JP2017121261A5 - - Google Patents

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本発明者らは、前記課題解決のために鋭意研究を重ねた結果、一例として、コニオカエタ属由来のアマドリアーゼにおける特定のアミノ酸残基を特定のアミノ酸残基に置換することにより、上記課題を解決し得ることを見出し、これを一実施形態として包含する本発明を完成した。

Claims (14)

  1. 以下の(a)および/または(b)の性質を有する改変アマドリアーゼ:
    (a)配列番号172に示すアミノ酸配列に1〜10個のアミノ酸の欠失、挿入、付加、および/または置換がなされたアミノ酸配列を有し、配列番号172に示すアミノ酸配列を有するアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している;
    (b)配列番号172に示すアミノ酸配列に1〜10個のアミノ酸の欠失、挿入、付加、および/または置換がなされたアミノ酸配列を有し、配列番号172に示すアミノ酸配列を有するアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している。
  2. 配列番号172に示すアミノ酸配列の以下(c)から()よりなる群から選択されるアミノ酸に対応する位置で1つまたはそれ以上のアミノ酸残基の置換を有し、前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減しているか、および/または前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減していることを特徴とする改変アマドリアーゼ。
    (c)配列番号1の98位のグルタミン酸
    (d)配列番号1の259位のバリン
    (e)配列番号1の154位のセリン
    (f)配列番号1の125位のヒスチジン
    (g)配列番号1の261位のチロシン
    (h)配列番号1の263位のグリシン
    (i)配列番号1の106位のアスパラギン酸
    (j)配列番号1の103位のグリシン
    (k)配列番号1の355位のアラニン
    (l)配列番号1の96位のアスパラギン酸
    (s)配列番号1の66位のリジンまたは/および67位のバリン
    (m)配列番号1の70位のグルタミン
    (o)配列番号1の100位のスレオニン
    (p)配列番号1の110位のグルタミン
    (q)配列番号1の113位のアラニン
    (r)配列番号1の114位のロイシン
    配列番号1の156位のアスパラギン酸
  3. 配列番号172に示すアミノ酸配列に1〜10個の置換欠失付加を有するアミノ酸配列を含むアマドリアーゼであって、
    当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)よりなる群から選択される1つまたはそれ以上のアミノ酸に対応する位置のアミノ酸が、以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)の各々に記載される置換後のアミノ酸残基へと置換されており、
    (t)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸が、プロリン以外のアミノ酸、すなわちグルタミン、ヒスチジン、リジン、アルギニン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、システイン、セリン、スレオニン、アスパラギン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、チロシン、またはトリプトファンに置換されている;
    (u)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、システイン、またはセリンに置換されている;
    (v)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸が、グリシン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、またはシステインに置換されている;
    (ag)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の110位のグルタミンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、リジン、またはアルギニンに置換されている;
    かつ以下の(a)および/または(b)の性質を有する改変アマドリアーゼ:
    (a)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している;
    (b)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している。
  4. 配列番号172に示すアミノ酸配列と90%以上のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むアマドリアーゼであって、
    当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)よりなる群から選択される1つまたはそれ以上のアミノ酸に対応する位置のアミノ酸が、以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)の各々に記載される置換後のアミノ酸残基へと置換されており、
    (t)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸が、プロリン以外のアミノ酸、すなわちグルタミン、ヒスチジン、リジン、アルギニン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、システイン、セリン、スレオニン、アスパラギン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、チロシン、またはトリプトファンに置換されている;
    (u)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、システイン、またはセリンに置換されている;
    (v)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸が、グリシン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、またはシステインに置換されている;
    (ag)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の110位のグルタミンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、リジン、またはアルギニンに置換されている;
    かつ以下の(a)および/または(b)の性質を有する改変アマドリアーゼ:
    (a)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している;
    (b)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している。
  5. 配列番号241、配列番号188、配列番号197、若しくは配列番号213に示すアミノ酸配列に1〜10個の置換欠失付加を有するアミノ酸配列を含むアマドリアーゼ、
    配列番号188、配列番号197、若しくは配列番号213に示すアミノ酸配列を含むアマドリアーゼ、又は、
    配列番号241、配列番号188、配列番号197、若しくは配列番号213に示すアミノ酸配列と90%以上のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むアマドリアーゼであって、
    当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)よりなる群から選択される1つまたはそれ以上のアミノ酸に対応する位置のアミノ酸が、以下の(t)、(u)、(v)及び(ag)の各々に記載される置換後のアミノ酸残基へと置換されており、
    (t)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸が、プロリン以外のアミノ酸、すなわちグルタミン、ヒスチジン、リジン、アルギニン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、システイン、セリン、スレオニン、アスパラギン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、チロシン、またはトリプトファンに置換されている;
    (u)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、システイン、またはセリンに置換されている;
    (v)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸が、グリシン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、またはシステインに置換されている;
    (ag)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の110位のグルタミンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、リジン、またはアルギニンに置換されている;
    かつ以下の(a)および/または(b)の性質を有する改変アマドリアーゼ:
    (a)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している;
    (b)前記(t)、(u)、(v)及び(ag)に記載の置換を有しない改変前の親アマドリアーゼと比較して、当該(t)、(u)、(v)及び/又は(ag)に記載の置換を有することによりα−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減している。
