JP2017158548A - ナトリウム含有容器詰飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、ナトリウムを含有する容器詰飲料の飲みやすさを改善することである。
【解決手段】本発明によって、平均粒子径が50〜250nmである乳化粒子をナトリウム含有飲料に配合することによって、後味が良好で飲みやすい透明な飲料を得ることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、水分および電解質のスムースな補給を目的にした容器詰飲料に関する。特に本発明は、Naなどの電解質に由来するぬめりや苦味、口腔粘膜の刺激感、クセのある後味が改善された飲料に関する。
運動や激しい活動によって失われた水分や電解質を補給するために、浸透圧や電解質濃度、糖濃度が調節されたスポーツ飲料(スポーツ・ドリンク)が数多く市場に提供されている。
例えば、特許文献1には、特に激しい疲労をともなうスポーツまたは活動に参加する人が飲用するスポーツ飲料に、特定の糖類と25〜45mmol/Lのナトリウムとを配合することが記載されている。
また、特許文献2には、経口補液およびスポーツ飲料として使用するにあたり、速やかな水分補給・電解質補給と十分なエネルギー補給を同時に効率よく行うために、糖質としてクラスターシクロデキストリンを40〜100g/L、電解質としてナトリウムイオンを30〜65mEq/L、カリウムイオンを15〜25mEq/L、塩化物イオンを25〜55mEq/L、マグネシウムイオンを1〜5mEq/Lを含有させ、浸透圧を250mOsm/L以下とした飲料組成物が提案されている。
さらに、特許文献3は、経口補液として使用するにあたり、速やかな水分補給・電解質補給を効率よく行える水分電解質補給飲料として、電解質成分として、ナトリウムイオン30〜40mEq/L、カリウムイオン15〜25mEq/L、塩化物イオン25〜35mEq/L、カルシウムイオン3〜7mEq/L、マグネシウムイオン2〜5mEq/Lを含有し、pHが4.2〜6.0、滴定酸度が30未満であり、その浸透圧が160〜190mOsm/kgであることを特徴とする水分電解質補給飲料であり、さらに、スクロース、クエン酸イオン15〜79mEq/L、リン酸イオン2〜10mEq/L含有する水分電解質補給飲料を提供する。
さらにまた、特許文献4では、(a)組成物の全質量に対して約4〜約10質量%の炭水化物と、(b)少なくとも約30mEq/Lのナトリウムと、(c)少なくとも約10mEq/Lの塩化物と、(d)少なくとも約3mEq/Lのカリウムと、(e)水と、を含有し、溶液での浸透圧が約250〜350mOsm/Kgである飲料組成物が提案されている。
特表平9−508804号公報 特開2004−123642号公報 特開2006−304775号公報 特開2007−510758号公報
従来のスポーツ飲料は、運動や激しい活動に伴う発汗により失われた水分や電解質を補給するとともに、生体機能を維持するためのエネルギー源を補給する目的から、電解質(塩分)や糖分が比較的多く配合されていた。
しかしながら、飲料に含まれる電解質が多くなると、電解質によるぬめりや苦味を飲用時に感じたり、口腔粘膜が刺激されたり、クセのある後味(苦味やエグ味)が生じるといった問題があった。また、このような飲用時の違和感は、比較的軽い運動や日常生活における発汗後の飲用に際しては異なって感じられるため、場合により、あらかじめ希釈しなければ快適に飲用できないという問題も生じていた。さらに、運動時における塩味の受容性について検討した例はあるものの、日常生活において飲用することを想定した配合(処方)については、詳細な検討は行われてこなかった。
この点に関して、スポーツ飲料に乳化香料を添加して、飲料に飲み応えや好ましい香味を付与して、飲料の嗜好性を向上させることが行われてきた。しかしながら、本発明者らが検討したところ、ナトリウム含有量が比較的多くなると、乳化香料を配合してもナトリウムなどの電解質によって飲みにくさ、特に苦味やエグ味が顕著に知覚されるようになり、飲料の飲みやすさが阻害されることが明らかになった。
