金型9に圧粉体21が収容された状態の下、真空炉23内における10−1以下の真空雰囲気中において、ヒータ25によって圧粉体21を加熱する。これによって、圧粉体21を仮焼結させることができる。
前記(1-3)仮焼結工程が終了した後に、成形金型9を真空炉23の外側へ運んで、成形金型9から仮焼結した圧粉体21を取り出す。次に、図2(b)に示すように、圧粉体21をゴム型27に封入して、ゴム型27を圧力容器29内の液体Lに浸漬させる。そして、圧力容器29内の液体Lの等方静水圧によって圧粉体21を加圧する。これによって、圧粉体21に対してCIP処理を施すことができる。
前記(1-4)CIP処理工程が終了した後に、ゴム型27を圧力容器29の外へ運んで、ゴム型27からCIP処理を施した圧粉体21を取り出す。次に、図3に示すように、圧粉体21を真空炉23の所定位置にセットする。そして、真空炉23内における10−1以下の真空雰囲気中において、ヒータ25によって圧粉体21を仮焼結工程時における加熱温度(仮焼結温度)よりも高い加熱温度で加熱する。これによって、圧粉体21を焼結させることができる。
第1実施形態の変形例1に係わる電極の製造方法は、前記(1-1)充填工程から前記(1-5)焼結工程のうち、前記(1-3)仮焼結工程と前記(1-4)CIP工程を省略している。
第1実施形態の変形例2に係わる電極の製造方法は、前記(1-1)充填工程から前記(1-5)焼結工程のうち、前記(1-1)充填工程と前記(1-2)成形工程と前記(1-3)仮焼結工程を省略している。
第2実施形態について図1(a)、図2(b)、図3から図6を参照して説明する。
前記(1-1)充填工程と同様に行う(図1(a)参照)。
前記(2-1)充填工程が終了した後に、図5(a)に示すように、成形金型9をホットプレス装置におけるラム(上ラム31と下ラム33)に装着する。そして、前記ホットプレス装置における真空炉35の抵抗板37によって成形金型9内に充填された金属粉末7を加熱しつつ、上ラム31と下ラム33によって圧縮する。これによって、仮焼結した圧粉体21を成形することができる。
前記(1-4)CIP処理工程と同様に行う(図2(b)参照)。
前記(1-5)焼結工程と同様に行う(図3参照)。
第2実施形態の変形例に係わる電極の製造方法は、前記(2-1)充填工程から前記(2-4)焼結工程のうち、前記(2-3)CIP工程及び前記(2-4)焼結工程を省略している。
3 ワーク
5 コーティング膜
7 金属粉末
9 成形金型
17 上ラム
19 下ラム
21 圧粉体
23 真空炉
27 ゴム型
29 圧力容器
31 上ラム
33 下ラム
35 真空炉
37 抵抗板
41 コイル
43 電源
Claims (6)
- 放電エネルギーによってコーティング膜を形成する際に用いる電極を製造するための電極の製造方法において、
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、前記成形金型内に充填された前記金属粉末を圧縮することにより、圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記成形金型に前記圧粉体が収容された状態の下、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を仮焼結させる仮焼結工程と;
前記仮焼結工程が終了した後に、仮焼結状態の前記圧粉体をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記圧粉体を加圧することにより、前記圧粉体に対してCIP処理を施すCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を前記仮焼結工程時における加熱温度よりも高い加熱温度で加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
具備したことを特徴とする電極の製造方法。 - 放電エネルギーによってコーティング膜を形成する際に用いる電極を製造するための電極の製造方法において、
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、ホットプレス装置によって前記成形金型内に充填された前記金属粉末を加熱しつつ圧縮することにより、仮焼結した圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記圧粉体をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記圧粉体を加圧することにより、前記圧粉体に対してCIP処理を施すCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を前記成形工程時における加熱温度よりも高い加熱温度で加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
を具備したことを特徴とする電極の製造方法。 - 放電エネルギーによってコーティング膜を形成する際に用いる電極を製造するための電極の製造方法において、
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、前記成形金型内に充填された前記金属粉末を圧縮することにより、圧粉体を成形する成形工程と;
前記成形工程が終了した後に、前記成形金型に前記圧粉体が収容された状態の下、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
を具備したことを特徴とする電極の製造方法。 - 放電エネルギーによってコーティング膜を形成する際に用いる電極を製造するための電極の製造方法において、
金属粉末を成形金型内に充填する充填工程と;
前記充填工程が終了した後に、ホットプレス装置によって前記成形金型内に充填された前記金属粉末を加熱しつつ圧縮することにより、焼結した圧粉体を成形する成形工程と;
を具備したことを特徴とする電極の製造方法。 - 放電エネルギーによってコーティング膜を形成する際に用いる電極を製造するための電極の製造方法において、
金属粉末をゴム型内に封入して、等方静水圧によって前記金属粉末を加圧することにより、前記金属粉末に対してCIP処理を施して、強固に結合した圧粉体を成形するCIP工程と;
前記CIP工程が終了した後に、前記圧粉体を加熱することにより、前記圧粉体を焼結させる焼結工程と;
具備したことを特徴とする電極の製造方法。 - 請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の電極の製造方法によって製造された電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005064490A JP2006249462A (ja) | 2005-03-08 | 2005-03-08 | 電極の製造方法、及び電極 |
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JP2005064490A JP2006249462A (ja) | 2005-03-08 | 2005-03-08 | 電極の製造方法、及び電極 |
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-
2005
- 2005-03-08 JP JP2005064490A patent/JP2006249462A/ja active Pending
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