  6. 改変前の親アマドリアーゼと比較して、さらに、当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の以下の(w)、(x)、(y)、(z)、(aa)、(ab)、(ac)、(ad)、(ae)、(af)、(ah)、(ai)、及び(aj)よりなる群から選択される1つまたはそれ以上のアミノ酸に対応する位置のアミノ酸が、以下の(w)、(x)、(y)、(z)、(aa)、(ab)、(ac)、(ad)、(ae)、(af)、(ah)、(ai)、及び(aj)の各々に記載される置換後のアミノ酸残基へと置換されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の改変アマドリアーゼ:
    (w)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の125位のヒスチジンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、グルタミン酸、リジン、またはアルギニンに置換されている;
    (x)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の261位のチロシンに対応する位置のアミノ酸が、アラニン、ロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、またはリジンに置換されている;
    (y)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の263位のグリシンに対応する位置のアミノ酸が、リジン、アルギニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸に置換されている;
    (z)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の106位のアスパラギン酸に対応する位置のアミノ酸が、アスパラギン酸よりも分子量の小さいアミノ酸、すなわちグリシン、アラニン、セリン、バリン、スレオニン、システイン、ロイシン、イソロイシン、またはアスパラギンに置換されている;
    (aa)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の103位のグリシンに対応する位置のアミノ酸が、リジン、アルギニン、またはヒスチジンに置換されている;
    (ab)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の355位のアラニンに対応する位置のアミノ酸が、リジン、アルギニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸に置換されている;
    (ac)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の96位のアスパラギン酸に対応する位置のアミノ酸が、アラニン、アスパラギン、ヒスチジン、またはセリンに置換されている;
    (ad)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の66位のリジンに対応する位置のアミノ酸が、グリシンにまたは/および67位のバリンがプロリンに置換されている;
    (ae)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の70位のグルタミンに対応する位置のアミノ酸が、プロリンに置換されている;
    (af)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の100位のスレオニンに対応する位置のアミノ酸が、アルギニンに置換されている;
    (ah)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の113位のアラニンに対応する位置のアミノ酸が、グルタミン酸、またはリジンに置換されている;
    (ai)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の114位のロイシンに対応する位置のアミノ酸が、リジン、またはアルギニンに置換されている;
    (aj)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の156位のアスパラギン酸に対応する位置のアミノ酸が、アスパラギンに置換されている。
  7. らに、以下の(ba)から(be)よりなる群から選択されるアミノ酸残基の置換を含む、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の改変アマドリアーゼ:
    (ba)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換、当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアスパラギンへの置換および当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換;
    (bb)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸のアルギニンへの置換および当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアスパラギンへの置換;
    (bc)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸のグルタミンへの置換および当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換;
    (bd)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸のアルギニンへの置換および当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換;
    (be)当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の110位のグルタミンに対応する位置のアミノ酸のアルギニンへの置換、当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアスパラギンへの置換および当該アマドリアーゼのアミノ酸配列中における、配列番号1に示すアミノ酸配列の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換。
  8. 配列番号172に示すアミノ酸配列、又は配列番号172に示すアミノ酸配列に1〜10個のアミノ酸の欠失、挿入、付加、および/若しくは置換がなされたアミノ酸配列を有し、当該アミノ酸配列においてさらに配列番号1の98位のグルタミン酸に対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換、配列番号1の154位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアスパラギンへの置換および配列番号1の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換を有し、前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減しており、かつ前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減していることを特徴とする改変アマドリアーゼ。
  9. 配列番号172に示すアミノ酸配列、又は配列番号172に示すアミノ酸配列に1〜10個のアミノ酸の欠失、挿入、付加、および/若しくは置換がなされたアミノ酸配列を有し、当該アミノ酸配列においてさらに、以下の(ca)から(cc)よりなる群から選択されるアミノ酸残基の置換を有し、前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリルヒスチジンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減しており、かつ前記置換を行う前の未改変のアマドリアーゼと比較して、α−フルクトシルバリンに対する反応性に対するε−フルクトシルリジンに対する反応性の割合が低減していることを特徴とする改変アマドリアーゼ:
    (ca)配列番号1の98位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換、配列番号1の110位のリジンに対応する位置のアミノ酸のアルギニンへの置換および配列番号1の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換;
    (cb)配列番号1の98位のセリンに対応する位置のアミノ酸のアラニンへの置換および配列番号1の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換;
    (cc)配列番号1の110位のリジンに対応する位置のアミノ酸のアルギニンへの置換および配列番号1の259位のバリンに対応する位置のアミノ酸のシステインへの置換。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の改変アマドリアーゼのアミノ酸配列をコードするアマドリアーゼ遺伝子。
  11. 請求項10記載のアマドリアーゼ遺伝子を含む組換えベクター。
  12. 請求項11記載の組換えベクターを含む宿主細胞。
  13. アマドリアーゼを製造する方法であり、以下の工程を含む方法:
    (ak)請求項12に記載の宿主細胞を培養する工程;
    (al)宿主細胞に含まれるアマドリアーゼ遺伝子を発現させる工程;および
    (am)培養物から改変アマドリアーゼを単離する工程。
  14. 請求項1から請求項のいずれかに記載の改変アマドリアーゼを含む、糖化ヘモグロビンの測定に用いるためのキット。
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