本発明は、水分や電解質の補給が速やかに行えることはもちろん、比較的軽い運動時や日常生活においても快適に飲用できる飲料を提供することを目的とする。スポーツ飲料などに関しては、のどが渇いた際に飲料を比較的急激に飲用したいという傾向があるところ、本発明は、飲み込み易さや一気飲みし易さ(chuggability)が向上した飲料の提供を目的とする。
上記の課題について鋭意検討したところ、本発明者らは、比較的高濃度でナトリウムを含有する容器詰飲料において、従来配合されていた乳化香料の乳化粒子は500nm前後であったが、配合する乳化粒子の平均粒子径を250nm以下まで微細にすることによって、飲料の飲みやすさを顕著に改善できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
これに限定されるものではないが、本発明は以下の発明を包含する。
(1) Na濃度が30〜100mg/100mlである、乳化粒子が配合された容器詰飲料であって、乳化粒子の平均粒子径が50〜250nmであり、波長660nmにおける吸光度が0.06以下である、上記飲料。
(2) 乳化粒子の平均粒子径が200nm以下である、(1)に記載の容器詰飲料。
(3) 色差計を用いて純水を基準として測定した場合の飲料の透過光のΔE値が3.5以下である、(1)または(2)に記載の容器詰飲料。
(4) ブリックス値が3〜9である、(1)〜(3)のいずれかに記載の容器詰飲料。
(5) 飲料の浸透圧が100〜500mOsm/kgである、(1)〜(4)のいずれかに記載の容器詰飲料。
(6) 波長660nmにおける吸光度が0.06以下である容器詰飲料の製造方法であって、平均粒子径が50〜250nmである乳化粒子と30〜100mg/100mlのナトリウムを配合して飲料を調製する工程と、調製した飲料を容器に充填する工程と、
を含む、上記方法。
本発明によれば、水分や電解質の補給が速やかに行えることはもちろん、比較的軽い運動時や日常生活においても快適に飲用できる飲料が得られる。特に本発明に係る飲料は電解質に起因する後味(苦味やエグ味)が改善され、特に飲みやすいものであるため、のどが渇いた際にゴクゴクと飲料を摂取したい際に特に快適に飲用できる。スポーツ飲料など、従来の電解質の補給に適した飲料は、飲料の液食が白っぽい不透明であることが一般的であったが、本発明によれば飲料の液色を透明にすることができ、しかも、飲料の後味を改善して飲料の喉越しを大きく向上させることができる。
電解質含有飲料
本発明の飲料は、電解質を含有する非炭酸のスポーツ飲料を対象とする。電解質は、無機電解質及び有機電解質に由来する陽イオン及び陰イオンである。本発明でいう電解質としては、少なくともナトリウム(Na)を含有し、さらにカリウム(K)及び/又は塩化物(Cl)を含有する。これら3種の電解質総量が、好ましくは30〜150mg/100ml、より好ましくは40〜130mg/100mlである。以下、本発明の飲料について詳述する。
(ナトリウム)
本発明の容器詰飲料は少なくともナトリウム(Na)を含有する。本発明の容器詰飲料は、電解質の補給という観点から、飲料100mlあたりのNa濃度が30〜100mg/100mlであり、好ましくは35〜80mg/100ml、より好ましくは38〜60mg/100ml、特に好ましくは40〜60mg/100mlである。Na濃度が30mg/100mlより低い場合は、発汗で失われる水分及び電解質を補給するためには不十分であるし、ナトリウムに起因する後味の悪さが顕著になっていない。また、100mg/100mlより高い場合は、その味わいが日常的な飲用に適さない場合がある。なお、本明細書において、飲料組成物の成分の濃度の値を提示するとき(例えば、mg/100ml、%など)は、特に記載した場合を除き、飲料の単位容積あたりの成分の重量に基づく値である。
ナトリウムは、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、臭化ナトリウム、クエン酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム等から選択される1又は複数種類を組み合わせて配合することによって、所定濃度のナトリウムを含有する飲料を調製することができる。塩化ナトリウムを1〜150mg/100ml、5〜100mg/100ml配合した飲料は好ましい態様の一つである。また、後述する果汁や天然旨味・コク味源由来のナトリウムを用いてNa濃度を調節してもよい。
(カリウム)
本発明の飲料は、日常の発汗で失われる電解質の補給に適するように、ナトリウム(Na)に加えてカリウム(K)を含有していてもよい。電解質の補給という観点から、飲料100mlあたりのK濃度が3〜50mg/100mlであり、好ましくは5〜45mg/100ml、より好ましくは8〜40mg/100ml、特に好ましくは10〜30mg/100mlである。さらに好ましい態様において、ナトリウムとカリウムのモル比、すなわち、(K/Na)が2以下である。K/Naのモル比は、より好ましくは1.5以下であり、さらに好ましくは1.0以下である。K/Naのモル比の下限は特にないが、例えば、0.01以上とすることができ、0.05以上、0.1以上としてもよい。一般に、発汗速度が速いと、汗腺でのナトリウムの再吸収が汗の分泌に追い付かず、ナトリウムの排出量が多くなる。一方、日常的な発汗では、排出されるナトリウムに対する排出されるカリウムの比率が高くなる。K/Naのモル比は、典型的には、運動時の汗においては、0.1〜0.2、日常的な汗においては1.1〜1.3程度とされる。
カリウムは、塩化カリウム、酢酸カリウム、炭酸水素カリウム、臭化カリウム、クエン酸カリウム、カリウム−D−グルコン酸塩、リン酸カリウム、酒石酸カリウム、ソルビン酸カリウム、ヨウ化カリウム等から選択される1又は複数種類を組み合わせて配合することによって、所定濃度のカリウムを含有する飲料を調製することができる。また、後述する果汁や天然旨味・コク味源由来のカリウムを用いてK濃度を調節してもよい。
(塩化物)
上述のナトリウムやカリウム等、陽イオンの電解質は、飲料を口に含んだ際に口中でぬめりや苦味として知覚されたり、口腔粘膜が刺激されたりするものであり、飲用後にまで苦味やエグ味が残存することになる。一方、陰イオンである塩化物は、飲用時の口中の不快感だけでなく、飲料が喉を通過する際に「喉に引っ掛かる感じ」として、喉越しの悪さ、不快さとして知覚される。
本発明の飲料では、この陰イオン由来の喉越しの悪さを改善し、一気飲みし易さ(chuggability)や飲み込み易さを著しく向上するのに適した飲料であることから、本発明の好適な態様の一つとして、特定量の塩化物(Cl)を含む飲料が挙げられる。塩化物等の陰イオン由来の喉越しの悪さを改善する方法はこれまで知られておらず、従来用いられている電解質飲料の香味改善方法を用いても、この陰イオン由来の喉越しの悪さを十分に改善することはできないものである。
飲料100mlあたりのCl濃度は、10〜200mg/100mlが好ましく、15〜100mg/100mlがより好ましく、20〜80mg/100mlがさらに好ましい。
塩化物イオンは、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム等から選択される1又は複数種類を組み合わせて配合することによって、所定濃度の塩化物を含有する飲料を調製することができる。また、後述する果汁や天然旨味・コク味源由来の塩化物を用いてCl濃度を調節してもよい。
(浸透圧)
本発明の容器詰飲料において浸透圧は特に制限されないが、等張圧程度に設計すると体内への吸収が容易となるばかりか、本発明の喉越しの良さを最も知覚できることから、好ましい態様である。好ましい態様において、本発明の飲料の浸透圧は100〜500mOsm/kgであり、より好ましくは140〜460mOsm/kg、さらに好ましくは170〜430mOsm/kgであり、よりさらに好ましくは200〜400mOsm/kgである。特に好ましい態様においては、飲料の浸透圧を、例えば、230〜370mOsm/kg、250〜350mOsm/kg、270〜330mOsm/kgとしてもよい。
浸透圧は、胃内容排出速度や、小腸での水分の移動に影響を与えうるところ、正常な体液浸透圧は約280〜290mOsm/kgであるので、水を効率良く消化管から吸収させるためには、体液と浸透圧が同等程度にすると好ましい。経口補水塩(ORS:Oral Rehydration Salt)においては、浸透圧は200〜310mOsm/kgであることが推奨されている。また、医療において、細胞外液欠乏時やNa+欠乏時の輸液用電解質溶液のベースに使用される日本薬局方・処方せん医薬品である生理食塩水(0.9w/v%塩化ナトリウム水溶液)の浸透圧は約310mOsm/kgである。
乳化粒子
一般に、スポーツ飲料などの飲料に乳化粒子(乳化香料)を添加して、電解質に起因する香味の悪さをマスキングしたり、飲料に飲み応えや好ましい香味を付与したりして、飲料の嗜好性を向上させることが行われてきた。乳化粒子は、精油(エッセンシャルオイル)などを水中に分散させた水中油型のエマルジョンであり、乳化安定性を高めるため乳化剤や乳化安定剤を添加することもある。本発明においては、柑橘系の精油を分散させた乳化香料を用いることが好ましく、レモン由来やグレープフルーツ由来の精油を含む乳化香料を用いることが特に好ましい。乳化香料として乳化粒子が配合される場合、乳化香料の配合量は、一般的に0.001〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15%程度である。
本発明の容器詰飲料は、レーザー回折法で分析した平均粒子径が50nm以上250nm以下の乳化粒子が配合される。上述したように、ナトリウムを比較的多く含む飲料に乳化粒子を配合しても、ナトリウムなどの電解質に起因して、飲料の後味、特に苦味やエグ味が顕在化することが見出された。
しかしながら、本発明のナトリウム等を含む電解質含有飲料に平均粒子径が50〜250nmという特定の大きさを有する乳化粒子を配合することによって、電解質に起因する苦味、ぬめりや喉越しの悪さを低減し、飲料の飲みやすさを顕著に向上できることが明らかになった。本発明に配合する乳化粒子の平均粒子径は50〜250nmであり、好ましくは50〜200nm、より好ましくは80〜180nm、さらに好ましくは110〜160nmである。なお、乳化粒子の平均粒子径はレーザー回折による粒度分布計で測定することができるが、本発明における平均粒子径は、粒子径ごとの検出頻度(%)から、粒子径の平均値(容積平均)を算出したものである。
また、本発明においては、乳化粒子の累積%の50%以上が50〜300nmに含まれることが好ましい。乳化粒子の累積%(容積)の50%以上が50〜200nmに含まれることがより好ましく、80〜200nmに含まれることがさらに好ましく、100〜200nmに含まれることが最も好ましい。特定の大きさを有する乳化粒子を調製する方法としては、例えばWO2013/084518に記載された方法を採用することができる。
容器詰飲料の液色
本発明の容器詰飲料は、水のように透明の液色であり、外観上も極めて特徴的なものである。一般にスポーツ飲料は、電解質に起因する香味の悪さをマスキングするために、平均粒子径が300nm以上の乳化剤及び/又はエステルガム、SAIB、デンプン成分等の混濁剤(clouding agent)が配合されるため、光散乱によって濁ったような外観になる。しかしながら、平均粒子径が50〜250nmという特定の大きさを有する乳化粒子を使用する本発明の飲料では、飲料の液色を透明にすることができる。すなわち、本発明によれば、従来のスポーツドリンクのような白濁や、混濁果汁のような濁りがなく、水のように視覚的に透明な飲料とすることができる。
飲料の透明度は光の透過によって評価することができ、本発明に係る飲料は、紫外可視分光光度計(島津製作所製UV−1600など)を用いて測定した波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、好ましくは0.02以下、より好ましくは0.01以下である。
水のように視覚的に透明な飲料という特徴を最大限に発揮するため、本発明の飲料は、無色であることが好ましい。ここで、「飲料が無色である」とは、視覚的に認知できる色がついていない飲料であることをいう。飲料の色は、物体の色差を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することもでき、測色色差計(日本電色工業製ZE2000など)を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値が3.5以下である場合を「無色」と呼ぶ。
一般に、飲料が水のように無色透明な外観であると電解質に起因する苦味やぬめり等が感じられやすくなるところ、本発明によれば、電解質に起因する苦味やエグ味、喉越しの悪さを感じることなく、水のような外観から想起されるとおりの爽快感を有する、ゴクゴクと飲料を摂取することが可能な極めて飲みやすい飲料を得ることができる。この飲みやすさは、PETボトルのような開口部の狭い容器から直接に飲んだ場合であっても、優れた味わいを感じることができる。
(その他の成分)
本発明の飲料には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常のスポーツ飲料と同様の各種成分を配合することができる。具体的には、1.0〜10.0重量%、好ましくは2.0〜8.0重量%の炭水化物源が挙げられる。炭水化物源としては、電解質補給飲料において含有される糖質が用いられる。糖質としては、果糖、ぶどう糖、麦芽糖、ショ糖、高果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖、糖アルコール、オリゴ糖、はちみつ、サトウキビ搾汁液(黒糖蜜)、砂糖(白糖、三温糖、黒糖、和三盆、等)、メープルシロップ、モラセス(糖蜜)等が例示できるが、なかでも果糖を用いることが好ましい。メカニズムは不明であるが果糖を用いることにより、本発明の香味改善効果が相加的又は相乗的に向上する。一方で、果糖は保存中に変色し、本発明の透明飲料の外観を損なうことがあることから、好ましくは果糖5.0重量%以下であり、より好ましくは、0.5〜3重量%、特に好ましくは1.0〜2.5重量%である。
また、スポーツ飲料のpHは、約2.5〜5.0である。pH2.5〜4.5がより好ましく、pH3.0〜4.0とすることがさらに好ましい。本発明の飲料もこの範囲になるよう、酸味料やpH調整剤を配合することが好ましい。pH調整する成分としては、クエン酸、乳酸、グルコン酸、リン酸、酒石酸、酢酸、コハク酸、アジピン酸、フマル酸、リンゴ酸等の酸味料や、グレープフルーツ、レモン等の果汁などが挙げられる。本発明で得られる飲みやすさは、クエン酸イオンの存在下でより顕著となることから、クエン酸イオンが含まれるように酸味料や果汁を配合することが好ましい。
また本発明の飲料の酸度は、クエン酸換算で0.05〜0.3g/100mlとすることが好ましく、0.06〜0.25g/100ml程度がより好ましく、0.07〜0.2g/100ml程度がさらに好ましい。このようは範囲であると、適度な酸味によって特に飲みやすいナトリウム等の電解質を含有する飲料とすることができる。なお、飲料の酸度は一般的な滴定法によって測定することができる。
酸味料及び/又は電解質の供給源として配合される果汁の配合量は、ストレート果汁換算で0.01〜30%とすることが好ましく、20%以下、さらには10%以下が好ましい。果汁の種類も、果実を搾汁して得られる果汁をそのまま使用するストレート果汁、あるいは濃縮した濃縮果汁のいずれの形態であってもよいが、本発明の透明飲料の外観を維持するため、透明果汁を用いることが好ましい。
本発明に用いることのできる果汁は特に制限されず、1または複数の果汁を用いてもよい。好適な果汁としては、例えば、柑橘類果実(例えば、レモン、グレープフルーツ(ホワイト種、ルビー種)、ライム、オレンジ類、うんしゅうみかん、タンゴール、なつみかん、甘夏、はっさく、ひゅうがなつ、シイクワシャー、すだち、ゆず、かぼす、だいだい、いよかん、ぽんかん、きんかん、さんぼうかん、オロブランコ、ぶんたん)、核果類果実(例えば、あんず、さくらんぼ、うめ、すもも類、もも類)、漿果類果実(例えば、マスカット、リースリング、デラウエア、巨峰、ピオーネ)を挙げることができる。なかでも効果の顕著さの観点から、グレープフルーツ(ホワイト種、ルビー種)などの柑橘類の果汁を配合することが好ましい。
本発明の飲料には、通常の飲料で使用される天然旨味・コク味源としてエキス類を配合することもできる。ここで、エキス類とは、原料となる植物等を必要に応じて粉砕処理し、極性溶媒(例えば水、エタノール又はこれらの混合物)で抽出処理して得られる抽出物をいう。エキス類は電解質の供給源としても配合できる。エキス類としては、特に制限されず、1または複数のエキス類を用いてもよい。好適なエキス類としては、例えば、藻類エキス、節類エキス、きのこ類エキス、穀類エキス、茶エキス、野菜エキス、果実エキス、ハーブエキス、葉肉エキス、豆類エキス、種実類エキス、酵母エキス等を挙げることができる。エキス類の配合量は、0.005〜1%程度である。
また、本発明の飲料には、香料、ビタミン類、酸化防止剤、乳化剤、保存料、品質安定剤等を配合することができる。
本発明の容器詰飲料は、好ましい態様においてブリックス値が3〜9である。このような特徴によって、本発明の技術は、一つの態様において、フレーバードウォーターやニアウォーターなどの飲料に好適に利用することが可能である。可溶性固形分濃度は、糖度計や屈折計などを用いて得られるブリックス(Brix)値によって評価することができ、ブリックス値は、20℃で測定された屈折率を、ICUMSA(国際砂糖分析法統一委員会)の換算表に基づいてショ糖溶液の質量/質量パーセントに換算した値で、溶液中の可溶性固形分濃度を表す。単位は「°Bx」、「%」または「度」で表示される。
容器詰飲料
本発明の飲料は、容器詰飲料として好適に提供される。ここでいう容器詰飲料とは、PET容器、缶、瓶、紙容器などの容器に収容した飲料をいい、希釈せずに飲用できるものをいう。本発明によれば、飲料の液色を透明にすることができるため、美しい外観の飲料を得ることができる。スポーツ飲料など、従来の電解質の補給に適した飲料は、飲料の液色が白っぽい不透明であることが一般的であったが、本発明によれば飲料の液色を透明にすることができ、しかも、飲料の後味を改善して飲料の喉越しを大きく向上させることができる。この美しい外観を活かすため、本発明の飲料は、一つの態様において透明容器(例えばPETボトル、ガラス瓶)を容器として使用することが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、常温で長期保存しても、製造直後の風味を維持している。すなわち、電解質に起因する苦味、エグ味が低減され、喉越しが向上された飲みやすい飲料が、長期にわたって維持される。常温で長期保存するために、本発明の容器詰飲料は、調合工程で得られた調合液を加熱殺菌処理した後、容器に充填して製造される。ここで、本発明の好ましい態様において飲料は高温殺菌処理されるが、本明細書における高温殺菌とは、高温で短時間殺菌した後、無菌条件下で殺菌処理された保存容器に充填する方法(UHT殺菌法)、調合液を缶等の保存容器に充填した後、レトルト処理を行うレトルト殺菌法などである。高温殺菌の条件は、乳入り飲料の調合液の特性や使用する保存容器に応じて適宜選択すればよいが、UHT殺菌法の場合、通常90〜150℃で1〜120秒間程度、好ましくは100〜140℃で1〜90秒間程度の条件であり、レトルト殺菌法の場合、通常110〜130℃で10〜30分程度、好ましくは120〜125℃で10〜20分間程度の条件である。なお本発明においては、低温で無菌充填を行う態様としてもよい。
容器詰飲料の製造方法
一つの態様において、本発明は容器詰飲料の製造方法と理解することもできる。本発明の飲料は、上記のとおり、所定の濃度のナトリウムを含有するが、特定の平均粒子径を有する乳化粒子が配合される。すなわち、本発明に係る飲料の製造方法は、所定の成分を配合して飲料を調製する工程、調製した飲料を加熱殺菌する工程及び容器に充填する工程を経て製造される。
本発明の容器詰飲料は、従来公知の方法を用いて製造することができる。当業者であれば、配合方法、必要に応じ殺菌方法、容器充填方法の条件を、適宜設計することができる。
以下、具体的な実験例を示しつつ、本発明をより詳細に説明するが、本発明は下記の実験例に限定されるものではない。また、本明細書において特に記載しない限り、濃度などは重量基準であり、数値範囲はその端点を含むものとして記載される。
実験1:ナトリウム含有飲料の製造と評価
純水製造機(ヤマト科学製、WGH200)により製造した純水に最終的なナトリウム濃度(Na濃度)が40mg/100ml、塩化物濃度(Cl濃度)が48mg/100mlとなるように塩化ナトリウムおよびクエン酸ナトリウムを添加した上で、種々の粒径の乳化香料(水中油型のエマルジョン:レモン精油、香料メーカーから入手)0.2g/Lをさらに配合し、飲料を調製した。次いで、調製した飲料を95℃で30秒殺菌し、樹脂製容器に充填してナトリウム含有飲料を製造した。表1に調製した飲料の処方を示す。
製造した飲料について、紫外可視分光光度計を用いて波長660nmにおける吸光度(濁度)を測定し、測色色差計を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値を測定した。また、乳化香料の平均粒子径については、サンプルをフィルターで濾過して粗大粒子を除去した上で、粒度分布計(ベックマンコールター社、LS 13 320)を用いてレーザー回折・散乱法によって測定した。なお、飲料の分析に関しては、適宜、飲料サンプルを濃縮してから分析してもよい。
製造した飲料は、いずれも、ブリックス値が4.85、酸度(クエン酸換算)が0.110g/100ml、pHが3.5、カリウム/ナトリウムのモル比が0.15、浸透圧が310mOsm/kgであった。酸度については、日本農林規格(平成18年8月8日農水告第1127号)に定められた測定方法に基づいて算出した。また、浸透圧は自動浸透圧測定装置(アークレイ社、オズモステーションOM−6060)を用いて測定し、カリウム/ナトリウムのモル比は、原子吸光光度法に基づいて測定および算出した。
Figure 2017158548
調製した容器詰飲料について、その香味を官能評価した。香味については、(a)苦味・エグ味の目立たなさ、(b)喉越しのよさ、(c)後味のよさ(飲みやすさ)、という3つの観点から5段階で評価した。苦味・エグ味/後味の悪さをとても感じる場合を1点、苦味・エグ味/後味の悪さをまったく感じない場合を5点として、5段階で評価した。喉越しのよさは、喉越しの悪さをとても感じる場合を1点、喉越しが良い(喉に引っ掛かる感じが全くない)場合を5点として、5段階で評価した。
Figure 2017158548
種々の粒径の乳化香料を添加して、苦味・エグ味および後味(飲みやすさ)を評価した結果、平均粒子径が250nm以下の乳化香料を配合するとのどごしがスムースになり、また、苦味・エグ味および後味の悪さが目立たなくなった。また、サンプル2(平均粒子径:60nm)〜サンプル5(平均粒子径:150nm)については、飲料の濁りがなくなり、透明で美しい液色の飲料とすることができた。
実験2:ナトリウム含有飲料の製造と評価
ナトリウム濃度の影響を評価するため、ナトリウム濃度を変化させて飲料を調製した(飲料サンプルA〜C)。塩化ナトリウムの濃度以外は、実験1と同様にして容器詰飲料を調製し、評価を行った。
製造した飲料は、いずれも、ブリックス値が4.85、酸度(クエン酸換算)が0.110g/100ml、pHが3.5であった。酸度については、日本農林規格(平成18年8月8日農水告第1127号)に定められた測定方法に基づいて算出した。また、浸透圧は自動浸透圧測定装置(アークレイ社、オズモステーションOM−6060)を用いて測定し、カリウム/ナトリウムのモル比は、原子吸光光度法に基づいて測定および算出した。
Figure 2017158548
Figure 2017158548
本発明に係るナトリウム含有飲料は、ナトリウムなどの電解質に起因する飲みにくさが改善されており、スムースで心地よい飲用に適するものであった。

Claims (6)

  1. Na濃度が30〜100mg/100mlである、乳化粒子が配合された容器詰飲料であって、
    乳化粒子の平均粒子径が50〜250nmであり、波長660nmにおける吸光度が0.06以下である、上記飲料。
  2. 乳化粒子の平均粒子径が200nm以下である、請求項1に記載の容器詰飲料。
  3. 色差計を用いて純水を基準として測定した場合の飲料の透過光のΔE値が3.5以下である、請求項1または2に記載の容器詰飲料。
  4. ブリックス値が3〜9である、請求項1〜3のいずれかに記載の容器詰飲料。
  5. 飲料の浸透圧が100〜500mOsm/kgである、請求項1〜45のいずれかに記載の容器詰飲料。
  6. 波長660nmにおける吸光度が0.06以下である容器詰飲料の製造方法であって、
    平均粒子径が50〜250nmである乳化粒子と30〜100mg/100mlのナトリウムを配合して飲料を調製する工程と、
    調製した飲料を容器に充填する工程と、
    を含む、上記方法。
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